| 【発明の名称】 |
ビデオカメラ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹田 英史
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| 【要約】 |
【課題】多彩な撮影効果を上げることができるビデオカメラ装置を提供する。
【構成】タッチパネル105上の接触位置情報を元に、CPU106は、どの位置の発光素子301をどれくらいの駆動電力で点灯すればよいかを算出し、LED駆動回路302に指令出力する。LED駆動回路302は、CPU106からの指令に基づいて各発光素子301を点灯制御することによって、スポットライト照射位置(照射方向、照射範囲)と照射光量を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ビデオライト部から照射されるスポットライトの照射方向、照射範囲、照射光量を変更するための操作入力手段と、前記操作入力手段の入力情報から前記スポットライトの照射方向、照射範囲、照射光量の少なくとも一つを変更する制御手段とを備えることを特徴とするビデオカメラ装置。 【請求項2】 前記操作入力手段は、前記スポットライトと被写体とが表示されるタッチパネルであることを特徴とする請求項1記載のビデオカメラ装置。 【請求項3】 前記ビデオライト部の発光素子は複数個設けられ、前記制御手段は、発光素子駆動回路と中央演算処理装置とで構成され、前記タッチパネル上の接触位置情報を元に、前記中央演算処理装置は、点灯制御する前記発光素子を算出して前記発光素子駆動回路に指令出力し、前記発光素子駆動回路は、前記中央演算処理装置からの指令に基づいて各発光素子を点灯制御することを特徴とする請求項2記載のビデオカメラ装置。 【請求項4】 前記中央演算処理装置は、カメラ部のAE判定回路からの照度情報を元に、前記ビデオライト部の前記発光素子の照射光量を変化させ、画面の明るさを一定に保つように前記発光素子駆動回路に指令出力することを特徴とする請求項3記載のビデオカメラ装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ビデオカメラ装置に関し、特に、ビデオライト部によるビデオライト(スポットライト)制御技術に特徴のあるビデオカメラ装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、低照度下の撮影においても良好な画像を得るために、ビデオライト部のビデオライトを補助光の光源として点灯する機能を備えるビデオカメラ装置が提案されている(特許文献1〜3)。 【0003】 上記先行技術におけるビデオライト部は、撮影時や記録スタンバイ状態などモード変更の検知情報、あるいはカメラ部からの露出情報を元に、ビデオライトの点灯消灯制御を行い、あるいは発光量を自動制御する制御機能を有する。 【特許文献1】特開平5−207406号公報 【特許文献2】特開平6−22209号公報 【特許文献3】特開平3−20342号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら上記従来の技術では、ビデオライト部による補助光(ビデオライト)の照射方向は撮像レンズの入射方向と同じ一方向であり、かつ照射スポット径もズーム位置によらず一定であった。そのため、多彩な撮影効果を期待することができなかった。 【0005】 本発明の目的は、多彩な撮影効果を上げることができるビデオカメラ装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記目的を達成するために、請求項1記載のビデオカメラ装置は、ビデオライト部から照射されるスポットライトの照射方向、照射範囲、照射光量を変更するための操作入力手段と、前記操作入力手段の入力情報から前記スポットライトの照射方向、照射範囲、照射光量の少なくとも一つを変更する制御手段とを備えることを特徴とする。 【発明の効果】 【0007】 本発明のビデオカメラ装置は、ビデオライト部から照射されるスポットライトの照射方向、照射範囲を変更するための操作入力手段と、操作入力手段の入力情報からスポットライトの照射方向、照射範囲、照射光量の少なくとも一つを変更する制御手段とを備える。従って、撮影者は操作入力手段への入力で、スポットライトの照射方向、照射範囲、照射光量を任意に変更することができ、この結果、多彩な撮影効果を上げることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。 【0009】 図1は、本発明の実施の形態に係るビデオカメラ装置の処理ブロックの構成を概略的に示す図である。 【0010】 図1において、ビデオカメラ装置は、カメラ部101、ビデオライト部102、記録再生部103、LCD(液晶ディスプレイ)104、タッチパネル105及びCPU(中央演算処理ユニット)106がシステムバス107に接続されることで構成されている。 【0011】 カメラ部101は、撮影画像入力やフォーカス制御やズーム制御を行う。ビデオライト部102は、ビデオライト光量や照射方向を制御する。記録再生部103は、撮像画像データをデジタル処理し、テープやディスク等の記録媒体に記録再生する。LCD104は、カメラ部101からの撮影画像や記録再生部103から読み出した再生画像を表示出力する。 【0012】 タッチパネル105は、LCD104の表示画面上からユーザーによるシステム制御を行うインタフェースとして設けている。CPU106は、ビデオカメラシステムを構成する上記各処理ブロックを制御するソフトウェアを搭載している。システムバス107は、各処理ブロック間でのデータ転送やCPU106からの制御命令の送受信を行う。 【0013】 図2は、図1におけるカメラ部の回路ブロックを概略的に示す図である。 【0014】 図2において、カメラ部101は、レンズ201、絞り制御回路202、ズーム駆動回路203、撮像素子204、カメラ信号処理回路205及びAE判定回路206を備える。 【0015】 レンズ201は撮影している光学像が入力される。絞り制御回路202は、CPU106からの制御命令に基づき、撮影画像の露出を最適に保つよう動作する回路である。ズーム駆動回路203は、同様にユーザーからのズーム操作によってCPU106からの制御に基づき、レンズ位置を変更するよう動作する回路である。 【0016】 撮像素子204は、レンズ201から入力された光学像をCCDやCMOSなどによって光電変換し電気信号として出力する。カメラ信号処理回路205は、撮像素子204から入力された電気信号に信号処理を施し、LCD104に表示出力し、また撮影画像の照度や焦点などカメラ情報を出力する。AE判定回路206は、カメラ信号処理回路205から受け取ったカメラ情報から最適な絞り値や照度を計算しCPU106に通知する。 【0017】 CPU106は、該カメラ情報を元に、絞り制御回路202やビデオライト部102へのフィードバック制御を行い、常に安定して最適な撮影画像が得られるよう動作する。 【0018】 図3は、図1におけるビデオライト部の回路ブロックを概略的に示す図である。 【0019】 図3において、ビデオライト部102は、LEDを光源とする発光素子(発光素子という表現は後述する図4に示すように、LED、レンズなどを含むユニットして用いる)301、LED駆動回路302及び電源バッテリー303を備える。 【0020】 発光素子301は複数個組み合わせて配置される。LED駆動回路302は、CPU106からの命令に基づいて駆動され、組み合わされた発光素子301のいずれかに電流または電圧をスイッチして供給し、またその電流量、電圧量を可変する。 【0021】 図4は、図3のビデオライト部の外観(A)と図3における発光素子の構成(B)を概略的に示す図である。 【0022】 図4の(A)において、発光素子301を、図1におけるLCD104と一体型のタッチパネル105と同じ画角で多数個配置する。 【0023】 また図4の(B)において、発光素子301は、LED401を光源とし、反射ミラー402によってLED401から全方位に伝播してしまうことによる光伝播効率の低下を防ぎ、LED401から発光される光がすべてレンズ403に集光されるように構成する。 【0024】 撮影用のレンズ201を最も広角側にしたときに、LED401を全部点灯することにより、その画角をカバーするように撮影対象物を照射することができる。また、各LED401の照射範囲を制御できるような光学系になるように、各LED401とレンズ403の焦点距離などを設定する。ビデオライト部102が上記構造を持つことによって、被写体方向にのみ光を照射することが可能となる。 【0025】 また照射光量の制御方法として、図3におけるLED駆動回路302による供給電力の増減制御だけでなく、各発光素子301のレンズ403とLED401との間の光路に光透過フィルターを設置し、所望の照射光量となるよう透過率を変化させることもできる。 【0026】 次に、ビデオライト部102の制御処理内容について説明する。本実施の形態は、低照度環境下で、ビデオカメラ装置による撮影をしている場合などを想定している。 【0027】 図5は、図1のビデオカメラ装置による撮影に際し、ビデオライト部制御前の状態を説明するための図である。 【0028】 図5(A)において、ビデオカメラ装置500は、カメラ部101、ビデオライト部102、タッチパネル105が外観に現れる。カメラ画像は、タッチパネル105にリアルタイムに表示されており、撮影者は実際のライト照射位置が画面内の何処に位置するか目視で確認できるものとする。 【0029】 図5では、ビデオカメラ装置500のビデオライト部102から照射されるスポットライト(ビデオライト)501は撮影画面の中央に位置しており、被写体502は画面左下の位置に存在し照射範囲内に照らされていない。 【0030】 この時、図5(B)に示すように、ビデオライト部102中の各発光素子301は中央部だけが円状に点灯しているだけで、他の素子は消灯する状態に制御されている。 【0031】 図6は、図1のビデオカメラ装置による撮影に際し、ビデオライト部の第1の制御例を説明するための図である。 【0032】 具体的には、図5に示した状態から撮影者が、ビデオライト部102からのスポットライト501を被写体502に対して照射させる操作をタッチパネル105から行った後の、スポットライト照射位置とビデオライト部102中の発光素子301の点灯状態を示す。 【0033】 図6(B)に示すように、画面内の被写体位置に対応したビデオライト部102の発光素子301だけを点灯させる。 【0034】 図6に示す第1の制御例では、タッチパネル105上の接触位置情報を元に、CPU106は、どの位置の発光素子301をどれくらいの駆動電力で点灯すればよいかを算出し、LED駆動回路302に指令出力する。LED駆動回路302は、CPU106からの指令に基づいて各発光素子301を点灯制御することによって、スポットライト照射位置(照射方向、照射範囲)と照射光量を制御する。 【0035】 ここで、タッチパネル105の大きさとビデオライト部102中の発光素子301の位置情報が一意に決定されるものであれば、CPU106内に両者の関係をマッッピング変換テーブルとして設けてもよい。 【0036】 ビデオカメラ装置500のフォーカス位置は通常被写体に合わせる。そのため、スポットライト照射位置の情報を、CPU106を経由してカメラ部101にフィードバック制御を行い、スポットライト照射位置にフォーカススポットが自動追従するように制御してもよい。 【0037】 第1の制御例では、タッチパネル105に表示されたスポットライト501の照射位置と被写体502の位置とがずれている場合、被写体105部分のタッチパネル105面を撮影者が押圧すれば、スポットライト501を被写体502に合わせることができる。 【0038】 図7は、図1のビデオカメラ装置による撮影に際し、ビデオライト部の第2の制御例を説明するための図である。 【0039】 具体的には、図5に示した状態から撮影者が、画面内のビデオライト部102からのスポットライト501の照射範囲を大きくする操作をタッチパネル105から行った後の、スポットライト照射位置とビデオライト部102中の発光素子301の点灯状態を示す。 【0040】 図7(A)に示すように、撮影画面内一杯にビデオライト部102からのスポットライト501を当てる。そのために、図7(B)に示すように、対応したビデオライト部102の発光素子301だけを点灯させる。 【0041】 図7に示す第2の制御例では、スポットライト501の照射範囲指定は、タッチパネル105上に、図7(A)に示すように円弧を描くことによって行う。そして、タッチパネル105上の接触位置履歴を元に、CPU106において照射範囲を算出する。またタッチパネル105上の2点を指定することにより、該2点を結ぶ領域を照射範囲として、CPU106で判断してもよい。 【0042】 図6を用いて説明した第1の制御例と同様、タッチパネル105上の照射範囲情報を元に、CPU106は、どの位置の発光素子301をどれくらいの駆動電力で点灯すればよいかを算出し、LED駆動回路302に指令出力する。LED駆動回路302は、CPU106からの指令に基づいて各発光素子301を点灯制御することによって、スポットライト照射位置と照射光量を制御する。 【0043】 第2の制御例では、タッチパネル105に表示されたスポットライト501の位置と被写体502の位置とがずれている場合、タッチパネル105面を撮影者が幅広く円弧を描くように押圧すれば、スポットライト501の径を拡大させることができる。 【0044】 スポットライト501の照射範囲を変更することで画面内の明るさが変化してしまう。そのため、カメラ部101のAE判定回路206からの照度情報を元に、CPU106においてビデオライト部102の照射光量を変化させ、画面の明るさを一定に保つように自動フィードバック制御してもよい。 【0045】 また上記照射光量の自動フィードバック制御は、画面内の照度が変化するカメラ部101のズーム操作についても適用可能である。 【0046】 また、図4に記載の各発光素子301を構成するLED401とレンズ403との間隔である集光距離を変化させることによって、所望の照射スポット範囲となるようビデオライト部102を制御してもよい。 【図面の簡単な説明】 【0047】 【図1】本発明の実施の形態に係るビデオカメラ装置の処理ブロックの構成を概略的に示す図である。 【図2】図1におけるカメラ部の回路ブロックを概略的に示す図である。 【図3】図1におけるビデオライト部の回路ブロックを概略的に示す図である。 【図4】図3のビデオライト部の外観(A)と図3における発光素子の構成(B)を概略的に示す図である。 【図5】図1のビデオカメラ装置による撮影に際し、ビデオライト部制御前の状態を説明するための図である。 【図6】図1のビデオカメラ装置による撮影に際し、ビデオライト部の第1の制御例を説明するための図である。 【図7】図1のビデオカメラ装置による撮影に際し、ビデオライト部の第2の制御例を説明するための図である。 【符号の説明】 【0048】 101 カメラ部 102 ビデオライト部 103 記録再生処理部 104 LCD 105 タッチパネル 106 CPU(中央演算処理装置) 107 システムバス 201 レンズ 202 絞り制御回路 203 ズーム駆動回路 204 撮像素子 205 カメラ信号処理回路 206 AE判定回路 301 発光素子 302 LED駆動回路(発光素子駆動回路) 303 バッテリー 401 LED 402 反射ミラー 403 レンズ 500 ビデオカメラ装置 501 スポットライト 502 被写体
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月11日(2006.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100125254 【弁理士】 【氏名又は名称】別役 重尚
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| 【公開番号】 |
特開2008−48023(P2008−48023A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−219681(P2006−219681) |
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