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【発明の名称】 予約項目表示方法および携帯型テレビ放送受信装置
【発明者】 【氏名】森本 茂雄

【要約】 【課題】携帯型テレビ放送受信装置の状況に応じて録画予約を表示する予約項目表示方法および携帯型テレビ放送受信装置を提供する。

【構成】外部より電力が供給されている場合(S11;Yes)、録画予約の状況を確認し(S12)、録画予約がある場合(S12;Yes)、録画予約を記録開始時刻に基づいて並び替える(S13)。並び替えた録画予約のうち、次に実行されるものから順に少なくとも1項目以上を表示部11に表示する(S14)。録画予約キャンセル操作が実行された場合(S15;Yes)や、録画予約を設定した時刻になり(S16;Yes)、録画が実行され(S17)て録画終了した(S18)場合には、再びS12へ戻り表示を更新する。録画予約がすべて実行されて録画予約がなくなった場合(S12;No)は、「録画予約がありません」と一定時間表示し(S19)、録画予約の表示を終了する(S20)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
録画予約および録音予約を予約項目として登録する登録ステップと、
外部から電力供給がされているか判断する電力供給判断ステップと、
前記電力供給判断ステップにおいて外部から電力供給がされていると判断した場合に、前記予約項目を表示部に表示する表示ステップとを有することを特徴とする予約項目表示方法。
【請求項2】
前記表示ステップは、前記予約項目を記録開始時刻に基づいて並び替えて、前記予約項目のうち少なくとも1項目以上を前記記録開始時刻の早いものから表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の予約項目表示方法。
【請求項3】
前記表示ステップは、予約項目を表示した後に一定時間無操作状態が続いた場合、表示部の輝度を下げることを特徴とする請求項1に記載の予約項目表示方法。
【請求項4】
前記表示ステップは、予約項目を表示する際に、時刻に基づいて表示部の輝度、色相、表示形式のうち少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1に記載の予約項目表示方法。
【請求項5】
外部電源からの電力供給を監視可能な電源管理部と、
録画予約および録音予約を予約項目として記憶可能な記憶部と、
前記電源管理部が外部電源からの電力供給を認知した際に、前記予約項目を表示部に表示する制御部とを有することを特徴とする携帯型テレビ放送受信装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記予約項目を記録開始時刻に基づいて並び替えて、前記予約項目のうち少なくとも1項目以上を前記記録開始時刻の早いものから表示部に表示することを特徴とする請求項5に記載の携帯型テレビ放送受信装置。
【請求項7】
前記制御部は、予約項目を表示した後に一定時間無操作状態が続いた場合、表示部の輝度を下げることを特徴とする請求項5に記載の携帯型テレビ放送受信装置。
【請求項8】
前記制御部は、予約項目を表示する際に、時刻に基づいて表示部の輝度、色相、表示形式のうち少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項5に記載の携帯型テレビ放送受信装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、録画可能な携帯型テレビ放送受信装置の予約項目表示方法に関し、特に携帯型テレビ放送受信装置の状況に応じて録画予約を表示をする予約項目表示方法および携帯型テレビ放送受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、録画予約待機中に現在予約されている予約内容を表示部に表示するテレビ放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
このテレビ放送受信装置によると、テレビ放送受信装置に設定された複数の録画予約を録画予約開始時間でソートし、現在時刻の次に実行される録画予約に関して予約内容を表示部に表示する。また、予約待機中は表示部の輝度を通常より下げて予約内容の表示を行うことにより、ユーザは録画予約待機中であることを容易に判断できる。
【特許文献1】特開平8−63827号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のテレビ放送受信装置によると、予約待機中は常に録画予約を表示しており、テレビ放送受信装置に電源が供給されておらず内蔵したバッテリ等により駆動している場合においては、録画予約の表示により電力を浪費し、テレビ放送受信装置の駆動時間が短くなるという問題がある。また、予約待機中は表示部の輝度を通常より下げて予約内容の表示を行うが、輝度の調整は予約待機中であるかどうかに関して実行され、テレビ放送受信装置の置かれた環境によっては表示が暗い、もしくは表示が明るくまぶしいため読みづらい場合がある。
【0005】
従って、本発明の目的は、携帯型テレビ放送受信装置の状況に応じて録画予約を表示する予約項目表示方法および携帯型テレビ放送受信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は上記目的を達成するため、録画予約および録音予約を予約項目として登録する登録ステップと、外部から電力供給がされているか判断する電力供給判断ステップと、前記電力供給判断ステップにおいて外部から電力供給がされていると判断した場合に、前記予約項目を表示部に表示する表示ステップとを有することを特徴とする予約項目表示方法を提供する。
【0007】
このような方法によれば、外部から電力が供給されている場合にのみ予約項目を表示するため、内部バッテリー使用時の電力浪費を抑えることができる。
【0008】
(2)また、本発明は上記目的を達成するため、外部電源からの電力供給を監視可能な電源管理部と、録画予約および録音予約を予約項目として記憶可能な記憶部と、前記電源管理部が外部電源からの電力供給を認知した際に、前記予約項目を表示部に表示する制御部とを有することを特徴とする携帯型テレビ放送受信装置を提供する。
【0009】
このような構成によれば、(1)の効果を有する携帯型テレビ放送受信装置が可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、携帯型テレビ放送受信装置の置かれた環境に応じて録画予約表示が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、本発明の予約項目表示方法の実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
【0012】
〔第1の実施の形態〕
(携帯型テレビ放送受信装置の構成)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の平面図である。図1(b)は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の左側面を示す側面図である。図1(c)は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の正面図である。
【0013】
携帯型テレビ放送受信装置1は、内部にCPUや、小型のHDD(Hard Disc Drive)等の電子部品を有し、正面には文字、画像等を表示する表示部11と、音声を出力するスピーカ10と、表示項目を操作するためのスタートスイッチ120とバックスイッチ121と操作キースイッチ122とクイックスイッチ123とボリュームスイッチ124とからなる操作部201とを有する。左側面には、イヤホンジャック130と外部より電源を供給できる電源ジャック131とUSB端子132と拡張コネクタ133とアンテナ126とを有する。上側面には、再生状態を制御する再生操作スイッチ群125を有する。
【0014】
操作キースイッチ122は、外側に上下左右を指定するスイッチを有しており、中心に決定スイッチ122Aを有する。
【0015】
図2は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の概略構成図である。
【0016】
制御部200は、携帯型テレビ放送受信装置1の各部を統括して制御し、オーディオやビデオ等のコンテンツのファイルシステム管理、エンコードおよびデコード時の制御、再生モード設定、ユーザーインターフェース制御等の処理動作を行う。
【0017】
操作部201は、携帯型テレビ放送受信装置1に設けられる各スイッチの操作に応じた操作信号を制御部200に出力する。
【0018】
チューナ202はテレビ放送の映像信号を受信し、復調する。
【0019】
メモリ203は、処理データを一時的に記憶し、各部での処理を補助する。
【0020】
記憶部204は、携帯型テレビ放送受信装置1を動作させるためのファームウエア、再生および制御に必要なアプリケーションプログラム、プログラムの設定データ、ビデオ等のコンテンツの管理に必要な管理データ、そしてビデオ等のコンテンツデータを記憶する。
【0021】
TVエンコーダ205は、チューナ202より受信した映像信号を符号化し記憶部204に記録する。
【0022】
駆動回路206は、バックライト206aとLCDコントローラ206bを有し、ユーザー操作に基づく表示画面に応じたデータを制御部200からバス209を介して入力することにより表示部11を駆動制御する。
【0023】
音声出力部207は、オーディオ信号を内蔵されたアンプで増幅してイヤホンジャック130に出力する。
【0024】
インターフェース(I/F)部208は、電源ジャック131とUSB端子132と拡張コネクタ133を有し、電源ジャック131に電源が接続されたとき、もしくはUSB端子132に外部機器が接続されたとき、外部より供給される電力を用いて携帯型テレビ放送受信装置1を駆動する。
【0025】
電源部210は、内部にバッテリーを有し、電源ジャック131またはUSB端子132より電力が供給されている場合はバッテリーを充電し、電力が供給されていない場合はバッテリーより各部へ電力を供給して携帯型テレビ放送受信装置を駆動する。
【0026】
(ソフトウェアの構成)
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるソフトウェア構成を示す概略図である。
【0027】
ソフトウェアは、アプリケーション群3000Aと、オペレーティングシステム301と、ドライバ群3000Bとからなり、各ドライバに対応したデバイス群2000が接続されている。
【0028】
アプリケーション群3000Aは、テレビ放送を視聴可能なTVビュワ300Aと、文字情報を閲覧可能なテキストビュワ300Bと、各種ゲームソフトを実行可能なゲーム300Cと、音声ファイルおよび映像ファイルを再生および記録可能なメディアプレイヤ300Dとを有する。
【0029】
TVビュワ300Aは、電源ジャック131およびUSB端子132の電力供給状態を監視する電源管理部300aと、録画予約を管理する予約管理部300bと、録画予約表示を管理する予約表示管理部300cとを有する。
【0030】
オペレーティングシステム301は、アプリケーション群3000Aとドライバ群3000Bを統括して管理する。
【0031】
ドライバ群3000Bは、チューナ202を管理するチューナドライバ302と、USB端子132を管理するUSBドライバ303と、LCDコントローラ206bとバックライト206aとTVエンコーダ205とを管理して制御するディスプレイドライバ304と、操作部201からの入力信号を制御するキードライバ305と、電源ジャック131から供給される電力を制御する電源ドライバ306とを有する。
【0032】
(表示画面の構成)
図4は、本発明の第1の実施の形態における予約表示画面構成を示す概略図である。
【0033】
表示部11は、予約表示中に、現在時刻を表示する現在時刻表示110と、現在時刻からみて次に実行される録画予約内容を表示する録画予約111と、録画予約111の次に実行される録画予約112とを表示する。
【0034】
録画予約111は、録画開始時刻および録画終了時刻、番組タイトル、放送曲名等を表示し、その他に録画品質(録画レート)、録画フォーマット、番組ジャンル、および出演者名等を表示してもよい。これらの表示項目はユーザーによって表示/非表示を設定できるようにしてもよい。
【0035】
(動作)
以下に、本発明の実施の形態における携帯型テレビ放送受信装置の動作を図1から図5を参照しつつ説明する。
【0036】
携帯型テレビ放送受信装置1は、アンテナ126により放送電波を受信し、チューナ202により復調して表示部11と音声出力部207に出力することにより番組を視聴できる。
【0037】
録画時は、同様にアンテナ126により放送電波を受信し、チューナ202により復調した信号をTVエンコーダ205によって符号化して記憶部204に記録する。
【0038】
録画予約は、操作部201を所定の操作に従って操作することで予約管理部300bを呼び出し、予約時間帯、チャンネル、記録フォーマット等を入力することにより完了する。予約内容は、記憶部204に保存され、指定した開始時刻になると実行される。
【0039】
図5は、本発明の第1の実施の形態に関する予約表示の動作を示すフローチャートである。
【0040】
まず、TVビュワ300A内の電源管理部300aによって、電源ジャック131およびUSB端子132からの電力供給状況を監視する(S11)。外部より電力が供給されている場合(S11;Yes)、予約管理部300bにより録画予約の状況を確認する(S12)。外部より電力が供給されていない場合(S11;No)は、録画予約表示をしない。
【0041】
次に、録画予約がある場合(S12;Yes)、予約管理部300bは録画予約を記録開始時刻に基づいて並び替える(S13)。並び替えた録画予約のうち、現在時刻からみて次に実行されるものから順に少なくとも1項目以上を表示部11に表示する(S14)。
【0042】
次に、録画予約キャンセル操作が実行された場合(S15;Yes)や、録画予約を設定した時刻になり(S16;Yes)、録画が実行され(S17)て録画終了した(S18)場合には、録画予約情報が変更されるので再びS12へと戻り表示を更新する。
【0043】
次に、録画予約がすべて実行されて録画予約がなくなった場合(S12;No)は、「録画予約がありません」と一定時間表示し(S19)、録画予約の表示を終了する(S20)。
【0044】
(第1の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、外部から電力が供給されている場合のみ予約表示を行ったため、内部のバッテリー駆動時に電力を消費することがなくなる。
【0045】
また、待機画面として予約表示を行っているため、録画予約の確認をするための操作が必要なくなる。
【0046】
なお、表示する録画予約は1項目以上であればよい。また、表示部11に表示しきれない項目についてはスクロールすることにより確認可能としてもよい。
【0047】
〔第2の実施の形態〕
図6(a)〜(d)は、本発明の第2の実施の形態における予約表示画面構成例を示す概略図である。なお、以下の説明において、第1の実施の形態例と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
【0048】
図6(a)〜(c)に示すように、表示部11は、時刻に従って予約表示画面の輝度、色相、および表示形式を変更する。
【0049】
図6(d)に示すように、表示部11は、一定時間操作がなかった場合に、バックライト206aの照度を下げるか、LCDコントローラ206bにより表示をハーフトーンにしたり、色相を変化させることにより、表示を変更する。
【0050】
図7は、本発明の第2の実施の形態における予約表示の動作を示すフローチャートである。なお、図7の動作は、図5におけるS14の詳細を示したもので、前後の動作は図5に従うものとする。
【0051】
まず、制御部200に内蔵された時計機能より時刻を呼び出す(S31)。現在の時刻が6:00〜18:00の場合は、図6の(a)に示す予約表示設定1を用い(S32)、現在の時刻が18:00〜0:00の場合は、図6の(b)に示す予約表示設定2を用い(S33)、現在の時刻が0:00〜6:00の場合は、図6の(c)に示す予約表示設定3を用い(S34)て表示する。
【0052】
次に、操作部201における操作が一定時間ない場合(S35;Yes)、図6(d)に示すように表示部11の輝度を下げる(S36)。
【0053】
上記した実施の形態によると、時間帯によって予約表示設定を変更することにより、その時間帯の明るさや雰囲気に応じた表示が可能となるため、ユーザの行動を妨げない。
【0054】
また、無操作状態を感知して予約表示設定を変更するため、確認を積極的に必要としない場合に、ユーザーの行動を妨げない。
【0055】
なお、予約表示設定は、携帯型テレビ放送受信装置1に周囲の照度を計測する計測部を設けて、照度に基づいて変更しても良い。
【0056】
なお、録画予約に関して以上を説明してきたが、録音予約に関しても同様の構成および動作をもって表示が可能であり、同様の効果を有することはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の平面図である。(b)は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の左側面を示す側面図である。(c)は、本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に関する携帯型テレビ放送受信装置の概略構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるソフトウェア構成を示す概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における予約表示画面構成を示す概略図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に関する予約表示の動作を示すフローチャートである。
【図6】(a)〜(d)は、本発明の第2の実施の形態における予約表示画面構成例を示す概略図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に関する予約表示の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0058】
1…携帯型テレビ放送受信装置、10…スピーカ、11…表示部、110…現在時刻表示、111…録画予約、112…録画予約、120…スタートスイッチ、121…バックスイッチ、122A…決定スイッチ、122…操作キースイッチ、123…クイックスイッチ、124…ボリュームスイッチ、125…再生操作スイッチ群、126…アンテナ、130…イヤホンジャック、131…電源ジャック、132…USB端子、133…拡張コネクタ、200…制御部、201…操作部、202…チューナ、203…メモリ、204…記憶部、205…TVエンコーダ、206…駆動回路、206a…バックライト、206b…LCDコントローラ、207…音声出力部、208…I/F部、209…バス、210…電源部、300A…TVビュワ、300B…テキストビュワ、300C…ゲーム、300D…メディアプレイヤ、300a…電源管理部、300b…予約管理部、300c…予約表示管理部、301…オペレーティングシステム、302…チューナドライバ、303…USBドライバ、304…ディスプレイドライバ、305…キードライバ、306…電源ドライバ、2000…デバイス群、3000A…アプリケーション群、3000B…ドライバ群
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年6月30日(2006.6.30)
【代理人】 【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄

【識別番号】100099597
【弁理士】
【氏名又は名称】角田 賢二

【識別番号】100124235
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 恵子

【識別番号】100124246
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 和光


【公開番号】 特開2008−11317(P2008−11317A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−181037(P2006−181037)