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【発明の名称】 番組表生成装置及び番組表生成方法
【発明者】 【氏名】小野 展弘

【要約】 【課題】各ユーザの番組嗜好等に応じて設定される各番組検索条件に適合する番組表リストが放送予定の時間軸で対比可能となり、ユーザの利便性を向上できる番組表生成装置及び番組表生成方法を提供する。

【構成】番組配列情報記録部6に記録された番組配列情報に対してユーザ入力部7によりユーザの番組嗜好等に応じて設定された番組検索条件としての番組検索プロファイル別にヒットする番組検索プロファイル別番組表リストが番組表生成部14に入力される。番組表生成部14は、番組表表示の操作情報入力指示に応じて番組検索プロファイル別又はこれらをマージする等して複数の番組表リストを放送予定の時間軸で対比可能に表示する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送される番組の属性情報が含まれ、取得可能な番組配列情報に基づき、各ユーザによる番組嗜好に対応して設定される番組検索条件別に適合する番組情報を生成する番組検索条件別番組情報生成手段と、
生成された複数の番組検索条件別番組情報を、放送予定の時間軸に沿って互いに対比可能に配置した複数の番組表リストからなる番組表を生成する番組表生成手段と、
を具備することを特徴とする番組表生成装置。
【請求項2】
さらに番組検索条件別の優先度を指定する優先度指定手段を有し、前記優先度の情報に基づき、前記複数の番組表リストの少なくとも一部をマージした番組表を生成することを特徴とする請求項1に記載の番組表生成装置。
【請求項3】
さらに前記番組検索条件における放送予定の時間帯別の優先度を指定する時間帯別優先度指定手段を有し、前記時間帯別の優先度の情報に基づき、前記複数の番組表リストの少なくとも一部をマージした番組表を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の番組表生成装置。
【請求項4】
いずれの番組検索条件にも適合する番組情報が存在しない所定の時間帯が存在する場合には、該所定の時間帯を前記時間軸上で短縮若しくは省略することを特徴とする請求項1から3のいずれかの請求項に記載の番組表生成装置。
【請求項5】
放送される番組の属性情報が含まれ、取得可能な番組配列情報に基づき、各ユーザによる番組嗜好に対応して設定される番組検索条件別に適合する番組情報を生成する番組検索条件別番組情報生成ステップと、
生成された複数の番組検索条件別番組情報を、放送予定の時間軸に沿って互いに対比可能に配置した複数の番組表リストからなる番組表を生成する番組表生成ステップと、
を具備することを特徴とする番組表生成方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、放送波又はインターネット等を介して得られるテレビ放送のEPG(Electronics Program Guide) 情報等を、ユーザが使い易い状態の番組表として作成若しくはガイド表示する番組表生成装置及び番組表生成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレビのデジタル放送の普及に伴い、テレビ番組を放送するチャンネル数が大幅に増加している。そのため、ユーザが視聴若しくは録画を希望する番組を、多数のチャンネルから探すことが非常に困難になっている。
そこで、EPG(Electronics Program Guide) 等から取得できる番組配列情報(SI: Service Information)をもとに、予めユーザが指定した検索用キーワードを利用した番組検索を行い、検索結果をリスト表示してユーザが閲覧できるようにしたり、自動的に録画予約するなどの方法がこれまで提案されてきた。
ここで述べている番組配列情報とは、社団法人電波産業会(ARIB)が「規格番号:ARIB S TD-B10 デジタル放送に使用する番組配列情報」で規定している、番組タイトルやジャンル、内容紹介や出演者などのメタ情報、開始時間、継続時間などのイベント情報などが含まれるデータ群である。
【0003】
ユーザが指定する検索用キーワードは、番組配列情報内の文字情報と照らしあわせて、希望の番組を検出する際に使用される。最近では希望する番組を検出する精度をより向上させるため、ユーザの番組嗜好等に対応して複数のキーワードと検索条件(AND/OR/NOT/XOR)の組合せた、高度な番組検索条件を使用することが一般的になってきている。
ここで、この複数のキーワードと複数の検索条件を組み合わせた番組検索条件のことを、「番組検索プロファイル」として定義し、以降の説明で用いる。
従来の番組検索結果をもとに番組表を作成したり自動録画を行う技術においては、この番組検索プロファイルを暗黙的に1 つだけを用いている。
これは1つの番組検索プロファイルだけを用いることで、その結果として番組検索プロファイルに適合する番組が一意に決まるようにするためである。
テレビ番組を視聴若しくは録画するユーザが複数人いる場合、例えば一般的な家庭におけるお父さん、お母さん、子供といった視聴ユーザがいる場合には、それぞれのユーザの番組嗜好が異なるため、それぞれのユーザの番組嗜好に合わせて作成される番組検索プロファイルは当然異なることになる。
【0004】
従来技術では上で述べたように1つの番組検索プロファイルだけしか使用しないため、複数ユーザのそれぞれの番組嗜好を1つの番組検索プロファイルに集約する。
その結果として複数ユーザが利用する番組検索プロファイルに含まれる検索用キーワードや検索条件は、それぞれのユーザが登録する検索用キーワード・条件の和集合となるため、増大する。
検索用キーワード・条件が増えると、検出される番組は当然増えるため、同じ放送予定の時間帯に異なる番組が重なるように検出する可能性が増大してしまう。
【0005】
その際、検出された同じ時間帯の番組が、どのユーザの番組嗜好により検出されたものなのかが判断できない。
このため、従来技術で生成される番組表は、複数ユーザが存在する場合における同じ時間帯で番組が重なるような場合に対する利便性を考慮していない。
また、番組検索結果から、同じ時間帯に異なる番組が検出された場合の番組選択の判断を行う場合に問題がある。
一方、関連する公知文献として、特許文献1がある。
この特許文献1は、複数のユーザを想定して、ユーザの番組嗜好に合った番組を表示するものであるが、上述した従来技術と同様に同じ時間帯に複数のユーザの番組嗜好に合った番組を対比可能に表示する構成でない。このため、この特許文献1は、同じ時間帯に番組が重なるか否かの対比ができず、対比による利便性を向上できない。
【特許文献1】特開2005−294992号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、各ユーザの番組嗜好等に応じて設定される各番組検索条件に適合する番組表リストが放送予定の時間軸で対比可能となり、ユーザの利便性を向上できる番組表生成装置及び番組表生成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様の番組表生成装置は、放送される番組の属性情報が含まれ、取得可能な番組配列情報に基づき、各ユーザによる番組嗜好に対応して設定される番組検索条件別に適合する番組情報を生成する番組検索条件別番組情報生成手段と、
生成された複数の番組検索条件別番組情報を、放送予定の時間軸に沿って互いに対比可能に配置した複数の番組表リストからなる番組表を生成する番組表生成部と、
を具備することを特徴とする。
【0008】
本発明の一態様の番組表生成方法は、放送される番組の属性情報が含まれ、取得可能な番組配列情報に基づき、各ユーザによる番組嗜好に対応して設定される番組検索条件別に適合する番組情報を生成する番組検索条件別番組情報生成ステップと、
生成された複数の番組検索条件別番組情報を、放送予定の時間軸に沿って互いに対比可能に配置した複数の番組表リストからなる番組表を生成する番組表生成ステップと、
を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、各ユーザの番組嗜好等に応じて設定される各番組検索条件に適合する番組表リストが放送予定の時間軸で対比可能となり、ユーザの利便性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る番組表生成装置の構成を示す機能ブロック図である。以下、図1中の各機能ブロックの説明を行う。
番組表表示装置1は、番組配列情報配信システム2から番組配列情報を取得して、ユーザによるキーワード及び検索条件にヒット(適合)する番組を検索して番組表を生成する番組表生成装置3と、生成された番組表を表示する表示装置としての番組表表示部4とから構成される。
番組配列情報配信システム2は、放送されるテレビ番組の情報が含まれた番組配列情報、例えば番組タイトルやジャンル、内容紹介や出演者等のメタ情報、そして視聴・録画予約時に参照される情報等を含む情報を、放送局から放送データやインターネット等の通信手段により取得可能なデータとして提供するシステムである。
この番組配列情報配信システム2は、いわゆるEPGとよばれるサービスを提供するシステムがその代表的な具体例である。
【0011】
番組表表示装置1(又は番組表生成装置3)を構成する番組配列情報受信部5は、EPGサービスを提供する番組配列情報配信システムから放送データやインターネット等の通信手段を介して番組配列情報を受信(又は取得)する機能ブロック(単にブロックと略記)である。
そして、この番組配列情報受信部5により受信された番組配列情報は、この番組表生成装置3内部の番組配列情報記録部6に送られ、この番組配列情報記録部6は、番組配列情報を記録する。この番組配列情報記録部6は、ハードディスク等により構成される。
また、番組配列情報受信部5は、番組配列情報記録部6に記録されている番組配列情報を参照し、番組配列情報を追加記録させるだけでなく、記録されている番組配列情報の更新や削除を行う。
番組表生成装置3は、番組表の表示(生成を含む)を行うユーザからの操作入力を受け付けるユーザ入力部7を有する。
【0012】
このユーザ入力部7は、ユーザにより設定される番組検索条件としての番組検索プロファイルの編集をする番組検索プロファイル編集部8と共に、番組検索プロファイル別優先度編集部9、時間帯別優先度編集部10、番組表表示操作部11の各ブロックを具備する。
ユーザにより設定される番組検索条件(の情報)としての番組検索プロファイルは、ユーザの番組番組嗜好等に対応した番組検索条件として定義される。この番組検索プロファイルは、ユーザの番組番組嗜好等に対応した番組検索を行うために必要となる情報、つまりユーザにより設定又は指定されるキーワードと、そのキーワードを用いる際の検索条件等に相当する。
【0013】
上記番組検索プロファイル編集部8は、番組嗜好情報のグループ別、例えばユーザ別や、カテゴリ別等を含む番組配列情報から、ユーザによる番組検索プロファイルを編集する。編集された番組検索プロファイルは、番組検索プロファイル記録部12に記録される。 また、番組検索プロファイル別優先度編集部9は、番組検索プロファイル編集部8により指定され、かつ、番組検索プロファイル記録部12に記録されている番組検索プロファイル毎に、それぞれ異なる優先度を設定する。設定された番組検索プロファイル別の優先度は、番組検索プロファイル別優先度情報記録部13に記録される。
時間帯別優先度編集部10は、番組検索プロファイル編集部8により指定され、かつ、番組検索プロファイル記録部12に記録されている番組検索プロファイルを比較の単位とし、放送予定の時間帯を指定して、その時間帯における優先度を設定する機能を持つ。 本実施の形態では番組検索プロファイル別に優先度を設定し、その他に指定された(放送予定の)時間帯においては番組検索プロファイル別の優先度よりも優先される優先度を設定できるようにしている。換言すると、指定された時間帯以外では、番組検索プロファイル別で設定された優先度が適用されることになる。
【0014】
設定された時間帯別優先度は番組検索プロファイル別優先度情報記録部13に記録される。
また、番組表表示操作部11は、番組表生成部14に対して番組表表示部4で表示させる番組表を作成させる際、表示のレイアウト等の構成の指示設定を行う。
この場合表示される番組表の構成は、番組検索プロファイルを用いた番組検索結果と番組検索プロファイル別優先度情報及び時間帯別優先度の組み合わせから選択できるものであり、その構成が制限されるものではない。
番組検索プロファイル記録部12は、番組検索プロファイル編集部8により指定された番組検索のためのキーワードとそのキーワードを用いる際の検索条件、つまり番組検索プロファイルを記録或いは変更/削除を含む登録をする。
番組検索のための情報は、検索の詳細度や方法により様々な情報を検索条件として使用できることが考えられ、指定すべき情報が限定されるものでない。
【0015】
例えば、複数のキーワードを用いてAND/OR/NOT/XOR のそれぞれの検索を組み合わせたり、番組の属性、例えばシリーズものの番組であったり、再放送の番組等により検索結果を変化させる等が考えられるが、本実施の形態ではいずれの場合も適用可能であり、この番組検索プロファイル又は番組検索条件は任意である。
また、キーワードと検索条件のセットそれぞれに優先度情報を付加し、検索結果の整理時に利用することもできる。
図2は番組検索プロファイル記録部12に記録される番組検索プロファイルの情報の一例として、番組検索プロファイル記録テーブルを示す。
図2の例では、複数のユーザ(具体例ではお父さん、お母さん、太郎、花子)に対応した複数の番組検索プロファイルが設定されている。但し、一部のユーザ(具体例ではお父さん)は、複数、具体例では2つの番組検索プロファイル(お父さんA,B)として設定されている。
【0016】
図2の具体例においては、各番組検索プロファイルは、キーワード、除外するキーワード、属性、優先度(優先するか否か)等の情報からなる。
ここでは情報を記録する形式として、テーブルが採用されているが、この形式に限定されるものでない。
番組検索プロファイル別優先度情報記録部13は、番組検索プロファイル別優先度編集部9及び時間帯別優先度編集部10より設定された番組検索プロファイル毎の優先度情報を記録する機能を持つ。
図3は番組検索プロファイル別優先度情報記録部13に記録される情報の一例として番組検索プロファイル別優先度情報記録テーブルを示す。もちろん記録する形式はテーブル情報に限定されるものでない。
図3の例では時間帯のカラムにおいて「デフォルト」としている行に設定されている情報が各番組検索プロファイル別優先度におけるその優先度の順位を示す。
この例では優先度は、その優先度の順位を示す番号1が一番高く、優先度が下がるにつれてその番号が増え、同じ順位のものも指定できるものとしている。また、同じ順位の優先度が複数ある場合には、その次に続く優先度の順位は、その上位の優先度のものの数を考慮した順位となるものとする。例えば、優先度が2の位のものが2つある場合は、次に続く順位は4位となる。
同じく図3の例において、時間帯が設定されている行がそれぞれ時間帯別の各番組検索プロファイルの優先度の順位を示す。
【0017】
優先度の付け方は上で述べたものと同じである。時間帯別の優先度においては、NG設定ができるようにしている。NG設定がされた番組検索プロファイルは、指定された時間帯においては仮に番組検索のキーワードがヒットしたとしても番組表に載せない等の処理ができるようにする。
番組表生成部14は、番組検索プロファイル記録部12に記録されている番組検索プロファイル毎のキーワード群とそれらキーワードを用いる際の検索条件群としての番組検索プロファイルの情報を、番組検索条件別番組情報生成手段としての番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15に送る。
そして、番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15は、送られた情報を用いて番組検索プロファイル毎に、番組配列情報記録部6に記録されている番組配列情報に対して番組検索を行い、番組検索条件別にヒット(適合)した(番組検索条件別)番組情報としての番組検索プロファイル別番組表リストを作成する。
【0018】
番組表生成部14は、番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15により生成された番組検索プロファイル別番組表リストを参照したり、番組配列情報に対する検索結果の問い合わせを行う。そして、番組表生成部14は、番組検索プロファイル別優先度情報記録部13に記録されている優先度情報を参照しながら番組表表示操作部11から指示された番組表のレイアウト、又は表示形態に従って、番組表を生成する機能を持つ。
また、番組表生成部14により生成された番組表は、番組表表示部4と番組表記録部16に送られる。
番組表表示部4は、番組表生成部14より出力された番組表の表示データをもとに番組表の画像として表示する。
また、番組表記録部16は、番組表を記録する。記録された番組表は、番組表記録部16の出力端に接続可能な図示しないDVD/HDDレコーダ等のテレビ放送記録装置や、テレビ受信機等によるテレビ放送の放送番組の録画予約、視聴予約に利用できる。
なお、番組表記録部16に記録された番組表は、番組表生成部14を介してDVD/HDDレコーダ等に出力することもできる。
【0019】
ユーザが番組表表示操作部11から番組表生成部14への番組表のレイアウト等を指示した場合、その指示に応じて番組表生成部14は番組表表示部4で表示する(複数の番組表リストからなる)番組表のレイアウト等を変更する。
番組表のレイアウト、又は表示形態の具体例を、図4及び図5に示す。
図4の番組表は、単純に各番組検索プロファイル別でヒットした番組検索プロファイル別番組表リストを縦方向に設定した共通の(放送予定の)時間軸に沿って列(若しくはカラム)でそれぞれ表示するものである。なお、図2及び図3では番組検索プロファイルの数は5つであったが、図4では(簡略化のため4つとして)4つの番組検索プロファイル別に4つの番組表リストを列表示してトータルの番組表として表示している。
【0020】
一方、図5は、番組検索プロファイル毎の検索結果により得られた複数の番組表リストの一部若しくは全部をマージして列表示するものである。
図4では、全ての各番組検索プロファイルそれぞれでの番組検索結果をもとに、縦方向に設定した共通の時間軸に沿って該当する番組をそれぞれ横方向に配置して、各番組が時間軸上で対比可能として各列表示とした番組表リストとした表示形態にしている。
なお、番組表を構成する各番組検索プロファイル別番組表リストは、例えば最上位の行に各番組検索プロファイル別番組表リストの名称が表示される。
この具体例では、番組検索プロファイルが4つあることを想定して、それぞれに適合した番組検索プロファイル別番組表リストを番組検索プロファイルAから番組検索プロファイルDまでを同時表示している。
【0021】
列表示の各番組表リストは、それぞれ、現時刻をベース時刻として、現時刻以降の番組が検索によりヒットしたものが時系列で配置されるが、縦軸の単位である時間は必ずしも連続的にする必要はない。
つまり、番組検索でヒットした番組が、いずれの番組検索プロファイルの検索結果による番組列においても存在しない時間帯については、図4中の中央付近の短縮時間帯(図4,図5ではTで示す)のように短縮して表示することができる。このように短縮時間帯を利用して番組表を表示することにより、ユーザが表示を望む番組をより広い時間範囲にわたって同時に、かつ簡潔に表示することができる。
なお、時間を短縮する代わりに省略しても良い。この場合には、その省略した時間帯部分の枠部分をカットしたり、点線にする等して、ユーザがそれを把握し易くなるようにしても良い。
なお、時間軸は、ユーザ操作によりスクロール可能である。また、図4等において、時間軸と直交する横方向にもスクロール可能にしても良い。そして、ユーザの表示サイズの指示等に応じて、1画面中に表示する番組表リストの数を変更可能にしても良い。
【0022】
また、一つの番組検索プロファイルの検索結果においても同じ時間帯に複数の番組が検索でヒットする場合がある。図4の番組検索プロファイルB、C中には、同じ時間帯に複数の番組が検索された場合の例が示されている。
そのような場合は、時間帯が重なった番組の数がある指定した閾値、図4の場合には例えば2よりも多い場合は「Multiple Hit (3 channels) 」のように複数の番組が検索されたことが分かるような表示に切り替えることができるようにしている。
このように省略的な表示をした番組配列情報についての詳細を確認する場合には、番組表中の対象の番組セル又は番組の枠をGUI 操作で選択し、表示画面又は表示ウィンドウを切り替えて詳細表示することができるようにしている。
さらに、検索された番組の中には同じ番組がある一定期間の間、例えば1週や1ヶ月の間に放送開始時間を変えて繰り返し放送されるものが存在する場合がある。
こうした番組は、同じ時間帯に各番組検索プロファイル間や同じ番組検索プロファイル内において複数の番組が検索でヒットされた場合において、他の番組に比べて他の機会(時間帯)に番組を視聴できる可能性が高い。
【0023】
つまり、他の番組と時間帯が重ならない時刻に放送されるときに視聴若しくは録画すればよいことになる。このように繰り返し放送される番組が、番組表中でユーザが容易に認識できるように、番組の枠中にアイコンやマーク、その他の表示を付加する等しても良い。
本実施の形態に係る番組表生成装置3における番組表生成部14は、図4に示すように複数の各番組検索プロファイル(番組検索条件)にそれぞれ適合する番組情報からなる複数の番組表リストを、共通の放送予定の時間軸に沿って同時に表示する配置構成の番組表を生成するようにしている。
従って、ユーザはこの番組表を見ることにより、同じ時間帯に複数の番組が重なっているか否かを、時間軸上での対比により容易に把握することができる。そして、重なっているような場合には、番組検索プロファイル別番組表リストの名称から、ユーザ間での調整も容易となり、従来技術よりも利便性が向上する。
【0024】
また、図4のように番組表リストを番組検索プロファイル別で並列表示する場合、以下の図5で説明するように番組検索プロファイル毎の優先度順で表示するようにしても良い。
このようにすると、同じ時間帯に複数の番組が重なっているか否かを容易に把握することができる。そして、重なっているような場合には、優先度からどの番組が優先されるかを把握でき、ユーザの利便性が向上する。
一方、図5は、番組検索プロファイル毎の検索結果により生成された2つの番組表リストの列表示全部をマージした結果をもとに作成した番組表表示の一例を示している。
図5の具体例では、図4の例において番組検索プロファイルAの番組検索プロファイルの優先度が一番高く、番組検索プロファイルB→ 番組検索プロファイルC→ 番組検索プロファイルDの順に優先度を低く設定されたものとしている。
図5における最も左に示す最優先番組表リストが全ての番組検索プロファイルにおける検索結果から番組検索プロファイルの優先度を考慮してマージした最優先番組表リストである。
【0025】
ここでは設定された番組検索プロファイルの優先度の関係上、図4中の最も左側の番組表リストから順に番組が割り当てるようにしている。但し、マージ処理の際に使用する番組選択のアルゴリズムはこれに限るものではない。
また、図2に示した嗜好情報テーブルにあるような嗜好情報に優先度の属性が有る場合には、マージ処理時にこの情報を利用することができる。
例えば、図4において一番番組検索プロファイルの優先度が高い番組検索プロファイルAの結果が仮に「非優先」の属性が付いた嗜好情報をもとに検索でヒットされた番組である場合、他の番組検索プロファイルの「優先」属性が付いた嗜好除法をもとに検索された番組を優先することなどもできる。
さらに、図5の中央より右側の2つの番組表リスト(別候補A、B)のように、(左側の)最優先番組表リストのほかにも参考として残りの番組から候補リストを表示することも可能である。
【0026】
また、図4及び図5では、縦方向の時間軸に沿って、各番組を配置した列表示(カラム表示)で示しているが、これに限定されるものでなく、例えば横方向に時間軸を設定して、番組表リストを行表示するようにしても良いことは明らかである。
上記の図4及び図5の複数の番組表リストからなる番組表は、番組表生成部14により生成される。
また、番組表生成部14により生成される番組表の表示形態は、番組表表示操作部11 により番組表表示の指示操作により決定される。
なお、上述のような番組表の構成は、番組検索プロファイルを用いた番組検索結果と番組検索プロファイル別優先度情報及び番組検索プロファイル内の優先度情報の組み合わせから選択できるものであり、図4及び図5の表示形態に制限されるものでない。
【0027】
このように、上述した表示例は一例に過ぎず、番組検索プロファイル別の検索結果と、番組検索プロファイル別優先度情報及び番組検索プロファイル内の番組検索のために記録されている全ての属性情報を利用して構成可能な番組表表示は全て本発明の範囲に含まれる。
次に番組配列情報配信システムから取得した番組配列情報から、登録済みの番組検索プロファイル及び番組検索プロファイル別優先度情報を参照して番組表表示を行うまでの動作を図6を参照して説明する。
図6は、ユーザからの番組検索プロファイル別の番組表表示要求、つまり操作情報入力 に対応する番組表表示の動作の処理手順を示すフローチャートである。
なお、番組表生成装置3には、図6の動作前に、予めユーザによりユーザ入力部7の番組検索プロファイル別優先度編集部9、時間帯別優先度編集部10により、番組検索プロファイル別優先度と時間帯別優先度とが設定されているものとしている。
【0028】
番組検索プロファイルの番組表表示の処理は、ステップS1に示すようにユーザからの操作による番組表表示の操作情報入力をトリガとして開始する。
ユーザは、図1中の番組表表示操作部11により、ユーザ指定の番組表表示のオプション情報、例えば登録されている複数の番組検索プロファイルの一部や全体をマージして表示させる指示情報や、表示時間帯の指示情報等の操作情報入力を行う。これらの操作情報入力は、番組表表示操作部11により受け付けられ、番組表表示操作部11は図1中の番組表生成部14に伝える。
ステップS2に示すように図1中の番組表生成部14 は、番組表表示の操作情報入力を受け付けた後、表示すべき時間帯の番組配列情報が存在するかどうかを番組配列情報記録部6に記録されている番組配列情報を参照することで確認する。
【0029】
この確認の処理により番組表生成部14 は、所望の番組配列情報が存在しないと判定した場合には、ステップS3に示すように番組配列情報を取得する処理を行う。
この場合、番組表生成部14 は、図1中の番組配列情報受信部5に対して最新の番組配列情報を受信するように指示する。
この指示を受けて番組配列情報受信部5は、最新の番組配列情報を番組配列情報配信システム2から受信して取得する。次のステップS4において、取得された番組配列情報は、番組配列情報記録部6に記録され、ステップS2に戻る。
このようにして、ステップS2の処理において番組配列情報が存在する場合には、ステップS5に進む。このステップS5からステップS7において番組表生成部14及び番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15は、(番組表生成部14を介して)番組検索プロファイル記録部12の番組検索プロファイルを参照しながら番組検索プロファイル別の番組表リストの生成処理を行う。
【0030】
そのため、ステップS5において番組表生成部14は、未検索の番組検索プロファイル、つまりまだ番組表リスト生成処理が行われていない番組検索プロファイルの存在の有無を確認する。
そして未検索の番組検索プロファイルが存在した場合、番組表生成部14は、その未検索の番組検索プロファイルとして記録されているキーワード群とそれらキーワードを用いる際の検索条件群、つまり各番組検索プロファイルの情報を番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15に送る。
ステップS6に示すようにこの番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15は、番組検索プロファイル別に番組検索を行う。
また、ステップS7に示すようにこの番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15は、番組検索プロファイル別の番組検索結果により、番組検索プロファイル別の番組表リストを生成(作成)する。そしてステップS5の処理に戻る。
【0031】
そして、番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15は、番組検索プロファイル別の番組表リストの生成を終了した情報を番組表生成部14 に返す。このようにして、例えば図4に示す番組検索プロファイル別番組表リストの原型(図4における例えば短縮時間帯を有しないもの、或いは図4における時間軸が共通に設定される前のもの)となる番組検索プロファイル別の番組表リストが生成される。
全ての番組検索プロファイル毎の番組検索結果が得られると、ステップS5からステップS8の処理に進む。
ステップS8において番組表生成部14は、ユーザ指定の番組表作成或いは表示のオプション情報として複数の番組検索プロファイル(或いは番組表リスト)の一部や全体をマージして表示させる指示があるかを確認する。
マージ指示が無い場合には、ステップS11の処理に進み、このステップS11において番組表生成部14は、番組検索プロファイル別番組表リスト生成部15 により生成された番組検索プロファイル別番組表リストの情報をもとに各番組検索プロファイル別の番組表リストを共通の時間軸に沿って配置する番組表のレイアウトデータ作成の処理を行う。
【0032】
そして、生成された番組表のレイアウトデータを番組表表示部4に出力し、ステップS12に示すように番組表表示部4は最終的な番組表表示処理を行う。この場合、表示される番組表は図4に示すように複数の番組検索プロファイル別番組表リストとなる。なお、番組表生成部14により生成された番組表のデータは番組表記録部16に記録される。 一方、ステップS8において、ユーザから複数の番組検索プロファイルをマージして表示させる指示があった場合には、ステップS9に進む。
このステップS9において番組表生成部14は、番組検索プロファイル別優先度情報記録部13の番組検索プロファイル別優先度情報等を参照し、マージ処理に必要な優先度情報を得る。
さらに次のステップS10において番組表生成部14は、マージ処理に必要な優先度情報と、ステップS7において生成されたユーザ指定に沿った番組検索プロファイル別番組表リストのマージ処理を行う。そして、次のステップS11に進む。
【0033】
ステップS11において番組表生成部14は、番組検索プロファイル別番組表リストに対してマージ処理したもの及びマージ処理されていない番組検索プロファイル別番組表リストに対して、上述したように共通の時間軸に沿って各番組表リストが配置された番組表のレイアウトデータ作成の処理を行う。
そして、次のステップS12において番組表表示部4は、最終的な番組表表示処理を行う。この場合、表示される番組表は図5に示すように例えばマージ処理により生成した最優先番組リストと、残りの別候補A、Bとなる番組表が表示される。
次に図4或いは図5に示すように番組表を共通の時間軸に沿って表示する場合における図6のステップS11の番組表のレイアウトデータ作成の処理内容を図7を参照してより詳細に説明する。
【0034】
ステップS11の処理が開始すると、図7の最初のステップS21において番組表生成部14は、番組表表示の操作情報に従って、表示開始位置となるベース時刻(ベース時間)を取得する。
このベース時刻は、番組表表示を始めて開始する場合は、例えば現時刻を採用する。これに対してユーザが表示開始位置としてのベース時刻を指定した場合には、指定されたベース時刻を採用することもできる。
次のステップS22において番組表生成部14は、ベース時刻から順番に、各番組検索結果リストから検索でヒットした番組が存在しない時間帯を検索する。このステップS22は、番組表表示において検索でヒットしなかった時間帯の表示を省略するため、そのような対象となる時間帯を検索するステップである。
【0035】
次のステップS23において番組表生成部14は、番組が存在しない上記時間帯の内、ある一定時間より大きい時間帯を番組表示の短縮時間帯として、例えば時間順に記録する。
このステップS23は、前のステップS22の処理で得られる時間帯の情報を記録するステップである。なお、「ある一定時間より大きい時間帯」は、例えば30分未満であれば短縮時間帯にはしないといった制御を行うことも可能であり、このような制御を行う場合を含むことを意味する。
次のステップS24において番組表生成部14は、記録した短縮時間帯の内、最後の短縮時間帯を削除する。このステップS24は、レイアウトする際に最後の短縮時間帯については、短縮時間帯とすることが不要であるために対応したものである。
【0036】
なお、検索でヒットした番組が一つも存在しない場合には、すべての時間帯が短縮時間帯として一度記録されるが、これも削除されることになるため、レイアウト時には番組情報がなにも表示されない番組表表示のレイアウトになる。
次のステップS25において番組表生成部14は、番組検索結果のリスト毎の番組表示列の枠を、ベース時刻から時間順に、前ステップまでにおいて記録した短縮時間帯が存在する場合は、その時間帯を短縮しながら表示領域内にレイアウトする。
このステップS25は、番組表表示する画面に、ベース時刻から短縮時間帯分を省きながら表示可能な時間まで各番組リスト、例えば番組検索プロファイル毎のリストや、マージ結果の番組リストの表示枠をレイアウトするステップである。
【0037】
次のステップS26において番組表生成部14は、各番組表示列の枠内に、該当する番組検索結果のリストから検索でヒットした番組の情報セルをレイアウトする。このステップS26は、前ステップにてレイアウトされた枠の中に検索でヒットした番組情報を埋めていくレイアウトのステップである。
このステップS26は、必要があれば繰り返し放送される番組に対してアイコンを付加したり、同じ時間枠に複数の番組がある場合には区分け表示レイアウトにしたり「Multiple Hit」表示するなどのレイアウト処理を含む。
このようにして、図4や図5に示した複数の番組表リストを有する番組表が時間軸上で対比可能に生成される。
【0038】
このようにして複数の番組表リストを生成する本実施の形態は、ユーザによる番組に対する嗜好のグループ毎若しくは番組検索プロファイル毎に番組検索結果を分けて番組表リストとして表示をする。
これによって、従来のようなユーザの番組に対する嗜好のグループを画一的に扱うもの、つまり番組検索プロファイルを1つとするものに比べ、番組検索プロファイル毎のそれそれの番組検索結果において同じ時間帯に重なる番組の確認や、ユーザが視聴若しくは録画したい番組の優先度判断が格段に容易となる。従って、本実施の形態は、ユーザの利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の一実施の形態に係る番組表生成装置の全体構成のブロック図。
【図2】番組検索プロファイル記録テーブルの一例を示す図。
【図3】番組検索プロファイル別優先度情報記録テーブルを示す図。
【図4】番組検索プロファイル別で番組表を表示した場合の表示の一例を示す図。
【図5】番組検索プロファイルの優先度の情報を考慮してマージした番組表の表示の一例を示す図。
【図6】番組表の生成を含む表示処理の内容を示すフローチャート。
【図7】図6における番組表のレイアウトデータの生成処理の詳細を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0040】
1…番組表表示装置
2…番組配列情報配信システム
3…番組表生成装置
4…番組表表示部
7…ユーザ入力部
13…番組検索プロファイル別優先度情報記録部
14…番組表生成部
15…番組検索プロファイル別番組表リスト生成部
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年6月30日(2006.6.30)
【代理人】 【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進


【公開番号】 特開2008−11428(P2008−11428A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−182321(P2006−182321)