| 【発明の名称】 |
テレビ受信装置およびテレビ受信処理のプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】浦 一夫
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| 【要約】 |
【課題】1つのテレビ受信装置によって、複数のユーザが複数のチャンネルの中から所望のチャンネルを選択してその番組を視聴する。
【構成】チューナ102は、テレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送を抽出する。CPU107は、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、その複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を巡回的にチューナ102に与え、各チャンネル選択情報を指定したモニタ装置20に対して、チューナ102から得られるテレビ放送の信号を出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 受信されるテレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送を抽出するチューナと、 単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を前記チューナに与え、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは当該複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を巡回的に前記チューナに与えるチューナ制御手段と、 単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力し、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは各チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力する信号出力手段と、 を備えたことを特徴とするテレビ受信装置。 【請求項2】 複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときの画素の解像度を低い解像度に切り替える解像度切替手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビ受信装置。 【請求項3】 前記解像度切替手段は、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときのハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に切り替えることを特徴とする請求項2に記載のテレビ受信装置。 【請求項4】 コンピュータに、 受信されるテレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送をチューナに抽出させる第1のステップと、 単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を前記チューナに与え、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは当該複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を巡回的に前記チューナに与える第2のステップと、 単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力し、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは各チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力する第3のステップと、 を実行させるテレビ受信処理のプログラム。 【請求項5】 複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときの画素の解像度を低い解像度に切り替える第4のステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載のテレビ受信処理のプログラム。 【請求項6】 前記第4のステップは、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときのハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に切り替えることを特徴とする請求項5に記載のテレビ受信処理のプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、テレビ受信装置およびテレビ受信処理のプログラムに関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、放送衛星や通信衛星を利用したデジタルテレビ放送が広く普及してきており、さらに、2003年12月から一部の地域で放送が開始された地上波デジタル放送は、2011年からアナログ放送に代わって全面的に放送が開始される。このようなデジタルテレビ放送の普及によって、多くのチャンネルで各種の番組をユーザに提供することができるようになってきた。このような多チャンネルの番組提供に伴って、同じ家屋内の各ユーザがそれぞれ好みの番組を視聴できるような環境が望まれている。各ユーザが自分のテレビ受信装置を持つことが考えられるが、多くの費用がかかると共に、オリンピックやサッカーのワールドカップのように、人気のある同じ番組を各ユーザが視聴する場合には、1つのテレビ受信装置で事足りるので、他のテレビ受信装置が無駄になる。 【0003】 そこで、1つのテレビ受信装置によって複数のチャンネルの番組を視聴するための提案がなされている。 例えば、ある提案のテレビ受像機によれば、表示手段のマルチ画面の各分割画面に、電界強度の強い受信信号に基づく画像を映出する。この提案においては、テレビチューナに受信可能な所定の複数チャンネルの受信信号を受信させ、その受信可能な所定の複数チャンネルの受信信号の電界強度を検出し、受信可能な所定の複数チャンネルを、電界強度の検出結果に従って、電界強度の強いものから弱いものへと順次に並べ、テレビチューナにその順に複数チャンネルの放送を受信させ、分割画面の個数を2以上の整数であるNとしたとき、電界強度の強いものから弱いものへと順次に並べられた所定の複数チャンネルのうち、電界強度が最も強いN個のチャンネルの受信画像の分割画面からなるマルチ画面のマルチ画面映像信号を生成する構成になっている。例えば、図2に示されているように、21チャンネルのテレビ放送を、マイクロコンピュータ3からテレビチューナ2への分周比の供給によって、順次に受信させて、その各電界強度を検出し、チャンネル番号としての分周比と共に、メモリ4に記憶させ、表示器8の6個の分割画面7に、6個のチャンネルの番組を表示する。(特許文献1参照) また、ある提案のテレビジョン受像機によれば、ユーザが操作しなくても自動的に裏番組情報のオンスクリーン表示を可能にする。この提案においては、図1に示されているように、メインチューナ2およびサブチューナ6からなる2つのチューナを備え、EPG処理回路8はサブチューナ6により選択された伝送チャンネルのテレビジョン信号の垂直帰線期間に重畳されている番組情報を抽出しCPU9に与える。CPU9は時計機能を用いて番組データ内の番組開始時間を示す開始情報と現在時刻とを比較し、一致している場合には裏番組が始まったことを判断し、自動的にPIP(ピクチャ・イン・ピクチャ:親子画面)表示モードを実行させるように表示制御を起動して、マルチ画面表示させる構成になっている。(特許文献2参照) また、ある提案のテレビジョン放送受信装置によれば、多数のチャンネルが素早く選択できる。この提案においては、図1に示されているように、複数チャンネル同時視聴時に選択操作が行われた場合、統括制御部10により、A系統チューナ部2およびA系統映像音声信号復号部3と、B系統チューナ部4およびB系統映像音声信号復号部5の2系統の受信回路の双方に対して同時に選局動作を行わせる構成になっている。(特許文献3参照) 【特許文献1】特開平10−104986号公報 【特許文献2】特開2000−270277号公報 【特許文献3】特開2004−320546号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上記特許文献1ないし特許文献3の場合には、表示装置の1つの画面を分割して複数のチャンネルを表示するので、所望の1つのチャンネルの番組を視聴するときには、同時に表示されている他のチャンネルの画面が邪魔になってしまう。さらに、複数のユーザがそれぞれ所望のチャンネルを視聴しようとしても、各チャンネルの音声情報を並列して出力することができない。すなわち、上記特許文献1ないし特許文献3においては、1つのテレビ受信装置によって、複数のユーザが複数のチャンネルの中から所望のチャンネルを選択してその番組を視聴することはできない。 本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、1つのテレビ受信装置によって、複数のユーザが複数のチャンネルの中から所望のチャンネルを選択してその番組を視聴できるようにすることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 請求項1に記載のテレビ受信装置は、受信されるテレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送を抽出するチューナと、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報をチューナに与え、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは当該複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を巡回的にチューナに与えるチューナ制御手段(実施形態においては、図2のCPU107に相当する)と、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を指定した装置に対してチューナから得られるテレビ放送の信号を出力し、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは各チャンネル選択情報を指定した装置(実施形態においては、図1のモニタ装置20に相当する)に対してチューナから得られるテレビ放送の信号を出力する信号出力手段(実施形態においては、図2のCPU107に相当する)と、を備えた構成になっている。 【0006】 請求項1のテレビ受信装置において、請求項2に記載したように、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときの画素の解像度を低い解像度に切り替える解像度切替手段(実施形態においては、図2のCPU107および図3の分周器206に相当する)をさらに備えた構成にしてもよい。 【0007】 請求項2のテレビ受信装置において、請求項3に記載したように、解像度切替手段は、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときのハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に切り替えるような構成にしてもよい。 【0008】 請求項4に記載のテレビ受信処理のプログラムは、コンピュータ(実施形態においては、図2のCPU107に相当する)に、受信されるテレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送をチューナに抽出させる第1のステップと、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報をチューナに与え、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは当該複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を巡回的にチューナに与える第2のステップと、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を指定した装置(実施形態においては、図1のモニタ装置20に相当する)に対してチューナから得られるテレビ放送の信号を出力し、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは各チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力する第3のステップと、を実行させる構成になっている。 【0009】 請求項4のプログラムにおいて、請求項5に記載したように、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときの画素の解像度を低い解像度に切り替える第4のステップをさらに有するような構成にしてもよい。 【0010】 請求項4のプログラムにおいて、請求項6に記載したように、第4のステップは、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときのハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に切り替えるような構成にしてもよい。 【発明の効果】 【0011】 本発明の装置によれば、1つのテレビ受信装置によって、複数のユーザが複数のチャンネルの中から所望のチャンネルを選択してその番組を視聴できるという効果が得られる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明のテレビ受信装置の実施形態について、図1ないし図8を参照して説明する。 図1は、実施形態におけるテレビ受信装置のシステム構成を示す図である。図1において、無線テレビ受信装置10(チューナボックス)は、放送衛星(BS)および通信衛星(CS)からのデジタルテレビ放送、並びに、地上波デジタル放送の電波を受信して、得られる映像情報および音声情報によって無線信号を変調して送信する。複数のモニタ装置20(1)、モニタ装置20(2)、モニタ装置20(3)…モニタ装置20(i)は、それぞれリモコン等の操作部(図示せず)を有し、無線信号によってチャンネル選択情報を無線テレビ受信装置10に送信し、無線テレビ受信装置10から送信される無線信号の映像情報および音声情報を復調して、その映像を表示し、音声を発音する。 【0013】 図2は、図1の無線テレビ受信装置10の内部構成を示すブロック図である。図2において、テレビアンテナ101は、BSデジタルテレビ放送、CSデジタルテレビ放送、地上波デジタル放送の電波を受信する。チューナ102は、テレビアンテナ101から得られる電波のチューニング、検波、復調等の信号処理を行ってテレビ受信信号を出力する。表示制御部103は、チューナ102から出力される多重化されているテレビ受信信号に対して分離処理を行って、映像信号および音声信号を出力する。無線LAN処理部104は、表示制御部103から出力される映像信号および音声信号によって無線LAN信号を変調して出力する。無線LANアンテナ105は、無線LAN処理部104から出力される映像信号および音声信号を担う無線信号をモニタ装置20に送信する。 【0014】 チューナ102、表示制御部103、無線LAN処理部104は、システムバス106を介して接続されているCPU107によって制御される。さらに、CPU107は、システムバス106に接続された、プログラムROMおよびワークRAMからなるメモリ108、チューニング情報制御部109、無線LAN接続制御部110を制御する。プログラムROMは、テレビ受信処理のプログラムや初期データを予め記憶している。ワークRAMは、CPU107によって処理されるデータを一時的に記憶するためのレジスタやフラグを備えている。チューニング情報制御部109は、各モニタ装置20のチャンネル情報を記録する。無線LAN接続制御部110は、各モニタ装置20の無線LAN情報を記録する。 【0015】 図3は、図2の表示制御部103の内部構成を示すブロック図である。図3において、バッファ201は、図2のチューナ102から出力される多重化されたテレビ信号を一時的に記憶する。デマルチプレクサ202は、バッファ201に記憶された多重化されているテレビ受信信号に対して分離処理を行って、映像信号、音声信号、クロック制御信号を出力する。オーディオデコーダ203は、デマルチプレクサ202から出力される音声信号を復号化してベースバンドの音声信号を出力する。ビデオデコーダ204は、デマルチプレクサ202から出力される映像信号を復号化してベースバンドの映像信号を出力する。復号ベースクロック発生器205は、デマルチプレクサ202から出力されるクロック制御信号に基づいて復号ベースクロックを発生する。分周器206は、復号ベースクロック発生器205から出力される復号ベースクロックおよびCPU107の制御に基づいて、フレームレートをハイビジョンテレビモード又は標準テレビモードを設定する。 【0016】 次に、CPU107によるテレビ信号処理の動作について、図4ないし図8のフローチャートに基づいて説明する。なお、説明の簡便のため、2つのモニタ装置であるモニタ装置20(1)およびモニタ装置20(2)が操作される場合を例に採って、CPU107のテレビ信号処理の動作を説明する。 図4において、所定のイニシャライズ(ステップS1)の後、チューナを起動して(ステップS2)、チューナのチャンネルCHに所定のチャンネル番号をセットする(ステップS3)。所定のチャンネル番号としては、例えば、モニタ装置20から前回の最後に指示されたチャンネル番号である。さらに、モニタ装置20の接続数を示すレジスタNを「0」にクリアする(ステップS4)。この段階では、モニタ装置20(1)およびモニタ装置20(2)からチャンネルの指示を受信していないので、いずれのモニタ装置20とも接続は確立していない。 【0017】 次に、いずれかのモニタ装置20から受信があるか否かを判別し(ステップS5)、受信があったときは、レジスタMにモニタ装置20の番号(1又は2)をセットする(ステップS6)。さらに、その受信の内容が接続要求であるか否かを判別する(ステップS7)。接続要求である場合には、図5において、接続数であるNの値をインクリメントする(ステップS8)。そして、レジスタMにセットしたモニタMのチャンネル情報をチューニング情報制御部109に記録する。すなわち、CH(M)にチャンネル情報をストアする(ステップS9)。また、モニタMの無線LAN情報を無線LAN情報制御部110に記録する。すなわち、LAN(N)にMのモニタ装置の番号をストアする(ステップS10)。 【0018】 次に、Nの接続数が「1」より多いか否かを判別し(ステップS11)、接続数が「1」より多い場合には、モニタ装置20(1)の指定チャンネルであるCH(1)とモニタ装置20(2)の指定チャンネルであるCH(2)とが異なるか否かを判別する(ステップS12)。CH(1)とCH(2)とが異なる場合には、チューナ102によって2つのチャンネルのテレビ放送に対してチューニングを行う必要がある。このため、図3の分周器206の分周比を2倍にする。すなわち、フレームレートを1/2に変更する(ステップS13)。具体的には、ハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に変更する。そして、フラグFFを「1(複数チャンネル受信状態)」にセットする(ステップS14)。一方、ステップS11において、Nの接続数が「1」以下の場合、又は、ステップS12において、CH(1)とCH(2)とが同じ場合には、FFを「0(単一チャンネル受信状態)」にセットする(ステップS15)。 【0019】 ステップS14又はステップS15においてFFをセットした後は、図6において、FFが「1」であるか「0」であるかを判別する(ステップS16)。FFが「1」である場合には、所定時間が経過したか否かを判別し(ステップS17)、所定時間が経過したときは、前回読み出したのはN=1のデータか否かを判別する(ステップS18)。すなわち、前回読み出したのはモニタ装置20(1)によって指定されたチャンネルのデータであるか否かを判別する。前回読み出したのがN=1のデータである場合には、Nの値を「2」にセットし(ステップS19)、前回読み出したのがN=2のデータである場合には、Nの値を「1」にセットする(ステップS20)。次に、チューニング情報制御部109からCH(N)を読み出し(ステップS21)、読み出したCH(N)に基づきチューナ102をチューニングする(ステップS22)。 【0020】 ステップS16において、FFの値が「0」である場合、又は、ステップS17において、所定時間が経過していない場合には、Nの値が「1」であるか否かを判別する(ステップS23)。Nの値が「1」である場合、又は、ステップS22において、チューナ102をチューニングしたときは、無線LAN接続情報制御部110よりLAN(N)を読み出し(ステップS24)、読み出したLAN(N)に基づきチューナ102の受信データをモニタ装置20(1)又はモニタ装置20(2)に送信する(ステップS25)。受信データを送信した後、又は、ステップS23において、Nの値が「1」でない場合には、図4のステップS5に移行してモニタ装置20からの受信の有無を判別する。 【0021】 図4のステップS7において、モニタ装置20からの受信が接続要求でない場合には、図7において、モニタ装置20からの受信が接続停止であるか否かを判別する(ステップS26)。接続停止である場合には、接続停止を指示したモニタ装置20のモニタ番号をレジスタMにセットし(ステップS27)、モニタMに対応するチューニング情報制御部109内のLAN(N)を削除する(ステップS29)。また、接続数であるNの値をデクリメントする(ステップS30)。 【0022】 次に、Nの値が「0」より多いか否かを判別する(ステップS31)。すなわち、現在接続中のモニタ装置20が存在するか否かを判別する。Nの値が「0」より多い場合には、フレームレートは「1/2」であるか否かを判別する(ステップS32)。フレームレートは「1/2」である場合、すなわち、分周器206の分周比が2倍に設定されている場合には、分周器206の分周比を元に戻して、フレームレートを元に戻す(ステップS33)。そして、フラグFFを「0(単一チャンネル受信状態)」にセットする(ステップS34)。この後は、図6のステップS16に移行してFFの値を判別する。 【0023】 図7のステップS26において、モニタ装置20からの受信が接続停止でない場合には、図8において、モニタ装置20からの受信がチャンネル変更であるか否かを判別する(ステップS35)。チャンネル変更である場合には、チャンネル変更を指示したモニタ装置20のモニタ番号をレジスタMにセットし(ステップS36)、受信したモニタMのチャンネル番号に基づき、チューニング情報制御部109を書き換える。すなわち、CH(M)のデータを受信したチャンネル番号に変更する(ステップS37)。 【0024】 次に、Nの接続数が「1」より多いか否かを判別する(ステップS38)。接続数が「1」より多い場合、すなわち、モニタ装置20(1)およびモニタ装置20(2)と接続状態である場合には、モニタ装置20(1)が指定したチャンネル番号であるCH(1)と、モニタ装置20(2)が指定したチャンネル番号であるCH(2)とが異なるか否かを判別する(ステップS39)。CH(1)とCH(2)とが異なる場合には、さらに、フレームレートは通常であるか否かを判別する(ステップS40)。フレームレートが通常である場合には、分周器206の分周比を2倍にする。すなわち、フレームレートを1/2に変更する(ステップS41)。具体的には、ハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に変更する。そして、フラグFFを「1(複数チャンネル受信状態)」にセットする(ステップS42)。 【0025】 ステップS39において、CH(1)とCH(2)とが同じである場合には、フレームレートは「1/2」であるか否かを判別する(ステップS43)。フレームレートが「1/2」である場合には、分周器206の分周比を元に戻す。すなわち、フレームレートを元に戻す(ステップS44)。そして、FFを「0(単一チャンネル受信状態)」にセットする(ステップS45)。FFを「1」又は「0」にセットした後、又は、ステップS38において、Nの値が「1」以下である場合、ステップS40において、フレームレートが「1/2」である場合、若しくは、ステップS43において、フレームレートが通常である場合には、図6のステップS16に移行してFFの値を判別する。 【0026】 以上のように、この実施形態によれば、チューナ102は、受信されるテレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送を抽出する。CPU107は、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは、そのチャンネル選択情報をチューナ102に与え、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、その複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を所定時間の経過に応じて巡回的にチューナ102に与える。さらに、CPU107は、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは、そのチャンネル選択情報を指定したモニタ装置20に対して、チューナから得られるテレビ放送の信号を出力し、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは各チャンネル選択情報を指定したモニタ装置20に対して、チューナ102から得られるテレビ放送の信号を出力する。 したがって、1つのテレビ受信装置によって、複数のユーザが複数のチャンネルの中から所望のチャンネルを選択してその番組を視聴できる。 【0027】 この場合において、CPU107は、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときの画素の解像度を低い解像度に切り替える。例えば、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときのハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に切り替える。 【0028】 なお、上記実施形態においては、メモリ108のプログラムROMにあらかじめ記憶されたテレビ受信処理のプログラムを実行する装置の発明について説明したが、フレキシブルディスク(FD)、CD、メモリカードなどの外部記憶媒体に記録されているテレビ受信処理のプログラムをハードディスクやフラッシュROMなどの書き込み可能な不揮発性メモリにインストールするか、又は、インターネットなどのネットワークからダウンロードしたテレビ受信処理のプログラムを不揮発性メモリにインストールして、そのプログラムをCPUによって実行することも可能である。この場合には、プログラムの発明やそのプログラムを記録した記録媒体の発明を実現する。 【0029】 すなわち、本発明によるテレビ受信処理のプログラムは、コンピュータに、受信されるテレビ放送の電波の中からチャンネル選択情報に対応する特定のテレビ放送をチューナに抽出させる第1のステップと、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を前記チューナに与え、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは当該複数のチャンネル選択情報を時分割して各チャンネル選択情報を巡回的に前記チューナに与える第2のステップと、単一のチャンネル選択情報が指定されたときは当該チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力し、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは各チャンネル選択情報を指定した装置に対して前記チューナから得られるテレビ放送の信号を出力する第3のステップと、を実行させる。 【0030】 この場合において、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときの画素の解像度を低い解像度に切り替える第4のステップをさらに有する。 さらに、前記第4のステップは、複数のチャンネル選択情報が指定されたときは、単一のチャンネル選択情報が指定されたときのハイビジョンテレビの解像度を標準テレビの解像度に切り替える。 【図面の簡単な説明】 【0031】 【図1】本発明の実施形態におけるテレビ受信装置のシステム構成を示す図。 【図2】図1の無線テレビ受信装置の内部構成を示すブロック図。 【図3】図2の表示制御部の内部構成を示すブロック図。 【図4】図2のCPUによって実行されるテレビ受信処理の動作を示すフローチャート。 【図5】図4に続くテレビ受信処理のフローチャート。 【図6】図5に続くテレビ受信処理のフローチャート。 【図7】図4に続くテレビ受信処理のフローチャート。 【図8】図7に続くテレビ受信処理のフローチャート。 【符号の説明】 【0032】 10 無線テレビ受信装置 20 モニタ装置 101 テレビアンテナ 102 チューナ 103 表示制御部 104 無線LAN処理部 105 無線LANアンテナ 106 システムバス 107 CPU 108 メモリ 109 チューニング情報制御部 110 無線LAN接続制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月11日(2006.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090619 【弁理士】 【氏名又は名称】長南 満輝男
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| 【公開番号】 |
特開2008−47995(P2008−47995A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−219181(P2006−219181) |
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