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【発明の名称】 画像情報再生装置、画像情報再生装置の表示制御方法、プログラム及び記憶媒体
【発明者】 【氏名】水森 龍太

【要約】 【課題】インデックス画面で異なるフォーマットデータの存在を識別可能とする。

【構成】液晶表示パネルにインデックス画面にサムネイル画像とアイコンを撮影時刻順に一覧表示することで、異なるフォーマットデータが記録媒体に格納されていることが容易に認知できる。しかもそれぞれを選択することで、対応する動画像データ又は静止画像データの再生が可能となるインデックス画面を用いた画像情報再生装置を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2フォーマットの複数の画像データを格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを再生する再生手段と、
前記再生手段で再生された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを表示する表示手段と、を備えた画像情報再生装置において、
前記第1フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示手段に供給する手段と、
前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示手段に供給する手段と、を備え、
前記表示手段は、供給された前記それぞれの複数の画像を同一画面内に一覧表示する、ことを特徴とする画像情報再生装置。
【請求項2】
前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像は、前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の抽象画像である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報再生装置。
【請求項3】
前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の抽象画像は、複数のアイコン画像である、ことを特徴とする請求項2に記載の画像情報再生装置。
【請求項4】
前記第1フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像は、前記第1フォーマットの複数の画像データそれぞれを代表するサムネイル画像である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像情報再生装置。
【請求項5】
前記表示手段に一覧表示される前記それぞれの複数の画像は、対応する前記それぞれの画像データの撮影時刻順が判別可能に配列される、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像情報再生装置。
【請求項6】
前記表示手段に一覧表示される前記それぞれの複数の画像は、前記第1フォーマットの複数の画像データに対応した画像と、前記第2フォーマットの複数の画像データに対応した画像とで同じ大きさの表示領域を使用して表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報再生装置。
【請求項7】
前記表示手段に一覧表示される前記それぞれの複数の画像は、前記第1フォーマットの複数の画像データに対応した画像と、前記第2フォーマットの複数の画像データに対応した画像とで、異なる大きさの表示領域を使用して表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報再生装置。
【請求項8】
前記表示手段に一覧表示される前記それぞれの複数の画像は、選択することで、次の動作の開始の指令となる、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像情報再生装置。
【請求項9】
前記アイコン画像を選択したときは、前記第1フォーマットの画像再生処理へ移行するるように構成される、ことを特徴とする請求項4に記載の画像情報再生装置。
【請求項10】
前記アイコン画像を選択したときは、前記第1フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像がアイコン画像とされ、前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像がサムネイル画像として表示されるように構成される、ことを特徴とする請求項4に記載の画像情報再生装置。
【請求項11】
前記アイコン画像には、前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応するデータ量に関する情報が伴って表示される、ことを特徴とする請求項4に記載の画像情報再生装置。
【請求項12】
第1及び第2フォーマットの複数の画像データを格納する記憶工程と、
前記記憶工程で格納された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを再生する再生工程と、
前記再生工程で再生された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを表示する表示工程と、を備えた画像情報再生装置の表示制御方法において、
前記第1フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示工程に供給する工程と、
前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示工程に供給する工程と、を備え、
前記表示工程は、供給された前記それぞれの複数の画像を同一画面内に一覧表示する、ことを特徴とする画像情報再生装置の表示制御方法。
【請求項13】
前記表示工程により一覧表示される前記それぞれの複数の画像は、対応する前記それぞれの画像データの撮影時刻順が判別可能に配列される、ことを特徴とする請求項12に記載の画像情報再生装置の表示制御方法。。
【請求項14】
前記表示工程で一覧表示される前記それぞれの複数の画像は、選択することで、次の動作の開始の指令となる、ことを特徴とする請求項13に記載の画像情報再生装置の表示制御方法。
【請求項15】
請求項12乃至14のいずれか1項に記載された画像情報再生装置の表示制御方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項16】
請求項12乃至14のいずれか1項に記載された画像情報再生装置の表示制御方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は画像情報再生装置、画像情報再生装置の表示制御方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に動画像データ及び静止画像データを表示する、画像情報再生装置、画像情報再生装置の表示制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、デジタルビデオカメラには、半導体メモリーカードが搭載された機種や、記録可能なDVDディスクを記録メディアとして使用する機種が存在しており、さらに、動画像データと静止画像データの双方を記録し、再生することが可能になっている。
【0003】
また一般的には、主に動画像の記録を行うためのモードと、記録したコンテンツ(記録データ)を観賞するためのモードとが存在している。本明細書では、便宜上それらを記録モードと再生モードと呼ぶ。
【0004】
通常、記録されている記録データフォルダ(コンテンツ)の中の、一つの記録データファイルを対象にした単一ファイル再生モードは、標準的に備えられている。また、全ての記録されている記録データフォルダの中のそれぞれの記録データファイルに対応したサムネイル画像を一覧表示する機種もある。このような機能は、インデックス表示画面を再生するとして、本明細書においては、インデックス再生モードと呼ぶ。尚、サムネイル画像とは、原画像を縮小して表示する画像を意味し、この動画像データでは、各動画像記録データファイルの代表的な静止画像がサムネイル画像とする。
【0005】
また、インデックス再生画面においては、ユーザが視聴したい記録データファイルのサムネイル画像を選択することにより、選択されたサムネイル画像を代表静止画像とする動画像記録データファイルの単一ファイル再生モードへ遷移することが可能となる。
【0006】
また、図10に示すように、インデックス表示画面において、タブと呼ばれる階層構造の概念を導入している機種もある。この概念をもちいて、各タブ毎に特定の画像データフォーマットを対応付けすることにより、単一のインデックス表示画面上で複数の異なるフォーマットの画像データを別々に取り扱うことが可能となっている。また、タブ以外にも、異なるフォーマットの画像データを再生画面内で取り扱うための方法として、メニュー画面上での操作をトリガとした画面遷移や、デジタルビデオカメラ本体上のメカニカルスイッチの操作をトリガとする画面遷移が実現されている。
【0007】
また、デジタルビデオカメラ以外の画像データを再生できる装置においても、記録データファイルの再生に関する各種の技術が提案されている。たとえば、特許文献1では、インデックス画面表示している各コンテンツに関する情報を、同一画面上に表示する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2003‐032582号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、従来技術においては、ユーザがある特定のフォーマットを対象とした再生画面から別の再生画面へと画面表示を変更させる際には、インデックス再生画面内に用意されたタブを選択する事により画面を遷移させる必要があった。もしくは、再生装置に設置されている機械的なスイッチを切り換えることにより再生画面を遷移させる必要があった。 インデックス再生画面内で、図9に示すように、再生画面をタブを用いて遷移させる際には、再生画面内の選択カーソルを、対象フォーマットに関連付けされた表示領域外にあるタブのところまで移動させ、選択する必要がある。また、機械的なスイッチによる選択では、ユーザが希望するフォーマットの再生画面に遷移させようとする度に、機械的なスイッチを操作する必要がある。
【0009】
このように、従来技術においては、ユーザが再生画面を選択する際には、再生領域外での操作や、機械的なスイッチの切り換え操作といった、余計な操作が要求された。
【0010】
したがって本発明は、インデックス画面にサムネイル画像とアイコンを表示することで、異なるフォーマットデータの存在が容易に認知でき、それぞれを選択することで、再生が可能となるインデックス画面を用いた画像情報再生装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本願の実施形態における画像情報再生装置は、
第1及び第2フォーマットの複数の画像データを格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを再生する再生手段と、
前記再生手段で再生された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを表示する表示手段と、を備えた画像情報再生装置において、
前記第1フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示手段に供給する手段と、
前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示手段に供給する手段と、を備え、
前記表示手段は、供給された前記それぞれの複数の画像を同一画面内に一覧表示する、ことを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するために、本願の他の実施形態における画像情報再生装置の表示制御方法は、
第1及び第2フォーマットの複数の画像データを格納する記憶工程と、
前記記憶工程で格納された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを再生する再生工程と、
前記再生工程で再生された前記第1及び第2フォーマットの複数の画像データを表示する表示工程と、を備えた画像情報再生装置の表示制御方法において、
前記第1フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示工程に供給する工程と、
前記第2フォーマットの複数の画像データのそれぞれに対応した複数の画像を前記表示工程に供給する工程と、を備え、
前記表示工程は、供給された前記それぞれの複数の画像を同一画面内に一覧表示する、ことを特徴とする
上記目的を達成するために、本願のさらに他の実施形態においては、前記実施形態における画像情報再生装置の表示制御方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
【0013】
上記目的を達成するために、本願のさらに他の実施形態においては、
前記実施形態における画像情報再生装置の表示制御方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明による画像情報再生装置によれば、ユーザは、表示画面中に存在する別のフォーマットに従う画像データを、対応するアイコンを選択することで、目的の画像データの再生画面へ遷移することが可能となる。これにより、先に説明した課題である、再生画面を表示するために現状の再生画面領域外での操作や、機械的なスイッチを操作して再生画面を遷移させる等の余計な操作を要求する必要が無いため、再生画面における利便性の向上を実現することができる。また、本発明の再生装置を用いることで、ユーザはインデックス画面から、再生装置が把握しているコンテンツの情報を包括的に取得することが可能であるため、再生装置が把握しているデータの無駄ない利用を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態に係る画像情報再生装置を説明する。
【0016】
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1が適用された画像情報再生装置を実装するデジタルビデオカメラ100のブロック図である。撮像部101が、CCDなどの撮像素子を制御し、撮像レンズ111を介して得られる被写体の動画像及び/又は静止画像の撮影を行う。撮像部101からの撮影されて得られる画像データは、画像処理部106において目的のデータフォーマットに変換される。変換された画像データ(コンテンツ)は、着脱可能で、書き換え可能な記録媒体、本実施形態においては光磁気ディスク108上の特定領域に、記録制御部105によってファイル形式の画像データ、すなわち、コンテンツとして記録される。光磁気ディスク108は、光磁気ディスクドライブ113に挿入されて使用される。
【0017】
また、すでに記録したコンテンツをデジタルビデオカメラ100の液晶パネル表示部110を用いて再生表示する際には、メイン制御部102より指示を受けた再生制御部103により光磁気ディスク108から再生する。そして、再生された画像データをメイン制御部102で処理することにより、液晶パネル表示部110への表示用画像データを生成し、表示制御部104に送られる。そして表示用画像データは、表示制御部104により、液晶パネル表示部110の表示画面上に表示される。
【0018】
尚、本発明の実施形態の実行に係る動作も含めて、各種のプログラムが記憶部112に格納されており、デジタルビデオカメラ100は、これらのプログラムを稼動させるメイン制御部102による制御にしたがって動作する。また、内部メモリ109は、画像データを一時的に記憶したり、メイン制御部102のワークエリアとしても使用される。さらに、デジタルビデオカメラ100は、後端部に電子式ビューファインダー(EVFともいう)114が設けられる。このEVF114に供給される表示信号も、たとえば、表示制御部104より供給される。また、デジタルビデオカメラ100を操作する各種の操作信号が、操作入力部115から入力される。さらにまた、デジタルビデオカメラ100はマイク117とスピーカ118を備えており、これらは、音声制御部116により制御される。
【0019】
図2は、図1に示す本実施形態を適用したデジタルビデオカメラ100の外観図である。図1と同じ要素部品については同じ参照符号を使用して説明する。デジタルビデオカメラ100は、先に説明したように、本体内部に光磁気ディスクドライブ113を内蔵している。したがって、着脱可能な光磁気ディスク108を光磁気ディスクドライブ113に装着することにより、図1のブロック図を用いて説明した撮像部101により撮影された画像データを記録することが可能である。デジタルビデオカメラ100は、前端部には撮像レンズ111が取り付けられ、後端部にはEVF114が設けられる。ユーザはEVF114を用いて撮影や再生を行う際に撮影する、又は再生する画像を確認することが可能である。
【0020】
また、デジタルビデオカメラ100の後端部には、さらにモード切り替えスイッチ203が設けられている。モード切り替えスイッチ203により選択することが可能なモードには、記録モードと再生モードが用意されている。ユーザはモード切り替えスイッチ203を操作することにより、画像データの記録や画像データを再生し閲覧するモードを選択出来る。また、202は記録スタート/ストップボタンである。通常、この記録スタート/ストップボタンはトグル動作をする。ユーザは、記録スタート/ストップボタン202を1回押すことにより、デジタルビデオカメラ100へ記録の開始及び/又は記録の停止を指示する。また、デジタルビデオカメラ100の上部には、ズームレバー208が設けられている。モード切り替えスイッチ203が記録モードのポジションにある場合には、ズームレバー208のスライド操作により、記録中又は記録待機中の画像データの広角、望遠を調節することが可能である。
【0021】
また、モード切り替えスイッチ203が再生モードのポジションにある場合には、ズームレバー208のスライド操作により、再生対象となっている画像データの再生ズームを調節したり、インデックス表示画面へ遷移させたりすることが可能に構成されている。モードスイッチ203は、例えば図9に示すように、ノブのついた回動スイッチの構造で、再生、切り、記録の切り換えを行う。
【0022】
デジタルビデオカメラ100の側面部分の209には、各種の操作スイッチが集められている操作スイッチ部があり、図示はしていないが、再生動作系やメニュー操作を行うための各種のキーが配置されている。さらに、その操作スイッチ部209を収納時には覆う、開閉自在の液晶パネル表示部110が設けられる。これらの各種スイッチは、図1の操作入力部115を介してデジタルビデオカメラ100に入力される。
【0023】
液晶パネル表示部110は、デジタルビデオカメラ100が記録動作中には、記録している動画像、又は記録する静止画像を表示し、デジタルビデオカメラ100が再生中の時は、再生対象となっている記録済みの動画像又は静止画像を表示する。したがって、ユーザは、記録中、及び再生中の動画像データ及び静止画像データを液晶パネル表示部110で確認することが可能となる。通常、液晶パネル表示部110が開状態の時は、EVF114は不動作となり、液晶パネル表示部110が閉状態の時は、EVF114は動作し、液晶パネル表示部110は不動作となる。また、液晶パネル表示部110、又はEVF114に、記録済み時間、記録可能時間、バッテリー残量等の付加情報を表示することで、ユーザにデジタルビデオカメラ100の動作状態を通知することが可能である。
【0024】
また、117は画像データと共に音声データを記録するためのマイクである。さらに、118はスピーカであり、光磁気ディスク108に記録されている動画像データを再生する際に、動画像データと一緒に記録されている音声データを再生するために用いられる。210はバッテリーであり、デジタルビデオカメラ100を動作させるために必要な電力が供給される。
【0025】
本実施形態では、モード切り替えスイッチ203を操作することにより、デジタルビデオカメラ100に装着されている光磁気ディスク108に記録されている画像データを再生するモードへと遷移する。さらにインデックス表示画面へ遷移した場合には、図3または図4に示すようなフローチャート図にしたがって動作する。
【0026】
図3は、デジタルビデオカメラ100において、動画像データに関するインデックス再生が選択されたときのフローチャートを示す。一方、図4は、デジタルビデオカメラ100において、静止画像データに関するインデックス再生が選択されたときのフローチャートを示す。
【0027】
まず、動画像データに関するインデックス表示が選択された場合を図3を用いて説明する。再生モードに移行後、たとえばズームレバー208を操作することで、インデックス表示が指定され、図3のスッテプ301に入り、インデックス動画再生処理が開始される。次にステップ302に進み、光磁気ディスク108内に記録されている動画像データをサーチする処理が行われる。ステップ302のサーチ結果に基づき、ステップ303においては、光磁気ディスク108内に動画像データが存在するか否かの確認が行われる。
【0028】
ここで、光磁気ディスク108内に動画像データがある場合は、ステップ304へ移行し、検出された動画像データを動画像データ撮影時の時間情報に基づきソート処理を施した後、ステップ305に進む。ステップ305では、検出された各動画像データに対応したサムネイル画像の生成が行われ、ステップ306に移行する。また、ステップ303において、光磁気ディスク108内に動画像データの存在を確認できなかった場合には、そのままステップ306ヘ移行する。
【0029】
本実施形態の説明においては、光磁気ディスク108内に複数の動画像データが検出されたケースを想定している。従って、ステップ305で、検出された各動画像データに対応したサムネイル画像の生成が行われたあとステップ306に進む。次に、ステップ306では、光磁気ディスク108内に静止画像データが存在するか否かのサーチ処理が実行されステップ307ヘ移行する。ステップ307では、ステップ306でのサーチ結果に基づき、光磁気ディスク108内に静止画像データが存在していたか否かの確認が行われる。
【0030】
ここで、光磁気ディスク108内に静止画像データがあった場合には、ステップ308へ移行する。そして、検出された静止画像ファイルの記録時間情報を基に、先に検出したどの動画像データに間の時間に撮影されたものかを判別する処理を行い、ステップ309ヘ移行する。また、ステップ307において、光磁気ディスク108内に静止画像データがなかった場合には、そのままステップ309ヘ移行する。
【0031】
本実施形態の説明においては、光磁気ディスク108内に複数の静止画像データが検出されたケースを想定している。従って、ステップ308を経て、ステップ309に進む。
【0032】
次にステップ309において、これまでの一連の処理フローの中で確認されている動画像と静止画像の情報を、撮影された時間情報を基に表示画面の作成が行われる。その結果、図5に示すようなインデックス再生画面を表示するためのデータ生成され、ステップ310へ移行する。そして、図5に示すようなインデックス再生画面が、液晶パネル表示部110に表示される。
【0033】
図5のインデックス再生画面において、501は情報表示エリアであり、カーソルが指示するハイライト表示されたサムネイル画像に対応する動画像データの各種情報が表示される。図5に示す例では、動画ファイル番号、撮影日、撮影時間が表示されている。また、502はインデックス表示エリアであり、ユーザが操作することが可能な領域である。
【0034】
503は静止画像に関するアイコンである。このアイコンにより、動画像データ2と動画像データ3の撮影時刻の間の時刻に撮影された静止画像が存在することがわかる。アイコン503の右下に表示されている数字は動画像データ2と動画像データ3の間に撮影された静止画像の枚数表示504である。505は、各動画像データに対応したサムネイル画像であり、図5においては、4つの動画像データに対応するサムネイル画像が表示されている。
【0035】
このように、静止画像アイコン503と動画像データのサムネイル画像505を同一画面内に一覧表示することにより、ユーザは動画の概要を確認しつつ、静止画の存在を把握することも可能である。
【0036】
本実施形態では、2つの動画像データの撮影時刻の間に撮影された静止画像が複数ある場合であっても、1つのアイコン、すなわち抽象的な画像で静止画像の存在を示すようにした。このことにより、アイコン表示による再生画面のスペースを減らすことができる。また、複数の静止画像の存在を1つのアイコンで表示した場合であっても、枚数表示504を表示することで、ユーザは静止画像が複数存在すること簡単に知ることができる。もちろん、1つの静止画像を1つのアイコンで示しても構わない。
【0037】
また、本実施形態では2つの動画像データの撮影時刻の間に撮影された静止画像の単位でアイコンを表示しているが、必ずしもこの単位でアイコンを表示する必要はない。例えば、同じフォルダに属する静止画像をまとめて1つのアイコンとして表示してもよい。表示の一例を図8に示す。801に示すアイコンは同じフォルダに属する静止画像を表わすアイコンであり、802は静止画像アイコン1001が表わす静止画像の数を示す。
【0038】
806はインデックス表示エリアに表示された動画像データのサムネイル画像または静止画像に関するアイコンを選択することが可能なカーソルである。図8の場合は、ハイライト表示された枠を移動させることでカーソルの役割をなしている。
【0039】
図3にもどり、ステップ310では、先のステップ309で生成されたインデックス再生画面をデジタルビデオカメラ100の液晶パネル表示部110に表示する。このときの画面が図5であり、動画像データに関するインデックス再生画面を表示中にステップ307からステップ309で生成した静止画像に関するアイコン503が表示される。また、静止画像の枚数を表示してある枚数表示504は、ステップ308での処理をもとに表示される。
【0040】
次にステップ311においては、動画像データのサムネイル画像が選択された場合を検出し、ステップ312に進む。すなわち、ここで、動画像サムネイル画像505が選択されたと判断された場合にはステップ312へ移行し、選択された動画像データの再生が行われる。
【0041】
またステップ311で、動画像データのサムネイル画像が選択されてない場合、ステップ313に移行する。そしてステップ313で、静止画像に関するアイコン503が選択されたと判定された場合にはステップ314へ移行し、静止画像再生モードへ移行することになる。この静止画像再生モードへの移行に伴い、液晶パネル表示部110へ表示するためのデータを再構築するための静止画再生処理が、図4に記載のフローチャートにしたがって動作する。尚、ステップ313で、静止画像に関するアイコンも選択されなかった場合は、ステップ311にもどり、いずれかが選択されるのを待つことになる。
【0042】
図4に示す静止画像再生モードのインデックス画面表示に関するフローチャートは、図3を用いて説明した動画像再生モードのインデックス画面表示に関するフローチャートの動画像と静止画像を逆にしたものであり、基本的に動作の流れは図3と同じである。したがって、詳細な説明は省略するが、ステップ408以降において、図6に示すように、動画像アイコン603を用いることで、動画像データの存在を明示的に示すことが可能となる。
【0043】
最終的にステップ410で液晶パネル表示部110上に表示されるインデックス画面表示は、図6に示ような画面になる。図6のインデックス再生画面において、601は情報表示エリアであり、カーソルが指示するハイライト表示されたサムネイル画像に対応する静止画データの各種情報が表示される。図6に示す例では、静止画ファイル番号、撮影日、撮影枚数が表示されている。また、602はインデックス表示エリアであり、ユーザが操作することが可能な領域である。図6において、動画像アイコン603も右下の数字604は動画像データの撮影時間を示す。したがって、たとえば、12であれば、この動画像データは12分間撮影されたの動画像データであることを意味する。
【0044】
以上のようなフローチャートに示す動作にしたがって処理を行うことで、液晶パネル表示部110上でのインデックス再生画面において、デジタルビデオカメラ100が保持しているコンテンツを包括的に把握し、簡単に利用することが可能になる。
【0045】
<実施形態2>
また、本実施形態においては、図5に示すように動画像データのサムネイル画像と静止画像に関するアイコンを同じサイズで示す例を紹介した。しかしながら、図7に示すように、静止画像に関する静止画アイコン705を動画像データのサムネイル画像703の間に小さく表示することも可能である。この時は、図3のフローチャート内のステップ309におけるインデックス画面表示を生成する処理ステップにおいて、図7に示すような画面を生成するための処理機能を持つことを意味している。静止画アイコン705の右下の数字は枚数表示704である。
【0046】
また、このような場合にも図8のような表示形態をとることが可能である。すなわち、同一フォルダに属する静止画像をまとめて1つの静止画アイコンとして表示してもよい。本実施形態では、静止画アイコンはサムネイル画像よりも小さく表示するため、インデックス表示エリア502とは別の領域、例えば情報表示エリア501に表示させてもよい。
【0047】
<他の実施形態>
図6のインデックス画面では、静止画データは、静止画ファイルの代表的な1枚のみ表示するが、たとえば、全ての静止画データのサムネイル画像を生成し、表示することも可能である。その場合、当然にして、動画像データも含めて、撮影時刻順に配列される必要がある。
【0048】
さらに、図5乃至図7のインデックス画面において、表示されるサムネイル画像及びアイコンの数が多く、各画像の表示領域が極端に小さくなってしまう場合には、タブ表示形式にして、分割して表示することもありうる。
【0049】
さらにまた、上記の実施形態においては、記憶媒体として光磁気デイスク108を使用したが、半導体メモリ等、その他の記憶媒体も使用することが可能である。
【0050】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。
【0051】
すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0052】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0053】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。しかし、さらにそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる場合もあり得る。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の実施形態の画像情報再生装置が適用されたビデオカメラの機能構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態が適用されたビデオカメラの外観図である。
【図3】本発明の実施形態が適用されたビデオカメラにおける動画像再生モードでのフローチャート図である。
【図4】本発明の実施形態が適用されたビデオカメラにおける静止画像再生モードでのフローチャート図である。
【図5】本発明の実施形態における動画像再生モードでの液晶パネル表示部に出力されるインデックス画面の図である。
【図6】本発明の実施形態が適用されたビデオカメラにおける実施形態における静止画像再生モードでの液晶パネル表示部に出力されるインデックス画面の図である。
【図7】本発明の実施形態が適用されたビデオカメラにおける静止画像アイコンを小さく表示させるインデックス画面の図である。
【図8】本発明の実施形態が適用されたビデオカメラにおける動画像再生モードでの液晶パネル表示部に出力される他のインデックス画面の図である。
【図9】図2に示された本発明の実施形態が適用されたビデオカメラにおけるビデオカメラのモード切り替えスイッチの正面図である。
【図10】従来技術におけるタブを用いたインデックス画面の図である。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年7月26日(2006.7.26)
【代理人】 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳

【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎

【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘

【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二


【公開番号】 特開2008−34972(P2008−34972A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−203733(P2006−203733)