| 【発明の名称】 |
撮像システム及びその撮像方法、並びに画像サーバ及びその画像処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】石橋 昭次
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| 【要約】 |
【課題】撮影範囲内の被写体の位置を容易に特定することができる撮像システムを提供する。
【構成】撮像システム100は、撮影した被写体の動画像を取得するカメラサーバ400aと、カメラサーバ400aに接続されたビューアPC300aとを備える。ビューアPC300aは、被写体のレイアウト情報を取得し、取得したレイアウト情報に対応する画像上において、カメラサーバ400aの取り付け位置や方角等を設定したカメラレイアウトを作成する。ビューアPC300aは、カメラサーバ400aから配信された動画像をリアルタイムで表示するライブ表示の際に、カメラサーバ400aの撮影時刻情報に基づいた同期がなされているカメラレイアウト及び動画像を同時に表示するカメラレイアウト付きでの動画像再生を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置と、画像を記憶する画像サーバとを備える撮像システムにおいて、 前記撮像装置は、 当該撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報を前記撮影画像に関連付けて取得する撮像装置情報取得手段と、 前記撮影画像及び前記撮像装置情報を前記画像サーバに送信する送信手段とを備え、 前記画像サーバは、 前記撮像装置から受信した撮影画像を記憶する画像記憶手段と、 前記撮像装置から受信した前記撮像装置情報を前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報と共に記憶する情報記憶手段と、 前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶手段と、 前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成手段と、 前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期手段とを備えることを特徴とする撮像システム。 【請求項2】 前記同期させた撮影範囲画像及び前記撮影画像の少なくとも一方を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1記載の撮像システム。 【請求項3】 前記撮像装置は、前記取得した撮影画像の変化に基づいて前記被写体内の動体を特定し、当該特定した動体を前記被写体の中心となるように当該動体の追尾撮影を行うべく、前記撮像装置の姿勢及び前記撮影レンズの焦点距離を制御する動体追尾手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像システム。 【請求項4】 前記撮像装置と同様の撮像装置を複数備え、前記撮影範囲画像生成手段は、前記複数の撮像装置が追尾撮影した前記被写体内の動体の位置を前記レイアウトに投影させることを特徴とする請求項3記載の撮像システム。 【請求項5】 撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置と、画像を記憶する画像サーバとを備える撮像システムの撮像方法であって、 前記撮像装置において、 当該撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報を前記撮影画像に関連付けて取得する撮像装置情報取得ステップと、 前記撮影画像及び前記撮像装置情報を前記画像サーバに送信する送信ステップとを実行し、 前記画像サーバにおいて、 前記撮像装置から受信した撮影画像を記憶する画像記憶ステップと、 前記撮像装置から受信した前記撮像装置情報を前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報と共に記憶する情報記憶ステップと、 前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶ステップと、 前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成ステップと、 前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期ステップとを実行することを特徴とする撮像方法。 【請求項6】 撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置に接続され、画像を記憶する画像サーバであって、 前記撮像装置から受信した撮影画像と、前記撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報と、前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報とを互いに関連付けて記憶する画像記憶手段と、 前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶手段と、 前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成手段と、 前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期手段とを備えることを特徴とする画像サーバ。 【請求項7】 前記同期させた撮影範囲画像及び前記撮影画像の少なくとも一方を表示する表示装置に接続されることを特徴とする請求項6記載の画像サーバ。 【請求項8】 前記撮像装置は、前記取得した撮影画像の変化に基づいて前記被写体内の動体を特定し、当該特定した動体を前記被写体の中心となるように当該動体の追尾撮影を行うべく、前記撮像装置の姿勢及び前記撮影レンズの焦点距離を制御する動体追尾手段を備えることを特徴とする請求項6又は7記載の画像サーバ。 【請求項9】 前記撮像装置と同様の撮像装置を複数備え、前記撮影範囲画像生成手段は、前記複数の撮像装置が追尾撮影した被写体内の動体の位置を前記レイアウトに投影させることを特徴とする請求項8記載の画像サーバ。 【請求項10】 撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置に接続され、画像を記憶する画像サーバの画像処理方法であって、 前記撮像装置から受信した撮影画像と、前記撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報と、前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報とを互いに関連付けて記憶する画像記憶ステップと、 前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶ステップと、 前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成ステップと、 前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、撮像システム及びその撮像方法、並びに画像サーバ及びその画像処理方法に関し、特に、撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置と、画像を記憶する画像サーバとを備える撮像システム及びその撮像方法、並びに画像サーバ及びその画像処理方法に関する。 【背景技術】 【0002】 特許文献1では、撮像装置の遠隔制御方法が提案されている。この方法では、撮像装置であるカメラ装置の撮影範囲である映像枠をパノラマ画像上で移動可能に表示し、この映像枠が移動した後の位置に基づいてカメラ装置を制御するための制御データを生成することにより、カメラ装置の遠隔制御を行う。 【0003】 特許文献2では、所望の被写領域を地図上で毎回指示することをなくすことができる地図情報連動カメラの制御システムが提案されている。このシステムでは、カメラのズーム、フォーカス、及び姿勢からなる制御パラメータを記憶し、これらの記憶した制御パラメータを用いることで制御パラメータを変更可能に構成されている。これにより、カメラを所定の被写体方向に向けて撮影することが簡便となる。 【0004】 特許文献3では、撮像装置の制御方法が提案されている。この方法では、予め設定されたパラメータに従って取得した少なくとも1つ以上の画像情報を、そのパラメータと対応付けて記憶し、該記憶した画像情報に対応する画像を表示装置に表示しているときにユーザが画像を選択すると、その画像に対応付けて記憶されているパラメータを使用して撮像装置を制御している。 【特許文献1】特開2000−101991号公報 【特許文献2】特開平11−018001号公報 【特許文献3】特開平07−143385号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、上述したような撮像装置を用いて被写体内の動体を追尾撮影する場合には、撮像装置を旋回させるか、又は焦点距離を変化させることにより、撮影範囲を時々刻々と変化させながら撮影を行う必要がある。したがって、ユーザは、このように撮影された被写体の画像を見ただけでは、着目する被写体、例えば動体が各時刻においてどの位置に存在していたのかを把握することが困難である。特に、動体の背景に変化が乏しい場合には、動体の位置を特定することが非常に困難である。 【0006】 そのため、例えば、各階の構造が類似した建造物内への侵入者を監視するためのカメラシステムでは、カメラ撮影した動画像だけで侵入者の建造物内の階数及びその位置を容易に特定することが求められている。これが実現した場合には、例えば、建造物不法侵入犯罪の立証を手間無く実現することが可能になる。 【0007】 本発明の目的は、撮像装置の撮影範囲内の被写体の位置を容易に特定することができる撮像システム及びその撮像方法、並びに画像サーバ及びその画像処理方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記目的を達成するために、本発明の撮像システムは、撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置と、画像を記憶する画像サーバとを備える撮像システムにおいて、前記撮像装置は、当該撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報を前記撮影画像に関連付けて取得する撮像装置情報取得手段と、前記撮影画像及び前記撮像装置情報を前記画像サーバに送信する送信手段とを備え、前記画像サーバは、前記撮像装置から受信した撮影画像を記憶する画像記憶手段と、前記撮像装置から受信した前記撮像装置情報を前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報と共に記憶する情報記憶手段と、前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶手段と、前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成手段と、前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期手段とを備えることを特徴とする。 【0009】 上記目的を達成するために、本発明の撮像システムの撮像方法は、撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置と、画像を記憶する画像サーバとを備える撮像システムの撮像方法であって、前記撮像装置において、当該撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報を前記撮影画像に関連付けて取得する撮像装置情報取得ステップと、前記撮影画像及び前記撮像装置情報を前記画像サーバに送信する送信ステップとを実行し、前記画像サーバにおいて、前記撮像装置から受信した撮影画像を記憶する画像記憶ステップと、前記撮像装置から受信した前記撮像装置情報を前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報と共に記憶する情報記憶ステップと、前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶ステップと、前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成ステップと、前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期ステップとを実行することを特徴とする。 【0010】 上記目的を達成するために、本発明の画像サーバは、撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置に接続され、画像を記憶する画像サーバであって、前記撮像装置から受信した撮影画像と、前記撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報と、前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報とを互いに関連付けて記憶する画像記憶手段と、前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶手段と、前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成手段と、前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期手段とを備えることを特徴とする。 【0011】 上記目的を達成するために、本発明の画像サーバの画像処理方法は、撮像レンズを介して撮影した被写体を撮影画像として取得する撮像装置に接続され、画像を記憶する画像サーバの画像処理方法であって、前記撮像装置から受信した撮影画像と、前記撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報と、前記撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報とを互いに関連付けて記憶する画像記憶ステップと、前記被写体の平面的又は立体的なレイアウトを記憶するレイアウト記憶ステップと、前記撮影時刻情報に応じて前記撮像装置情報を前記レイアウトに投影することにより、前記撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成する撮影範囲画像生成ステップと、前記撮影時刻情報に基づいて前記撮影範囲画像と前記撮影画像とを同期させる同期ステップとを有することを特徴とする。 【発明の効果】 【0012】 本発明によれば、撮像装置の撮影時刻に関する撮影時刻情報に応じて、撮像装置の姿勢情報及び前記撮影レンズの焦点距離情報を含む撮像装置情報を、被写体の平面的又は立体的なレイアウトに投影することにより、撮像装置の撮影範囲に関する撮影範囲画像を生成し、撮影時刻情報に基づいて撮影範囲画像と撮影画像とを同期させる。これにより、撮像装置の撮影範囲内の被写体の位置をレイアウト上で容易に特定することができる。 【0013】 例えば、ユーザは、時々刻々と位置が変化する動体の各時刻における位置を容易に把握することができる。特に、自動で追尾撮影を行った場合でも、動体の各時刻における位置を把握することができる。これにより、例えば建造物不法侵入犯罪の立証や、事故原因の解明が容易になる。すなわち工場設備等の目視確認用に撮像装置を使用している際に、事故などがあった場合、撮像装置のカメラアングルが平面又は立面で確認できるので、事故の詳細分析ができる。また、災害発生時などにおいても、屋内外に設置された撮像装置としての監視カメラの撮影時の画角、アングルなどに応じた詳細な分析が可能になる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 【0015】 図1は、本発明の実施の形態に係る撮像システムの構成を概略的に示すブロック図である。 【0016】 図1において、撮像システム100は、サーバコンピュータ(以下、「サーバPC」という)200と、後述するビューアソフトがインストールされたビューアコンピュータ(以下、「ビューアPC」という)300a,300bと、撮像装置としてのカメラサーバ400a,400b,400bとを備える。 【0017】 サーバPC200、ビューアPC300a、及びカメラサーバ400a〜400cは互いにネットワーク110を介して接続されている。ネットワーク110は、LAN、WAN、又はインターネットなどから成る。また、ビューアPC300aとビューアPC300bは互いに無線回線120を介して接続されている。無線回線120に代えて、有線回線を用いてもよい。 【0018】 カメラサーバ400a〜400cの各々は、撮影レンズ(不図示)を介して撮影した被写体の画像(撮影画像)を取得し、この取得した画像をサーバPCやビューアPC300aにネットワーク110を介して配信する。なお、撮影画像は、デジタルのフルカラー動画像であることが好ましいが、静止画像であってもよいし、モノクロ画像であってもよい。また、カメラサーバ400a〜400cの各々は、水平方向や垂直方向への首振り機能と、ズーム機能とを有する。 【0019】 サーバPC200には、カメラサーバ400a〜400cから配信された画像をハードディスクドライブ(HDD)などの外部メモリに録画すると共に、録画した画像の検索や再生を行うためのソフトウェアがインストールされている。これにより、サーバPC200は、画像を記憶する画像サーバとして機能する。 【0020】 ビューアPC300a,300bの各々には、サーバPC200に記憶されている複数の画像の中から所望の画像を検索すると共に、該複数の画像の中から選択した画像を再生するためのソフトウェア(サーバソフト)がインストールされている。また、ビューアPC300a,300bの各々には、カメラサーバ400a〜400cから配信された画像をリアルタイムで表示するライブ表示(Live表示)を行うためのソフトウェアがインストールされている。さらには、上記サーバソフトの詳細設定を行うためのソフトウェアもインストールされている。以下、これらのソフトウェアを総称してビューワソフト又はビューワアプリケーションという。したがって、カメラサーバ400a〜400cの各々における各種設定は、ビューワアプリケーションを介して行われる。また、ビューアPC300a,300bには撮影対象箇所のレイアウトを表示するソフトウェアもインストールされている。なお、撮影対象箇所のレイアウト情報(平面レイアウト又は立体レイアウト)をハードディスクドライブなどの記憶装置に記憶してもよいし、サーバPC200のHDD211(後述)からレイアウト情報を受信してもよい。 【0021】 図2は、図1におけるサーバPC200の内部構成を概略的に示すブロック図である。なお、図1におけるビューアPC300a,300bも図2のサーバPCと同様の構成を有するのでその説明を省略する。 【0022】 図2に示すように、サーバPC200は、パーソナルコンピュータ(PC)により実現される。具体的には、サーバPC200は、PC本体200aと、キーボード(KB)209と、マウス(不図示)と、表示装置としてのCRTディスプレイ(CRT)210と、ハードディスクドライブ(HDD)211と、HDD211とは別の外部メモリ220とを備える。HDD211には、ネットワークビデオレコーダプログラム212、定義ファイル213、各種テーブル214、撮影対象箇所のレイアウト情報(平面レイアウト又は立体レイアウト)215、及び撮影画像216などが格納される。外部メモリ220は、後述するサーバPC200の動体センサが夜間に動体を検知した時などのイベント発生時の録画用記憶媒体として機能する。 【0023】 また、PC本体200aには、CPU201、RAM202、ROM203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、及び通信I/Fコントローラ208等と、これらを接続するシステムバス204とが収納されている。通信I/Fコントローラ208には、ネットワーク110と接続するためのネットワークI/F(不図示)が接続されている。 【0024】 図3は、図1におけるカメラサーバ400aによって実行される撮影処理のフローチャートである。なお、カメラサーバ400b,400cもカメラサーバ400aと同様に撮影処理を行う。 【0025】 図3において、まず、カメラサーバ400aは、サーバPC200から起動指示がなされるのを待機し、サーバPC200から起動指示を受信したときは(ステップS101でYES)、カメラサーバ400aはサーバPC200からの起動指示に応じて起動する。 【0026】 ステップS102では、カメラサーバ400aは撮影処理を行う。具体的には、サーバPC200を介して設定されたカメラサーバ400aの姿勢情報を特定するパン角及びチルト角での撮影を行う。また、サーバPC200を介して設定されたカメラサーバ400aの撮影レンズの焦点距離情報を特定するズーム倍率でのズーム撮影を行う。さらには、予め内部に格納されている所定のプログラムに従って、被写体内の動体の動きを動体センサ(不図示)で検知し、自動追尾撮影を行う。なお、動体センサは、温度センサなどであってもよい。 【0027】 続くステップS103では、撮影によって取得した被写体の動画像をサーバPC200に格納すると共に、ライブ表示可能なビューアPC300a,300bに配信する。このように、カメラサーバ400aはネットワークカメラとして機能する。また、このとき、カメラサーバ400aは、そのパン角、チルト角、及びズーム倍率の値(以下、「PTZ値」という)をカメラサーバに関する情報を示す撮像装置情報としてビューアPC300a,300b及びサーバPC200に自動的に送信する。 【0028】 ステップS104では、サーバPC200から停止指示がなされたか否かを判別し、停止指示がなされたときは、カメラサーバ400aは動作を停止して、本処理を終了する。一方、停止指示がなされていないときは、ステップS102,S103の撮影処理や動画像配信処理を継続すべく、ステップS102に戻る。 【0029】 図4は、図1におけるサーバPC200によって実行されるカメラサーバ制御処理のフローチャートである。 【0030】 図4において、まず、ステップS201では、カメラサーバ400a〜400cの中から、少なくとも1つの制御すべきカメラサーバ、例えばカメラサーバ400aを選択する。 【0031】 続くステップS202では、選択したカメラサーバ400aに対して起動指示を送信する。また、PTZ値の設定などの、カメラサーバ400aを制御するための制御指示をカメラサーバ400aに対して送信する。 【0032】 ステップS203では、選択したカメラサーバ400aから受信した動画像と、カメラサーバ400aが撮影したときに設定されているPTZ値とを互いに関連付けてHDD211に格納する。この関連付けには、カメラサーバ400aの撮影時刻に関する撮影時刻情報(又は画像フレーム情報)が利用され、この撮影時刻情報もビューアPC300a,300b及びサーバPC200に格納される。これにより、録画が完了する。なお、サーバPC側で設定されているPTZ値を動画像と関連付けるのではなく、撮影動画像と共にカメラサーバの撮影時のカメラサーバ側の実際のPTZ値を逐次受信して関連付けてHDD211に記憶してもよい。このように構成することで、他のアプリケーションソフトでカメラサーバの動きが制御されている場合であっても、以下に示す再生処理を同様に実行することができる。 【0033】 その後、ステップS204では、カメラサーバ400aに対して停止指示を送信して、本処理を終了する。 【0034】 図5は、図1におけるビューアPC300aによって実行される画像再生処理のフローチャートである。なお、ビューアPC300bやサーバPC200もビューアPC300aと同様に画像再生処理を行うことができる。 【0035】 図5において、まず、ステップS301では、ビューワアプリケーションの設定画面上で、カメラサーバ400a〜400cの登録及びそれらに対する基本的な設定などを行う。 【0036】 この際、ビューアPC300aは、CADデータなどの図形データを取り込んだり、画像を読み込んだりすることで、オフィスレイアウト図や建物平面図などをレイアウト情報として取得しハードディスクドライブに記憶する(サーバPC200のHDD211に記憶されたレイアウト情報215を読み込んでもよい)。ビューアPC300aでは、このようにして取得したレイアウト情報に対応する画像上において、登録したカメラサーバ400a〜400cの各々の取り付け位置や方角等を設定することにより、図6に示すようなカメラレイアウト(撮影範囲画像)を作成する。 【0037】 その後、ステップS302では、画像再生を行うか否かを判別する。画像再生を行う場合には、各カメラサーバ400a〜400cから配信された動画像をリアルタイムに表示するライブ表示又は過去に撮影した画像の再生表示を行う(ステップS303)。なお、画像再生を行う場合にライブ表示を行うか否かは、ステップS301において設定してもよいし、また、所定のボタンの押下によりライブ表示などの画像再生開始/停止を選択することもできる。 【0038】 続くステップS304では、カメラサーバ400a〜400cの遠隔操作を行うか否かを判別する。遠隔操作を行わない場合には後述するステップS307に進み、一方、遠隔操作を行う場合には、ステップS301で作成したカメラレイアウトを使用するか否かを判別する(ステップS305a)。 【0039】 カメラレイアウトを使用する場合には(ステップS305aでYES)、図6に示すように、カメラレイアウト上でカメラサーバ400a〜400cのうち、例えば、カメラサーバ400b,400cをマウス等で選択した状態でドラッグすることにより、カメラサーバ400b’,400c’に示す向きに変更すると共に、図6に示す三角形で規定される撮影範囲を変更する。 【0040】 また、カメラレイアウトを使用しない場合には(ステップS305aでNO)、登録したカメラサーバ400a〜400cの各々を遠隔制御するためのカメラコントロールウインドウ(図7)上において、PTZ値に関する設定をマニュアルで即ち直接的に行う(ステップS305b)。 【0041】 ステップS305a,S305bの処理により、選択したカメラサーバの方角や撮影範囲を変更するためのPTZ値が決定される(ステップS306)。このようにして決定したPTZ値は、サーバPC200を介して又は直接的に、対応するカメラサーバに送信され、当該カメラサーバは設定されたPTZ値で動画像の撮影を行いその映像をビューアPC300aに配信する。 【0042】 次に、再生されている動画像と同時にカメラレイアウトを表示するか否かを判別する(ステップS307)。カメラレイアウトを動画像と同時に表示する場合には、図8に示すように、カメラレイアウト付きで動画像の再生を行う(ステップS308)。このとき表示されるカメラレイアウトには、前述のステップS203で各カメラサーバの動画像と関連付けられたPTZ値、即ちカメラサーバの情報が投影されている。また、カメラレイアウトを動画像と同時に表示するために、カメラレイアウトと動画像と間では撮影時刻情報に基づいた同期がなされている。なお、ここで、自動追尾撮影によって例えば3台のカメラサーバの撮影範囲が重複した場合には、図8に示すように、その中心部に人物を示す画像を表示してもよい。 【0043】 一方、カメラレイアウトを動画像と同時に表示しない場合には、図9に示すように、カメラレイアウト無しで動画像の再生、即ち通常の動画像再生を行う(ステップS310)。なお、図8及び図9内の動画像は、会計レジの様子を主に示している。 【0044】 その後、動画像の再生を終了するか否かを判別し、終了しないときは、ステップS303に戻り、ステップS303以降のライブ表示を継続し、一方、終了するときは、本処理を終了する。なお、終了する際に、ビューアアプリケーションも終了してもよい。 【0045】 図5の処理によれば、撮影時刻情報に基づいた同期がなされているカメラレイアウト及び動画像を同時に表示するカメラレイアウト付きでの動画像再生を行う(ステップS308)。これにより、カメラサーバの撮影範囲内の被写体の位置をカメラレイアウト上で容易に特定することができる。例えば、ユーザは、時々刻々と位置が変化する動体の各時刻における位置を容易に把握することができる。特に、自動で追尾撮影を行った場合でも、動体の各時刻における位置を把握することができる。これにより、例えば建造物不法侵入犯罪の立証や、事故原因の解明を手間無く実現することが可能になる。 【0046】 なお、上記実施の形態では、図8の表示画面において、図3に示したような平面的なカメラレイアウトを表示したが、これに代えて、図10に示すように立体的なレイアウトを表示させてもよい。ここで、図10に示す範囲700a,700b,700cは、3つのカメラサーバの撮像範囲又はピントが合っている範囲を示している。 【0047】 また、上記実施の形態では、各カメラサーバがそのPTZ値をサーバPC200に自動的に送信したが、サーバPC200が各カメラサーバにPTZ値を問い合わせて取得してもよい。 【0048】 さらに、上記実施の形態において、サーバPC200及びビューアPC300a,300bはPCにより実現されるので、ビューアPC300a,300bがサーバPC200と同様の機能を有してもよいし、サーバPC200がビューアPC300a,300bと同様の機能を有してもよい。また、カメラサーバがサーバPC200と同様の機能を備えてもよく、これは、例えばFTPサーバをカメラサーバに設置することにより実現できる。 【0049】 また、上記実施の形態では、カメラサーバの撮影時刻を用いたが、リアルタイム表示で動画像を再生する場合には、サーバPC200やビューアPC300a,300bに録画したときの録画時刻を用いてもよい。 【0050】 さらに、上記実施の形態では、主にリアルタイム表示の場合について詳細に説明したが、これに限られることはなく、過去に録画された動画像を再生表示する場合でも同様に説明される。 【0051】 また、本発明の目的は、上述した実施の形態及びその変形例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。 【0052】 この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態及びその変形例の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 【0053】 また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。 【0054】 また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態及びその変形例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態及びその変形例の機能が実現される場合も含まれる。 【0055】 更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態及びその変形例の機能が実現される場合も含まれる。 【図面の簡単な説明】 【0056】 【図1】本発明の実施の形態に係る撮像システムの構成を概略的に示すブロック図である。 【図2】図1におけるサーバPCの内部構成を概略的に示すブロック図である。 【図3】図1におけるカメラサーバによって実行される撮影処理のフローチャートである。 【図4】図1におけるサーバPCによって実行されるカメラサーバ制御処理のフローチャートである。 【図5】図1におけるビューアPCによって実行される画像再生処理のフローチャートである。 【図6】図1におけるビューアPCにおいて作成したカメラレイアウトの一例を示す図である。 【図7】図1におけるビューアPCにおいて表示される、カメラサーバを遠隔制御するためのカメラコントロールウインドウの一例を示す図である。 【図8】図5のステップS308でビューアPCにおいて再生表示されるカメラレイアウト付きの動画像の一例を示す図である。 【図9】図5のステップS310でビューアPCにおいて再生表示されるカメラレイアウト無しの動画像の一例を示す図である。 【図10】ビューアPCにおいて立体的なレイアウトを表示した場合の一例を示す図である。 【符号の説明】 【0057】 100 撮像システム 200 サーバコンピュータ(サーバPC) 200a PC本体 209 キーボード(KB) 210 CRTディスプレイ(CRT) 211 ハードディスクドライブ(HDD) 215 レイアウト情報 216 撮影画像 300a,300b ビューアコンピュータ(ビューアPC) 400a,400b,400c カメラサーバ
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| 【出願人】 |
【識別番号】390002761 【氏名又は名称】キヤノンマーケティングジャパン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100125254 【弁理士】 【氏名又は名称】別役 重尚
【識別番号】100118278 【弁理士】 【氏名又は名称】村松 聡
【識別番号】100138922 【弁理士】 【氏名又は名称】後藤 夏紀
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| 【公開番号】 |
特開2008−11433(P2008−11433A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−182337(P2006−182337) |
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