| 【発明の名称】 |
番組選択支援方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡村 巧
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| 【要約】 |
【課題】煩雑な設定操作や複数リモコンを不要として、複数の視聴者夫々の嗜好に合致する番組を提示することができようにする。
【構成】番組の視聴を開始すると、この視聴番組のキーワードやジャンルなどの特徴情報や放送曜日,放送時間などの放送関連情報をEPG情報から取得し(ステップ401)、この視聴番組の放送時間に対するユーザの視聴時間の比を視聴時間率として算出し(ステップ402)、この視聴番組の番組特徴情報とし長時間率と嗜好度リストでのこれまでの嗜好度とを用いて分析処理し、この視聴番組に対する新たな嗜好度を求め、この視聴番組の嗜好情報(番組特徴情報と放送関連情報と嗜好度とからなる)を更新する(ステップ403)。そして、放送関連情報の曜日情報や放送時間時間を基に、嗜好情報をグループ化し、グループ毎に嗜好度リストを作成する。この嗜好度リストを基に、番組の提示を行なう。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ユーザの視聴操作指示によって視聴される番組の番組特徴情報や放送関連情報を嗜好分析処理手段で分析処理してユーザが好む番組を示す嗜好情報を取得し、推奨番組抽出手段で該嗜好情報と一致する番組情報を持つ番組をEPG(Electric Program Guide)情報から推奨番組として抽出する番組選択支援方法であって、 該嗜好分析処理手段で視聴番組の嗜好情報が得られる毎に、各番組の嗜好情報を、所定個数のグループにグループ分けし、該嗜好情報のグループ毎に該推奨番組を抽出することを特徴とする番組選択支援方法。 【請求項2】 請求項1において、 前記視聴番組の嗜好情報は、取得した前記EPG情報から抽出した番組の番組情報の少なくとも番組のジャンル,出演者名,キーワードのいずれかであることを特徴とする番組選択支援方法。 【請求項3】 請求項1または2において、 前記嗜好分析処理手段は、嗜好情報に放送曜日と放送時間を関連付けて保持し、前記嗜好情報を、該放送曜日,該放送時間、或いは、ジャンルのいずれか、または、2つ以上の組み合わせを基に、グループ分けすることを特徴とする番組選択支援方法。 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記嗜好分析処理手段は、設定された前記抽出数を最大数として、前記嗜好情報のグループ分けを行なうことを特徴とする番組選択支援方法。 【請求項5】 請求項1,2,3または4において、 前記嗜好分析処理手段は、嗜好情報に番組の編成パターンを関連付けて保持し、嗜好度の分析、グループ分けのいずれか、或いは両方に該番組の編成パターンを用いることを特徴とする番組選択支援方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、膨大な放送番組から視聴者が嗜好する番組を選択することを支援する方法に係り、特に、視聴者の嗜好傾向を把握して番組を選択・記録するのを支援するに好適な番組選択支援方法に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、放送のデジタル化により多チャンネル放送が普及しており、これまで新聞などのテレビ番組表から番組を選択して視聴する方法から、放送に多重されるEPG(Electric Program Guide)情報からテレビ画面上にOSD(On Screen Display)表示により番組表を表示し、ここで選択する方法が認知されている。これにより、新聞などの他メディアを用いずに、テレビ画面でのみで番組を選択したり、予約録画登録を行なったりすることが可能となった。しかし、逆に、多チャンネルのため、好みの番組を探し出すことが困難になっている。これを解決する方法として、視聴した番組のEPG情報をもとにして視聴者の視聴傾向を分析し、視聴傾向が高いと判断された種類の番組を放送予定のEPG情報から探し出して提示する装置や方法が多数提案されている。 【0003】 一方、家庭内では、例えば、リビングなどに設置されたテレビ受像機で家族全員が番組を視聴することが通常なされているが、例えば、父親と母親,子供といった家族個人個人で番組の好み、即ち、視聴傾向が異なるものであり、かかる視聴傾向に応じた番組を提供できるようにすることが望まれる。 【0004】 そのための1つの方法として、テレビ受像機の操作をリモートコントローラ(以下、リモコンという)で行なうものであるときには、リモコン操作する複数の個人(操作者)毎にリモコンを割り当て、リモコン毎にこれが割り当てられた操作者の番組の視聴傾向を分析し、番組の嗜好傾向を示す嗜好情報を抽出して操作者の好みの番組を提示する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0005】 また、他の方法として、操作者の区別なしに一律に嗜好情報を抽出するが、かかる嗜好情報を各操作者に振り分け、振り分けられた嗜好情報を基に、夫々の操作者に好みの番組を提示する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。 【特許文献1】特開2001−36832号 【特許文献2】特開2003−204565号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、個々人専用のリモコンで操作しなければならないため、家族の人数分のリモコンを揃える必要がある。 【0007】 また、上記特許文献2に記載の方法では、抽出された嗜好情報を見て、家族の誰の好みなのかを判断して振り分け処理をしなければならないなどの手間の掛かる手順が必要とされる。 【0008】 本発明の目的は、かかる問題を解消し、煩雑な設定操作や複数リモコンを不要として、複数の視聴者夫々の嗜好に合致する番組を提示することができようにした番組選択支援方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの視聴操作指示によって視聴される番組の番組特徴情報や放送関連情報を嗜好分析処理手段で分析処理してユーザが好む番組を示す嗜好情報を取得し、推奨番組抽出手段で嗜好情報と一致する番組情報を持つ番組をEPG(Electric Program Guide)情報から推奨番組として抽出する番組選択支援方法であって、嗜好分析処理手段で視聴番組の嗜好情報が得られる毎に、各番組の嗜好情報を、所定個数のグループにグループ分けし、嗜好情報のグループ毎に推奨番組を抽出することを特徴とする。 【0010】 また、本発明は、視聴番組の嗜好情報が、取得したEPG情報から抽出した番組の番組情報の少なくとも番組のジャンル,出演者名,キーワードのいずれかであることを特徴とする。 【0011】 また、本発明は、嗜好分析処理手段が、嗜好情報に放送曜日と放送時間を関連付けて保持し、嗜好情報を、放送曜日,放送時間、或いは、ジャンルのいずれか、または、2つ以上の組み合わせを基に、グループ分けすることを特徴とする。 【0012】 また、本発明は、嗜好分析処理手段が、設定された抽出数を最大数として、嗜好情報のグループ分けを行なうことを特徴とする。 【0013】 また、本発明は、嗜好分析処理手段が、嗜好情報に番組の編成パターンを関連付けて保持し、嗜好度の分析、グループ分けのいずれか、或いは両方に番組の編成パターンを用いることを特徴とする。 【発明の効果】 【0014】 本発明によると、例えば、家族人数を設定しておくだけで、設定された数までの嗜好傾向を抽出することができるので、視聴する番組毎に誰の好みで視聴しているかを設定したり、あるいは、個々人の専用リモコンで操作するなどの煩雑な操作や複数の操作装置を使用するなどといった面倒な手順を行なう必要がない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下、本発明の実施形態を図面により説明する。 【0016】 図1は本発明による番組選択支援方法の第1の実施形態とそれを実施する装置を示すブロック図であって、1はユーザ操作取得部、2はEPG情報取得部、3は視聴履歴処理部、4はグループ抽出数設定部、5は嗜好分析処理部、6は推奨番組抽出部、7はシステム制御部、8はリモコンである。図1に示す構成の装置は、テレビジョン受像機に設けられているが、テレビ受像機とは別体の装置でもよい。 【0017】 同図において、リモコン8では、ユーザによって視聴を希望する番組のチャンネル選局などの操作が行なわれるものであって、かかる操作が行なわれると、その操作情報(以下、ユーザ操作情報という)Aがテレビ受信機のリモコン受信部(図示せず)で受信され、ユーザ操作取得部1に送られる。即ち、ユーザがリモコン8で希望する番組のチャンネルを選局する操作(選局操作)すると、テレビ受像機では、これが受信されて、この番組が選局・表示される。また、リモコン8によるテレビ受像機の画面操作により、設定する嗜好情報の種類の個数を指定することもでき、かかる指示情報も、ユーザ操作情報Aとしてリモコン受信部で受信され、ユーザ操作取得部1に送られる。 【0018】 なお、リモコン8から送信されるユーザ操作情報Aは、上記のように、テレビ受像機のリモコン受信部(図示せず)で受信されてユーザ操作取得部1に供給されるものであるが、以下では、説明を簡明にするために、リモコン8からユーザ操作取得部1にユーザ操作情報Aが送信されるものとし、図1においても、そのように図示している。 【0019】 ユーザ操作取得部1では、リモコン8からのユーザ操作情報Aが受信されるが、ユーザ操作情報Aが選局操作によるものであるときには、番組視聴操作情報Bが作成されて視聴履歴処理部3に供給される。また、嗜好情報の個数を設定する場合、設定メニュー画面などによって設定されるが、その設定操作で設定された個数設定情報Cがグループ抽出数設定部4に供給される。これにより、グループ抽出数設定部4では、後述する嗜好情報のグループの抽出数(グループの最大数)が設定される。 【0020】 EPG情報取得部2は、例えば、デジタル放送などでのように、放送番組に多重されて送られてくる1週間分のEPG情報から、各番組毎にそのチャンネル名や放送曜日,放送開始時刻,放送時間、番組名,番組内容説明,ジャンル(ドラマ,バラエティ番組,スポーツ番組などの番組の種類)、出演者名などの番組情報を取得し、保存する。 【0021】 視聴履歴処理部3は、ユーザ操作取得部1からユーザの選局操作による番組視聴操作情報Bを取得すると、この番組視聴操作情報Bからユーザによってチャンネルが選局されて視聴される番組(以下、視聴番組という)を判定し、EPG情報取得部2に保存されている番組情報からこの視聴番組の特徴を表わす番組名やチャンネル名,ジャンル,出演者名,キーワードなどの情報を番組特徴情報として抽出するとともに、この視聴番組の放送日時(放送曜日や放送開始時刻,放送時間などの放送に関する情報。以下、放送関連情報という)を抽出する。また、視聴履歴処理部3は、この視聴番組に対するユーザの実際の視聴時間(以下、単に視聴時間という)を検出する。この視聴時間は、ユーザの選局操作による番組視聴操作情報Bが供給されてから(即ち、視聴開始されてから)この視聴番組の視聴を終了するまでの時間をいうものであるが、このユーザの視聴終了時刻とは、この視聴番組の視聴中に、リモコン8の操作により、他の番組に視聴番組が切り替えられたり、番組の放送終了時刻となって次の番組に切り替えられたり、テレビ受像機の電源がオフされたりしたときの時刻をいうものである。また、このように、リモコン8の選局操作がなされず、同じチャンネルの次の番組に視聴が移る場合には、この番組が次の視聴番組となる。 【0022】 なお、リモコン8の操作によって電源がオン,オフされるときには、その操作によるユーザ操作情報Aがリモコン8からユーザ操作取得部1に送られ、これにより、ユーザ操作取得部1は電源のオン,オフを通知する番組視聴操作情報Bを視聴履歴処理部3に送る。これにより、視聴履歴処理部3は電源のオン,オフを認識することができる。 【0023】 また、番組の放送が終了してコマーシャルの放送時間となっているときにこのチャンネルが選局されても、視聴履歴処理部3は番組の放送をが終了しているものとして、番組が選局されたとはせず、その後、次の番組の放送開始時刻となると、この番組を視聴番組とする。 【0024】 視聴履歴処理部3は、視聴番組のユーザによる視聴が終了すると、この視聴番組の番組特徴情報と放送関連情報(上記の放送曜日や放送開始時刻,放送時間など)と視聴時間の情報とを嗜好分析処理部5に供給する。即ち、ユーザが視聴番組の視聴が終了する毎に、視聴履歴処理部3から嗜好分析処理部5にこの視聴番組の番組特徴情報とその放送関連情報とその視聴時間の情報とが送られることになる。 【0025】 嗜好分析処理部5は、視聴履歴処理部3から視聴番組の番組特徴情報とその放送関連情報とその視聴時間の情報とを受けると、それを分析処理してこの番組特徴情報の嗜好度を求め、この視聴番組について、番組特徴情報と放送関連情報と嗜好度とを関連付けた嗜好情報を作成する。 【0026】 かかる嗜好情報は、ユーザによって番組が視聴される毎に、その視聴番組に対して作成されるが、このように作成された嗜好情報は、後述するように、番組の放送の傾向に応じてグループ化され、そのグループ毎に嗜好度リストが作成される。新たに番組が視聴されて視聴履歴処理部3からこの番組の番組特徴情報と放送関連情報とが供給されると、その番組の嗜好度が求められて嗜好情報が形成され、この新たに形成された嗜好情報を含めて新たな嗜好度リストの作成、即ち、嗜好度リストの更新が行なわれることになる なお、作成される嗜好度リストの個数は、グループ抽出数設定部4に上記のように設定されたグループ抽出数を最大個数として、この最大個数までの異なる嗜好傾向の嗜好度リストが作成される。例えば、リモコン8によるテレビ受信機の操作者が家族の父親,母親,2人の子供とすると、夫々の操作者毎に番組の視聴傾向が異なるものであり、グループ抽出数設定部4でグループ抽出数「4」が設定されているとすると、視聴分析処理部5では、得られた嗜好情報が所定の条件のもとに分析されることにより、最大4種の異なる嗜好傾向が検出され、夫々毎に嗜好度リストが作成されることになる。 【0027】 また、各嗜好度リストでは、よく視聴する嗜好傾向の高い、即ち、嗜好度が高い番組順に嗜好情報が順位付けられる。 【0028】 なお、かかる分析処理は、視聴履歴処理部3から視聴時間と番組特徴情報を受ける毎に、これら視聴時間と番組特徴情報と嗜好度リストの情報とを用いて行なわれ、新たな嗜好情報が作成されて嗜好度リストの更新が行なわれる。 【0029】 嗜好分析処理部5は、上記の分析処理の結果が得られる毎に、夫々の嗜好度リストでの嗜好度高い番組特徴情報を、その嗜好度リストが更新されても、されなくても、推奨番組抽出部6に供給する。そこで、推奨番組抽出部6は、供給された番組特徴情報毎に、これに合致する番組情報を有する番組を推奨番組とし、この推奨番組の番組情報をEPG情報取得部2から取得する。かかる推奨番組の番組情報は、図示しない手段により、EPGの作成や視聴・録画予約などに用いられる。 【0030】 システム制御部7は、図示をしない他のデジタル放送受信処理なども含めて、各部の動作を制御する。 【0031】 図2はこの第1の実施形態での処理の流れを示すフローチャートである。 【0032】 同図において、グループ抽出数設定部4には、予め家族の人数に応じたグループ抽出数が、上記のようにして、設定されている。また、電源が投入され、番組の視聴が開始されると、ユーザ操作取得部1は、上記のように、番組視聴操作情報Bを視聴履歴処理部3に送る。視聴履歴処理部3は、この番組視聴操作情報Bを受けると、番組視聴終了フラグnをn=0とし(ステップ201)、この視聴している番組の視聴を終了していないとする判定(ステップ202)と、番組視聴終了フラグnが1ではないとの判定(ステップ205)とを繰り返して待機している。 【0033】 その後、この番組の視聴が終了すると(ステップ202の“Yes”)、視聴履歴処理部3は、番組視聴終了フラグnをn=1するとともに(ステップ203)、この視聴していた番組の番組情報をEPG情報取得部2から取得する(ステップ204)。そして、番組視聴終了フラグnがn=1であることを確認した後(ステップ205の“Yes”)、この取得した番組情報からこの視聴終了した番組の特徴となるジャンルやキーワードなどの情報(番組特徴情報)や放送開始時刻,放送時間の情報を抽出して嗜好分析処理部5に送るとともに、また、この視聴終了した番組のユーザによる実際の視聴時間(即ち、上記の視聴時間)を検出して嗜好分析処理部5に送る(ステップ206)。 【0034】 ここで、この視聴時間は、上記のように、番組を視聴開始してから他の番組に切り替わるまで続けて視聴したり、電源がオフとなってこの番組の表示が終了するまで続けた視聴したりした場合には、この番組の視聴が終わるまでの時間ということになるが、途中で他の番組と切り替え、その後再びこの番組を視聴する場合も、この番組を視聴している時間を加算したものとなる。例えば、7:00−7:30放送のA番組と7:00−7:54放送のB番組とを交互に視聴しており、7:28よりB番組を視聴し続けて7:30を過ぎたとき、A番組の視聴は終了と判定し、これまでのA番組の視聴時間の合計をこのA番組のユーザの視聴時間とする。勿論、B番組についても、その最初の切り替わり時点からユーザの視聴時間が計算される。従って、視聴番組が、その放送時間中、他のチャンネルの番組に切り替わっても、この視聴番組の放送終了時刻(放送開始時刻と放送時間とから求められる)となって始めて、この視聴番組のユーザの視聴時間が求められる。 【0035】 嗜好分析処理部5では、過去に視聴した番組の番組特徴情報とその視聴傾向を示す嗜好度との嗜好情報の嗜好度リストが、グループ抽出数設定部4での設定値(グループ抽出数)を最大数とする個数分保持されており、かかる嗜好度リストと視聴履歴処理部3からの視聴した番組の番組特徴情報やこの番組の放送関連情報,視聴時間を基に分析処理を行なって、この番組特徴情報の嗜好度を求め、これによって夫々の嗜好度リストを更新する(ステップ207)。そして、かかる分析処理が終了すると、番組視聴終了フラグnをn=0とする(ステップ208)。 【0036】 次に、新たな番組が視聴されたときには(ステップ209の“No”)、ステップ202に戻り、これが視聴終了するまで視聴履歴処理部3でのステップ202,205の判定動作が繰り返えされて、視聴終了するまで待機する。 【0037】 以下、一連の番組が視聴される限り、以上の処理動作が行なわれ、電源がオフされて番組の視聴が行なわれなくなると(ステップ209の“Yes”)、以上の処理動作は終了する(ステップ210)。 【0038】 以上のようにして、電源がオンしてからオフするまでの番組の視聴が行なわれる時間(即ち、テレビ受信機が番組を表示している時間)、視聴番組の視聴が終了する毎に嗜好分析処理部5でこの視聴された番組の番組特徴情報毎に分析処理が行なわれて嗜好情報(特に、嗜好度)が更新され(かかる嗜好情報の更新を、以下、番組視聴による更新という)、これを基に嗜好リストの更新が行なわれるが、これと並行して、一定期間以上番組視聴による更新が行なわれない番組特徴情報に対しても、嗜好情報(嗜好度)の更新が行なわれる。この更新は、一旦嗜好情報が得られた番組が一定期間以上視聴されないのに、その嗜好情報が高い嗜好度の状態で保持され続けることの不具合を解消するためのものであって、一定期間以上番組視聴による更新がなされない場合には、嗜好度を低くするものである。かかる嗜好情報の更新を、以下、嗜好度評価による更新という。 【0039】 このために、各番組特徴情報の嗜好度の評価を定期的に行なうものであるが、図3はかかる定期嗜好度評価の処理動作の一具体例を示すフローチャートである。この定期的な嗜好度評価は、放送番組の運用の期間単位などに合わせた所定の期間(以下、定期嗜好度評価周期という)毎に行なわれるが、ここでは、例えば、放送番組の運用単位に放送番組が1週間単位で運用され、番組が毎週の繰り返して放送されていることに着目し、嗜好情報が嗜好度評価による更新の対象となる番組視聴による更新が行なわれない上記の一定期間を1週間とし、また、定期嗜好度評価周期をこれよりも短い期間(例えば、毎日1回、2〜3日に1回など)とする。 【0040】 図3において、各嗜好情報には、例えば、それが作成された順に、あるいは、嗜好度が大きい順に、順番が設定されている。定期嗜好度評価を開始するときには、まず、嗜好度情報を順番に評価するために、嗜好情報番号mをm=0とする(ステップ301)。そして、m=1として(ステップ302)、最初(m=1番目)の嗜好情報を評価対象として選択する(ステップ303)。そして、評価対象の嗜好情報が前回の定期嗜好度評価の時期から番組視聴による更新がなされている場合には(ステップ304の“有”)、嗜好情報番号mをm+1として(ステップ302)、次の嗜好情報を評価対象とする(ステップ303)。 【0041】 評価対象の嗜好情報が前回の定期嗜好度評価の時期から番組視聴による更新がなされていない場合には(ステップ304の“無”)、この評価対象の嗜好情報の番組視聴による更新がなされない期間が1週間を越えたか否かを判定し、越えていなければ(ステップ305の“No”)、この嗜好情報に対する更新を保留し、ステップ302へ戻って次の嗜好情報の嗜好度評価に移る。この評価対象の嗜好情報の番組視聴による更新がなされない期間が1週間を越えていれば(ステップ305の“Yes”)、この評価対象の嗜好情報に対し、その番組特徴情報を含む番組が1週間を越えて視聴されず、注目されなくなったものとして、嗜好度を下げる。 【0042】 以上の処理が終わると、全ての嗜好情報の評価が終了したか否か判定し、終わっていなければ(ステップ307の“No”)、ステップ302に戻って次の嗜好情報の嗜好度評価を行ない、全ての嗜好情報の評価が終了したときには(ステップ307の“Yes”)、定期嗜好度評価処理を終了する(ステップ308)。 【0043】 このようにして、全ての嗜好情報について嗜好度評価を行ない、1週間を越えても番組視聴による更新がなされない嗜好情報に対しては、注目されなくなったものとして、嗜好度が低められる。 【0044】 図4はこの第1の実施形態の番組視聴による嗜好情報の抽出・更新及び嗜好度リストの作成の処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。以下、図1を参照して、この処理の流れを説明する。 【0045】 同図において、リモコン8の選局操作により、ユーザ操作取得部1から選局されたチャンネルの番組視聴操作情報Bが供給されると、視聴履歴処理部3は、この選局されたチャンネルの番組、即ち、視聴開始された番組(視聴番組)のジャンルや出演者,キーワード(地名などの名詞)といった番組特徴情報、放送曜日や放送開始時刻,放送時間などの視聴番組の放送関連情報などをEPG情報取得部2に保持されているEPG情報から取得し、この視聴番組の視聴が終了すると、この視聴番組に対するユーザの視聴時間とともに、嗜好分析処理部5に供給する(ステップ401)。 【0046】 嗜好分析処理部5では、視聴履歴処理部3から視聴した番組のかかる番組特徴情報や放送関連情報,視聴時間が送られてくると、放送関連情報の放送時間(番組長)と視聴時間とから、この視聴した番組に対するユーザの視聴時間率(=視聴時間÷放送時間)を求め(ステップ402)、番組特徴情報毎にこの視聴時間率や嗜好度リストに使用されているこの番組特徴情報の嗜好度を用いて、新たな嗜好度を作成し、これまでの嗜好度を更新した嗜好情報を作成する(ステップ403)。そして、放送関連情報の放送曜日情報や放送時間の情報を基に、全嗜好情報についてその視聴の曜日や時間帯などにいった特徴的な傾向を分析し、その分析結果に応じて嗜好情報をグループ化し、嗜好度リストを更新する(ステップ404)。 【0047】 ここで、このグループ化によるグループの個数(即ち、嗜好度リストの個数)は、グループ抽出数設定部4(図1)に設定されているグループ抽出数を最大数とするものであり、これを、上記のように、「4」とすると、最大4個の嗜好情報のグループが得られる。嗜好度リストはかかるグループ毎に作成されるものであり、上記のように、新たに嗜好情報のグループが作成されると、かかるグループの嗜好度リストが作成され、これによってこれまでの各嗜好度リストが更新される。 【0048】 なお、図3で説明した定期嗜好度評価で嗜好度評価による更新が行なわれたときも、その結果に基づいて、各嗜好度リストの更新(例えば、リスト内での嗜好度の大きさに応じた嗜好情報の順位の更新など)が行なわれる。 【0049】 このように、各嗜好度リストの更新が行なわれると、推奨番組抽出部6が嗜好分析処理部5での各嗜好度リストから嗜好情報を、例えば、嗜好度が大きい順に所定個数ずつ抽出し、これら嗜好情報毎に、これに合致した番組を推奨番組とする(ステップ405)。かかる推奨番組は、EPGの作成や視聴予約,録画予約などのために用いられる。 【0050】 図5は1週間での番組の放送を二次元的にマッピングして模式的に示す表図である。この表では、横軸に日曜から土曜までの曜日をとり、縦軸に24時間を3時間毎に区切って示しており、嗜好分析処理部5で番組特徴情報を取得した番組毎に、その放送曜日と放送時間とを示している。 【0051】 同図において、番組11は、例えば、朝の8時15分から15分間の連続ドラマであり、月曜日から土曜日までの毎朝特定の時間に放送されるものであって、これを毎朝視聴すると、この視聴番組11に対して作成される嗜好情報(番組特徴情報はジャンルが「ドラマ」で、番組名が「A」であるが、以下、「ドラマ:A」とする)は、曜日情報や放送時間情報を基に、「月曜日から土曜日まで朝の特定時間」という放送形態に関する付加情報を持つことになる。また、番組12は、例えば、14時から30分間の昼の連続ドラマであり、月曜日から金曜日まで毎日に放送されるものであって、これを毎日視聴すると、この番組12に対して作成される嗜好情報は(番組11と同様、番組特徴情報を「ドラマ:B」とする)、曜日情報や放送時間情報を基に、「月曜日から金曜日まで昼の特定時間」という放送形態に関する付加情報を持つことになる。 【0052】 このように、番組特徴情報のジャンルが「ドラマ」であっても、かかる視聴番組11,12は、その付加情報を基に、放送の曜日が連続し、特定の時間に放送されたものとして放送形態の傾向が共通するものである。これにより、かかる放送形態の傾向を持つ番組の嗜好情報を同じグループにグループ分けすることができ、かかるグループの嗜好情報のみからなる嗜好度リストを作成することができる。 【0053】 図6(a)はかかる嗜好度リスト10aを示すものであって、番組特徴情報と放送関連情報(放送曜日や放送開始時刻,放送時間)と嗜好度とから構成されている。 【0054】 ここでは、この嗜好度リスト10aでは、番組11,12,……などの番組の嗜好情報からなるものであって、番組11の嗜好情報は、番組特徴情報が「ドラマ:A」であり、放送関連情報の放送曜日が「月−土(月曜日から土曜日まで)」、放送開始時刻が8:15(8時15分)であり、嗜好度は「77」となっている。また、番組12の嗜好情報は、番組特徴情報がジャンル「ドラマ:B」であり、放送曜日が「月−金」、放送開始時刻が14:00であり、嗜好度は「62」となっている。この嗜好度は、ここでは、番組の視聴回数としている。 【0055】 図5に戻って、番組13,14は夫々、例えば、土曜,日曜日の早朝に放送されるアニメ番組であり、その放送時間が、特に、特定されないものである。子供がこれをその都度視聴すると、この視聴番組13,14に対して作成される嗜好情報(その番組特徴情報がジャンル「アニメ」で、番組名が「C」,「D」であるが、以下、「アニメ:C」,「アニメ:D」という)は、曜日情報や放送時間情報を基に、「土曜日,日曜日の特定されない時間に放送」という放送形態の付加情報を持つことになる。また、番組15は、例えば、月曜日から金曜日まで毎日夕刻に放送されるアニメ番組であり、その放送開始時刻が18:00と特定されており、これを毎日視聴すると、この番組15に対して作成される嗜好情報(番組特徴情報がジャンル「アニメ」で、番組名が「E」であるが、以下、「アニメ:E」という)は、曜日情報や放送時間情報を基に、「月曜日から金曜日までの夕刻」という付加情報を持つことになる。 【0056】 ところで、ジャンルが「アニメ」である場合であって、その嗜好度がある程度の値である場合には、特定の視聴者(この場合、子供)によってよく視聴されている番組であるとして、1つのグループにグループ分けすることができ、かかるグループの嗜好情報のみからなる嗜好度リストを作成することができる。 【0057】 図6(b)はかかる嗜好度リスト10bを示すものであって、ここでは、この嗜好度リスト10bでは、アニメ番組の嗜好情報からなるものであって、番組13,14の嗜好情報は夫々、番組特徴情報が「アニメ:C」,「アニメ:D」であり、放送曜日が「土,日」となっているが、放送開始時刻は、特定していないので、「−」で示されている。また、番組15の嗜好情報も、番組特徴情報が「アニメ:E」であり、放送曜日が「月−金」となっているが、その放送開始時刻が18:00と特定されている。これら番組13,14,15の嗜好情報の嗜好度は夫々、「48」,「43」,「42」である。 【0058】 この嗜好度リスト10bでの嗜好度は、嗜好度リスト10aや図6に示す他の嗜好度リストでの嗜好度に比べて小さく、アニメ番組13,14,15は全く欠かさずに視聴されているわけではないが、視聴する曜日や時間帯に特徴があれば、これも1つの個性(傾向)がある番組のグループとして、リスト化することができる。この嗜好度リスト10bでは、アニメという番組がいろいろな曜日や時間帯で視聴されてということで、アニメ番組が1つのグループをなすものとする。このように、例えば、いろいろな曜日や時間帯で視聴される同じジャンルの番組の嗜好情報は、1つのグループをなし、嗜好度リストを作成することができる。 【0059】 例えば、夜の時間帯で毎日、あるいは、土曜,日曜や祭日などの特別な曜日や日にちの特定の時間帯に視聴される番組には、曜日や時間帯からみて、共通した付加情報が該当する。例えば、平日や土,日曜日の夜に視聴する番組は、個々人というよりも、家族全員で視聴される場合が多く、このような番組も1つのグループとすることができる。このように、家族で視聴していると考えられ、家族の嗜好と捉えることができ、家族で視聴している時間帯の番組選択を支援してもよい。図5での番組16は、かかる視聴番組の1つを示すものである。 【0060】 図6(c)は家族で視聴するような番組の嗜好度の嗜好度リスト10cを示すものであって、番組特徴情報が「バラエティ:F」の番組16,「情報:G」の番組17,「バラエティ:H」の番組18,……などの嗜好情報からなるものとする。番組16は、毎日夜の時間帯に放送されるものであって、特に放送時間が決まっているものではなく、嗜好度は「83」と非常に高く、家族でよく視聴されているものである。また、番組17は日曜日の20:00から放送されているものであり、その嗜好度は「76」と比較的高く、これもよく視聴されている番組である。さらに、番組18は、放送曜日は決められていないが、夜21:00から放送されるものであって、その嗜好度は「57」であって、これも比較的視聴されていることになる。 【0061】 さらに、番組によっては、放送曜日や放送時間帯に特徴がなく、その傾向を捉えることができないが、このことを特徴として、かかる番組をグループ化して嗜好度リストを作成する。 【0062】 図6(d)はこのような視聴番組の嗜好度リスト10dを示すものであって、ここでは、番組特徴情報が「バラエティ:料理」,「ドラマ:温泉」,「映画:洋画」,……などといった番組の嗜好情報からなるものとしている。 【0063】 なお、ここでは、グループ抽出数設定部4(図1)に設定された抽出数は4以上としており、この抽出数を最大とする個数の嗜好度リストが作成される。 【0064】 かかる嗜好度リストを基に、奨励番組抽出部6(図1)は、EPG情報取得部2のEPG情報から推奨番組を検出し、そのEPGの作成や視聴予約,録画予約を行なうことができるようにして番組選択を支援するが、また、これら嗜好度リストをOSD表示などで提示し、番組選択を支援するようにすることもできる。ここで、OSD表示の場合には、例えば、1週間分のEPG情報に基づくEPG内に嗜好度リストにある番組に該当する番組に印をつけたり、嗜好度リストそのものを提示したり、様々な方法が考えられるが、特にこれらの1つに限定するものではなく、また、抽出された番組を予約登録するなど、受信機機能と連動させてもよいことはいうまでもない。 【0065】 以上のように、第1の実施例では、例えば、家族の人数を嗜好情報の抽出数として設定しておくだけで、個々人の嗜好に応じた嗜好情報をリスト化することができ、夫々の嗜好情報を用いて番組を推薦することができる。なお、この第1の実施例では、家族の人数に応じてグループ抽出数を設定するものとして説明したが、これに限定するわけではなく、嗜好情報をグループ化して抽出したい数を設定すればよく、嗜好情報の個々人への振り分け操作や別々のリモコンを使用して夫々毎に嗜好情報を得るようにするなどの面倒な操作を必要とせずに、複数種類の嗜好情報を抽出してグループ化することができる。また、例えば、複数の子供がいても、子供の視聴する番組が同じ場合、グループ化される嗜好度リストは1つになる場合もあり、抽出したい数を最大数としてグループ分けを行なう。 【0066】 図7は本発明による番組選択支援方法の第2の実施形態での番組視聴による嗜好情報の抽出・更新及び嗜好度リストの作成の処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。この第2の実施形態も、これを用いる番組選択支援装置は図1に示す構成をなしており、基本的には、図4に示した第1の実施形態の処理の流れと同様であるが、さらに、番組の編成パターンを用いて嗜好情報のグループ化を行なう点が異なるものであり、以下、図1を参照して、この具体例の処理の流れを説明する。 【0067】 デジタル放送などで番組とともに多重されて送られてくる1週間分のEPG情報には、各番組の番組情報とともに、番組の編成パターンを示す情報も付加されており、EPG情報取得部2では、かかるEPG情報から番組情報や編成パターン情報が抽出されて保存される。かかる編成パターンとしては、「デジタル放送に使用する番組情報配列 ARIB STD-B10:電波産業界」にあるシリーズ記述子の編成パターンが知られており、EPG情報の一部として放送されている。 【0068】 図7において、リモコン8の選局操作により、ユーザ操作取得部1から選局されたチャンネルの番組視聴操作情報Bが供給されると、視聴履歴処理部3は、この選局されたチャンネルの番組、即ち、視聴番組のジャンルや出演者,キーワード(地名などの名詞)といった番組特徴情報、放送日(曜日も含む)や、放送曜日,放送開始時刻,放送時間などの視聴番組の放送関連情報、編成パターン情報などをEPG情報取得部2に保持されているEPG情報から取得し、この視聴番組の視聴が終了すると、この視聴番組に対するユーザの視聴時間とともに、嗜好分析処理部5に供給する(ステップ401’)。 【0069】 嗜好分析処理部5では、視聴履歴処理部3から視聴した番組のかかる番組特徴情報や放送関連情報,編成パターン情報,視聴時間が送られてくると、図4の場合と同様、放送関連情報の放送時間(番組長)と視聴時間とから、この視聴した番組に対するユーザの視聴時間率(=視聴時間÷放送時間)を求め(ステップ402)、番組特徴情報毎に、その視聴時間率や嗜好度リストに使用されているこの番組特徴情報の嗜好度,編成パターン情報を用いて、新たな嗜好度を作成し、これまでの嗜好度を更新した嗜好情報を作成する(ステップ403’)。 【0070】 ここで、編成パターンは、1週間の番組表で帯番組(月曜日から金曜日まで毎日の同じ時間帯で放送する同じ番組)、週1回程度放送する番組など番組の編成を示す情報であり、例えば、編成パターンによって週1回程度放送する番組であると判定された番組の嗜好度を分析する場合、毎週欠かさずこの番組が視聴されていれば、嗜好度が高いと分析し、また、例えば、編成パターンで帯番組をなす番組の嗜好情報の分析では、毎日の嗜好度分析が行われない(即ち、毎日視聴されるものではない)場合、嗜好度が低いと分析する。即ち、嗜好度の分析において、編成パターンと合致する視聴が行なわれているか否かを判定し、この判定結果も、嗜好度の高低分析を行なう1つの要件とする。 【0071】 そして、放送関連情報の放送曜日や放送時間をもとに、さらに、編成パターンの情報を補助情報として、全嗜好情報についてその視聴の曜日や時間帯などでの特徴的な傾向を分析し、その分析結果に応じて嗜好情報をグループ化し、嗜好度リストを更新する(ステップ404’)。 【0072】 ここで、この第2の実施形態においても、このグループ化によるグループの個数(即ち、嗜好度リストの個数)は、グループ抽出数設定部4(図1)に設定されているグループ抽出数を最大数とするものであり、これを、上記のように、「4」とすると、最大4個の嗜好情報のグループが得られる。嗜好度リストはかかるグループ毎に作成されるものであり、上記のように、新たに嗜好情報のグループが作成されると、かかるグループの嗜好度リストが作成され、これによってこれまでの各嗜好度リストが更新される。 【0073】 なお、この第2の実施形態においても、図3で説明した定期嗜好度評価で嗜好度評価による更新が行なわれたときも、その結果に基づいて、各嗜好度リストの更新(例えば、リスト内での嗜好度の大きさに応じた嗜好情報の順位の更新など)が行なわれる。 【0074】 このように、各嗜好度リストの更新が行なわれると、図4の場合と同様、推奨番組抽出部6が嗜好分析処理部5での各嗜好度リストから嗜好情報を、例えば、嗜好度が大きい順に所定個数ずつ抽出し、これら嗜好情報毎に、これに合致した番組を推奨番組とする(ステップ405)。かかる推奨番組は、EPGの作成や視聴予約,録画予約などのために用いられる。 【0075】 なお、この第2の実施形態においても、嗜好分析処理部5(図1)で図2に示す嗜好情報の分析処理が、図3に示す定期嗜好度評価処理が行なわれる。ところで、定期嗜好度評価処理では、未評価期間を1週間としたが(ステップ305)、が、この第2の実施形態では、嗜好情報個々に編成パターンを持つため、例えば、週に1回程度放送される番組に対しては、上記と同様、未評価期間を1週間とし、月に1回程度放送される番組に対しては、未評価期間を1ヶ月間とし、編成パターンに応じて嗜好情報の未評価期間を変えるようにしてもよい。 【0076】 また、さらに、この第2の実施形態では、編成パターン情報を嗜好度分析とグループ分析とに用いるようにしたが、これらのいずれか一方のみに用いるようにしてもよい。 【0077】 以上のように、第2の実施形態においても、嗜好情報をグループ化して夫々のグループ毎に嗜好度を抽出することができるので、例えば、家族の人数を嗜好情報抽出数として設定しておくだけで、個々人の嗜好に応じた嗜好情報をリスト化することができ、夫々の嗜好情報を用いて番組を推薦することができる。また、この第2の実施形態では、さらに、編成パターン情報を用いるので、嗜好情報毎に嗜好度評価方法を設定することができる。 【図面の簡単な説明】 【0078】 【図1】本発明による番組選択支援方法の第1の実施形態を実施する装置を示すブロック図である。 【図2】図1に示す第1の実施形態の処理の流れを示すフローチャートである。 【図3】図1に示す第1の実施形態の定期的な嗜好度評価処理の一具体例を示すフローチャートである。 【図4】図1に示す第1の実施形態の番組視聴による嗜好情報の抽出・更新及び嗜好度リストの作成の処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。 【図5】1週間の放送番組を二次元的にマッピングして模式的に示す表図である。 【図6】各グループの嗜好情報の嗜好度リストの一具体例を示す図である。 【図7】本発明による番組選択支援方法の第2の実施形態での番組視聴による嗜好情報の抽出・更新及び嗜好度リストの作成の処理の流れの一具体例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0079】 1 ユーザ操作取得部 2 EPG情報取得部 3 視聴履歴処理部 4 グループ抽出数設定部 5 嗜好分析処理部 6 推奨番組抽出部 7 システム制御部 8 リモコン 10a〜10d 番組
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000442 【氏名又は名称】特許業務法人 武和国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2008−11365(P2008−11365A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−181655(P2006−181655) |
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