| 【発明の名称】 |
撮像装置及び方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】鍛冶 敏雄
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| 【要約】 |
【課題】異なる複数の種類のイメージセンサを選択することができる撮像装置及び方法を提供することを課題とする。
【構成】画像信号を生成する第1のイメージセンサ(13)と、前記第1のイメージセンサとは異なる種類であり、画像信号を生成する第2のイメージセンサ(14)と、前記第1のイメージセンサにより生成される画像信号又は前記第2のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力する選択手段(19)とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像信号を生成する第1のイメージセンサと、 前記第1のイメージセンサとは異なる種類であり、画像信号を生成する第2のイメージセンサと、 前記第1のイメージセンサにより生成される画像信号又は前記第2のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力する選択手段と を有することを特徴とする撮像装置。 【請求項2】 前記選択手段は、被写体に応じて選択することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 【請求項3】 前記選択手段は、被写体の輝度に応じて選択することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 【請求項4】 さらに、前記第1のイメージセンサ又は第2のイメージセンサにより生成される画像信号を増幅するためのアンプを有し、 前記選択回路は、前記アンプのゲインに応じて選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。 【請求項5】 さらに、前記アンプにより増幅された画像信号のレベルに応じて前記アンプのゲインを制御する制御手段を有することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 【請求項6】 さらに、前記第1のイメージセンサ及び/又は前記第2のイメージセンサに電源電圧を供給するためのバッテリを有し、 前記選択手段は、前記バッテリの状況に応じて選択することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 【請求項7】 前記選択手段は、前記バッテリの残量に応じて選択することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。 【請求項8】 前記選択手段は、前記バッテリの電圧に応じて選択することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。 【請求項9】 前記選択手段は、前記第1のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力するときには、前記バッテリの電圧を前記第2のイメージセンサには供給せずに前記第1のイメージセンサに供給し、前記第2のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力するときには、前記バッテリの電圧を前記第1のイメージセンサには供給せずに前記第2のイメージセンサに供給することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の撮像装置。 【請求項10】 前記第1のイメージセンサ及び前記第2のイメージセンサは、同一のレンズを介して被写体像を入力することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像装置。 【請求項11】 前記第1のイメージセンサはCCDセンサであり、前記第2のイメージセンサはCMOSセンサであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。 【請求項12】 第1のイメージセンサにより画像信号を生成する第1の生成ステップと、 前記第1のイメージセンサとは異なる種類の第2のイメージセンサにより画像信号を生成する第2の生成ステップと、 前記第1のイメージセンサにより生成される画像信号又は前記第2のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力する選択ステップと を有することを特徴とする撮像方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、撮像装置及び方法に関する。 【背景技術】 【0002】 近年のCMOSLSI技術の進展により、CMOSイメージセンサの弱点であった固定パターンノイズの抑圧に大きな改善が見られ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等への応用例が多く見られている。 【0003】 特許文献1には、CMOSセンサ又はCCDセンサを識別し、画像信号を処理する画像処理装置が記載されている。特許文献1は、イメージセンサを識別し、識別されたイメージセンサに対応する画像信号処理設定値を設定し、画像信号を処理する。 【0004】 【特許文献1】特開2001−358998号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかし、特許文献1は、CCDセンサとCMOSセンサの特徴を生かして、被写体の状況や、撮像装置の駆動バッテリの状況に応じてイメージセンサの切り替えを行っていない。 【0006】 つまり、撮像状況に応じて固定パターンノイズの問題があるCMOSセンサと、CCDセンサとを切り替えたり、撮像装置の駆動バッテリ残量に応じて、消費電力に問題があるCCDセンサと、CMOSセンサとを切り替えることは不可能であった。 【0007】 本発明の目的は、異なる複数の種類のイメージセンサを選択することができる撮像装置及び方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明の撮像装置は、画像信号を生成する第1のイメージセンサと、前記第1のイメージセンサとは異なる種類であり、画像信号を生成する第2のイメージセンサと、前記第1のイメージセンサにより生成される画像信号又は前記第2のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴とする。 【0009】 また、本発明の撮像方法は、第1のイメージセンサにより画像信号を生成する第1の生成ステップと、前記第1のイメージセンサとは異なる種類の第2のイメージセンサにより画像信号を生成する第2の生成ステップと、前記第1のイメージセンサにより生成される画像信号又は前記第2のイメージセンサにより生成される画像信号を選択して出力する選択ステップとを有することを特徴とする。 【発明の効果】 【0010】 複数種類のイメージセンサを持ち、状況に応じてイメージセンサを使い分けることが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 (第1の実施形態) 図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成例を示す図である。11はレンズを含む光学系部材である。12は入射光を分離するハーフミラーである。13はCCDセンサである。14はCMOSセンサである。15及び16はサンプリングを行うCDS回路である。17及び18はアナログ形式からデジタル形式に変換を行うアナログ/デジタル(AD)コンバータである。19は2つの入力信号a及びbのうちの1つを選択して出力する選択回路である。20は信号の増幅及びレベル検出をする検出回路である。21は信号処理を行う信号処理回路である。22は選択回路19を制御する選択制御回路である。CCDセンサ13及びCMOSセンサ14は、相互に異なる種類のイメージセンサであり、光電変換により画像信号を生成する。 【0012】 レンズ11より入射した被写体像はハーフミラー12にて2分割され、それぞれCCDセンサ13及びCMOSセンサ14で光電変換される。CCDセンサ13及びCMOSセンサ14は、同一のレンズ11を介して被写体像を入力し、光電変換により画像信号を生成する。CCDセンサ13で変換された被写体信号(画像信号)はCDS回路15でクロック成分と低周波ノイズが除去され、ADコンバータ17でアナログ信号からデジタル信号に変換される。ADコンバータ17の出力信号aは、選択回路19に出力される。一方、CMOSセンサ14で光電変換された被写体信号は、上記CCDセンサ13の場合と同様にCDS回路16でクロック成分と低周波ノイズが除去され、ADコンバータ18でアナログ信号からデジタル信号に変換される。ADコンバータ18の出力信号bは、選択回路19に出力される。選択回路19は、制御信号cに基づいて、入力信号a及びbの内いずれかを選択し、検出回路20に出力する。 【0013】 図2は、検出回路20の構成例を示す図である。検出回路20は、ゲインコントロールアンプ20a及び検出回路20bを有する。ゲインコントロールアンプ20aは、選択制御回路22の制御信号に応じて、被写体信号を増幅し、検出回路20bに出力する。検出回路20bは、ゲインコントロールアンプ20aの出力信号のレベルを検出し、信号処理回路21及び選択制御回路22に出力する。選択制御回路22は、検出回路20bで検出されたレベルに応じてゲインコントロールアンプ20aに制御信号をフィードバックする。ゲインコントロールアンプ20aで適正に増幅された被写体信号は、信号処理回路21へ出力される。一方、選択制御回路22は、ゲインコントロールアンプ20aのゲインに応じて、選択回路19に制御信号cを出力する。選択回路19は、その制御信号cに応じて、入力信号a又はbのいずれかを選択し、検出回路20に出力する。 【0014】 図3は撮像装置の処理を示すフローチャートであり、図4は選択回路19の構成例を示す図である。撮像装置の動作を図3及び図4を用いて説明する。被写体信号が検出回路20に入力された時点で図3の処理が開始する。まず、ステップS301では、選択制御回路22は、検出回路20bの検出レベルが適正か否かを判断する。適正レベルであればステップS303へ進み、適正レベルでなければステップS302へ進む。ステップS302では、選択制御回路22は、ゲインコントロールアンプ20aの出力信号が適正レベルになるように、ゲインコントロールアンプ20aのゲインを変更し、ステップS301に戻る。ステップS303では、選択制御回路22は、ゲインコントロールアンプ20aのゲインが6dB以上か否かを判断する。ゲインが6dB以上であればステップS304へ進み、6dB未満であればステップS305へ進む。ステップS304では、選択制御回路22の指示により、選択回路19はCCDセンサ13側の出力信号aを選択し、検出回路20に出力する。ステップS305では、選択制御回路22の指示により、選択回路19はCMOSセンサ14側の出力信号bを選択し、検出回路20に出力する。 【0015】 この動作により、被写体の輝度が下がり、ゲインコントロールアンプ20aのゲインが6dB以上となると、選択回路19がCCDセンサ13側の出力信号aを選択し、6dB未満であれば、選択回路19がCMOSセンサ14側の出力信号bを選択する。信号処理回路21は、検出回路20の出力信号を信号処理し、次段のブロックへ出力する。 【0016】 被写体の輝度が低いときには、ゲインコントロールアンプ20aのゲインは大きくなるように制御される。逆に、被写体の輝度が高いときには、ゲインコントロールアンプ20aのゲインは小さくなるように制御される。CMOSセンサ14は、CCDセンサ13に比べ、固定パターンノイズが大きい。固定パターンノイズは、被写体の輝度が低いときに目立ち易い。そこで、被写体の輝度が低く、ゲインコントローラ20aのゲインが大きくなるときには、CCDセンサ13側の出力信号aを選択する。逆に、被写体の輝度が高く、ゲインコントローラ20aのゲインが小さくなるときには、CMOSセンサ14側の出力信号bを選択する。被写体の輝度に応じて、CCDセンサ13又はCMOSセンサ14の出力信号を選択することにより、適切なイメージセンサにより画像を撮像することができる。 【0017】 本実施形態は、異なる複数の種類のイメージセンサ13及び14を有する撮像装置において、被写体の状況に応じてイメージセンサを切り替えて使用することが可能である。なお、イメージセンサは、3種類以上設けてもよい。 【0018】 (第2の実施形態) 図5は、本発明の第2の実施形態による撮像装置の構成例を示す図である。51はレンズを含む光学系部材である。52は入射光を分離するハーフミラーである。53はCCDセンサである。54はCMOSセンサである。55及び56はサンプリングを行うCDS回路である。57及び58はアナログ形式からデジタル形式に変換を行うADコンバータである。59は2つの入力信号a及びbのうちの1つを選択して出力する選択回路である。61は信号処理を行う信号処理回路である。62は電源制御回路である。63は撮像装置の駆動電源バッテリである。 【0019】 レンズ51より入射した被写体像はハーフミラー52にて2分割され、それぞれCCDセンサ53及びCMOSセンサ54で光電変換される。CCDセンサ53で変換された被写体信号はCDS回路55でクロック成分と低周波ノイズが除去され、ADコンバータ57でアナログ信号からデジタル信号に変換される。ADコンバータ57の出力信号aは、選択回路59に出力される。一方、CMOSセンサ54で光電変換された被写体信号は、上記CCDセンサ53の場合と同様にCDS回路56でクロック成分と低周波ノイズが除去され、ADコンバータ58でアナログ信号からデジタル信号に変換される。ADコンバータ58の出力信号bは、選択回路59に出力される。選択回路59では、制御信号cに基づいて、入力信号a及びbの内いずれかを選択し、信号処理回路61に出力する。 【0020】 図6は、電源制御回路62の構成例を示す図である。電源制御回路62は、バッテリ63の電源電圧を検出する電圧検出回路62aと、バッテリ63の出力を切り替えるスイッチ回路62bとからなる。電圧検出回路62aは、バッテリ63の電圧を検出し、あらかじめ決められた電圧値E以上の場合は、スイッチ回路62bがバッテリ63の出力を端子Aに接続するように制御する。電圧検出回路62aは、バッテリ63の電圧が下がってきて電圧値Eを下回ると、スイッチ回路62bがバッテリ63の出力を端子Bに接続する。端子Aは、CCDセンサ53、CDS回路55及びADコンバータ57に接続される。端子Bは、CMOSセンサ54、CDS回路56及びADコンバータ58に接続される。 【0021】 この動作により、撮像装置の駆動バッテリ63の電圧がある値E以上であれば、スイッチ回路62aはバッテリ63の出力を端子Aに接続する。これにより、CCDセンサ53、CDS回路55及びADコンバータ57に電源電圧が供給され、CMOSセンサ54、CDS回路56及びADコンバータ58に電源電圧が供給されない。この時、電源制御回路62内の電圧検出回路62aは、制御信号cにより、選択回路59が入力信号aを選択して信号処理回路61に出力するように制御する。 【0022】 撮像装置の駆動バッテリ63の電圧が下がり、電圧値E以下となると、スイッチ回路62bはバッテリ63の出力を端子Bに接続する。これにより、CMOSセンサ54、CDS回路56及びADコンバータ58に電源電圧が供給され、CCDセンサ53、CDS回路55及びADコンバータ57に電源電圧が供給されない。この時、電源制御回路62内の電圧検出回路62aは、制御信号cにより、選択回路59が入力信号bを選択して信号処理回路61に出力するように制御する。すなわち、選択回路59は、スイッチ回路62aの端子A、Bの切り替わり動作にあわせて選択が切り替わり、電源が供給されている側のイメージセンサの信号が選択される。 【0023】 CCDセンサ53は消費電力が大きく、CMOSセンサ54は消費電力が小さい。そこで、バッテリ63の電圧が十分高いときには、CCDセンサ53側の出力信号aを選択する。やがて、バッテリ63の使用によりバッテリ63の電圧が低くなったときには、CMOSセンサ54側の出力信号bを選択する。バッテリ63の検出電圧に応じて、CCDセンサ53又はCMOSセンサ54の出力信号を選択することにより、適切なイメージセンサにより画像を撮像することができる。 【0024】 電源制御回路62は、バッテリ63の残量(例えば電流又は電圧)を検出するようにしてもよい。バッテリ63の残量が多いときには、選択回路59はCCDセンサ53側の出力信号aを選択し、スイッチ回路62bは端子Aに接続する。逆に、バッテリ63の残量が少ないときには、選択回路59はCMOSセンサ54側の出力信号bを選択し、スイッチ回路62bは端子Bに接続する。 【0025】 本実施形態は、異なる複数の種類のイメージセンサ53及び54を有する撮像装置において、撮像装置(撮像装置のバッテリ)の状況に応じてイメージセンサを切り替えて使用することが可能である。 【0026】 なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。 【図面の簡単な説明】 【0027】 【図1】本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成例を示すブロック図である。 【図2】検出回路の構成例を示す図である。 【図3】選択回路及び検出回路の処理を示すフローチャートである。 【図4】選択回路の構成例を示す図である。 【図5】本発明の第2の実施形態による撮像装置の構成例を示すブロック図である。 【図6】電源制御回路の構成例を示す図である。 【符号の説明】 【0028】 11 レンズ 12 ハーフミラー 13 CCDセンサ 14 CMOSセンサ 15 CDS回路 16 CDS回路 17 ADコンバータ 18 ADコンバータ 19 選択回路 20 検出回路 21 信号処理回路 22 選択制御回路
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月5日(2006.7.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090273 【弁理士】 【氏名又は名称】國分 孝悦
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| 【公開番号】 |
特開2008−17151(P2008−17151A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−185952(P2006−185952) |
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