| 【発明の名称】 |
同一サイズの複数原稿を敷詰めてスキャンする方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷 昌廣
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| 【要約】 |
【課題】従来では、同一の複数原稿をスキャンする場合に、オートクロップ処理が失敗するケースがあった。また、原稿と原稿を数センチ離さなければオートクロップ処理が正常に動作しないという制限があったためより多くの原稿を原稿台に設置できなかった。
【構成】単位サイズを指定して原稿台の全面をスキャンする手段と、スキャンした画像を単位サイズでNxM(N, Mは正の整数)に分割にする手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする。または、単位サイズと分割数NxM(N, Mは正の整数)を指定して、前記指定エリアをスキャンする手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする画像処理装置及び方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 同一サイズの複数原稿を敷詰めて画像入力装置の原稿台に設置してスキャンする方法において、単位サイズを指定して原稿台の全面をスキャンする手段と、 スキャンした画像を単位サイズでNxM(N, Mは正の整数)に分割する手段と、 前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする画像処理装置。 【請求項2】 前記分割した領域にデータが存在しない場合にファイルとして保存しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 【請求項3】 前記分割時に前記単位サイズで分割できない領域はファイルとして保存しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 【請求項4】 同一サイズの複数原稿を敷詰めて画像入力装置の原稿台に設置してスキャンする方法において、単位サイズと分割数NxM(N, Mは正の整数)を指定して、前記指定エリアをスキャンする手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする画像処理装置。 【請求項5】 前記分割した領域にデータが存在しない場合にファイルとして保存しないことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 【請求項6】 前記保存ファイルの保存先を指定できることを特徴とする請求項1、4項に記載の画像処理装置。 【請求項7】 前記保存先を行単位または列単位で指定できることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 【請求項8】 前記単位サイズはユーザが自由に設定できることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 【請求項9】 前記単位サイズはユーザが自由に設定できることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 【請求項10】 同一サイズの複数原稿を敷詰めて画像入力装置の原稿台に設置してスキャンする方法において、単位サイズを指定して原稿台の全面をスキャンする手段と、 スキャンした画像を単位サイズでNxM(N, Mは正の整数)に分割する手段と、 前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする画像処理方法。 【請求項11】 前記分割した領域にデータが存在しない場合にファイルとして保存しないことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。 【請求項12】 前記分割時に前記単位サイズで分割できない領域はファイルとして保存しないことを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。 【請求項13】 同一サイズの複数原稿を敷詰めて画像入力装置の原稿台に設置してスキャンする方法において、単位サイズと分割数NxM(N, Mは正の整数)を指定して、前記指定エリアをスキャンする手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする画像処理方法。 【請求項14】 前記分割した領域にデータが存在しない場合にファイルとして保存しないことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。 【請求項15】 前記保存ファイルの保存先を指定できることを特徴とする請求項10、4項に記載の画像処理方法。 【請求項16】 前記保存先を行単位または列単位で指定できることを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。 【請求項17】 前記単位サイズはユーザが自由に設定できることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。 【請求項18】 前記単位サイズはユーザが自由に設定できることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、画像入力装置において、同一サイズの複数原稿を一括してスキャンする方法に関するものであり、名刺など同一サイズの複数媒体を敷詰めて入力機器の原稿台に設置して、プレスキャンなしで確実に同一サイズの画像を取得する画像処理装置および方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来では、複数原稿を一括してスキャンして原稿サイズで保存する方法にスキャナドライバにおけるマルチクロップ処理があった。このマルチクロップ処理は、原稿サイズが均一でなくとも原稿サイズでスキャンが可能な処理である。特許文献1では、画像データをディスプレイ表示するとともに、その表示に重ねて、移動や拡大縮小のできる範囲枠と範囲枠内で水平垂直方向に等間隔で設定された分割線を表示する技術が開示されている。また、特許文献2では、複数枚の定形用紙を画像として一度に読取り、一枚一枚の領域を自動的かつ高速に抽出し、抽出した領域のデータを文字認識することで、複数名刺などの定形用紙に印刷された文字を一度に認識処理するという技術が開示されている。 【特許文献1】特開平11-126263号公報 【特許文献2】特開平09-128478号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来マルチクロップ処理は、名刺など白いエリアが多く含まれる原稿をスキャンする場合、スキャン画像が欠けたり、原稿サイズより小さいサイズになったりして正しくクロップ処理できないことがあった。また、複数の原稿を一括してスキャンする場合にマルチクロップ処理では、原稿と原稿の間隔を数センチ以上離して設置しないと正しくクロップ処理できないという制限もあった。そのため、原稿台に設置できる媒体の数も敷詰めて設置した場合と比較して少なくなることがあった。 【0004】 また、特許文献1ではプレスキャンが前提であり、予めユーザがサイズを指定するのではなく手作業で範囲を設定する必要があった。また、特許文献2でも、プレスキャンが前提であり、プレスキャン後のデータに基づき領域分割を実施するため、そのプレスキャンデータが正しいことが前提であり、プレスキャン領域を正確に取得できない可能性があった。 【0005】 従って、本発明は、同一サイズの複数原稿をプレスキャンなしで確実に指定サイズでスキャンするとともに、可能な限りの枚数の原稿をスキャンする方法を提供することを目的としたものである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を特徴とする。 【0007】 即ち、複数の同一サイズの原稿を敷詰めて画像入力装置の原稿台に設置してスキャンする方法において、単位サイズを指定して原稿台の全面をスキャンする手段と、スキャンした画像を単位サイズでNxM(N, Mは正の整数)に分割にする手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする。さらに、前記分割した領域にデータが存在しない場合にファイルとして保存しないことを特徴とする。さらに、単位サイズに分割できない場合にもファイルとして保存しないことを特徴とする。 【0008】 また、単位サイズと分割数NxM(N, Mは正の整数)を指定して、前記指定エリアをスキャンする手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする。さらに、前記分割した領域にデータが存在しない場合にはファイルとして保存しないことを特徴とする。さらに、単位サイズに分割できない領域もファイルとして保存しないことを特徴とする。 【0009】 また、前記保存ファイルの保存先を指定できることを特徴とする。さらに、保存先を行単位または列単位で指定できることを特徴とする。 【0010】 また、前記単位サイズはユーザが自由に設定できることを特徴とする。 【発明の効果】 【0011】 以上説明したように、本発明によれば、同一サイズの複数原稿を敷詰めて画像入力装置の原稿台に設置してスキャンする方法において、単位サイズを指定して原稿台の全面をスキャンする手段と、スキャンした画像を単位サイズでNxM(N, Mは正の整数)に分割にすることをユーザが指示できる手段と、前記分割した領域を個々にファイルとして保存する手段を有することを特徴とする画像処理装置でスキャンすることによって、同一サイズの複数原稿をプレスキャンなしで確実に指定サイズでスキャンするとともに、可能な限りの枚数の原稿をスキャンできる効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。 【実施例1】 【0013】 図1は、本発明における同一サイズの複数原稿をスキャン・保存するまでの一実施形態を示すシステム構成を示すブロック図である。 【0014】 入力装置(以降スキャナ)103は、例えばフラットベッドタイプのカラーイメージスキャナであり、A4サイズ(限定はしない)の原稿までが一度にスキャンできるものである。制御装置(PC)100は、CPUを有し、本システムに関するデータ処理や各部機械的要素の動作制御を実行する。制御装置に含まれる記憶装置(図示せず)は、ROM,RAM等のメモリやハードディスク、さらにフロッピー(登録商標)ディスク等の外部記憶装置の全体からなるものである。記憶装置には、本発明でのスキャナドライバ101がインストールされている。原画像104はスキャナ103の原稿台に設置する媒体であり、複数の名刺を原稿台の突き当て位置から敷詰めて設置する。スキャン画像のファイル群102はスキャン画像が同一サイズに分割・保存されたファイル群である。 【0015】 図9に従って本発明のフローを説明する。まず、ユーザは図2のように同一サイズの名刺6枚(201)を横2x縦3のように突き当て位置202から敷詰めて原稿台200に設置する(S901)。次に、ユーザはPCにあらかじめインストールされているスキャナドライバを起動して、図3のようなスキャナドライバのスキャン情報を制御するスキャナ設定画面300を表示し、好みの設定を行う。スキャナドライバの設定は、300に示すとおり、スキャンモード、出力解像度、原稿サイズなどの設定項目がある。さらには、本発明の特徴である敷詰めスキャンの設定がある。スキャンモードの指定(301)は、用途によってカラー(写真)・カラー(雑誌・カタログ)・グレースケール・カラー(マルチスキャン)などがある(図4の400)。解像度の指定(302)は、75dpi・150dpi・300dpi・600dpiなどがある(図5の500)。原稿サイズの指定(303)は、例えば、A4・B5・L判・はがき・ユーザ設定などがある(図6の600)。原稿サイズに関しては、ユーザが設置したドキュメントサイズどおりスキャンする自動モード(オートクロップ処理)も考えられる。敷詰めスキャンの指定(304)に関しては、敷詰めスキャンのチェックボックスをチェックすると単位サイズの指定(305)と、分割数の自動/手動の指定(307・308)、縦横の分割数(309)が有効になる。縦横の分割数の指定は手動のときのみ有効であり、スキャン領域を超えて分割数を指定した場合には、ダイアログを表示してユーザに再入力を促すようにしてもよい。単位サイズは、例えば、名刺サイズ・L判・はがき・ユーザ定義サイズなどがある。分割数は、1以上の整数値で横と縦を独立して指定可能である。また、保存フォルダの指定のボタン(310)をクリックすると、図7の700が表示され、行単位または列単位で保存先を設定(701)できる。例では、2x3を指定した場合、702には2x3の白色の分割画像が表示され、703で1列目におけるファイルの保存先の指定が、704で2列目におけるファイルの保存先の指定が可能である。ここでは、敷詰めスキャンを有効にして、単位サイズを名刺、分割数を手動で、横:2、縦:3、保存先フォルダ1列目:フォルダA、2列目:フォルダBの設定でスキャンすることにする。なお、『分割数の設定:自動』の場合は、実施例2において説明する。そして、ユーザは図3のスキャンボタン(311)をクリックしてスキャン開始命令をスキャナに通知する(S902)。 【0016】 次に、スキャナ側では、指定されたモード・解像度で指定された領域(A4サイズ)をスキャンする(S903)。そして、スキャナドライバはそのスキャンデータをPC上のメモリに取り込み、設定した分割数(名刺サイズ 横:2 × 縦:3)でデータの領域分割を行う(S904)。最後に、指定フォルダAに、6個に分割したデータの1列目に相当する3つのデータを山田・高田・渡辺の名刺サイズの画像ファイルとして保存し、指定フォルダBに、2列目に相当する3つのデータを高橋・東・南の名刺サイズの画像ファイルとして保存する(S905)。 【実施例2】 【0017】 本実施例では、敷詰めモードの『分割数の設定:自動』の場合の例を説明する。 【0018】 スキャナドライバなどの設定の説明は実施例1に記載されているため省略する。 【0019】 『分割数の設定:自動』にした場合は横縦の数の指定はできないが、単位サイズは指定可能である。そのため、スキャナ本体は原稿台(図8の800)のスキャン領域全面をスキャンする。スキャナドライバはそのスキャン領域全面をスキャンし、突き当て位置(801)を開始点として、指定された単位サイズで領域分割する。ここで、単位サイズにならない領域(802)に関してはファイルとして保存しない。また、単位サイズで分割されたものでも画像や文字が認識できない領域(803)に関してもファイルとして保存しないこととする。保存フォルダの指定は実施例1と同様であるため説明は省く。 【図面の簡単な説明】 【0020】 【図1】本発明における同一サイズの複数原稿をスキャン・保存するまでの一実施形態を示すシステム構成を示すブロック図である。 【図2】複数の名刺を原稿台に設置した場合の図である。 【図3】スキャナドライバUIを表示した図である。 【図4】スキャナドライバUIのスキャンモードを表示した図である。 【図5】スキャナドライバUIの出力解像度を表示した図である。 【図6】スキャナドライバUIの原稿サイズを表示した図である。 【図7】敷詰めスキャンの場合における画像の保存先を設定するためのUIを表示した図である。 【図8】『分割数:自動』を設定した場合の分割方法を示した図である。 【図9】本発明のフローを示した図である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三
【識別番号】100096965 【弁理士】 【氏名又は名称】内尾 裕一
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| 【公開番号】 |
特開2008−35081(P2008−35081A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−204958(P2006−204958) |
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