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【発明の名称】 動画像符号化装置
【発明者】 【氏名】森 弘史

【氏名】斉藤 龍則

【氏名】川島 裕司

【要約】 【課題】リフレッシュMBをスライスの先頭MBとなるようにスライス分割することで近傍MBの誤りの伝搬を防止すること。

【構成】本発明は、リフレッシュMBの挿入位置を決定しリフレッシュ情報を出力するリフレッシュ制御部11と、上記リフレッシュ情報に基づきリフレッシュMBが各スライスの先頭MBとなるようにスライス分割を行うスライス制御部12と、上記スライス情報に基づき同一スライスでのイントラ予測を行うイントラ予測部13と、上記スライス情報により対象のMBがリフレッシュMBであることを検知すると、優先的にイントラ予測を選択する予測選択部10を有する動画像符号化装置である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
リフレッシュマクロブロックの挿入位置を決定し、当該挿入位置をリフレッシュ情報として出力するリフレッシュ制御手段と、
上記リフレッシュ情報に基づき、リフレッシュマクロブロックが各スライスの先頭マクロブロックとなるようにスライス分割を行い、別スライスになったことを示唆するスライス情報を出力するスライス制御手段と、
上記スライス情報に基づき同一スライスでのイントラ予測を行うイントラ予測手段と、を有することを特徴とする動画像符号化装置。
【請求項2】
上記スライス情報により処理対象のマクロブロックがリフレッシュマクロブロックであることを検知した場合には優先的にイントラ予測を選択する予測選択手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
【請求項3】
動画像信号の入力を受け残差信号を生成する残差信号算出部と、
上記残差信号に対して離散コサイン変換及び量子化を行い変換係数信号を出力する離散コサイン変換・量子化部と、
上記変換係数信号に対して逆離散コサイン変換コサイン逆量子化を行い復号信号を出力する逆離散コサイン変換・逆量子化部と、
上記復号信号を復号し復号画像信号を出力するデコード部と、
上記復号画像信号をフィルタリングするデブロックフィルタと、
上記フィルタリング後の復号画像信号を参照画像信号として蓄積する参照フレームメモリと、
上記参照フレームメモリの参照画像信号を読み出し、マクロブロック単位に動きベクトルを検出する動きベクトル検出部と、
上記動きベクトルに基いてフレーム間予測を行うインター予測部と、
リフレッシュマクロブロックの挿入位置を決定し、当該挿入位置をリフレッシュ情報として出力するリフレッシュ制御部と、
上記リフレッシュ情報に基づき、リフレッシュマクロブロックが各スライスの先頭マクロブロックとなるようにスライス分割を行い、別スライスになったことを示唆するスライス情報を出力するスライス制御部と、
上記スライス情報に基づき同一スライスでのイントラ予測を行うイントラ予測部と、
上記スライス情報により処理対象のマクロブロックがリフレッシュマクロブロックであることを検知した場合には上記インター予測部によるインター予測よりも優先的にイントラ予測を選択する予測選択部と、
上記スライス制御部から上記スライス情報を受けた場合には新たなスライスの先頭マクロブロックでスライスヘッダを生成し、符号化する符号化部と、
を具備することを特徴とする動画像符号化装置。
【請求項4】
上記予測選択部は、処理対象のマクロブロックがリフレッシュマクロブロックでないと検知した場合には上記イントラ予測部によるイントラ予測、及び上記インター予測部によるインター予測の結果、得られた各予測画像信号に基いていずれかを選択する、ことを更に特徴とする請求項3に記載の動画像符号化装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、符号化効率の劣化を解消する動画像符号化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、動画像の圧縮符号化方式であるMPEG−4方式では、インター予測、イントラ予測、離散コサイン変換(DCT)、及び可変調符号化等を組み合わせて符号化を行っている。従って、DCTの精度誤差の蓄積をリフレッシュするためには、周期的にイントラMBが挿入される必要がある。また、MPEG−4方式のTV電話応用等では、誤りの影響を低減するためにも、即ち誤りの影響を後段のフレームに伝搬させないために、周期的にイントラマクロブロック(以下、イントラMBと略記する)(リフレッシュMB)を挿入する手法が使われている。そして、このようなイントラMBを用いたリフレッシュとしては、周期的にラスター順序でリフレッシュする手法が一般に知られている。
【0003】
ここで、特許文献1では、MPEG−4において、伝送路で発生する誤りを監視し、当該伝送路の誤り率の基準値を複数用意し、検出した誤り率が1つの基準値より高くなった場合、イントラ符号化に切り替えるための判断条件を修正することで、イントラ符号化モードによるリフレッシュを行う動画像符号化装置が開示されている。
【0004】
一方、MPEG方式を更に発展させたH.264/AVCと呼ばれる動画像符号化規格が提案されている。このH.264/AVCでは、イントラMBは、MPEG−4方式のイントラMBと異なり、近傍MBの輝度値を利用してMBを予測する。
【特許文献1】特開2001−169286号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、H.264/AVCでは、MBで閉じた処理ではないため、近傍MBに誤りが混入しているとイントラMBにも誤りが伝搬してしまう。
【0006】
従って、近傍MBを用いたイントラ予測では、誤りを除去できるとは限らない。
【0007】
また、リフレッシュMBだけをIスライスとして1つのスライスに纏める手法も考えられるが、その場合には、スライスが増加するため、オーバーヘッドも増加してしまう。
【0008】
さらに、H.264/AVCでは、ピクチャー・パラメータ・セット(PPS)のconstrained_intra_flag=1(即ち、インター予測で復号された画素を参照値としないことを意味する)とすることで、インターMBを参照MBから除外し、近傍インターMBを使用せずにイントラMBを予測することも可能であるが、リフレッシュ目的以外のMBにおいても制限がかかる為、符号化効率が劣化してしまう。
【0009】
本発明の目的とするところは、リフレッシュMBが先頭MBとなるようにスライス分割することで近傍MBの誤りの伝搬を防止し、また、リフレッシュMB以外ではインターMBを参照MBとしてイントラ予測を行うことで誤りの伝搬を防止し、符号化効率の劣化を回避することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様によれば、リフレッシュマクロブロックの挿入位置を決定し、当該挿入位置をリフレッシュ情報として出力するリフレッシュ制御手段と、上記リフレッシュ情報に基づき、リフレッシュマクロブロックが各スライスの先頭マクロブロックとなるようにスライス分割を行い、別スライスになったことを示唆するスライス情報を出力するスライス制御手段と、上記スライス情報に基づき、同一スライスの情報でのイントラ予測を行うイントラ予測手段と、を有することを特徴とする動画像符号化装置が提供される。
【0011】
また、本発明の第2の態様によれば、動画像信号の入力を受け、残差信号を生成する残差信号算出部と、上記残差信号に対して離散コサイン変換及び量子化を行い変換係数信号を出力する離散コサイン変換・量子化部と、上記変換係数信号に対して逆離散コサイン変換コサイン逆量子化を行い復号信号を出力する逆離散コサイン変換・逆量子化部と、上記復号信号を復号し復号画像信号を出力するデコード部と、上記復号画像信号をフィルタリングするデブロックフィルタと、上記フィルタリング後の復号画像信号を蓄積する参照フレームメモリと、上記参照フレームメモリの参照画像信号を読み出し、マクロブロック単位に動きベクトルを検出する動きベクトル検出部と、上記動きベクトルに基いてフレーム間予測を行うインター予測部と、リフレッシュマクロブロックの挿入位置を決定し、当該挿入位置をリフレッシュ情報として出力するリフレッシュ制御部と、上記リフレッシュ情報に基づき、リフレッシュマクロブロックが各スライスの先頭マクロブロックとなるようにスライス分割を行い、別スライスになったことを示唆するスライス情報を出力するスライス制御部と、上記スライス情報に基づき同一スライスの情報でのイントラ予測を行うイントラ予測部と、上記スライス情報により処理対象のマクロブロックがリフレッシュマクロブロックであることを検知した場合には上記インター予測部によるインター予測よりも優先的にイントラ予測を選択する予測選択部と、上記スライス制御部から上記スライス情報を受けた場合には新たなスライスの先頭マクロブロックでスライスヘッダを生成し、符号化する符号化部と、を具備することを特徴とする動画像符号化装置が提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、リフレッシュMBが先頭MBとなるようにスライス分割することで近傍MBの誤りの伝搬を防止し、また、リフレッシュMB以外ではインターMBを参照MBとしてイントラ予測を行うことで誤りの伝搬を防止し、符号化効率の劣化を回避する動画像符号化装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1には、本発明の一実施の形態に係る動画像符号化装置の構成を示し説明する。
【0015】
動画像符号化装置は、原画像を符号化して符号化情報を出力するものであり、構成要素としては、残差信号算出部1、離散コサイン(DCT)・量子化部2、符号化部3、逆離散コサイン(IDCT)・逆量子化部4、デコード部5、デブロックフィルタ6、参照フレームメモリ7、インター予測部8、動きベクトル検出部9、予測選択部10、リフレッシュ制御部11、スライス制御部12、そしてイントラ予測部13を備えている。
【0016】
この実施の形態では、H.264/AVCへの適用を想定しているので、4×4画素のブロック単位のイントラ予測、及び特に16×16画素のマクロブロック(以下、MBと称する)単位のイントラ予測が可能である。尚、以下では、誤りの影響を低減するために挿入されるイントラMBを「リフレッシュMB」と称する。
【0017】
このような構成において、フレーム単位で原画像の動画像信号が入力されると、残差信号算出部1にて、予測画像信号との差分である残差信号が生成される。この予測画像信号については、イントラ予測部13によるイントラ予測、インター予測部8によるインター予測の結果得られた予測画像信号より予測選択部10が選択し、出力する。
【0018】
この残差信号に対してDCT・量子化部2にてDCT及び量子化が実施される。この量子化された変換係数信号は、逆DCT・逆量子化部4に入力される。逆DCT・逆量子化部4では、変換係数信号に対してDCT及び量子化の逆の処理であるIDCT及び逆量子化が施され、復号信号が生成される。この復号信号は、デコード部5に入力される。
【0019】
このデコード部5では、予測画像信号と復号信号を加算し復号画像信号(デブロック前)を生成し、復号画像信号(デブロック前)がデブロックフィルタ6を介してフィルタリングされた後、デブロック後の復号画像信号が参照フレームメモリ7に蓄積される。即ち、このようにして、符号化対象画像である動画像信号の前後の複数フレームの参照画像信号が順次記憶されることになる。
【0020】
このデブロッキングフィルタ6によるフィルタリングは、画像の符号化時に生じるブロック歪みを減少させるためのフィルタである。その適用は、H.264/AVCに特有のものであるが、参照フレームメモリ7に復号画像を格納するのに先立ち、適応的に出ブロッキングフィルタ6によって、ブロック歪の除去を行うのである。これによれば、画像のブロック歪みが参照フレームメモリ7の参照画像に含まれることもない。
【0021】
動きベクトル検出部9は、参照フレームメモリ7の参照画像信号を読み出し、マクロブロック単位に前のフレームのどの部分(座標)が良好かを検出する。つまり、動きベクトルを検出する。一般に、動きベクトルは、周囲ブロックの動きベクトルと強い相関があることから、周囲ブロックから予測を行う。H.264/AVCにおいては、周囲ブロックの動きベクトルから中央値を用いて動きベクトルを予測することになる。
【0022】
但し、可変ブロック・サイズ動き補償や複数参照画像からの動き補償が用いられるために、より細かな処理も必要となることは勿論である。
【0023】
そして、インター予測部8は、上記動きベクトル検出部9で検出された動きベクトルを受けて、参照画像信号と動画像信号との間の当該動きベクトルによる動き補償予測、即ちインター予測を行い、予測画像信号、評価値を生成する。
【0024】
評価値は、参照画像信号と動画像信号の類似度を表すもので、参照画像信号と動画像信号の二乗誤差和(SSD)や絶対誤差和(SAD)などが一般に用いられる。
【0025】
この予測画像信号、評価値は予測選択部10に入力される。尚、予測に用いる画素が符号化対象画素と同一のフレームに属する場合をフレーム内予測(イントラ予測)、異なるフレームに属する場合をフレーム間予測(インター予測)という。
【0026】
一方、リフレッシュ制御部11は、リフレッシュMBの挿入位置を決定し、リフレッシュ情報を出力する。このリフレッシュ情報は、スライス制御部12に入力される。
【0027】
スライス制御部12は、このリフレッシュ情報に基づきスライス分割を行い、別スライスになったことを示唆するスライス情報を出力する。即ち、スライス制御部12は、リフレッシュMBが各スライスの先頭MBとなるようにスライス分割を行う。イントラ予測部13は、このスライス情報に基づき同一スライスの情報でのイントラ予測を行う。
【0028】
さらに、予測選択部10は、スライス情報の入力により別スライスになったことを検知すると、即ち処理の対象となるMBがリフレッシュMBであることを知ると、優先的にイントラ予測部13によるイントラ予測を選択する。尚、対象となるMBがリフレッシュMBでない場合には、予測選択部10は、イントラ予測部13、インター予測部8の各予測画像信号と評価値とに基いて、いずれかの予測モードを選択してもよい。
【0029】
こうして、符号化部3は、スライス制御部12からスライス情報を受け取った場合には新しいスライスの先頭MBでスライスヘッダを生成し、符号化していく。
【0030】
このように、実施の形態に係る動画像符号化装置では、H.264のイントラ予測ではスライス外のMBは参照できないことに着目し、図3に示されるように、リフレッシュMBが各スライスの先頭MBとなるようにスライス分割を行う。即ち、図3では、各フレームF1〜F4について、リフレッシュMBがスライスの先頭MBとなる。
【0031】
これにより、PPSのconstrained_intra_flagによらず、スライス先頭MBから連続するイントラMBをリフレッシュMBとすることで、容易に近傍MBを参照しないリフレッシュMBを挿入する。また、リフレッシュ対象MB以外では、インターMBを参照したイントラ予測も使用可能とすることで、符号化効率の低下を防止する。
【0032】
以下、図2のフローチャートを参照して、本発明の一実施の形態に係る動画像符号化装置により一連の処理の流れを更に詳細に説明する。
【0033】
この処理を開始すると、先ず各種変数及びフラグの初期化を行う。ここでは、MBのアドレスに関する変数MbAddを0とし、更にMBがリフレッシュMBであるか否かを示すフラグrefreshFlagをFALSE(リフレッシュMBでない)とする(ステップS1)。
【0034】
続いて、符号化部3は、最初のMBについては必ずスライスヘッダが必要であるので当該スライスヘッダの生成、符号化を行う(ステップS2)。
【0035】
そして、対象とするMBがリフレッシュ開始MBであるか(MbAdd==RefreshMbAdd)を判断し(ステップS3)、当該MBがリフレッシュ開始MBでないと判断した場合にはそのままステップS6に移行する。その一方、リフレッシュ開始MBであると判断した場合には、フラグrefreshFlagをTRUE(リフレッシュMBである)とし、リフレッシュMBの数に係るカウンタcountRefreshMBの値を0とし(ステップS4)、これに続いて、スライス分割及びスライスヘッダの生成、符号化を行うことになる(ステップS5)。
【0036】
続いて、処理対象とするMBがリフレッシュMBであるか否かをフラグrefreshFlagの状態を検知することで判断する(refreshFlag=TRUE?)する(ステップS6)。
【0037】
そして、ステップS6において、処理対象とするMBが、リフレッシュMBである(refreshFlag=TRUE)と判断した場合には、予測選択部10は、イントラ予測部13によるイントラ符号化を優先的に行い(ステップS7)、リフレッシュMBの数に係るカウンタcountRefreshMBをインクリメントし(ステップS8)、変数numRefreshMbがカウンタcountRefreshMbの値未満であるか否かを判断する(ステップS9)。
【0038】
そして、numRefreshMb<countRefreshMbである場合にはステップS14に移行し、一方、numRefreshMb<countRefreshMbでない場合にはフラグrefreshFlagをFALSE(リフレッシュMBでない)とし(ステップS10)、ステップS14に移行する。つまり、ここでは、予め設定されたリフレッシュMBの数だけ上記処理を繰り返し、その処理を終えると、リフレッシュMBであることを示すフラグrefreshFlagをFALSEとする。
【0039】
一方、ステップS6において、リフレッシュMBでない(refreshFlag=FALSE)場合には、イントラ予測部13によるイントラ符号化を行い(ステップS11)、更にインター予測部8によるインター符号化を行い(ステップS12)、予測選択部10が最適モードを選択し(ステップS13)、ステップS14に移行する。このステップS14では、変数MbAddをインクリメントし、変数numMB<MbAddであるか否かを判断し、当該関係が成立する場合には上記ステップS3に戻り、上記動作を繰り返す。つまり、処理単位(1フレーム)のMBについて上記処理を繰り返すことになる。
【0040】
一方、処理単位(1フレーム)のMBについて処理を完了すると、リフレッシュMBの開始位置の更新(RerefreshMBAdd+=numRefreshMB)を行い(ステップS16)、次のフレームについての上記同様(ステップS1乃至S17)の処理に入ることになる。
【0041】
以上説明したように、本発明の一実施の形態に係る動画像符号化装置は、リフレッシュ制御部11が、リフレッシュMBの挿入位置を決定し当該挿入位置をリフレッシュ情報として出力し、スライス制御部12が、このリフレッシュ情報に基づきリフレッシュMBが各スライスの先頭マクロブロックとなるようにスライス分割を行い別スライスになったことを示唆するスライス情報を出力する。そして、イントラ予測部13が、上記スライス情報に基づき同一スライスの情報でのイントラ予測を行う。さらに、予測選択部10が、上記スライス情報により処理対象のマクロブロックがリフレッシュマクロブロックであることを検知した場合には優先的にイントラ予測を選択することになる。
【0042】
なお上記実施例では、周期的にラスター順序でリフレッシュする手法について記述したが、リフレッシュMBの生成手法はこれに限らない。
【0043】
従って、本発明の一実施の形態によれば、リフレッシュMBをスライスに含まれる先頭MBとすることで、換言すれば、リフレッシュMBがスライスの先頭MBとなるようにスライス分割することで、リフレッシュMBを容易に挿入することを可能とする。更にリフレッシュMB以外ではインターMBを参照MBとしてイントラ予測を行うことで誤りの伝搬を防止し、全体として符号化効率の劣化を回避することができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の一実施の形態に係る動画像符号化装置の構成図。
【図2】本発明の一実施の形態に係る動画像符号化装置の動作を示すフローチャート。
【図3】リフレッシュMBの挿入の過程を示す概念図。
【符号の説明】
【0045】
1…残差信号算出部、2…DCT・量子化部、3…符号化部、4…逆DCT・逆量子化部、5…デコード部、6…デブロックフィルタ、7…参照フレームメモリ、8…インター予測部、9…動きベクトル検出部、10…予測選択部、11…リフレッシュ制御部、12…スライス制御部、13…イントラ予測部。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年7月6日(2006.7.6)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠

【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊

【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司

【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100092196
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 良郎


【公開番号】 特開2008−17229(P2008−17229A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−187168(P2006−187168)