トップ :: H 電気 :: H04 電気通信技術




【発明の名称】 ネットワーク通信装置および方法
【発明者】 【氏名】須藤 直樹

【氏名】河西 秀樹

【氏名】石津 秀雄

【要約】 【課題】LANインターフェースカードの故障やIP電話網がビジーでアクセスできない場合も、他のLANインターフェースカードからIP電話網にアクセスすることができるネットワーク通信装置および方法を提供する。

【構成】マルチファンクション装置は、IP−FAX送信を行う際に、原則は第2のNICを介してIP−FAXデータ系専用の第2のLANに接続してIP−FAX送信を行うが、第2のNICを介して第2のLANに接続できない場合、LANインターフェース制御部が第2のNICから第1のNICに切り替え、第1のNICを介してPCデータ系専用の第2のLANに接続してIP−FAX送信を行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
IP電話による通信を主用途とする第1のネットワークと接続する第1の接続インターフェースと、該第1のネットワークと主用途が異なる第2のネットワークと接続する第2の接続インターフェースとを具備するネットワーク通信装置において、
前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続し、IP−FAX通信の処理を行うIP−FAX通信処理手段と、
前記IP−FAX通信処理手段が前記IP−FAX通信の処理を行う際に前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信処理手段に該IP−FAX通信の処理を行わせる接続インターフェース制御手段と
を具備することを特徴とするネットワーク通信装置。
【請求項2】
前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを予め設定する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項3】
前記IP−FAX通信の処理を行う際に接続するIP電話サーバに前記第2の接続インターフェースを介して接続できるか否かに基づき、該第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項4】
前記接続インターフェース制御手段は、
相手応答タイムアウトまたは接続回数に基づき、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項5】
前記接続インターフェース制御手段は、
前記第1の接続インターフェースを介して接続できる装置がない場合、該第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項6】
前記第1の接続インターフェースを介して前記IP電話網用ネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことを許可する時間を予め設定する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項7】
前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、その旨をユーザに通知する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項8】
前記第2の接続インターフェースを介して前記第2のネットワークに接続し、データ通信の処理を行うデータ通信処理手段
を更に具備し、
前記接続インターフェース制御手段は、
前記データ通信処理手段が前記データ通信の処理を行う際に前記第2の接続インターフェースを介して前記第2のネットワークに接続できない場合、前記第1の接続インターフェースを介して該データ通信処理手段に該データ通信の処理を行わせる
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信装置。
【請求項9】
IP電話による通信を主用途とする第1のネットワークと接続する第1の接続インターフェースと、該第1のネットワークと主用途が異なる第2のネットワークと接続する第2の接続インターフェースとを具備するネットワーク通信装置のネットワーク通信方法において、
前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続し、IP−FAX通信の処理を行う際に、該第1の接続インターフェースを介して該第1のネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信の処理を行う
ことを特徴とするネットワーク通信方法。
【請求項10】
前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを予め設定する
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【請求項11】
前記IP−FAX通信の処理を行う際に接続するIP電話サーバに前記第2の接続インターフェースを介して接続できるか否かに基づき、該第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを判断する
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【請求項12】
相手応答タイムアウトまたは接続回数に基づき、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断する
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【請求項13】
前記第1の接続インターフェースを介して接続できる装置がない場合、該第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断する
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【請求項14】
前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことを許可する時間を予め設定する
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【請求項15】
前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、その旨をユーザに通知する
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【請求項16】
前記第2の接続インターフェースを介して前記第2のネットワークに接続し、データ通信の処理を行う際に該第2の接続インターフェースを介して該第2のネットワークに接続できない場合、前記第1の接続インターフェースを介して該データ通信の処理を行う
ことを特徴とする請求項9記載のネットワーク通信方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク通信装置および方法に関し、特に、IP電話網を利用したIP−FAX機能を有するネットワーク通信装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
IP電話網を利用したファクシミリ通信は企業内イントラネットを利用して増加している。
【0003】
例えば、IP網に接続する第1の接続手段と、公衆回線網に接続する第2の接続手段とを具備し、第1の接続手段による接続が失敗した場合は、第2の接続手段によって接続するように制御するインターネットファクシミリ通信端末がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
最近、企業では、IP電話網をPC用のネットワークと完全に分離している場合と、同じネットワーク上にPCデータとIP電話データとを共存させる場合とが存在する。また、端末側も、LANインターフェースを1つのみ用意し、プリンタ/スキャン/IP−FAXとデータを共存する場合と、LANインターフェースを2つ用意し、プリンタ/スキャンのPCデータ系とIP−FAXデータ系とを分離する場合とがある。
【特許文献1】特開2003−209657号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、PCデータ系とIP−FAXデータ系とを分離するために2つのLANインターフェースを端末に用意する場合、片方のLANインターフェースがネットワークにアクセスできない状態になると、処理が行われなくなる(例えば、IP−FAX用のLANインターフェースが壊れるとIP−FAXの処理ができなくなる)という問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、LANインターフェースカードの故障やIP電話網がビジーでアクセスできない場合も、他のLANインターフェースカードからIP電話網にアクセスすることができるネットワーク通信装置および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、IP電話による通信を主用途とする第1のネットワークと接続する第1の接続インターフェースと、該第1のネットワークと主用途が異なる第2のネットワークと接続する第2の接続インターフェースとを具備するネットワーク通信装置において、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続し、IP−FAX通信の処理を行うIP−FAX通信処理手段と、前記IP−FAX通信処理手段が前記IP−FAX通信の処理を行う際に前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信処理手段に該IP−FAX通信の処理を行わせる接続インターフェース制御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを予め設定することを特徴とする。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記IP−FAX通信の処理を行う際に接続するIP電話サーバに前記第2の接続インターフェースを介して接続できるか否かに基づき、該第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを判断することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記接続インターフェース制御手段は、相手応答タイムアウトまたは接続回数に基づき、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断することを特徴とする。
【0011】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記接続インターフェース制御手段は、前記第1の接続インターフェースを介して接続できる装置がない場合、該第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断することを特徴とする。
【0012】
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記第1の接続インターフェースを介して前記IP電話網用ネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことを許可する時間を予め設定することを特徴とする。
【0013】
また、請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、その旨をユーザに通知することを特徴とする。
【0014】
また、請求項8の発明は、前記第2の接続インターフェースを介して前記第2のネットワークに接続し、データ通信の処理を行うデータ通信処理手段を更に具備し、前記接続インターフェース制御手段は、前記データ通信処理手段が前記データ通信の処理を行う際に前記第2の接続インターフェースを介して前記第2のネットワークに接続できない場合、前記第1の接続インターフェースを介して該データ通信処理手段に該データ通信の処理を行わせることを特徴とする。
【0015】
また、請求項9の発明は、IP電話による通信を主用途とする第1のネットワークと接続する第1の接続インターフェースと、該第1のネットワークと主用途が異なる第2のネットワークと接続する第2の接続インターフェースとを具備するネットワーク通信装置のネットワーク通信方法において、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続し、IP−FAX通信の処理を行う際に、該第1の接続インターフェースを介して該第1のネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信の処理を行うことを特徴とする。
【0016】
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを予め設定することを特徴とする。
【0017】
また、請求項11の発明は、請求項9の発明において、前記IP−FAX通信の処理を行う際に接続するIP電話サーバに前記第2の接続インターフェースを介して接続できるか否かに基づき、該第2の接続インターフェースを介して該IP−FAX通信の処理を行うことが可能であるか否かを判断することを特徴とする。
【0018】
また、請求項12の発明は、請求項9の発明において、相手応答タイムアウトまたは接続回数に基づき、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断することを特徴とする。
【0019】
また、請求項13の発明は、請求項9の発明において、前記第1の接続インターフェースを介して接続できる装置がない場合、該第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できないと判断することを特徴とする。
【0020】
また、請求項14の発明は、請求項9の発明において、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、前記第2の接続インターフェースを介して前記IP−FAX通信の処理を行うことを許可する時間を予め設定することを特徴とする。
【0021】
また、請求項15の発明は、請求項9の発明において、前記第1の接続インターフェースを介して前記第1のネットワークに接続できない場合、その旨をユーザに通知することを特徴とする。
【0022】
また、請求項16の発明は、請求項9の発明において、前記第2の接続インターフェースを介して前記第2のネットワークに接続し、データ通信の処理を行う際に該第2の接続インターフェースを介して該第2のネットワークに接続できない場合、前記第1の接続インターフェースを介して該データ通信の処理を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、LANインターフェースカードの故障やIP電話網がビジーでアクセスできない場合も、他のLANインターフェースカードからIP電話網にアクセスすることができるため、IP−FAX通信の信頼性を高めることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明に係るネットワーク通信装置および方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明を適用したマルチファンクション装置1の概略構成の一例を示す図である。
【0026】
図1に示すように、マルチファンクション装置1は、マルチファンクションコントロール部2とプリンタモジュール部3とスキャナモジュール部4とファクシミリモジュール部5とを具備して構成され、プリンタモジュール部3、スキャナモジュール部4およびファクシミリモジュール部5は、インターフェース(以後、I/Fと称する)6によってマルチファンクションコントロール部2と接続されている。
【0027】
マルチファンクションコントロール部2は、各モジュール部を効率良く制御するとともに、ネットワークプリント機能およびネットワークスキャナ機能を制御する。具体的には、制御用のCPU71と、CPU71の動作プログラムを記憶するROM81・RAM91と、PCデータ系専用の第1のLANに接続するためのLANインターフェースである第1のNIC101と、入出力用データを格納するデータ蓄積用メモリ11と、IP−FAX送信時またはスキャンデータ等のデータ送信時に使用するNICの切り替えの制御を行うLANインターフェース制御部12とを具備して構成され、これらはシステムバス131によって相互に接続している。
【0028】
プリンタモジュール部3は、マルチファンクションコントロール部2のデータ蓄積用メモリ11に蓄積されたデータを用紙に印刷する。
【0029】
スキャナモジュール部4は、原稿を光学的に読み取り、読み取ったデータはマルチファンクションコントロール部2のデータ蓄積用メモリ11に蓄積する。
【0030】
ファクシミリモジュール部5は、マルチファンクションコントロール部2と連携をとってPSTN経由のファクシミリ通信機能およびLAN経由のIP−FAX機能を制御する。具体的には、ファクシミリモジュール部5を制御するCPU72と、CPU72の動作プログラムを記憶するROM82・RAM92と、PSTN経由のデータの送受信を行う網制御部14、PSTN経由で受信したデータの複合化、スキャナモジュール部で読み取ったデータの符号化、およびデータの解像度変換を行うCodec/解像度変換部15と、Codec/解像度変換部15で符号化したデータをPSTNを介してファクシミリ送信するFAX Modem16と、IP−FAXデータ系専用の第2のLANに接続するためのLANインターフェースである第2のNIC102とを具備して構成され、これらはシステムバス132によって相互に接続している。
【0031】
マルチファンクション装置1は、IP−FAX送信を行う際に、原則は第2のNIC102を介してIP−FAXデータ系専用の第2のLANに接続してIP−FAX送信を行うが、第2のNIC102を介して第2のLANに接続できない場合、LANインターフェース制御部12が第2のNIC102から第1のNIC101に切り替え、第1のNIC101を介してPCデータ系専用の第1のLANに接続してIP−FAX送信を行う。また、スキャンデータ等のデータ送信を行う際に、原則は第1のNIC101を介してPCデータ系専用の第1のLANに接続してデータ送信を行うが、第1のNIC101を介して第1のLANに接続できない場合、LANインターフェース制御部12が第1のNIC101から第2のNIC102に切り替え、第2のNIC102を介してIP−FAXデータ系専用の第2のLANに接続してデータ送信を行う。
【0032】
なお、第1のLANを介してIP−FAX送信が可能であるか否かをユーザが設定することができる。また、第1のLANを介してIP−FAX送信が可能であるか否かは、マルチファンクション装置1の設置時、IP電話サーバデータ更新時等に第1のLANを介して設定されているIP電話サーバに自動でアクセスして接続できるか否か確認することで判別し、接続できる場合は第1のLANを介してIP−FAX送信が可能であると判別し、接続できない場合は第2のLANを介してIP−FAX送信が不可能であると判別する。
【0033】
なお、ユーザが設定した時間のみ第1のNIC101を介してIP−FAX送信を行うことを許可することや、第2のNIC102を介してデータ送信を行うことを許可することができる。
【0034】
なお、IP−FAX送信時またはデータ送信時に原則のLANに接続できない際に、マルチファンクション装置1の管理者に電子メールで知らせたり、またはコントロールパネル上の液晶、LED等に表示したりすることができる。
【0035】
次に、マルチファンクション装置で行われるIP−FAX送信処理の手順について図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0036】
スキャナモジュール部が原稿をスキャンすると(ステップS201)、マルチファンクションコントロール部がスキャンデータをデータ蓄積用メモリに蓄積し(ステップS202)、ファクシミリモジュール部が第2のNICからIP電話用サーバへ接続し(ステップS203)、相手が応答した場合(ステップS204でYES)、ステップS205に進み、また、相手が応答しなかった場合(ステップS204でNO)、ステップS206に進む。
【0037】
相手が応答した場合(ステップS204でYES)、第2のNICを介してFAXデータを送信し(ステップS205)、IP−FAX送信処理の手順を終了する。
【0038】
相手が応答しなかった場合(ステップS204でNO)、LANインターフェース制御部が第1のNICからIP電話用サーバへ接続し(ステップS206)、相手が応答した場合(ステップS207でYES)、ステップS208に進み、また、相手が応答しなかった場合(ステップS207でNO)、ステップS209に進む。
【0039】
相手が応答した場合(ステップS207でYES)、第1のNICを介してFAXデータを送信し(ステップS208)、IP−FAX送信処理の手順を終了する。
【0040】
相手が応答しなかった場合(ステップS207でNO)、LAN接続失敗でエラー処理を行い(ステップS209)、IP−FAX送信処理の手順を終了する。
【0041】
次に、マルチファンクション装置で行われるIP−FAX送信処理でIP−FAXデータ系専用のLANの使用可否の判断基準を設けた際の手順について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】
スキャナモジュール部が原稿をスキャンすると(ステップS301)、マルチファンクションコントロール部がスキャンデータをデータ蓄積用メモリに蓄積し(ステップS302)、ファクシミリモジュール部が第2のNICからIP電話用サーバへ接続し(ステップS303)、相手が応答した場合(ステップS304でYES)、ステップS305に進み、また、相手が応答しなかった場合(ステップS304でNO)、ステップS306に進む。
【0043】
相手が応答した場合(ステップS304でYES)、第2のNICを介してFAXデータを送信し(ステップS305)、IP−FAX送信処理の手順を終了する。
【0044】
相手が応答しなかった場合(ステップS304でNO)、Time Outになると(ステップS306でYES)、LANインターフェース制御部が第1のNICからIP電話用サーバへ接続し(ステップS307)、相手が応答した場合(ステップS308でYES)、ステップS309に進み、また、相手が応答しなかった場合(ステップS308でNO)、ステップS310に進む。
【0045】
相手が応答した場合(ステップS308でYES)、第1のNICを介してFAXデータを送信し(ステップS309)、IP−FAX送信処理の手順を終了する。
【0046】
相手が応答しなかった場合(ステップS308でNO)、Time Outになると(ステップS310でYES)、LAN接続失敗でエラー処理を行い(ステップS311)、IP−FAX送信処理の手順を終了する。
【0047】
なお、図3に示すフローチャートでは判断基準を相手応答タイムアウトにしたが、それ以外にも、接続回数を判断基準としても良いし、更に、第2のNICを介して何処にも接続できない(例えば、複数のIP電話サーバに接続できない等)を判断基準としても良い。
【0048】
本発明は、上記し、且つ図面に示し実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明を適用したマルチファンクション装置の概略構成の一例を示す図である。
【図2】マルチファンクション装置で行われるIP−FAX送信処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】マルチファンクション装置で行われるIP−FAX送信処理でIP−FAXデータ系専用のLANの使用可否の判断基準を設けた際の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0050】
1 マルチファンクション装置
2 マルチファンクションコントロール部
3 プリンタモジュール部
4 スキャナモジュール部
5 ファクシミリモジュール部
6 I/F
71、72 CPU
81、82 ROM
91、92 RAM
101、102 第1のNIC
11 データ蓄積用メモリ
12 LANインターフェース制御部
131、132 システムバス
14 網制御部
15 Codec/解像度変換部
【出願人】 【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
【出願日】 平成18年6月30日(2006.6.30)
【代理人】 【識別番号】100071054
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 高久


【公開番号】 特開2008−11350(P2008−11350A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−181531(P2006−181531)