| 【発明の名称】 |
画像記録装置、画像記録方法、及びプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】細川 秀一
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| 【要約】 |
【課題】DVDビデオ規格やDVDビデオレコーディング(VR)規格に準拠して動画像データを記録するDVDビデオカメラにおいて、DVD上に空き領域があっても、規格の制約上、動画像データを記録できない状態に陥った場合に、ユーザが所望のシーンを記録し損ねることの防止を図る。
【構成】ランダムアクセス可能な記録媒体を所定数の管理単位に分割し、管理単位ごとに記録管理を行う所定の管理方式を用いて、該記録媒体に動画像データを記録する画像記録装置において、前記記録媒体における前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する(S404)。その結果、前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザに警告メッセージを発行する(S405)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置において、 前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する判別手段と、 前記記録媒体上に所定の管理方式に基づいて動画像データを記録するための動画像記録モードと、前記記録媒体上に静止画像データを記録するための静止画像記録モードとを切り替えるモード切り替え手段と、 前記動画像記録モードの起動時に、前記判別手段によって前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記動画像記録モードに代わって前記静止画像記録モードを起動させる起動手段と を有することを特徴とする画像記録装置。 【請求項2】 前記判別手段は、前記動画像記録モードの起動時に動作することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 【請求項3】 前記判別手段によって前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記記録媒体を別の新たな記録媒体と交換することを促す警告メッセージを発行する発行手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 【請求項4】 前記記録フォーマットはDVDビデオフォーマットであり、 前記管理単位がタイトルであるとともに、前記所定数が99であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 【請求項5】 前記記録フォーマットがDVDビデオレコーディングフォーマットであり、 前記管理単位がチャプタであるとともに、前記所定数が999であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 【請求項6】 ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置において、 前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する第1の判別手段と、 前記第1の判別手段によって前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザによって新たに設定された動画像撮影記録パラメータが、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータと同一であるか否かを判別する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段によって前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記記録媒体に動画像データを記録することができない旨を表す警告メッセージをユーザに発行する発行手段と を有することを特徴とする画像記録装置。 【請求項7】 前記動画像撮影記録パラメータは、動画像のアスペクト比、動画像データの圧縮符号化形式、動画像の解像度、音声データの圧縮符号化形式、および音声のチャネル数のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。 【請求項8】 前記第2の判別手段によって前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータを用いて動画像の撮影および記録を行う撮影記録手段を更に有することを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。 【請求項9】 前記所定の管理方式がDVDビデオ規格に準拠した管理方式であり、 前記管理単位がタイトルであるとともに、前記所定数が99であることを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。 【請求項10】 ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置に適用される画像記録方法において、 前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する判別ステップと、 前記記録媒体上に所定の管理方式に基づいて動画像データを記録するための動画像記録モードと、前記記録媒体上に静止画像データを記録するための静止画像記録モードとを切り替えるモード切り替えステップと、 前記動画像記録モードの起動時に、前記判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記動画像記録モードに代わって前記静止画像記録モードを起動させる起動ステップと を有することを特徴とする画像記録方法。 【請求項11】 前記判別ステップは、前記動画像記録モードの起動時に実行されることを特徴とする請求項10記載の画像記録方法。 【請求項12】 前記判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記記録媒体を別の新たな記録媒体と交換することを促す警告メッセージを発行する発行ステップを更に有することを特徴とする請求項10記載の画像記録方法。 【請求項13】 前記記録フォーマットはDVDビデオフォーマットであり、 前記管理単位がタイトルであるとともに、前記所定数が99であることを特徴とする請求項10記載の画像記録方法。 【請求項14】 前記記録フォーマットがDVDビデオレコーディングフォーマットであり、 前記管理単位がチャプタであるとともに、前記所定数が999であることを特徴とする請求項10記載の画像記録方法。 【請求項15】 ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置に適用される画像記録方法において、 前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する第1の判別ステップと、 前記第1の判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザによって新たに設定された動画像撮影記録パラメータが、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータと同一であるか否かを判別する第2の判別ステップと、 前記第2の判別ステップにおいて前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記記録媒体に動画像データを記録することができない旨を表す警告メッセージをユーザに発行する発行ステップと を有することを特徴とする画像記録方法。 【請求項16】 前記動画像撮影記録パラメータは、動画像のアスペクト比、動画像データの圧縮符号化形式、動画像の解像度、音声データの圧縮符号化形式、および音声のチャネル数のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項15記載の画像記録方法。 【請求項17】 前記第2の判別ステップにおいて前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータを用いて動画像の撮影および記録を行う撮影記録ステップを更に有することを特徴とする請求項15記載の画像記録方法。 【請求項18】 前記所定の管理方式がDVDビデオ規格に準拠した管理方式であり、 前記管理単位がタイトルであるとともに、前記所定数が99であることを特徴とする請求項15記載の画像記録方法。 【請求項19】 ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置に適用される画像記録方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、 前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する判別ステップと、 前記記録媒体上に所定の管理方式に基づいて動画像データを記録するための動画像記録モードと、前記記録媒体上に静止画像データを記録するための静止画像記録モードとを切り替えるモード切り替えステップと、 前記動画像記録モードの起動時に、前記判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記動画像記録モードに代わって前記静止画像記録モードを起動させる起動ステップと を有することを特徴とするプログラム。 【請求項20】 ランダムアクセス可能な記録媒体に対し記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置に適用される画像記録方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、 前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する第1の判別ステップと、 前記第1の判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザによって新たに設定された動画像撮影記録パラメータが、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータと同一であるか否かを判別する第2の判別ステップと、 前記第2の判別ステップにおいて前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記記録媒体に動画像データを記録することができない旨を表す警告メッセージをユーザに発行する発行ステップと を有することを特徴とするプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、画像記録装置、画像記録方法、及びプログラムに関し、特に、ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置、該画像記録装置に適用される画像記録方法、及び該画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、動画像や静止画像を撮影し、得られた画像データをDVD(Digital Video Disc)などの光ディスクに記録したり、該光ディスクから画像データを読み出して再生したりすることが可能なディスクビデオカメラが知られている。 【0003】 DVDに動画像データを記録する場合、例えば、DVDビデオ規格やDVDビデオレコーディング(VR)規格が用いられることが多い。このうち、DVDビデオ規格で記録されたDVDは、市販の録画済みDVDとの規格上の互換性が高く、そのため、DVDビデオ規格でDVDに記録された動画像データを、一般のDVDビデオプレーヤにて再生できることが多い。 【0004】 また、DVDビデオ規格においては、DVDビデオプレーヤ間の再生互換を確保するため、動画像データの連続再生を保証する単位(以下「タイトル」と記述)を、DVD上において物理的に連続性を持って記録することが規定されている。また、同一タイトル内では動画像データの例えばアスペクト比を固定するように規定されている。また、DVD1枚に記録可能なタイトル数は99と規定されている。 【0005】 一方、静止画データをDVDに記録する場合、DVDビデオ規格やDVDビデオレコーディング(VR)規格とは異なった記録フォーマットが用いられる。そのため、動画像撮影の合間に静止画撮影を行う場合、その都度、タイトルをクローズしなければならない。動画撮影中に撮影者がアスペクト比を変換して撮影する場合においても同様である。 【0006】 このため、静止画と動画像記録との切り替えや、アスペクト比の切り替えを頻繁に行うと、タイトルが99に達し、当該DVDに対して、空き領域があっても、それ以上の動画像データを記録できなくなるという問題が発生する。 【0007】 この問題を解決する方法として、無駄にタイトルを切る(増やす)動作を抑止する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0008】 なお、上記の問題は、DVDビデオレコーディング(VR)規格でチャプタ999を撮り終えた後において同様に発生する。 【特許文献1】特開2004−30863号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 しかしながら、上記従来の特許文献1に例示される方法では、DVD上に空き領域がある場合に規格上、動画像データの追記を行えない状態になるのを遅らせる効果はあるが、その状態を回避できるわけではなかった。したがって、DVD上に空き領域があるにも拘らず、所望のシーンの記録を失敗する恐れがあった。 【0010】 また、上記従来の特許文献1に例示される方法では、ユーザは撮影を開始してみなければ、実際に動画像データを記録できるか否かが分からない。そのため、撮影前に記録できるか否かの試し撮りを行う必要があり、それを怠ると、所望のシーンの記録を失敗する恐れがあった。 【0011】 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、DVDビデオ規格やDVDビデオレコーディング(VR)規格に準拠して動画像データを記録するDVDビデオカメラにおいて、DVD上に空き領域があっても、規格の制約上、動画像データを記録できない状態に陥った場合に、ユーザが所望のシーンを記録し損ねることの防止を図った画像記録装置、画像記録方法、及びプログラムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0012】 上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置において、前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する判別手段と、前記記録媒体上に所定の管理方式に基づいて動画像データを記録するための動画像記録モードと、前記記録媒体上に静止画像データを記録するための静止画像記録モードとを切り替えるモード切り替え手段と、前記動画像記録モードの起動時に、前記判別手段によって前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記動画像記録モードに代わって前記静止画像記録モードを起動させる起動手段とを有することを特徴とする画像記録装置が提供される。 【0013】 また、請求項6記載の発明によれば、ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置において、前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段によって前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザによって新たに設定された動画像撮影記録パラメータが、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータと同一であるか否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の判別手段によって前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記記録媒体に動画像データを記録することができない旨を表す警告メッセージをユーザに発行する発行手段とを有することを特徴とする画像記録装置が提供される。 【0014】 また、請求項10記載の発明によれば、ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置に適用される画像記録方法において、前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する判別ステップと、前記記録媒体上に所定の管理方式に基づいて動画像データを記録するための動画像記録モードと、前記記録媒体上に静止画像データを記録するための静止画像記録モードとを切り替えるモード切り替えステップと、前記動画像記録モードの起動時に、前記判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、前記動画像記録モードに代わって前記静止画像記録モードを起動させる起動ステップとを有することを特徴とする画像記録方法が提供される。 【0015】 また、請求項15記載の発明によれば、ランダムアクセス可能な記録媒体に対し所定の記録フォーマットに従って動画像データを記録すると共に、前記記録媒体に記録された動画像データを前記記録フォーマットに係る管理単位ごとに管理する画像記録装置に適用される画像記録方法において、前記記録媒体において、前記記録フォーマットにて規定された所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する第1の判別ステップと、前記第1の判別ステップにおいて前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザによって新たに設定された動画像撮影記録パラメータが、前記所定数の管理単位のうち最後に記録が行われた管理単位における動画像撮影記録パラメータと同一であるか否かを判別する第2の判別ステップと、前記第2の判別ステップにおいて前記両動画像撮影記録パラメータが同一でないと判別されたとき、前記記録媒体に動画像データを記録することができない旨を表す警告メッセージをユーザに発行する発行ステップとを有することを特徴とする画像記録方法が提供される。 【0016】 さらに、上記画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。 【発明の効果】 【0017】 本発明によれば、ランダムアクセス可能な記録媒体を所定数の管理単位に分割し、管理単位ごとに記録管理を行う所定の管理方式を用いて、該記録媒体に動画像データを記録する画像記録装置において、前記記録媒体における前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであるか否かを判別する。その結果、前記所定数の管理単位の全てが既に記録済みであると判別されたとき、ユーザに警告メッセージを発行する。 【0018】 これにより、例えばDVDビデオ規格やDVDビデオレコーディング(VR)規格に準拠して動画像データを記録するDVDビデオカメラ(画像記録装置)において、DVD(記録媒体)上に空き領域があっても、規格の制約上、動画像データを記録できない状態に陥った場合に、記録媒体を別の新たな記録媒体と交換することを促す警告メッセージをユーザに提供することで、所望のシーンを記録し損ねることを防止できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。 【0020】 〔第1の実施の形態〕 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置を含むDVDデジタルビデオカメラ(以下「DVDビデオカメラ」という)の構成を示すブロック図である。 【0021】 図1において、符号301は、DVDビデオカメラ全体の制御を担う制御部である。符号302は、焦点距離や絞りの状態を変更可能なレンズである。符号303は、例えばCCD(Charge Coupled Device)のような撮像素子であり、レンズ302により結像された光を電気信号に変換する機能を有する。符号304は信号処理部であり、入力動画像信号に対してホワイトバランスやガンマ補正等の所定の信号処理を行い、得られた動画像データまたは静止画像データを、後述するメモリ314に一時記録する。 【0022】 符号305はMPEG2符号化/復号化部であり、メモリ314に一時記録された動画像データを圧縮方式MPEG2により符号化し、メモリ314に書き戻す。また、符号化されたMPEG2データを基に動画像データを復号化し、メモリ314に書き戻す。符号306はJPEG符号化/復号化部であり、メモリ314に一時記録された静止画像データを圧縮方式JPEGにより符号化し、メモリ314に書き戻す。また、符号化されたJPEGデータを基に静止画像データの復号化を行い、メモリ314に書き戻す。 【0023】 符号307はサブピクチャ符号化/復号化部であり、制御部301が生成してメモリ314に一時記録したサブピクチャ(副画像)のビットマップデータを符号化し、得られた圧縮データ(サブピクチャデータ)をメモリ314に書き戻す。また、圧縮データを復号化して、得られたビットマップデータをメモリ314に書き戻す。本実施の形態におけるサブピクチャ符号化/復号化部307は、ランレングス符号化方式を用いる。 【0024】 符号308はマイクであり、音声を音声信号に変換する。符号309はスピーカであり、マイク308とは逆に、音声信号を音声に変換する。符号310は音声信号符号化/復号化部であり、マイク308から出力された音声信号を所定の符号化フォーマットによって符号化し、メモリ314に一時記録する。また、メモリ314に保持され符号化データを基に音声信号の復号化を行う。上記の所定の符号化フォーマットとして、本実施の形態では、DVDで使用されるAC3(Audio Code number 3)を用いる。 【0025】 符号311はディスク制御部であり、符号312は、ランダムアクセス可能な記録媒体のDVDディスクである。ディスク制御部311は、メモリ314に保持されたMPEG2データ、音声データ、サブピクチャデータを多重化して、DVDディスク312に記録する。また逆に、DVDディスク312に記録された多重化データを読み出し、MPEG2データ、音声データ、サブピクチャデータに分離し、メモリ314の所定の領域に書き込む。JPEFGデータについても、同様にDVDディスク312に記録することができる。 【0026】 符号313はフラッシュメモリであり、制御部301で動作されるプログラムを格納するとともに、各種設定データの格納も行う。また、上述のサブピクチャに利用するビットマップデータ等もフラッシュメモリ313に保持される。フラッシュメモリ313に記録されたデータは、本DVDビデオカメラの電源が切られた状態でも保持されるため、電源断後も保持する必要のある管理データ等の保持にも利用される。 【0027】 符号314はメモリであり、MPEG2データバッファ、音声データバッファ、サブピクチャデータバッファ、ワークメモリ等に使用される。 【0028】 符号315は表示部であり、復号化して得られた映像データの表示デバイスとして利用されるとともに、撮影時のビューファインダとしても機能する。また、利用者が本DVDビデオカメラを操作する場合の操作画面としての機能も兼ね備える。 【0029】 符号316はデータバスであり、制御部301から各機能ブロックへのアクセスに使用されるとともに、メモリ314を介して各機能ブロック間で行われるデータ転送等にも使用される。 【0030】 上記のように構成されたDVDビデオカメラは、静止画像記録用の動作モード(以下「静止画記録モード」という)と、動画像記録用の動作モード(以下「動画記録モード」という)とを有する。ユーザによっていずれかの記録モードを指定されると、制御部301が、指定された記録モードとDVDディスク312内の状態とから静止画記録モードまたは動画記録モードを選択して起動し、静止画像または動画像がDVDディスク312に記録可能になる。 【0031】 制御部301が動画記録モードを選択して起動した場合、動画像は、動画のアスペクト比、圧縮符号化形式、解像度に基づいて、また音声の圧縮符号化形式、チャネル数に基づいて、MPEG2方式によってデータ圧縮される。それとともに、所定のデジタル動画フォーマットで、本実施の形態ではDVDビデオフォーマットで、DVDディスク312に記録される。また制御部301が静止画記録モードを選択して起動した場合、静止画像は、JPEG方式によってデータ圧縮される。そして、デジタル静止画フォーマット、本実施の形態では規格DCF(Design rule for Camera File system)に準拠するかたちで、DVDディスク312に記録される。 【0032】 本DVDビデオカメラでは、動画記録モードでの起動時において、規格の制約上、動画像を記録できない場合に警告メッセージを発行する。この動作について、図2を参照して説明する。 【0033】 図2は、図1に示す制御部301で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【0034】 まずステップS401において、本DVDビデオカメラを起動する。つぎにステップS402において、ユーザが指定した記録モードが静止画記録モードであるか、動画記録モードであるかを判別する。静止画記録モードが指定されている場合、ステップS403へと進み、静止画記録モードで起動する。そして本起動処理を終了する。 【0035】 一方、動画記録モードが指定されている場合、ステップS404へ進み、DVDディスク312の記録内容をチェックし、タイトル99が既にクローズされているか(記録済みになっているか)否かを判別する。タイトル99がクローズされているか否かの判別は、例えば、タイトル99に属する管理情報VTSI(ビデオタイトルセットインフォメーション)が記録されているか否かを調べる。そして、記録されていればクローズ済み、記録されていなければ未クローズと判断する。また、タイトル99の動画像データの物理的な最終書き込みアドレス以降に実データ(例えばVTSIのバックアップ情報や静止画像など)が記録されているか否かに応じて判別してもよい。また、タイトル99内に既に記録済みのチャプタ数をVTSIからチェックし、チャプタ数が99であればクローズ済み、99未満であれば未クローズと判断してもよい。さらに、これらの方法を複数組み合わせるようにしてもよい。 【0036】 タイトル99がクローズされていれば、ステップS405に進み、新たな動画データの記録ができない旨を表すとともに、DVDディスクの交換を求める警告メッセージを表示部315に表示する。その後、ステップS406へ進み、動画記録モードで起動する。そして本起動処理を終了する。 【0037】 一方、タイトル99が未クローズであると判別されたならば、警告メッセージの表示は行わずステップS406へ進み、動画記録モードで起動する。そして本起動処理を終了する。 【0038】 以上のような起動処理によって、DVDビデオ規格に対応したDVDビデオカメラにおいて、DVDディスク上に空き領域があっても、DVDビデオ規格の制約上、動画像データを記録できない状態に陥った場合、警告メッセージを速やかに表示する。これによって、新たな動画像データを記録できない状態であることをユーザに通知することができ、また、ユーザが所望のシーンを撮影し損ねる前に、DVDディスクの交換を促すことができる。 【0039】 なお、本実施の形態では、DVDビデオ規格に準拠したDVDビデオカメラを例に挙げて説明したが、図2に示すステップS404において、DVDビデオレコーディング(VR)規格の管理情報を調べるようにしてもよい。すなわち、チャプタ999がクローズしているか(記録済みであるか)否かを判別し、チャプタ999が既にクローズしているならばステップS405へ、未クローズであればステップS406へ進む。これにより、DVDビデオレコーディング(VR)規格に準拠したDVDビデオカメラでも同様の作用効果を得ることができる。 【0040】 また、DVDビデオ規格に準拠したDVDビデオカメラにおいてフォトムービーの生成を予定している場合、図2に示すステップS404で、タイトル98がクローズしているか否かを判別するようにしてもよい。 【0041】 〔第2の実施の形態〕 次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。 【0042】 第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付して、第1の実施の形態の説明を流用し、異なる部分だけを説明する。 【0043】 第2の実施の形態では、DVD上に空き領域があっても、DVD規格の制約上、動画像データが記録できない状態に陥った場合、静止画像データを記録するようにする。 【0044】 図3は、第2の実施の形態における制御部301で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【0045】 まずステップS501において、本DVDビデオカメラを起動する。つぎにステップS502において、ユーザが指定した記録モードが静止画記録モードであるか、動画記録モードであるかを判別する。静止画記録モードが指定されている場合、ステップS503へ進み、静止画記録モードで起動する。そして本起動処理を終了する。 【0046】 一方、動画記録モードが指定されている場合、ステップS504へ進み、DVDディスク312の記録内容をチェックし、タイトル99が既にクローズされているか(記録済みになっているか)否かを判別する。この判別の方法は、第1の実施の形態における判別方法と同じである。 【0047】 この判別の結果、タイトル99がクローズされていれば、ステップS505に進み、新たな動画データの記録ができない旨を表すとともに、静止画記録モードに移行する旨を表す警告メッセージを表示部315に表示する。そしてステップS503へ進み、静止画記録モードで起動し、本起動処理を終了する。 【0048】 一方、タイトル99が未クローズであると判別されたならばステップS506へ進み、動画記録モードで起動する。そして本起動処理を終了する。 【0049】 以上のような起動処理によって、第2の実施の形態では、DVDディスク上に空き領域があっても、動画像データを記録できない状態に陥った場合、その旨を表す警告メッセージをユーザに表示するとともに、静止画記録モードに移行する。これによって、第1の実施の形態のように、動画像データの記録ができないにも拘わらず、動画像記録モードで起動するということを回避することができる。なお、上記の警告メッセージに、DVDディスクの交換を促すメッセージを含めるようにしてもよい。 【0050】 なおまた、第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、DVDビデオレコーディング(VR)規格やフォトムービーへの対応を行うようにしてもよい。 【0051】 〔第3の実施の形態〕 次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。 【0052】 第3の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第3の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付して、第1の実施の形態の説明を流用し、異なる部分だけを説明する。 【0053】 第3の実施の形態では、ユーザによる動画アスペクト比の変更操作に起因してタイトル99がクローズし、動画像データの記録ができなくなる場合に、警告メッセージを表示するようにする。 【0054】 図4は、第3の実施の形態における制御部301で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【0055】 まずステップS601において、動画記録モードを起動する。つぎにステップS602において、記録対象タイトルがタイトル99であるか否かをチェックする。その結果、記録対象タイトルがタイトル99でないならば、ステップS603に進み、ユーザが設定したアスペクト比に基づいて起動する。そして、本起動処理を終了する。 【0056】 一方、記録対象タイトルがタイトル99であるならば、ステップS604に進み、タイトル99において適用されているアスペクト比と、ユーザが設定したアスペクト比とが一致しているか否かをチェックする。その結果、一致していればステップS603へ進む。一方、不一致であればステップS605へ進み、動画像データの記録ができない旨を表す警告メッセージを表示部315に表示し、ステップS603へ進む。 【0057】 以上のような起動処理によって、DVDビデオ規格に対応したDVDビデオカメラにおいて、動画アスペクト比の変更に伴い、動画像データを記録できない状態に陥った場合、その旨を示す警告メッセージを速やかに表示する。これによって、新たな動画像データを記録できない状態であることをユーザに通知することができる。 【0058】 なお、第3の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、フォトムービーへの対応を行うようにしてもよい。 【0059】 また、本実施の形態では、ユーザによって動画アスペクト比の変更操作が行われ、これによって、動画像データを記録できない状態に陥った場合を例に挙げて説明した。しかし、これに代わって、動画像データの圧縮符号化形式・解像度や、音声データの圧縮符号化形式・チャネル数をユーザ操作によって変更し、これによって、動画像データを記録できない状態に陥った場合に対しても同様に適用できる。 【0060】 〔第4の実施の形態〕 次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。 【0061】 第3の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第4の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付して、第1の実施の形態の説明を流用し、異なる部分だけを説明する。 【0062】 第4の実施の形態では、ユーザによる動画アスペクト比の変更操作に起因してタイトル99がクローズし、動画像データの記録ができなくなる場合に、動画アスペクト比を変更しないで記録を行うようにする。 【0063】 図5は、第4の実施の形態における制御部301で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【0064】 まずステップS701において、動画記録モードを起動する。つぎにステップS702において、記録対象タイトルがタイトル99であるか否かをチェックする。その結果、記録対象タイトルがタイトル99でないならば、ステップS703に進み、ユーザが設定したアスペクト比に基づいて起動する。そして、本起動処理を終了する。 【0065】 一方、記録対象タイトルがタイトル99であるならば、ステップS704に進み、タイトル99において適用されているアスペクト比と、ユーザが設定したアスペクト比とが一致しているか否かをチェックする。その結果、一致していればステップS703へ進む。一方、不一致であればステップS705へ進み、ユーザ設定の動画アスペクト比には従わない旨を表す警告メッセージを表示部315に表示し、ステップS706へ進む。 【0066】 ステップS706では、タイトル99において適用されているアスペクト比と同じ画像アスペクト比で起動する。そして、本起動処理を終了する。 【0067】 以上のような起動処理によって、DVDビデオ規格に対応したDVDビデオカメラにおいて、動画アスペクト比の変更に伴い、動画像データを記録できない状態に陥った場合、ユーザ設定の動画アスペクト比には従わない旨を表す警告メッセージを表示する。それとともに、ユーザ設定の動画アスペクト比ではなく、タイトル99において適用されているアスペクト比と同じ画像アスペクト比で起動する。これにより、DVDディスク上に空き領域があるにも拘らず、動画像データが記録できない状態になることを回避することができる。 【0068】 なお、第4の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、フォトムービーへの対応を行うようにしてもよい。 【0069】 また、本実施の形態では、ユーザによって動画アスペクト比の変更操作が行われ、これによって、動画像データを記録できない状態に陥った場合を例に挙げて説明した。しかし、これに代わって、動画像データの圧縮符号化形式・解像度や、音声データの圧縮符号化形式・チャネル数をユーザ操作によって変更し、これによって、動画像データを記録できない状態に陥った場合に対しても同様に適用できる。 【0070】 〔他の実施の形態〕 また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。 【0071】 この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 【0072】 また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。 【0073】 また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。 【0074】 さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。 【図面の簡単な説明】 【0075】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置を含むDVDビデオカメラの構成を示すブロック図である。 【図2】図1に示す制御部で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【図3】第2の実施の形態における制御部で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【図4】第3の実施の形態における制御部で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【図5】第4の実施の形態における制御部で実行される起動処理の手順を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0076】 301 制御部 302 レンズ 303 撮像素子 304 信号処理部 305 MPEG2符号化/復号化部 306 JPEG符号化/復号化部 307 サブピクチャ符号化/復号化部 308 マイク 309 スピーカ 310 音声信号符号化/復号化部 311 ディスク制御部 312 DVDディスク 313 フラッシュメモリ 314 メモリ 315 表示部 316 データバス
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100125254 【弁理士】 【氏名又は名称】別役 重尚
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| 【公開番号】 |
特開2008−11458(P2008−11458A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−182522(P2006−182522) |
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