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【発明の名称】 撮影条件選択システム
【発明者】 【氏名】籠田 将慶

【氏名】半田 富己男

【氏名】矢野 義博

【氏名】森 慎一郎

【氏名】安部 泰史

【要約】 【課題】撮影装置により電子機器の使用者を撮影する際に、それらの使用者毎の属性に応じて撮影条件を変更させることができ、部外者などが電子機器を使用する場合に、撮影条件の強化を図れるようにした撮影条件選択システムを提供する。

【構成】撮影装置の撮影条件情報が記憶された記憶媒体と、前記記憶媒体に記憶された撮影条件情報を読み取る読取装置を備えた電子機器と、電子機器と通信可能に接続された撮影装置と、電子機器及び撮影装置と通信可能に接続されたサーバとからなり、電子機器は、読取装置で読み取った撮影条件情報を前記撮影装置に送信する手段を有し、前記撮影装置は、電子機器から受信した撮影条件情報に基づいて撮影条件を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された撮影条件で撮影された撮影情報をサーバに送信する手段を有し、サーバは、撮影装置から受信した映像情報を記憶させる映像情報データベースを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影装置の撮影条件情報が記憶された記憶媒体と、
前記記憶媒体に記憶された撮影条件情報を読み取る読取装置を備えた電子機器と、
前記電子機器と通信可能に接続された撮影装置と、
前記電子機器及び前記撮影装置と通信可能に接続されたサーバとからなり、
前記電子機器は、前記読取装置で読み取った撮影条件情報を前記撮影装置に送信する手
段を有し、
前記撮影装置は、前記電子機器から受信した撮影条件情報に基づいて撮影条件を選択す
る選択手段と、前記選択手段で選択された撮影条件で撮影された撮影情報を前記サーバに
送信する手段を有し、
前記サーバは、前記撮影装置から受信した映像情報を記憶させる映像情報データベース
を有することを特徴とする撮影条件選択システム。
【請求項2】
前記サーバが、複数の電子機器及び複数の撮影装置と通信可能に接続されていることを
特徴とする請求項1記載の撮影条件選択システム。
【請求項3】
前記撮影条件情報が、撮影倍率情報、撮影領域情報、フォーカス撮影情報のいづれかを
特定する情報であることを特徴とする請求項1記載の撮影条件選択システム。
【請求項4】
電子機器を撮影する撮影装置と通信可能に接続されたサーバであって、前記電子機器が前記撮影装置の撮影条件情報が記憶された記憶媒体から読み取った前記撮影条件情報に基づいて選択された撮影条件で、前記撮影装置が前記電子機器を撮影した映像情報を受信する手段と、受信した前記映像情報を記憶させる映像情報データベースを備えたことを特徴とするサーバ。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、監視カメラなどの撮影装置でパソコンやプリンタなどの電子機器の使用者を撮影する際に、使用者毎に複数の撮影条件の中から撮影条件の選択を行えるようにした撮影条件選択システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、監視カメラなどの撮影装置を用いて、不審人物を撮影して防犯に活用したり、犯人の特定を行なうために撮影情報を有力な証拠情報として利用するなどしている。
これらの監視カメラを用いたシステムとしては、所定の場所を監視カメラにより随時に撮影して、撮影情報をビデオとして記憶させておき、犯罪や事故などが発生した場合に、それらの記録しておいた撮影情報をディスプレイに映し出して犯行の確認を行なったり、また、予め不審者侵入検出器などを備えておき、不審者が侵入した際に監視カメラを作動させて、不審者を撮影するシステムなどが公知となっている。(例えば、特許文献1乃至5、参照)
【0003】
また、社内犯罪への対応として、社員が仕事をしているフロアーを監視カメラで撮影するなどして、社員の動向を映像として記録しておき、社内犯罪や不審者の侵入などの状況を後日に調べられるようにするシステムなども知られている。
【0004】
【特許文献1】特開平9−198577号公報
【特許文献2】特開平10−222773号公報
【特許文献3】特開2001−302133号公報
【特許文献4】特開2004−5511号公報
【特許文献5】実開平2−108192号公報
【0005】
近年、パソコンや複写機などの電子機器の発達に伴って、重要な秘密情報や個人データなどの重要情報を、電子機器を利用して管理したり、検索できるようにすることで事務処理の効率化を図るなどしている。
ところが、電子機器により重要情報を管理することは、事務処理の効率が上がるという反面、これらの電子機器の使用者が簡単に重要情報や大量のデータを盗み出すこともできるという危険性がある。
【0006】
このようなことから、監視カメラを利用して電子機器の使用者の動向を撮影して、不正行為の予防や犯罪者の特定などが行えるようにしている。
しかしながら、通常、監視カメラによる撮影は、予め設定した条件で撮影しているので、電子機器の使用者が訪問者であっても、メンテナンスなどで訪れた部外者であっても、社員などと同じ条件で撮影している。
電子機器の使用者が部外者である場合には、監視レベルを強化する必要があるものの撮影条件を自動的に変更させてより効果的な監視が図れないという問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、監視カメラなどの撮影装置によりパソコンや複写機などの電子機器の使用者を撮影する際に、それらの使用者毎の属性に応じて監視カメラによる撮影条件を変更させることができるようにして、監視レベルを強化する必要がある部外者などが電子機器を使用する場合に、撮影条件の強化を図れるようにしてセキュリティ効果を図れるようにした撮影条件選択システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の撮影条件選択システムは、撮影装置の撮影条件情報が記憶された記憶媒体と、 前記記憶媒体に記憶された撮影条件情報を読み取る読取装置を備えた電子機器と、前記電子機器と通信可能に接続された撮影装置と、前記電子機器及び前記撮影装置と通信可能に接続されたサーバとからなり、前記電子機器は、前記読取装置で読み取った撮影条件情報を前記撮影装置に送信する手段を有し、前記撮影装置は、前記電子機器から受信した撮影条件情報に基づいて撮影条件を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された撮影条件で撮影された撮影情報を前記サーバに送信する手段を有し、前記サーバは、前記撮影装置から受信した映像情報を記憶させる映像情報データベースを有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の撮影条件選択システムは、前記サーバが、複数の電子機器及び複数の撮影装置と通信可能に接続されていることを特徴とする。
【0010】
更に、本発明の撮影条件選択システムは、前記撮影条件情報が、撮影倍率情報、撮影領域情報、フォーカス撮影情報のいづれかを特定する情報であることを特徴とする。
【0011】
更に、本発明のサーバは、電子機器を撮影する撮影装置と通信可能に接続されたサーバであって、前記電子機器が前記撮影装置の撮影条件情報が記憶された記憶媒体から読み取った前記撮影条件情報に基づいて選択された撮影条件で、前記撮影装置が前記電子機器を撮影した映像情報を受信する手段と、受信した前記映像情報を記憶させる映像情報データベースを備えたことを特徴とするサーバである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の撮影条件選択システムは、電子機器の使用者が所持する記憶媒体から読み取った撮影条件情報に基づいて、前記撮影装置の撮影条件が選択されて撮影されるので、電子機器の使用者が部外者などの監視強化が必要な場合には、より詳しい映像を入手できるような撮影条件に切り替えて撮影し、映像情報を映像情報データベースに収集することができるので、より高いセキュリティ効果を図れるという効果がある。
【0013】
また、本発明の撮影条件選択システムは、サーバが、複数の電子機器及び複数の撮影装置と通信可能に接続されているので、パソコン、複写機、ファックスなどの電子機器がフロアーに多く備えられている場合でも、サーバからの指示信号により撮影装置が撮影条件を選択して適切な映像を入手することができるという効果がある。
【0014】
更に、本発明の撮影条件選択システムは、撮影条件情報が、撮影倍率情報、フォーカス撮影情報のいづれかを特定する情報であるので、電子機器の使用者の属性に応じてより詳しい映像を入手することができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムについて、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムの構成の概要を説明する図、図2及び図3は、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムのシステムブロック図、図4は、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、撮影条件として撮影する電子機器を特定した場合を説明する図、図5は、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、撮影条件として1台の電子機器を複数の撮影装置で撮影する場合を説明する図、図6は、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、1台の撮影装置で電子機器に対する撮影領域を変更する例であり、(a)は、複写機の全体を撮影する場合を示す図、(b)は、複写機のカバーを開けた際に撮影される領域を説明する図、図7は、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、電子機器である複写機のカバーを開けた際に、2台の撮影装置で撮影される領域を説明する図、図8は、本発明の実施形態に係る撮影条件選択システムの処理手順を示すフローチャート図である。
【0016】
本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムは、図1に示すように、入室が管理された部屋1内に、パソコン、コピー機、プリンタなどの複数の電子機器2が備えられていると共に、それらの電子機器2の使用者6を撮影するための監視カメラからなる撮影装置3が備えられている。
更に、各電子機器2には、ICカードリーダからなる読取装置5が備えられている。この読取装置5は、使用者6が所持する記憶媒体であるICカード4に記憶された情報を非接触方式により読み取ることができる機能を有している。
【0017】
部屋1の出入口には、施錠管理装置10により施錠管理された開閉ドア7が備えられ、部屋1の出入口の外側には、ICカード4に記憶された社員番号などの固有情報を読み取るための入室者用カードリーダ11が備えられている。
更に、部屋1に入室しようとしている者を撮影するための入室者用監視カメラ12が備えられ、誰が入室したのかを撮影できるようにしてある。
そして、パソコン、コピー機、プリンタなどの電子機器2と、撮影装置3と、施錠管理装置10と、入室者用カードリーダ11と、入室者用監視カメラ12とは通信線8によりサーバ9と接続されている。
【0018】
記憶媒体であるICカード4は、撮影装置3の撮影条件情報が記憶された記憶手段を有している。
この撮影条件情報とは、撮影装置3が撮影を行う際にどのような条件で撮影を行うかを特定することができる情報であり、この撮影条件情報には、少なくとも、焦点の位置を定めるフォーカス情報と、撮影するときの倍率を定める撮影倍率情報が含まれ、予め撮影装置3の撮影機能の種類に対応させて撮影条件情報が設定されている。
撮影条件情報により選択可能な撮影条件の具体例を、図4から図6に基づいて説明する。 図4に示す場合の撮影条件は、撮影装置3の撮影領域に関して、撮影装置3が通常の状態では4台の電子機器を撮影可能な領域として設定されているとすると、ICカード4の記憶手段に記憶されている撮影条件情報を読取装置5が読み取ることで、撮影装置3が、その読取装置5が備えられている電子機器2だけをフォーカスして、その1台の電子機器2をズームアップして撮影するように切り替わる。
これにより、例えば、部外者が電子機器を使用した場合には、詳しい映像情報を入手して映像情報データベースに記憶させることができる。
【0019】
次に、図5に示す場合の撮影条件は、1台の電子機器2を2台の撮影装置3が同時に撮影させるための撮影条件情報がICカード4の記憶手段に登録されている場合が示されている。
つまり、1台の電子機器2に対して複数の撮影装置3で別の角度から撮影することで、不正行為が行われた際にもそれらの行為を多角的に撮影して映像として残しておくことができる。
【0020】
また、図6に示す場合の撮影条件は、1台の撮影装置で電子機器に対する撮影領域を変更する例であり、(a)は、複写機の全体を撮影領域とする場合であり、(b)は、電子機器である複写機のカバーを開けた際に、カバー部分をズームアップさせて撮影できるようにした場合である。
【0021】
また、図7に示す場合の撮影条件は、1台の電子機器を2台の撮影装置で撮影すると共に、そのうちの1台の撮影装置で電子機器の全体が撮影可能な領域とし、また、別の撮影装置で、電子機器である複写機のカバーを開けた際に、カバー部分をズームアップさせて撮影できるようにした場合である。
【0022】
次に、発明の実施形態に係る撮影条件選択システムのシステム構成を図2及び図3に基づいて説明する。
まず、電子機器2に備えられた読取装置5には、送受信手段13、記憶手段14、制御手段15、インターフェース(I/F)16などが備えられている。
送受信手段13は、ICカード4から情報を非接触方式により受信する。記憶手段14には、制御用プログラムとが搭載されており、送受信手段13で受信した情報を、通信線17を介して電子機器2へ送信するようにプログラムされている。
【0023】
また、電子機器2には、認証手段18、記憶手段19、インターフェース(I/F)20,21、制御手段22などが備えられている。
認証手段18は、読取装置5から受信した社員番号などの固有情報から、その使用者がその電子機器2を使用することができると認められた者であるか否かの判定を行なう機能を有し、その判定は、記憶手段19に記憶された照合用の情報との照合処理により、照合一致した場合にその使用者に対して認証があるとの判定結果が下される。
電子機器2は、認証手段18での認証が認められるまでは、使用できないようにロック状態となっているが、認証処理で認められた場合には、ロック状態を解除させて電子機器2の使用を可能な状態とする。
【0024】
また、記憶媒体であるICカード4は、記憶手段23、送受信手段24、制御手段25などが備えられている。
そして、ICカード4は、記憶手段23に撮影装置3の撮影条件情報と、社員情報などの固有情報が記憶されており、撮影条件情報は撮影装置の撮影条件を特定可能な情報であり、また固有情報は、その利用者の本人認証を行う際に用いられる情報である。
図2に示す実施例では、固有情報を社員番号として用いた場合が示されている。
【0025】
次に、撮影装置3には、撮影手段26、撮影情報送信手段27、記憶手段28、インターフェース(I/F)29、撮影条件選択手段30、制御手段31などが備えられている。
撮影手段26は、通常の状態では予め定められた領域を撮影して、その映像情報を取り込んで記憶手段28に記憶させている。
記憶手段28には、制御用プログラムが搭載されている。
撮影情報送信手段27は、撮影手段26で撮影された撮影情報を、通信回線8を介してサーバ9へ送信する機能を有している。
【0026】
また、サーバ9には、インターフェース(I/F)32、登録手段33、記憶手段34、認証手段35、ドア施錠制御手段36、映像情報データベース37、社員情報データベース38、制御手段39などが備えられている。
社員情報データベース38には、予め社員情報として、例えば、社員毎に設定された社員番号と、この社員番号に関係付けられて、氏名、役職、所属部署、電話番号、入社日、などの情報が登録されている。
また、登録手段33は、通信線8を介して、電子機器2から受信した固有情報である社員番号と、撮影装置3から受信した撮影情報、時刻情報、撮影装置の管理番号とを関係付けて映像情報データベース37に登録する機能を有している。
更に、登録手段41は、電子機器2から受信した固有情報である社員番号に基づいて、社員情報データベース38に登録されている社員情報の中から予め設定された情報を選択
して、撮影情報データベース37に社員番号と関係付けて登録する機能を有している。
【0027】
また、サーバ9は、通信回線8を介し電子機器2から受信した固有情報である社員番号が、何時何分に受信されたものであるのかがわかるようにして、社員番号を受信した時刻と、電子機器2から受信した撮影情報の撮影時刻情報とが一致する状態となるようにして、撮影情報データベース37に登録するようにしてもよい。
つまり、読取装置5で社員番号を読み取ったのと同じ時刻に撮影された映像には、その社員番号で特定される社員が映っており、社員番号から簡単に映像情報の検索ができるようにすることもできる。
【0028】
更に、認証手段35は、部屋1に入室する際に使用する入室用カードリーダ11から受信した固有情報である社員番号の認証処理を行なう機能を有し、認証を受けられた場合に、施錠管理装置10に対して、開閉ドアの施錠のロックを解除させる指示信号を、通信線8を介して送信させる機能を有する。
【0029】
また、図3に示すように、通信線8には、部屋1の入口の外側に備えられた入室用カードリーダ11と、施錠管理された開閉ドア7の施錠状態を管理する施錠管理装置10とが接続されている。
入室用カードリーダ11には、送受信手段40、記憶手段41、制御手段42、インターフェース(I/F)43などが備えられている。
送受信手段40は、ICカード4の送受信手段24から社員番号や撮影条件情報を非接触方式により受信する。
【0030】
また、施錠管理装置10には、開閉ドア7のドアロックの開閉状態を変化させる施錠開閉手段44、制御手段45、インターフェース(I/F)46などが備えられている。
施錠開閉手段44は、サーバ9からドアの施錠のロックを解除させるための指示信号を、通信線8を介して受信した場合に、ドアロックの解除を行い、入室可能な状態にする。
これにより、社員以外の第三者などのICカード4を所持していない者の入室を防止できるようにしてある。
【0031】
次に、本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムの処理手順を、図8に示すフローチャート図に基づいて説明する。
まず、部屋1内に備えられているパソコン、コピー機、プリンタなどの電子機器2の使用者は、部屋1の入口から入る際に入室用カードリーダ11に対して、所持しているICカード4を近づけて、入室用カードリーダ11でICカード4に記憶されている社員番号などの固有情報を読み取らせる。(ステップS1)
入室用カードリーダ11は、読み取った固有情報を、通信線8を介してサーバ9へ送信する。(ステップS2)
【0032】
そして、サーバ9は、受信した固有情報の認証処理を行なう。(ステップS3)
この認証処理では、社員情報データベース38に登録されている社員情報から入室を認められているか否かの判定が行なわれ、入室の認証が認められている場合に、サーバ9から施錠管理装置10に対して、通信線8を介してロック解除を指示する信号が送信される。(ステップS4)
これにより施錠管理装置10のロックが解除されて、開閉ドアからの入室が可能となる。(ステップS5)
また、入室しようとする者が部外者である場合、受付などで入室が許可された場合には、その部外者に部外者用のICカード4が渡される。
この部外者用のICカード4に予め認証処理で認証が認められる固有情報が記憶されており、認証手段35での認証が認められ、サーバ9から施錠管理装置10に対して、通信線8を介してロック解除を指示する信号が送信されることで入室できるようにしてある。 また、部外者用のICカード4を用いて、電子機器2の使用認証が受けられるようにしてある。
【0033】
次に、部屋1に入室した者が、パソコン、コピー機、プリンタなどの電子機器2を使用する場合には、まず、電子機器2に備えられている読取装置5に、所持しているICカード3を近づけ、読取装置5がICカード4に記憶されている固有情報及び撮影条件情報を読み取らせる。(ステップS6)
そして、読取装置5で読み取った固有情報及び撮影条件情報は、電子機器2に送信される。(ステップS7)
次に、電子機器2内で、固有情報の認証処理を受ける。(ステップS8)
そして、電子機器2内での認証処理で、その固有番号の認証が認められた場合には、電子機器2の使用が可能な状態に制御される。(ステップS9)
【0034】
更に、電子機器2から撮影装置3に対して、撮影条件情報が送信される。(ステップS10)
ここで、撮影条件情報が送信される撮影装置3は、予め電子機器2毎に設定されており、それらの撮影装置3に対して撮影条件情報が送信される。
そして、撮影条件情報を受信した撮影装置3は、撮影条件情報により指定された撮影条件に切り替えて撮影を行う。(ステップS11)
更に、撮影装置3からサーバ9に対して、撮影した映像情報の送信を行なう。(ステップS12)
サーバ9は、撮影装置3から受信した映像情報を映像情報データベース37に記憶させる。(ステップS13)
【0035】
以上のように、本発明の撮影条件選択システムは、ICカード4に記憶されている撮影条件情報に基づいて、監視カメラなどの撮影装置の撮影条件を切り替えることができるようにしてあり、特に部外者に渡す部外者用のICカード4には、図4から図7に示すような、撮影倍率を高くして撮影させたり、撮影領域を、電子機器を使用している部外者がよく映るように設定させたり、複数の撮影装置により多方向から撮影させたり、フォーカスやズームアップさせるなどして、不正行為が行われていないかがよくわかる状態で撮影できるように撮影条件の切り替えを行うための撮影条件情報が記憶されている。
また、部外者に限らずICカード4毎に、そのICカード4を所持させる者の属性などに応じて、様々な撮影条件情報を記憶させておくことができる。
【0036】
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムは、電子機器2の使用者6が入室する部屋1ごとに撮影条件情報を変更するシステムである。上述した第1の実施形態に係わる撮影条件選択システムにおいては、記憶媒体であるICカード4に記憶された撮影条件情報は固定であった。しかし、同じ使用者6であっても入室する部屋1によっては部外者になるため、使用者6が入室する部屋1ごとに撮影条件情報を変更できることが望ましい。
【0037】
図9は、第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムの構成の概要を説明する図である。第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムにおいては、図1で図示した構成に加え、退室者用カードリーダ11aが追加され、更に、サーバ9aは、第1の実施形態のサーバ9に備えられていない要素を備えている。
【0038】
図10は、第2の実施形態におけるサーバ9aのブロック図である。第2の実施形態のサーバ9aには、図2で示した要素に加え、ICカード4に書込む撮影条件情報を記憶する撮影条件データベース131と、ICカード4に書込む撮影条件情報を撮影条件データベース131から抽出する撮影条件抽出手段130aを備えている。
【0039】
図11は、第2の実施形態において撮影条件データベース131に記憶される情報を説明する図で、図11で図示したように、撮影条件データベース131には、ICカード4に記憶された固有情報に関連付けて、固有情報で特定される使用者6の撮影条件情報のデフォルト値と、更に、部屋1を識別するための部屋識別情報ごとに、部屋1に設定された撮影条件情報が記憶されている。
【0040】
サーバ9aに備えられた撮影条件抽出手段130aは、入室者用カードリーダ11がICカード4から固有情報を読み出すと、撮影条件データベース131を参照し、固有情報を送信した入室者用カードリーダ11から使用者6が入室する部屋1の部屋識別情報を特定し、特定する部屋識別情報と固有情報とから撮影条件情報を抽出し、抽出した撮影条件情報を入室者用カードリーダ11に送信してICカード4に書込む機能を備えている。
【0041】
ここから、第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムの処理手順について説明する。第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムでは、電子機器2の使用者6が入室する部屋1に合わせて、ICカード4に記憶される撮影条件情報が変更されるため、第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムの処理手順においては、図8で示したフローチャート図の内容に加え、使用者6が退室するとき、ICカード4に記憶されている撮影条件情報をデフォルト値に戻すフローが追加される。
【0042】
図12から図14は、第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムの処理手順を示したフローチャート図で、図12のフローチャート図は、使用者6が部屋1に入室するときのフローチャート図で、図13のフローチャート図は、使用者6が電子機器2を使用するときのフローチャート図で、図14のフローチャート図は、使用者6が部屋1から退室するときのフローチャート図である。
【0043】
まず、図12のフローチャート図について説明する。ステップS10において、電子機器2の使用者6は、部屋1の入口に設置された入室者用カードリーダ11にICカード4に記憶されている固有情報を読取らせ、ステップS11において、入室者用カードリーダ11は、読み取った固有情報を、通信線を介してサーバ9aへ送信する。
【0044】
そして、ステップS12において、サーバ9aは、受信した固有情報の認証処理を行い、固有情報を利用して、使用者6が入室を認められているか否かの判定を行う。使用者6の入室は認められているときはステップS13に進み、電子機器2の使用者6が入室を認められていないときは、開閉ドア7のロックを解除しない。
【0045】
電子機器2の使用者6の入室が認められているときは、ステップS13において、サーバに備えられた撮影条件抽出手段130aが作動し、ICカード4に書込む撮影条件情報を撮影条件データベース131から抽出する。
【0046】
サーバ9aに備えられた撮影条件抽出手段130aは、撮影条件データベース131を参照し、固有情報を送信した入室者用カードリーダ11の識別番号から、入室者用カードリーダ11が設置されている部屋1の部屋識別情報を特定し、入室者用カードリーダ11から受信した固有情報と、特定した部屋識別情報とから、ICカード4に書込む撮影条件情報を抽出する。
【0047】
そして、ステップS14において、サーバ9aは、ステップS13で抽出した撮影条件情報を、ステップS11で固有情報を送信した入室者用カードリーダ11に送信し、入室者用カードリーダ11は、受信した撮影条件情報をICカード4に書き込む。
【0048】
なお、ステップS14において、サーバ9aは、ステップS13で抽出した撮影条件情報を、ステップS11で固有情報を送信した入室者用カードリーダ11に送信する際に、サーバ9aは、ステップS13で抽出した撮影条件情報と撮影条件情報のデフォルト値を比較し、ステップS13で抽出した撮影条件情報と撮影条件情報のデフォルト値が同一の場合、ステップS13で抽出した撮影条件情報を、ステップS2で固有情報を送信した入室者用カードリーダ11に送信せず、ICカード4に記憶された撮影条件情報を変更しないことが望ましい。
【0049】
入室者用カードリーダ11に送信した撮影条件情報がICカード4に書き込まれた後、ステップS15でサーバ9aは、施錠管理装置10に対して、通信線8を介してロック解除を指示する信号を送信し、ステップS16において、施錠管理装置10のロックが解除されて、開閉ドア7からの入室が可能となる。
【0050】
次に、図13のフローチャート図について説明する。図12の処理手順が実行されることで、部屋1に入室した使用者6が、パソコン、コピー機、プリンタなどの電子機器2を使用する場合には、ステップS20において、電子機器2に備えられている読取装置5に、所持しているICカード4を近づけ、読取装置5がICカード4に記憶されている固有情報及び撮影条件情報を読み取らせる。
【0051】
ステップS21において、読取装置5で読み取った固有情報及び撮影条件情報は、電子機器2に送信され、ステップS22において、電子機器2内で、固有情報の認証処理を受ける。電子機器2内での認証処理で、その固有番号の認証が認められた場合はステップS23に進み、その固有番号の認証が認められない場合は、電子機器2の使用は許可されずに、この処理手順は終了する。
【0052】
電子機器2内での認証処理で、その固有番号の認証が認められた場合は、ステップS23において、電子機器2は、電子機器2の使用が可能な状態に制御され、ステップS24において、電子機器2は、撮影装置3に対して撮影条件情報を送信する。
【0053】
ステップS24で撮影条件情報を受信した撮影装置3は、ステップS25において、撮影条件情報により指定された撮影条件に切り替えて撮影し、ステップS26において、撮影装置3からサーバ9aに対して、撮影した映像情報が送信され、ステップS27において、サーバは、撮影装置3から受信した映像情報を映像情報データベース37に記憶する。
【0054】
図13のフローチャート図のステップS20で読み取られる撮影条件情報は、図12のステップS13で抽出した撮影条件情報であるため、電子機器2が設置されている部屋1に応じて、撮影条件情報を変更することができる。
【0055】
次に、図14のフローチャート図について説明する。図12の処理手順が実行されることで部屋1に入室した使用者6は、入室した部屋1から退室するとき、ステップS30において、部屋1の出口に設置された退室者用カードリーダ11aにICカード4をかざし、退室者用カードリーダ11aは、固有情報と撮影条件情報をICカード4から読み取る。
【0056】
ステップS31において、退室者用カードリーダ11aは、ICカード4から読み取った固有情報及び撮影条件情報を、通信線8を介してサーバ9aへ送信する。
【0057】
ステップS32において、サーバ9aに備えられた撮影条件抽出手段130aが作動し、サーバ9aに備えられた撮影条件抽出手段130aは、撮影条件データベース131を参照し、固有情報から撮影条件情報のデフォルト値を抽出する。
【0058】
そして、ステップS33において、サーバ9aは、ステップS32で抽出した撮影条件情報のデフォルト値を退室者用カードリーダ11aに送信し、ステップS34において、退室者用カードリーダ11aは、受信した撮影条件情報のデフォルト値をICカード4に書き込む。
【0059】
なお、ステップS33において、サーバ9aは、ステップS13で抽出した撮影条件情報を入室者用カードリーダ11に送信する際に、サーバ9aは、ステップS32で抽出した撮影条件情報と撮影条件情報のデフォルト値を比較し、ステップS32で抽出した撮影条件情報と撮影条件情報のデフォルト値が同一の場合、ステップS32で抽出した撮影条件情報を、ステップS34で固有情報を送信した入室者用カードリーダ11に送信せず、ICカード4に記憶された撮影条件情報を変更しないことが望ましい。
【0060】
サーバ9aは、退室者用カードリーダ11aから撮影条件情報の書き込み完了の信号を受信すると、ステップS35において、施錠管理装置10に対して、通信線8を介してロック解除を指示する信号を送信し、ステップS36において、施錠管理装置10のロックが解除されて、開閉ドア7からの入室が可能となる。
【0061】
なお、第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムにおいては、部屋1ごとに撮影条件情報が設定されていたが、撮影条件情報の抽出に種々の変形や変更が可能である。
【0062】
例えば、電子機器2の使用者6が入室する部屋1に在室する人数に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するようにしてもよい。使用者6が入室する部屋1に在室する人数に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するとき、サーバ9aは、部屋1ごとに在室する人数をカウントするカウンタを有し、撮影条件データベース131には、在室者の人数に応じた撮影条件情報が記憶される。
【0063】
図15は、電子機器2の使用者6が入室する部屋1に在室者の人数に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するときに、撮影条件データベース131に記憶される情報を説明する図である。
【0064】
図15に図示したように、電子機器2の使用者6が入室する部屋1に在室者の人数に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するとき、サーバ9aに備えられた撮影条件データベース131には、ICカード4に記憶された固有情報に関連付けて、固有情報で特定される使用者6の撮影条件情報のデフォルト値と、更に、部屋1を識別するための部屋識別情報ごとに、その部屋1における使用者6の第1の撮影条件情報と第2の撮影条件情報とが記憶される。
【0065】
ここで、第1の撮影条件情報とは、部屋1の在室者が一定値以上のときの撮影条件情報で、第2の撮影条件情報とは、部屋1の在室者が一定値未満のときの撮影条件情報である。
【0066】
電子機器2の使用者6が入室する部屋1に在室者の人数に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するときの撮影条件選択システムの処理手順は、図12から図14で図示したフローチャート図と同様である。
【0067】
ただし、図12のステップS13において、サーバ9aは、カウンタから得られる在室する人数に応じて、撮影条件データベース131から撮影条件情報を抽出し、更に、サーバ9aは、図12のステップS16で、電子機器2の使用者6が入室するために、開閉ドア7のロックが解除されるごとにカウンタをインクリメントし、図14のステップS35で、施錠管理装置10にロック解除信号を送信するごとに、カウンタをデクリメントする。
【0068】
また、休日や深夜など、時間的な要因で部屋1のセキュリティが低下するときは、電子機器2の使用者6が入室する部屋1の日時に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するようにするとよい。
【0069】
電子機器2の使用者6が入室する日時に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するとき、サーバ9aに備えられた撮影条件データベース131には、休日や深夜などのセキュリティが低下する日時用の撮影条件情報が記憶される。
【0070】
例えば、図15を用いて説明すれば、図15で図示した第1の撮影条件情報として、通常時の撮影条件情報が記憶され、図15で図示した第2の撮影条件情報として、休日や深夜などセキュリティが低下する日時用の撮影条件情報が記憶される。
【0071】
そして、図12のステップS13において、サーバ9aの撮影条件抽出手段130aは、入室者用カードリーダ11から固有情報を受信したときの日時に応じて、撮影条件データベース131から撮影条件情報を抽出し、抽出した撮影条件情報をICカード4に書き込む。
【0072】
更に、部屋1にセキュリティ管理者などの役職者が設定されているときは、セキュリティ管理者の在室/不在に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するようにしてもよい。
【0073】
セキュリティ管理者などの役職者の在室/不在に応じて、ICカード4に書き込む撮影条件情報を変更するとき、サーバ9aは、セキュリティ管理者などの役職者の固有情報を記憶し、セキュリティ管理者などの役職者の在室/不在を示すフラグを保持し、更に、セキュリティ管理者などの役職者の在室/不在に応じて、撮影条件情報が撮影条件データベース131に記憶される。
【0074】
例えば、図15を用いて説明すれば、図15で図示した第1の撮影条件情報として、役職者が在室時の撮影条件情報が記憶され、図15で図示した第2の撮影条件情報として、役職者が不在時の撮影条件情報が記憶される。
【0075】
そして、図12のステップS13において、サーバ9aの撮影条件抽出手段130aは、役職者の在室/不在を示すフラグを参照して、撮影条件データベース131から撮影条件情報を抽出し、抽出した撮影条件情報をICカード4に書き込む。
【0076】
更に、図12のステップS12において、サーバ9aは、入室者用カードリーダ11から送信された固有情報は役職者の固有情報の場合、役職者の在室を示す値にフラグを設定し、図14のステップS31で、入室者用カードリーダ11から送信された固有情報が役職者の固有情報の場合、役職者の不在を示す値にフラグを設定する。
【0077】
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態に係わる撮影条件選択システムは、電子機器2がサーバ9を介して撮影装置に対し撮影条件情報が送信する実施形態である。
【0078】
図16は、第3の実施形態におけるサーバ9bのブロック図である。第3の実施形態に係わるサーバ9bの構成は、図10で示したサーバ9aの構成と同じであるが、サーバ9bに備えられた撮影条件抽出手段130bは、抽出した撮影条件情報を入室者用カードリーダ11に送信せず、抽出した撮影条件情報を撮影装置3に送信する機能を備えている。
【0079】
第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムにおいて、撮影条件情報のデフォルト値は予めICカード4に記憶され、電子機器2の使用者6が入室するときに、サーバ9aが撮影条件情報の変更が必要であるか判断し、撮影条件情報の変更が必要である場合、入室者用カードリーダ11を用いて変更後の撮影条件情報をICカード4に書き込み、退室者用カードリーダ11aで、ICカード4に記憶された撮影条件情報を撮影条件情報のデフォルト値に復旧させていた。
【0080】
第3の実施形態に係わる撮影条件選択システムでは、ICカード4に予め撮影条件情報は記憶されておらず、使用者6が利用する電子機器2から固有情報が送信されたときに、サーバ9bの撮影条件抽出手段130bが、固有情報を送信した電子機器2に適した撮影条件情報を抽出し、使用者6が利用する電子機器2を撮影する撮影装置3に抽出した撮影条件情報を送信する。なお、撮影条件情報が送信される撮影装置3は、予め電子機器2毎に設定されており、それらの情報はサーバ9bに記憶されている。
【0081】
図17は、第3の実施形態におきて撮影条件データベース131に記憶される情報を説明する図である。図17に図示したように、第3の実施形態において、サーバ9bに備えられた撮影条件データベース131には、ICカード4に記憶された固有情報に関連付けて、電子機器2を識別するための電子機器識別情報ごとに、電子機器2の撮影条件情報が記憶される。
【0082】
ここから、第3の実施形態に係わる撮影条件選択システムの処理手順について説明する。第3の実施形態に係わる撮影条件選択システムでは、ICカード4に記憶されている撮影条件情報が変更されないため、第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムの処理手順において必要であった図13で示したフローチャート図、すなわち、電子機器2の使用者6が退室するとき、ICカード4に記憶されている撮影条件情報をデフォルト値に戻すフローは必要とされない。
【0083】
図18及び図19は、第3の実施形態に係わる撮影条件選択システムの処理手順を示したフローチャート図で、図18のフローチャート図は、電子機器2の使用者6が部屋1に入室するときのフローチャート図で、図19のフローチャート図は、電子機器2の使用者6が電子機器2を使用するときのフローチャート図である。
【0084】
まず、図18のフローチャート図について説明する。ステップS40において、電子機器2の使用者6は、部屋1の入口に設置された入室者用カードリーダ11にICカード4に記憶されている固有情報を読取らせ、ステップS41において、入室者用カードリーダ11は、読み取った固有情報を、通信線8を介してサーバへ送信する。
【0085】
そして、ステップS42において、サーバ9bは、受信した固有情報の認証処理を行い、固有情報を利用して、電子機器2の使用者6が入室を認められているか否かの判定を行う。電子機器2の使用者6が入室を認められているときはステップS43に進み、電子機器2の使用者6が入室を認められていないときは、開閉ドア7のロックを解除されない。
【0086】
サーバは、電子機器2の使用者6が入室を認められているとき、ステップS43において、施錠管理装置10に対して、通信線8を介してロック解除を指示する信号を送信し、ステップS44において、施錠管理装置10のロックが解除されて、開閉ドア7からの入室が可能となる。
【0087】
次に、図19のフローチャート図について説明する。図18の処理手順が実行されることで、部屋1に入室した電子機器2の使用者6が、パソコン、コピー機、プリンタなどの電子機器2を使用する場合、ステップS50において、電子機器2に備えられている読取装置5に、所持しているICカード4を近づけ、読取装置5がICカード4に記憶されている固有情報を読み取らせる。
【0088】
ステップS51において、読取装置5で読み取った固有情報は、電子機器2に送信され、ステップS52において、電子機器2内で、固有情報の認証処理を受ける。電子機器2内での認証処理で、その固有番号の認証が認められた場合はステップS53に進み、その固有番号の認証が認められない場合は、電子機器2の使用は許可されずに、この処理手順は終了する。
【0089】
電子機器2内での認証処理で、その固有番号の認証が認められた場合は、ステップS53において、電子機器2は使用可能な状態に遷移する。そして、ステップS54において、電子機器2からサーバへ、ICカード4から読み出した固有情報が送信される。
【0090】
ステップS55において、サーバ9bに備えられた撮影条件抽出手段130bが作動し、電子機器2から送信された固有情報に基づいて、ICカード4に書込む撮影条件情報を撮影条件データベース131から抽出する。
【0091】
ステップS56において、ステップS55で抽出した撮影条件情報を、固有情報を送信した電子機器2を撮影する撮影装置3に送信し、ステップS57において、撮影装置3は受信した撮影条件情報で電子機器2を撮影し、ステップS58において、撮影装置3からサーバに対して、撮影した映像情報が送信され、ステップS59で、サーバは、撮影装置3から受信した映像情報を映像情報データベース37に記憶する。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムの構成の概要を説明する図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムのシステムブロック図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムのシステムブロック図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、撮影条件として撮影する電子機器を特定した場合を説明する図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、撮影条件として1台の電子機器を複数の撮影装置で撮影する場合を説明する図。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、1台の撮影装置で電子機器に対する撮影領域を変更する例であり、(a)は、複写機の全体を撮影する 場合を示す図であり、(b)は、複写機のカバーを開けた際に撮影される領域を説明する図。
【図7】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムにおいて、電子機器である複写機のカバーを開けた際に、2台の撮影装置で撮影される領域を説明する図。
【図8】本発明の第1の実施形態に係る撮影条件選択システムの処理手順を示すフローチャート図。
【図9】第2の実施形態に係わる撮影条件選択システムの構成の概要を説明する図。
【図10】第2の実施形態におけるサーバのブロック図。
【図11】第2の実施形態において撮影条件データベースに記憶される情報を説明する図。
【図12】第2の実施形態において、使用者が部屋に入室するときのフローチャート図。
【図13】第2の実施形態において、使用者が電子機器を使用するときのフローチャート図。
【図14】第2の実施形態において、使用者が部屋から退室するときのフローチャート図。
【図15】電子機器の使用者が入室する部屋に在室者の人数に応じて撮影条件情報を変更するときに、撮影条件データベースに記憶される情報を説明する図。
【図16】第3の実施形態におけるサーバのブロック図。
【図17】第3の実施形態におきて撮影条件データベースに記憶される情報を説明する図。
【図18】第3の実施形態において、電子機器の使用者が部屋に入室するときのフローチャート図。
【図19】第3の実施形態において、電子機器の使用者が電子機器を使用するときのフローチャート図。
【符号の説明】
【0093】
1 入室が管理された部屋
2 電子機器
3 撮影装置
4 ICカード
5 読取装置
6 電子機器の使用者
7 開閉ドア
8,17 通信線
9,9a,9b サーバ
10 施錠管理装置
11 入室者用カードリーダ
12 入室者用監視カメラ
13,24,40 送受信手段
14,19,23,28,34,41 記憶手段
15,22,31,39,42,45 制御手段
16,21,29,32,43,46 インターフェース(I/F)
18 認証手段
26 撮影手段
27 撮影情報送信手段
30 撮影条件選択手段
33 登録手段
36 ドア施錠制御手段
37 映像情報データベース
38 社員情報データベース
44 施錠開閉手段
130 撮影条件抽出手段
131 撮影条件データベース

【出願人】 【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
【出願日】 平成19年5月25日(2007.5.25)
【代理人】 【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡

【識別番号】100135954
【弁理士】
【氏名又は名称】深町 圭子

【識別番号】100119057
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 英生

【識別番号】100122529
【弁理士】
【氏名又は名称】藤枡 裕実

【識別番号】100131369
【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 直樹


【公開番号】 特開2008−11514(P2008−11514A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2007−138636(P2007−138636)