| 【発明の名称】 |
静止画像表示切替システム |
| 【発明者】 |
【氏名】石塚 桂二
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、台詞が対応付けられた一連の静止画像が順次切り替えられて表示される静止画像表示切替システムに関し、特別な操作を要せず、台詞読み上げに応じて容易にタイミングよく静止画像の切り替え表示を行うことを目的とする。
【構成】音声処理部21の音声認識手段31が入力した台詞音声を解析した音声データとし、音声照合手段32が予め備える静止画像切り替えのための設定台詞データ33とを照合し、一致したときに第1の画像表示制御手段34が第1の表示部17で静止画像の切り替え表示を行わせる構成とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 台詞が関連付けられた一連の静止画像を順次切り替え表示させる静止画像表示切替システムであって、 静止画像記憶部、音声入力部、照合データ部、音声処理部、第1の画像表示制御手段及び第1の表示部を備え、 前記静止画像記憶部は、一連で構成される複数の静止画像を一組として所定数記憶し、 前記音声入力部は、台詞音声を入力し 前記照合データ部は、前記静止画像毎に静止画像切り替えのための設定台詞データを備え、 前記音声処理部は、前記入力した台詞音声を解析して生成した音声データと前記照合データ部の設定台詞データとを照合して、一致したときに一致信号を出力し、 前記第1の画像表示制御手段は、前記第1の表示部に前記一連の静止画像を前記静止画像記憶部より抽出して最終静止画像まで順次切り替え表示させるものであり、前記音声照合手段からの一致信号により次の静止画像の切り替えを行わせる ことを特徴とする静止画像表示切替システム。 【請求項2】 請求項1記載の静止画像表示切替システムであって、さらに台詞記憶部、台詞表示制御手段及び第2の表示部を備え、 前記台詞記憶部は、前記一連で構成される静止画像毎の台詞データを記憶し、 前記台詞表示制御手段は、前記第2の表示部に、前記第1の表示部に現に表示されている静止画像に対応する台詞データを前記台詞記憶部より抽出して表示させることを特徴とする静止画像表示切替システム。 【請求項3】 請求項2記載の静止画像表示切替システムであって、さらに第2の画像表示制御手段を備え、前記第2の表示部に、前記第1の表示部に現に表示されている静止画像を表示させることを特徴とする静止画像表示切替システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、台詞が対応付けられた一連の静止画像が順次切り替えられて表示される静止画像表示切替システムに関する。 【背景技術】 【0002】 近年、顧客相手や社内的にプレゼンテーションが盛んに行われるようになってきており、作成した説明(台詞)対象の一連の静止画像をプロジェクタ等で順次切り替えて表示させることが行われている。一方、一連のデジタル静止画像を昔ながらの紙芝居に見立てて、台詞を読み上げながら順次各シーンの画像を表示させるデジタル紙芝居も知られている。このようなプレゼンテーションやデジタル紙芝居等においては、静止画像の切り替え表示を説明や台詞読み上げに応じて容易にタイミングよく行わなければならない。 【0003】 例えば、デジタル紙芝居では、一つのシーンの静止画像を表示させた状態で台詞を読み上げたところで切替スイッチ等により次のシーンの静止画像に切り替えるというもので、簡潔で機能的な構成となっている。一方、プレゼンテーションにおいて、静止画像を切り替える手法として以下の特許文献で提案されているものがある。 【0004】 【特許文献1】特開2003−216174号公報 【0005】 上記特許文献では、プレゼンテーション実現のためのプロジェクタの遠隔操作装置に関して、マイクからのプレゼンタの音声のうちの、所定の音声データを認識して画像表示を切り替えるというもので、当該画像切り替えのための音声データをプレゼンタが発するときにマイクに設けられたコマンダを操作して、当該音声データを入力させると共に、当該音声をスピーカより発しないようにしたものとして提案されている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、上記デジタル紙芝居のシステムでは静止画像の切り替えをマニュアル操作するためのスイッチ類を必要とすることから、読み上げ者にマイクの他にスイッチ類のものの携帯を余儀なくされ、スイッチの誤操作による意に反する画像切り替えの事態を生じ、これに伴って表示画像を戻して表示させようとする場合にはその分の機構が必要となると共に、操作が複雑となるという不都合がある。このような不都合を回避させるために、台詞の長さに応じた時間を定めて自動的に切り替える機構を採用することも想定されるが、台詞の長短や、読み上げ速度によっては切り替えのタイミングが異なるという問題がある。 【0007】 一方、上記特許文献で提案されている画像切り替えの手法では、画像切り替えのときの音声データを入力させるときにコマンダを操作する必要があることから、操作自体を行うという煩わしさがあり、また、コマンダの誤操作により、画像は切り替わらないが、音声がスピーカより出力されない事態を生じるという問題がある。 【0008】 そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、特別な操作を要せず、台詞読み上げに応じて容易にタイミングよく静止画像の切り替え表示を行う静止画像表示切替システムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0009】 上記課題を解決するために、請求項1の発明では、台詞が関連付けられた一連の静止画像を順次切り替え表示させる静止画像表示切替システムであって、静止画像記憶部、音声入力部、照合データ部、音声処理部、第1の画像表示制御手段及び第1の表示部を備え、前記静止画像記憶部は、一連で構成される複数の静止画像を一組として所定数記憶し、前記音声入力部は、台詞音声を入力し前記照合データ部は、前記静止画像毎に静止画像切り替えのための設定台詞データを備え、前記音声処理部は、前記入力した台詞音声を解析して生成した音声データと前記照合データ部の設定台詞データとを照合して、一致したときに一致信号を出力し、前記第1の画像表示制御手段は、前記第1の表示部に前記一連の静止画像を前記静止画像記憶部より抽出して最終静止画像まで順次切り替え表示させるものであり、前記音声照合手段からの一致信号により次の静止画像の切り替えを行わせる構成とする。 【0010】 請求項2、3の発明では、「さらに台詞記憶部、台詞表示制御手段及び第2の表示部を備え、前記台詞記憶部は、前記一連で構成される静止画像毎の台詞データを記憶し、前記台詞表示制御手段は、前記第2の表示部に、前記第1の表示部に現に表示されている静止画像に対応する台詞データを前記台詞記憶部より抽出して表示させる」構成であり、 「さらに第2の画像表示制御手段を備え、前記第2の表示部に、前記第1の表示部に現に表示されている静止画像を表示させる」構成である。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、入力した台詞音声を解析した音声データと予め備える静止画像切り替えのための設定台詞データとを照合し、一致したときに第1の表示部に静止画像の切り替え表示を行わせる構成とすることにより、特別な操作を要せず、台詞読み上げに応じて容易にタイミングよく静止画像の切り替え表示を行うことができるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明の最良の実施形態を図により説明する。 図1に、本発明に係る静止画像表示切替システムのブロック構成図を示す。図1において、静止画像表示切替システム11は、バス12、中央制御部13、ROM14、RAM15、表示制御部16、第1の表示部である画像表示部17、アンプ18、音声入力部であるマイク19、スピーカ20、音声処理部21、記憶装置22及び操作部23を適宜備える。また、上記音声処理部21は音声認識手段31及び音声照合手段32を備える。さらに、記憶装置22には、照合データ部33、第1の画像表示制御手段34及び画像記憶部である画像DB(画像データベース)35が記憶される。 【0013】 中央制御部13は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM14に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM15は、種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。 【0014】 上記表示制御部16は、後述の第1の画像表示制御手段34より送られてくる画像をデコードして画像表示部17に表示させる電子回路及びこれに付随したプログラムを備える。当該画像表示部17としては例えば、プロジェクタスクリーン、ブラウン管(CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)等がある。上記アンプ18は、マイク19より入力される音声を増幅してスピーカ20より出力する電子回路である。また、上記操作部23は、電源ボタンやスタートボタン等のスイッチ類を備えたものである。 【0015】 上記音声処理部21の備える上記音声認識手段31は、入力される台詞音声を解析して音声データとするプログラムでありRAM15に展開されて実行される。本実施形態では、例えば、アナログ信号の台詞音声をデジタル変換し、フォントコード化した音声データとする。なお、アナログ波形を画像化して解析した音声データとしてもよい。 【0016】 上記音声処理部21の備える音声照合手段32は、音声認識手段31で解析された音声データと図2で説明する照合データ部33のフォントコード化された設定台詞データとを照合し、一致したときに第1の画像表示制御手段34に一致信号を出力するプログラムであり、RAM15に展開されて実行される。ここで、音声データと設定台詞データとの照合は、例えば、随時入力されて解析された音声データ(フォントコード)を、まず設定台詞データの最初の一音データ(フォントコード)と照合し、一致したときに順次2番目以降の一音データ(フォントコード)と照合していく処理であり、設定台詞データの総ての一音データ(フォントコード)とが一致したときに、一致信号を出力する。逆に、一つでも一致しないものがあれば、設定台詞データの最初の一音データとの照合から繰り返すものである。 【0017】 上記記憶装置22に記憶される照合データ部33は、静止画像毎に静止画像切り替えのための設定台詞データを備えるメモリであり、一例を図2(A)で説明する。上記記憶装置22に記憶される第1の画像表示制御手段34は、画像表示部17に一連の静止画像を画像DB35より抽出して最終静止画像まで順次切り替え表示させるものであり、上記音声処理部21(音声照合手段32)からの一致信号により次の静止画像の切り替えを行わせるプログラムであり、RAM15に展開されて実行される。上記記憶装置22に記憶される静止画像記憶部である画像DB35は、一連で構成される複数の静止画像を一組として所定数記憶させておくデータベースである。 【0018】 そこで、図2に、静止画像の表示切り替えの説明図を示す。図2(A)は照合データ部33の一例を示したもので、図のように、例えば一連の静止画像が各シーンで第1画像から第10画像まであるとして、各シーンで画像切り替えのための対応の設定台詞データを予め設定させたものである。この設定台詞データと、当該画像(シーン)の対応台詞が読み上げられたときに、次の静止画像に切り替えさせるものである。 【0019】 上記静止画像表示切替システム11においては、第1の画像表示制御手段34が所定の静止画像を画像DB35より抽出して表示制御部16に送出することで、当該表示制御部16が当該画像データをデコードして画像表示部17に表示する。このときに読み上げ者が当該画像に対応した台詞を、マイク19を介して読み上げると、当該マイク19に入力される読み上げられた台詞音声は、アンプ18で増幅されてスピーカ20より出力され、一方で、図2(B)に示すように、当該台詞音声が音声認識手段31に随時入力される(ステップ(S1))。 【0020】 音声処理部21では、音声認識手段31が入力した台詞音声を解析して音声データとし、音声照合手段32が当該音声データと照合データの現に表示されている静止画像に対応する設定台詞データとを実時間で照合していく(S2)。上記のような照合処理により、一致するまで照合が繰り返される(S3)。 【0021】 音声照合手段32による照合の結果(S3)、一致した場合には、一致信号を第1の画像表示制御手段34に出力する(S4)。第1の画像表示制御手段34では、音声照合手段32より一致信号を入力すると、次の静止画像を画像DB35より抽出して表示制御部16に送出する。表示制御部16では第1の画像表示制御手段34より送られてくる画像データをデコードして画像表示部17に表示させることで表示切り替えが行われる。 【0022】 そして、音声処理部21(音声照合手段32)による照合、及び第1の画像表示制御手段34による静止画像の表示切り替えが、一連の全静止画像が表示される最終画像まで繰り返されるものである(S5)。 【0023】 このように、台詞の読み上げ者(画像の切り替え者)による特別な操作を要せず、台詞読み上げに応じて容易に、しかもタイミングよく静止画像の切り替え表示を行うことができるものである。 【0024】 次に、図3に、本発明に係る静止画像表示切替システムの他の構成のブロック図を示す。図3は、静止画像表示切替システム11の、主要な一部のブロック図であり、記憶装置22には、さらに台詞DB41、台詞表示制御手段42及び第2の画像表示制御手段43が記憶される。また、バス12に送受信部44が設けられ、当該送受信部44と無線式によりデータ送信される第2の表示部である遠隔表示端末45が備えられる。当該遠隔表示端末45には、第2の表示部46、第2の表示制御部47及び送受信部48が適宜備えられる。 【0025】 上記台詞DB41は、画像DB35に記憶されている一連で構成される静止画像に関連付けられている対応の台詞データをそれぞれ記憶しておくデータベースである。なお、この台詞DB41のデータを画像DB35内に対応画像と関連付けて記憶させておくこととしてもよい。上記台詞表示制御手段42は、遠隔表示端末45に、上記画像表示部17に現に表示されている静止画像に対応する台詞データを、台詞DB41より抽出して送受信部44に送出するプログラムであり、RAM15に展開されて実行される。上記第2の画像表示制御手段43は、上記画像表示部17で現に表示されている静止画像を、画像DB35より抽出して送受信部44に送出するプログラムであり、RAM15に展開されて実行される。 【0026】 上記送受信部44は、遠隔表示端末45に対して、送受信部48と無線方式で送出する電子回路である。例えば、IR方式やブルートゥース機構のピコネット接続方式などによる無線方式で接続可能であるが、有線方式であってもよい。当該遠隔表示端末45の備える第2の表示部46は、画像表示部17に現に表示されている静止画像、及び、当該静止画像に対応する台詞データを表示させるディスプレイである。そして、遠隔表示端末45の備える第2の表示制御部47は、送受信部48に送られてくる静止画像のデータ及び台詞データをデコードして当該静止画像を第2の表示部46に表示させ、このときに台詞データをテロップ状態で表示させるものである。 【0027】 すなわち、システムの所定の画像表示時には、画像表示部17に現に表示されている静止画像のデータを第2の画像表示制御手段43が抽出して遠隔表示端末45に送出し、またこれに対応した台詞データを台詞表示制御手段42が台詞DB41より抽出して遠隔表示端末45に送出することにより表示させる。 【0028】 そこで、読み上げ者が遠隔表示端末45に表示された静止画像及び台詞を見ながら読み上げ、設定台詞データ(図2(A)の照合データ部33)と一致する台詞が読み上げられると、音声照合手段32からの一致信号によって第1の画像表示制御手段34が次の静止画像を画像DB35より抽出して表示制御部16に送出することで静止画像の表示切り替えを行わせる。このとき、台詞表示制御手段42及び第2の画像表示制御手段43が画像表示部17に現に表示されている静止画像のデータ及びその対応した台詞データを、遠隔表示端末45上で切り替えさせる。これが最終画像の表示まで繰り返されるものである。 【0029】 なお、第2の画像表示制御手段43において、画像表示部17上で現に表示されている静止画像で遠隔表示端末45上の静止画像及び台詞を切り替えさせる場合として示したが、音声照合手段32からの一致信号によって対応の静止画像及び台詞を切り替えさせることとしてもよい。また、遠隔表示端末45に、上記画像表示部17に現に表示されている静止画像及び台詞を表示させることとして説明したが、台詞のみの表示であってもよいが、遠隔表示端末45に同一の静止画像を表示させることで読み上げ者の台詞読み上げに感情移入させる効果がある。さらに、台詞読み上げ者は、遠隔表示端末45を見ながらマイク19に読み上げ発声することから、当該遠隔表示端末45にマイク機能を備えさせてもよい。 【0030】 このように、台詞読み上げ者が遠隔表示端末45に表示された台詞又は台詞及び静止画像を見ながら読み上げることから利便性を提供することができると共に、上記同様に、特別な操作を要せず、台詞読み上げに応じて容易に、しかもタイミングよく静止画像の切り替え表示を行うことができるものである。 【産業上の利用可能性】 【0031】 本発明の静止画像表示切替システムは、デジタル紙芝居やプレゼンテーション等の台詞と静止画像とが対応付けられている場合の当該静止画像表示の切り替えるシステムに利用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0032】 【図1】本発明に係る静止画像表示切替システムのブロック構成図である。 【図2】静止画像の表示切り替えの説明図である。 【図3】本発明に係る静止画像表示切替システムの他の構成のブロック図である。 【符号の説明】 【0033】 11 静止画像表示切替システム 17 第1の画像表示部 18 音声入力部 21 音声処理部 31 音声認識手段 32 音声照合手段 33 照合データ部 34 第1の画像表示制御手段 35 画像DB 41 台詞DB 42 台詞表示制御手段 43 第2の画像表示制御手段 45 遠隔表示端末
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| 【出願人】 |
【識別番号】390004710 【氏名又は名称】株式会社第一興商
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| 【出願日】 |
平成18年7月28日(2006.7.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097560 【弁理士】 【氏名又は名称】▲高▼橋 寛
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| 【公開番号】 |
特開2008−35226(P2008−35226A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−206592(P2006−206592) |
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