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【発明の名称】 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
【発明者】 【氏名】高梨 豪也

【要約】 【課題】既に撮像した画像と比較する場合、新たに撮像する画像の特定の画像領域が、有効か無効を自動的に判断する。

【構成】顔検出技術を用いて、顔画像データを自動で抽出し、過去に撮像して蓄積したデータベースと照合することで被写体個人の認識を自動で行い、認識結果に基づきディスプレイに情報を表示する。この場合、新たに撮像する被写体が有効なものだけについて被写体個人の認識をおこなう。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被写体像を光電変換し画像データを得る撮像手段と、
前記撮像手段によって得た前記画像データを表示更新する表示手段と、
前記撮像手段によって得た前記画像データから特定の被写体領域を検出する被写体領域検出手段と、
前記被写体領域検出手段で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの特徴値を検出する特徴値検出手段と、
前記特徴値検出手段で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの前記特徴値を蓄積する蓄積手段と、
前記表示手段によって表示される画像データから、前記被写体領域検出手段及び前記特徴値検出手段によって新たに得られた前記特徴値と、前記蓄積手段に蓄積された前記特徴値を比較する比較手段と、
前記比較手段の結果に基づき、前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域がすでに登録されたものか否かを判断する判断手段と、を備え、
前記判断手段の結果を認識可能に前記表示手段に表示させると共に、
前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域が有効か否かを判断する有効被写体判定手段と、をさらに備え、
前記有効被写体判定手段の結果を認識可能に前記表示手段で表示する、ことを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
被写体像を光電変換し画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段によって得た前記画像データを表示更新する表示手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段によって得た前記画像データから特定の被写体領域を検出する被写体領域検出工程と、
前記被写体領域検出工程で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの特徴値を検出する特徴値検出工程と、
前記特徴値検出工程で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの前記特徴値を蓄積する蓄積工程と、
前記表示手段によって表示される画像データから、前記被写体領域検出工程及び前記特徴値検出工程によって新たに得られた前記特徴値と、前記蓄積工程で蓄積された前記特徴値を比較する比較工程と、
前記比較工程の結果に基づき、前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域がすでに登録されたものか否かを判断する判断工程と、を備え、
前記判断工程の結果を認識可能に前記表示手段に表示させると共に、
前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域が有効か否かを判断する有効被写体判定工程と、をさらに備え、
前記有効被写体判定工程の結果を認識可能に前記表示手段で表示する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項3】
前記有効被写体判定工程は、前記被写体領域検出工程によって検出された前記特定の被写体領域が、設定された有効被写体枠内に存在する場合は、前記検出された前記特定の被写体領域を有効と判断する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項4】
前記有効被写体枠の大きさ及び位置を設定する有効被写体枠設定工程をさらに備える、ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項5】
前記有効被写体判定工程は、前記被写体領域検出工程によって検出された前記特定の被写体領域が、予め定めた大きさを満たす場合は、前記検出された前記特定の被写体領域を有効と判断する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項6】
前記有効被写体判定工程は、前記被写体領域検出工程によって検出された前記特定の被写体領域が、他の特定の被写体領域と比較して相対的に一定の大きさを満たしている場合は、前記検出された前記特定の被写体領域を有効と判断する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項7】
前記有効被写体判定工程は、前記被写体領域検出工程によって検出された前記特定の被写体領域が、特徴値検出工程により前記特徴値のすくなくとも1部を抽出できる場合には、前記検出された前記特定の被写体領域を有効と判断する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項8】
前記特徴値のすくなくとも1部を設定する特徴条件設定工程をさらに備える、ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項9】
前記判断工程の結果を認識可能に前記表示手段に表示させか否か、さらに前記有効被写体判定工程の結果を認識可能に前記表示手段で表示させるか否かを設定する被写体情報表示設定工程をさらに備える、ことを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項10】
前記判断手段の結果をカウントする計数工程をさらに設け、前記計数工程の計数結果を前記特徴値とともに前記蓄積工程で蓄積する、ことを特徴とする請求項2乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項11】
前記比較工程の結果に基づき、前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域がすでに登録されたものであった場合には、前記蓄積工程で蓄積された前記計数結果を呼び出し、前記表示手段で表示する、ことを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
【請求項12】
請求項2乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法の手順が記述されたコンピュータで実行可能なプログラム。
【請求項13】
請求項2乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法の手順が記述されたプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像した画像データから特定の画像領域を抽出することが可能な撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
撮像装置で撮像して得られた画像データから、被写体の顔の特徴的な部位を検出したり、肌色部分を検出することで顔領域を自動で検出する顔検出技術が知られている。この顔検出技術を利用して、得られた画像データから顔画像領域を抽出し、名前、生年月日等の付加情報と共に、参照画像データとして登録することが出来る。そして、新たに得られた画像データの中から参照画像データに合致する顔画像領域を検出する。そして、その顔画像領域をポインティングデバイス等でポインタを参照画像データの顔画像上に移動させると、参照画像データに登録されていた付加情報を表示等の技術が提案されている。
【0003】
特開平5−89244号公報には、撮像装置で撮像した画像データ中のナンバープレートの文字を認識する方法が提案されている。具体的には、数字や文字の輪郭を特徴値としてあらかじめシステム記憶部に記録しておく。次に撮影した静止画データにおいて、上記の特徴と一致する部分をサーチし、例えば撮影した静止画データがスポーツ選手のユニフォームの背番号を含む場合、その番号部分が検出される。そして、認識された背番号の数字をデータベースに登録する。
【0004】
また、例えば特開平07−231733号公報では撮像装置で撮像した画像データを用いて魚の全長と体高より魚の種別を認識する方法が提案されている。具体的には、まず魚であることを検出するために魚の輪郭形状を検出する。さらに魚の種別を判定するために、横からみた時の魚の輪郭、全長と高さの比、縞などの模様を検出しデータベースと比較を行い、魚の種別を決定する。動物の認識を行う場合も、上記と同様に、輪郭情報、体の各部位の長さ、体の模様などを判定基準にして認識を行う。
【特許文献1】特開2004−013871号公報
【特許文献2】特開平5−89244号公報
【特許文献3】特開平7−231733号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、カメラマンとして、パーティーや遠足といった行事の様子を写真として納める場合、参加者を満遍なく撮る必要がある。そして、こうして撮影する写真は被写体人物がイベントに参加していたことを記録することが目的となるので、イベント後の閲覧時に被写体人物が間違いなく判別できるような有効な写真でなければならない。
【0006】
しかしながらこのような行事には不特定多数の人物が参加することも多く、このような状況において、カメラマンが多くの人に関して有効な撮像した画像データを取得済みか否かを確認することは不可能に近かった。上記に示した特許文献1における発明では、参照画像データの登録をその都度、行う必要があった。このように、過去に撮影した被写体の特徴を抽出し、データデース化しておくことで、新たに撮影する画像に含まれる被写体がすでに撮影された被写体に含まれるか否かの判定が可能となる。このような機能を備えた撮像装置において、判定する場合に撮影しようとする画像データが十分な情報を有するか否かが問題となる。
【0007】
したがって、本発明の目的は、既に撮像した画像と比較する場合、新たに撮像する画像の特定の画像領域が、有効か無効を自動的に判断可能な撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本願の実施形態に係る撮像装置は、
被写体像を光電変換し画像データを得る撮像手段と、
前記撮像手段によって得た前記画像データを表示更新する表示手段と、
前記撮像手段によって得た前記画像データから特定の被写体領域を検出する被写体領域検出手段と、
前記被写体領域検出手段で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの特徴値を検出する特徴値検出手段と、
前記特徴値検出手段で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの前記特徴値を蓄積する蓄積手段と、
前記表示手段によって表示される画像データから、前記被写体領域検出手段及び前記特徴値検出手段によって新たに得られた前記特徴値と、前記蓄積手段に蓄積された前記特徴値を比較する比較手段と、
前記比較手段の結果に基づき、前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域がすでに登録されたものか否かを判断する判断手段と、を備え、
前記判断手段の結果を認識可能に前記表示手段に表示させると共に、
前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域が有効か否かを判断する有効被写体判定手段と、をさらに備え、
前記有効被写体判定手段の結果を認識可能に前記表示手段で表示する、ことを特徴とする。
【0009】
上記の目的を達成するため、本願の他の実施形態に係る撮像装置の制御方法は、
被写体像を光電変換し画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段によって得た前記画像データを表示更新する表示手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段によって得た前記画像データから特定の被写体領域を検出する被写体領域検出工程と、
前記被写体領域検出工程で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの特徴値を検出する特徴値検出工程と、
前記特徴値検出工程で検出された前記特定の被写体領域のそれぞれの前記特徴値を蓄積する蓄積工程と、
前記表示手段によって表示される画像データから、前記被写体領域検出工程及び前記特徴値検出工程によって新たに得られた前記特徴値と、前記蓄積工程で蓄積された前記特徴値を比較する比較工程と、
前記比較工程の結果に基づき、前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域がすでに登録されたものか否かを判断する判断工程と、を備え、
前記判断工程の結果を認識可能に前記表示手段に表示させると共に、
前記表示手段によって表示される画像データから検出された前記特定の被写体領域が有効か否かを判断する有効被写体判定工程と、をさらに備え、
前記有効被写体判定工程の結果を認識可能に前記表示手段で表示する、ことを特徴とする。
【0010】
上記の目的を達成するため、本願の、さらに他の実施形態に係るプログラムは、前記の実施形態に係る撮像装置の制御方法の手順が記述される、ことを特徴とする。
【0011】
上記の目的を達成するため、本願の、さらに他の実施形態に係る記憶媒体は、前記の実施形態に係る撮像装置の制御方法の手順が記述されたプログラムを記憶する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、撮影するユーザが、すでに撮影した人物かの判断と、新たに取り込む人物画像が有効な画像か否かを簡単に判別可能な撮像装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
<実施形態1>
図1において、本発明の実施形態1に係る撮像装置としてのデジタルカメラは、被写体像を結像するレンズ119と、レンズ119により結像された被写体像をアナログ画像信号として出力可能な光電変換機能を有するCCD等の撮像センサ109を備える。またデジタルカメラは、デジタル信号に変換されたアナログ画像信号に各種の処理を施した後、またアナログ信号に戻して表示するディスプレイ111を備える。
【0014】
さらにデジタルカメラは、メモリカード107を着脱可能するソケット108と、デジタルカメラの動作のプログラムや撮像動作に必要なプロパティデータを格納するフラッシュメモリ等のシステム記憶部104とを有する。また、後述するCPU103がプログラムを実行する際のワークデータを保持し、デジタルカメラの撮影動作によって生成される画像データや、ディスプレイ111に表示する画像データを保持するDRAM106とを備える。
【0015】
また、本実施形態1のデジタルカメラは、デジタルカメラの動作モード(撮影モードか再生モードか)や、撮影対象の被写体についての撮影済み回数カウント条件(有効被写体判定条件)をユーザーが指定するためのモードスイッチ121を備える。さらに、ユーザーがデジタルカメラに対する指示を入力するための十字キーやセットボタン、キャンセルボタン等複数のスイッチで構成される操作スイッチ122と、を備える。当然にして、撮像時に撮像開始を指示するシャッタスイッチ123も備えている。
【0016】
撮像センサ109はADコンバータ128を介して信号処理回路110に接続され、信号処理回路110は、撮像センサ109から出力されたアナログ画像信号に基づいてデジタルの画像データを生成する。生成された画像データは、データバス102及びメモリコントローラ105を介してDRAM106に記憶される。
【0017】
デジタルカメラは、DRAM106が記憶した複数の画像データから、ディスプレイ111で表示すべき画像データを生成する表示回路112と、生成された画像データをアナログ画像信号に変換して出力するDAコンバータ129とを備える。また、信号処理回路110及び表示回路112は、互いにデータバス102を介して接続されている。
【0018】
また、デジタルカメラは、データバス102に接続されたメモリカードコントローラ113及びシステム記憶部コントローラ115と、I/O125、CPU103とを備え、これらも又データバス102を介して互いに接続されている。
【0019】
さらに、デジタルカメラは、DRAM106に接続されると共に、データバス102に接続するメモリコントローラ105を備える。モードスイッチ121、操作スイッチ122及びシャッタスイッチ123はI/O125に接続されている。メモリカードコントローラ113は、メモリカード107にコマンド発行及びデータ転送をするように構成されている。
【0020】
データバス102は、信号処理回路110及び/又は表示回路112からの要求に応じて、画像データの撮影又は画像データの再生時に画像データを伝送する。メモリコントローラ105は、データバス102からDRAM106へのアクセス要求を受け、これを調整しながらDRAM106へのアクセス信号を生成し、DRAM106へのデータの書き込みや、DRAM106からのデータの読み出しを実行する。そしてCPU103は、システム記憶部104が記憶するプログラムに従ってデジタルカメラのシーケンスを制御する。
【0021】
モードスイッチ121が撮影モードを示すとき、デジタルカメラは撮影動作を行う。ユーザがシャッタスイッチ123を押す前に、デジタルカメラはEVFの動作を開始する。EVFとは電子ビューファインダのことである。電子ビューファインダは、信号処理回路110によって生成される画像データをディスプレイ111に繰り返し表示することにより、ユーザに対して撮影されようとしている被写体を示す機能である。以後EVFと表記する。
【0022】
レンズ119により、被写体像が撮像センサ109に結像される。撮像センサ109は被写体像をアナログ画像信号からなる電気信号に変換し、これをADコンバータ128に出力する。ADコンバータ128はこれをデジタル値に変換し、デジタルの画像データとして信号処理回路110に出力する。信号処理回路110は生成した画像データをデータバス102及びメモリコントローラ105を介して、一旦DRAM106に記憶する。以上の動作は撮像センサ109の読み出しを周期として繰り返し行われる。
【0023】
表示回路112はDRAM106から過去に蓄積された画像データを読み出し、これをDAコンバータ129を介してディスプレイ111に出力する。この動作もディスプレイ111へのデータ転送を周期として繰り返し行われる。
【0024】
撮影動作の繰り返しと表示動作の繰り返しにより、レンズ119より撮像センサ109に入射した像は動画像としてディスプレイ111に表示され、デジタルカメラはEVFの動作を実現する。
【0025】
EVF動作中にはオートフォーカス(これよりAFという)も行われる。本実施形態1において述べるデジタルカメラにおいては、EVF動作中に、例えば被写体の顔を判定する必要がある。よってたとえEVF動作中に被写体の画角や距離等が変化しても、被写体に対して連続して合焦点動作を行うコンティニュアスAFを行う。コンティニュアスAFは、焦点の評価を信号処理回路110が1フレームの画像データを生成する毎に繰返し行い、その都度レンズ119を合焦点に向けて移動する方法であり、動画像撮影を行う撮像装置において一般的に行われているAF方法である。
【0026】
表示回路112は、デジタルカメラの設定状態を示すアイコン画像や、測距枠などの他、EVF表示中の被写体について有効な写真(対象被写体について撮影済みと判定できる写真)が撮られているかどうかの撮影状態を示す情報を表示する機能も備える。信号処理回路110が画像データを生成する領域とは別に、オーバーレイ表示する画像データが記憶される領域がDRAM106に設定される。表示回路112は、この画像データとファインダ画像を用いてファインダ画像にオーバーレイ画像を重ねた形でディスプレイ111に表示する。よってCPU103がオーバーレイ画像領域に描画を行うと、その画像はファインダ画像に重ねて表示される。
【0027】
本発明の実施形態1における撮像装置としてのデジタルカメラは、ユーザがシャッタスイッチ123を押した場合、静止画撮影動作を行う。
【0028】
これにより、撮像センサ109は像を電気信号に変換し、これをADコンバータ128に出力する。ADコンバータ128はこれをデジタル値に変換し信号処理回路110に出力する。信号処理回路110は露出やホワイトバランス等を調整し、さらにデータの圧縮処理を行い、生成した圧縮画像データをデータバス102及びメモリコントローラ105を介して、一旦DRAM106に記録する。メモリカードコントローラ113はDRAM106上に生成された圧縮画像データをメモリカード107に記憶する。
【0029】
さらに本デジタルカメラは、特徴検出回路100及び特徴検出に必要なパラメータ値を保持するパラメータ保持部101を備える。パラメータ保持部101が保持するパラメータ値は書き換え可能で、人間の顔、動物、魚、風景といった被写体の特徴を記憶することが可能である。また本実施形態におけるデジタルカメラは、特徴値を一時記憶する特徴値記憶回路130及び特徴値の比較を行う特徴値比較回路131を備える。
【0030】
システム記憶部104には、人間の顔の特徴を示す値、例えば顔の輪郭、目、鼻、口の位置関係を数値化した顔画像データの値が記録されていて、被写体から顔画像領域部分をサーチする場合は、この顔画像データの値をパラメータ保持部101に設定する。
【0031】
特徴検出回路100は、入力される画像データとパラメータ保持部101に設定されたパラメータ値に基づき所望の特徴を示す顔画像データを画像データから検出する。さらにこの顔画像データの座標及び所望の特徴を示す部分の特徴値を演算する。CPU103はこれらの値をデータバスを介して読み取ることが可能であるように本デジタルカメラは構成されている。
【0032】
特徴検出回路200はパラメータ値を変更することによって、例えば人間の顔、動物の顔、魚、数字、景色、といった特徴を検出することが可能である。
【0033】
また、本デジタルカメラは、過去に撮影されて蓄積されている登録顔画像データから生成した特徴値を、メモリカード107またはシステム記憶部104に保存しておくことが可能である。特徴値記憶回路130は保存されていた特徴値を記憶する回路で、CPU103は、顔画像データの特徴値を特徴値記憶回路130に転送することが可能である。
【0034】
特徴値比較回路131は特徴値を比較する回路であり、特徴検出回路100が出力する特徴値と特徴値記憶回路130が記憶する登録顔画像データの特徴値を比較し、一致の度合いを演算する。CPU103は特徴値比較回路131が演算した結果を読み出すことが可能である。
【0035】
有効被写体判定回路141は、EVF表示画像内の被写体について有効な被写体であるかどうかを判定する回路である。有効被写体判定回路141では、DRAM106が記憶したデジタル画像データの被写体について有効な被写体であるかを判定するための有効判定条件を参照する。尚、有効判定条件設定回路142が、DRAM106が記憶したデジタル画像データの被写体について有効な被写体であるかを判定するための有効判定条件を有効被写体判定回路141に設定する。
【0036】
次に、図2に示すフローチャートを用い、図1で説明した本発明の実施形態1に係る撮像装置としてのデジタルカメラの動作を説明する。
【0037】
ここでは検出する対象を人物とし、パラメータ保持部101には人物の顔の特徴を示す顔画像データの特徴値をあらかじめ記録しておく。また、本実施形態1では、EVF表示画像に対して顔画像データの検出を行う。そして検出された顔画像データが、有効被写体判定回路141に設定した条件における有効被写体として判定されれば、撮影済み枚数あるいは未撮影被写体情報を表示し、無効被写体であれば未撮影被写体情報を提示する動作モードを例に説明する。どのカテゴリ(既撮影被写体/未撮影被写体、有効被写体/無効被写体)の被写体について撮影情報を提示するかは、図3に例示するメニューで選択できる。図3においては、有効被写体と無効被写体について、既撮影被写体であるか未撮影被写体であるかの表示をさせるか否かの設定が可能である。設定は表示されたチェックボックスのチェックにより行う。これは、操作スイッチ122のいずれかで行う。
【0038】
本デジタルカメラは、撮影された画像データより顔の特徴値を含む顔画像データを生成し、さらにEVF使用時にファインダ画像データに含まれる顔の顔画像データを検出する。そして、検出された顔画像データの特徴値とデータベースが保有する登録顔画像データの特徴値を比較し、一致回数及び検出された顔画像データをディスプレイ111を用いてEVF画面上に表示する。
【0039】
まず、ステップS201にて、CPU103は、ディスプレイ111の制御と撮影動作を開始するためのシャッタスイッチ123の操作の待機を開始する。ステップS202では、CPU103はEVFを起動すると共に、コンティニュアスAFにより被写体に焦点を合わせつづけるよう不図示の焦点調節機構を制御する。ステップS203では、画角の変化が所定の閾値を超えるかどうかを検出する。画角の変化が検出された場合、CPU103は顔画像データの検出処理を開始するが、その説明は後で行う。
【0040】
ステップS204では、CPU103は撮影の操作としてシャッタスイッチ123が押されたかどうかを確認する。シャッタスイッチ123が押されていない場合はステップS203にもどり処理を繰り返す。
【0041】
ステップS204で、CPU103はユーザがシャッタスイッチ123を押したと確認すると、処理をステップS205に進め、撮影を開始する。ステップS205では、撮像センサ109上に結像した被写体像は電気信号に変換され、信号処理回路110での画像信号処理により露出、ホワイトバランス調整などがなされ、メモリ上に画像データとして記憶される。さらに圧縮画像データがDRAM106の異なる領域に生成される。CPU103はこの画像データを圧縮し、更に圧縮された画像データはメモリカード107に転送される。
【0042】
ステップS206では、CPU103はメモリカードコントローラ113が備えるDMA(ダイレクトメモリアクセス)機能を起動することにより、画像データをメモリカード107への転送動作を開始する。
【0043】
ステップS207にて、CPU103は顔画像データの検出処理を開始する。このときCPU103は、DRAM106内に記憶された登録顔画像データをデータバス102を介して特徴検出回路100に転送する。特徴検出回路100は転送された画像データに対して公知の顔画像データ検出技術を用いることにより、顔画像データの検出を行い、画像データ中における顔の位置情報と特徴的な部位情報を抽出する。なお、顔の特徴的な部位情報とは、例えば目、鼻、口等の画像情報等のことである。
【0044】
また、公知の顔画像データ検出技術としては、ニューラルネットワークに代表される学習を用いた方法、目や鼻といった物理的な形状の特徴のある部位を顔画像データのテンプレートマッチングを用いた手法が提案されている。さらには、肌の色や目の形といった顔画像データの特徴量を検出し統計的解析を用いた手法なども提案されている。これらは例えば特開平10−232934号公報や特開2000−48184号公報で提案されており、一般的にはそれらの方法の複数の組み合わせてより正確な顔画像領域の認識するのが一般的である。
【0045】
ステップS208では、ステップS207にて検出した被写体人物について有効被写体条件を満たす画像として撮影されたかどうかをチェックする。これは対象の被写体人物について、再生時に十分確認できる写真を撮影するためである。これは、有効判定条件設定回路142が、DRAM106が記憶したデジタル画像データの被写体について有効な被写体であるかを判定するための有効判定条件にしたがって、有効被写体判定回路141で判定される。
【0046】
本実施形態1における有効な被写体画像の条件について、図4乃至図8を用いて説明する。図4は、被写体が表示画像枠10内の特定の有効被写体範囲枠20内に存在することを有効被写体の条件とする例を示している。ここでは、4人の人物A乃至Dが表示画像枠10内に存在し、そのうち人物Aは、有効被写体範囲枠20外に存在し、人物B乃至Dの3人が有効被写体範囲枠20内に存在する例を示す。
【0047】
図4において、有効被写体条件を満たしているが、既に以前撮影され登録された人物については顔画像データ枠を実細線で表示すると共に、その近傍に数字を表示し、これまで有効被写体画像として登録された登録顔画像データの回数を提示する。したがって、人物Bはこれまで2回、人物Cはこれまで3回登録された有効被写体画像として顔画像データが確認された事を示す。
【0048】
また、図4において、有効被写体条件を満たす未登録の人物(人物D)については顔画像データ枠を太実線で表示し、有効被写体条件を満たさない未登録の人物(人物A)については顔画像データ枠を太点線で表示する。撮影時に個々の被写体人物についての撮影済み回数をカウントする対象は、有効被写体条件を満たす被写体のみとする。したがって、顔画像データ枠を実線表示している被写体の人物の顔画像データのみが計数対象であることは容易に判断することができる。
【0049】
また、図4で図示した有効被写体範囲枠20については、図5の(a)及び(b)に示すように、画面左上に表示されるアイコン21を操作して有効被写体範囲枠20の大きさや位置を変更することができる。このときアイコン操作は前述した十字キーやセットボタン、キャンセルボタン等のスイッチを使用する。デフォルトの有効被写体範囲枠20としては、最も撮影済み回数の多い既ユーザを含む周囲の人物を取り囲む範囲を自動的に設定するようにしても良いし、画面全体に対して一定比率の縮小領域を画面中央に設定するようにしても良い。
【0050】
図6は、表示画像枠10内の人物A乃至Dの顔画像データが十分な大きさで撮影されていることを有効被写体条件とする例を示している。十分な大きさとは、他の最も大きなサイズで写っている被写体に対して相対的に一定以上の割合の大きさとしても良いし、これまで有効被写体画像として撮影された人物の顔画像データの平均値に対して相対的に一定以上の割合の大きさとしても良い。この割合値は図示しないメニュー画面にてユーザが任意に設定できる。
【0051】
図7は、表示画像枠10内の被写体人物の特徴情報(目、口、耳)が写っていることを有効被写体条件とする例を示している。有効被写体条件となる顔画像データの特徴情報は、図8に図示する設定メニューにてユーザ側で設定できる。たとえば、図7において、人物Aは顔画像データが欠如しているので有効被写体条件を満たさないと判断される。
【0052】
以上説明した有効被写体条件は有効判定条件設定回路142で、有効被写体判定回路141に設定され、上記の組合わせによる判定処理を行う。そして、図8で設定した有効被写体条件にて有効な被写体の顔画像データとして判定された場合にはステップS209に進み、顔画像データの特徴値の記録を行う。
【0053】
ステップS209でCPU103は、特徴検出回路100より顔画像データの顔の位置及び顔の特徴値を読出し、これをDRAM106に記憶する。さらにCPU103はシステム記憶部104あるいはメモリカード107に記録されているデータベース化された登録顔画像データの特徴値を読み出し、これをDRAM106上に展開する。さらにCPU103は、ここで求めた特徴値をこのデータベースに追記する。データベースは特徴値を検索可能な形態で記録され、撮影により顔画像データが検出されるごとに蓄積されていく。追記されたデータベースはシステム記憶部104あるいはメモリカード107に保存される。その後CPU103はステップS203に処理を戻し、再びシャッタスイッチ123が操作されるまで待機する。
【0054】
なお、データベースの作成は、撮影されてメモリカード107に保存された画像と等価な画像データを用いて行う。これは、本機能の目的が、すでに撮影された人物とそうでない人物とを区別することであるからである。次の撮影で判定を行う必要があるため、顔画像データの特徴値の保存は、次の撮影の前までに行う。
【0055】
次に、EVF中における顔画像データの検索と検索結果の表示について説明する。実施形態1に係るデジタルカメラは、上述で説明した図2の処理を行うことによりEVFを動作させる。CPU103は、DRAM106上にEVF表示用画像が生成する。表示回路112はこれをディスプレイ111に表示する。
【0056】
ステップS203にて画角変化が検出されたとき、CPU103は処理をステップS210に進める。画角変化は、例えばオートフォーカスの評価値の変化や露出評価値の変化によって検出する。オートフォーカスの評価値は信号処理回路110に入力される画像の領域ごとのコントラストを示す値である。レンズの焦点が固定されている状況において画角が変化した場合、領域ごとのコントラスト値は変化する。
【0057】
ステップS210においては、CPU103はDRAM106上に生成された画像データの顔画像データを特徴検出回路100に送ることにより、EVF画像から顔画像データの位置を検出する。さらにその顔画像データより顔の特徴値を抽出する。
【0058】
本実施形態1のデジタルカメラは、顔画像データの検索処理に関して、顔画像データの周囲を囲む長方形の顔画像データ枠の座標、及び検索一致の回数を記憶する変数を備える。検索一致の回数を記憶する変数の初期値は零である。
【0059】
ステップS210にて、顔画像データが検出されたら、ステップS211にて検出された顔画像データの周囲を囲む長方形の角の顔画像データ枠の座標位置を記憶する。次にステップS212にて、顔画像データが検出された被写体に対して有効被写体条件を満たす有効な被写体画像であるかどうかをチェックする。有効な被写体か無効な被写体かによってEVF表示方法を切り替えるため、有効な被写体画像と判定されればステップS213へ遷移し、無効な被写体画像と判定されればステップS220へ遷移する。ステップS213にて、CPU103はデータベースに蓄積された登録顔画像データの特徴値を順に読み出す。
【0060】
ステップS214では、CPU103はデータベースから読み出した顔画像データの特徴値を特徴値記憶回路130に転送する。この結果、特徴値比較回路131はステップS213にてデータベースより読み出された顔画像データの特徴値とステップS210にて検出された顔画像データの特徴値とを比較する。CPU103は、比較結果を特徴値比較回路131より読み出し、結果の判定を行う。比較の結果、両特徴値が一致しない場合は、CPU103は処理をステップS216に進める。
【0061】
ステップS115では、CPU103は、比較の一致回数を計数し、DRAM106に記憶する。またステップS216では、データベースから次の画像データの特徴値を読み出し、ステップS210にて検出された顔画像データの特徴値と比較する。すべてのデータベースの読み出しが終了したらステップS217に遷移する。
【0062】
ステップS217では上記の比較結果である一致回数をチェックし、当該の被写体が未撮影であったか既撮影であったかを判定する。
【0063】
未撮影の被写体であったらステップS218にて、図4の太実線に示すようにステップS211にて記憶した顔画像データに未撮影の有効被写体である事を示す太実線の枠線を表示する。しかし、既撮影の被写体であったらステップS219にて、図4の細実線に示すように、既撮影の有効被写体であることを示す細実線の枠線とともに撮影済みの回数を表示する。
【0064】
ステップS212にて無効な被写体であると判定したら、ステップS220にて、CPU103はデータベースに蓄積された顔画像データの特徴値を順に読み出す。ステップS221では、ステップS214と同様にデータベースとの比較を行い、一致した場合には撮影操作に戻る。これは、画面表示の煩雑化をさけるために撮影済みの被写体については、撮影情報表示をしないからである。
【0065】
無効な被写体で既撮影の被写体について撮影済み回数を提示するモードで動作する場合には、すべてのデータベースをチェックして得られる回数情報を提示すればよい。
【0066】
ステップS222にて、データベースとの一致が検知されずにデータベースの読み出しが終了したら、ステップS223で、図4の太破線に示すように、ステップS211にて記憶した顔画像データに未撮影の無効被写体である事を示す太破線の枠線を表示する。以上により、画角に表示された人物ごとに撮影回数が表示される。よってレンズを向けることにより未撮影の人を発見することが可能となり、撮影されない人を無くすことが可能となる。
【0067】
<実施形態2>
実施形態2として、顔画像データの検出をオートフォーカス(これよりAFという)完了後に行う例を示す。本実施形態2で行われるAFは、その場面において一度だけ焦点調整を行うワンショットAFである。
【0068】
図9に示すフローを用いて本実施形態2の撮像装置であるデジタルカメラの動作を説明する。本デジタルカメラはシャッタスイッチ123の操作として、押していない状態、半押し状態、全押し状態を検出可能なスイッチを使用する。本デジタルカメラにおいては、半押し(SW1)時にワンショットAF起動、全押し(SW2)時に撮影が行われるように構成される。
【0069】
ステップS301にて、CPU103は、EVFの制御と撮影動作を開始するためのシャッタスイッチ123操作の待機を開始する。次にステップS302にて、CPU103はEVFを起動する。ステップS303では、シャッタスイッチ123の操作の状態を検出する。半押し(SW1)が検出された場合、CPU103は処理をステップS320に進め、ワンショットAFを開始する。図10に示すワンショットAF実行時のEVF表示例のように合焦枠30は提示される撮影情報と区別できる線の太さ、種類、色で区別できるようにオーバーレイ表示する。本実施形態2のデジタルカメラはAF後、ステップS311乃至S323にて実施形態1のステップS210乃至S223と同様の顔画像データの検出処理を開始する。
【0070】
ワンショットAFが達成されると、CPU103は処理をステップS304に進め、シャッタスイッチ123が全押し(SW2)されたかどうかを確認する。ステップS304にて、シャッタスイッチ123が全押し(SW2)されていない場合は処理をステップS303に戻し処理を繰り返す。
【0071】
撮影はシャッタスイッチ123を押すことにより行われる。ここでユーザがシャッタスイッチ123を半押し(SW1)し、さらに全押し(SW2)したとする。ステップS304にてシャッタスイッチ123が全押し(SW2)されたとき、CPU103は処理をステップS305に進め、撮影が開始される。
【0072】
撮像センサ109上に結像した像は電気信号に変換され、信号処理回路110により露出、ホワイトバランス調整などがなされ、メモリ上に画像データとして記憶される。さらに信号処理回路110は圧縮画像データを生成し、DRAM106の異なる領域にこれを記録する。
【0073】
ステップS306にて、CPU103はメモリカードコントローラ113が備えるDMA(ダイレクトメモリアクセス)機能を起動することにより圧縮画像データをメモリカード107に転送することを開始する。
【0074】
さらにCPU103は、ステップS307にて画像データの検出処理を開始する。このときデジタルカメラは、メモリ上に生成された画像データを特徴検出回路100に転送し、特徴検出回路100は人物の顔画像データの特徴的部位が存在するかを画像データ内の各部分について行う。
【0075】
顔の特徴的部位が存在した場合、顔画像データが含まれるが、さらに特徴検出回路100は目、口、鼻の位置関係などより顔画像データの特徴値を抽出する。これは人物を判断するために必要な特徴値である。
【0076】
ステップS308では、実施形態1のステップS208と同様に顔画像データを検出した被写体人物について有効な被写体画像として撮影されたかどうかをチェックする。有効写真として判定された場合にはステップS309に進み、顔画像データの特徴値の記録を行う。
【0077】
ステップS309にて、CPU103は、特徴検出回路100より顔画像データの特徴値と顔の画像データを読み出し、これをあらかじめDRAM106上に展開されたデータベースに追記する。データベースには顔画像データの特徴値が検索可能な形態で記憶され、撮影ごとに特徴値が蓄積されていく。
【0078】
そしてCPU103は処理をステップS303に戻し、再びシャッタスイッチ123が半押し(SW1)されるまで待機する。データベースを作成するのは、撮影され、メモリカード107に保存された画像データと等価な画像データを用いて行う。これは、本機能の目的が、すでに撮影された人物とそうでない人物を区別することであるからである。
【0079】
以上により、EVFに表示された人物ごとに撮影回数が表示される。よってデジタルカメラのレンズを向けることにより未撮影の人物を発見することが可能となり、撮影されていない人物を無くすことが可能となる。
【0080】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0081】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。
【0082】
しかし、さらにそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0083】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる場合もあり得る。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0084】
【図1】本発明の実施形態1に係る撮像装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る撮像装置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態1に係る撮像装置の、表示の設定を行う電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る撮像装置の、有効被写体範囲を指定する電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態1に係る撮像装置の、有効被写体範囲の変更の説明に使用される電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態1に係る撮像装置の、有効被写体の判定を顔画像データの大きさで判断する動作の説明に使用される電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態1に係る撮像装置の、有効被写体の判定を顔画像データの欠如部分の有無で判断する動作の説明に使用される電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態1に係る撮像装置の、有効被写体の判定条件を設定する動作の説明に使用される電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態2に係る撮像装置の動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態2に係る撮像装置の、有効被写体の判定条件を設定する動作の説明に使用される電子ビューファインダ画面の1例を示す図である。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年7月6日(2006.7.6)
【代理人】 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳

【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎

【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘

【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二


【公開番号】 特開2008−17211(P2008−17211A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−186974(P2006−186974)