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【発明の名称】 記録制御装置、その制御方法及びコンピュータプログラム
【発明者】 【氏名】小林 崇史

【要約】 【課題】VCR本体内部の記録媒体に記録しなかったデータを後に確認できるようにする。

【構成】データを記録可能な記録装置105と通信回線を介して接続される記録制御装置101において、記録媒体103に対する前記データの記録開始指示に応じて、記録装置105に対して前記データの記録停止を指示するとともに、記録媒体103に対する前記データの記録停止指示に応じて、記録装置105に対して前記データの記録開始を指示する制御手段108を備えた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを記録可能な記録装置と通信回線を介して接続される記録制御装置であって、
記録媒体に対する前記データの記録開始指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録停止を指示するとともに、記録媒体に対する前記データの記録停止指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録開始を指示する制御手段を有することを特徴とする記録制御装置。
【請求項2】
前記記録装置を探索する探索手段を更に有し、
前記制御手段は、前記探索手段により探索された前記記録装置の数が1台である場合、前記記録装置に対する前記データの記録制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録制御装置。
【請求項3】
前記探索手段は、前記制御手段が送出する記録制御指示情報を理解可能な前記記録装置を探索することを特徴とする請求項2に記載の記録制御装置。
【請求項4】
前記探索手段により探索された前記記録装置の数が1台でない場合、警告を行う警告手段を更に有することを特徴とする請求項2又は3に記載の記録制御装置。
【請求項5】
データを記録可能な記録装置と通信回線を介して接続される記録制御装置の制御方法であって、
記録媒体に対する前記データの記録開始指示及び記録停止指示を行う指示ステップと、
前記指示ステップによる前記データの記録開始指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録停止を指示するとともに、前記指示ステップによる前記データの記録停止指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録開始を指示する制御ステップとを含むことを特徴とする記録制御装置の制御方法。
【請求項6】
請求項5に記載の記録制御装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、データを記録可能な記録装置と通信回線を介して接続される記録制御装置、その制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、カメラ一体型VCR(Video Cassette Recorder、以下「VCR」と称す)等のデジタル機器と複数の周辺機器が、IEEE1394等のインタフェースでネットワーク接続可能である。そして機器間において音声や映像データ等をやりとりすることのできるシステムが普及し始めている。
【0003】
IEEE1394には、ネットワークに接続されたデジタル機器を制御するためのAV/C(Audio Video Control)コマンドと呼ばれるAV機器についての制御コマンドが定義されている。例えば、VCRからAV/Cに基づく制御コマンドを送出することで、接続された周辺機器を制御することができる(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、上記のようなシステムにおいて、VCR等の映像撮影記録装置と外部記録装置をIEEE1394インタフェースで接続して撮影記録を行う際に、外部記録装置にも同時に撮影映像を記録することがある。より具体的には、VCR本体の記録開始操作があった場合には、VCR本体の記録手段に記録すると共に、外部記録装置に対しAV/Cの記録開始の制御コマンドを送出することで制御する。また、記録停止操作があった場合には、前記記録手段の記録停止をすると共に、外部記録装置に対しAV/Cの記録停止の制御コマンドを送出することで制御する。
【0005】
【特許文献1】特開2004−007743号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように撮影映像を記録する場合、VCR本体の記録手段と外部記録装置とで同じ映像が記録されるだけであり、いわゆるバックアップを目的とするものである。そのため、記録を止めている時の映像を後で確認することができなかった。
【0007】
また、上記のように記録をする場合、VCR本体から外部記録装置に対して記録開始又は記録停止の制御コマンドを送出するが、送出される外部記録装置がその制御コマンドを理解できない場合は、VCR本体は無駄な制御コマンドを送出することになる。また、外部記録装置が制御コマンドを理解できる場合であっても、外部記録装置が複数接続されている場合には、VCR本体は、どの外部記録装置に対して制御コマンドを送出すれば良いのか判断できないという問題もある。
【0008】
また、前記問題に対して、例えばノードIDの小さい方の外部記録装置を制御するように構成したとしても、何れかの装置の電源ON/OFFやケーブル抜き差し等によるバスリセットでノードIDが変わってしまった場合には問題となる。すなわち、バスリセット前と後で異なる外部記録装置を制御対象にしてしまうという問題があり、好適な対処方法とは言い難い。
【0009】
そこで、本発明の目的は、例えばVCR本体内部の記録媒体に記録しなかったデータを後で確認できるようにすることにある。
【0010】
また、本発明の目的は、制御対象が複数存在した場合の制御対象の決定に対する混乱を回避することにある。
【0011】
また、本発明の目的は、例えばVCR本体が送出する制御コマンドを制御対象が理解できない場合の無駄な制御コマンドの送出を回避することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の記録制御装置は、データを記録可能な記録装置と通信回線を介して接続される記録制御装置であって、記録媒体に対する前記データの記録開始指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録停止を指示するとともに、記録媒体に対する前記データの記録停止指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録開始を指示する制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の記録制御装置は、データを記録可能な記録装置と通信回線を介して接続される記録制御装置の制御方法であって、記録媒体に対する前記データの記録開始指示及び記録停止指示を行う指示ステップと、前記指示ステップによる前記データの記録開始指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録停止を指示するとともに、前記指示ステップによる前記データの記録停止指示に応じて、前記記録装置に対して前記データの記録開始を指示する制御ステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明においては、記録媒体に対するデータの記録開始指示に応じて、外部の記録装置に対してデータの記録停止を指示するとともに、記録媒体に対するデータの記録停止指示に応じて、記録装置に対して前記データの記録開始を指示するように構成している。従って、本発明によれば、記録媒体に記録しなかったデータは記録装置側で記録され、記録媒体に記録しなかったデータを後で確認することが可能となる。
【0015】
また、本発明においては、記録装置の数が1台である場合に、記録装置に対するデータの記録制御を行うように構成している。従って、本発明によれば、制御対象が複数存在した場合の制御対象の決定に対する混乱を回避することができる。
【0016】
また、本発明においては、制御手段が送出する記録制御指示情報を理解可能な記録装置を探索して制御対象としている。従って、本発明によれば、記録制御装置が送出する制御コマンドを制御対象が理解できない場合の無駄な制御コマンドの送出を回避することができる。
【0017】
さらに、本発明においては、記録装置の数が1台でない場合は、その旨をユーザに対して警告することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、VCRとハードディスク装置(AVHDD)とをIEEE1394のインタフェースでネットワーク接続したシステムの概略構成を示す図である。
【0019】
図1に示すように、VCR101は、カメラ部102、レコーダ部103、DV端子104及び撮影トリガボタン106を備えている。VCR101は、DV端子(1394I/F)104に繋がれた1394ケーブルを通してAV用のハードディスク装置であるAVHDD105に接続されている。また、AVHDD105は記録/記録停止ボタン107を有している。
【0020】
VCR101は、さらにコマンド生成部108を有し、レコーダ部103からレコーダの動作状態データ(記録開始、記録停止等)が入力され、また、トリガボタン106からトリガ操作状態データが入力される。
【0021】
コマンド生成部108は、これらレコーダ部103の動作状態と撮影トリガボタン106の操作に応じて、AVHDD105に記録開始/記録停止等のAV/Cの制御コマンドを発行し、DV端子104からパケットデータを送出して動作指示をする。
【0022】
以下、図2のフローチャートを用いて、VCR101によるAVHDD105の制御フローの一例を説明する。
【0023】
ステップS201では、コマンド生成部108は、ユーザがVCR101の撮影トリガボタン106を押したかどうかを監視する。トリガ操作が無ければステップS201の監視を繰り返す。トリガ操作があればステップS202へ遷移する。
【0024】
ステップS202では、コマンド生成部108は、トリガ操作がVCR101本体の記録を開始するものなのか、記録を停止するものなのかを判断する。トリガ操作が記録を開始する為のものであると判断した場合はステップS203へ遷移し、トリガ操作が記録を停止する為のものであると判断した場合は、ステップS204へ遷移する。
【0025】
ステップS203では、コマンド生成部108は、AV/Cの記録停止コマンドを発行して、パケットデータとしてDV端子104からAVHDD105へ送出し、本制御フローを終了する。
【0026】
また、ステップS204では、コマンド生成部108は、AV/Cの記録開始コマンドを発行して、パケットデータとして、DV端子104からAVHDD105へ送出し、本制御フローを終了する。
【0027】
上記制御フローを行った際のVCR101のレコーダ部103と外部記録装置であるAVHDD105との記録動作を図3を用いて説明する。図3において横軸は記録時間の経過を表す。パターン301はVCR101のレコーダ部103の記録動作を表し、パターン308はAVHDD105の記録動作をそれぞれ表す。
【0028】
トリガポイント302、303、304はそれぞれレコーダ部103の記録開始トリガを表し、トリガポイント305、306、307はそれぞれ記録停止トリガを表す。
【0029】
また、図2で説明した制御フローを実行することで、トリガポイント305、306は、それぞれAVHDD105の記録開始トリガとなり、トリガポイント303、304はそれぞれAVHDD105の記録停止トリガとなる。
【0030】
よって、パターン301上の帯状の斜線部分では、VCR101のレコーダ部103で記録動作が行われ、パターン308上の帯状の斜線部分ではAVHDD105の記録動作が行われている。
【0031】
以上、本第1の実施の形態では、VCR101の撮影トリガボタン106の記録開始操作によってなされるレコーダ部103に対する記録開始指示に応じて、AVHDD105に対して記録停止の指示をする。そして、撮影トリガボタン106の記録停止操作によってなされるレコーダ部103に対する記録停止指示に応じて、AVHDD105に対して記録開始の指示を行う。このように、VCR101のトリガ操作だけで、VCR101の撮影記録に対して撮影シーンを補間するようにAVHDD105の記録開始又は記録停止の動作を制御することができ、VCR101のレコーダ部103が記録していない部分を記録することができる。
【0032】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、VCRとハードディスク装置(AVHDD)とをIEEE1394のインタフェースでネットワーク接続したシステムの概略構成を示す図である。なお、本図において、ハードディスク装置は1台のみ接続されているが、実際は複数台の装置が1394ケーブルバス上に、例えば、デイジーチェーン接続又はツリー接続等で複数接続されている。
【0033】
図4に示すように、本実施の形態のVCR401は、カメラ部402、レコーダ部403、DV端子404及び撮影トリガボタン406を有している。VCR401はDV端子(1394I/F)404に繋がれた1394ケーブルを通してAV用のハードディスク装置であるAVHDD405に接続される。
【0034】
なお、上記説明したよう本実施の形態においては、AVHDD405以外の機器が1394ケーブルバス上に複数台接続されており、AVHDD405はその中の1台を示している。また、AVHDD405は記録/記録停止ボタン407を有している。
【0035】
さらに、VCR401は、制御部408を有する。制御部408には、レコーダ部403からのレコーダの動作状態データ(記録開始、記録停止等)と、撮影トリガボタン406からのトリガ操作状態データとが入力される。
【0036】
制御部408は、これらレコーダ部403の動作状態と撮影トリガボタン406の操作に応じて、AVHDD405に対して記録開始/記録停止等のAV/Cの制御コマンドを発行し、パケットデータをDV端子404から送出して動作指示をする。
【0037】
さらに、VCR401は、AVHDD405を制御するためのON/OFFスイッチ409を有している。また、VCR401本体にはユーザに制御部408の制御状態を知らせる為の表示部410が設けられる。
【0038】
以下、図5のフローチャートを用いて、VCR401によるAVHDD405の制御フローの一例を説明する。
【0039】
ステップS501では、制御部408は、ユーザによるON/OFFスイッチ409の操作の監視をする。スイッチ操作がなければステップS501の監視を繰り返す。ON/OFFスイッチ409のON操作を検出したら、ステップS502へ遷移する。
【0040】
ステップS502では、制御部408は、1394バス上のノードに対し制御コマンドに応じた動作が可能なAVHDD405の探索をする。本実施の形態においては、AV/CのVCRサブユニットコマンドの中の記録開始コマンドや記録停止コマンドを用いるので、ここでは1394バス上に自ノード以外にVCRサブユニットが何台存在するかを探索する。
【0041】
ステップS503では、制御部408は、ステップS502で探索したVCRサブユニットの数を調べて、自ノード以外にVCRサブユニットが1台であるかどうかチェックする。もし1394バス上に自ノード以外のVCRサブユニットが1台も無い、もしくは2台以上ある場合はステップS505において、制御部408は、表示部410に「ERROR」と表示して制御機能をOFFして終了する。
【0042】
一方、ステップS503で自ノード以外のVCRサブユニットが1台であると判断された場合、ステップS504において表示部410に「制御中」と表示して、ステップS506へ遷移する。なお、本実施の形態においては、自ノード以外で特定された1台のVCRサブユニットはAVHDD405が有するものであったと判断されたこととする。
【0043】
ステップS506では、制御部408は、ユーザがVCR401の撮影トリガボタン406を押したかどうかを監視し、トリガ操作があればステップS507へ遷移する。トリガ操作が無ければステップS510へ遷移する。
【0044】
ステップS507では、制御部408は、操作されたトリガがVCR401本体の記録を開始するものなのか、記録を停止するものなのかを判断する。トリガ操作が記録を開始する為のものであると判断した場合はステップS508へ遷移し、トリガ操作が記録を停止する為のものであると判断した場合はステップS509へ遷移する。
【0045】
ステップS508では、制御部408は、AV/Cの記録開始コマンドのパケットデータを発行し、パケットデータとして、DV端子404からAVHDD405へ送出し、ステップS510へ遷移する。
【0046】
ステップS509では、制御部408は、AV/Cの記録停止コマンドのパケットデータを発行し、パケットデータとして、DV端子404からAVHDD405へ送出し、ステップS510へ遷移する。
【0047】
ステップS510では、制御部408は、ユーザによるON/OFFスイッチ409の操作によって制御部408の制御動作の継続が指示された状態にあるか否かを判断する。制御部408の制御動作の継続が指示されていると判断されれば、ステップS511へ遷移する。一方、制御部408の制御動作の終了が指示された場合、本処理フローを終了する。
【0048】
ステップS511では、制御部408は、何らかの要因で1394バスにバスリセットが発生したかどうかを調べる。バスリセットは1394バス上の何れかのノードの電源ON/OFFやバス上への新たなノードの接続やバス上からのノードの切断等によって発生する。よって、制御部408は、バスリセットが発生したと判断した場合、再びステップS502へ遷移してVCRサブユニットの探索を行う。一方、ステップS511でバスリセットが発生していないと判断された場合、制御部408がステップS506のトリガ操作の監視を行う処理に戻る。
【0049】
次に、前記ステップS502のVCRサブユニット探索処理の詳細を図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0050】
ステップS601では、制御部408は、制御対象になる1394バス上のVCRサブユニットの数を初期値である0に設定する。
【0051】
ステップS602では、制御部408は、VCRサブユニットの実装状態を調べるために1394バスを介し、送出するパケットの宛先IDを初期値である0に設定する。
【0052】
ステップS603では、制御部408は、宛先IDがルートのノードIDの値より大きいかどうかを判断し、大きければ処理を終了する。ルートのノードIDの値を超えていなかったら、ステップS604へ遷移する。
【0053】
ステップS604では、制御部408は、宛先IDが自ノードのノードIDと等しいかどうかを判断する。宛先IDが自ノードのノードIDと等しかったら、ステップS609へ遷移し、宛先IDが自ノードのノードIDに等しくなかったら、ステップS605へ遷移する。
【0054】
ステップS605では、制御部408は、宛先IDのノードに対して、AV/Cの制御コマンドのUNIT INFO Commandを発行し、送出する。
【0055】
ステップS606では、制御部408は、上記送出したUNIT INFO Commandに対して返信されてきたレスポンスに制御対象であるVCRサブユニットのユニットタイプの記述があるかどうか調べる。VCRサブユニットのユニットタイプの記述が無ければステップS609へ遷移する。VCRサブユニットのユニットタイプの記述があればステップS607へ遷移して、制御部408はバス上の自ノード以外のVCRサブユニットの数をインクリメントする。
【0056】
ステップS608では、制御部408は、宛先IDを制御対象のノードIDとして記憶する。
【0057】
ステップS609では、制御部408は、宛先IDをインクリメントして再びステップS603に戻る。
【0058】
以上のようにして探索されたバス上の自ノード以外のVCRサブユニットの数が1であれば、制御部408は、そのVCRサブユニットについてステップS608で記憶した制御対象のノードIDを宛先IDにしてAVHDD405の制御を行う。
【0059】
以上のように、本実施形態においては、VCRサブユニットが1台であるか、つまり、AV/Cの制御コマンドに応じた動作が可能(AV/Cの制御コマンドを理解可能)なAVHDD405が1台であるか否かを判断する。そして、AV/Cの制御コマンドに応じた動作が可能なAVHDD405が1台である場合にのみ、レコーダ部403に対する撮影記録を開始するトリガ操作に応じて、AVHDD405に対して記録開始制御コマンドを発行し送出する。また、撮影記録を停止するトリガ操作に応じて、AVHDD405に対して記録停止制御コマンドを発行し送出する。以上のように構成することで、AVHDD405が複数接続された状態であっても、AVHDD405が1台である場合にのみ制御コマンドを送出するので、制御対象の決定に対する混乱を回避することができる。また、AVHDD405が制御コマンドを理解できない場合にトリガ操作の度に無駄な通信を行ってしまうことを防止することができる。さらに、制御コマンドを理解できるAVHDD405が複数存在した場合には、表示部410に「ERROR」と制御状態を切り替え可能に表示する。これにより、制御対象となるAVHDD405を判別できない場合に、その旨をユーザに警告として通知することができる。
【0060】
また、本実施の形態において、AVHDDへの記録方法はバックアップを目的とする記録方法であるが、第1の実施の形態で説明した記録方法と組み合わせることもでき、その場合においてもユーザにとって使用性の高い記録制御機能を提供することができる。
【0061】
また、本実施の形態において記録する対象は撮影された映像としたが、音声のみを記録する場合においても、好適に実施が可能である。
【0062】
また、本実施の形態において、トリガボタンを操作することで、その操作に応じて、コマンド生成部108又は制御部408が制御コマンドを発行して、AVHDDに指示をするように構成した。ここでは、例えば有線又は無線を介した操作手段の操作に応じて制御コマンドを発行するように構成してもよい。
【0063】
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
【0064】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0065】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0066】
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。この場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るAVHDDに対する制御フローを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態においての記録動作の様子を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るシステムの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るAVHDDに対する制御フローを説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るAVHDDに対する制御フローを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0069】
101 VCR
102 カメラ部
103 レコーダ部
104 DV端子
105 AVHDD
106 撮影トリガボタン
107 記録/記録停止ボタン
108 コマンド生成部
401 VCR
402 カメラ部
403 レコーダ部
404 DV端子
405 AVHDD
406 撮影トリガボタン
407 記録/記録停止ボタン
408 制御部
409 ON/OFFスイッチ
410 表示部
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年7月28日(2006.7.28)
【代理人】 【識別番号】100090273
【弁理士】
【氏名又は名称】國分 孝悦


【公開番号】 特開2008−35258(P2008−35258A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−206979(P2006−206979)