| 【発明の名称】 |
パイプライン化されたデータフロー文書処理システムおよびその方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】ガーグ,マン モハン
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| 【要約】 |
【課題】効率的に文書処理が可能なデータフロー文書処理システムを提供する。
【構成】文書処理システム上において選択された処理を行う電子文書を含むジョブデータを受信するジョブデータ受信手段と、このジョブデータ受信手段により受信された前記電子文書を、一連の離散的な処理段階で処理する処理パイプラインと、前記一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立って、データの可用性をテストするデータ可用性テスト手段、および前記一連の離散的な処理段階のそれぞれにおいて処理容量をテストする容量テスト手段を有する処理装置と、前記データ可用性テスト手段および前記容量テスト手段の出力に従って、連続する処理段階で、電子文書に関連付けされたデータを選択的に移動する関連データ移動手段と、前記電子文書に関連付けされたデータを、それに対する一連の離散的な処理段階の完了時に出力する関連データ出力手段と、を有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 文書処理システム上において選択された処理を行う電子文書を含むジョブデータを受信するジョブデータ受信手段と、 このジョブデータ受信手段により受信された前記電子文書を、一連の離散的な処理段階で処理する処理パイプラインと、 前記一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立って、データの可用性をテストするデータ可用性テスト手段、および前記一連の離散的な処理段階のそれぞれにおいて処理容量をテストする容量テスト手段を有する処理装置と、 前記データ可用性テスト手段および前記容量テスト手段の出力に従って、連続する処理段階で、電子文書に関連付けされたデータを選択的に移動する関連データ移動手段と、 前記電子文書に関連付けされたデータを、それに対する一連の離散的な処理段階の完了時に出力する関連データ出力手段と、 を有することを特徴とする、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項2】 不揮発性ストレージ内および揮発性ストレージ内における関連データのストアを伴って処理段階が完了するデータフロー文書処理システムであって、 処理段階間のデータフローの間に割り込みを表す割り込み信号を受信する割り込み受信手段と、最後の段階における電子文書のための関連データの処理を再スタートする再スタート手段と、を更に有し、 関連データが不揮発性ストレージ内にあることを特徴とする請求項1記載の、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項3】 受信されたジョブデータに関連付けされる第1の並列操作を選択的に開始する並列操作開始手段を更に備え、 前記処理装置が、文書出力が並列操作のそれぞれの結果を含むという結果がもたらされるように前記並列操作を同期させる並列操作同期手段を有することを特徴とする請求項1記載の、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項4】 前記並列操作が出力メディア処理操作を含むことを特徴とする請求項3記載のパイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項5】 不揮発性ストレージ内および揮発性ストレージ内における関連データのストアを伴って処理段階が完了するデータフロー文書処理システムであって、 処理段階間のデータのフロー間に割り込みを表す割り込み信号を受信する割り込み信号受信手段と、 最後の段階における電子文書のための関連データの処理を再スタートする再スタート手段を更に備え、 関連データが不揮発性ストレージ内にありかつ、 前記処理装置が、割り込みの受信の後に前記一連の処理段階からの処理済み電子文書データの出力が前記出力メディア処理の操作と同期されるように並列操作を同期させる並列操作同期手段を有することを特徴とする請求項4記載の、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項6】 前記処理装置は、XML記述子から成ることを特徴とする請求項1記載の、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項7】 関連ユーザに対して前記一連の離散的な処理段階を表すグラフィカル出力を生成するグラフィカル出力生成手段を更に有することを特徴とする請求項6記載の、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項8】 関連ユーザから受信した入力に従って前記一連の離散的な処理段階を構成する手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の、パイプライン化されたデータフロー文書処理システム。 【請求項9】 文書処理システム上において選択された処理を行う電子文書を含むジョブデータを受信するジョブデータ受信ステップと、 このジョブデータ受信ステップにより受信された前記電子文書を、一連の離散的な処理段階で処理する処理ステップと、 前記一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立って、データの可用性をテストするデータ可用性テストステップと、 前記一連の離散的な処理段階のそれぞれにおいて処理容量をテストする容量テストステップと、 前記データ可用性テストステップおよび前記容量テストステップの出力に従って、連続する処理段階で電子文書に関連付けされたデータを選択的に移動する関連データ移動ステップと、 前記電子文書に関連付けされたデータを、それに対する一連の離散的な処理段階の完了時に出力する関連データ出力ステップと、 を有することを特徴とする、パイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項10】 不揮発性ストレージ内および揮発性ストレージ内における関連データのストアを伴って処理段階が完了するデータフロー文書の処理方法であって、 処理段階間のデータのフロー間に割り込みを表す割り込み信号を受信する割り込み受信ステップと、最後の段階における電子文書の関連データの処理を再スタートする再スタートステップを更に有し、 関連データが不揮発性ストレージ内にあることを特徴とする請求項9記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項11】 受信されたジョブデータに関連付けされる第1並列操作を選択的に開始する並列操作開始ステップと、 文書出力が並列操作のそれぞれの結果を含むという結果がもたらされるように前記並列操作を同期させる並列操作同期ステップと、 を更に有することを特徴とする請求項9に記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項12】 第1並列操作が、出力メディア処理操作を含むことを特徴とする請求項11記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項13】 不揮発性ストレージ内および揮発性ストレージ内における関連データのストアを伴って処理段階が完了するデータフロー文書の処理方法であって、更に、 処理段階間のデータのフロー間に割り込みを表す割り込み信号を受信する割り込み信号受信ステップと、 最後の段階における電子文書のための関連データの処理を再スタートする再スタートステップと、を更に備え、 関連データが不揮発性ストレージ内にあることおよび、 割り込みの受信の後に前記一連の処理段階からの処理済み電子文書データの出力が前記出力メディアハンドリング操作の操作と同期されるように並列操作を同期させる並列操作同期ステップを有することを特徴とする請求項12記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項14】 前記処理装置は、XML記述子から成ることを特徴とする請求項9記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項15】 関連ユーザに対して前記一連の離散的な処理段階を表すグラフィカル出力を生成するグラフィカル出力生成ステップを更に有することを特徴とする請求項14記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項16】 関連ユーザから受信した入力に従って前記一連の離散的な処理段階を構成するステップを更に有することを特徴とする請求項9記載のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項17】 コンピュータによって具体化されるパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法であって、 文書処理デバイス上において選択された処理を行う電子文書を含むジョブデータを受信するジョブデータ受信ステップと、 このジョブデータ受信ステップにより受信された前記電子文書を、一連の離散的な処理段階で処理する処理ステップと、 前記一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立って、データの可用性をテストするデータ可用性ステップと、 前記一連の離散的な処理段階のそれぞれにおいて処理容量をテストする容量テストステップと、 前記データ可用性テストステップおよび前記容量テストステップの出力に従って、連続する処理段階で電子文書に関連付けされたデータを選択的に移動する関連データ移動ステップと、 前記電子文書に関連付けされたデータを、それに対する一連の離散的な処理段階の完了時に出力する関連データ出力ステップと、 を有することを特徴とする、コンピュータによって具体化されるパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項18】 不揮発性ストレージ内および揮発性ストレージ内における関連データのストアを伴って処理段階が完了するデータフロー文書の処理方法であって更に、 処理段階間のデータのフロー間に割り込みを表す割り込み信号を受信する割り込み受信ステップと、最後の段階における各少なくとも1つの電子文書のための関連データの処理を再スタートする再スタートステップを更に有し、 関連データが不揮発性ストレージ内にあることを特徴とする請求項17記載の、コンピュータによって具体化されるパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項19】 受信されたジョブデータに関連付けされる並列操作を選択的に開始する並列操作開始ステップと、 文書出力が並列操作のそれぞれの結果を含むという結果がもたらされるように並列操作を同期させる並列操作同期ステップと、 を更に有することを特徴とする請求項17記載の、コンピュータによって具体化されるパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。 【請求項20】 関連ユーザから受信した入力に従って前記一連の離散的な処理段階を構成するステップを更に有することを特徴とする請求項17記載の、コンピュータによって具体化されるパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本出願は、パイプライン化されたデータフロー文書処理のためのシステムおよび処理方法に関する。特に本発明は、その種の処理がより効率的となり、かつより障害耐性を有する同期して並列パイプライン化された文書処理のためのシステムおよび方法に関する。 【背景技術】 【0002】 多機能周辺装置またはその他のタイプの文書処理システムは、通常、イメージデータがユーザに引き渡される前にそれを1つの形式から異なる形式に処理する、種々の処理装置またはコンポーネントを包含する。パフォーマンス上の考慮から、1つの処理装置から別の処理装置へ、装置間に待ち時間を伴わずに最も効率的な方法でデータが受け渡されることが重要である。 【0003】 更に、データは先行する装置から遅延を伴うことなくそれが利用可能となるように、連続した態様で処理装置に転送される必要がある。別々の処理ができるイメージ処理を並列に分割することも可能である。これらの並列の処理には、互いに異なる時点で実行する能力を初め、いずれかの段階において処理を併合して最終出力を生成する能力を有する並列処理パイプラインを必要とする。 【0004】 従来の文書処理システムは、データがパイプラインを通過するときにそのデータを処理するフィルタを伴う直列パイプライン処理から成る。しかし、並列処理ができるように、その処理のいくつかの段階においてデータを分割し、その後の段階において併合する能力がない。これらの直列パイプラインは、1つの読み出し機構および1つの書き込み機構を包含する従来的なストレージ機構を使用している。更に、これらの直列パイプラインは、データの処理が完了したとき、およびその種のパイプラインが追加のデータを受け取る能力を有することをフィルタに知らせることができない。 【0005】 また、従来の文書処理システムは、障害または割り込み耐性がなくパイプライン処理の最中にジョブに割り込みがあると文書処理の操作をやり直す必要があるという問題がある。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本発明は、従来の文書処理システムの上述のような問題点にかんがみてなされたもので、頑健でありかつ割り込みから復帰することを初め、並列的にパイプライン処理を行うことにより効率的に文書処理が可能なパイプライン化されたデータフロー文書処理システムおよびその処理方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明の請求項1によれば、文書処理システム上において選択された処理を行う電子文書を含むジョブデータを受信するジョブデータ受信手段と、このジョブデータ受信手段により受信された前記電子文書を、一連の離散的な処理段階で処理する処理パイプラインと、前記一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立って、データの可用性をテストするデータ可用性テスト手段、および前記一連の離散的な処理段階のそれぞれにおいて処理容量をテストする容量テスト手段を有する処理装置と、前記データ可用性テスト手段および前記容量テスト手段の出力に従って、連続する処理段階で、電子文書に関連付けされたデータを選択的に移動する関連データ移動手段と、前記電子文書に関連付けされたデータを、それに対する一連の離散的な処理段階の完了時に出力する関連データ出力手段と、を有することを特徴とする、パイプライン化されたデータフロー文書処理システムを提供する。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、並列処理を効率的な態様で効率的に使用することが可能なパイプライン化されたデータフロー文書処理システムおよびその処理方法が得られる効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 本発明は、パイプライン化されたデータフロー文書処理システムおよびその処理方法に関する。特にこの発明は、その文書処理がより効率的となり、かつより障害耐性を有する同期して並列パイプライン化文書処理のためのシステムおよび方法に向けられる。 【0010】 より詳細に述べれば、本発明は、頑健であり、かつ割り込みから復帰することを初め、並列処理を効率的な態様で効率的に使用することが可能なパイプライン化されたデータフロー文書処理システムおよび方法に関する。本発明の特徴の1つは、いわゆる並列パイプライン処理により文書処理を効率的に行うことである。 【0011】 図1に、本発明によるパイプライン化されたデータフロー文書処理のためのシステム100の一例の全体的なブロック図を示す。 【0012】 図1に示すように、システム100は多機能周辺装置の一例としての文書処理システム102を有する。文書処理システム102は、例えば、電子メール、スキャニング、コピー、ファクシミリ、文書管理、プリント、およびこれらの類といった多様な文書処理サービスを提供するべく適切に適合されるが、これらに限定されない。 【0013】 適切な市販文書レンダリング装置は、例えば東芝イースタジオシリーズコントローラ(Toshiba e‐Studio Series Controller)であり、これに限定されない。 【0014】 1つの実施態様において、文書処理システム102は、例えばファイヤワイヤドライブ、USBドライブ、SD、MMC、XD、コンパクトフラッシュ(登録商標)(Compactflash(登録商標))、メモリスティック(Memory Stick)、およびこれらの類を含む複数のポータブルストレージメディアを受け入れるべく適切に装備されるがこれらに限定されない。 【0015】 本発明の好ましい実施態様においては、文書処理システム102は、更にタッチスクリーンインターフェース(I/F)、LCDディスプレイ、またはこれらの類等の関連ユーザインターフェース)I/F)を含み、それを介して関連ユーザが文書処理システム102と直接インタラクションすることができる。 【0016】 本発明によれば、更に文書処理システム102が、文書処理システム102の動作を容易にするべく適切に適合された制御装置112を組み込んでいる。好ましくはこの制御装置112が、ハードウエア、ソフトウエア、またはそれらの任意の適切な組み合わせとして具体化され、関連文書処理システム102の動作を制御するべく構成され、ユーザI/Fを介したイメージの表示の制御等を行う。 【0017】 制御装置112の機能については、図2及び図3に例示されているブロック図との関連で、後で更に詳細に説明する。 【0018】 図1に例示されているシステム100は、コンピュータネットワーク104として表されている分散コンピューティング環境も含む。ここで認識されるように、コンピュータネットワーク104は、2以上の電子デバイスによるデータの交換を可能にすることができるこの分野で周知の任意の分散通信環境である。 【0019】 コンピュータネットワーク104は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、仮想ネットワーク、インターネット、またはそれらの任意の組み合わせを含むこの分野で周知の任意のコンピュータネットワークであるがこれらに限られない。 【0020】 好ましい実施態様においては、例えばイーサネット(登録商標)、トークン‐リング、802.11(x)、またはそのほかの有線ベースまたは無線のデータ通信機構を含む従来的な多数のデータ転送機構によって例示されているとおり、ネットワーク104が、物理レイヤおよびトランスポートレイヤから構成される。 【0021】 本発明の1つの態様によれば、文書処理システム102が適切な通信リンク106を介してコンピュータネットワーク104とデータ通信する。本発明において用いる適切な通信リンク106は、ワイマックス(WiMax)、802.11a、802.11b、802.11g、802.11(x)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、公衆交換電話網、プロプラエタリ通信ネットワーク、赤外線、光、または任意の適切なこの分野で周知の有線または無線のデータ送信通信などを含むが、これらに限られない。 【0022】 図1に示されているシステム100は、更に少なくとも1つのクライアント装置108を含む。好ましくはこのクライアント装置108が、適切な通信リンク110を介してコンピュータネットワーク104と通信結合される。クライアント装置108は、パーソナルコンピュータの一例として図1に示している。 【0023】 図1に示すクライアント装置108は、この分野で周知の任意のパーソナルコンピューティング装置を表し、例えば、コンピュータワークステーション、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末、ウェブ適合携帯電話、スマートフォン、またはその他の、多機能周辺装置に対する電子文書データの生成および/または送信を適切に行うことができるウェブ適合電子デバイスが含まれるが、これらに限られない。 【0024】 クライアント装置108とコンピュータネットワーク104の間の通信は、通信リンク110を介して好適に達成される。通信リンク110は、この分野で周知の任意の適切なデータ通信のチャンネルであり、例えば無線通信、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、ワイマックス(WiMax)、802.11a、802.11b、802.11g、802.11(x)、プロプラエタリ通信ネットワーク、赤外線、光、公衆交換電話網、または任意の適切な無線データ送信システム、またはこの分野で周知の有線通信を含む。好ましい実施態様においては、クライアント装置108が、この分野で周知の任意の文書またはイメージ生成アプリケーションを使用して電子文書を生成するべく適切に適合される。 【0025】 ここで図2を参照すると、図1に制御装置112として示されていた適切な制御部200の代表的なアーキテクチャが例示されており、その上でこのシステム100の動作が遂行される。制御部200には、適切に中央処理ユニットから成るプロセッサ202が含まれる。しかし、プロセッサ202を、互いに調和して働く複数のプロセッサにより構成してもよい。またここには、BIOS機能、システム機能、システム構成データ、および制御部200の動作のために使用されるそのほかのルーチンまたはデータ等の、静的または固定のデータまたは指示命令のために好適な不揮発性または読み出し専用メモリ204が含まれるようにしてもよい。 【0026】 また制御部200は、上述のプロセッサ202と、リードオンリメモリ(読み出し専用メモリ;ROM)204と、ランダムアクセスメモリ(RAM)206と、ストレージインターフェース(I/F)208と、ネットワークインターフェース(I/F)サブシステム210とが含まれ、これらは、バス212に接続されている。ストレージI/F208にはディスク216が接続され、ネットワークI/Fサブシステム210にはネットワークインターフェースカード(NIC)214と、無線インターフェース(I/F)218が接続され、これらも制御部200に含まれている。制御部200には、後述する文書プロセッサインターフェース(I/F)222も含まれる。 【0027】 RAM206には、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、または任意のそのほかの適切なアドレス可能かつ書き込み可能なメモリシステムから適切に構成されるランダムアクセスメモリが含まれる。 【0028】 RAM206は、プロセッサ202によって達成されるデータ処理およびアプリケーションに関連付けされるデータ指示命令のためのストレージエリアを提供する。 【0029】 ストレージI/F208は、制御部200に関連付けされるデータの、不揮発性、大容量、または長期ストレージのための機構を適切に提供する。ストレージI/F208は、任意の適切なアドレス可能またはシリアルストレージ、例えば216として示されているようなディスク、光学、テープドライブ、およびその類を初め、任意の適切なストレージメディア等の大容量ストレージを適切に使用する。 【0030】 ネットワークI/Fサブシステム210は、関連ネットワークからの入力および出力を適切にルーティングし、制御部200がほかのデバイスと通信することを可能にする。ネットワークI/Fサブシステム210は、無線I/F218を介してデバイス200の外側にあるデバイスを伴う1ないしは複数の接続と適切に合わせる。無線I/F218としては、例えば、イーサネット(登録商標)、トークンリング、およびその類といった固定または有線ネットワークとのデータ通信のための少なくとも1つのNIC214、およびワイファイ(WiFi)、ワイマックス(WiMax)、無線モデム、セルラネットワーク、または任意の適切な無線通信システム等の手段を経由する無線通信のために適切に適合される。 【0031】 しかしながら、ネットワークI/Fサブシステムは、任意の物理または非物理データ転送レイヤまたはプロトコルレイヤを適切に使用することが認識されるものとする。例えば、NIC214が、適切にLAN、WAN、またはそれらの組み合わせからなる物理ネットワーク220を経由するデータの相互交換のために相互接続される。 【0032】 プロセッサ202、読み出し専用メモリ(ROM)204、RAM206、ストレージI/F208、およびネットワークI/Fサブシステム210の間におけるデータ通信は、バス212によって例示されているようなバスデータ転送機構を経由して適切になされる。 【0033】 またバス212とデータ通信するものに文書プロセッサインターフェース(I/F)222がある。文書プロセッサI/F222は、1ないしは複数の文書処理の操作を実行するハードウエア部232と接続される。ハードウェア部232における操作は、コピー部224を介して達成されるコピー、画像走査部226を介して達成される画像の走査、印刷部228を介して達成される印刷(プリント)、およびファクシミリ部230を介して達成されるファクシミリ通信を含む。制御部200は、上記の文書処理操作のうちのいずれかまたはすべてを適切に行う。複数の文書処理の操作を達成するシステムは、一般に多機能周辺装置または多機能装置と呼ばれる。 【0034】 このシステム100の機能は、図1に制御装置112として例示されている図2の制御部200を、文書処理デバイスに関連付けされたインテリジェントサブシステムとして含む適切な文書処理デバイス上においてなされる。 【0035】 図3の例示においては、好ましい実施態様の制御機能部300が文書処理エンジン部302を含む。文書処理エンジン部302として適切なコントローラ機能は、好ましい実施態様においては東芝イースタジオ(Toshiba e‐Studio)システムに組み込まれているものになる。図3には、ソフトウエアおよびオペレーティングシステム(OS)機能に関連する図2のハードウエアの適切な機能を例示している。 【0036】 好ましい実施態様においては、文書処理エンジン部302が、プリント操作、コピー操作、ファクシミリ操作、およびスキャン操作を可能にする。この機能は、業界選り抜きの文書処理周辺装置となった多機能周辺装置としばしば関連付けされる。しかしながら、このコントローラ(文書処理エンジン部)がこの種の能力をすべて有していなくてもよい。コントローラは、また、上に挙げた文書処理操作のサブセットである専用またはより限定された目的の文書処理システム内においても好適に採用される。 【0037】 文書処理エンジン部302は、ユーザI/Fパネル310に接続されこのパネルにより、ユーザまたは管理者が文書処理エンジン部302によって制御される機能にアクセスすることを可能にする。このアクセスは、適切にコントローラに備わるインターフェースを介して、または遠くにあるシン(thin)またはシック(thick)クライアントを介して遠隔からなされる場合もある。 【0038】 文書処理エンジン部302は、印刷機能部304、ファクシミリ通信機能部306、および画像走査機能部308とデータ通信する。これらのデバイスは、プリント、ファクシミリ送受信、およびコピーまたは電子バージョンを生成するための文書イメージの確保において使用するための文書のスキャンの実際の操作を容易にする。 【0039】 ジョブキュー部312は、印刷機能部304、ファクシミリ通信機能部306、および画像走査機能部308と適切にデータ通信する。ビットマップ、ページ記述言語またはベクトルフォーマット、およびそれらの類といった多様なイメージ形式が、画像走査機能部308から、その後に続く処理のためにジョブキュー部312を経由して適切に中継される。 【0040】 またジョブキュー部312は、ネットワークサービス部314ともデータ通信する。好ましい実施態様においては、ジョブコントロール、ステータスデータ、または電子文書データが、ジョブキュー部312とネットワークサービス部314の間で交換される。したがって、任意の適切なシンまたはシッククライアントとなるクライアントネットワークサービス部320を経由する機能制御部300に対するネットワークベースのアクセスのために適切なインターフェースが提供される。好ましい実施態様においては、このウェブサービスアクセスが、ハイパーテキストトランスファプロトコル(HTTP)、ファイルトランスファプロトコル(FTP)、ユニフォームデータダイアグラムプロトコル、またはそのほかの適切な交換機構を介して適切に達成される。またネットワークサービス部314は、好適に、FTP、電子メール、テルネット(TELNET)、またはこれらの類を介した通信のためにクライアントネットワークサービス部320とのデータ相互交換も提供する。このように制御機能部300は、多様なネットワークアクセス機構を介して電子文書およびユーザ情報の出力または受信を容易にする。 【0041】 ジョブキュー部312は、例えばRIP/PDLインタープリタなどであるイメージプロセッサ316とのデータ通信も好適に行う。イメージプロセッサ316は、適切に、ラスタイメージ処理、ページ記述言語インタープリタ、または任意の適切な、印刷機能部304、ファクシミリ通信機能部306、または画像走査機能部308等のデバイスサービスとの相互交換に、より良好に適したフォーマットに対する電子文書を相互に交換するための機構になる。 【0042】 最後に、ジョブキュー部312はジョブ解析部318とデータ通信し、このパーザがクラアント端末サービス部322等の外部デバイスからプリントジョブ言語ファイルを受信するべく適切に機能する。クラアント端末サービス部322は、プリント、ファクシミリ送信、またはそのほかの適切な、制御機能部300による処理が有利となる電子文書の入力を適切に含む。ジョブ解析部318は、受信された電子文書ファイルを解釈し、前述した機能およびコンポーネントに関連する処理のためにジョブキュー部312に中継すべく機能する。 【0043】 動作においては、本発明の好ましい実施態様によれば、電子文書データが任意の適切な手段を介して生成され、文書処理要求、すなわちジョブ要求の中に組み込まれる。このジョブ要求は、例えば、コピー要求、ファクシミリ要求、プリント要求、またはそれらの類を含む文書処理システム102によって提供される多様な文書処理サービスのうちの任意のサービスを要求することができる。勿論これらに限られるわけではない。 【0044】 更にこのジョブ要求が、クライアント装置108を介して遠隔で、または文書処理システム102に関連付けされるユーザI/Fを介して1つの場所で生じ得る。 【0045】 文書処理の要求には選択された文書処理操作を表すデータを含むことが好ましい。本発明の一実施態様によれば、文書処理要求には文書処理システム102によって処理されるべき文書を表す文書データを含むが、含まなくてもよい。 【0046】 文書処理システム102に関連付けされる制御装置112が、クライアント装置108から間接的に、または関連ユーザから文書処理の要求を受信すると、その要求に対応する処理操作が解析され一連の離散的な段階にされまたは分割される。各段階は、その文書処理要求の処理における別々のステップを表す。本発明の一態様によれば、文書処理の操作を要求するユーザが、クライアント装置108を介して実装されるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)または、文書処理システム102に関連付けされるユーザI/Fを使用して処理を行うステップのための順序を選択することが可能であり、そこから制御装置112が文書処理システム102の動作を指示する。例えば文書処理要求がコピー操作に対応するときには段階が、スキャン、出力メディアの供給、イメージ処理、出力メディアの供給、感光体ドラム上におけるイメージ形成、出力メディアへのイメージの転写、およびこれらの類を含むことができるが、含まなくともよい。本発明の1つの特定実施態様によれば、制御装置112が、ジョブの段階への分割に続いて、別々の段階が実行される順序に対応するシーケンスを決定する。 【0047】 文書処理システム102に関連付けされる制御装置112は、その後、文書処理の要求に関連付けされる第1段階を開始し、段階の同時処理が利用可能であるか否かの決定を行う。言い換えると、制御装置112は、その第1段階のほかに他の段階を同時に実行することが可能か否かを決定する。この同時処理を容易にするために制御装置112がデータの流れるパイプの複雑なネットワークを組み立てることになる。これらのパイプは、リーダおよびライタを包含する従来のストレージ機構を用いて構成される。更にこれらのパイプは、リーダおよびライタに活動を通知するべく適切に適合された通知機構を含み、それによってプロセス、例えば段階の間における同期されたデータの転送を可能にする。 【0048】 好ましくは本発明が、先入れ先出しパイプを通じた多様なポイントにおいて互いに接続される並列パイプのネットワーク内に置かれる多様な装置を採用する。 【0049】 更に本発明によれば、これらの装置が分離されており、それによってランタイム時におけるワークフローの拡張および再構成を可能にしている。したがって、XML記述子を介して接続を記述することによって完全なパイプラインを組み立てることが可能である。上記パイプの使用は、以下、システム100の機能を用いて考察を続けることにより一層理解が深まる。 【0050】 本発明の一態様によれば、ユーザは、文書処理システム102またはクライアント装置108に関連付けされたユーザI/Fを介して適切に表示されるGUIへの出力を介して段階の処理を見ることができる。 【0051】 段階の同時処理が利用可能であると決定されると、文書処理システム102に関連付けされた制御装置112は、同時の段階または複数段階を開始する。文書処理システム102に関連付けされた制御装置112は、その後、各段階に関連付けされたデータを、その段階に対応するプロセスに従って処理する。処理後のデータは、その後、例えば、RAM等の揮発性ストレージメディア内にストアされる。その後、制御装置112は、処理されるべき追加の段階、例えば先行する段階からの処理済みデータの出力を必要とする段階が残っているか否かを決定する。しかしこれに限られない。 【0052】 同時処理が起動されていれば、制御装置112は、最初に、結果として得られるデータが文書処理操作の次の段階に進む前に併合される必要があるか否かを決定しなければならない。データを併合する必要がないときには、文書処理システム102に関連付けされた制御装置112が、この分野で周知の任意の適切な手段を介して同時段階の出力を結合し、その後、操作が次の段階に進む準備ができているか否かを決定する。操作が次の段階に進む準備ができていなければ、先行する段階または複数段階からの出力データが、次の段階の準備が整う時点まで不揮発性メモリ内にストアされる。 【0053】 文書処理操作の次の段階が、それに関連する処理操作を実行する準備ができると、先行する段階または複数段階からのデータが、上に示したとおり、その先の処理のために次の段階に移される。文書処理操作の次の段階が準備できたとき、すなわちデータが処理のために利用可能になり、かつ実行およびその種の結果をストアする容量が存在する(充分なRAMが解放されている)とき、シーケンス内の次の段階にデータが移され、文書処理システム102の操作が前述のとおりに続けられる。 【0054】 上で参照したパイプに関連して言えば、制御装置112が、最初に、パイプの読み出し側部分にデータが用意されているか否か、およびパイプの書き込み部分に処理済みデータを受け入れる容量が存在するか否かを決定する。この処理が、すべての段階が完了するまで、文書処理操作の各段階について進められる。その後、すべての段階による処理から結果としてもたらされるデータが、必要であれば併合されて出力データが生成され、それにより要求された文書処理の操作が完了する。換言すれば、すべての段階が完了すると、それらの段階からの出力データが結合されて、要求された文書処理の操作の完成に必要な出力文書データが生成される。 【0055】 上記の説明は、段階およびその段階の実行のために利用可能な処理能力に関連付けされるデータの可用性によって制限される任意の数の段階を同時に実行するという本発明の特徴の1つを示している。データの可用性は、実際の一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立ってテストされる。データの可用性があるとは、データを分けて別に同時処理を行うことできることをいう。処理装置(制御装置112)では、前記一連の離散的な処理段階のそれぞれに先立って、データの可用性をテストするとともに一連の離散的な処理段階のそれぞれにおいて処理容量をテストする。これらの装置を制御装置112は有する。 【0056】 図1、図2、および図3に関連して上に述べたシステム100は、図4および図5に述べられている方法と組み合わせてより良好に理解されることになる。 【0057】 本発明一実施形態のパイプライン化されたデータフロー文書の処理方法を例示したフローチャート400を図4に示す。 【0058】 スタートするとステップ402において文書処理システム102は、関連ユーザから文書処理の要求を受信する。好ましくはこの文書処理要求が電子文書データまたはスキャン操作からの電子イメージデータ等の電子文書データを生成する指示命令を含む。 【0059】 本発明の一態様によれば、文書処理要求が、クラアント端末装置108において生成され、コンピュータネットワーク104を経由して文書処理システム102に送信される。 【0060】 本発明の別の態様によれば、文書処理要求が文書処理システム102に配置されているユーザI/Fを介して関連ユーザから受信される。例えば、クライアント装置108から発する文書処理の要求はプリントジョブとして表され、ユーザI/Fから得られた要求は文書処理システムにおいてコピージョブとして表される。 【0061】 文書処理要求の発生点によらず、文書処理システム102に関連付けされた制御装置112は、その後ステップ404において、その要求を離散的なイベント、または段階のシーケンスに分割し、それらは、すべてが実行されたときにその文書処理要求の完成を構成する。好ましくは制御装置112が、段階が実行されるべき適切なシーケンスまたは順序を決定し、同時実行が可能な段階、先行する段階に依存する段階、および文書処理システム102の処理能力の完全使用を必要としてほかの段階が同時処理されることを妨げる段階を詳述する。 【0062】 本発明の一態様によれば、ユーザが文書処理システム102またはクライアント装置108において適切なGUIを介して段階の処理のための順序を選択する。段階処理の順序が制御装置112によって自動的に、または文書処理操作を要求するユーザによって決定されるかによらず、制御装置112は、ステップ406においてこの順序を使用し、開始されるべき第1段階を決定し、それによって文書処理操作を開始する。本発明の一態様によれば、ユーザは、文書処理システム102またはクライアント装置108に関連付けされたユーザI/Fを介して適切に表示されるGUIへの出力を介して段階の処理を見ることができる。 【0063】 文書処理システム102に関連付けされた制御装置112は、その後ステップ408において、段階の同時処理が利用可能か否かを決定する。言い換えると制御装置112は、この第1段階と同時に1ないしは複数の追加の段階が実行可能であるか否かを決定する。段階の同時処理が利用可能であれば、操作が図4のステップ408から、方法の詳細を後述する図5のフローチャート500に進む。 【0064】 段階の同時処理が利用可能でないときにはステップ410に進み、それにおいて文書データまたは電子イメージデータを生成する指示命令が実行される。ステップ410が、コピーまたはスキャンジョブの場合に、例えばであるが、文書処理システム102に対して電子イメージデータを生成するスキャン操作の実行を指示することになる。 【0065】 更に、ステップ410がプリントジョブの場合に、例えばクライアント装置108から、または関連ユーザによって挿入されたポータブルストレージメディアから受信した電子イメージデータを処理する第1段階の開始を文書処理システム102に指示する。 【0066】 ステップ410において処理されるデータは、その後ステップ412において、RAM等の揮発性メモリの一定の領域内にストアされる。ステップ414においては、実行されるべき別の段階が残っているか否かの決定が行われる。 【0067】 実行されるべき追加の段階が残っていないときには、ステップ434に進み、そこで先行する段階または複数段階の間に生成された最終出力データを形成するためにデータが併合されなければならないか否かの決定がなされる。ステップ434における肯定の決定は、ステップ436に進むべくフローに促し、それにおいてデータが併合されて最終出力データが生成される。その後ステップ438において文書が出力される。ステップ422において否定の決定がなされると、直接、ステップ438に進み、そこで要求された文書処理操作に従って文書が出力される。 【0068】 追加の段階が必要とされるときにはステップ416に進み、そこで制御装置112は、次の段階が実行準備できているか否かを決定する。その種の準備が整っているとの決定は、文書処理システム102に関連付けされた制御装置112が、次段階のためのデータが利用可能であり、かつ文書処理システム102上において次の段階を実行する容量が利用できると決定することに等しい。 【0069】 更に制御装置112は、プロセスが処理の次の段階に進む準備ができているか否かを決定するべく、周期的なチェックを継続する。 【0070】 ステップ416における否定の決定、例えば割り込み機構または信号の受信は、ステップ420において先行する段階からのデータを不揮発性メモリ内にストアする結果をもたらし、文書処理システム102が文書処理操作の次の段階を実行する準備が整う時点まで残存する。 【0071】 ステップ416で文書処理システム102に関連付けされた制御装置112によって準備が整っているとの信号、すなわち肯定の決定が認識されると、ステップ418に移り、それに従ってデータが処理のために次の段階に移動される。その後フローは、ステップ408における同時処理の決定に戻る。 【0072】 ここで同時処理のための方法を例示したフローチャート500が示される図5について説明する。図4のステップ408において同時処理が利用可能であると決定されたとき図5のステップ502に進む。ステップ502において同時処理が可能な段階が開始される。次にステップ504において、追加の段階の特定の処理機能に従ってデータが処理され、ステップ506において揮発性メモリ内にストアされる。 【0073】 好ましい実施態様においては揮発性メモリが使用されるが、本発明はこの分野で周知の任意の不揮発性メモリを使用して処理済みデータを、任意のその後に続く処理の段階の開始に先行してストアすることができる。その後、ステップ508において、実行されるべき追加の段階が残っているか否かの決定が行われる。 【0074】 追加の段階が残っていないときにはフローはステップ520に進み、そこで、同時段階処理されたデータが最終出力フォーマットに併合される。この文書は、その後ステップ522において、要求された文書処理操作に従って出力される。本発明の1つの態様によれば、ユーザは、文書処理システム102またはクライアント装置108に関連付けされたユーザI/Fを介して適切に表示されるGUIへの出力を介して段階の処理を見ることができる。 【0075】 ステップ508において、処理すべき追加の段階が残っている決定されると、ステップ510に進むべくフローに促す。ステップ510においては、同時段階からの処理済みデータがその後に続く段階の処理の前に併合されなければならないか否かの決定がなされる。換言すれば、制御装置112は、ステップ510において、この処理の中の次段階が、先行する段階によって処理されたデータが併合されることを要求しているか否かを決定する。 【0076】 データが併合されることになる場合には、ステップ512に進み、ここで同時処理からのデータが併合される。文書処理システム102に関連付けされた制御装置112は、ステップ514において、次の段階がデータを処理する準備ができているか否かを決定する。 【0077】 処理内の次の段階は、図4のステップ404に示されているとおり、段階の分割を基礎とする。次の段階がデータの処理を開始する準備ができていないとき、すなわちステップ514における割り込み機構または信号の受信時には、ステップ518に進み、そこでデータが、例えば次の段階の準備が整うといった時点まで不揮発性メモリ内にストアされる。換言すれば、データは次のプロセスに関連付けされたパイプがデータの受け入れが可能となり、次の段階による処理の後のデータを受け入れる適切な書き込み容量を有するとき、不揮発性メモリ内にストアされる。 【0078】 好ましくは制御装置112が、準備が整っているとの信号を受信するか、またはむしろその種の信号または通知を周期的にチェックして、次の段階が処理済みデータを受け入れる準備ができているか否かを決定する。 【0079】 次の段階が準備できると、ステップ516においてデータがその段階に移され、同時処理のためのステップ504に戻る。ステップ510において次の段階を続ける前にデータを併合する必要がないときには、文書処理システム102に関連付けされた制御装置112による準備が整っているとの決定のためのステップ514に直接進む。 【0080】 操作は、ステップ508において処理のための追加段階が残っていないとの決定がなされるといった時点まで前述した方法に従って継続される。 【0081】 その種の決定が文書処理システム102に関連付けされた制御装置112によって行われると、ステップ520に進み、同時段階における処理から結果としてもたらされたデータが最終出力フォーマットに併合される。その後ステップ522に進み、そこで文書処理システム102が文書を出力する。 【0082】 図1ないし図5に関連して前述した方法およびシステムは、図6に示されているとおりの本発明一実施形態の実装に関連してより容易に理解される。 【0083】 図6は、本発明一実施形態に従ったコピージョブの処理操作600を一例を示す。 【0084】 ステップ602において関連ユーザがコピージョブ操作を開始し、それにおいては、自動文書給紙装置上または読み取り台上に文書を表すハードコピーが載置される。ステップ604においては、このコピージョブが離散的な段階のシーケンスに分割され、同時処理が利用可能となる。したがってステップ604からステップ606および608に同時に進む。 【0085】 ステップ606においては、出力用紙の給紙が開始されるが、文書処理システム102の読み取りユニットは、ステップ608においてハードコピー文書の走査を開始して電子イメージデータを生成する。それぞれの段階の間、制御装置112は、割り込み信号について継続的に処理を監視し、イメージデータおよび用紙の場所データを不揮発性メモリ内にストアする。 【0086】 したがって、ステップ606に続いて、ステップ610に進み、そこで用紙の場所データ、ページ数データ、紙詰まり状態、およびそれらの類等の用紙情報が不揮発性メモリ内にストアされる。次にステップ612において、割り込み信号、すなわち紙詰まり、多重給紙、またはこれらの類が受信されたか否かの決定が行われる。 【0087】 ステップ612において割り込み信号が受信されると、ステップ614に進み、そこでユーザに割り込みが通知され、ストア済みデータを使用してプロセスを再び開始する再スタートが行われるまで操作が停止する。ステップ612における処理の間に割り込み信号が検出されなければ、処理の次の段階、すなわちステップ626における用紙の移動に進む。 【0088】 同様に制御装置112は、ステップ608の間に生成されたイメージデータを不揮発性メモリ内にストアすることをステップ616において指示する。次にステップ618において、ステップ608における処理の間にコントローラによって割り込み信号が受信されたか否かの決定が行われる。ステップ618において、処理誤り、スキャン誤り、またはそれらの類といった割り込み信号が受信されるとステップ620に進み、そこでユーザにエラーが通知され、以前にストア済みデータを使用してプロセスを再び開始するまで操作が停止する。ステップ618において割り込みが受信されないときには、ステップ622でイメージ(画像)の処理を行い、ステップ624においてイメージをドラム上に形成し、処理の次の段階に進む。 【0089】 ステップ626において用紙が移動し、その間、ステップ622において電子イメージデータが処理される。制御装置112は、処理の連続する各段階に続いて割り込み信号の受信の可能性に備えて用紙情報およびイメージデータを不揮発性メモリ内にストアしている。 【0090】 図6には例示されていないが、ステップ610〜614および616〜620が図6に示されている各処理段階に追随して繰り返される。このようにステップ622の処理の間にステップ610〜614が制御装置112によって実行され、同時にステップ624の処理の間にステップ616〜620が制御装置112によって実行される。ステップ624におけるドラム上のイメージの形成と同時に、ステップ628において用紙が文書処理システム102の感光体ドラムに到達する。 【0091】 ステップ626および628の処理を実行する間に、ステップ606〜610および608〜616がそれぞれ制御装置112によって実行される。 【0092】 その後、ステップ630においてデータが併合され、すなわち同時処理が終了しステップ632に進み、そこで感光体ドラム上のイメージがこの分野で周知の任意の適切な手段を介して出力メディア上に転写される。次にステップ634において用紙が排出され、それによってコピー操作が完了する。 【0093】 本発明の1つの態様によれば、ユーザは、文書処理システム102またはクライアント装置108に関連付けされたユーザI/Fを介して適切に表示されるGUIへの出力を介して各段階の処理を見ることができる。 【0094】 本発明は、ソースコード、オブジェクトコード、ソースコードとオブジェクトコードの中間コード(部分的にコンパイルされた形式等)の形式、または本発明の実装における使用に適した任意の他形式のコンピュータプログラムに及ぶ。コンピュータプログラムは、適切に、スタンドアロンアプリケーション、ソフトウエアコンポーネント、スクリプト、または他のアプリケーションに対するプラグインとすることができる。 【0095】 本発明を埋め込んだコンピュータプログラムは、コンピュータプログラムを伝達することができる任意のエンティティまたはデバイスとなる担体、例えば、ROMまたはRAM等のストレージメディア、CD‐ROM等の光学記録メディア、またはフロッピー(登録商標)ディスク等の磁気記録メディア上において好適に具体化される。この担体は、電気もしくは光ケーブルによって、または無線もしくはそのほかの手段によって伝達される電気または光信号等の任意の伝達可能な担体である。コンピュータプログラムは、インターネットを介してサーバから適切にダウンロードされる。またコンピュータプログラムを集積回路内に埋め込むことも可能である。ここで説明されているとおりの本発明の原理をコンピュータに実質的に実行させることになるコードを含む、この種のあらゆる実施態様は、本発明の範囲内に含まれる。 【0096】 上述の本発明の好ましい実施態様の説明は、例示および説明を目的としてなされており、それが網羅的であること、または本発明を開示されているとおりの正確な形に限定することは意図していない。 【0097】 自明の修正もしくは変形は、以上の説明に照らせば可能である。上述の実施態様は、本発明内容の原理の最良の形態を例示し、そしてその実際的応用を提供し、それによって当業者が種々の実施態様内において、かつ企図された特定の使用に適するときには種々の修正を伴って本発明を使用することを可能にするべく選択され説明されている。 【0098】 これらの修正および変形はすべて、付随する特許請求の範囲が公正に適法にかつ公平に権利が与えられる広さに従って解釈されるとき、それらによって決定される本発明の範囲内に含まれる。 【図面の簡単な説明】 【0099】 【図1】本発明一実施形態によるデータフロー文書処理システムの全体構成を示す図である。 【図2】本発明一実施形態によるデータフロー文書処理システムにおいて用いるコントローラ部を例示したブロック図である。 【図3】本発明一実施形態によるデータフロー文書処理システムにおいて用いるコントローラを例示した機能ブロック図である。 【図4】本発明一実施形態によるデータフロー文書の処理方法を例示したフローチャートである。 【図5】本発明一実施形態によるデータフロー文書処理の同時処理方法を例示したフローチャートである。 【図6】本発明一実施形態によるデータフロー文書処理の1つの実施態様を例示したフローチャートである。 【符号の説明】 【0100】 102:文書処理システム、 104:コンピュータネットワーク、 108:クライアント装置、 112:制御装置、 204:読出し専用メモリ(ROM) 206:ランダムアクセスメモリ(RAM) 208:ストレージI/F、 210:ネットワークI/Fサブシステム、 216:ディスク、 218:無線I/F、 220:物理ネットワーク、 222:文書プロセッサI/F、 224:コピー部、 226:画像走査部、 228:印刷部、 230:ファクシミリ部、 232:ハードウェア部、 300:制御機能部、 302:文書処理エンジン部、 304:印刷機能部、 306:ファクシミリ通信機能部、 308:画像走査機能部、 310:ユーザI/Fパネル、 312:ジョブキュー部、 314:ネットワークサービス部、 316:イメージプロセッサ、 318:ジョブ解析部、 320:クライアントネットワークサービス部、 322:クラアント端末サービス部。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝 【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成19年5月24日(2007.5.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000235 【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2008−11513(P2008−11513A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2007−138111(P2007−138111) |
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