| 【発明の名称】 |
画像処理システムおよび画像処理プログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】小平 俊輔
【氏名】鈴木 譲
【氏名】河野 裕之
【氏名】上野 邦和
【氏名】伊藤 篤
【氏名】藤井 晃一
【氏名】宮澤 なつみ
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| 【要約】 |
【課題】発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力するに際して、そのページの発表時間に応じて、画像の割り付けを行うことができるようにした画像処理システムを提供する。
【構成】画像処理システムの発表時間取得手段は、発表用電子文書のページ毎に発表時間を取得し、割付手段は、前記発表時間取得手段によって取得した発表時間に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行い、出力手段は、前記割付手段によって割り付けられた画像を出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発表用電子文書のページ毎に発表時間を取得する発表時間取得手段と、 前記発表時間取得手段によって取得した発表時間に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付手段と、 前記割付手段によって割り付けられた画像を出力する出力手段 を具備することを特徴とする画像処理システム。 【請求項2】 前記発表用電子文書は、ページに対して発表時間に関する属性を有しており、 前記発表時間取得手段は、前記発表用電子文書の発表時間に関する属性を取得する ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。 【請求項3】 前記発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表時間を計測する発表時間計測手段と、 前記発表時間取得手段は、前記発表時間計測手段によって計測された発表時間を取得する ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。 【請求項4】 発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表の経過状況を記録する経過状況記録手段と、 前記経過状況記録手段に記録された経過状況に応じて、前記発表用電子文書のページ毎に重要度を検知する重要度検知手段と、 前記重要度検知手段によって検知された重要度に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付手段と、 前記割付手段によって割り付けられた画像を出力する出力手段 を具備することを特徴とする画像処理システム。 【請求項5】 前記重要度検知手段は、前記発表用電子文書の各ページの発表時の発言に関する情報から重要度を検知する ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。 【請求項6】 前記割付手段は、1画像にまとめて出力する画像間の前後関係を表現する形態で割り付けること を特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の画像処理システム。 【請求項7】 コンピュータに、 発表用電子文書のページ毎に発表時間を取得する発表時間取得機能と、 前記発表時間取得機能によって取得した発表時間に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付機能と、 前記割付機能によって割り付けられた画像を出力する出力機能 を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 【請求項8】 コンピュータに、 発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表の経過状況を記録する経過状況記録機能と、 前記経過状況記録機能に記録された経過状況に応じて、前記発表用電子文書のページ毎に重要度を検知する重要度検知機能と、 前記重要度検知機能によって検知された重要度に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付機能と、 前記割付機能によって割り付けられた画像を出力する出力機能 を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、画像処理システムおよび画像処理プログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 会議、発表等では、プレゼンテーション用ソフトウェアが使用されている。そのプレゼンテーション用ソフトウェアを用いて作成された資料などを印刷するときに、各スライド(ページ)は同じ大きさで印刷される。例えば、用紙1枚に4ページを印刷することを指定したならば、4枚のスライドが均等に4分の1の大きさになりプリントされる。 これらに関する技術として、例えば、特許文献1には、ユーザの介入を必要とせずにディジタル画像から印画を作成するときにインテリジェントな決定を行うことができる自動ディジタルイメージングアルゴリズムを提供することを目的とし、ディジタル画像から作成される印画の1つ以上の属性を変更する方法において、印刷属性値は画像の重要度、関心度又は注目度の決定に基づいてディジタル画像について計算され、結果として得られる印刷属性値は画像から作成される印画の印刷属性を制御するために用いられ、印刷属性値は、顕著性値又はアピール性値から導出され、アピール性値はそれ自体によって得られる各画像の評価であり、顕著性値はグループのうちの他の画像に関連した各画像についての評価であり、典型的な実施例では、印刷属性は、画像から作成される印画の数、画像から作成される印画の寸法、又は、画像のために用いられる倍率であることが開示されている。 【特許文献1】特開2002−158870号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明は、このような背景技術の状況の中でなされたもので、発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力するに際して、そのページの発表時間または重要度に応じて、画像の割り付けを行うことができるようにした画像処理システムおよび画像処理プログラムを提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0004】 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。 [1] 発表用電子文書のページ毎に発表時間を取得する発表時間取得手段と、 前記発表時間取得手段によって取得した発表時間に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付手段と、 前記割付手段によって割り付けられた画像を出力する出力手段 を具備することを特徴とする画像処理システム。 【0005】 [2] 前記発表用電子文書は、ページに対して発表時間に関する属性を有しており、 前記発表時間取得手段は、前記発表用電子文書の発表時間に関する属性を取得する ことを特徴とする[1]に記載の画像処理システム。 【0006】 [3] 前記発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表時間を計測する発表時間計測手段と、 前記発表時間取得手段は、前記発表時間計測手段によって計測された発表時間を取得する ことを特徴とする[1]に記載の画像処理システム。 【0007】 [4] 発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表の経過状況を記録する経過状況記録手段と、 前記経過状況記録手段に記録された経過状況に応じて、前記発表用電子文書のページ毎に重要度を検知する重要度検知手段と、 前記重要度検知手段によって検知された重要度に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付手段と、 前記割付手段によって割り付けられた画像を出力する出力手段 を具備することを特徴とする画像処理システム。 【0008】 [5] 前記重要度検知手段は、前記発表用電子文書の各ページの発表時の発言に関する情報から重要度を検知する ことを特徴とする[4]に記載の画像処理システム。 【0009】 [6] 前記割付手段は、1画像にまとめて出力する画像間の前後関係を表現する形態で割り付けること を特徴とする[1]、[2]、[3]、[4]または[5]に記載の画像処理システム。 【0010】 [7] コンピュータに、 発表用電子文書のページ毎に発表時間を取得する発表時間取得機能と、 前記発表時間取得機能によって取得した発表時間に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付機能と、 前記割付機能によって割り付けられた画像を出力する出力機能 を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 【0011】 [8] コンピュータに、 発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表の経過状況を記録する経過状況記録機能と、 前記経過状況記録機能に記録された経過状況に応じて、前記発表用電子文書のページ毎に重要度を検知する重要度検知機能と、 前記重要度検知機能によって検知された重要度に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付機能と、 前記割付機能によって割り付けられた画像を出力する出力機能 を実現させることを特徴とする画像処理プログラム。 【発明の効果】 【0012】 本発明にかかる画像処理システムおよび画像処理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力するに際して、そのページの発表時間または重要度に応じて、画像の割り付けを行うことができるようになる。これによって、その出力された結果を見る者にとっての利便性を高めることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。 図1は、第1の実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。 なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。 また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、装置等によって実現される場合も含まれる。 以下、出力として、プリントアウト(印刷)を主に例示して説明する。 【0014】 第1の実施の形態は、図1に示すように、文書記憶モジュール11、発表時間取得モジュール12、印刷レイアウト決定モジュール13、出力モジュール14を有している。文書記憶モジュール11は、発表時間取得モジュール12よりアクセスされ、発表時間取得モジュール12により取得した結果を印刷レイアウト決定モジュール13へ渡し、印刷レイアウト決定モジュール13は出力のレイアウトを決定し、出力モジュール14はその決定されたレイアウトに従って出力を行う。 文書記憶モジュール11は、発表用電子文書を記憶するものである。そして、その発表用電子文書の各ページ毎に発表時間を記憶している。具体的には、例えば、発表用電子文書の属性としてページ毎の発表時間が設定されているものである。 発表時間取得モジュール12は、文書記憶モジュール11にアクセスし、発表用電子文書の各ページに設定されている発表時間を取得する。具体的には、例えば、発表用電子文書の各ページの属性として設定されている発表時間を取得する。 印刷レイアウト決定モジュール13は、発表時間取得モジュール12によって取得した発表時間に応じて、発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う。例えば、各ページに設定された発表時間の全体の時間と各ページに設定されている発表時間から、時間比率をもとめ、基準となったページの大きさを決定する。出力用紙1枚に収まりきらない場合は、ページの発表時間から求めた割合の配分を変更し、各ページの大きさを再度計算するようにしてもよい。また、1画像にまとめて出力する画像間の前後関係を表現する形態で割り付けてもよい。 出力モジュール14は、印刷レイアウト決定モジュール13によって割り付けられた画像を出力する。つまり、プリンタから複数ページの画像を1画像にまとめてプリントアウトする。 【0015】 次に第1の実施の形態における作用・働き(動作)を説明する。図2を用いて、第1の実施の形態における処理を説明する。 まず、操作者は、発表用電子文書に対して、プリントアウトの指定を行ったとする。そして、そのプリントアウト設定の際に、複数ページの画像を1画像にまとめて出力することを指定する。 ステップS201では、発表時間取得モジュール12が文書記憶モジュール11よりプリントアウトの対象となる発表用電子文書のデータを取得する。このデータを用いて、最終的にプリントアウトする画像を生成する。 ステップS202では、発表時間取得モジュール12が発表用電子文書の各ページの属性として設定されている発表時間を取得する。 図3を用いて、文書記憶モジュール11に記憶されている発表用電子文書の各ページの発表時間について説明する。発表用電子文書のページ毎の発表時間としては、例えばページの属性として「画面切り替えのタイミング」内の「自動的に切り替え」の時間の設定を行うことができる。それは、図3に示すように、「ページ1」は「2分」、「ページ2」は「30秒」、「ページ3」は「1分」のように各ページ毎に発表時間がテーブルとして設定されている。この設定は、発表用電子文書を作成した者ができるようになっている。発表時間取得モジュール12は、図3に示すようなテーブルにアクセスして、各ページ毎の発表時間を取得する。 【0016】 ステップS203では、プリントアウトの際に操作者による設定を印刷レイアウト決定モジュール13が受け取る。ここで、設定として、例えば、出力用紙1枚に何ページ分を出力するか、発表時間に応じた大きさにするか、各ページ間の関係を明示するか、その他出力用紙サイズ、部数等の一般的なプリントアウトの際に必要とするものがある。 ステップS204では、印刷レイアウト決定モジュール13が、ステップS203で受け取った設定に応じて、出力用紙におけるレイアウトを決定する。 【0017】 図4を用いて、発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付け例を説明する。4ページ分の画像を1つの用紙にプリントアウトする場合、一般的な従来のレイアウトとしては、図4(A)に示すように、1つの出力用紙40に4ページ分の画像(ページ41A、42A、43A、44A)を均等の大きさにする(4ページを同じ縮小率で縮小)ものがある。本実施の形態では、図4(B)または図4(C)のようなレイアウトにしたプリントアウトが可能となる。つまり、図4(B)は発表時間に応じて、各ページの大きさを変更したものである。つまり、図3に示した発表時間に従って、ページ41B(ページ1)はページ42B(ページ2)の面積比で4倍、ページ43B(ページ3)はページ42B(ページ2)の面積比で2倍、のようにする。この各ページ間の面積比は、発表時間によって定める。実際の大きさとその配置は、1枚の出力用紙40に収まるように定める。また、図4(C)は、ページ順に従って、矢印を付したものである。図4(B)のようなレイアウトにすると、大きさが統一されていないので、ページがどのような順番になっているのかが、見る人にとってよくわからない場合がある。これを改善するものであり、ページ41Cからページ42Cへ、ページ42Cからページ43Cへ、ページ43Cからページ44Cへとページが進むのが視覚的にわかるようになる。この矢印のかわりに、ページ番号等を付すようにしてもよい。 ステップS205では、出力モジュール14が、ステップS204で設定されたレイアウトに従って、プリントアウトする。 【0018】 図5、図6は第2の実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。 本実施の形態では、発表用電子文書を実際の発表の際に使用したことを利用してレイアウトを決定するものである。 図5は、第2の実施の形態が実現されるシステム例の全体的な概略ブロック図である。システム全体は、スクリーン21、PC22、プロジェクタ23、発表経過取得サーバー24、カメラ25、マイク26、プリンタ27を有している。 発表会場等には、スクリーン21、PC22、プロジェクタ23、発表経過取得サーバー24、カメラ25、マイク26が設置されている。プリンタ27は発表会場に設置されていてもよいし、発表経過取得サーバー24と通信回線によって接続され遠隔地にあってもよい。発表用電子文書が記憶されているPC22を用いて操作者(発表者)が発表する。発表用電子文書の画像は、PC22からプロジェクタ23へ渡され、スクリーン21に映し出される。その際、発表用電子文書の各ページは順番(または後戻りなどをまじえながら)にスクリーン21に映し出される。 【0019】 発表経過取得サーバー24はPC22と接続されており、どの発表用電子文書の何ページがスクリーン21に映し出されているかを取得することができる。 また、発表経過取得サーバー24はカメラ25A、カメラ25B、マイク26A、マイク26Bが接続されている。つまり、会議の状況(音声、映像等)を記録することができる。マイク26は会議の出席者毎(机毎)に設置されており、誰が発言したかが検知できる。カメラ25は会議室の状況を撮影し、例えば撮影した映像に変化があったか等を検知できる。 つまり、発表経過取得サーバー24は、例えば次のような発表経過状況を取得することができる。 (1)発表用電子文書の各ページの発表に要した時間の計測結果 (2)発表用電子文書の各ページの発表の際にマイク26A等を通した発言があったこと (3)その発言の時間 (4)その発言は誰の発言であるか (5)カメラ25A等によって撮影した映像に変化があったことによって、出席者に動きがあったこと 本実施例に限定されることなく、カメラ25A、カメラ25B、マイク26A、マイク26BはPC22に接続されていてもよくPC22から通信回線を通じて取得したデータを発表経過取得サーバー24に送り発表経過状況を取得してもよい。 プリンタ27は、発表経過取得サーバー24によって取得された発表経過に応じて、その発表に用いられた発表用電子文書をプリントアウトする。 【0020】 第2の実施の形態は、図6に示すように、発表経過状況記録モジュール51、重要度検知モジュール52、印刷レイアウト決定モジュール53、出力モジュール14を有している。発表経過状況記録モジュール51は、重要度検知モジュール52よりアクセスされ、重要度検知モジュール52が検知した重要度を印刷レイアウト決定モジュール53へ渡し、印刷レイアウト決定モジュール53は出力のレイアウトを決定し、出力モジュール14はその決定されたレイアウトに従って出力を行う。この構成は、プリンタ27内にあるとする。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。 【0021】 発表経過状況記録モジュール51は、発表用電子文書を記憶するものである。そして、その発表用電子文書の各ページ毎に発表経過状況を記憶している。具体的には、例えば、発表用電子文書の各ページ毎に、発表経過取得サーバー24が取得した発表経過状況が記憶されている。 重要度検知モジュール52は、発表経過状況記録モジュール51にアクセスし、発表用電子文書の各ページ毎に記憶されている発表経過状況を取得する。そして、その発表経過状況から各ページの重要度を検知する。 例えば、以下のように重要度を検知する。 (1)発表用電子文書の各ページの発表に要した時間が長いものは短いものに比べて重要度が高いとする。 (2)発表用電子文書の各ページの発表の際に発言があったページは発言がなかったものに比べて重要度が高いとする。また、その回数が多いものを重要度が高いとしてもよい。 (3)その発言の時間が長いものを短いものに比べて重要度が高いとする。 (4)その発言は誰の発言であるかを用いて、組織における地位に基づいて重要度を判断してもよい。 (5)出席者に動きがあったものは動きがなかったものに比べて重要度が高いとする。 印刷レイアウト決定モジュール53は、重要度検知モジュール52によって検知された重要度に応じて、発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う。例えば、発表時間の長いものは重要度が高いとして、プリントアウトする際の面積を大きくしてもよい。また、1画像にまとめて出力する画像間の前後関係を表現する形態で割り付けてもよい。 【0022】 次に第2の実施の形態における作用・働き(動作)を説明する。図7を用いて、第2の実施の形態における処理を説明する。 ステップS701では、発表経過取得サーバー24が発表用電子文書を用いた発表経過状況を取得する。その取得結果を発表経過状況記録モジュール51に記憶する。 ステップS702では、重要度検知モジュール52が発表経過状況記録モジュール51に記憶されている発表経過状況を用いて、そのページの重要度を検知する。 ステップS703では、プリントアウトの際に操作者による設定を印刷レイアウト決定モジュール53が受け取る。ここで、設定として、例えば、出力用紙1枚に何ページ分を出力するか、重要度に応じた大きさにするか、各ページ間の関係を明示するか、その他出力用紙サイズ、部数等の一般的なプリントアウトの際に必要とするものがある。 ステップS704では、印刷レイアウト決定モジュール53が、ステップS703で受け取った設定に応じて、出力用紙におけるレイアウトを決定する。 ステップS705では、ステップS704で決定されたレイアウトに従って、プリンタ27によってプリントアウトされる。 【0023】 図8を参照して、実施の形態の画像処理システムのハードウェア構成例について説明する。図8に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成される画像処理システムであり、スキャナ等のデータ読み取り部417と、プリンタ27などのデータ出力部418を備えたハード構成例を示している。なお、このハードウェア構成は、第1の実施の形態、第2の実施の形態についても適用する。 【0024】 CPU(Central Processing Unit)401は、上述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、発表時間取得モジュール12、印刷レイアウト決定モジュール13等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムに従った処理を実行する制御部である。 【0025】 ROM(Read Only Memory)402は、CPU401が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)403は、CPU401の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス404により相互に接続されている。 【0026】 ホストバス404は、ブリッジ405を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス406に接続されている。 【0027】 キーボード408、マウス等のポインティングデバイス409は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ410は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。 【0028】 HDD(Hard Disk Drive)411は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU401によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。ハードディスクには、文書記憶モジュール11が記憶する発表用電子文書とその属性、発表経過状況記録モジュール51が記憶する発表時の経過などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。 【0029】 ドライブ412は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体413に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、インタフェース407、外部バス406、ブリッジ405、およびホストバス404を介して接続されているRAM403に供給する。リムーバブル記録媒体413も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。 【0030】 接続ポート414は、外部接続機器415を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート414は、インタフェース407、および外部バス406、ブリッジ405、ホストバス404等を介してCPU401等に接続されている。通信部416は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部417は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部418は、例えばプリンタ27であり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。 【0031】 なお、図8に示す画像処理システムのハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態の画像処理システムは、図8に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図8に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等の機能を有している)などに組み込まれていてもよい。 【0032】 前記実施の形態においては、出力を指示する操作者にかかわらず一定の割り付けを行うようにすることを示したが、出力を指示する操作者に応じて、割り付けを異ならせるようにしてもよい。その場合、発表用電子文書には、その属性として作成者を有しており、その作成者と出力を指示する操作者との関係に応じて、重要度を検知してもよい。 【0033】 なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、例えば以下の発明としても把握することができる。 コンピュータに、 発表用電子文書のページ毎に発表時間を取得する発表時間取得機能と、 前記発表時間取得機能によって取得した発表時間に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付機能と、 前記割付機能によって割り付けられた画像を出力する出力機能 を実現させることを特徴とする画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【0034】 コンピュータに、 発表用電子文書を用いて行われた発表について、ページ毎にその発表の経過状況を記録する経過状況記録機能と、 前記経過状況記録機能に記録された経過状況に応じて、前記発表用電子文書のページ毎に重要度を検知する重要度検知機能と、 前記重要度検知機能によって検知された重要度に応じて、前記発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付けを行う割付機能と、 前記割付機能によって割り付けられた画像を出力する出力機能 を実現させることを特徴とする画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 【0035】 「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。 なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。 そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。 さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0036】 【図1】第1の実施の形態の内部ブロックを例示した概略ブロック図である。 【図2】第1の実施の形態における処理を例示したフローチャートである。 【図3】ページ毎に発表時間を記録しているテーブル例である。 【図4】発表用電子文書の複数ページの画像を1画像にまとめて出力する際の割り付け例の説明図である。 【図5】第2の実施の形態が実現されるシステム例の全体的な概略ブロック図である。 【図6】第2の実施の形態の内部ブロックを例示した概略ブロック図である。 【図7】第2の実施の形態における処理を例示したフローチャートである。 【図8】実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例の説明図である。 【符号の説明】 【0037】 11…文書記憶モジュール 12…発表時間取得モジュール 13…印刷レイアウト決定モジュール 14…出力モジュール 21…スクリーン 22…PC 23…プロジェクタ 24…発表経過取得サーバー 25A、25B…カメラ 26A、26B…マイク 27…プリンタ 51…発表経過状況記録モジュール 52…重要度検知モジュール 53…印刷レイアウト決定モジュール
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005496 【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月31日(2006.7.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100115129 【弁理士】 【氏名又は名称】清水 昇
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| 【公開番号】 |
特開2008−35384(P2008−35384A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−208588(P2006−208588) |
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