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【発明の名称】 TVの副画面処理方法、TV受信機におけるPIP処理方法、デジタルTVシステム及びTVの画像処理方法
【発明者】 【氏名】チョ,ハン・キョン

【要約】 【課題】副画面PIP映像信号を主画面映像信号と互いにオーバレイさせて主画面映像信号と副画面映像信号とを同時に見ることができるようにしたTVの副画面処理装置及び方法を提供する。

【構成】本発明のTVの副画面処理装置は、主画面映像信号を入力として画面上にディスプレー可能な信号に処理する第1映像処理部と、副画面映像信号を入力として画面の所定領域にディスプレー可能な信号に処理する第2映像処理部と、使用者の要求命令に基づいて制御信号を出力する制御部と、制御部の制御信号に基づいて前記第2映像処理部から出力される映像信号の出力量を調節する調節部とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主画面映像信号が入力されて画面上にディスプレー可能な信号に処理する第1映像処理部及び副画面映像信号が入力されて画面の所定領域にディスプレー可能な信号に処理する第2映像処理部を備えたTVの副画面処理装置における副画面処理方法であって、
使用者が副画面機能を選択することによって、副画面をディスプレーする段階と、
前記ディスプレーされる副画面と主画面との混合割合をディスプレーする段階と、そして
前記ディスプレーされる混合割合を参照して使用者の所望する混合割合に調整する段階と
を備え、前記使用者の所望する混合割合に調節する段階は、使用者の要求に基づいて前記第1映像処理部から出力される映像信号データと前記第2映像処理部から出力される映像信号データとの連結関係によって混合割合が決定される段階であることを特徴とするTVの副画面処理方法。
【請求項2】
主画面映像を表す第1映像信号を画面上にディスプレー可能な主画面映像データに処理する過程と、
副画面映像を表す第2映像信号を画面上の一部にディスプレー可能な副画面映像データに処理する過程と、
使用者の要求命令に基いて副画面映像データの任意の数のデータビットを出力する過程と、
出力された任意の数の副画面映像データビットをそれらビットの重要度の順番を反転した順序で主画面映像データにオーバーレイさせる過程と
からなることを特徴とするデジタルTV受信機におけるPIP処理方法。
【請求項3】
オーバーレイされた映像データを画面上にディスプレーする過程をさらに備え、画面上の前記一部で主画面映像と副画面映像の双方を見ることができるようにしたことを特徴とする請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記主画面映像を表す第1映像信号の処理は、
主画面映像を表すアナログのR、G、B映像信号を受信し、デジタルのR、G、B映像信号に変換する過程と、
変換されてデジタルのR、G、B映像信号になった信号のフォーマットを、要求されるフォーマットに変換する過程と
を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記副画面映像を表す第2映像信号の処理は、
混合映像信号を受信し、混合映像信号から副画面映像を表す映像信号を抽出する過程と、
抽出された映像信号のフォーマットを、要求されるフォーマットに変換する過程と
を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
【請求項6】
前記任意の数の副画面映像データビットは、副画面映像データビットの中で重要度の高いビットから順番に選択されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項7】
主画面映像を表す第1映像信号をディスプレー可能な主画面映像データに処理する第1映像処理手段と、
副画面映像を表す第2映像信号をディスプレー可能な副画面映像データに処理する第2映像処理手段と、
使用者の要求命令に基いて制御信号を発生する制御手段と、
前記制御手段に連結され、制御信号に応えて副画面映像データの任意の数のデータビットを出力する出力手段と、
前記出力手段に連結され、出力された副画面映像データビットをそれらデータビットの重要度の順番を反転した順序で主画面映像データにオーバーレイするスイッチ手段と
を備えたことを特徴とするデジタルTVシステム。
【請求項8】
前記スイッチ手段に連結され、オーバーレイされた映像データをディスプレーする画面を更に備え、前記画面の一部で主画面映像と副画面映像の双方が見られるようにしたことを特徴とする請求項7記載のデジタルTVシステム。
【請求項9】
前記第1映像処理手段は、
主画面映像を表すアナログのR、G、B映像信号をデジタルのR、G、B映像信号に変換するアナログ/デジタルコンバーターと、
前記アナログ/デジタルコンバーターに連結され、デジタルのR、G、B映像信号のフォーマットを要求されるフォーマットに変換するフォーマットコンバーターと
を備えたことを特徴とする請求項7記載のデジタルTVシステム。
【請求項10】
前記第2映像処理手段は、
混合映像信号を受信し、その混合映像信号から第2映像信号を抽出するビデオデコーダーと、
抽出された映像信号のフォーマットを、要求されるフォーマットに変換するフォーマットコンバーターと
を備えたことを特徴とする請求項7記載のデジタルTVシステム。
【請求項11】
前記出力手段は、前記任意の数のデータビットを副画面映像データビットの中で重要性の高いビットから順番に選択することを特徴とする請求項7記載のデジタルTVシステム。
【請求項12】
副映像を主映像中にディスプレー可能に処理するTVの画像処理方法において、
主映像を表す第1映像信号を画面にディスプレー可能な主映像データに処理する第1過程と、
副映像を表す第2映像信号を画面の所定領域にディスプレー可能な副映像データに処理する第2過程と、
制御部の制御信号に基づいて、主映像データ及び副映像データのMSBビットデータの合成ビット差を調節する第3過程と、
主映像及び副映像を画面上で合成し表示する第4過程と
を有することを特徴とするTVの画像処理方法。
【請求項13】
前記第1過程は、
主映像を表すアナログのR、G、B映像信号を受信し、かつこのアナログのR、G、B映像信号をデジタルのR、G、B映像信号に変換する過程と、
前記変換されたデジタルのR、G、B映像信号のフォーマットを、要求されるフォーマットに変換する過程と
を含むことを特徴とする請求項12記載のTVの画像処理方法。
【請求項14】
前記第2過程は、
合成された映像信号を受信し、かつこの合成映像信号の中から副映像を表す映像信号を抽出する過程と、
前記抽出された映像信号のフォーマットを、要求されるフォーマットに変換する過程と を含むことを特徴とする請求項12記載のTVの画像処理方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、TVに関し、特に副画面を主画面にオーバレイ(overlay)させて主画面と副画面を同時に見る(Picture In Picture;PIP)ことができるようにしたTVの副画面処理方法、TV受信機におけるPIP処理方法、デジタルTVシステム及びTVの画像処理方法に関する。なお、本明細書においてオーバレイとは副画面を主画面に表示するときに主画面もある程度見えるように合成して表示することを意味する。
【背景技術】
【0002】
一般に、副画面PIP機能とは、映像を水平/垂直方向において圧縮した副画面を主画面中にディスプレーすることである。この際、副画面と主画面は同チャネルの画像であってもよく、互いに異なるチャネルの画像であってもよい。
【0003】
以下、添付図面を参照して従来の技術のTVの副画面処理装置を説明する。
図1は従来の技術のTVの副画面処理装置を示すブロック図である。
従来の技術のTVの副画面処理装置は、図1に示すように、入力した主画面映像信号をデコードする第1ビデオデコーダー1と、入力した副画面映像信号をデコードする第2ビデオデコーダー2と、第2ビデオデコーダー2でデコードされた映像信号を記憶するためのメモリ3と、第1ビデオデコーダー1またはメモリ3から出力されるデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換するデジタル/アナログコンバーター4とから構成される。
【0004】
第1ビデオデコーダー1でデコードされた主画面映像信号がディスプレーされているときに使用者によってPIPメニューが選択されると、第2ビデオデコーダー2でデコードされた副画面映像信号をメモリ3から取り出して第1ビデオデコーダー1から出力される主画面の所定領域に重ねてディスプレーする。この副画面がディスプレーされた領域では主画面がディスプレーされない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、従来の技術のTVの副画面処理装置は、使用者がPIP機能を選択すると、主画面の副画面がディスプレーされた領域では主画面がディスプレーされないため、主画面の映像が何の内容なのかが分からなくなることがあるという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためのものであり、その目的は副画面PIP映像信号を主画面映像信号と互いにオーバレイさせて主画面映像信号と副画面映像信号とを同時に見ることができるようにしたTVの副画面処理装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達するための本発明のTVの副画面処理装置は、主画面映像信号が入力されて画面上にディスプレー可能な信号に処理する第1映像処理部と、副画面映像信号が入力されて画面の所定領域にディスプレー可能な信号に処理する第2映像処理部と、使用者の要求命令に基づいて制御信号を出力する制御部と、前記制御部の制御信号に基づいて前記第2映像処理部から出力される映像信号の出力量を調節する調節部とを備えることを特徴とする。
【0008】
上記目的を達するための本発明のデジタルTVの副画面処理方法は、TVの副画面処理方法において、使用者がPIP機能を選択すると、PIPをディスプレーする段階と、前記ディスプレーされるPIPと主画面との混合割合をOSD形態でディスプレーする段階と、前記ディスプレーされる混合割合を参照して使用者の所望する混合割合に調整する段階とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のTVの副画面処理装置及び方法は次のような効果がある。
主画面と副画面との混合割合を調節することができるので、副画面上でも主画面映像信号を見ることができる。
混合割合を調節して主画面映像と副画面映像との合成割合を適切に調整することができるので、視聴者は主映像及び副映像信号共よい映像信号を見ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明のTVの副画面処理装置及び方法をより詳しく説明する。
図2は本発明のTVの副画面処理装置を示すブロック図であり、図3は図2に示すビットシフタでの混合割合の調節を行うスイッチ連結関係を示す図であり、図4は本発明のTVの副画面処理方法を示すフローチャートである。
本発明のTVの副画面処理装置は、図2に示すように、コンピュータPCから伝送されるアナログのR、G、B映像信号を入力としてデジタルのR、G、B映像信号に処理する第1映像処理部10と、受信されるアナログのR、G、B映像信号を入力としてそれをデジタルのR、G、B映像信号に変換し、所定の制御信号に基づいて変換されたデジタルのR、G、B映像信号の出力量を調節する第2映像処理部20と、使用者の要求命令に基づいて制御信号を出力する制御部40と、そして、制御部40の制御信号に基づいて第2映像処理部20から出力される映像信号の出力量を調節する調節部30と、制御部の制御信号に基づいて第1映像処理部10から出力される映像信号及び調節部30から出力される映像信号を選択的に合成するスイッチング部50とから構成されている。
【0011】
第1映像処理部10は、アナログのR、G、B映像信号をデジタルのR、G、B映像信号に変換するアナログ/デジタルコンバーター11と、アナログ/デジタルコンバーター11から出力されるデジタルのR、G、B映像信号の出力を一定に維持する第1フォーマットコンバーター12とから構成される。更に、第2映像処理部20は、受信された複合映像同期信号でビデオ信号をデコードするビデオデコーダー21と、ビデオデコーダー21の出力信号を所定のフォーマットに変換する第2フォーマットコンバーター22とから構成されている。
調節部30は第2フォーマットコンバーター22で変換された信号を制御部40の制御信号に基づいて最上位ビットから出力されるように調節するビットシフタとから構成される。
【0012】
次に、このように構成された本発明のTVの副画面処理装置の動作を説明する。
まず、A/Dコンバーター11にPCからアナログのR、G、B映像信号が入力されると、これはデジタルのR、G、B映像信号に変換され、変換されたデジタルのR、G、B映像信号は第1フォーマットコンバーター12に入力されて入力信号に係わらずに常に一定のフォーマット信号に変換されて出力される。又、ビデオデコーダー21はアンテナから受信した複合映像同期信号で映像信号だけをデコードし、ビデオデコーダー21でデコードされた映像信号は第2フォーマットコンバーター22に入力されて既設定の所定の形式に変換され、この変換された信号がビットシフタ30に入力されて使用者の選択しようとするビット量に基づいて最上位ビットから出力する。
【0013】
このようにして第1フォーマットコンバーター12及びビットシフタ30から出力される各々のデジタルのR、G、B映像信号はスイッチング部30に入力されて制御部40の制御信号に基づいて選択的に合成される。すなわち、制御部40の制御信号に基づいて第1フォーマットコンバーター12から出力されるR、G、B映像信号は第2映像処理部20から出力されるR、G、B映像信号と混合されることにより、主画面及び副画面の映像データのビット合成割合を調整することができる。
【0014】
副画面データは、主画面データとは違って、最上位ビットを基準として主画面データに合成するために、各ビット毎に出力データラインが図3に示すように連結されている。従って、主画面データ及び副画面データの合成は最上位ビットを基準として混合割合に基づいて主画面データラインの最下位ビットから合成する。混合割合を高くすれば副画面映像データの合成される量を異ならせることができる。
【0015】
すなわち、ビットシフタ30の最上位ビットの1つだけを出力する場合、第1フォーマットコンバーター12から出力される主映像データの最下位ビットに加えて出力する。この際、主映像データの最下位ビットラインを介して副画面映像信号、つまりビットシフタ30から出力される最上位ビット信号が伝送される。
【0016】
以下、このように構成された本発明のTVの副画面処理方法を図4を参照して説明する。
まず、使用者がPIP機能を選択したか否かを判断する(S11)。次いで、その判断の結果(S11)、使用者がPIP機能を選択した場合、PIP画面をディスプレーし、現在のPIP画面と主画面との混合割合値をOSD形態でディスプレーする(S12)。使用者がディスプレーされたOSD形態の混合割合を参照して混合割合を変更しようとする場合、所望する混合割合に調整する(S13)。一方、使用者がディスプレーされたOSD形態の混合割合を変更せずにそのまま視聴する場合、現在の混合割合値を記憶する(S14)。
【0017】
上述したように、本発明のTVの副画面処理装置及び方法は、使用者が主画面とPIP映像信号を同時に見ようとする場合、使用者の要求に基づいて主画面とPIP映像信号との重なる部分の混合割合を調整して自動的に合成させることにより、PIP映像信号の副画面ディスプレーされる領域に主画面もディスプレーされるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】従来の技術のTVの副画面処理装置を示すブロック図である。
【図2】本発明のTVの副画面処理装置を示すブロック図である。
【図3】図3は図2に示す第1フォーマットコンバーター及びビットシフタから出力される信号の連結関係を示す図である。
【図4】図4は本発明のTVの副画面処理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0019】
10…第1映像処理部、11…A/Dコンバーター、12…第1フォーマットコンバーター、20…第2映像処理部、21…ビデオデコーダー、22…第2フォーマットコンバーター、30…ビットシフタ、40…制御部、50…スイッチング部。
【出願人】 【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【出願日】 平成19年9月10日(2007.9.10)
【代理人】 【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹

【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹


【公開番号】 特開2008−17530(P2008−17530A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2007−233861(P2007−233861)