| 【発明の名称】 |
映像編集装置、映像再生装置、映像編集方法、映像再生方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】堤 崇行
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| 【要約】 |
【課題】この発明は、編集時に特定のシーンを残し、編集後も連続したデータとし、且つデータ量を低減させ、ユーザの利便性を向上させることを目的としている。
【構成】映像信号に係る重要度に対応して映像信号を所定の画質に変換する割合が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段(メモリ27)と、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定する重要度決定手段(17)と、変換テーブルを用い、決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質に変換するビットレート変換手段(17)と、チャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタで構成された映像信号を出力する映像信号出力手段(14)を備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のチャプタで構成された映像信号を編集する映像編集装置において、 前記映像信号に係る重要度とこの重要度に対応して映像信号を所定の画質に変換する割合(ビットレート)が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段と、 前記映像信号を受信し、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定する重要度決定手段と、 前記記憶手段に記憶された変換テーブルを用い、前記決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質(ビットレート)にそれぞれ変換するビットレート変換手段と、 前記チャプタ毎にそれぞれビットレート変換された複数のチャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を出力する映像信号出力手段を備えることを特徴とする映像編集装置。 【請求項2】 複数のチャプタで構成された映像信号を編集する映像編集装置において、 前記映像信号に係る重要度とこの重要度に対応して映像信号を所定の画質(ビットレート)に変換する割合が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段と、 複数のチャプタで構成された映像信号が記憶された記憶媒体と、 前記記憶媒体に記憶された映像信号を受信し、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定する重要度決定手段と、 前記記憶手段に記憶された変換テーブルを用い、前記決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質(ビットレート)にそれぞれ変換するビットレート変換手段と、 前記チャプタ毎にそれぞれビットレート変換された複数のチャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を出力する映像信号出力手段を備えることを特徴とする映像編集装置。 【請求項3】 前記映像信号のチャプタ毎に決定される重要度は予め登録された視聴者の趣向に応じて決定されることを特徴とする請求項1乃至2に記載の映像編集装置。 【請求項4】 複数のチャプタで構成された映像信号を再生する映像再生装置において、 ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号が記憶された記憶媒体と、 前記映像信号に係るビットレートとこのビットレートに再生速度が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段と、 前記記憶媒体に記憶された映像信号を受信し、前記記憶手段に記憶された変換テーブルを用い、ビットレートに対応づけられた再生速度で映像信号を再生する映像信号再生手段を備えることを特徴とする映像再生装置。 【請求項5】 複数のチャプタで構成された映像信号を編集する映像編集方法において、 映像信号を受信し、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定するステップと、 前記映像信号に係る重要度とこの重要度に対応して映像信号を所定の画質(ビットレート)に変換する割合が対応づけられた変換テーブルを用い、前記決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質(ビットレート)にそれぞれ変換するステップと、 前記チャプタ毎にそれぞれビットレート変換された複数のチャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を出力するステップを備えることを特徴とする映像編集方法。 【請求項6】 複数のチャプタで構成された映像信号を再生する映像再生方法において、 ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を受信するステップと、 前記映像信号に係るビットレートとこのビットレートに再生速度が対応づけられた変換テーブルを用い、ビットレートに対応づけられた再生速度で映像信号を再生するステップを備えることを特徴とする映像再生方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、記憶媒体に記憶された映像信号を再生する映像再生装置に関する。またこの発明は記憶媒体に記憶された映像信号を編集する映像編集装置に関する。 【背景技術】 【0002】 現在、HDD(ハードディスクドライブ)やDVD(デジタルビデオディスク)等の記録媒体に映像を記録する映像再生装置が製品化されている。このような映像再生装置は、映像や音楽(以下両者を総称して映像)を手軽に記録(録画)することができる。 【0003】 記録媒体に記録(録画)された映像信号は、タイトル(番組)を分割してプレイリストを作成したり、チャプタを指定したりする等の編集が可能である。 特許文献1には、ダイジェスト映像作成に関する技術が開示されている。そして、画像データの中で使用されている技術手法(カット、テロップ、カメラワーク)を解析して技術手法の使用が開始される時点(開始点)を検出し、当該技術手法の開始点の画像フレームを区切りとして画像データを複数の映像区間に分割し、映像区間の長さに応じて情報価値を判断する。そして、情報価値が高い映像区間ほど通常の再生速度に近い速度で再生表示させ、情報価値が低いほど速い速度で再生表示されるようにダイジェスト映像を作成させる技術が開示されている。しかしながら、この特許文献1では再生速度は変化させているが、映像および音声に係るデータ量は変わらないといった問題があった。 【特許文献1】特開2005−252372号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 そこで、この発明は、上記事情を考慮してなされたもので、記憶媒体に記憶された映像信号の編集においてデータ量を削減することを目的としている。またこの発明は、編集時に自動的に特定のシーンを残すまたは削除を防止し、編集後も連続したデータとし、且つデータ量を低減させ、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この発明に係る映像編集装置は、複数のチャプタで構成された映像信号を編集する映像編集装置において、前記映像信号に係る重要度とこの重要度に対応して映像信号を所定の画質に変換する割合(ビットレート)が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段と、前記映像信号を受信し、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定する重要度決定手段と、前記記憶手段に記憶された変換テーブルを用い、前記決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質(ビットレート)にそれぞれ変換するビットレート変換手段と、前記チャプタ毎にそれぞれビットレート変換された複数のチャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を出力する映像信号出力手段を備えるように構成している。 【0006】 この発明に係る映像再生装置は、複数のチャプタで構成された映像信号を再生する映像再生装置において、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号が記憶された記憶媒体と、前記映像信号に係るビットレートとこのビットレートに再生速度が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段と、前記記憶媒体に記憶された映像信号を受信し、前記記憶手段に記憶された変換テーブルを用い、ビットレートに対応づけられた再生速度で映像信号を再生する映像信号再生手段を備えるように構成している。 【0007】 この発明に係る映像編集方法は、映像信号を受信し、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定するステップと、前記映像信号に係る重要度とこの重要度に対応して映像信号を所定の画質(ビットレート)に変換する割合が対応づけられた変換テーブルを用い、前記決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質(ビットレート)にそれぞれ変換するステップと、前記チャプタ毎にそれぞれビットレート変換された複数のチャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を出力するステップを備えるように構成している。 【0008】 この発明に係る映像再生方法は、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を受信するステップと、前記映像信号に係るビットレートとこのビットレートに再生速度が対応づけられた変換テーブルを用い、ビットレートに対応づけられた再生速度で映像信号を再生するステップを備えるように構成している。 【発明の効果】 【0009】 上記した構成によれば、記憶媒体に記憶された映像信号の編集においてデータ量を削減することが可能となる。またこの発明は、編集時に自動的に特定のシーンを残すまたは削除を防止し、編集後も連続したデータとし、且つデータ量を低減させ、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。 図1はこの発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置の構成の一例を示すブロック図である。 この映像再生装置では、記録媒体としてDVD−RAMとハードディスクとの双方を取り扱うことができるものとしているが、ハードディスクまたはDVD−RAMは、例えば半導体メモリ等の記録媒体に置換されてもよいものである。 【0011】 なお、この映像再生装置では、映像の記録もできるように構成されている。 図1に示した映像再生装置において、その各ブロックを大きく分けると、左側に記録部の主なブロックが存在し、右側に再生部の主なブロックが存在する。 すなわち、この映像再生装置は、2種類のディスクドライブ部を有する。まず、ビデオファイルを構築できる情報記録媒体である第1のメディアとしての光ディスク11を回転駆動し、情報の読み書きを実行するディスクドライブ部12を有する。また、第2のメディアとしてのハードディスク13aを駆動するHDD(Hard Disk Drive)部13を有する。 【0012】 D−PRO(Data−Processor)部14は、ディスクドライブ部12及びHDD部13に記録データを供給することができ、また、再生された信号を受け取ることができる。ディスクドライブ部12は、光ディスク11に対する回転制御系、レーザ駆動系、光学系などを有する。 【0013】 D−PRO部14は、記録または再生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正部等を含んでいる。 また、この映像再生装置は、記録側を構成するエンコーダ部15と、再生側を構成するデコーダ部16と、装置本体の動作を制御するマイクロコンピュータブロック17とを主たる構成要素としている。 【0014】 エンコーダ部15は、入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビデオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有する。さらに、副映像エンコーダも含む。 【0015】 エンコーダ部15の出力は、バッファメモリ18を含むフォーマッタ19にて所定のDVD−RAMのフォーマットに変換され、先のD−PRO部14に供給される。 【0016】 エンコーダ部15には、A/V(Audio/Video)入力部20からの外部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号、または、TV(Television)チューナー部21からのアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号とが入力される。 【0017】 なお、エンコーダ部15は、圧縮されたデジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号を直接フォーマッタ19に供給することもできる。 【0018】 また、エンコーダ部15は、アナログデジタル変換されたデジタルビデオ信号やオーディオ信号を、V(Video)ミキシング部22やオーディオセレクタ23に直接供給することもできる。 【0019】 エンコーダ部15に含まれるビデオエンコーダでは、デジタルビデオ信号が、MPEG(Moving Picture Experts Group)2またはMPEG1規格に基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ信号に変換される。 【0020】 デジタルオーディオ信号は、MPEGまたはAC(Audio Compression)−3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮されたデジタルオーディオ信号、または、リニアPCM(Pulse Code Modulation)のデジタルオーディオ信号に変換される。 【0021】 副映像信号がA/V入力部20から入力された場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレーヤからの信号等)、または、このようなデータ構成のDVDビデオ信号が放送されて、それがTVチューナー部21で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)されて副映像のビットマップとなる。 【0022】 エンコードされたデジタルビデオ信号、デジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ19にてパック化され、ビデオパック、オーディオパック、副映像パックとなる。さらに、これらのパックが集合されて、DVD−VR(Video Recording)規格(例えばDVD−RAM、DVD−R、DVD−RW等に記録する規格)で規定されたフォーマットに変換される。 【0023】 ここで、図1の映像再生装置は、フォーマッタ19でフォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像データ等のパック)及び作成された管理情報を、D−PRO部14を介してHDD部13またはディスクドライブ部12に供給し、ハードディスク13aまたは光ディスク11に記録することができる。 【0024】 また、ハードディスク13aまたは光ディスク11に記録された情報を、D−PRO部14、ディスクドライブ部12を介して光ディスク11あるいはハードディスク13aに記録することもできる。 【0025】 また、ハードディスク13aまたは光ディスク11に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、一部削除したり、異なる番組のオブジェクトを繋げたりといった編集処理を行なうこともできる。これは、この実施の形態に係るフォーマットが取り扱うデータ単位を定義し、編集を容易にしているからである。 【0026】 マイクロコンピュータブロック17は、MPU(Micro Processing Unit)またはCPU(Central Processing Unit)と、制御プログラム等が書きこまれたROMと、プログラム実行に必要なワークエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。 【0027】 マイクロコンピュータブロック17のMPUは、そのROMに格納された制御プログラムにしたがい、RAMをワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域検出、記録情報記録位置設定、UDF(Universal Disk Format)記録、AVアドレス設定等を実行する。 【0028】 また、マイクロコンピュータブロック17は、システム全体を制御するために必要な情報処理部を有するもので、ワークRAM24、方式違い検出部25、VMG(全体のビデオ管理情報)情報作成部、コピー関連情報検知部、コピー及びスクランブリング情報処理部(RDI処理部)、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部、アスペクト比情報処理部等を備える。 【0029】 また、マイクロコンピュータブロック17は、後に説明するデータビットレート変換手段26、映像/音声データの重要度とビットレート変換を対応づけるための変換テーブルが記憶されたメモリ27を備えている。尚、ここではビットレートとは映像信号を所定の画質に変換する割合である。 【0030】 チャプタスキップ再生手段26は、所定のチャプタにおいて計算されるチャプタ番号に応じたサムネイル位置の情報が記憶されている。そして、この計算されたチャプタ番号のサムネイル位置を取得する制御手段を備えている。 【0031】 マイクロコンピュータブロック17の実行結果のうち、ユーザに通知すべき内容は、映像再生装置の表示部28に表示されるか、または、モニターディスプレイ29にOSD(On Screen Display)表示される。 【0032】 また、マイクロコンピュータブロック17は、この映像再生装置を操作するための操作信号を与えるキー入力部30を有する。このキー入力部30は、例えば映像再生装置の本体上に設けた操作スイッチ類、または、リモートコントローラ等に相当する。また、この映像再生装置と有線通信、無線通信または光通信や赤外線通信等の手段を用いて接続されたPC(Personal Computer)パーソナルコンピューター等であってもよい。 【0033】 いずれの形態であるにせよ、ユーザがこのキー入力部30を操作することにより、入力された映像音声信号の記録処理や、記録されたコンテンツの再生処理、あるいは記録されたコンテンツに対する編集処理等を施すことができる。 【0034】 なお、マイクロコンピュータブロック17が、ディスクドライブ部12、HDD部13、D−PRO部14、エンコーダ部15及びデコーダ部16等を制御するタイミングは、STC(System Time Clock)31からの時間データに基づいて実行することができる。記録や再生の動作は、通常は、STC31からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理はSTC31とは独立したタイミングで実行されてもよい。 【0035】 デコーダ部16は、パック構造を持つDVDフォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするVデコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするSP(Sub Picture)デコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするAデコーダとを有する。また、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像に、メニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。 【0036】 デコーダ部16の出力ビデオ信号は、Vミキシング部22に入力される。Vミキシング部22では、テキストデータの合成が行なわれる。また、Vミキシング部22には、TVチューナー部21やA/V入力部20からの信号を、直接取り込むラインも接続されている。 【0037】 また、Vミキシング部22には、バッファとして用いるフレームメモリ32が接続されている。Vミキシング部22の出力がアナログ出力の場合はI/F(Interface)33を介して外部出力され、デジタル出力の場合はD/A(Digital/Analog)変換器34を介して外部のモニターディスプレイ29に出力される。 【0038】 デコーダ部16の出力オーディオ信号は、セレクタ23を介してD/A変換器35でアナログ変換され外部のスピーカ36に出力される。 セレクタ23は、マイクロコンピュータブロック17からのセレクト信号により制御される。これにより、セレクタ23は、TVチューナー部21やA/V入力部20からのデジタル信号を直接モニタする時、エンコーダ部15をスルーした信号を直接選択することも可能である。 【0039】 なお、エンコーダ部15のフォーマッタ19では、記録中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイクロコンピュータブロック17のMPUに送出している[GOP(Group Of Picture)先頭割り込み時等の情報]。切り分け情報としては、VOBU(Video Object Unit)のパック数、VOBU先頭からのI(Intra)ピクチャのエンドアドレス、VOBUの再生時間等である。 【0040】 同時に、アスペクト比情報処理部からの情報を記録開始時にMPUに送り、MPUはVOB(Video Object)ストリーム情報(STI)を作成する。ここで、STIは、解像度データ、アスペクト比データ等を保存し、再生時に、各デコーダ部ではこの情報を元にして初期設定が行なわれる。 【0041】 また、この映像再生装置では、ビデオファイルは1ディスクに1ファイルとしている。また、データをアクセス(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるために、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めている。この単位をCDA(Contiguous Data Area)と称している。CDAサイズは、ECC(エラー訂正コード)ブロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムではこのCDA単位で記録を行なっている。 【0042】 D−PRO部14は、エンコーダ部15のフォーマッタ19からVOBU単位のデータを受け取り、CDA単位のデータをディスクドライブ部12またはHDD部13に供給している。 【0043】 また、マイクロコンピュータブロック17のMPUは、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了のコマンドを認識すると、作成した管理情報をD−PRO部14に送る。これにより、管理情報が光ディスク11またはハードディスク13aに記録される。 【0044】 このため、エンコードが行なわれているとき、マイクロコンピュータブロック17のMPUは、エンコーダ部15からデータ単位の情報(切り分け情報等)を受け取る。また、マイクロコンピュータブロック17のMPUは、記録開始時には光ディスク11またはハードディスク13aから読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識し、各ディスクの未記録エリアを認識し、データ上の記録エリアを、D−PRO部14を介してディスクに設定している。 【0045】 図2はこの発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データにおけるダイジェスト編集のようすを説明する図である。 ここで符号201は、記憶媒体から出力され、ダイジェスト編集を行うための映像/音声データである。この発明の実施の形態においては、ダイジェスト編集を行う映像/音声データ201に対して視聴者の趣味趣向に合わせて重要度を関連付ける。 【0046】 符号202は、映像/音声データ201の再生時間と、視聴者の趣味趣向に合わせて重要度を関連付けしやようすを示している。 例えばここでは、映像/音声データを各重要度の単位で開始時間と終了時間で区切っている。更に、ビットレートを関連付けしたデータベース上で管理されている。ここでの重要度は、例えば、録画したテレビ番組の毎分視聴率を元に加工して作成したものや、視聴者が趣味趣向に合わせ、予め、任意に設定した時間と重要度等である。 【0047】 これらの映像/音声データの重要度とビットレート変換を対応づけるための変換テーブルはメモリ27に記憶される。 また、マイクロコンピュータブロック17は、データビットレート変換手段26を備えており、メモリ27に記憶されている変換テーブルに基づいて映像/音声データの重要度に応じたビットレート変換を行う。 【0048】 符号203は、上記データビットレート変換手段26で変換された映像/音声の編集データを示している。 図3はこの発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データの管理のようすを説明する図である。ここでは映像/音声データの管理表として表現している。 【0049】 すなわち、ここではチャプタ番号1は開始時刻が00:00:00、終了時刻が00:30:00、重要度は1である。 図4は、この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データの重要度と、映像/音声データのビットレート変換を示す変換テーブル、ダイジェスト再生時の再生速度を関連付ける表である。 【0050】 ここでは例えば、重要度1に対してビットレートは1/5倍、再生速度は5倍である。また、重要度2に対してビットレートは2/5倍、再生速度は4倍、重要度3に対してビットレートは3/5倍、再生速度は3倍、重要度4に対してビットレートは4/5倍、再生速度は2倍、重要度5に対してビットレートは1倍、再生速度は1倍としている。 【0051】 図5は、この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データのダイジェスト編集のようすを説明するフローチャートである。 例えば、ユーザがキー入力部30を操作し、図示しない表示画面に表示されるダイジェスト編集を選択する。すると、映像編集装置/映像再生装置は映像/音声データを図3に示すチャプタ管理表に対応するように、映像/音声データを分割する。そして、図4に示すビットレート関連付け表に示したビットレートに合わせ、映像/音声データをデータ変換する。そして、このデータ変換後、再び映像/音声データを連結し、上記データビットレート変換手段26で変換された映像/音声の編集データ203を作成する。 【0052】 符号S201はここでの開始ステップである。続いて符号S202を付したステップへ進む。 符号S202は映像/音声データを編集可能なフォーマットに展開するステップである。続いて符号S203を付したステップへ進む。 符号S203は重要度を示す上記データベースを参照し、映像/音声データを例えば複数のチャプタに分割するステップである。続いて符号S204を付したステップへ進む。 【0053】 符号S204は複数のチャプタに分割された映像/音声データを重要度に応じたビットレートに変換するステップである。続いて符号S205を付したステップへ進む。 【0054】 符号S205は、終了ステップであり、ここでの処理は終了する。 すなわちこの発明の実施の形態に係る映像編集装置においては、映像信号に係る重要度とこの重要度に対応して映像信号を所定の画質に変換する割合(ビットレート)が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段(メモリ27)と、映像信号を受信し、映像信号のチャプタ毎に重要度を決定する重要度決定手段(17)と、記憶手段に記憶された変換テーブルを用い、決定された重要度に応じてチャプタ毎に映像信号を所定の画質(ビットレート)にそれぞれ変換するビットレート変換手段(17)と、チャプタ毎にそれぞれビットレート変換された複数のチャプタを連結し、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号を出力する映像信号出力手段(14)を備えている。 【0055】 図6は、この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データのダイジェスト再生のようすを説明するフローチャートである。 符号S301はここでの開始ステップである。続いて符号S302を付したステップへ進む。 符号S302はダイジェスト再生を行うか否かを判断するステップである。ダイジェスト再生を行うと判断した場合は符号S303を付したステップへ進む(Yes)。ダイジェスト再生を行なわないと判断した場合は符号S304を付したステップへ進む(No)。 【0056】 符号S303は重要度を示す上記データベースを参照し、ビットレートに対応した再生速度を決定するステップである。続いて符号S304を付したステップへ進む。 【0057】 符号S304は映像信号の再生を行うステップである。続いて符号S305を付したステップへ進む。 符号S305は終了ステップであり、ここでの処理は終了する。 この発明の実施の形態に係る映像再生装置においては、ビットレートが異なるチャプタを含む複数のチャプタで構成された映像信号が記憶された記憶媒体(12、13)と、映像信号に係るビットレートとこのビットレートに再生速度が対応づけられた変換テーブルが記憶された記憶手段(27)と、記憶媒体(12,13)に記憶された映像信号を受信し、記憶手段(27)に記憶された変換テーブルを用い、ビットレートに対応づけられた再生速度で映像信号を再生する映像信号再生手段を備えている。 【0058】 上記のように構成することによって、この発明の実施の形態においては、記憶媒体(12,13)に記憶された映像信号の編集において、データ量を削減することが可能となるという効果がある。またこの発明の実施の形態においては、編集時に映像編集装置が上記動作を行うことによって、自動的に特定のシーンを残すまたは削除を防止し、編集後も連続したデータとし、且つデータ量を低減させ、ユーザの利便性を向上させることが可能となるという効果がある。 【0059】 なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0060】 【図1】この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置の構成の一例を示すブロック図。 【図2】この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データにおけるダイジェスト編集のようすを説明する図。 【図3】この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データの管理のようすを説明する図。 【図4】この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データの重要度と、映像/音声データのビットレート変換を示す変換テーブル、ダイジェスト再生時の再生速度を関連付ける表。 【図5】この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データのダイジェスト編集のようすを説明するフローチャート。 【図6】この発明の実施の形態に係る映像編集装置/映像再生装置における映像/音声データのダイジェスト再生のようすを説明するフローチャート。 【符号の説明】 【0061】 11…光ディスク、12…ディスクドライブ部、13…HDD部、14…D−PRO部、15…エンコーダ部、16…デコーダ部、17…マイクロコンピュータブロック、18…バッファメモリ、19…フォーマッタ、20…A/V入力部、21…TVチューナー部、22…Vミキシング部、23…セレクタ、24…ワークRAM、25…方式違い検知部、26…データビットレート変換手段、27…変換テーブルが記憶されたメモリ、28…表示部、29…モニターディスプレイ、30…キー入力部、31…STC、32…フレームメモリ部、33…I/F、34…D/A変換器、35…D/A変換器、36…スピーカ。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝
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| 【出願日】 |
平成18年7月27日(2006.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100109900 【弁理士】 【氏名又は名称】堀口 浩
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| 【公開番号】 |
特開2008−35053(P2008−35053A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−204561(P2006−204561) |
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