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【発明の名称】 画像形成装置
【発明者】 【氏名】井上 宏和

【要約】 【課題】カバー部にハンドセットの置き台が取り付けられている画像形成装置において、カバー部を開放して傾斜した場合にハンドセットが載置部から落下しない簡素な構成を提供する。また、カバー部を開放していく角度に関係なく落下防止機能を発揮できるようにする。

【構成】基部2と、この基部2に対して回転軸2a周りに傾斜可能であるカバー部3と、このカバー部3に取り付けられる置き台11と、この置き台11の載置部上に載置可能とされるハンドセット10と、を備えた画像形成装置であって、回転軸2aと平行に第2の回転軸11aを設定して、置き台11をカバー部3に対して第2の回転軸11a周りに回転自在に構成し、カバー部3を基部2に対して傾斜させた時に、置き台11の載置部を水平状態に維持可能に構成した。好ましくは、置き台10の下部に錘13を取り付ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基部と、この基部に対して回転軸周りに傾斜可能であるカバー部と、このカバー部に取り付けられる置き台と、この置き台の載置部上に載置可能とされるハンドセットと、を備えた画像形成装置であって、
前記回転軸と平行に第2の回転軸を設定して、前記置き台をカバー部に対して第2の回転軸周りに回転自在に構成し、カバー部を基部に対して傾斜させた時に、置き台の載置部を水平状態に維持可能に構成したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記置き台の下部に錘を取り付けていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カバー部に固定されると共に、前記第2の回転軸が設定される置き台支持体を設け、カバー部を基部に対して傾斜させた時に、置き台支持体がハンドセットの落下を防止する状態に移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
基部と、この基部に対して回転軸周りに傾斜可能であるカバー部と、このカバー部に固定される置き台と、この置き台の載置部上に載置可能とされるハンドセットと、を備えた画像形成装置であって、
前記回転軸と並行に第2の回転軸を設定して、落下防止体を置き台に対して第2の回転軸周りに回転可能に構成し、カバー部を基部に対して傾斜させた時に、落下防止体がハンドセットの落下を防止する状態に移動することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記落下防止体の下部に錘を取り付けていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、基部と、この基部に対して回転軸周りに傾斜可能であるカバー部と、このカバー部に取り付けられる置き台と、この置き台の載置部上に載置可能とされるハンドセットと、を備えた画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、電話機のハンドセット(受話器)が付設された構成の画像形成装置(ファクシミリ装置、デジタル複合機など)が知られている。画像形成装置の構造は、大きく、基部とカバー部に分けることができる。画像形成装置の基部には、記録紙の収容部と搬送機構、トナーカートリッジなどが設けられており、記録紙のジャム処理やトナーカートリッジの交換作業を適宜行う必要がある。そのために、カバー部を基部に対して回転軸周りに回転可能に支持している。また、ハンドセットは、画像形成装置のカバー部に固定された置き台の載置部上に載置されるように構成されている。ハンドセットの置き台をカバー部に取り付けるのは、ハンドセットの操作を行ないやすくするためである。
【0003】
かかる構成によれば、カバー部を開放した時にカバー部が回転軸周りに傾斜した状態になるため、置き台も同じく傾斜した姿勢となる。そうすると、載置部に載置されたハンドセットが載置部から落下してしまうという問題が生じる。このような問題を解決した従来技術として、下記特許文献1に開示されるハンドセットの取付構造が知られている。
【0004】
特許文献1の画像形成装置は、開閉可能なフロント扉(カバー部に相当)にハンドセットの置き台が設けられており、置き台がスプリングにより回転可能に軸支されている。フロント扉を開放した時に、スプリングの付勢力が開放され、置き台が回転して載置部を水平な状態になるようにしている。フロント扉を閉じている時は、スプリングの付勢力に抗して置き台が所定の姿勢に保持されるように構成されている。
【0005】
【特許文献1】特開平10−126472号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
かかる従来技術によれば、フロント扉を開放した時に、置き台の載置部を水平に設定することができるが、次のような課題を有する。すなわち、載置部を水平に維持することができるのは、フロント扉を決められた角度だけ回転させたときであり、その角度以外の場合は水平状態にならない。従って、フロント扉を開放して所定の角度に到達するまでは水平状態ではなく、角度によっては不安定な状態もありうる。また、スプリングを使用する構成であるため、組み立て工程が煩雑化する恐れを有している。
【0007】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、カバー部にハンドセットの置き台が取り付けられている画像形成装置において、カバー部を開放して傾斜した場合にハンドセットが載置部から落下しない簡素な構成を提供することである。また、カバー部を開放していく角度に関係なく落下防止機能を発揮できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため本発明に係る画像形成装置は、
基部と、この基部に対して回転軸周りに傾斜可能であるカバー部と、このカバー部に取り付けられる置き台と、この置き台の載置部上に載置可能とされるハンドセットと、を備えた画像形成装置であって、
前記回転軸と平行に第2の回転軸を設定して、前記置き台をカバー部に対して第2の回転軸周りに回転自在に構成し、カバー部を基部に対して傾斜させた時に、置き台の載置部を水平状態に維持可能に構成したことを特徴とするものである。
【0009】
この構成による画像形成装置の作用・効果について説明する。カバー部には、ハンドセットが載置可能な置き台が取り付けられている。カバー部の基部に対する回転軸と平行に第2の回転軸が設定される。置き台は、この第2の回転軸周りに回転自在にカバー部に支持される。メンテナンス等のためにカバー部を基部に対して開放して傾斜させても、置き台が第2の回転軸周りに回転するため置き台の載置部は水平姿勢に維持される。つまり、置き台とこれに搭載したハンドセットの自重の作用により、カバー部の傾斜状態に関わらず、置き台は同じ姿勢(安定した姿勢)を取るように作用する。これにより、カバー部の開放工程の全域において、常時安定した姿勢を取ることができる。また、スプリングを使用せず部材の自重の作用を利用するものであるから、構成も簡素であり、組立工程が煩雑化することもない。
【0010】
本発明において、前記置き台の下部に錘を取り付けることが好ましい。
【0011】
かかる錘を下部に取り付けることにより、重心位置を下げることができ、より安定した水平姿勢を維持させることができる。
【0012】
本発明において、カバー部に固定されると共に、第2の回転軸が設定される置き台支持体を設け、カバー部を基部に対して傾斜させた時に、置き台支持体がハンドセットの落下を防止する状態に移動することが好ましい。
【0013】
この構成によれば、カバー部に置き台支持体を固定し、この置き台支持体に第2の回転軸が設定される。カバー部を傾斜させると、カバー部に固定された置き台支持体も一体に回転軸周りに回転する。この時、置き台支持体のハンドセットに対する相対的な位置関係が変わり、置き台支持体がハンドセットの落下を防止する状態に移動する。これにより、更に確実にハンドセットの落下を防止することができる。
【0014】
上記課題を解決するため本発明に係る別の画像形成装置は、
基部と、この基部に対して回転軸周りに傾斜可能であるカバー部と、このカバー部に固定される置き台と、この置き台の載置部上に載置可能とされるハンドセットと、を備えた画像形成装置であって、
前記回転軸と並行に第2の回転軸を設定して、落下防止体を置き台に対して第2の回転軸周りに回転可能に構成し、カバー部を基部に対して傾斜させた時に、落下防止体がハンドセットの落下を防止する状態に移動することを特徴とするものである。
【0015】
この構成による画像形成装置の作用・効果について説明する。カバー部には、ハンドセットが載置可能な置き台が固定されている。カバー部の基部に対する回転軸と平行に第2の回転軸が設定される。落下防止体が、この第2の回転軸周りに回転自在に置き台に支持される。メンテナンス等のためにカバー部を基部に対して開放して傾斜させると置き台の載置部も共に傾斜する。しかし、落下防止体は、置き台に対して第2の回転軸周りに回転するため、カバー部の姿勢に関わらず所定の姿勢に維持される。つまり、落下防止体自身の自重の作用により、カバー部及び置き台の傾斜状態に関わらず、落下防止体は同じ姿勢(安定した姿勢)を取るように作用する。従って、ハンドセットと落下防止体との相対的な位置関係がカバー部を開放することで変動し、落下防止体がハンドセットの落下を防止する状態に移動する。かかる構成は、スプリングを使用せず落下防止体の自重の作用を利用するものであるから、構成も簡素であり、組立工程が煩雑化することもない。
【0016】
本発明において、落下防止体の下部に錘を取り付けていることが好ましい。
【0017】
かかる錘を下部に取り付けることにより、重心位置を下げることができ、落下防止体の姿勢をより安定させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明に係る画像形成装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は画像形成装置の一例であるファクシミリ装置1の外観構成を示す図であり、カバー部を閉鎖した状態を示している。図2は、図1に示すファクシミリ装置でカバー部を開放した状態を示す外観図である。図1,図2は、ファクシミリ装置の前面側を示す図であり、図1,2の紙面に垂直な方向を装置の前後方向、図1,2の紙面に沿った上下方向を装置の上下方向、図1,2の紙面に沿った左右方向を装置の左右方向と定義する。
【0019】
<ファクシミリ装置の全体構成>
このファクシミリ装置1は、給紙装置4、プリンタ装置5、スキャナーケーシング6、自動原稿搬送装置(以下、ADFと省略)7を備えている。更に、スキャナーケーシング6の前側に配置される操作パネル8、スキャナーケーシング6の左側に配置されるハンドセットユニット9が備えられている。以下、ファクシミリ装置1に設けられる各装置の構成を概略的に説明する。
【0020】
プリンタ装置5は、イメージデータを記録紙上に記録するための装置である。このプリンタ装置5内には、ファクシミリ通信回路部、電話通信回路部が内蔵されている。給紙装置4は、プリンタ装置5に記録紙を供給するための装置である。
【0021】
スキャナーケーシング6内には、スキャナー装置が内蔵されている。スキャナー装置は、原稿画像を読み取って、その原稿画像の電子的なイメージデータを作成する装置である。ADF7は、原稿を搬送して、スキャナーケーシング6内のスキャナー装置が有する読み取り部を原稿の各部が通過するようにさせる装置である。
【0022】
操作パネル8には、ファクシミリ装置1が備える各機能を作動させるためのユーザーの操作入力手段(キー等で構成)や、ファクシミリ装置1の作動状況を表示するための画像出力手段(表示ディスプレイ)が備えられている。ハンドセットユニット9を構成するハンドセット10は、電話の受話器であり、電話通信における音声入力手段及び音声出力手段を構成するものである。
【0023】
ここに図示するファクシミリ装置1は、構造的に、給紙装置4、プリンタ装置5などを有する基部2と、スキャナーケーシング6、ADF7、操作パネル8、ハンドセットユニット9などを有するカバー部3とに分けることができる。カバー部3は、基部2に対して回転軸2a周りに回転可能に支持されている。図2に示すように、カバー部3を回転軸2a回りに回転させると、カバー部3が傾斜した状態になり、基部2の上方が開放されてプリンタ装置5等の内部が露出する。このとき、プリンタ装置5における記録紙のジャム処理やプリンタ装置5内に配置されるトナーカートリッジの交換、ドラムカートリッジの交換などのメンテナンスを行なうことができる。
【0024】
カバー部3の回転中心である回転軸2aは、基部2の左側の上部よりに配置されており、前後方向に伸びた軸となっている。カバー部3の右端部が上下方向に移動するように、カバー部3が基部2に対して開放するように構成される。以下の説明において、図1に示すようにカバー部3を基部2に対して閉じた状態をカバー部3の閉鎖状態とする。逆にカバー部3を基部2に対して傾斜させて、基部2の上部が開放した状態をカバー部3の開放状態とする。図2に示す状態は、カバー部3が最大限開放された時の開放状態を示している。
【0025】
<ハンドセットユニットの構成(第1実施形態)>
次に、第1実施形態に係るハンドセットユニット9の構成を説明する。図3(a)はハンドセットユニットを前方から見た正面図、(b)は上方から見た平面図、(c)はカバー部3を開放状態にした時の状態を示す正面図である。なお、ハンドセットユニット9はオプションとして用意されるものであり、カバー部3に対する取り付け・取り外しは自在である。
【0026】
ちなみに、ハンドセットユニット9をファクシミリ装置1の左側上部に配置しているのは次の理由による。すなわち、ハンドセット10を使用する場合は、通常左手でハンドセット10を握り、右手で前面の操作パネル8を操作する関係上、図示の位置が操作上好ましい位置となる。また、ファクシミリ装置1の基部2の左側には、プリンタ装置5や給紙装置4が配置されるため、この位置に置くことは難しく、操作上でも問題がある。従って、図示のようにカバー部3の左側にハンドセットユニット9が配置されている。
【0027】
カバー部3の左側側面部にハンドセットユニット9が取り付けられており、カバー部3を閉鎖状態から開放状態に移動させて傾斜させると、ハンドセットユニット9も同じように傾斜した状態になろうとする。この時に、ハンドセット10が置き台から落下しないような構造が採用されている。
【0028】
ハンドセット10を載置する載置部を有する置き台11が置き台支持体12に対して回転自在に支持されている。置き台支持体12は、前後方向視で略L字形を有しており、カバー部3の左側側部に固定されている。図3(b)に示すように、置き台支持体12は前後方向に2箇所支持腕12aが突出しており、その先端部において置き台11が回転自在に支持される。置き台11の回転軸11a(第2の回転軸に相当)はカバー部3の回転軸2aと平行になるように設定されており、回転軸2aから比較的近い位置に配置される。なお、回転軸11aは置き台支持体12の側に形成してもよい。置き台11の下面には錘13が取り付けられている。錘13は、適宜の金属塊を用いることができる。
【0029】
図3(a)に示すカバー部3の閉鎖状態において、置き台11の載置部は水平になっており、ハンドセット10も水平状態に保持されている。カバー部3を開放状態にすると、カバー部3が傾斜し、これと一体の置き台支持体12も傾斜する。しかし、置き台11は置き台支持体12に対して回転自在に支持されているので、置き台11は水平状態が維持される。すなわち、置き台11、ハンドセット10、錘13の自重の作用により、水平状態が維持される。従って、置き台11に搭載されるハンドセット10も水平状態に維持されるため、ハンドセット10が落下することがない。特に、置き台11の下部に錘13を取り付けているので、安定して水平状態を維持可能である。
【0030】
ただし、本発明としては、錘13は必ずしも必要なく、ハンドセット10や置き台11自身の自重により、水平状態が維持可能である。錘13を取り付けることで、全体の重心を下方向にすることができ、姿勢を安定させることができる。また、錘13の有無に関わらず、重心の位置は回転軸11aよりも下方向に設定することが好ましい。
【0031】
以上のように構成することで、ハンドセット10の落下を確実に防止することができる。また、バネなどの部材が必要なく、組立工程も簡素化できており、コスト的な利点を有している。また、錘13を取り付けることで、カバー部3を開放する時により軽い力で開放することができ、操作性が向上する。これは、以下説明するほかの実施形態に関しても言えることである。
【0032】
<ハンドセットユニットの構成(第2実施形態)>
次に、第2実施形態に係るハンドセットユニット9の構成を図4により説明する。図3の第1実施形態と同じ機能をする部分については、同じ図番を付しており、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0033】
置き台支持体12は、一対の支持腕12aと、支持腕12a同士を連結する支持腕連結部12bと、カバー部3に対して固定される固定部12cとが一体形成されている。置き台11は置き台支持体12に対して回転自在に支持されている。従って、図4(c)に示すように、カバー部3を開放状態にしても、第1実施形態と同様にハンドセット10の水平状態は維持される。また、カバー部3が傾斜すると、置き台支持体12は回転軸11a周りに反時計方向に回転する形になり、支持腕連結部12bがハンドセット10の上に覆いかぶさってくる。従って、ハンドセット10が置き台11から脱落しない状態となる。かかる機能を付加することで、より落下しにくい構造を提供可能になる。この実施形態においても、錘13の有無は任意である。
【0034】
<ハンドセットユニットの構成(第3実施形態)>
次に、第3実施形態に係るハンドセットユニット9の構成を図5により説明する。図5(a)はハンドセットユニットを前方から見た正面図、(b)は左側方から見た側面図、(c)はカバー部3を開放状態にした時の状態を示す正面図である。他の実施形態と同じ機能をする部分については、同じ図番を付しており、他の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0035】
置き台11は、取り付け部11bにより、カバー部3に対して固定されている。従って、カバー部3が傾斜すると置き台11も傾斜する構造となっている。置き台11に対して回転軸14a(第2の回転軸に相当)周りに回転自在に落下防止体14が取り付けられている。落下防止体14は、前後方向視で、回転軸14aに対して左方向に突出した係止部14bと、回転軸14aに対して下方向に突出した錘支持部14cとが一体形成されている。係止部14bは上方に伸びる突出部を有しており、カバー部3の閉鎖状態において、この突出部とハンドセット10との間に隙間が形成されている。従って、係止部14bの存在に関わらず、ハンドセット10を取り出しやすくしている。錘支持部14cの下方には錘15が取り付けられている。落下防止体14は、図5(b)に示すように、前後方向の中央部に配置されている。ただし、落下防止体14の構成はこれに限定されるものではなく、種々の変形例が考えられる。例えば、落下防止体14は1箇所でなく複数個所に配置してもよい。落下防止体14の前後方向の幅は、図示の大きさに限定されるものではなく、幅広にしてもよい。
【0036】
カバー部3を開放状態にすると、図5(b)に示すように、置き台11とハンドセット10も傾斜した状態になる。しかし、落下防止体14は置き台11に対して回転自在に支持されているので、カバー部3の傾斜状態に関係なく、同じ姿勢を維持することができる。これにより、ハンドセット10の左側側部に落下防止体14の係止部14bが当接し、ハンドセット10の落下が防止される。
【0037】
<その他の実施形態>
本発明に係る画像形成装置のファクシミリ装置については、本実施形態の構造に限定されるものではない。本実施形態では、固定された回転軸2aの周りにカバー部3が回転する構造であるが、回転軸2aが固定されない構造の場合にも本発明は含まれる。例えば、リンク機構を介してカバー部3を開放状態にする構造の場合にも本発明は適用可能である。
【0038】
本実施形態のファクシミリ装置1は、原稿読み取り方式がADF7により読み取るシート・フィード・タイプのみを有する構造であるが、読取センサーが副走査方向に移動することで原稿画像を読み取るフラット・ベッド・タイプの構造を備えた構造であってもよい。この場合、スキャナーケーシング6の上面に原稿の載置台となるコンタクトガラスが設けられると共に、載置台表面を開閉するプラテンカバー(原稿押え板)が開閉自在に設けられることになる。かかる場合は、比較的開閉頻度が多く、開閉角度も比較的大きなものになるプラテンカバーは避けて、スキャナーケーシング本体(プラテンカバーを除く部位)にハンドセットユニット9を取り付けることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】ファクシミリ装置の外観構成を示す図(カバー部を閉鎖した状態)
【図2】ファクシミリ装置の外観構成を示す図(カバー部を開放した状態)
【図3】第1実施形態に係るハンドセットユニットの構成を示す図
【図4】第2実施形態に係るハンドセットユニットの構成を示す図
【図5】第3実施形態に係るハンドセットユニットの構成を示す図
【符号の説明】
【0040】
1 ファクシミリ装置
2 基部
2a 回転軸
3 カバー部
9 ハンドセットユニット
10 ハンドセット
11 置き台
11a 回転軸(第2の回転軸)
12 置き台支持体
13 錘
14 落下防止体
14a 回転軸
【出願人】 【識別番号】000006297
【氏名又は名称】村田機械株式会社
【出願日】 平成18年7月26日(2006.7.26)
【代理人】 【識別番号】100104422
【弁理士】
【氏名又は名称】梶崎 弘一

【識別番号】100105717
【弁理士】
【氏名又は名称】尾崎 雄三

【識別番号】100104101
【弁理士】
【氏名又は名称】谷口 俊彦


【公開番号】 特開2008−34941(P2008−34941A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2006−203337(P2006−203337)