| 【発明の名称】 |
カメラ |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 純子
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| 【要約】 |
【課題】拡大再生後に1画像再生に戻ってから、再び同一部分を拡大表示する場合に、拡大領域を所望の位置へ移動させる操作を省略する。
【構成】カメラは、画像を記憶する記憶手段と、表示手段と、表示手段に画像を表示させる1画像再生モードおよび表示手段に表示する画像の表示倍率を変更可能な拡大再生モードとを切り替える再生モード切替手段と、拡大再生モード時、画像の表示位置を変更する表示位置指示手段と、拡大再生モード時、表示位置指示手段により変更された画像の中心座標を記憶する表示中心記憶手段と、再生モード切替手段により再生モードが拡大再生モードに切り替えられた際に表示中心記憶手段により記憶されている中心座標を画面中心として画像を表示することを示す第1のフラグ、および再生モード切替手段により再生モードが拡大再生モードに切り替えられた際に所定の中心座標を画面中心として画像を表示することを示すフラグを記憶する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像を記憶する記憶手段と、 前記画像を表示する表示手段と、 前記表示手段に1つの前記画像を表示させる1画像再生モードおよび前記表示手段に表示する画像の表示倍率を変更可能な拡大再生モードとを切り替える再生モード切替手段と、 前記拡大再生モードにおいて、前記画像の表示位置を変更する表示位置指示手段と、 前記拡大再生モードにおいて、前記表示位置指示手段により変更された画像の中心座標を記憶する表示中心記憶手段と、 前記再生モード切替手段により前記再生モードが前記拡大再生モードに切り替えられた際に前記表示中心記憶手段により記憶されている中心座標を画面中心として前記画像を表示することを示す第1のフラグ、および前記再生モード切替手段により前記再生モードが前記拡大再生モードに切り替えられた際に所定の中心座標を画面中心として前記画像を表示することを示す第2のフラグのいずれか一方を記憶する拡大位置フラグ保持手段と、 前記拡大再生モードが第1操作態様で終了した場合は、前記拡大位置フラグ保持手段に前記第1のフラグを記憶させ、前記拡大再生モードが第2操作態様で終了した場合は、前記拡大位置フラグ保持手段に前記第2のフラグを記憶させる制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。 【請求項2】 請求項1に記載のカメラにおいて、 前記拡大再生モードにおいて前記画像の表示倍率の縮小を指示する縮小指示手段をさらに備え、 前記第1操作態様は、前記縮小指示手段により前記画像の倍率を縮小して所定の倍率にする操作であることを特徴とするカメラ。 【請求項3】 請求項1に記載のカメラにおいて、 前記第2操作態様は、一回の操作で前記1画像再生モードに戻る操作であることを特徴とするカメラ。 【請求項4】 請求項1に記載のカメラにおいて、 前記制御手段は、前記1画像再生モードにおいて前記拡大位置フラグ保持手段に前記第1のフラグが記憶されている際に、コマ送り、またはコマ戻しされた場合は、前記拡大位置フラグ保持手段に前記第2のフラグを記憶させることを特徴とするカメラ。 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、 前記拡大位置フラグ保持手段に前記第1のフラグが記憶されている状態で前記拡大再生モードによる画像再生が指示されると、前記表示中心記憶手段に記憶されている中心位置を画面中心として前記画像を表示することを特徴とするカメラ。 【請求項6】 請求項1に記載のカメラにおいて、 前記拡大再生モードで拡大された画像に重畳して、前記画像の全体を所定の大きさで表示する重畳表示手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。 【請求項7】 請求項6に記載のカメラにおいて、 前記拡大再生モードにおいて前記画像の表示倍率の拡大を指示する拡大指示手段をさらに備え、 前記拡大指示手段、前記縮小指示手段および前記表示位置指示手段からの指示が行われずに所定時間経過した場合、前記重畳表示手段は表示中の前記画像の全体の表示を終了することを特徴とするカメラ。 【請求項8】 1画像再生モードおよび拡大再生モードを有する再生表示モードにて、予め定められた倍率で画像を表示部に表示する表示手段と、 前記画像の表示倍率の拡大を指示する拡大指示手段と、 前記画像の表示倍率の縮小を指示する縮小指示手段とを備え、 前記表示手段は、前記拡大再生モードにおいて、所定の小範囲に倍率が変更されていない前記画像の全体と、倍率が変更されていない、もしくは倍率が拡大された前記画像とを前記表示部上に2画面表示することを特徴とするカメラ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、拡大した再生画像の中心座標を記憶することができるカメラに関する。 【背景技術】 【0002】 外部表示装置に表示する画像の拡大率および拡大する画像の領域を変更するとともに、拡大率および領域に関しては、連続して表示される複数の画像に対して適用されるものが知られている(たとえば、特許文献1)。 【特許文献1】特開2004−260715号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、拡大再生後に1画像再生に戻ってから、再び同一部分を拡大表示する場合に、拡大領域を所望の位置へ移動させる操作が必要となるという問題がある。 【課題を解決するための手段】 【0004】 請求項1の発明のカメラは、画像を記憶する記憶手段と、画像を表示する表示手段と、表示手段に1つの画像を表示させる1画像再生モードおよび表示手段に表示する画像の表示倍率を変更可能な拡大再生モードとを切り替える再生モード切替手段と、拡大再生モードにおいて、画像の表示位置を変更する表示位置指示手段と、拡大再生モードにおいて、表示位置指示手段により変更された画像の中心座標を記憶する表示中心記憶手段と、再生モード切替手段により再生モードが拡大再生モードに切り替えられた際に表示中心記憶手段により記憶されている中心座標を画面中心として画像を表示することを示す第1のフラグ、および再生モード切替手段により再生モードが拡大再生モードに切り替えられた際に所定の中心座標を画面中心として画像を表示することを示す第2のフラグのいずれか一方を記憶する拡大位置フラグ保持手段と、拡大再生モードが第1操作態様で終了した場合は、拡大位置フラグ保持手段に第1のフラグを記憶させ、拡大再生モードが第2操作態様で終了した場合は、拡大位置フラグ保持手段に第2のフラグを記憶させる制御手段とを備えることを特徴とする。 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、拡大再生モードにおいて画像の表示倍率の縮小を指示する縮小指示手段をさらに備え、第1操作態様は、縮小指示手段により画像の倍率を縮小して所定の倍率にする操作であることを特徴とする。 請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、第2操作態様は、一回の操作で1画像再生モードに戻る操作であることを特徴とする。 請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、制御手段は、1画像再生モードにおいて拡大位置フラグ保持手段に第1のフラグが記憶されている際に、コマ送り、またはコマ戻しされた場合は、拡大位置フラグ保持手段に第2のフラグを記憶させることを特徴とする。 請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、拡大位置フラグ保持手段に第1のフラグが記憶されている状態で拡大再生モードによる画像再生が指示されると、表示中心記憶手段に記憶されている中心位置を画面中心として画像を表示することを特徴とする。 請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、拡大再生モードで拡大された画像に重畳して、再生画像の全体を所定の大きさで表示する重畳表示手段をさらに備えることを特徴とする。 請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のカメラにおいて、拡大再生モードにおいて画像の表示倍率の拡大を指示する拡大指示手段をさらに備え、拡大指示手段、縮小指示手段および表示位置指示手段からの指示が行われずに所定時間経過した場合、重畳表示手段は表示中の画像の全体の表示を終了することを特徴とする。 請求項8の発明によるカメラは、1画像再生モードおよび拡大再生モードを有する再生表示モードにて、予め定められた倍率で画像を表示部に表示する表示手段と、画像の表示倍率の拡大を指示する拡大指示手段と、画像の表示倍率の縮小を指示する縮小指示手段とを備え、表示手段は、拡大再生モードにおいて、所定の小範囲に倍率が変更されていない画像の全体と、倍率が変更されていない、もしくは倍率が拡大された画像とを表示部上に2画面表示することを特徴とする。 【発明の効果】 【0005】 本発明によれば、第1の操作態様により拡大再生モードを終了した場合は、拡大された画像の中心座標を記憶するので、拡大再生モードにおける操作性を向上できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 本発明によるカメラの一実施の形態を図1〜5を参照して説明する。図1は電子カメラの外観を説明する背面図、図2は要部構成図である。 図1に示すように、カメラボディ10はその背面に、液晶モニタ205と、再生ボタン111と、メニューボタン112と、縮小ボタン113と、拡大ボタン114と、プロテクトボタン115と、コマンドダイヤル116と、操作部材117と、OKボタン118と、削除ボタン119とを備える。 【0007】 図2は、実施の形態による電子カメラの要部構成を説明する図である。カメラボディ10には、撮影レンズ120を備えるレンズ鏡筒110が交換可能に装着されている。レンズ鏡筒110内には、レンズ群120a〜120cから成る撮影レンズ120、絞り140が設けられている。 【0008】 カメラボディ10の内部には、被写体を撮像するための撮像素子20が設けられている。撮像素子20はCCDやCMOS等が使用される。撮影レンズ120と撮像素子20との間には、撮影レンズ120を通過した被写体光をファインダ光学系へと反射するクイックリターンミラー70が設けられている。 【0009】 クイックリターンミラー70で反射された被写体光は、撮像素子20と光学的に等価な位置に設けられたフォーカシングスクリーン90上に結像する。フォーカシングスクリーン90上に結像された被写体像は、ペンタプリズム30から接眼レンズ50を介して撮影者に観察されるとともに、ペンタプリズム30から測光センサ40の受光面上に結像する。 【0010】 撮影の際には、クイックリターンミラー70が被写体光の光路上から光路外(図2の破線部)へと移動し、撮像素子20上に被写体像が結像する。撮像素子20は、撮像面に結像された被写体像に対応する信号電荷の蓄積および蓄積電荷の掃き出しを行ない、A/D変換回路201は、撮像素子20から出力されたアナログ撮像信号をデジタル画像信号に変換して、画像処理回路202へ出力する。画像処理回路202では、入力されたデジタル画像信号に対して、ホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整などの画像処理が施され、画像データとして制御回路200へ出力される。 【0011】 制御回路200はCPU、ROM、RAMおよび各種周辺回路から構成され、電子カメラの制御を行なうマイクロコンピュータである。また、画像処理回路202から入力されたデジタル画像信号は、圧縮/伸張回路204によりJPEG形式などの方式により圧縮されて、LCDなどによって構成される液晶モニタ205に表示されるとともに、バッファメモリ206または記録媒体207に記録される。 【0012】 測光回路203は、測光センサ40から得られた測光信号をA/D変換して制御回路200へ出力する。制御回路200は、入力された測光信号に基づいて算出された被写体の輝度および撮像感度(ISO感度)に基づいてシャッタスピードと撮影レンズ120の絞り値を演算する。 【0013】 カメラには、電源スイッチ3とレリーズボタン4とが設けられている。レリーズボタン4の押下操作に連動してオン/オフする半押しスイッチ47および全押しスイッチ48は、それぞれオン信号もしくはオフ信号を制御回路200へ出力する。 【0014】 再生ボタン111の操作により、たとえば1画像再生モードや撮影モードなどへ切り換わる。メニューボタン112の操作により、カメラの各種動作を設定するためのメニュー画面が液晶モニタ205に表示される。縮小ボタン113の押下操作に連動して、再生表示中の画像は所定の縮小率ごとに縮小される。1画像再生モードにて再生画像を表示中に操作されるとサムネイル表示モードに移行する。拡大ボタン114の操作により、再生表示中の画像は所定の拡大率ごとに拡大される。さらに、1画像再生モードにて再生画像を表示中に拡大ボタン114が操作されると、拡大再生モードが設定される。プロテクトボタン115の操作により、再生画像が誤って削除されることがないように、画像データにプロテクトがかけられる。 【0015】 コマンドダイヤル116の操作により、撮影モード時においては、撮像感度や露出モードなどの設定が行われる。また、再生画像表示中においては、右方向に操作されると表示画像がコマ送りされ、左方向に操作されると表示画像がコマ戻しされる。操作部材117は、たとえば十字キーなどで構成される。操作部材117の操作により、メニュー画面上の各種メニューの選択が行なわれる。1画像再生モードにおいては、コマンドダイヤル116と同様に表示画像のコマ送りもしくはコマ戻しが行なわれる。また、拡大再生モードにおいては、拡大再生表示中の再生画像の位置が変更される。OKボタン118の操作により、拡大再生モードによる再生画像の表示が終了して1画面再生モードに戻る。削除ボタン119は、プロテクトボタン115によりプロテクトのかけられていない画像データをバッファメモリ206および記録媒体207から削除するときに用いられる。 【0016】 再生ボタン111の操作により設定された1画像再生モードにおいて、制御回路200は、バッファメモリ206もしくは記録媒体207に記録された再生画像ファイル情報を取得し、その再生画像ファイルの画像データを読み出す。読み出された画像データは、圧縮/伸張回路204により原画像データに伸張されて液晶モニタ205に再生表示されるとともに、バッファメモリ206に展開される。 【0017】 拡大ボタン114の操作により設定された拡大再生モードにおいて、制御回路200は、拡大再生用画像データを読み出し、バッファメモリ206に展開する。拡大再生用画像データに拡大位置フラグが立っていなければ、拡大再生用画像データの中心座標Xを拡大中心座標とし、所定の拡大率で拡大して液晶モニタ205に表示する。ずなわち、図3(a)に示すように表示されていた再生画像が、図3(b)に示すように、再生画像の中心を基準として拡大表示される。さらに拡大ボタン114が操作されると、拡大再生用画像データの中心座標Xを拡大中心座標として、拡大率が一段引き上げられて、液晶モニタ205に、図3(c)に示すように表示されるとともに、拡大率がバッファメモリ206に記憶される。また、再生画像が図3(c)で表示されている状態で縮小ボタン113が操作されると、拡大再生用画像データの中心座標Xを拡大中心座標とし、拡大率が一段引き下げられて、液晶モニタ205に、図3(b)に示すように表示される。この場合も、拡大再生用画像データの拡大率がバッファメモリ206に記憶される。 【0018】 再生画像が図3(b)に示す状態で表示されている時に、操作部材117の操作により、図3(d)に示すように再生画像の中心が変更されたとする。この場合、拡大再生用画像データの中心座標Xを、図3(d)の再生画像の中心に対応する中心座標Yに更新してバッファメモリ206に記憶する。以後、縮小ボタン113または拡大ボタン114の操作により、再生画像が縮小もしくは拡大される場合には、更新された中心座標Yを拡大中心座標として再生用画像データの拡大率が変更される。すなわち、図3(d)の再生画像を拡大すると、図3(e)に示す再生画像が表示される。 【0019】 上述したように、再生画像の中心が変更された状態で、縮小ボタン113の操作により拡大率が1倍、すなわち1画像再生モードに戻った場合は、中心座標Yを保持したまま、拡大位置フラグを立てる。拡大位置フラグが立っている状態で拡大ボタン114が操作されると、中心座標Yを拡大中心座標として拡大再生用画像データの拡大率が変更される。すなわち、図3(a)に示す再生画像に戻った状態において拡大ボタン114が操作されると、拡大された再生画像は、図3(d)に示すように表示される。なお、拡大位置フラグは、OKボタン118の操作により拡大再生モードから1画像再生モードに切り換わった場合、もしくは1画像再生モードにおいてコマンドダイヤル116や操作部材117によりコマ送りまたはコマ戻しされない限り保持される。 【0020】 再生画像が拡大表示されている場合に縮小ボタン113、拡大ボタン114による縮小、拡大操作、または操作部材117による液晶モニタ205上の再生画像に対する上下左右方向への移動操作が行われると、図3(d)、(e)に示すように、再生画像の全体がナビ画面300として、液晶モニタ205の所定の小範囲に、拡大表示中の再生画像に半透過状態で重畳して表示される。ナビ画面300内の枠301は、拡大表示中の再生画像が、再生画像全体に対して占有する位置を示すものである。なお、ナビ画面300は縮小ボタン113、拡大ボタン114および操作部材117の操作後、所定時間、たとえば2秒間だけ表示される。 【0021】 次に、図4、図5に示すフローチャートを用いて、実施の形態よるカメラの再生画像表示の動作における各処理について説明する。なお、このフローチャートに示す各処理は、制御回路200によりプログラムを実行して行われる。また、このフローチャートは再生ボタン111からオン信号が入力されると開始される。 ステップS101において、拡大位置フラグiを0にクリアしてステップS102へ進む。ステップS102においては、再生画像ファイルのファイル情報を取得してステップS103へ進む。ステップS103においては、ステップS102で取得した再生画像ファイルの画像データをバッファメモリ206または記録媒体207から読み出してステップS104へ進む。 【0022】 ステップS104において、圧縮/伸張回路204により、ステップS103で読み出した画像データを原画像データに伸張し、バッファメモリ206に展開してステップS105へ進む。ステップS105では、ステップS104で伸張された画像データを、再生画像として液晶モニタ205に表示してステップS106へ進む。 【0023】 ステップS106において、再生ボタン111が操作されたか否かを判定する。再生ボタン111が操作されオフ信号を入力した場合は、ステップS106が肯定判定されてステップS107へ進む。ステップS107では、1画像再生モードを終了し、さらに液晶モニタ205をオフして一連の処理を終了する。再生ボタン111が操作されずオフ信号を入力しない場合は、ステップS106が否定判定されてステップS108へ進む。 【0024】 ステップS108においては、メニューボタン112が操作されたか否かを判定する。メニューボタン112からオン信号を入力した場合は、ステップS108が肯定判定されてステップS109へ進む。ステップS109においては、1画像再生モードを終了するとともに、液晶モニタ205に各種設定を行なうためのメニュー画面を表示して一連の処理を終了する。メニューボタン112が操作されずオン信号を入力しない場合は、ステップS108が否定判定されてステップS110へ進む。 【0025】 ステップS110においては、拡大ボタン114が操作されたか否かを判定する。拡大ボタン114が操作されてオン信号を入力した場合は、ステップS110が肯定判定されてステップS111へ進む。ステップS111においては、後述の拡大再生のサブルーチンを呼び出し、拡大再生処理を行なう。拡大ボタン114が操作されずオン信号を入力しない場合は、ステップS110が否定判定されてステップS112へ進む。 【0026】 ステップS112では、縮小ボタン113が操作されたか否かを判定する。縮小ボタン113が操作されてオン信号を入力した場合は、ステップS112が肯定判定されてステップS113へ進む。ステップS113においては、液晶モニタ205に再生画像をサムネイル表示する。縮小ボタン113が操作されずオン信号を入力しない場合は、ステップS112が否定判定されてステップS114へ進む。 【0027】 ステップS114では、削除ボタン119が操作されたか否かを判定する。削除ボタン119が操作されてオン信号を入力した場合は、ステップS114が肯定判定されてステップS115へ進み、表示中の再生画像の画像データをバッファメモリ206もしくは記録媒体207から削除するための処理を行なう。削除ボタン119が操作されずオン信号を入力しない場合は、ステップS114が否定判定されてステップS116へ進む。 【0028】 ステップS116においては、プロテクトボタン115が操作されたか否かを判定する。プロテクトボタン115が操作されてオン信号を入力した場合は、ステップS116が肯定判定されてステップS117へ進み、表示中の再生画像の画像データを保護するためのプロテクト処理を行なう。プロテクトボタン115からオン信号を入力しない場合は、ステップS116が否定判定されてステップS118へ進む。 【0029】 ステップS118においては、コマンドダイヤル116の右方向操作もしくは操作部材117の右ボタンが操作されたか否かを判定する。コマンドダイヤル116から右方向操作信号もしくは操作部材117の右ボタンからオン信号を入力した場合は、ステップS118が肯定判定されてステップS119へ進む。ステップS119では、液晶モニタ205に表示中の再生画像の次の画像ファイルの情報を取得してステップS122へ進む。コマンドダイヤル116から右方向操作信号もしくは操作部材117の右ボタンからオン信号を入力しない場合は、ステップS118が否定判定されてステップS120へ進む。 【0030】 ステップS120においては、コマンドダイヤル116の左方向操作もしくは操作部材117の左ボタンが操作されたか否かを判定する。コマンドダイヤル116から左方向操作信号もしくは操作部材117の左ボタンからオン信号を入力した場合は、ステップS120が肯定判定されてステップS121へ進む。ステップS121では、液晶モニタ205に表示中の再生画像の前の画像ファイルの情報を取得してステップS122へ進む。コマンドダイヤル116から左方向操作信号もしくは操作部材117の左ボタンからオン信号を入力しない場合は、ステップS120が否定判定されてステップS105へ戻る。 【0031】 ステップS122では、現在表示中の画像データにおいて拡大位置フラグiが1であるか否かを判定する。拡大位置フラグiが1の場合は、ステップS122が肯定判定されてステップS123へ進み、拡大位置フラグiを0にリセットしてステップS103へ戻る。拡大位置フラグiが0の場合は、ステップS122が否定判定されてステップS103へ戻る。 【0032】 図4のステップS111における拡大再生のサブルーチンについて、図5に示すフローチャートを用いて説明する。 ステップS201において、拡大再生用画像データを読み出し、ステップS202においては、ステップS201で読み出した画像データをバッファメモリ206に展開してステップS203へ進む。 【0033】 ステップS203においては、拡大位置フラグiが1であるか否かを判定する。拡大位置フラグiが1の場合は、ステップS203が肯定判定されてステップS204へ進む。拡大位置フラグiが0の場合は、ステップS203が否定判定されてステップS205へ進む。 【0034】 ステップS204において、拡大再生用画像データの拡大中心座標を中心座標Yとしたまま、拡大率を初期化してステップS206へ進む。ステップS205においては、再生用画像データの拡大率を初期化し、拡大中心座標を中心座標XとしてステップS206へ進む。ステップS206では、ステップS204またはステップS205において初期化された拡大率と、中心座標XまたはYに基づいて、再生画像を液晶モニタ205に拡大表示してステップS207へ進む。 【0035】 ステップS207においては、不図示のタイマを起動し、ステップS208では液晶モニタ208の所定の小範囲に、ナビ画面300を再生画像に重畳表示してステップS209へ進む。ステップS209(再生ボタン操作判定)からステップS212(再生モード終了、メニュー画面表示)までの各処理は、ステップS106(再生ボタン操作判定)からステップS109(再生モード終了、メニュー画面表示)までの各処理と同様の処理を行なう。 【0036】 ステップS213において、拡大ボタン114が操作されたか否かを判定する。拡大ボタン114からオン信号を入力した場合は、ステップS213が肯定判定されてステップS214へ進む。ステップS214では、拡大再生用画像データの拡大率を一段引き上げてステップS219へ進む。拡大ボタン114が操作されずオン信号を入力しない場合は、ステップS213が否定判定されてステップS215へ進む。 【0037】 ステップS215においては、縮小ボタン113が操作されたか否かを判定する。縮小ボタン113が操作されてオン信号を入力した場合は、ステップS215が肯定判定されてステップS216へ進む。縮小ボタン113が操作されずオン信号を入力しない場合は、ステップS215が否定判定されてステップS221へ進む。 【0038】 ステップS216では、バッファメモリ206に記憶された拡大率を参照して、再生画像の倍率が等倍、すなわち1画像再生か否かを判定する。等倍の場合はステップS216が肯定判定されてステップS217へ進む。等倍ではない場合は、ステップS216が否定判定されてステップS218へ進む。 【0039】 ステップS217においては、拡大再生用画像データの拡大位置フラグiを1に設定して、図4のステップS105へ戻る。ステップS218では、拡大再生用画像データの拡大率を一段引き下げてステップS219へ進む。ステップS219において、ステップS207で起動したタイマをゼロにリセットして再度時間計測を開始し、ステップS220では、拡大再生用画像データの拡大率をバッファメモリ206に記憶してステップS206へ戻る。 【0040】 ステップS221においては、OKボタン118が操作されたか否かを判定する。OKボタン118が操作されてオン信号を入力する場合は、ステップS221が肯定判定されてステップS222へ進む。ステップS222では、拡大再生用画像データの拡大位置フラグiを0に設定して、図4のステップS105に戻る。OKボタン118からオン信号を入力しない場合は、ステップS221が否定判定されてステップS223へ進む。 【0041】 ステップS223(削除ボタン操作判定)からステップS226(画像プロテクト処理)までの各処理は、ステップS114(削除ボタン操作判定)からステップS117(画像プロテクト処理)までの各処理と同様の処理を行なう。ステップS227においては、操作部材117が操作されたか否かを判定する。操作部材117が操作されてオン信号を入力する場合は、ステップS227が肯定判定されてステップS228へ進む。操作部材117からオン信号を入力しない場合は、ステップS231へ進む。 【0042】 ステップS228では、操作部材117の操作方向に応じて拡大再生用画像データの中心座標Yを移動してステップS229へ進む。ステップS229において、ステップS219と同様にしてタイマをゼロにリセットして再度時間計測を開始し、ステップS230においては、ステップS228で移動した中心座標Yをバッファメモリ206に記憶してステップS206へ戻る。 【0043】 ステップS231では、コマンドダイヤル116が右方向へ操作されたか否かを判定する。コマンドダイヤル116から右方向への操作信号を入力した場合は、ステップS231が肯定判定されてステップS232へ進み、液晶モニタ205に表示中の再生画像の次の画像ファイルの情報を取得してステップS206へ戻る。コマンドダイヤル116から右方向への操作信号を入力しない場合は、ステップS231が否定判定されてステップS233へ進む。 【0044】 ステップS233においては、コマンドダイヤル116が左方向へ操作されたか否かを判定する。コマンドダイヤル116から左方向への操作信号を入力した場合は、ステップS233が肯定判定されてステップS234へ進み、液晶モニタ205に表示中の再生画像の前の画像ファイルの情報を取得してステップS206へ戻る。コマンドダイヤル116から左方向への操作信号を入力しない場合は、ステップS233が否定判定されてステップS235へ進む。 【0045】 ステップS235においては、ステップS207で起動したタイマによる計測時間が2秒経過しているか否かを判定する。2秒経過している場合は、ステップS235が肯定判定されてステップS236へ進み、ステップS208で表示を開始したナビ画面300を消去してステップS209へ戻る。2秒経過していない場合は、ステップS235が否定判定されてステップS209へ戻る。 【0046】 以上で説明した実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。 (1)撮影者の縮小ボタン113の操作により1画像再生モードに戻った場合は、撮影者は縮小操作を繰り返すうちに意図せず拡大再生モードを終了した可能性が高いと考えられる。そのため、本実施の形態においては、縮小ボタン113の操作により拡大再生モードを終了して1画像再生モードに戻ると、拡大位置フラグiを1にセットするようにした。さらに拡大再生モードにおいて拡大ボタン114や操作部材117の操作により移動した画像データの中心座標Yをバッファメモリ206に記憶させるようにした。したがって、再びこの画像を拡大表示させる場合には、中心座標Yを拡大中心座標として再び拡大操作を行なうことができる。そのため、撮影者は、操作部材117の操作により拡大画像の中心を再び指定する必要がなくなるので、画像閲覧時の操作性が向上する。 【0047】 (2)OKボタン118の操作により1画像再生モードに戻った場合は、撮影者が意図して拡大再生を終了した可能性が高く、撮影者が同一画像を再び拡大操作する、または記憶されている中心座標に基づいて再び拡大再生を行なう可能性が低いと考えられる。そのため、本実施の形態においては、OKボタン118の操作により1画像再生モードに戻った場合は、拡大位置フラグiを0にリセットするようにした、したがって、再びこの画像を拡大表示させる場合は、初期の中心座標を拡大中心座標として拡大再生することができ、画像閲覧時の操作性が向上する。 【0048】 (3)また、縮小ボタン113の操作により1画像再生モードに戻り拡大位置フラグがiが1にセットされている場合でも、コマンドダイヤル116や操作部材117の操作により、再生画像がコマ送りもしくはコマ戻しされた場合は、撮影者は同一の表示画像を再び拡大表示する意図を持っていない可能性が高いと考えられる。そのため、本実施の形態におけるカメラでは、縮小ボタン113により1画像再生モードに戻った場合でも、コマンドダイヤル116や操作部材117の操作により、再生画像がコマ送りもしくはコマ戻しされた場合は、拡大位置フラグiを0にリセットするようにした。したがって、撮影者は、コマ送りまたはコマ戻しされた新しい画像を拡大表示させる場合は、初期の中心座標を拡大中心座標として再び拡大再生することができ、画像閲覧時の操作性が向上する。 【0049】 (4)拡大再生モードにより拡大された再生画像に重畳して、ナビ画面300、すなわち再生画像の全体を所定の大きさにて液晶モニタ205に2画面表示するようにした。さらに、縮小ボタン113、拡大ボタン114による縮小、拡大操作、または操作部材117による再生画面内の映像に対する上下左右方向への移動操作がおこなわれるとナビ画面300を表示し、操作してから所定時間である2秒が経過するとナビ画面300を消去するようにした。したがって、撮影者は、拡大された再生画像が再生画像の全体に対して占有する位置を把握することができ、所定時間経過後には、拡大された再生画像のうち、ナビ画面300の重畳表示により隠れる部分についても確認することができるので利便性が増す。 【0050】 以上で説明した実施の形態を、以下のように変形できる。 (1)ナビ画面300を半透過状態で拡大再生中の再生画像に重畳するものに代えて、図6(a)、(b)に示すように、ナビ画面300を半透過させずに再生画像に重畳してもよい。 (2)電子カメラに限られることなく、たとえばデジタルビデオカメラ、画像閲覧装置等に適用されるものであってもよい。 【0051】 また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。 【図面の簡単な説明】 【0052】 【図1】本発明の実施の形態によるカメラの外観を示す背面図である。 【図2】実施の形態によるカメラの要部構成図である。 【図3】拡大表示された再生画像を説明する図である。 【図4】1画像再生モードにおけるカメラの動作を説明するフローチャートである。 【図5】拡大再生モードにおけるカメラの動作を説明するフローチャートである。 【図6】ナビ画像の表示状態の変形例を説明する図である。 【符号の説明】 【0053】 111 再生ボタン 113 縮小ボタン 114 拡大ボタン 117 操作部材 118 OKボタン 200 制御回路 205 液晶モニタ 300 ナビ画面
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004112 【氏名又は名称】株式会社ニコン
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084412 【弁理士】 【氏名又は名称】永井 冬紀
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| 【公開番号】 |
特開2008−35064(P2008−35064A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−204751(P2006−204751) |
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