| 【発明の名称】 |
記録再生装置及び記録再生方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】磨田 浩二
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| 【要約】 |
【課題】サムネイル画像を記憶するための記憶容量の小型化と、サムネイル一覧表示を高速化することの両方を実現できるようにする。
【構成】ディスクに記録するサムネイル画像の枚数をサムネイル一覧表示の1ページに表示できる枚数に限定し、使用者がサムネイル一覧表示の操作を行うと、デコードを行わずにサムネイル一覧表示の1ページ目を出力する。また、サムネイル一覧表示の2ページ目以降におけるサムネイル画像の生成は、1ページ目を出力している間に行うようにして、大量のメモリを消費することなく、かつ直前にデコードを行う場合と比べて、高速に表示できるようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力された動画像データを管理単位毎に記録媒体に記録する記録手段と、 前記記録媒体に記録された動画像データに基づき、前記管理単位毎のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成手段と、 前記記録手段によって前記記録媒体に特定数の管理単位が記録されたことに応じて、前記記録媒体に記録された特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成するよう前記サムネイル生成手段を制御すると共に、前記サムネイル生成手段によって生成された前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録再生装置。 【請求項2】 前記サムネイル生成手段によって生成されたサムネイル画像データに係るサムネイル画像を表示部に一覧表示する表示手段を備え、 前記特定数は、前記表示手段によってサムネイル画像一覧表示の1ページに表示されるサムネイル画像の枚数であることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 【請求項3】 前記制御手段は、前記記録媒体の種類に応じて前記記録手段の処理を切替えることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。 【請求項4】 前記記録媒体が追記型記録媒体である場合、前記特定数の管理単位が記録された後に前記サムネイル生成手段が前記サムネイル画像データを生成し、前記記録手段が前記サムネイル画像データを前記記録媒体に記録して以後前記記録媒体に対して書き換えを行わないように、前記制御手段により制御することを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。 【請求項5】 前記記録媒体が書き換え型記録媒体であり、前記記録媒体に記録されたサムネイル画像データに対応する動画像データが削除された場合は、前記制御手段は、前記記録手段が前記記録媒体に記録されていたサムネイル画像データを削除して記録可能領域を設け、前記サムネイル生成手段が再度まとめてサムネイル画像データを生成し、前記記録手段が前記サムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。 【請求項6】 前記サムネイル画像データは、非圧縮であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。 【請求項7】 前記サムネイル生成手段は、前記記録媒体に記録された動画像データのうちの1フレームをJPEG方式にて圧縮符号化することにより前記サムネイル画像データを生成することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。 【請求項8】 前記記録媒体が追記型記録媒体である場合、ファイナライズ時に前記記録媒体に記録されたサムネイル画像データを保持するように、前記制御手段により前記記録手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。 【請求項9】 前記記録媒体が書き換え型記録媒体であり、前記サムネイル画像データが作成されていない場合、ファイナライズ時にサムネイル画像データを生成するように、前記制御手段により前記サムネイル生成手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。 【請求項10】 前記記録手段は、前記サムネイル画像データをPrivate_IDによって分類されるユーザーデータとして前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の記録再生装置。 【請求項11】 前記記録手段は、前記サムネイル画像データをファイルシステムから無効な領域として扱われるように前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の記録再生装置。 【請求項12】 前記記録媒体に記録されたサムネイル画像データは、アプリケーションの管理情報として取り扱われることを特徴とする請求項11に記載の記録再生装置。 【請求項13】 前記サムネイル生成手段は、前記表示手段によって前記記録媒体に記録されたサムネイル画像データを用いてサムネイル一覧表示を行っている間に、次のページ以降に必要なサムネイル画像データを生成することを特徴とする請求項3〜12の何れか1項に記載の記録再生装置。 【請求項14】 入力された動画像データを管理単位毎に記録媒体に記録する記録工程と、 前記記録媒体に記録された動画像データに基づき、前記管理単位毎のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成工程と、 前記記録工程において前記記録媒体に特定数の管理単位が記録されたことに応じて、前記記録媒体に記録された特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成するよう前記サムネイル生成工程における処理を制御すると共に、前記サムネイル生成工程において生成された前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備えることを特徴とする記録再生方法。 【請求項15】 入力された動画像データを管理単位毎に記録媒体に記録する記録工程と、 前記記録媒体に記録された動画像データに基づき、前記管理単位毎のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成工程と、 前記記録工程において前記記録媒体に特定数の管理単位が記録されたことに応じて、前記記録媒体に記録された特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成するよう前記サムネイル生成工程における処理を制御すると共に、前記サムネイル生成工程において生成された前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備える記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 【請求項16】 請求項15に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は記録再生装置、記録再生方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、静止画あるいは動画などの映像情報を記録媒体に記録したり、再生したりするために用いて好適な技術に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、DVDのような光ディスクに対して動画像や音声を記録可能なデジタルビデオカメラが登場してきている。この様なDVDデジタルビデオカメラは一般的に、撮影した画像を再生する際に、記録したシーンの代表画像(以下、サムネイル画像)を一覧表示し、これら一覧表示されたサムネイル画像の中から所望のシーンを選択する構成となっている。 【0003】 サムネイル画像を表示する場合には、各シーンのサムネイル画像が記録されたディスク上の領域に順次アクセスし、記録されている各シーンのサムネイル画像を再生する必要がある。そのため、サムネイル画像の一覧画面を表示するまでに時間がかかってしまうという問題が存在する。特に、再生と再生停止とを繰り返すような操作を行うと、その都度一覧表示を行うことになるため、軽快な操作感が失われてしまう。このような問題に対し、例えば、特許文献1には、サムネイル画像用のバッファメモリを設けて、サムネイル画像の出画時間を短縮するという方法が開示されている。 【0004】 【特許文献1】特開2001−189915号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、前記従来技術の構成では、サムネイル一覧表示を行う場合に、表示の直前にデコードを行うので、デコードを行う時間だけ表示が遅くなる問題点があった。特に、表示枚数が多い場合などではユーザが不快に思うくらい表示が遅くなる可能性があった。 【0006】 また、特許文献1に記載されているように、サムネイル画像をバッファメモリに記憶しておく構成においても、再生停止時におけるシーンのサムネイル画像がバッファメモリに記憶されていない場合は、サムネイル画像を改めて再生する必要があった。そのため、サムネイル画像の一覧画面を表示するまでに長い時間がかかってしまうという問題があった。 【0007】 このような問題点を解消するために、代表画像をバッファメモリに記憶しておくようにすると、サムネイル画像を記憶するための記憶容量が大きくなってしまうという問題点があった。 【0008】 本発明は前述の問題点に鑑み、サムネイル画像を記憶するための記憶容量の小型化と、サムネイル一覧表示を高速化することの両方を実現できるようにすることを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明の記録再生装置は、入力された動画像データを管理単位毎に記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録された動画像データに基づき、前記管理単位毎のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成手段と、前記記録手段によって前記記録媒体に特定数の管理単位が記録されたことに応じて、前記記録媒体に記録された特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成するよう前記サムネイル生成手段を制御すると共に、前記サムネイル生成手段によって生成された前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。 【0010】 本発明の記録再生方法は、入力された動画像データを管理単位毎に記録媒体に記録する記録工程と、前記記録媒体に記録された動画像データに基づき、前記管理単位毎のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成工程と、前記記録工程において前記記録媒体に特定数の管理単位が記録されたことに応じて、前記記録媒体に記録された特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成するよう前記サムネイル生成工程における処理を制御すると共に、前記サムネイル生成工程において生成された前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備えることを特徴とする。 【0011】 本発明のプログラムは、入力された動画像データを管理単位毎に記録媒体に記録する記録工程と、前記記録媒体に記録された動画像データに基づき、前記管理単位毎のサムネイル画像データを生成するサムネイル生成工程と、前記記録工程において前記記録媒体に特定数の管理単位が記録されたことに応じて、前記記録媒体に記録された特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成するよう前記サムネイル生成工程における処理を制御すると共に、前記サムネイル生成工程において生成された前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを前記記録媒体に記録するように前記記録工程における処理を制御する制御工程とを備える記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。 【0012】 本発明の記憶媒体は、前記のプログラムを記憶したことを特徴とする。 【発明の効果】 【0013】 本発明によれば、記録媒体に特定数の管理単位が記録されたら、前記特定数の管理単位のサムネイル画像データを生成して、前記記録媒体に記録するようにしたので、大量のメモリを消費することなく、サムネイル一覧表示を高速に行うことができる。これにより、表示枚数が多い場合においても素早い表示を行うことが可能となり、使用者にとって好適な記録再生を実現することができ、使い勝手に優れたDVDビデオカメラを提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 (第1の実施形態) 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。 図1は、本実施形態の記録再生装置の構成を説明するブロック図である。本実施形態の記録再生装置は、入力部101、符号化部102、多重化部103、R/W部104、分離部105、復号化部106、出力部107、操作部108、制御部109、サムネイル生成部110及びサムネイル制御部111等によって構成されている。 【0015】 前述のように構成された本実施形態の記録再生装置においては、操作部108において記録の操作がなされると、制御部109は符号化部102、多重化部103、及びR/W部104に対して記録の指示を通知する。入力部101から入力された動画像データや音声データを符号化部102へ出力する。符号化部102は、MPEGなどの周知の圧縮符号化方法により、入力部101から入力された動画像データを符号化し、また、AC3などの周知の圧縮符号化方法により、入力部101から入力された音声データを符号化し、多重化部103へと出力する。 【0016】 多重化部103は、符号化部102から入力された動画像ストリームや音声ストリームを記録媒体に適合したDVDフォーマットへ多重化し、R/W部104へ出力する。R/W部104は、多重化部103において多重化されたストリームをディスクDに書き込む。 【0017】 次に、操作部108において再生の操作がなされると、制御部109は復号化部106、分離部105、及びR/W部104に対して再生の指示を通知する。R/W部104は、ディスクDより多重化されたストリームを読み出し、分離部105へ出力する。また、R/W部104は、ディスクDの管理情報を読み出し、制御部109へ通知する。なお、前記管理情報には、各チャプタの記録時間や先頭の物理アドレスなどが記憶されている。 【0018】 分離部105は、R/W部104より出力されたストリームを動画像ストリームや音声ストリームなどに分離し、復号化部106へ出力する。復号化部106は、分離部105より出力された動画像ストリームや音声ストリームを復号して出力部107へ出力する。出力部107は、TVや液晶画面に動画像信号を出力するとともに、スピーカーに音声信号を出力する。 【0019】 また、R/W部104は、制御部109に管理情報、記録媒体の種類などを通知する。制御部109は、記録処理が終わるとサムネイル制御部111に、記録媒体に記録されているチャプタ数、記録媒体の種類を通知する。サムネイル制御部111は、制御部109より通知されたチャプタ数、記録媒体の種類に応じて、サムネイル画像を生成するか否かを判断する。 【0020】 サムネイル画像を生成する場合は、制御部109及びサムネイル生成部110にサムネイル画像生成開始を通知する。まず、各チャプタの先頭のIピクチャを含むストリームが分離部105にてストリームから動画ストリームに分離される。次に、復号化部106にて動画像データに復号され、サムネイル生成部110にてサムネイル画像が縮小されて生成される。また、サムネイル生成部110はサムネイル画像を生成すると、サムネイル画像はR/W部104を通してディスクDに記録される。 【0021】 サムネイル一覧表示する場合は、ディスクDに記録されたサムネイル画像をR/W部104より読み出し、出力部107へ出力する。つまり、サムネイル一覧画面の最初の1ページについて、表示の直前にデコードを行う必要がない構成となっている。 【0022】 次に、図7を参照しながら、各チャプタの再生順や、先頭のアドレス、再生時間などの情報を含む管理ファイルについて説明する。図7は、DVDフォーマットのファイル構成を示す図である。 【0023】 DVDフォーマットのファイル構成のうち、DVDビデオゾーンは、ビデオマネージャー(VMG)と、ビデオタイトルセット(VTS)とから構成される。ビデオマネージャー(VMG)と、ビデオタイトルセット(VTS)とは、それぞれ複数のファイルで構成されている。ビデオマネージャー(VMG)は、ビデオタイトルセット(VTS)を制御するための情報である。 【0024】 ビデオマネージャー(VMG)は、ビデオタイトルセット等を制御する制御データとしてのビデオマネージャーインフォーメーション(VMGI)と、メニュー表示のためのデータとしてのビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)とを有する。また、バックアップ用のビデオマネージャーインフォーメーション(VMGI_BUP)も有する。 【0025】 ビデオタイトルセット(VTS)は、制御データとしてのビデオタイトルセットインフォーメーション(VTSI)と、メニュー表示のためのデータとしてのビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)とを有する。また、映像表示のためのビデオオブジェクトセットであるビデオタイトルセットのタイトルのためのビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)も有する。さらに、バックアップ用のビデオタイトルセットインフォーメーション(VTSI_BUP)も有する。VTSIは、記録した各チャプタの再生順や、先頭のアドレス、再生時間などの情報を含み、以後、管理情報はVTSIとそれを制御するVMGIを指すものとする。 【0026】 次に、図2を参照しながら、本実施形態におけるサムネイル制御部111の制御について説明する。図2は、本実施形態におけるサムネイル画像作成の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図2に示す処理は、一つのシーンの撮影が完了する度に実行される。 【0027】 まず、ステップS201において、記録媒体(ディスクD)の種類をチェックする。チェックする情報は、R/W部104がディスクDにアクセスする際に分かる情報であり、R/W部104から制御部109を介してサムネイル制御部111へ通知される。次に、ステップS202において、ディスクDに記録されているチャプタ数が所定の枚数以上かどうかをチェックする。 【0028】 図6は、本実施形態におけるサムネイル一覧表示画面の一例を示す図である。 701はサムネイル一覧画面であり、702はサムネイル生成部110にて生成されたサムネイル画像である。図6の場合、サムネイル一覧画面701には、6枚のサムネイル画像702が表示されている。枚数は6枚に限らず使用者が任意に設定できる。703は一覧画面操作ボタンであり、この一覧画面操作ボタン703を押すことによってサムネイル一覧画面701の前後のページに移動することができる。 【0029】 次に、ステップS202においては、ステップS201で前記記録媒体(ディスクD)の種類を通知したのと同様に、R/W部104がディスクDから管理情報を読み出し、制御部109を介してサムネイル制御部111へ通知する。管理情報には、ディスクDに記録されている各チャプタが記録されているアドレスや、記録時間などが書かれているので、ディスクDに記録されているチャプタ数が分かる。 【0030】 ステップS202のチェックの結果、まだディスクDにチャプタが所定の枚数記録されていない場合は、サムネイル画像を生成せずに処理を終了する。一方、ステップS202のチェックの結果、チャプタが所定の枚数記録されている場合は、ステップS203へ処理を進める。 【0031】 次に、ステップS203において、R/W部104及び制御部109を介して既にサムネイル画像がディスクDに記録済みかどうかをチェックする。このチェックの結果、サムネイル画像が既に記録されていればステップS204へ進む。一方、ステップS203のチェックの結果、サムネイル画像がまだ記録されていないならばステップS207へ進む。 【0032】 次に、ステップS204において、R/W部104及び制御部109を介して記録媒体(ディスクD)が書き換え型か否かを判別する。この判別の結果、書き換え型ではなく追記型であれば、サムネイル画像を生成せずに処理を終了する。一方、ステップS204の判別の結果、書き換え型であれば、ステップS205へ処理を進める。 【0033】 次に、ステップS205において、R/W部104及び制御部109を介して、使用者の編集作業により既にディスクDに記録されているサムネイル画像に対応するストリームが削除されていないかどうかをチェックする。このチェックの結果、削除されてしまっていたらステップS206へ進む。一方、ステップS205のチェックの結果、そのまま残っていたらサムネイル画像を生成せずに処理を終了する。 【0034】 次に、ステップS206において、ディスクDに記録済みのサムネイル画像を全て削除し、記録可能領域を設ける。次に、ステップS207において、サムネイル画像の生成、記録を行う。具体的にはまず、サムネイル一覧表示の1ページ目に表示するサムネイル画像の生成に必要な各チャプタの先頭フレームのIピクチャを読み出し、サムネイル生成部110にてサムネイル画像を生成する。 【0035】 そして、サムネイル制御部111からサムネイル生成部110にディスクDに記録する際のアドレスを通知し、サムネイル生成部110は、R/W部104を介してディスクDにサムネイル画像を記録する。この時、サムネイル画像はUDFなどのファイルシステム上ではなく、アプリケーションの管理情報にて管理される領域に記録される。 【0036】 次に、ステップS208においては、サムネイル画像をディスクDに記録したので、制御部109は管理情報も更新しR/W部104を介してディスクDに記録する。そして、処理を終了する。 【0037】 次に、図3−1を参照しながら、本実施形態において、追記型記録媒体にDVDビデオフォーマットでサムネイル画像を記録する様態を説明する。 図3−1は、図2に示したサムネイル画像生成処理において、追記型の記録媒体を用いてDVDビデオフォーマットで記録した場合のデータの記録様態を示す概略図である。 【0038】 DVDビデオフォーマットの場合には、図3−1(1)に示すように、1つ以上のチャプタからなる1タイトル分の動画フォーマットが、VTS(Video Title Set)情報として連続的に記録される。図3−1(1)においては、VTS#1に6個のチャプタがディスクDに記録されている場合を示している。ここまでは、従来のDVDビデオフォーマットの場合と同じである。 【0039】 6個のチャプタがディスクDに記録されると、図2に示すサムネイル制御部111の処理に従ってサムネイル画像が作成され、図3−1(2)に示すように各チャプタに対応した6枚のサムネイル画像が記録される。このとき、サムネイル画像はVGMIやVTSIなどの管理情報が管理されている領域ではなく、アプリケーションの管理情報が管理されている領域に記録される。 【0040】 以後、使用者の操作に従って、図3−1(3)に示すようにDVDビデオフォーマットを形成する。前記のように記録されることによって、サムネイル画像が記録されている領域は、UDFなどのファイルシステムからは無効なデータ領域として認識される。これにより、図3−1(3)に示すようにサムネイル画像が記録されていてもディスクを問題なく再生することができる。 【0041】 次に、図3−2を参照しながら、ファイルシステムとDVDビデオフォーマットとの関係について説明する。図3−2は、ファイルシステムとDVDビデオフォーマットとの関係を示す概念図である。 【0042】 UDFなどのファイルシステムからは、VMGや各VTSなどのファイル、いわゆるDVDビデオフォーマットとしてディスクDを認識することができる。ただし、サムネイル画像が記録されている領域は、ファイルシステムからは無効な領域として認識される。 【0043】 次に、図4を参照しながら、本実施形態におけるサムネイル一覧の表示処理について説明する。図4は、本実施形態におけるサムネイル一覧の表示手順の一例を示すフローチャートである。 まず、ステップS401において、ディスクDから管理情報を取得する。次に、ステップS402において、図3−1に示すようにディスクD上に記録されたサムネイル画像をR/W部104より読み出し、出力部107へ出力する。 【0044】 次に、ステップS403において、読み出したサムネイル画像よりサムネイル一覧画面を生成する。なお、この時点で、TVや液晶画面にサムネイル一覧表示画面が出力されている。しかし、使用者の操作によりサムネイル一覧表示画面のページを移動されると、デコードを行わないとサムネイル画像を作成できないことにより表示に時間が掛かってしまう。そこで、本実施形態においては、サムネイル一覧表示画面が出力されている間に、以後のページに必要なサムネイル画像を前もって作成する。 【0045】 次に、ステップS404において、制御部109がサムネイル画像の生成を終了するかどうか判断する。制御部109は、全てのチャプタに対するサムネイル画像を生成した場合、ビデオカメラのモードをサムネイル一覧表示から記録や再生に切替えた場合、前もって生成したサムネイル画像を蓄えるメモリが溢れた場合などの条件でサムネイル画像の生成を終了する。 【0046】 この判断の結果、制御部109がサムネイル画像の生成を終了とした場合は、処理を終了する。一方、ステップS404の判断の結果、サムネイル画像の生成を終了としない場合は、ステップS405へ進む。 【0047】 次に、ステップS405において、ステップS401で取得した管理情報に従って、チャプタの先頭のIピクチャを含むストリームをディスクDから読み出す。次に、ステップS406において、サムネイル生成部110にてサムネイル画像を生成する。そして、ステップS404に戻る。 【0048】 以上のように本実施形態においては、使用者がサムネイル一覧表示の操作を行うと、デコードを行わずにサムネイル一覧表示の1ページ目を出力することができる。これにより、各チャプタの記録領域にアクセスして画像データを再生、復号してサムネイル画像を生成する場合と比べて、高速に表示することができる。また、サムネイル一覧表示の2ページ目以降におけるサムネイル画像の生成は、1ページ目を出力している間に行っているので、使用者が不快に思わないようにすることができる。 【0049】 また、ディスクに記録するサムネイル画像の枚数をサムネイル一覧表示の1ページに表示できる枚数に限定することにより、ディスク残量を圧迫することもない。これにより、使用者にとって好適なディスクビデオカメラを提供することができる。 【0050】 また、本実施形態ではサムネイル画像に非圧縮(ビットマップ)の動画像データを縮小したものを使用した。一方、近年のDVDビデオカメラでは静止画同時撮影機能も備えているので、サムネイル生成部110でJPEGなどの圧縮符号化した静止画を記録媒体に記録する構成としてもよい。 【0051】 また、本実施形態ではサムネイル画像をファイルシステムとは別のアプリケーションの管理情報で扱うデータとして記録媒体に記録した。ところが、サムネイル画像をファイルシステムでPrivate_IDによって分類されるユーザーデータとして記録する構成としてもよい。 【0052】 (第2の実施形態) 本実施形態では、ファイナライズ時の処理について説明する。なお、本実施形態における記録再生装置の機能構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。 【0053】 図5は、本実施形態におけるファイナライズ時の処理手順の一例を示すフローチャートである。 【0054】 使用者からファイナライズの操作が行われると、まず、ステップS501において、管理情報を取得する。次に、ステップS502において、サムネイル画像がディスクDに既に書き込まれているか否か判断する。この判断の結果、既にサムネイル画像が書き込まれている場合はステップS505へ進む。一方、ステップS502の判断の結果、まだ書き込まれていなければステップS503へ進む。 【0055】 次に、ステップS503において、ステップS501で取得した管理情報に従って、チャプタの先頭のIピクチャを含むストリームをディスクDから読み出す。そして、ステップS504において、サムネイル生成部110にてサムネイル画像を生成する。次に、ステップS505において、ディスクDに対してファイナライズ処理を行い、処理を終了する。 【0056】 ファイナライズを行うと、ディスクDは書き換え不可能となるが、前記のような構成とすることによって、ファイナライズ後には必ずサムネイル画像がディスクDに記録されることになる。少ないチャプタ数しか記録していないディスクでサムネイル画像が記録されていない場合も、図5に示す処理でサムネイル画像を記録することによって、サムネイル一覧表示の1ページ目をデコード無しで出力することができる。これにより、高速に表示することができる。 【0057】 (本発明に係る他の実施形態) 本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、カメラ、インタフェイス機器、液晶パネルなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用してもよい。 【0058】 前述した本発明の実施形態における記録再生装置を構成する各手段、並びに記録再生方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。 【0059】 また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。 【0060】 なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2、4、5に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。 【0061】 したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。 【0062】 その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。 【0063】 プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。 【0064】 その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。 【0065】 また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。 【0066】 また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。 【0067】 また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。 【0068】 さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。 【図面の簡単な説明】 【0069】 【図1】本発明の第1の実施形態を示し、記録再生装置の機能構成例を示すブロック図である。 【図2】本発明の第1の実施形態におけるサムネイル画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 【図3−1】本発明の第1の実施形態において、追記型の記録媒体を用いてDVDビデオフォーマットで記録した場合のデータの記録様態を示す概略図である。 【図3−2】本発明の第1の実施形態において、ファイルシステムとDVDビデオフォーマットとの関係を示す概念図である。 【図4】本発明の第1の実施形態におけるサムネイル一覧表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 【図5】本発明の第2の実施形態におけるファイナライズ処理の手順の一例を示すフローチャートである。 【図6】サムネイル一覧表示の一例を示す図である。 【図7】DVDフォーマットのファイル構成を示す図である。 【符号の説明】 【0070】 101 入力部 102 符号化部 103 多重化部 104 R/W部 105 分離部 106 復号化部 107 出力部 108 操作部 109 制御部 110 サムネイル生成部 111 サムネイル制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月4日(2006.7.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090273 【弁理士】 【氏名又は名称】國分 孝悦
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| 【公開番号】 |
特開2008−17057(P2008−17057A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−184882(P2006−184882) |
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