| 【発明の名称】 |
画像読取装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】下川 知美
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| 【要約】 |
【課題】原稿の画像を読取る際の背景色を切り替えることができると共に、裏写り防止処理や下地色除去処理を速やかに行うことができる画像読取装置を提供する。
【構成】画像読取装置100は、給紙される原稿等の画像を読み取る画像読取ユニット11と、画像読取ユニット11の下方近傍に設けられた背景部材19とを備える。背景部材19は、移動手段によって副走査方向に移動され、画像読取ユニット11の画像読取光路上に位置する背景色を白又は黒に切り替える。画像読取ユニット11の画像読取光路上の背景部材の色が白であるときは、白色部材用の下地色除去用補正係数テーブルを参照して補正係数を決定し、背景部材の色が黒であるときは、黒色部材用の下地色除去用補正係数テーブルを参照して補正係数を決定する。その後、決定された補正係数及び入力値を用いて出力値を算出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 搬送される原稿を読み取る画像読取部と、 前記画像読取部によって読み取られた画像データに含まれる周辺部である背景色を形成するべく前記画像読取部と対向するように配置され且つ白色及び白色以外の色を有する複数の部材で構成される背景部材を有し、前記複数の部材のうちの少なくとも1つを移動させることにより前記背景色を切り替える背景色切替部と、 前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色に応じて、読取った画像データに対して施される画像処理の強度を決定する決定手段とを備えることを特徴とする画像読取装置。 【請求項2】 前記画像処理は下地色除去処理であり、前記決定手段は、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色に応じて、読取った画像データに対して施される前記下地色除去処理の強度を決定することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。 【請求項3】 前記下地色除去処理の強度は予め設定された補正係数に基づいて決定され、前記補正係数は、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色に対応した値であることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。 【請求項4】 前記補正係数は、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色が白であるときの値又は前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色が黒であるときの値であることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。 【請求項5】 前記複数の部材は、黒色背景部材及び白色背景部材であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。 【請求項6】 前記画像処理は裏写り防止処理であり、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色に応じて、読取った画像データに対して施される前記裏写り防止処理の強度を決定することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 【請求項7】 搬送される原稿を読み取る画像読取部と、 前記画像読取部によって読み取られた画像データに含まれる周辺部である背景色を形成するべく前記画像読取部と対向するように配置され且つ白色及び白色以外の色を有する複数の部材で構成される背景部材を有し、前記複数の部材のうちの少なくとも1つを移動させることにより前記背景色を切り替える背景色切替部と、 搬送される原稿の紙厚を検知する紙厚検知部と、 前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色及び前記紙厚検知部が検知した紙厚に応じて、読取った画像データに対して施される画像処理の強度を決定する決定手段とを備えることを特徴とする画像読取装置。 【請求項8】 前記画像処理は下地色除去処理であり、前記決定手段は、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色及び前記紙厚検知部が検知した紙厚に応じて、読取った画像データに対して施される前記下地色除去処理の強度を決定することを特徴とする請求項7記載の画像読取装置。 【請求項9】 前記決定手段は、前記紙厚検知部が検知した紙厚が薄い程前記下地色除去処理の強度を大きくし、前記紙厚検知部が検知した紙厚が厚い程前記下地色除去処理の強度を小さくすることを特徴とする請求項8記載の画像読取装置。 【請求項10】 前記下地色除去処理の強度は予め設定された補正係数に基づいて決定され、前記補正係数は、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色及び前記紙厚検知部が検知する紙厚に対応した値であることを特徴とする請求項8又は9記載の画像読取装置。 【請求項11】 前記補正係数は、白色の背景部材に対応する値又は黒色の背景部材に対応する値であることを特徴とする請求項10記載の画像読取装置。 【請求項12】 前記背景部材は、黒色の背景部材と白色の背景部材とで構成されることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置。 【請求項13】 前記画像処理は裏写り防止処理であり、前記画像読取部が原稿を読み取る際に前記画像読取部に対向する前記背景部材の色及び前記紙厚検知部が検知した紙厚に応じて、読取った画像データに対して施される前記裏写り防止処理の強度を決定することを特徴とする請求項7記載の画像読取装置。 【請求項14】 前記紙厚検知部は、センサ発信部とセンサ受信部とを有することを特徴とする請求項7乃至13のいずれか1項に記載の画像読取装置。 【請求項15】 前記紙厚検知部は赤外線センサであることを特徴とする請求項14記載の画像読取装置。 【請求項16】 前記紙厚検知部は超音波センサであることを特徴とする請求項14記載の画像読取装置。 【請求項17】 前記強度は外部から設定可能であることを特徴とする請求項7乃至16のいずれか1項に記載の画像読取装置。 【請求項18】 搬送される原稿を読み取る画像読取部と、 前記画像読取部によって読み取られた画像データに含まれる周辺部である背景色を形成するべく前記画像読取部と対向するように配置され且つ白色及び白色以外の色を有する複数の部材で構成される背景部材を有し、前記複数の部材のうちの少なくとも1つを移動させることにより前記背景色を切り替える背景色切替部と、 搬送される原稿の紙厚を検知する紙厚検知部と、 前記画像読取部によって読取られた画像データに対して施される画像処理の種類を選択する選択手段とを備え、 前記背景色切替部は、前記選択手段により選択された画像処理の種類に応じて前記背景色を切り替えることを特徴とする画像読取装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、画像読取装置に関し、特に、両面に画像が形成された原稿を読み取る際の裏写り防止及び下地色除去を行う画像読取装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、スキャナ、ファックス等の画像読取装置では、画像を読み取る際の背景色を形成すべく、画像読取部に対向する背景部材が設けられている。この背景部材の色として、原稿読取り時に白色を精度良く読取るために、原稿と同系色である白色が主として用いられる。 【0003】 ここで、背景部材として白色背景部材を用いると、両面原稿を読取る際に、特に紙厚の薄い原稿では裏面の記載内容が表面に透けてしまう、いわゆる裏写りが発生する。この問題を解消するために、色成分のヒストグラムを作成し、ヒストグラムを用いて読取り画像から除去する色を検出し、該検出結果に応じて画像処理を行っている。これにより、読取り画像における裏写りを防止することができる。 【0004】 一方、黒色背景部材を使用して画像を読取った場合は、コントラストが低下するため、読取り画像の余白部が暗くなってしまうという問題がある。この問題を解消するべく、余白の色を除去するために上記同様のヒストグラムを用いて下地色除去処理を行っている(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2005−192153号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、従来の画像読取装置では、原稿の読取り画像に基づいて作成されたヒストグラムを用いて検出するため、少なくとも原稿1枚分の画像の読取りが終了するまで下地除去処理を行えないという問題がある。また、従来の画像読取装置において、裏写り防止処理や下地色除去処理を行う際にヒストグラムを用いる場合は、読取った画像を記憶するメモリ以外に、ヒストグラムを作成するためのメモリを持たなくてはならないという問題もある。 【0006】 本発明の目的は、原稿の画像を読取る際の背景色を切り替える操作に応じて、裏写り防止処理や下地色除去処理を適切に行うことができる画像読取装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために、請求項1記載の画像読取装置は、搬送される原稿を読み取る画像読取部と、前記画像読取部によって読み取られた画像データに含まれる周辺部である背景色を形成するべく前記画像読取部と対向するように配置され且つ白色及び白色以外の色を有する複数の部材で構成される背景部材を有し、前記複数の部材のうちの少なくとも1つを移動させることにより前記背景色を切り替える背景色切替部と、前記画像読取部が原稿を読み取る際に画像読取部に対向する背景部材の色に応じて、読取った画像データに対して施される画像処理の強度を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、白色及び白色以外の色を有する複数の部材のうちの少なくとも1つを移動させることにより、読み取られる原稿の画像データに含まれる周辺部である背景色が切り替えられ、画像読取部が原稿を読み取る際に画像読取部に対向する背景部材の色に応じて、読取った画像データに対して施される画像処理の強度が決定されるので、裏写り防止処理や下地色除去処理等の画像処理を行う際の各背景部材の色に応じた適切な画像処理強度を決定することができ、もって原稿の画像を読取る際の背景部材の色を切り替える操作に応じて、裏写り防止処理や下地色除去処理を適切に行うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。 【0010】 (第1の実施の形態) 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す断面図である。 【0011】 図1において、画像読取装置100は、原稿を載置する原稿台12と、原稿台12を上下動させる原稿台モータ1と、原稿台12上の原稿の有無を検知する給紙センサ6と、不図示の動力伝達機構を通じて画像読取装置100の複数のローラを駆動するメインモータ2とを備える。 【0012】 また、画像読取装置100は、給紙クラッチ3と、給紙クラッチ3が動力を伝達したときにメインモータ2により駆動されて原稿を給紙する給紙ローラ13と、メインモータ2により駆動されて原稿台12から給紙ローラ13で取り込まれた原稿のうち最上位の原稿を送る給送ローラ15と、分離クラッチ4と、分離クラッチ4が動力を伝達したときに最上位以外の原稿を搬送方向とは逆に戻しながら分離する分離ローラ14とを備える。また、画像読取装置100は、原稿の先端及び後端を検知するレジストセンサ7と、レジストクラッチ5が動力を伝達したときにメインモータ2により駆動されて原稿を搬送するレジストローラ対16、17と、センサ発信部20a及びセンサ受信部20bを有し且つ原稿先端部の紙厚を検知する紙厚検知部20とを備える。さらに、画像読取装置100は、給紙される原稿等の画像を読み取る画像読取ユニット11と、画像読取ユニット11の上流側で原稿の先端及び後端を検知する原稿検知センサ2gと、後述するCPU3c等が設けられたコントローラ基板18と、画像読取ユニット11の下方近傍に設けられた背景部材19と、メインモータ2の駆動により原稿を搬送する搬送ローラ2a〜2dと、原稿が排出される排紙部の近傍に設けられ、原稿の先端及び後端を検知する排紙センサ9とを備える。 【0013】 図2は、図1における画像読取ユニット11の内部構成及びその周辺部を示す図である。 【0014】 図2に示すように、画像読取ユニット11は、LED光源11a、セルフォックレンズ11b、及びラインセンサ11cで構成され、LED光源11aで原稿表面を照射し、その反射光をセルフォックレンズ11bを介してラインセンサ11cに入射させることにより原稿表面の画像を読み取る。また、背景部材19は、画像読取ユニット11によって読み取られる原稿の画像データに含まれる周辺部である背景色を形成するべく画像読取ユニット11に対向するように配設され、白の色及び黒の色を有する白色部材19a及び黒色部材19bで構成される。背景部材19には後述するCPU3cにより制御される不図示の移動手段が接続されており、移動手段が背景部材19を副走査方向に移動する。原稿が画像読取ユニット11の画像読取光路上にないときには、背景部材19から反射した光がラインセンサ11cに入射する。背景部材19は、移動手段によって副走査方向に移動され、画像読取ユニット11の画像読取光路上に位置する背景部材が白色部材19a又は黒色部材19bに切り替えられる。 【0015】 図3は、図1におけるコントローラ基板18の構成を示すブロック図である。 【0016】 図3において、コントローラ基板18は、画像読取ユニット11の出力をデジタルデータに変換するA/D変換回路3fと、デジタルデータとして読取った画像データを一時的に記憶するRAM3aと、画像読取装置100内で使用されるプログラムや後述する下地色除去処理を実行するためのプログラム等を格納するROM3bと、装置固有の補正データである暗電流データ及び白基準データ等を格納するフラッシュROM(FlashROM)3dと、ROM3bに格納されたプログラムに従って画像読取装置100全体を制御するCPU3cと、転送部3eとを備える。 【0017】 転送部3eは、CPU3cがRAM3aに一時的に記憶された画像データを読み出して送信してきたとき、該画像データを、SCSIコントローラ800を介して外部PC(パーソナルコンピュータ)900に転送する。また、転送部3eは、画像読取りを指示するSCSIコマンドが外部PC900からSCSIコントローラ800を介して送信された場合に、SCSIコマンドをCPU3cに転送する。また、CPU3cには、紙厚検知部20が接続されており、紙厚検知部20は検知される紙厚に応じた信号をCPU3cに送信する。 【0018】 図4は、図3におけるCPU3cにより実行される下地色除去処理を示すフローチャートである。 【0019】 図4において、まず、画像読取ユニット11の画像読取光路上に白色部材19aが位置しているか否か、すなわち、画像読取光路上の背景部材が白色部材19aに切り替えられているか否かを判別し(ステップS41)、白色部材に切り替えられているときは、後述する図5(a)に示すような白色部材用の下地色除去用補正係数テーブル(以下、単に「白色用テーブル」という)402を参照して補正係数(γR,γG,γB)を決定し(ステップS42)、背景部材が白色部材19aに切り替えられていないとき、すなわち、背景部材が黒色部材19bに切り替えられているときは、後述する図5(b)に示すような黒色部材用の下地色除去用補正係数テーブル(以下、単に「黒色用テーブル」という)403を参照して補正係数(γR,γG,γB)を決定する(ステップS43)。その後、決定された補正係数及び入力値R,G,Bを用いて、以下に示す計算式(1)から出力値(強度)R’,G’,B’を算出し(ステップS44)、本処理を終了する。ここで、R,G,Bは、0〜255の値を取り得るものとする。 【0020】 【数1】
【0021】 図5は、図4の下地色除去処理で参照される下地色除去用補正係数テーブルであり、(a)は、白色用テーブル402であり、(b)は、黒色用テーブル403である。 【0022】 図5(a)及び(b)に示すように、画像読取光路上の背景部材の色が白である場合は、白色用テーブル402により、補正係数(γR,γG,γB)が白色用補正係数(γWR,γWG,γWB)と決定される。また、画像読取光路上の背景部材の色が黒である場合は、黒色用テーブル403により、補正係数(γR,γG,γB)が黒色用補正係数(γBR,γBG,γBB)と決定される。 【0023】 図6は、三原色のうちの1色についての入力値(R,G,B)に対する出力値(R’,G’,B’)の関係を示す図であり、(a)は、黒色部材19bを使用した場合であり、(b)は、白色部材19aを使用した場合である。なお、この補正曲線は、三原色の各々について別個のものが適用される。 【0024】 図6(a)及び(b)に示すように、下地色除去の処理強度を強めるために黒色部材19bを使用した場合の補正係数は、白色部材19aを使用した場合の補正係数より大きく補正される。これは、黒色部材19bを使用した場合はコントラストが低くなり、読取り画像は全体的に暗い(灰色に近い)データとなるためである。すなわち、黒色部材19bを使用した場合の入力値R,G,Bは、白色部材19aを使用した場合より小さくなる。 【0025】 これに対し、画像読取り時に白色部材19aを使用した場合は、大きい補正を行うといわゆる白とびが発生し、精度の良い画像データではなくなる可能性がある。また、白とびが発生しないように画像データの数値を下げてから大きい補正を行うと、裏面の印刷文字等が透けて見える裏写りが発生する。したがって、白色部材19aを使用した場合の補正係数は、小さく補正される。 【0026】 ここで、入力値R,G,Bを用いて(R*G*B)を算出し、黒色部材19bの使用時を(R*G*B)b、白色部材19aの使用時を(R*G*B)wとすると、読取り画像全体として、ほぼ(R*G*B)b≦(R*G*B)wなる関係を示す。このことから、補正を行うための上記計算式(1)を参照すると、下地色を原稿色の白に近づけるためには、補正係数γR,γG,γBを大きくする必要があることが分かる。したがって、黒色用補正係数(γBR,γBG,γBB)は、白色用補正係数(γWR,γWG,γWB)より大きい値に設定される。 【0027】 図7は、白色部材使用時において、入力値R,G,BをR=G=Bとし且つ補正係数γを所定値としたときの、入力値(R,G,B)に対する下地色除去処理後の出力値R’,G’,B’の関係を示す図である。 【0028】 図7において、補正係数γにグループ1(=0,60,80,100,120)の値を代入したときの各グラフを(1)〜(5)で表し、グループ2(=140,170,200,255)の値を代入したときの各グラフを(6)〜(9)で表す。本実施の形態では、白色部材19aを用いて画像を読取る場合は、グラフ(1)〜(5)で示す範囲の出力値を取り得るように構成され、黒色部材19bを用いて画像を読取る場合は、グラフ(6)〜(9)で示す範囲の出力値を取り得るように構成される。 【0029】 なお、補正係数γを使用者が選択可能な構成としてもよく、この場合は、背景部材の色に応じて選択可能な範囲を制限してもよい。また、白色部材12aを背景部材として用いて画像の読取りを行うために、補正係数γとしてグループ1のいずれかの値が設定されている場合に、黒色部材12bを用いるように切替えられたときは、補正係数γを自動的にグループ2のいずれかの値に変更するように構成されてもよい。またその逆に、黒色部材12bから白色部材12aに切替えられたときに、補正係数γをグループ2のいずれかの値からグループ1のいずれかの値に自動的に変更するように構成されてもよい。 【0030】 本実施の形態によれば、白色部材19a及び黒色部材19bで構成される背景部材19を移動させることにより、原稿を読み取った画像データに含まれる周辺部である背景色が切り替えられ、画像読取ユニット11が原稿を読み取る際に画像読取ユニット11に対向する背景部材19の色に応じて、白色用テーブル402又は黒色用テーブル403を用いて補正係数を決定し、決定された補正係数及び入力値を用いて出力値が算出されるので、下地色除去処理を行う際の補正係数を背景部材の色に応じた適切な値に決定することができ、もって原稿の画像を読取る際の背景部材の色を切り替える操作に応じて、下地色除去処理を適切に行うことができる。 【0031】 (第2の実施の形態) 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置により実行される下地色除去処理を示すフローチャートである。尚、本第2の実施の形態は、その構成が上記第1の実施の形態と同一であり、本第1の実施の形態における下地色除去処理に紙厚判定処理を追加したものである。 【0032】 図8において、まず、 紙厚検知部20の発信部の発信信号強度を測定する(ステップS81)。例えば、原稿が存在しない状態で受信部が受信した受信信号強度に基づいて発信部の発信信号強度を測定する。次に、原稿を搬送すると共に発信部から原稿に超音波を発信し、原稿を透過した超音波を受信部により受信し、受信した超音波に基づいて受信信号強度を測定する(ステップS82)。その後、発信信号強度に対する受信信号強度の比(又は発信信号強度と受信信号強度との差分)を算出する。又は、発信信号強度が標準値から変動した度合に応じて受信信号強度を補正する(ステップS83)。尚、発信信号強度の使用環境による変動や経時変化が少ないと予想される場合は、補正しない受信信号強度そのものを用いてもよい。その後、原稿の紙厚に対する上述の比、差分又は受信信号強度が記憶されている基準データテーブル804を参照し、上述の比、差分又は補正後の受信信号強度に基づいて原稿の紙厚を決定する(ステップS84)。基準データテーブル804は、後述する図10のようなグラフで表され、図10の基準データテーブルを用いた場合は、補正後の受信信号強度から紙厚(a,b,c,・・・)が決定される。上述の比又は差分を用いる場合は、基準データテーブルは夫々別のテーブルとなる。 【0033】 次に、画像読取ユニット11の画像読取光路上に白色部材19aが位置しているか否か、すなわち、画像読取光路上の背景部材が白色部材19aに切り替えられているか否かを判別し(ステップS85)、白色部材に切り替えられているときは、後述する図11(a)に示すような白色用テーブルを参照して、ステップS84で決定された紙厚に基づいて補正係数(γR,γG,γB)を決定する(ステップS86)。背景部材が黒色部材19bに切り替えられているときは、後述する図11(b)に示すような黒色用テーブルを参照して、ステップS84で決定された紙厚に基づいて補正係数(γR,γG,γB)を決定する(ステップS87)。その後、決定された補正係数及び入力値R,G,Bを用いて、上記計算式(1)から出力値R’,G’,B’を算出し(ステップS88)、本処理を終了する。 【0034】 図9は、図3における紙厚検知部20として超音波センサを用いた場合における紙厚検知部20及びCPU3cの概略構成を示したブロック図である。 【0035】 図9において、101は検知対象となる原稿であり、102は超音波発信手段であり、原稿101に対して超音波を発信する。103は超音波受信手段であり、超音波発信手段102から発信された超音波を受信する。超音波受信手段103は、原稿101を透過した超音波を受信するべく、原稿101の搬送路を挟んで超音波発信手段102に対向するように設置される。104は制御手段であり、超音波発信信号としてパルス信号を後述の駆動手段105に供給する。駆動手段105は、制御手段104より供給されたパルス信号を増幅し、増幅されたパルス信号を出力して超音波発信手段102を駆動する。超音波発信手段102は、増幅されたパルス信号に応じた超音波を超音波受信手段103に発信する。上記超音波発信手段102及び超音波受信手段103は、紙厚検知部20のセンサ発信部20a及びセンサ受信部20bに相当する。 【0036】 106は信号増幅手段であり、超音波受信手段103から出力された超音波受信信号を増幅し、増幅された超音波受信信号を後述のA/D変換器107に出力する。これは、超音波受信手段103の出力する超音波受信信号の振幅が小さく、超音波発信手段102と超音波受信手段103との間に原稿101が介在すると超音波発信手段102から発信された超音波が減衰するため、微弱な信号となる超音波受信信号を増幅して、紙厚の判定が可能な振幅まで引き上げる。 【0037】 107は、A/D変換器であり、信号増幅手段106によって増幅された超音波受信信号(アナログ信号)を、デジタル信号に変換して信号解析手段108へ出力する。尚、超音波受信信号を検波して生成した受信検波信号を、A/D変換器107でデジタル信号に変換してもよい。108は信号解析手段であり、超音波受信強度を表すデジタル化された超音波受信信号の振幅又はデジタル化された受信検波信号を解析し、解析結果を紙厚判定手段109に出力する。109は紙厚判定手段であり、信号解析手段108から出力された解析結果に基づいて紙厚を判定する。 【0038】 図10は、図8のステップS84で参照される基準データテーブル804をグラフとして示した図である。超音波受信強度は、超音波発信強度等の環境による変動等を考慮した補正がなされているものとする。 【0039】 図10において、超音波受信手段103が原稿を透過した超音波を受信した場合において、紙厚が厚い原稿の超音波受信強度は、紙厚が薄い原稿の超音波受信強度より減衰が大きくなるため、紙厚は例えば範囲cにあたるような小さい値となる。したがって、超音波受信手段103が受信した超音波の超音波受信強度と基準データテーブル804に含まれる値とを波形解析手段108で比較することにより、原稿101の紙厚の範囲を判定することが可能である。また、図8における紙厚判定処理は、原稿の先頭から画像読み取りが数ライン分行われる範囲にあたる原稿の先端部を透過する超音波の超音波受信強度を用いるのが好ましい。 【0040】 図11は、図8のステップS86又はステップS87で参照される下地色除去用補正係数テーブルであり、(a)は、白色用テーブルであり、(b)は、黒色用テーブルである。 【0041】 図11(a)及び図11(b)に示すように、搬送される原稿の紙厚が図9に示すaの範囲にあり、画像読取光路上の背景部材の色が白である場合は、白色用テーブル806により、補正係数(γR,γG,γB)が白色用補正係数(γaWR,γaWG,γaWB)と決定される。また、搬送される原稿の紙厚が図9に示すaの範囲にあり、画像読取光路上の背景部材の色が黒である場合は、黒色用テーブル807により、補正係数(γR,γG,γB)が黒色用補正係数(γaBR,γaBG,γBB)と決定される。同様に、搬送される原稿の紙厚が図9に示す範囲b,範囲cである場合であり、画像読取光路上の背景部材の色が白である場合は、白色用補正係数は夫々(γbWR,γbWG,γbWB),(γcWR,γcWG,γcWB),と決定される。また、搬送される原稿の紙厚が図9に示す範囲b,範囲cである場合であり、画像読取光路上の背景部材の色が黒である場合は、黒色用補正係数は夫々(γbBR,γbBG,γbBB),(γcBR,γcBG,γcBB),と決定される。 【0042】 上記補正係数は、紙厚が厚い程小さくなるように設定され、紙厚が薄い程大きくなるように設定される。具体的には、各補正係数の値は、γaWR>γbWR>γcWR,γaWG>γbWG>γcWG,γaWB>γbWB>γcWBの関係、又はγaBR>γbBR>γcBR,γaBG>γbBG>γcBG,γaBB>γbBB>γcBBの関係を有する。 【0043】 本実施の形態によれば、白色部材19a及び黒色部材19bで構成される背景部材19を移動させることにより、原稿を読み取った画像データに含まれる周辺部である背景色が切り替えられ、紙厚検知部20により搬送される原稿の紙厚が検知され、画像読取ユニット11が原稿を読み取る際に画像読取ユニット11に対向する背景部材19の色及び紙厚検知部20が検知した紙厚に応じて、白色用テーブル806又は黒色用テーブル807を用いて補正係数を決定し、決定された補正係数及び入力値を用いて出力値が算出されるので、下地色除去処理を行う際に用いる適切な補正係数を決定することができ、もって原稿の画像を読取る際の背景部材を切り替える操作に応じて、下地色除去処理を適切に行うことができる。 【0044】 (第3の実施の形態) 図12は、第3の実施の形態に係る画像読取装置の紙厚検知部及びCPUの概略構成を示したブロック図である。第2の実施の形態では、紙厚検知部に超音波発信手段102及び超音波受信手段103が設けられているが、本実施の形態では、紙厚検知部として赤外線センサが設けられる。他の構成は、第2の実施の形態と同一である。 【0045】 図12において、112は、赤外線照射手段である赤外発光ダイオード(赤外LED)であり、原稿101に対して赤外線を照射する。113は赤外線受光手段としての赤外フォトトランジスタであり、赤外発光ダイオード112の照射する赤外線を受光する。赤外フォトトランジスタ113は、原稿101を透過した赤外線を受光するべく、原稿101の搬送路を挟んで赤外発光ダイオード112と対向するように設置される。上記赤外発光ダイオード112及び赤外フォトトランジスタ113は、紙厚検知部20のセンサ発信部20a及びセンサ受信部20bに相当する。 【0046】 尚、赤外フォトトランジスタは、受光素子である赤外フォトダイオードに変更されてもよい。この場合は、受光出力が微小であるため信号増幅手段116を使用することが必要である。赤外フォトトランジスタ113を使用する場合は、信号増幅手段116を省略してもよい。 【0047】 114は制御手段であり、赤外線を発光するためのアナログ信号、或いはON/OFF信号を駆動手段115に供給する。駆動手段115は、制御手段114より供給されたアナログ信号、或いはON/OFF信号に基づいて、赤外発光ダイオード112を発光させる。 【0048】 A/D変換器117は、赤外線受光信号(アナログ信号)を、デジタル信号に変換して信号解析手段118に対して出力する。信号解析手段108は、A/D変換器117でデジタル化された赤外線受光信号を解析し、解析結果を紙厚判定手段109に出力する。 【0049】 図13は、本実施の形態に係る画像読取装置により実行される下地色除去処理を示すフローチャートである。 【0050】 図13において、まず、赤外発光ダイオード112から原稿に赤外線を照射し、 原稿を透過した赤外線を赤外フォトトランジスタ113により受光し、受光した赤外線に基づいて受信信号強度を測定し(ステップS131)、その後、原稿の紙厚に対する受信信号強度が記憶されている基準データテーブル1320を参照し、受信信号強度に基づいて原稿の紙厚を決定する(ステップS132)。基準データテーブル1320は、図10と同様のグラフで表され、受信信号強度から紙厚(a,b,c,・・・)が決定される。 【0051】 次に、画像読取ユニット11の画像読取光路上に白色部材19aが位置しているか否か、すなわち、背景部材の色が白であるか否かを判別し(ステップS133)、背景部材の色が白であるときは、図11(a)と同様の白色用テーブル1340を参照して、ステップS132で決定された紙厚に基づいて補正係数(γR,γG,γB)を決定し(ステップS134)、背景部材の色が白でないとき、すなわち、背景部材の色が黒であるときは、図11(b)と同様の黒色用テーブル1350を参照して、ステップS132で決定された紙厚に基づいて補正係数(γR,γG,γB)を決定する(ステップS135)。その後、決定された補正係数及び入力値R,G,Bを用いて、上記計算式(1)から出力値R’,G’,B’を算出し(ステップS136)、本処理を終了する。 【0052】 本実施の形態によれば、紙厚検知部120により搬送される原稿の紙厚が検知され、画像読取ユニット11が原稿を読み取る際に画像読取ユニット11に対向する背景部材19の色及び紙厚検知部120が検知した受信信号強度に基づく紙厚に応じて、白色用テーブル1340又は黒色用テーブル1350を用いて補正係数を決定し、決定された補正係数及び入力値を用いて出力値が算出されるので、下地色除去処理を行う際に用いる適切な補正係数を決定することができ、もって原稿の画像を読取る際の背景部材を切り替える操作に応じて、下地色除去処理を適切に行うことができる。 【0053】 上記実施の形態では、画像処理として下地色除去処理を実行しているが、これに限るものではなく、画像処理として裏写り防止処理を実行し、紙厚や背景部材の色に応じて裏写り防止処理に用いる補正係数を変更するようにしてもよい。 【0054】 また、使用者が下地色除去処理及び裏写り防止処理のいずれかを選択した場合に、各処理に適した背景色を形成するべく背景部材を自動的に移動させてもよい。また、各処理における補正係数を、外部PCや不図示の入力装置等により外部から決定又は変更するよう構成されてもよい。 【0055】 上記実施の形態では、背景部材は、移動手段によりCPU等の制御で自動的に移動するが、使用者により手動で移動するように構成されてもよい。また、この場合、使用者に背景部材の移動を手動で行う旨の指示を表示手段に表示するように構成してもよい。 【0056】 また、背景部材19は、白色部材19a及び黒色部材19bからなるが、これに限るものではなく、白色及び白色以外の色を有する複数の部材で構成されてもよい。 【0057】 また、背景部材19は、駆動部106が駆動することにより不図示の移動機構を介して副走査方向に移動し、画像読取ユニット11の画像読取光路上に位置する背景部材の色を白又は黒に切り替えるが、これに限るものではなく、白色及び白色以外の色を有する複数の部材のうちの少なくとも1つを移動させることにより背景色を切り替えてもよい。また、板状の部材に、白色又は黒色のフィルム状部材を貼付してもよいし、白色又は黒色の塗装を行ってもよい。このように構成した場合には、フィルム状部材及び塗装自体も、背景部材とみなすものとする。 【0058】 また、上記実施の形態では、原稿が存在しない状態で受信部が受信した受信信号強度に基づいて発信部の発信信号強度を測定するが、これに限るものではなく、発信部に印加する信号強度から発信信号強度を測定してもよい。 【0059】 また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体を画像読取装置に供給し、その画像読取装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出して実行することによっても、達成される。 【0060】 この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。 【0061】 また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。 【0062】 コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することにより、上述した上記実施の形態の機能が実現されだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動するOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0063】 さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。 【図面の簡単な説明】 【0064】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す断面図である。 【図2】図1における画像読取ユニットの内部構成及びその周辺部を示す図である。 【図3】図1におけるコントローラ基板の構成を示すブロック図である。 【図4】図3におけるCPUにより実行される下地色除去処理を示すフローチャットである。 【図5】図4の下地色除去処理で参照される下地色除去用補正係数テーブルであり、(a)は、白色用テーブルであり、(b)は、黒色用テーブルである。 【図6】三原色のうちの1色についての入力値R,G,Bに対する出力値R’,G’,B’の関係を示す図であり、(a)は、黒色部材を使用した場合であり、(b)は、白色部材を使用した場合である。 【図7】白色部材使用時において、入力値R,G,BをR=G=Bとし且つ補正係数γを所定値としたときの、入力値(R,G,B)に対する下地色除去処理後の出力値R’,G’,B’の関係を示す図である。 【図8】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置により実行される下地色除去処理を示すフローチャートである。 【図9】図3における紙厚検知部として超音波センサを用いた場合における紙厚検知部及びCPUの概略構成を示したブロック図である。 【図10】図8のステップS84で参照される基準データテーブルをグラフとして示した図である。 【図11】図8のステップS86又はステップS87で参照される下地色除去用補正係数テーブルであり、(a)は、白色用テーブルであり、(b)は、黒色用テーブルである。 【図12】第3の実施の形態に係る画像読取装置の紙厚検知部及びCPUの概略構成を示したブロック図である。 【図13】第3の実施の形態に係る画像読取装置により実行される下地色除去処理を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0065】 3c CPU 11 画像読取ユニット 19 背景部材 19a 白色部材 19b 黒色部材 20 紙厚検知部 20a センサ発信部 20b センサ受信部 100 画像読取装置 102 超音波発信手段 103 超音波受信手段
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| 【出願人】 |
【識別番号】000104652 【氏名又は名称】キヤノン電子株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100125254 【弁理士】 【氏名又は名称】別役 重尚
【識別番号】100118278 【弁理士】 【氏名又は名称】村松 聡
【識別番号】100138922 【弁理士】 【氏名又は名称】後藤 夏紀
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| 【公開番号】 |
特開2008−11450(P2008−11450A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−182462(P2006−182462) |
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