| 【発明の名称】 |
情報処理装置および情報処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】浅井 弘樹
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| 【要約】 |
【課題】音声情報を判別の基準として音声情報の記録方法を切り替える従来手法では、雑音の多い状況において、重要な音データの録音が十分とは思えない場合があった。
【構成】上記課題を解決するために本発明の情報処理装置は以下の構成からなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 映像データから映像の変化を抽出する変化抽出手段と、 前記変化に基づいて、前記映像データに応じた音データを変化させる制御手段と を有することを特徴とする情報処理装置。 【請求項2】 前記制御手段は前記変化に基づいて、前記映像データに応じた前記音データの符号化を処理制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 【請求項3】 前記変化は映像中に人物が現れることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 【請求項4】 前記処理制御は前記音データを前記音データが表す音の持つ情報量に近づけることを特徴とする請求項2乃至3記載の情報処理装置。 【請求項5】 前記処理制御は前記音データの低圧縮符号化であることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。 【請求項6】 前記低圧縮符号化は前記音データの圧縮率が変更可能であることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。 【請求項7】 前記低圧縮符号化は前記音データの圧縮方式を変更可能であることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。 【請求項8】 前記低圧縮符号化はサンプリングレートを高めた符号化であることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。 【請求項9】 前記低圧縮符号化はビットレートを高めた符号化であることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。 【請求項10】 前記処理制御は前記音データに含まれる特定の音を除くことを特徴とする請求項1乃至3記載の情報処理装置。 【請求項11】 更に、前記映像データおよび前記音データを再生する再生手段とを有する請求項1乃至10記載の情報処理装置。 【請求項12】 更に、前記映像データおよび前記音データを記録する記録手段とを有する請求項11記載の情報処理装置。 【請求項13】 映像データを得る撮像手段と、 前記映像データに応じた音データを入力する入力手段と、 前記撮像手段から入力される前記映像データから変化を抽出する変化抽出手段と、 前記変化に基づいて、前記映像データに応じた音データを変化させる制御手段と を有する情報処理装置と、 前記映像データおよび前記音データとを記録する記録手段と、 前記映像データおよび前記音データとを再生する再生手段と を有する記録再生装置と を特徴とする情報処理システム。 【請求項14】 撮像手段から得られる映像データにおける変化を抽出し、 前記映像データに音データを同期させて入力し、 前記映像データに応じた前記音データを前記変化に基づき変化させて制御することを特徴とする撮影方法。 【請求項15】 情報処理装置を、 映像データを得る撮影ステップと、 前記映像データと音データとを合わせて入力する入力ステップと、 前記撮影ステップから入力される前記映像データから変化を抽出する変化抽出ステップと、 前記変化に基づいて、前記映像データに応じた前記音データを変化させる制御ステップと を特徴として機能させるプログラム。 【請求項16】 請求項15記載のプログラムを記録した情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、撮影する映像データおよび音データの音質の向上に関する処理制御を行う情報処理装置、システム、方法、プログラムを記録した情報処理装置に読み取り可能な記録媒体およびプログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 建物のセキュリティシステムなどでは、監視カメラが用いられることが多い。この監視カメラは銀行やビル、ホテルのロビーなどに設置され、警備等の必要な所定の範囲を撮影する。撮影により得られた映像データおよび音声データは、記録あるいは伝送されて再生される。その際、映像データおよび音声データは、重要な映像や音を漏らさず、高い情報量で記録されること、あるいは伝送されて表示されることが要求される。 【0003】 このような状況に係る技術として以下に示すものが提案されている。 【0004】 音声記憶器においてあらかじめ記憶しておいた音声情報と外部から入力された音声情報とを比較し、両者が違う音声であれば非常事態であると判別し、入力された音声情報に対して間欠記録から、連続記録に移行する技術が知られている(特許文献1参照)。 【特許文献1】特開平05−075964号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、音声情報の記録方法を切り替えるための判別基準として音声情報を用いる従来手法では、重要な音データを確実に録音しようとした場合に十分ではないことがある。 【0006】 そこで本発明では、このような状況に鑑み、映像を識別して重要な映像の音データの品質を向上させる処理制御することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、映像データから映像の変化を抽出する変化抽出手段と、前記変化に基づいて、前記映像データに応じた音データを変化させる制御手段とを有することを特徴とする。 【0008】 また、本発明の撮影システムは、映像データを得る撮像手段と、前記映像データに応じた音データを入力する入力手段と、前記撮像手段から入力される前記映像データから変化を抽出する変化抽出手段と、前記変化に基づいて、前記映像データに応じた音データを変化させる制御手段とを有する情報処理装置と、前記映像データおよび前記音データとを記録する記録手段と、前記映像データおよび前記音データとを再生する再生手段とを有する記録再生装置とを特徴とする。 【0009】 また、本発明の撮影方法は、撮影装置から得られる映像データにおける変化を抽出し、前記映像データに音データを同期させて入力し、前記映像データに応じた前記音データを前記変化に基づき変化させて制御することを特徴とする。 【0010】 また、本発明のプログラムは、情報処理装置を、映像データを得る撮影ステップと、前記映像データと音データとを合わせて入力する入力ステップと、前記撮影ステップから入力される前記映像データから変化を抽出する変化抽出ステップと、前記変化に基づいて、前記映像データに応じた前記音データを変化させる制御ステップとを特徴として機能させる。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、重要な映像の音データを高音質に処理制御することが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。 【0013】 (第1の実施形態) 本実施の形態における撮影システムの構成図を図1に示す。撮影システムは、撮影部100と記録再生部200により構成される。撮影部100は、撮影した映像中に人物を検出した場合に、高音質の音データを生成し、生成した音データを映像データとともに、伝送路を介した受信先に送信するものである。記録再生部200は、撮影部100から受信した映像データと音データを記録・再生するものである。 【0014】 撮影部100が行う処理は、映像データ、音データそれぞれの処理制御および両データの通信に関わる3つに大別できる。 【0015】 映像データの処理制御に関わるのは、映像データを入力する映像入力部101、映像データ中の人物の検出を行う映像認識部103、および映像を符号化する映像符号化部106である。映像入力部101は、例えばCCDやCMOSセンサなどの撮像素子と、映像認識部103が処理制御可能な状態で映像データを送るための映像処理制御部から構成される。 【0016】 音データの処理制御に関わるのは、音データを入力する音入力部102、音入力部から受け取った音データのアナログ・デジタル変換を行うAD変換部105、およびAD変換部によってアナログ・デジタル変換された音データのバッファリングを行うバッファ107である。ここで、バッファリングされた音データを符号化する音符号化部108では、音データの高音質処理制御を行う。高音質処理制御手段として、高音質処理制御部104の処理制御信号を入力する。ここで、音データの映像データへの符号化は音符号化部108で符号化され、符号化データは符号化データバッファ109に記憶される。なお音質を変えるために、例えば、ビットレートを変えることを行う。 【0017】 撮影部100の通信に関わるのは通信部110である。通信部110は、無線LANあるいは、有線LANあるいは公衆回線用の通信モジュールであり、記録再生部200側の通信部201との接続、ネゴシエーション、データの送受信を行う。ここで、通信部110は映像符号化部106および符号化データバッファ109から入力された映像データおよび音データを、記録再生部200へ送るため伝送路へ送信する。 【0018】 記録再生部200は、撮影部100との通信を行う通信部201によって符号化された映像データおよび音データを受け取る。符号化された映像データは映像復号部202によって復号する。映像を表示する前に映像データをバッファリングするフレームバッファ203、バッファリングされた映像データを表示部204で表示する。音データは音復号部206で復号され、音出力部207によって出力することで再生される。 【0019】 本実施形態における撮影システムの動作を図2および図3を用いて説明する。まず、映像データに対する撮影部100の動作について図2を用いて説明する。 【0020】 映像入力部101は、撮影した映像データを映像認識部103に送る(S1210)。映像認識部103では、受け取った映像データ中に人物が含まれているかの検出を行う(S1220)。ここで、人物が検出された場合には、重要な映像であると考えられるので、映像データを映像符号化部106に送るとともに(S1230)、高音質処理制御部104に高音質処理制御信号として人物検出信号を送る(S1240)。なお、人物検出を行う方法としては特開平7−73298号公報などに開示されている、動体認識を用いて人物検出を行う技術を用いて実現することができる。映像符号化部106では、受け取った映像データをある特定のフォーマット、例えばMothionJPEGなどで映像データに符号化する(S1250)。さらに、符号化した映像データには音データとの同期をとるためにタイムスタンプを付して(S1260)、通信部110へ送る。 次に、音データに対する撮影部100の動作について図3を用いて説明する。 【0021】 映像データと音データとの同期をとるために、音入力部102は映像入力部101での映像入力と並列で音の入力を行う(S1300)。入力した音データはAD変換部105に送る。音データを受け取ったAD変換部105は、音データのAD変換を行うことでディジタルデータとなった音データをバッファ107へ送る(S1310)。バッファ107ではAD変換部105から受け取った音データのバッファリングを行う。これは、圧縮率、例えばビットレートを変更することで複数の圧縮率に対応できるように音データを音符号化部108で複数回処理して符号化を行うためである。ここで、音符号化部108は、バッファから受け取る音データのうち、ビットレートの高い方をある特定の圧縮方式、例えばMP3などで符号化する(S1330)。 【0022】 ここで、高音質処理制御部104は映像認識部103から人物検出信号を受け取っていると、音符号化部108に対して音データを高音質で処理制御するための高音質処理制御信号を送る(S1320)。高音質制御信号を受け取った音符号化部108は、それまでのビットレートでの音データの符号化を継続して行うと同時に、高音質処理制御のための別ストリームを生成して(S1340)、ビットレートをより高く設定することで高音質なデータの符号化を行う(S1350)。その際、内部にタイマを備え、一度人物映像を検出すると人物映像が検出されなくなっても所定時間は高音質符号化を行うものとする(S1360)。以上のように符号化した音データは、さらに映像データとの同期のためにタイムスタンプをつけて(S1370)符号化データバッファ109を介して通信部110へ送る。なお、生成された別ストリーム以外の音データは例えば、破棄、削除、または上書きして消す。 【0023】 記録再生部200の動作を図4および図5を用いて説明する。まず、映像データに対する記憶再生部200の動作について図4を用いて説明する。 【0024】 通信部201は、通信部110と通信を行う記録再生部200側の通信部である。伝送路を通じて通信部110から符号化された映像データを受信する(S1401)。次に、受信した映像データを記録部205に記憶する(S1402)とともに受信し、映像データを映像復号部202に送る。映像復号部202では、映像符号化部106で符号化されたフォーマットのデータを復号する(S1403)。復号した映像データは、タイムスタンプを参照することで(S1404)、音データと同期をとりながらフレームバッファ203を介して(S1405)表示部204で表示する(S1406)。 次に、音データに対する記憶再生部200の動作について図5を用いて説明する。 【0025】 通信部201は、伝送路を通じて通信部110から符号化された音データを受信する(S1501)。次に、受信した音データを記録部205に記憶する(S1502)とともに、受信した音データを音復号部206に送る。音符号化部108で符号化されたデータを復号する(S1503)。復号した音データも映像データの出力の場合と同様にタイムスタンプを参照して(S1504)映像データと同期をとりながら音出力部207から出力することで再生する(S1505)。 【0026】 以上説明した処理制御を行うことで、撮影した映像中に人物を検出した場合、入力した音データを高音質に処理制御することが可能となる。 【0027】 本実施形態では、映像認識により撮影した映像中の人物を検出するとしたが、人物を検出する方法としては、熱検出素子、赤外センサなどを用いて実現しても同様の効果を得ることができる。 【0028】 (第2の実施形態) 第1の実施形態では、撮影した映像中に人物を検出した場合に、高音質の音データを新たに同時生成し、別ストリームで送信する方法について説明した。本実施形態においては、伝送路の伝送帯域が狭い場合に、新たに生成した高音質の音データをいったん撮影部で記憶し、後から記録再生部に送信する態様について説明する。 本実施形態の撮影システムの構成を図6に示す。 【0029】 図1に示した第1の実施形態と同一の要素には同じ番号を付す。本実施形態では、さらに一時記憶部611を構成に持つ。一時記憶部611は、音符号化部108で符号化された、ビットレートを高くした高音質のデータを、符号化データバッファ609を介して一時記憶する。また映像認識部からの検出信号により映像符号化部606は映像データのヘッダ情報に高音質な音データを一時記憶したことを示すマーキング情報を付加して記憶する。 【0030】 一方、記録再生部200の映像復号部602は映像データの中からマーキング情報を読み取ると、通信部610に対して高音質データの要求を行う。通信部610は、高音質処理制御部604に高音質音データの要求を伝えて一時記憶部611よりデータの読み出しを行い、通信部601に高音質データの伝送を行う。 以下、図7および図8を用いて本実施形態の処理の流れについて説明する。 【0031】 まず、前述の実施形態と同様に映像および音の入力から符号化までを行う。その際、映像認識部103で人物映像を検出した場合には、映像符号化部606で映像データのヘッダ情報に高音質な音データを一時記憶したことを示すマーキングを付加して映像データを符号化する。その後の、通信部610による映像データおよび低ビットレート音データの伝送は前述の実施形態と同様に行う。記録再生部200における映像データの記録、再生および音データの出力についても前述の実施形態と同様に行う。 【0032】 一方、例えばビットレートを高くして符号化した、高音質の音データは音符号化部108から符号化データバッファ609を介して一時記憶部611へ送り、記憶する。 【0033】 映像データの表示再生時に映像復号部602でマーキングを読み取ると(S902)、通信部601は撮影部100の通信部610に対して高音質データを要求する(S903)。撮影部100の通信部610は、この要求を受け取ると(S802)、高音質処理制御部604に高音質音データの要求を伝えて一時記憶部611よりデータの読み出しを行い(S803)、通信部610から高音質データの伝送を行う(S805)。通信部601は伝送されるデータを受信し(S905)、受信が完了すると伝送を終了する。 【0034】 以上により、人物を検出した映像にマーキングして、いったん撮影部で記憶した新たに生成した高音質の音データを後から送信する方法においても本発明の効果を得ることができる。 【0035】 (第3の実施形態) 本実施形態では、撮影した映像中に人物を検出したとき、音データを高音質のデータに切り替えて記録再生する態様について説明する。 【0036】 本実施形態の本発明の構成については、図4に示した第2の実施形態と同様であるので、同一の要素には同じ番号を付し、説明は省略する。 【0037】 以下で本実施形態の処理の流れについて図4を用いて説明する。 【0038】 映像および音の入力から人物映像を検出し、人物検出信号を高音質処理制御部604へ送るまでの処理、ならびに符号化したデータの伝送に関しては前述の実施形態と同様に行う。高音質処理制御部604は人物検出信号を受け取ると、高音質音データへの切替えを通信部110へ伝える。通信部610は映像データの受信側の通信部601と音データの切替えに関するネゴシエーションを行う。ネゴシエーションを行っている期間は低ビットレート、高ビットレート両者の音データを生成して、低ビットレートの音データを伝送する。高ビットレートの音データは一時記憶部611へ記憶しておく。 【0039】 音データの切替えに関するネゴシエーションの完了が通信部110から高音質処理制御部604へ伝えられると、高音質処理制御部604からの音データ切替え信号に応じて高ビットレートの音データの処理のみに切り替える。一時記憶部611に一時記憶したデータについては、音データの切替えのネゴシエーションが完了した後に送信する。また、前述の実施形態と同様に別ストリームでの送信あるいは再生要求があった際に送信しても良い。逆の切替えである、低ビットレートへの切替えも同様の処理制御を行う。 【0040】 以上により、人物を検出すると音データの処理を切り替えることで、本発明の効果を得ることができる。 【0041】 (第4の実施形態) 本実施形態では、前述した実施形態の機能をソフトウェアによって実現する場合について説明する。この場合、ソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)をシステムあるいは装置に供給する。そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図2、図3のフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。 【0042】 本実施形態における撮影システムの構成を、図9を用いて説明する。 【0043】 撮影システム全体は、撮影部700と記録再生部720に分かれ、それぞれコンピュータを備え、コンピュータ同士はネットワークを介して接続される。各コンピュータについても、撮影部700と記録再生部720とは同様にネットワークを介して接続される。撮影部700では、映像入力部701において映像データを入力し、音入力部702において音データを入力する。主制御部706では、記憶部(ROM)708に格納された前述のプログラムを、記憶部(RAM)707を用いて処理制御する。通信部703は、撮影部700と記録再生部720を、ネットワークを介して接続する。通信部703によって伝送された映像データおよび音データは、記録再生部720側の通信部710によって受信する。受信した映像データおよび音データは、主制御部711によって記憶部(ROM)712に格納された復号プログラムによって記憶部(RAM)713を用いることで復号される。復号された映像データおよび音データは、前述の実施例と同様に、それぞれ表示部704および音出力部705によって出力される。 【0044】 本実施形態における撮影システムの撮影部の動作を、図9を用いて説明する。 【0045】 図2のステップS1210に示す映像認識およびステップS1220に示す人物映像の検出処理は、映像入力部701で入力した映像データに対して、映像認識プログラムを主制御部706が処理制御することで行う。ここで、人物が検出された場合には、重要な映像であると考えられるので、図2のステップS1230、S1240、S1250に示す、音データの高音質処理制御を、高音質処理制御プログラムによって行う。なお、図2のステップS1210に示す映像データに対する音データの同期は、音入力部702において入力された音データに対して、音入力プログラムを用いることで行う。入力された音データはAD変換プログラムを用いて、図3のステップS1310に示すディジタルデータへの変換を行う。高音質処理制御された音データは、符号化プログラムによってある特定のフォーマット、例えばMothionJPEGなどで、図3のステップS1330に示す映像データへの符号化を行う。さらに、符号化した映像データには音データとの同期をとるために、図3のステップS1370に示すタイムスタンプを付して通信部703へ送ることで通信を行う。 【0046】 通信部703・710は、無線LANあるいは、前述の実施形態と同様、有線LANあるいは公衆回線用の通信モジュールであり、通信プログラムを用いて他のコンピュータとの接続、ネゴシエーション、データの送受信を行う。 【0047】 本実施形態における撮影システムの記録再生部の記録・再生の動作を、図10を用いて説明する。通信部710は、通信部703と通信を行う記録再生部720側の通信部である。主制御部711は、伝送路を通じて通信部710から符号化された映像データおよび音データを受信し(S4601)、記録手段として、例えば記録部712へ受信したデータを送る(S4602)とともに映像データを映像復号し表示部704へ、音データを音復号し音出力部705へ送る(S4603)。映像復号処理では、主制御部711により映像符号化処理で符号化されたフォーマットのデータを復号する(S4604)。復号した映像データは、主制御部711によりタイムスタンプを参照することで(S4605)、音データと同期をとりながらフレームバッファを介して(S4606)表示部704で表示する(S4607)。また主制御部711は、音符号化部で符号化されたデータを復号(S4609)する。復号した音データも映像データの出力の場合と同様にタイムスタンプを参照(S4610)して映像データと同期をとりながら音出力部705から出力することで再生する(S4608)。 【0048】 なお、映像データは表示部704において、表示プログラムを用いて表示してもよく、同様に、高音質処理制御された音データは音出力部705において音出力プログラムを用いて出力してもよい。 【0049】 また、本実施例では記憶媒体に格納されたプログラムコードが読み出され、前述の実施例が実施されるが、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。 【0050】 さらに、プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれていてもよい。このプログラムコードの指示に基づき、機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0051】 以上により、ROMに格納されたプログラムを、記憶部を用いて主制御部が処理制御することでも、本発明の効果を得ることができるとともに、カメラから離れた位置における映像データおよび音データの表示・再生を可能とすることができる。 【0052】 (その他の実施形態) 前述した実施形態では、音劣化が少なくなるように音データの処理制御を行うことによって高音質な音データとする説明をしたが、本実施形態では、音データから雑音を取り除くことを目的とした実施形態を説明する。 【0053】 前述した実施形態では、例えば図1の高音質処理制御部104によって、音符号化部108に対して高音質処理制御信号が与えられた。本実施形態では、音入力部から入力される音データに対して、本来の音が持つ情報量に近い音データを得るために、特定の周波数成分を除去するノイズフィルタを設けることで目的を達成する。具体的には、AD変換部にローパスフィルタなどを組み込んでおくことで実現する。 【0054】 本実施形態によって、本来の音に含まれる不必要な音を除いたうえで、本来の音が持つ情報量に近い音データを得ることができる。 【0055】 さらに、前述の実施形態の構成にダウンサンプリングを行うリサンプリング部を設けて、音データのサンプリングレートを制御することによって実現しても同様の効果を得ることができる。この実施形態における本発明の概略を示す構成図を図11に示す。図1では音符号化部108が入力していたデータを、本実施例ではリサンプリング部208が入力し、バッファ107からの音データに対してリサンプリングを行う。リサンプリングが施されたデータは音符号化部へ送る。図11では、AD変換したデータをリサンプリングするとしたが、AD変換部105においてAD変換する音データの、サンプリングするクロックを切り替えてもよい。また、AD変換部を複数持つことでサンプリングするクロックを切り替えても実現可能である。 【0056】 前述の実施形態では別ストリームで高音質の音データを送信するとしたが、別ストリームで送信する音データはそれまでの音データとの差分データとしても良い。 【0057】 また、音データの低圧縮符号化として、例えば圧縮時のビットレートをあげることによって高音質な音データとする説明をしたが、同一の構成で音符号化部が複数の圧縮率に対応した音符号化器を用いても同様の効果を得ることができる。つまり、複数の圧縮率に対応した音符号化器を用いて、音データを音劣化の少ない、あるいは音劣化のない圧縮率で符号化すればよい。なお、複数の圧縮率を複数の圧縮方式に置き換えても良いことは言うまでもない。 【0058】 AD変換部および音符号化部を複数持ち、音データの入力をモノラルからステレオあるいはマルチステレオにすることによっても同様の効果を得ることができる。その実施形態における本発明の概略を示す構成図を図12に示す。図1では音入力部からの音データを一つのAD変換部で入力しているが、図12ではAD変換部1および2の二つで入力することでステレオあるいはマルチステレオを実現している。ここで、高音質処理制御信号は、入力された音データのモノラル、ステレオあるいはマルチステレオの入力方法を制御する音入力部501で入力する。 【0059】 前述の実施形態において、ネットワークを介して映像データを伝送する撮影システムを例にとって説明を行ったが、再生手段および記録手段を有する情報処理装置によって実現することも可能である。 また、上記の全ての方法を複数組み合わせて高音質な音データを生成しても良い。 【図面の簡単な説明】 【0060】 【図1】第1の実施形態における撮影システムの概略を示す構成図 【図2】第1の実施形態における撮影部の映像処理を示すフローチャート 【図3】第1の実施形態における撮影部の音処理を示すフローチャート 【図4】第1の実施形態における記録再生部の映像データの処理を示すフローチャート 【図5】第1の実施形態における記録再生部の音データの処理を示すフローチャート 【図6】第2の実施形態における撮影システムの概略を示す構成図 【図7】第2の実施形態における撮影システムの送信処理の動作を示すフローチャート 【図8】第2の実施形態における撮影システムの受信処理の動作を示すフローチャート 【図9】第4の実施形態における本願発明を実現するコンピュータの構成図 【図10】第4の実施形態における記録再生部の記録・再生の動作を示すフローチャート 【図11】その他の実施形態におけるサンプリングレートを制御する撮影システムの概略を示す構成図 【図12】その他の実施形態における音入力を制御する撮影システムの概略を示す構成図 【符号の説明】 【0061】 103 映像認識部 104 高音質処理制御部 108 音符号化部 109 符号化データバッファ 204 表示部 205 記録部 208 リサンプリング部 301 AD変換部1 302 音復号部1 303 AD変換部2 304 音復号部2 611 一時記憶部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月28日(2006.7.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三
【識別番号】100096965 【弁理士】 【氏名又は名称】内尾 裕一
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| 【公開番号】 |
特開2008−35156(P2008−35156A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−205674(P2006−205674) |
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