| 【発明の名称】 |
HDMI機器の接続検出方法およびプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】川崎 忠文
【氏名】大久保 滋
【氏名】神谷 春仁
【氏名】吉田 竜也
【氏名】内田 英之
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| 【要約】 |
【課題】接続を直接確認する手段がなくても第1の機器が第2の機器の接続を検出することができる接続検出方法を提供する。
【構成】第2の機器に情報を読み出す要求信号を送信する要求信号送信ステップと、前記要求に対する承認信号を受信したかどうかを決定する承認信号受信ステップと、前記承認信号受信ステップで承認信号の受信を決定した場合、前記第2の機器が接続されていることを決定する接続検出ステップとを含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の機器が第2の機器の接続を検出する接続検出方法において、 前記第2の機器に情報を読み出す要求信号を送信する要求信号送信ステップと、 前記要求に対する承認信号を受信したかどうかを決定する承認信号受信ステップと、 前記承認信号受信ステップで承認信号の受信を決定した場合、前記第2の機器が接続されていることを決定する接続検出ステップとを含むことを特徴とする接続検出方法。 【請求項2】 前記承認信号受信ステップで承認信号の受信が決定されない場合、前記要求信号送信ステップおよび前記承認信号受信ステップを繰り返し、所定の回数繰り返しても承認信号の受信が決定されない場合、前記第2の機器が接続されていないことを決定する接続未検出ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の接続検出方法。 【請求項3】 前記要求信号送信ステップおよび前記接続検出ステップの繰り返しの間に所定の時間待機する待機ステップをさらに含むことを特徴とする請求項2記載の接続検出方法。 【請求項4】 前記接続未検出ステップの後、前記要求信号送信ステップおよび前記承認信号受信ステップをさらに所定の回数繰り返すことを特徴とする請求項2又は3に記載の接続検出方法。 【請求項5】 前記第1の機器はソース機器であり、前記第2の機器はシンク機器であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の接続検出方法。 【請求項6】 前記機器間の接続はHDMIによるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の接続検出方法。 【請求項7】 前記要求信号はDDCによるEDIDの読み出し要求信号であり、前記承認信号はDDCからのACK信号であることを特徴とする請求項6記載の接続検出方法。 【請求項8】 HPD=Lのときのみ前記各ステップを行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の接続検出方法。 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の接続検出方法の各ステップを第1の機器に実行させるためのプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、機器間の接続を検出する方法に関し、特には、HDMI機器間の接続を検出する方法に関する。本発明はさらに、このような接続検出方法を機器に実行させるためのプログラムにも関する。 【背景技術】 【0002】 HDMI(High−Definition Multimedia Interface)は、パーソナルコンピュータ(PC)とディスプレイとの接続標準規格であるDVI(Digital Visual Interface)を基に、音声伝送機能や著作権保護機能、色差伝送機能などを加えたオーディオビジュアル(AV)家電機器の接続標準規格である。 【0003】 映像信号および音声信号を非圧縮で、例えばDVDプレイヤとテレビ受像機等の接続機器間で転送できるため、デコーダなどの専用チップやソフトウェアなどを必要としない。更に、接続機器同士が互いに認識することができるインテリジェンス機能を有する。また、映像信号、音声信号、制御信号が一体となったシングルケーブルであり、接続機器間の配線を簡略化できるという利点を持つ。音声信号の規格にはS/PDIF(Sony/Philips Digital InterFace)も使われているが、広帯域を生かしたPCM(Pulse Code Modulation)マルチチャネル伝送を行うこともできる。また、制御信号等も送ることができるので、各接続機器間の連携も容易である。 【0004】 HDMIにおいては、物理層はTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)が、信号の暗号化はHDCP(High−bandwidth Digital Content Protection system)が、機器間認証はEDID(Extended Display Identification Data)が、系全体の制御系接続はCEC(Consumer Electronics Control)が採用されている。 【0005】 図1は、19ピンのタイプAのHDMIコネクタピン配列を示す表である。 CECは、HDMIで規格化されている機器制御信号と制御プロトコルで、各機器間を相互に制御するためのコントロール機能であり、ホームシアターシステムでHDMI接続された機器間の操作性向上に向いている。 【0006】 このようなCECの機能を使用する例として、同一メーカの製品間で独自の方式を採用することによって相互の制御を行えるようにしたものがある。 【0007】 【特許文献1】特表2005−528853号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 従来、CECを使用しない場合は、音声データや映像データのストリームを流すだけでよかったため、HDMIケーブルをつないでも相手の機械がつながっているという認識をする必要がなかった。 【0009】 しかしながら、CECでコマンドのやり取りをする場合、各機器にアドレスを割り当てる必要がある。ソース機器、例えば、DVDレコーダなどは、シンク機器、例えば、テレビ受像機から物理アドレスを取得する。シンク機器のEDIDには、次の機器が使うべき物理アドレスが記述されている。ソース機器はシンク機器のEDIDを読み取り、物理アドレスを取得する。当然、HDMIケーブルが接続されていないと、ソース機器はシンク機器のEDIDを読み取ることはできない。したがって、ソース機器が物理アドレスを取得するためには、先ず、相手のシンク機器との間にHDMIケーブルがつながれていることを知る必要がある。しかしながら、HDMIの規格には、このような接続状態を直接検出する方法がなかった。 【0010】 HDMIプラグの19ピンに対応する信号線、ホットプラグ検出(HPD)は、シンク機器のEDIDが正しく読めるかどうかを示す信号線である。HPDがハイ(H)の場合、ソース機器はシンク機器のEDIDを読み取ることができる。 【0011】 HDMIケーブルが接続されていることを確認する手段として、HPDを常時Hとし、ソース機器がシンク機器のEDIDを読み取れるようにする方法がある。 【0012】 しかしながら、市場に存在するシンク機器には、HPDが常時Hとなっていないものも存在する。その場合はHDMIケーブルが接続されているかどうかを判断することができないため、EDIDを読み取ることができない。したがって、ソース機器はアドレスを取得することができず、CECでのコマンドのやりとりを行うことができなかった。 【0013】 本発明は、上述したことを鑑み、HPDがロー(L)でもHDMIケーブルが接続されているかどうかを検出することができる、接続を直接確認する手段がなくても第1の機器が第2の機器の接続を検出することができる接続検出方法を提供することを目的とする。本発明は、このような接続検出方法を機器に実行させるためのプログラムも提供する。 【課題を解決するための手段】 【0014】 本発明による、第1の機器が第2の機器の接続を検出する接続検出方法は、前記第2の機器に情報を読み出す要求信号を送信する要求信号送信ステップと、前記要求に対する承認信号を受信したかどうかを決定する承認信号受信ステップと、前記承認信号受信ステップで承認信号の受信を決定した場合、前記第2の機器が接続されていることを決定する接続検出ステップとを含むことを特徴とする。 【0015】 好適には、前記承認信号受信ステップで承認信号の受信が決定されない場合、前記要求信号送信ステップおよび前記承認信号受信ステップを繰り返し、所定の回数繰り返しても承認信号の受信が決定されない場合、前記第2の機器が接続されていないことを決定する接続未検出ステップをさらに含む。 【0016】 好適には、前記要求信号送信ステップおよび前記接続検出ステップの繰り返しの間に所定の時間待機する待機ステップをさらに含む。 好適には、前記接続未検出ステップの後、前記要求信号送信ステップおよび前記承認信号受信ステップをさらに所定の回数繰り返す。 好適には、前記第1の機器はソース機器であり、前記第2の機器はシンク機器である。 好適には、前記機器間の接続はHDMIによるものである。 好適には、前記要求信号はDDCによるEDIDの読み出し要求信号であり、前記承認信号はDDCからのACK信号である。 好適には、HPD=Lのときのみ前記各ステップを行う。 【0017】 本発明によるプログラムは、上記接続検出方法の各ステップを第1の機器に実行させるためのプログラムである。 【発明の効果】 【0018】 本発明によれば、接続を直接確認する手段がなくても第1の機器が第2の機器の接続を検出することができ、HDMIの場合、HPD=LでもHDMIケーブルが接続されているかどうかを検出することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 本発明の接続検出方法は、ホットプラグ検出ピン(HPD)がロー(L)の状態でもソース機器のHDMIプラグがシンク機器のHDMIプラグにHDMIケーブルで接続されているかどうかを検出する方法である。 【0020】 図2は、本発明の接続検出方法を適用する機器の関係を示す図である。1は第1の機器であるソース機器、2は第2の機器であるシンク機器である。ソース機器1は例えばDVDレコーダ、AVアンプ等であり、シンク機器2は例えばテレビジョン受像機等である。ソース機器1とシンク機器2は、HDMIケーブル3で接続される。ソース機器1からシンク機器2へHDMIケーブル3を経て音声映像データのストリームを送信することができる。また、ソース機器1とシンク機器2の間でHDMIケーブル3のCECを経てコマンドのやり取りをすることができる。シンク機器2のROM4にはEDIDが格納されており、ROM4はライン5によってHDMIプラグに接続されており、シンク機器2はソース機器1のEDIDをHDMIプラグのDDCを経て読み出すことができる。 【0021】 図3は、本発明のHDMI機器の接続検出方法の手順を説明するフローチャートである。各手順はソース機器において行われる。 【0022】 ステップS101で動作を開始する。 ステップS102で、HPD=Lかどうかを確認する。 ステップS102でHPD=Lではない、すなわちHPD=Hであると判定した場合、ステップS103に進み、ソース機器にHDMI接続されていると判定し、EDIDの読出しを行い、物理アドレスをCECマネージャなどに通知する。その後ステップS102に戻り、接続検出処理を再開する。 ステップS102でHPD=Lであると判定した場合、ステップS104に進み、カウンタnを0にリセットする。 ステップS105で、カウンタnを1増分する。 ステップS106で、1秒待機する。 ステップS107で、シンク機器にEDID読出しの要求を出す。 ステップS108で、EDID読出しに対するシンク機器のDDCからのACKを検出したかどうかを判定する。 【0023】 ステップS108でDDCからのACKを検出したと判定した場合、ステップS109に進み、ソース機器にHDMI接続されていると判定し、EDIDの読出しを行い、物理アドレスをCECマネージャなどに通知する。その後ステップS102に戻り、接続検出処理を再開する。 ステップS108でDDCからのACKを検出しないと判定した場合、ステップS110に進み、カウンタnが10に達したかどうかを判定する。 【0024】 ステップS110でカウンタnが10に達していないと判定した場合、ステップS105に戻り、カウンタnを1増分し、処理を続ける。 ステップS110でカウンタnが10に達したと判定した場合、ステップS111に進み、ソース機器にHDMI接続されていないと判定し、ステップS102に戻り、接続検出処理を再開する。 【0025】 このように本発明の接続検出方法によれば、ループ処理によって常にHDMI端子の接続状態を監視しているため、HDMI端子が接続されたときにはすぐに、ソース機器はシンク機器からEDIDを読み出すことができる。 ソース機器は、このような方法を実行するためのプログラムを、例えばROM等に格納する。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】19ピンのタイプAのHDMIコネクタピン配列を示す表である。 【図2】本発明の接続検出方法を適用する機器の関係を示す図である。 【図3】本発明の接続検出方法の手順を説明するフローチャートである。 【符号の説明】 【0027】 1 ソース機器 2 シンク機器 3 HDMIケーブル 4 ROM 5 ライン
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091096 【弁理士】 【氏名又は名称】平木 祐輔
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| 【公開番号】 |
特開2008−35060(P2008−35060A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−204681(P2006−204681) |
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