| 【発明の名称】 |
インターネットファクシミリ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡田 和広
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| 【要約】 |
【課題】検証結果と受信原稿とが別の紙に印刷されるような場合でも、受信原稿の検証結果を把握できるようにする。
【構成】インターネットファクシミリ装置100は、電子メールに添付された画像データをファクシミリ原稿として印刷する。インターネットファクシミリ装置100は、画像データが添付された電子メールを受信する受信部(送受信部102)と、電子メールの復号処理または電子署名の検証を行う復号・検証部106と、電子メールに添付された画像データに所定の識別情報を記載したファクシミリ原稿を生成するとともに、復号・検証部による検証結果を示す情報と所定の識別情報とを記載したメッセージを生成する復号・検証結果データ生成部108と、ファクシミリ原稿およびメッセージを印刷する印刷処理部110と、を含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子メールに添付された画像データをファクシミリ原稿として印刷するインターネットファクシミリ装置であって、 画像データが添付された電子メールを受信する受信部と、 前記電子メールの復号処理または電子署名の検証を行う復号・検証部と、 前記電子メールに添付された前記画像データに所定の識別情報を記載したファクシミリ原稿を生成するとともに、前記復号・検証部による検証結果を示す情報と前記所定の識別情報とを記載したメッセージを生成する復号・検証結果データ生成部と、 前記ファクシミリ原稿および前記メッセージを印刷する印刷処理部と、 を含むインターネットファクシミリ装置。 【請求項2】 請求項1に記載のインターネットファクシミリ装置において、 前記復号・検証結果データ生成部は、前記電子メールのヘッダに含まれるメッセージIDを前記所定の識別情報として前記画像データおよび前記メッセージに記載するインターネットファクシミリ装置。 【請求項3】 請求項1または2に記載のインターネットファクシミリ装置において、 前記復号・検証結果データ生成部は、前記画像データのヘッダ領域またはフッダ領域に前記識別情報を記載して前記ファクシミリ原稿を生成するインターネットファクシミリ装置。 【請求項4】 請求項1から3いずれかに記載のインターネットファクシミリ装置において、 前記印刷処理部がファクシミリ原稿と前記検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷するか、別の紙に印刷するかの設定を記憶する設定記憶部をさらに含み、 前記復号・検証結果データ生成部は、前記設定記憶部において前記印刷処理部がファクシミリ原稿と前記検証結果を示す情報とを別の紙に印刷することが設定されている場合に、前記所定の識別情報を記載した前記ファクシミリ原稿および前記メッセージを生成するインターネットファクシミリ装置。 【請求項5】 請求項4に記載のインターネットファクシミリ装置において、 前記復号・検証結果データ生成部は、前記設定記憶部において前記印刷処理部がファクシミリ原稿と前記検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷することが設定されている場合に、前記画像データに前記検証結果を示す情報を記載したファクシミリ原稿を生成し、 前記印刷処理部は、当該ファクシミリ原稿を印刷するインターネットファクシミリ装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、インターネットファクシミリ装置に関する。 【背景技術】 【0002】 特許文献1(特開2002−135515号公報)には、1ページの画像データ毎に電子メールを用いて送信するインターネットファクシミリ装置が開示されている。このようなインターネットファクシミリ装置において、画像データは添付ファイルとして、電子メールの本文とともに送受信される。 【0003】 特許文献2(特開2006−60369号公報)には、電子メールを受信する通信手段と、情報の印刷を行う印刷手段と、通信手段で署名付きの電子メールを受信したとき署名を検証した結果を付加して電子メールの内容を印刷手段に印刷させる制御手段とを有するネットワーク通信装置が開示されている。これにより、署名が付加されたり、暗号化された電子メールについては、そのことをユーザが見てわかるように出力または転送することができる。 【特許文献1】特開2002−135515号公報 【特許文献2】特開2004−7829号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、署名の検証結果が印刷されても、検証結果と受信原稿とが別の紙に印刷されるような場合、どの受信原稿の検証結果を示すものなのかがわからなくなってしまうという問題がある。 【0005】 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検証結果と受信原稿とが別の紙に印刷されるような場合でも、受信原稿の検証結果が把握できるようにする技術を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明によれば、 電子メールに添付された画像データをファクシミリ原稿として印刷するインターネットファクシミリ装置であって、 画像データが添付された電子メールを受信する受信部と、 前記電子メールの復号処理または電子署名の検証を行う復号・検証部と、 前記電子メールに添付された前記画像データに所定の識別情報を記載したファクシミリ原稿を生成するとともに、前記復号・検証部による検証結果を示す情報と前記所定の識別情報とを記載したメッセージを生成する復号・検証結果データ生成部と、 前記ファクシミリ原稿および前記メッセージを印刷する印刷処理部と、 を含むインターネットファクシミリ装置が提供される。 【0007】 ここで、印刷処理部は、ファクシミリ原稿(受信原稿)とメッセージとを別の紙に印刷することができる。本発明のインターネットファクシミリ装置によれば、検証結果を示す情報をファクシミリ原稿と別紙で印刷する際に、一意に紐付けされる情報が両原稿に付加される。これにより、ファクシミリ原稿の検証結果が把握できるようにすることができる。 【0008】 ここで、復号・検証部は、まず、電子メールが暗号化されているか否か、または電子メールに電子署名が付されているか否かを判断することができる。復号・検証部は、電子メールが暗号化されている場合に当該電子メールを復号することができる。復号・検証部は、電子メールに電子署名が付されている場合、改ざんの有無を検証することができる。検証結果は、電子メールが暗号化されているか否か、暗号化されている場合には、復号が行えたか否か、電子メールに電子署名が付されているか否か、および電子署名が付されている場合には改ざんの有無等を含むことができる。 【0009】 本発明のインターネットファクシミリ装置において、前記復号・検証結果データ生成部は、前記電子メールのヘッダに含まれるメッセージIDを前記所定の識別情報として前記画像データおよび前記メッセージに記載することができる。 【0010】 本発明のインターネットファクシミリ装置において、前記復号・検証結果データ生成部は、前記画像データのヘッダ領域またはフッダ領域に前記識別情報を記載して前記ファクシミリ原稿を生成することができる。 【0011】 本発明のインターネットファクシミリ装置は、前記印刷処理部がファクシミリ原稿と前記検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷するか、別の紙に印刷するかの設定を記憶する設定記憶部をさらに含むことができ、前記復号・検証結果データ生成部は、前記設定記憶部において前記印刷処理部がファクシミリ原稿と前記検証結果を示す情報とを別の紙に印刷することが設定されている場合に、前記所定の識別情報を記載した前記ファクシミリ原稿および前記メッセージを生成することができる。 【0012】 本発明のインターネットファクシミリ装置において、前記復号・検証結果データ生成部は、前記設定記憶部において前記印刷処理部がファクシミリ原稿と前記検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷することが設定されている場合に、前記画像データに前記検証結果を示す情報を記載したファクシミリ原稿を生成することができ、前記印刷処理部は、当該ファクシミリ原稿を印刷することができる。 【0013】 なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。 【発明の効果】 【0014】 本発明によれば、検証結果と受信原稿とが別の紙に印刷されるような場合でも、受信原稿の検証結果を把握できるようにすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。 【0016】 図1は、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置100の構成を示すブロック図である。 インターネットファクシミリ装置100は、電子メールに添付された画像データをファクシミリ原稿として印刷する。ネットワーク200は、インターネットとすることができ、インターネットファクシミリ装置100は、ネットワーク200を介して他の端末との間で、画像データが添付された電子メールを送受信する。本実施の形態において、インターネットファクシミリ装置100は、電子メールをS/MIME(Secure Multipurpose Internet Mail Extensions)で送受信可能である。 【0017】 インターネットファクシミリ装置100の各構成要素は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。インターネットファクシミリ装置100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。 【0018】 インターネットファクシミリ装置100は、送受信部(受信部)102、制御部104、復号・検証部106、復号・検証結果データ生成部108、印刷処理部110、検証用データ記憶部114、および設定記憶部116を含む。 【0019】 送受信部102は、インターネット等のネットワーク200を介して他の端末と電子メールを送受信する。本実施の形態において、送受信部102は、画像データが添付された電子メールを送受信する。 【0020】 制御部104は、インターネットファクシミリ装置100の各機能を制御する。 【0021】 復号・検証部106は、送受信部102が受信した電子メールの復号処理または電子署名の検証を行う。まず、復号・検証部106は、送受信部102が受信した電子メールが暗号化されているか否か、および電子メールに電子署名が付されているか否かを判断する。この判断は、S/MIMEのヘッダに基づき行うことができる。復号・検証部106は、電子メールが暗号化されている場合に当該電子メールを復号する。また、復号・検証部106は、電子メールに電子署名が付されている場合、改ざんの有無等を検証する。検証用データ記憶部114は、復号・検証部106が電子署名に基づき改ざんの有無を検証する際に用いる送信者の公開鍵や、復号を行う際に用いる復号鍵等を記憶する。 【0022】 復号・検証結果データ生成部108は、電子メールに添付された画像データに所定の識別情報を記載したファクシミリ原稿を生成するとともに、復号・検証部106による検証結果を示す情報と所定の識別情報とを記載したメッセージを生成する。復号・検証結果データ生成部108は、電子メールのヘッダに含まれるメッセージIDを所定の識別情報として画像データおよびメッセージに記載する。復号・検証結果データ生成部108は、画像データのヘッダ領域またはフッダ領域に識別情報を記載してファクシミリ原稿を生成する。 【0023】 設定記憶部116は、印刷処理部110がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷するか、別の紙に印刷するかの設定を記憶する。制御部104は、設定記憶部116を参照して、設定に従い復号・検証結果データ生成部108にファクシミリ原稿を生成する指示を行う。 【0024】 復号・検証結果データ生成部108は、設定記憶部116において、印刷処理部110がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを別の紙に印刷することが設定されている場合に、所定の識別情報を記載したファクシミリ原稿およびメッセージを生成する。また、復号・検証結果データ生成部108は、設定記憶部116において、印刷処理部110がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷することが設定されている場合に、画像データに検証結果を示す情報を記載したファクシミリ原稿を生成する。 【0025】 印刷処理部110は、復号・検証結果データ生成部108が生成したファクシミリ原稿を印刷する。また、印刷処理部110は、復号・検証結果データ生成部108が検証結果を示す情報と所定の識別情報とを記載したメッセージを生成した場合、そのメッセージをファクシミリ原稿とは別の紙に印刷する。 【0026】 また、設定記憶部116には、インターネットファクシミリ装置100が検証結果を示す情報を印刷するか否かの設定を記憶しておくことができる。制御部104は、設定記憶部116を参照して、設定に従い復号・検証結果データ生成部108にファクシミリ原稿を生成する指示を行う。また、検証結果を示す情報を印刷しない設定とされている場合、復号・検証結果データ生成部108は画像データに加工を行うことなく、印刷処理部110は、送受信部102が受信した画像データをそのままファクシミリ原稿として印刷する。また、設定記憶部116は、検証結果がエラーの場合にのみ検証結果を示す情報を印刷するか、検証結果の内容にかかわらず検証結果を示す情報を印刷するか等の設定を記憶することもできる。この場合、制御部104は、設定記憶部116の設定および復号・検証部106による検証結果に基づき、検証結果を印刷するか否かを判断することができる。 【0027】 図2は、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置100の処理手順を示すフローチャートである。 【0028】 送受信部102が電子メールを受信すると(S100のYES)、制御部104は、復号・検証部106にその電子メールの復号・署名検証を行わせる(S102)。つづいて、制御部104は、設定記憶部116を参照して、検証結果を示す情報を印刷する設定となっているか否かを判断する(S104)。検証結果を示す情報を印刷する設定の場合(S104のYES)、制御部104は、設定記憶部116を参照して、印刷処理部110がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを別の紙に印刷するか否かを判断する(S106)。 【0029】 復号・検証結果データ生成部108がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを別の紙に印刷する場合(S106のYES)、復号・検証結果データ生成部108は、制御部104の指示に基づき、送受信部102が受信した画像データに識別情報(ID)を記載したファクシミリ原稿を生成する(S108)。また、復号・検証結果データ生成部108がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを別の紙に印刷する場合(S106のYES)、復号・検証結果データ生成部108は、制御部104の指示に基づき、検証結果を示す情報と識別情報(ID)とを含むメッセージを生成する(S110)。ステップS108の処理とステップS110の処理とはどちらを先に行ってもよく、略同時に行うこともできる。 【0030】 つづいて、印刷処理部110は、復号・検証結果データ生成部108が生成したファクシミリ原稿とメッセージとを別の紙に印刷する(S112)。 【0031】 一方、ステップS104において、検証結果を示す情報を印刷しない設定の場合(S104のNO)、制御部104は、印刷処理部110が送受信部102が受信した画像データをそのままファクシミリ原稿として印刷するよう制御する(S114)。 【0032】 また、ステップS106において、復号・検証結果データ生成部108がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷する場合(S106のNO)、復号・検証結果データ生成部108は、送受信部102が受信した画像データに検証結果を示す情報を記載してファクシミリ原稿を生成する(S116)。つづいて、印刷処理部110は、復号・検証結果データ生成部108が生成したファクシミリ原稿を印刷する(S118)。以上により処理を終了する。 【0033】 なお、以上の例では、設定記憶部116に印刷処理部110がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを同じ紙に印刷するか、別の紙に印刷するかの設定を記憶しておき、制御部104がこの設定に従って制御する例を示した。しかし、他の例において、インターネットファクシミリ装置100において、検証結果を示す情報を印刷する場合、いつも印刷処理部110がファクシミリ原稿と検証結果を示す情報とを別の紙に印刷するようにしておくこともできる。 【0034】 図3は、この場合のインターネットファクシミリ装置100の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、図2に示したステップS106の判断が省略される。ステップS104において、検証結果を示す情報を印刷する設定の場合(S104のYES)、ステップS108に進み、復号・検証結果データ生成部108は、制御部104の指示に基づき、送受信部102が受信した画像データに識別情報(ID)を記載したファクシミリ原稿を生成する。その他の処理は、図2を参照して説明したのと同様とすることができる。 【0035】 以上のように、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置100によれば、検証結果を示す情報をファクシミリ原稿と別紙で印刷する場合であっても、ファクシミリ原稿の検証結果を容易に把握できるようにすることができる。 【0036】 以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。 【0037】 以上の実施の形態において、識別情報として、電子メールのヘッダに含まれるメッセージIDを用いる例を示したが、識別情報は、検証結果を示す情報を含むメッセージとファクシミリ原稿とを一意に紐付けできるものであればどのようなものであってもよい。たとえば、装置固有のIDとすることもできる。 【図面の簡単な説明】 【0038】 【図1】本発明の実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 【図3】本発明の実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0039】 100 インターネットファクシミリ装置 102 送受信部 104 制御部 106 復号・検証部 108 復号・検証結果データ生成部 110 印刷処理部 114 検証用データ記憶部 116 設定記憶部 200 ネットワーク
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006297 【氏名又は名称】村田機械株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100110928 【弁理士】 【氏名又は名称】速水 進治
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| 【公開番号】 |
特開2008−35098(P2008−35098A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−205078(P2006−205078) |
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