| 【発明の名称】 |
固体撮像装置及びその制御方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 忠夫
【氏名】山本 克義
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| 【要約】 |
【課題】グローバルシャッター機能を備えつつ小型且つ低ノイズにする。
【構成】固体撮像装置は、複数の画素からなる画素部4と、複数の画素を制御するライン制御回路6と、画素部4から出力される各画素の信号を読み出す読み出し回路7と、画素部4に光が入射する状態又は画素部4を遮光する状態にする液晶シャッター2と、全画素にて同時に露光を行うGSモード又は1ライン毎に露光を行うLSモードの何れかへ露光モードを切り替えるGS/LS切り替え部10aを有し、GS/LS切り替え部10aにより切り替えられた露光モードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、及び液晶シャッター2を制御する制御回路10とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の画素からなる画素部と、 前記複数の画素を制御する画素制御手段と、 前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す読出手段と、 前記画素部に光が入射する状態又は前記画素部を遮光する状態にするシャッター手段と、 全画素にて同時に露光を行う第1の露光モード又は所定単位分の画素毎に露光を行う第2の露光モードの何れかへ露光モードを切り替える露光モード切替手段を有し、前記露光モード切替手段により切り替えられた露光モードに応じて、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。 【請求項2】 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により前記第1の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素をリセットし、次に、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、次に、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出すように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。 【請求項3】 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により前記第2の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記所定単位分の画素毎に、リセット、露光、及び前記画素部から出力される各画素の信号の読み出しを行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装置。 【請求項4】 前記制御手段は、静止画撮影を行う第1の撮影モード又は動画撮影を行う第2の撮影モードの何れかへ撮影モードを切り替える撮影モード切替手段を更に有し、 前記露光モード切替手段は、前記撮影モード切替手段により前記第1の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記撮影モード切替手段により前記第2の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第2の露光モードへ切り替える、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の固体撮像装置。 【請求項5】 前記露光モード切替手段は、被写体の明るさに応じて求められた露光時間が所定時間を超える場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記露光時間が前記所定時間以下である場合には前記第2の露光モードへ切り替える、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の固体撮像装置。 【請求項6】 前記画素部は、画素が光電変換素子、増幅用素子、前記光電変換素子から前記増幅用素子の入力部に光電荷を転送する転送用素子、及び、前記増幅用素子の入力部をリセットするリセット用素子を有する画素部であり、 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により第1の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素において前記リセット用素子及び前記転送用素子を制御して前記光電変換素子をリセットし、次に、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、次に、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素について、前記リセット用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第1の信号を読み出し、続いて前記転送用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第2の信号を読み出し、続いて前記第2の信号から前記第1の信号を差し引くという制御を行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。 【請求項7】 前記シャッター手段は液晶シャッターである、 ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載の固体撮像装置。 【請求項8】 複数の画素からなる画素部と、前記複数の画素を制御する画素制御手段と、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す読出手段と、前記画素部に光が入射する状態又は前記画素部を遮光する状態にするシャッター手段と、全画素にて同時に露光を行う第1の露光モード又は所定単位分の画素毎に露光を行う第2の露光モードの何れかへ露光モードを切り替える露光モード切替手段とを備える固体撮像装置の制御方法であって、 前記露光モード切替手段により切り替えられた露光モードに応じて、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする固体撮像装置の制御方法。 【請求項9】 前記露光モード切替手段により前記第1の露光モードへ切り替えられた場合には、 前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素をリセットし、 前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、 前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す、 ように前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする請求項8記載の固体撮像装置の制御方法。 【請求項10】 前記露光モード切替手段により前記第2の露光モードへ切り替えられた場合には、 前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記所定単位分の画素毎に、リセット、露光、及び前記画素部から出力される各画素の信号の読み出しを行う、 ように前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする請求項8又は9記載の固体撮像装置の制御方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、固体撮像装置及びその制御方法に関する。 【背景技術】 【0002】 従来より、固体撮像装置に用いられるイメージセンサとして、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが知られている。CMOSイメージセンサの露光方式には、ローリングシャッター方式(ラインシャッター方式ともいう)とグローバルシャッター方式(同時シャッター方式或いは一括シャッター方式ともいう)がある。ローリングシャッター方式は、リセット、露光、読み出しという一連の撮像シーケンスを、ライン毎に順番に行う方式のものであり、CMOSイメージセンサの中で最も一般的な方式である。一方、グローバルシャッター方式は、全画素において、同時にリセットし、同時に露光し、遮光されたノードへ同時に電荷転送する方式であって、全画素での同時露光を可能にした方式である。 【0003】 ここで、各々の方式を採用したCMOSイメージセンサにおける画素回路の構成例を、図9乃至12を用いて説明する。 図9は、ローリングシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの1画素分の画素回路であって3Tr型画素回路の一例を示す図である。同図に示したように、この3Tr型画素回路は、光の照射により電荷を発生する光電変換素子であるフォトダイオード(以下「PD」という)と、信号の読み出し箇所となる(この回路構成では電荷蓄積(光検出)箇所でもある)読み出しノード(以下「FD」という(FD:Floating Diffusion))と、FDをリセットするリセット用素子であるリセット用トランジスタ(以下「RST−Tr」という)と、ゲート端子がFDに接続された増幅用素子である増幅用トランジスタ(以下「SF−Tr」という(SF:Source Follower))と、CMOSイメージセンサの画素部(不図示)の各カラム出力に共通接続された複数ラインの中から1ラインを選択する選択用素子である選択用トランジスタ(以下「SLCT−Tr」という)とを備えている。尚、RST−Tr、SF−Tr、及び、SLCT−Trは、nチャンネルのMOSトランジスタである。また、同図において、VDDは電源電圧、SLCTはSF−Trを制御する信号、VRはリセット電圧、RSTはRST−Trを制御する信号を示している。 【0004】 このような回路構成を有する3Tr型画素回路においては、PDの端子が、RST−Trのソース端子と同一ノードになっており基板表面(CMOSイメージセンサの基板表面)に到達しているので、基板内部にPDを埋め込む構造とすることができない。そのため、このような構造におけるPDは、基板表面に多数ある結晶欠陥に起因する暗電流ノイズが多いことが大きな問題となる。 【0005】 また、CMOSイメージセンサの読み出し回路(不図示)においては、信号を読み出すときに、露光により発生した電荷がFDに有る時と無い時(リセット時)の2回、信号を読み出して前者から後者を差し引くことでノイズをキャンセルするCDS(Correlated Double Sampling)回路を用いることが多いが、この3Tr型画素回路で構成されるCMOSイメージセンサにおいては、CDS回路によってSF−Trの素子バラツキに起因するノイズのキャンセルはできるものの、リセットノイズ(kTCノイズ)のキャンセルはできずに残るという問題もある。その理由は、比較的長い露光時間の後に、(1)露光により発生した電荷がFDに有る時の信号読み出しと(2)リセット時の信号読み出しの2回の読み出しを続けて行うには、(1)→(2)の順になるが、このとき、露光前のリセット時の信号と前記(2)におけるリセット時の信号とのそれぞれに時間的にランダムな(相関のない)kTCノイズが発生してしまうからである。 【0006】 また、3Tr型画素回路においては、トランジスタが3つで済むので、PDの受光面積を大きくすることができるが、後述の図12に示す5Tr型画素回路のように電荷保持領域を設けていないために、このままではグローバルシャッター方式を採用することはできない。 【0007】 図10は、ローリングシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの1画素分の画素回路であって4Tr型画素回路の一例を示す図である。同図に示したように、この4Tr型画素回路は、図9に示した3Tr型画素回路に、転送用素子である転送用トランジスタ(以下「TG−Tr」という(TG:Transfer Gate))を一つ加えた構成である。尚、TG−Trは、PDからFDへ電荷を転送するトランジスタであり、これもnチャンネルのMOSトランジスタである。また、同図において、TGはTG−Trを制御する信号である。この回路構成では、PDとFDとの間にTG−Trが設けられたことで、FDと電荷蓄積(光検出)箇所は異なった位置となっている。 【0008】 このような回路構成を有する4Tr型画素回路においては、PDがTG−Trを介してFDに接続されているので、TG−TrをOFFに制御しておけば、PDのノードは基板表面と電気的に絶縁され、PDを基板内部に埋め込む構造とすることができる。そのため、このような構造におけるPDは、基板表面に多数ある結晶欠陥に起因する暗電流ノイズの影響が非常に少ない。 【0009】 また、この4Tr型画素回路で構成されるCMOSイメージセンサにおいては、CDS回路によって、SF−Trの素子バラツキによるノイズだけでなく、kTCノイズもキャンセルすることできる。その理由は、この4Tr型画素回路の構成では、信号読み出しの前に、(1)FDをリセットしてリセット時の信号を読み出し、続けて、(2)TG−TrをONに制御して露光により生じた電荷をFDへ転送し転送後の信号を読み出すという、(1)→(2)の順となり、1回のリセットで、リセット時の信号読み出しと電荷転送後の信号読み出しとが行われるからである。 【0010】 また、4Tr型画素回路においては、トランジスタが4つで済むので、PDの受光面積をやや大きくすることができるが、これも、後述の図12に示す5Tr型画素回路のように電荷保持領域を設けていないために、このままではグローバルシャッター方式を採用することはできない。 【0011】 図11は、ローリングシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの2画素分の画素回路であって4Tr−Tr共用型画素回路の一例を示す図である。同図に示したように、この4Tr−Tr共用型画素回路は、図10に示した4Tr型画素回路に、PDとTG−Trを一つづつ加えた構成である。この回路構成では、TG1−TrはPD1からFDへ電荷を転送するトランジスタであり、TG2−TrはPD2からFDへ電荷を転送するトランジスタである。尚、TG1−TrとTG2−Trは、いずれもnチャンネルのMOSトランジスタである。また、同図において、TG1はTG1−Trを制御する信号であり、TG2はTG2−Trを制御する信号である。 【0012】 このような回路構成を有する4Tr−Tr共用型画素回路においては、2つの画素において、RST−Tr、SF−Tr、及び、SLCT−Trを共用できるので、例えば前述の図10に示した4Tr型画素回路に対して、画素サイズが同じ場合には、PDの受光面積を大きくすることができることから飽和電荷数、感度を大きくすることができ、S/Nを向上させることができる。また、PDの受光面積が同じ場合には、画素サイズを縮小することができることから小型化と低コスト化を実現することができる。 【0013】 また、4Tr−Tr共用型画素回路においては、図10に示した4Tr型画素回路と同様に、PD1及びPD2を基板内部に埋め込む構造とすることができるので、基板表面に多数ある結晶欠陥に起因する暗電流ノイズの影響が非常に少ない。 【0014】 また、4Tr−Tr共用型画素回路においても、後述の図12に示す5Tr型画素回路のように電荷保持領域を設けていないために、このままではグローバルシャッター方式を採用することはできない。 【0015】 このように図9乃至11を用いて説明したローリングシャッター方式のCMOSイメージセンサ、或いは、ローリングシャッター方式を採用したその他のイメージセンサにおいては、その露光方式からもわかるとおり、画像の上下方向において露光タイミングが異なるため、動いている被写体を撮影すると、撮影された被写体が不自然にゆがむという問題がある。 【0016】 図12は、グローバルシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの1画素分の画素回路であって5Tr型画素回路の一例を示す図である。同図に示したように、この5Tr型画素回路は、図10に示した4Tr型画素回路に、TG−Trを一つ加えた構成である。この回路構成においては、TG1−TrはPDから電荷保持領域(以下「FD1」という)へ電荷を転送し、TG2−TrはFD1から読み出しノード(以下「FD2」という)へ電荷を転送する。尚、TG1−TrとTG2−Trは、いずれもnチャンネルのMOSトランジスタである。また、同図において、TG1はTG1−Trを制御する信号であり、TG2はTG2−Trを制御する信号である。 【0017】 このような5Tr型画素回路で構成されるCMOSイメージセンサにおいては、全画素回路において、PDからFD1へ同時に電荷転送されるので、全画素で露光タイミングが一致し、動いている被写体を撮影しても、撮影された被写体がゆがむことはない。 【0018】 また、5Tr型画素回路においては、PDがTG1−TrとTG2−Trを介してFDに接続されているので、TG1−Tr及びTG2−TrをOFFに制御しておけば、PDのノードは基板表面と電気的に絶縁され、PDを基板内部に埋め込む構造とすることができる。そのため、このような構造におけるPDは、基板表面に多数ある結晶欠陥に起因する暗電流ノイズの影響が非常に少ない。 【0019】 また、5Tr型画素回路においては、トランジスタが5つ必要になるので、PDの受光面積をあまり大きくすることができないが、電荷保持領域であるFD1を設けているので、ローリングシャッター方式及びグローバルシャッター方式のいずれも採用することができる。 【特許文献1】特開平7−78954号公報 【特許文献2】特開2003−332546号公報 【特許文献3】特開2004−14802号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0020】 上述したように、3Tr型、4Tr型、4Tr−Tr共用型の各画素回路で構成されたCMOSイメージセンサにおいては、そのままではグローバルシャッター方式を採用できないので、グローバルシャッター機能(全画素同時露光可能な機能)を備えた低ノイズ撮像素子を実現できない。 【0021】 また、3Tr型、4Tr型、4Tr−Tr共用型の各画素回路で構成されるCMOSイメージセンサにメカニカルシャッターを付加してグローバルシャッター機能を実現することも考えられるが、そうすると、コスト増、サイズが大きくなるという問題がある。 【0022】 また、5Tr型画素回路で構成されるCMOSイメージセンサにおいては、グローバルシャッター方式を採用できるのでグローバルシャッター機能の実現は可能であるものの、画素サイズを小さくできないので、小型化、低コスト化できないという問題がある。 【0023】 本発明は、上記実情に鑑み、グローバルシャッター機能を備えた小型且つ低ノイズの個体撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0024】 上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る固体撮像装置は、複数の画素からなる画素部と、前記複数の画素を制御する画素制御手段と、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す読出手段と、前記画素部に光が入射する状態又は前記画素部を遮光する状態にするシャッター手段と、全画素にて同時に露光を行う第1の露光モード又は所定単位分の画素毎に露光を行う第2の露光モードの何れかへ露光モードを切り替える露光モード切替手段を有し、前記露光モード切替手段により切り替えられた露光モードに応じて、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する制御手段とを備える。 【0025】 この装置によれば、露光モード切替手段により切り替えられた露光モードに応じてシャッター手段等の各手段を制御することにより、グローバルシャッター方式のような全画素を同時に露光する方式、又は、ローリングシャッター方式のような所定単位分の画素毎に露光を行う方式の何れかにより露光を行うことができる。 【0026】 本発明の第2の態様に係る固体撮像装置は、上記第1の態様において、前記制御手段は、前記露光モード切替手段により前記第1の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素をリセットし、次に、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、次に、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出すように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する。 【0027】 この装置によれば、露光モード切替手段により切り替えられた第1の露光モードに応じてシャッター手段等の各手段を制御することにより、グローバルシャッター方式のような全画素同時露光を行うことができる。 【0028】 本発明の第3の態様に係る固体撮像装置は、上記第1又は2の態様において、前記制御手段は、前記露光モード切替手段により前記第2の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記所定単位分の画素毎に、リセット、露光、及び前記画素部から出力される各画素の信号の読み出しを行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する。 【0029】 この装置によれば、露光モード切替手段により切り替えられた第2の露光モードに応じてシャッター手段等の各手段を制御することにより、ローリングシャッター方式のような所定単位分の画素毎に露光を行うことができる。 【0030】 本発明の第4の態様に係る固体撮像装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記 前記制御手段は、静止画撮影を行う第1の撮影モード又は動画撮影を行う第2の撮影モードの何れかへ撮影モードを切り替える撮影モード切替手段を更に有し、前記露光モード切替手段は、前記撮影モード切替手段により前記第1の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記撮影モード切替手段により前記第2の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第2の露光モードへ切り替える。 【0031】 この装置によれば、露光モード切替手段による露光モードの切り替えを、撮影モード切替手段により切り替えられた撮影モードに応じて行わせることができる。 本発明の第5の態様に係る固体撮像装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記露光モード切替手段は、被写体の明るさに応じて求められた露光時間が所定時間を超える場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記露光時間が前記所定時間以下である場合には前記第2の露光モードへ切り替える。 【0032】 この装置によれば、露光モード切替手段による露光モードの切り替えを、被写体の明るさに応じて求められた露光時間に応じて行わせることができる。 本発明の第6の態様に係る固体撮像装置は、上記第2の態様において、前記画素部は、画素が光電変換素子、増幅用素子、前記光電変換素子から前記増幅用素子の入力部に光電荷を転送する転送用素子、及び、前記増幅用素子の入力部をリセットするリセット用素子を有する画素部であり、前記制御手段は、前記露光モード切替手段により第1の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素において前記リセット用素子及び前記転送用素子を制御して前記光電変換素子をリセットし、次に、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、次に、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素について、前記リセット用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第1の信号を読み出し、続いて前記転送用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第2の信号を読み出し、続いて前記第2の信号から前記第1の信号を差し引くという制御を行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、ことを特徴とする。 【0033】 この装置によれば、各画素が4Tr型画素回路からなる画素部を備えた固体撮像装置において、露光モード切替手段により切り替えられた第1の露光モードに応じてシャッター手段等の各手段を制御することにより、グローバルシャッター方式のような全画素同時露光を行うことができる。また、各画素が4Tr型画素回路であることから、小型且つ低ノイズの固体撮像素子を実現することもできる。 【0034】 本発明の第7の態様に係る固体撮像装置は、上記第1乃至6の何れか一つの態様において、前記シャッター手段は液晶シャッターである、ことを特徴とする。 この装置によれば、固体撮像装置を、より低コスト且つ小型に構成することができる。 【0035】 尚、上記の各態様に係る固体撮像装置は、固体撮像装置の制御方法として構成することもできる。 【発明の効果】 【0036】 本発明によれば、グローバルシャッター機能を備えた小型且つ低ノイズの固体撮像装置を実現することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0037】 以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。 【実施例1】 【0038】 図1は、本発明の実施例1に係る固体撮像装置が備える、撮像素子チップと液晶シャッターの実装構造を示す図である。 同図に示したように、本実施例に係る固体撮像装置においては、撮像素子チップ1上に液晶シャッター2が導電性接着剤3により接着されて実装されている。尚、本実施例では、導電性接着剤3により接着しているが、液晶シャッター2に影響が無い程度の低温で処理可能な半田バンプによる接合によって撮像素子チップ1上に液晶シャッター2を実装することも可能である。 【0039】 撮像素子チップ1は、Si基板のLSIであって、4Tr型画素回路で構成されたCMOSイメージセンサ(CMOSの固体撮像素子)、読み出し回路、及び、液晶シャッター2等を制御する制御回路などを搭載している。 【0040】 液晶シャッター2は、透過型の液晶シャッターであって、撮像素子チップ1が搭載する制御回路の制御の下に透明/不透明に制御され、CMOSイメージセンサの画素部に光(映像光)が入射する状態、又は、その画素部を遮光する状態にするシャッター手段である。 【0041】 図2は、液晶シャッター2が実装された撮像素子チップ1の回路構成を示す図である。 同図において、画素部4は、N行×M列の複数の画素で構成されており、各画素の画素回路は、枠5に示すように、4Tr型画素回路で構成されている。尚、枠5に示した画素回路は、図10に示した画素回路と同じである。ライン制御回路(画素制御手段の一例)6は、画素部4の各画素回路をライン毎に制御する。読み出し回路(読出手段の一例)7は、画素部4の各カラムから出力される各画素の信号を読み出す。また、読み出し回路7はCDS回路を含み、露光により生じた電荷がFDに有る時に読み出した信号から、リセット時に読み出した信号を差し引いた差信号を出力する。ADC(ADコンバータ)8は、読み出し回路7の出力であるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。駆動回路9は、液晶シャッター2を駆動する。 【0042】 制御回路(制御手段の一例)10は、シャッターモードをグローバルシャッターモード(以下「GSモード」という)又はローリングシャッターモード(以下「LSモード」という)へ切り替えるGS/LS切り替え部(露光モード切替手段の一例)10aを有し、GS/LS切り替え部10bにより切り替えられたシャッターモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、及び、駆動回路9の各回路を制御する。 【0043】 尚、詳しくは後述するが、シャッターモードがGSモードであるときには、画素部4の全画素において同時露光が行われるようになり、シャッターモードがLSモードであるときには、画素部4のライン毎に露光が行われるようになる。 【0044】 また、制御回路10は、不図示ではあるが、当該固体撮像装置が備えるAE(Automatic Exposure)機能により求められた露光時間に応じて露光時間を制御する露光時間制御部等も有している。尚、AE機能により求められる露光時間は、被写体の明るさに応じて求められるものである。 【0045】 次に、図2に示した回路構成の動作として、GS/LS切り替え部10aにより切り替えられたシャッターモードが、GSモードである場合とLSモードである場合の動作について詳細に説明する。 【0046】 まず、切り替えられたシャッターモードがGSモードである場合の動作について説明する。この場合には、切り替えられたGSモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、駆動回路9の各回路が制御される。 【0047】 図3は、シャッターモードがGSモードである場合の動作を示すタイミングチャートである。 同図において、「シャッター制御信号」は、液晶シャッター2を制御するために制御回路10から駆動回路9へ出力される信号である。尚、駆動回路9は、このシャッター制御信号に応じて液晶シャッター2を透明/不透明にするように駆動する。 【0048】 また、「1行目制御信号」、「2行目制御信号」、…、「j行目制御信号」、…、「N行目制御信号」の各制御信号は、制御回路10の制御の下に、ライン制御回路6から画素部4の各ラインの画素の画素回路へ出力される信号である。これらの各制御信号は、画素回路における(図2の枠5参照)、RST−Trを制御する信号である「リセット信号」(RST)、TG−Trを制御する信号である「転送信号」(TG)、及び、SLCT−Trを制御する信号である「選択信号」(SLCT)からなる。 【0049】 また、「読み出し回路CDS回路動作」は、CDS回路を含む読み出し回路7の動作を示す。また、「ADC回路動作」は、ADC8の動作を示す。 同図のタイミングチャートに示したように、シャッターモードがGSモードである場合の動作では、まず、(S1)シャッター制御信号により、液晶シャッター2を不透明にして、画素部4を遮光する。 【0050】 続いて、(S2)ライン制御回路6からの制御信号により、画素部4の1行目からライン毎に順番に、各ラインの各画素の画素回路において、次の(S2a)の動作を行う。 (S2a)リセット信号と転送信号を同時にON、OFFしてRST−TrとTG−Trとを同時にONさせ、PDをリセットする(先行リセット)。 【0051】 続いて、(S3)シャッター制御信号により、液晶シャッター2を透明にする。これにより、画素部4の全画素に同時に光(映像光)が入射し、全画素同時露光が行われる(1フレーム分の露光)。このとき、画素部4の各画素回路のPDでは、光の照射により電荷が発生する。 【0052】 尚、この(S3)における液晶シャッター2を透明にしている時間、すなわち露光時間は、当該固体撮像装置が備えるAE機能により求められた露光時間に応じて決定される。 続いて、(S4)シャッター制御信号により、液晶シャッター2を再び不透明にして、画素部4を遮光する。 【0053】 続いて、(S5)ライン制御回路6からの制御信号により、画素部4の1行目からライン毎に順番に、各ラインの各画素の画素回路において、次の(S5a)〜(S5d)の動作を順に行うと共に、(S5b)では読み出し回路7も動作させ、(S5d)では読み出し回路7及びADC8も動作させる(1フレーム分の出力動作)。 【0054】 (S5a)リセット信号をON、OFFしてRST−TrをONさせ、FDをリセットする(読み出しリセット)。 (S5b)選択信号をON、OFFしてSLCT−TrをONさせ、SF−Trからリセット時の信号を出力させる(リセットレベル読み出し)。ここで出力されたリセット時の信号は、読み出し回路7により読み出される(リセットレベルサンプリング)。 【0055】 (S5c)転送信号をON、OFFしてTG−TrをONさせ、PDに蓄積された電荷をFDへ転送する(信号電荷転送)。 (S5d)選択信号をON、OFFしてSLCT−TrをONさせ、SF−Trから、PDに蓄積された電荷がFDへ転送された時の信号を出力させる。ここで出力された信号は、読み出し回路7により読み出され(信号読み出し)、読み出し回路7のCDS回路により、各カラム毎に、上記(S5b)で読み出されたリセット時の信号が差し引かれ、その差信号が出力される。これにより、リセット時の信号レベルが毎回微妙に異なるリセットノイズ(kTCノイズ)、及び、カラム毎のSF−Trの素子バラツキによるノイズを同時にキャンセルすることができる。そして、読み出し回路(CDS回路)7から出力された差信号は、ADC8によりデジタル信号に変換されて出力される。 【0056】 尚、このGSモードの動作が動画撮影において行われていた場合には、上記(S5d)の動作において、SLCT−TrをONさせた後に、更に、図3のタイミングチャートに示したように、上記(S2a)と同様に、RST−TrとTG−Trとを同時にONさせてPDをリセットする(先行リセット)。以降は、同様にして、1フレーム分の露光及び出力が繰り返し行われる。一方、このGSモードの動作が静止画撮影において行われていた場合には、上記(S5)の動作が完了した時点でGSモードの動作は終了する。 【0057】 次に、切り替えられたシャッターモードがLSモードである場合の動作について説明する。この場合には、切り替えられたLSモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、駆動回路9の各回路が制御される。 【0058】 図4は、シャッターモードがLSモードである場合の動作を示すタイミングチャートである。 同図のタイミングチャートに示したように、シャッターモードがLSモードである場合の動作では、まず、(S11)シャッター制御信号により、液晶シャッター2を透明にして、画素部4の全画素に光(映像光)が入射するようにする。 【0059】 続いて、(S12)ライン制御回路6からの制御信号により、画素部4の1行目からライン毎に順番に、各ラインの各画素の画素回路において、次の(S12a)の動作を行う(1フレーム分の先行リセットと露光開始)。 【0060】 (S12a)リセット信号と転送信号を同時にON、OFFしてRST−TrとTG−Trとを同時にONさせ、PDをリセットし(先行リセット)、当該ラインの画素における露光を開始する。 【0061】 続いて、(S13)ライン制御回路6からの制御信号により、画素部4の1行目からライン毎に順番に、各ラインの各画素の画素回路において、次の(S13a)〜(S13d)の動作を順に行うと共に、(S13b)では読み出し回路7も動作させ、(S13d)では読み出し回路7及びADC8も動作させる(1フレーム分の出力動作)。 【0062】 (S13a)リセット信号をON、OFFしてRST−TrをONさせ、FDをリセットする(読み出しリセット)。 (S13b)選択信号をON、OFFしてSLCT−TrをONさせ、SF−Trからリセット時の信号を出力させる(リセットレベル読み出し)。ここで出力されたリセット時の信号は、読み出し回路7により読み出される(リセットレベルサンプリング)。 【0063】 (S13c)転送信号をON、OFFしてTG−TrをONさせ、PDに蓄積された電荷をFDへ転送する(信号電荷転送)。 尚、画素部4の同一ライン上の各画素回路において、上記(S12a)の先行リセット終了時から、上記(S13c)のTG−TrがONするまでの時間が露光時間となるが、この露光時間は、当該固体撮像装置が備えるAE(Automatic Exposure)機能により求められた露光時間に応じて決定される。 【0064】 (S13d)選択信号をON、OFFしてSLCT−TrをONさせ、SF−Trから、PDに蓄積された電荷がFDへ転送された時の信号を出力させる。ここで出力された信号は、読み出し回路7により読み出され(信号読み出し)、読み出し回路7のCDS回路により、各カラム毎に、上記(S13b)で読み出されたリセット時の信号が差し引かれ、その差信号が出力される。これにより、上記のGSモード時の動作と同様に、リセット時の信号レベルが毎回微妙に異なるリセットノイズ(kTCノイズ)、及び、カラム毎のSF−Trの素子バラツキによるノイズを同時にキャンセルすることができる。そして、読み出し回路(CDS回路)7から出力された差信号は、ADC8によりデジタル信号に変換されて出力される。 【0065】 尚、このLSモードの動作が動画撮影において行われていた場合には、上記(S13d)の動作において、SLCT−TrをONさせた後に、更に、図4のタイミングチャートに示したように、上記(S12a)と同様に、RST−TrとTG−Trとを同時にONさせてPDをリセットし(先行リセット)、当該ラインの画素における露光を開始する(次の1フレーム分の先行リセットと露光開始)。以降は、同様にして、1フレーム分の出力と次の1フレーム分の先行リセット及び露光開始が繰り返し行われる。一方、このLSモードの動作が静止画撮影において行われていた場合には、上記(S13)の動作が完了した時点でLSモードの動作は終了する。 【0066】 以上、本実施例に係る固体撮像装置によれば、GS撮像素子チップ1上に実装された液晶シャッター2によって、画素部4の全画素同時露光を可能にするGS機能を実現し、シャッターモードの切り替えにより、GSモードによる全画素同時露光を行うか、又は、LSモードによるライン毎の露光を行うかを切り替えることができる。これにより、例えばユーザの指示に応じてシャッターモードを切り替えることが可能になり、その場合、ユーザは、好みに応じてシャッターモードを選択することができる。 【0067】 また、本実施例に係る固体撮像装置では、各画素の画素回路として4Tr型画素回路を用いているので、PDを基板内部(撮像素子チップ1内部)に埋め込む構造とすることができ、基板表面に多数ある結晶欠陥に起因する暗電流ノイズの影響を少なくすることができる。また、CDS回路によりkTCノイズをキャンセルすることもできる。よって、ノイズの少ない高いS/Nの固体撮像素子を実現できる。 【0068】 尚、本実施例に係る固体撮像装置では、画素回路として4Tr型画素回路を用いたが、3Tr型又は4Tr−Tr共用型の画素回路を用いることも可能である。例えば、3Tr型の画素回路を用いた場合には、1フレームについて、液晶シャッター2を不透明にしてリセットを行い、次に透明にして露光を行い、次に不透明にして読み出すということを行うことで、全画素同時露光が可能になる。 【0069】 また、本実施例に係る固体撮像装置において、シャッターモードがGSモードである場合の動作を図3に示したタイミングチャートを用いて説明したが、このタイミングチャートにおいて最初に行われる上記(S2)の動作では、画素部4の1行目からライン毎に順番に、各ラインの各画素の画素回路において上記(S2a)の動作を行うものであったが、これを、図5に示すタイミングチャートのように、画素部4の全ライン同時に、各ラインの各画素の画素回路において上記の(S2a)の動作を行うように構成することもできる。これにより、最初に行われる、画素部4の全画素の画素回路に対する先行リセットを短時間で行うことができ、フレームレートをより高めることが可能になる。 【実施例2】 【0070】 本発明の実施例2に係る固体撮像装置は、撮影モードに応じてシャッターモードを切り替えるようにした態様である。 本実施例に係る固体撮像装置において、当該装置が備える、撮像素子チップと液晶シャッターの実装構造については実施例1と同じであるので、ここでは説明を省略する。 【0071】 図6は、本実施例に係る固体撮像装置において、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。尚、同図において、図2に示した要素と同一の要素については同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。 【0072】 図6に示した回路構成において、図2に示した回路構成と異なる点は、制御回路10が、撮影モードを静止画撮影を行う静止画モード又は動画撮影を行う動画モードへ切り替える静止画/動画切り替え部(撮影モード切替手段の一例)10bを更に備え、GS/LS切り替え部10aが、静止画/動画切り替え部10aにより切り替えられた撮影モードに応じてシャッターモードを切り替えるようにした点である。本実施例において、GS/LS切り替え部10aは、静止画/動画切り替え部10bにより切り替えられた撮影モードが静止画モードである場合にはシャッターモードをGSモードへ切り替え、それが動画モードである場合にはシャッターモードをLSモードへ切り替える。 【0073】 このように切り替えるようにした理由は、GSモードとLSモードに次のような特徴があるからである。つまり、GSモードでは、画素部4の各画素からの読み出しが全て終了するまで、次のフレームについての露光を行うことができないので、露光と次の露光との間の時間が長くなり、LSモード時に比べてフレームレートが低下するが、全画素を同時に露光するので画像にゆがみが生じないという特徴があり、逆に、LSモードでは、ライン毎の露光となるので画像にゆがみが生じる虞があるが、GSモード時に比べてフレームレートが高くなるという特徴があるからである。 【0074】 次に、図6に示した回路構成の動作として、静止画/動画切り替え部10aにより切り替えられた撮影モードが、静止画モードである場合と動画モードである場合の動作について説明する。 【0075】 まず、静止画/動画切り替え部10aにより切り替えられた撮影モードが静止画モードである場合について説明する。この場合には、撮影モードが静止画モードに切り替えられたことに応じて、シャッターモードがGS/LS切り替え部10bによりGSモードへ切り替えられ、そのGSモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、駆動回路9の各回路が制御される。 【0076】 尚、GSモードで静止画撮影を行うときの動作については、図3(又は図5)に示したタイミングチャートを用いて説明したとおりであるので、ここでは説明を省略する。 一方、静止画/動画切り替え部10aにより切り替えられた撮影モードが動画モードである場合には、撮影モードが動画モードに切り替えられたことに応じて、シャッターモードがGS/LS切り替え部10bによりLSモードへ切り替えられ、そのLSモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、駆動回路9の各回路が制御される。 【0077】 尚、LSモードで動画撮影を行うときの動作については、図4に示したタイミングチャートを用いて説明したとおりであるので、ここでは説明を省略する。 以上、本実施例に係る固体撮像装置によれば、撮影モードに応じてシャッターモードを切り替えるようにしたことにより、撮影モードに適したシャッターモードへ自動的に切り替えることが可能になる。 【0078】 また、本実施例に係る固体撮像装置を、例えば携帯電話機に適用した場合には、撮影が可能なカメラモード時において、静止画撮影指示が無い時には撮影モードを動画モードへ切り替えて動画撮影を行い動画画像を表示部に表示するようにし、静止画撮影指示が有った時だけ撮影モードを静止画モードへ切り替えて静止画撮影を行うように構成することもできる。これにより、カメラモード時において、ユーザが静止画撮影指示を行っていない時には、動きの滑らかな動画像が表示部に表示されるようになり、静止画撮影指示を行った時には、ゆがみのない静止画像を撮影することができる。 【実施例3】 【0079】 本発明の実施例3に係る固体撮像装置は、当該装置が備えるAE機能によって求められた露光時間に応じて、シャッターモードを切り替えるようにした態様である。 本実施例に係る固体撮像装置において、当該装置が備える、撮像素子チップと液晶シャッターの実装構造については実施例1と同じであるので、ここでは説明を省略する。 【0080】 図7は、本実施例に係る固体撮像装置において、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。尚、同図において、図2に示した要素と同一の要素については同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。 【0081】 図7に示した回路構成において、図2に示した回路構成と異なる点は、露光時間を制御する露光時間制御部10cからの制御信号に応じて、GS/LS切り替え部10aがシャッターモードを切り替えるようにした点である。本実施例において、露光時間制御部10cは、露光時間が、当該固体撮像装置が備えるAE機能により求められた露光時間になるように制御すると共に、AE機能により求めれた露光時間が所定時間を超える場合にはGSモードへ切り替えるための制御信号をGS/LS切り替え部10aへ出力し、AE機能により求めれた露光時間が所定時間以下の場合にはLSモードへ切り替えるための制御信号をGS/LS切り替え部10aへ出力する。これにより、AE機能により求めれた露光時間が所定時間を超える場合にはGSモードへ切り替えられ、AE機能により求めれた露光時間が所定時間以下の場合にはLSモードへ切り替えられる。 【0082】 このように切り替えるようにした理由は、一般に、AE機能では、画像の輝度を適切にするために、暗い被写体に対しては露光時間を長くし、逆に、明るい被写体に対しては露光時間を短くするように制御が行われる。そのため、LSモード時においては、AE機能により求められた露光時間が短いときには画像のゆがみが目立たないものの、その露光時間が長いときには画像のゆがみが目立つようになってしまうので、これを防止するためである。 【0083】 次に、図7に示した回路構成の動作として、AE機能により求められた露光時間が所定時間を超えているか否かに応じて、露光時間制御部10cがGS/LS切り替え部10aに対し、GSモードへ切り替えるための制御信号を出力した場合とLSモードへ切り替えるための制御信号を出力した場合の動作について説明する。 【0084】 まず、AE機能により求められた露光時間が所定時間を超えていたために、露光時間制御部10cがGSモードへ切り替えるための制御信号をGS/LS切り替え部10aに出力した場合の動作について説明する。この場合には、GSモードへ切り替えるための制御信号に応じて、シャッターモードがGS/LS切り替え部10bによりGSモードへ切り替えられ、そのGSモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、駆動回路9の各回路が制御される。 【0085】 尚、GSモードであるときの動作については、図3(又は図5)に示したタイミングチャートを用いて説明したとおりであるので、ここでは説明を省略する。 一方、AE機能により求められた露光時間が所定時間以下であったために、露光時間制御部10cがLSモードへ切り替えるための制御信号をGS/LS切り替え部10aに出力した場合には、LSモードへ切り替えるための制御信号に応じて、シャッターモードがGS/LS切り替え部10bによりLSモードへ切り替えられ、そのLSモードに応じて、ライン制御回路6、読み出し回路7、ADC8、駆動回路9の各回路が制御される。 【0086】 尚、LSモードであるときの動作については、図4に示したタイミングチャートを用いて説明したとおりであるので、ここでは説明を省略する。 以上、本実施例に係る固体撮像装置によれば、AE機能により求められた露光時間に応じてシャッターモードを切り替えるようにしたことにより、被写体が暗いために露光時間が長くなる場合にはGSモードへ切り替えられ、ゆがみのない画像を得ることができると共に、被写体が明るいために露光時間が短くなる場合にはLSモードへ切り替えられ、ゆがみの目立たない画像を得ることができる。また、動画撮影においては、被写体が明るいために露光時間が短くなる場合に、LSモードへ切り替えられるので、比較的に高いフレームレートを実現することができる。 【実施例4】 【0087】 本発明の実施例4に係る固体撮像装置は、実施例3に係る固体撮像装置における画素部4の画素回路として、4Tr−Tr共用型画素回路を適用した態様である。 本実施例に係る固体撮像装置において、当該装置が備える、撮像素子チップと液晶シャッターの実装構造については実施例1と同じであるので、ここでは説明を省略する。 【0088】 図8は、本実施例に係る固体撮像装置において、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。尚、同図において、図7に示した要素と同一の要素については同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。 【0089】 図8に示した回路構成において、図7に示した回路構成と異なる点は、図8の枠5aに示したように、各2画素の画素回路が、4Tr−Tr共用型で構成されている点である。すなわち、図7に示した回路構成では、図7の枠5に示したように、各画素の画素回路が4Tr型で構成されていたが、図8に示した回路構成では、図8の枠5aに示したように、各2画素(2行1列の2画素)でRST−Tr、SF−Tr、SLCT−Trを共用する4TrーTr共用型で構成されている。尚、枠5aに示した画素回路は、図11に示した画素回路と同じである。 【0090】 図8に示した回路構成の動作については、RST−Tr、SF−Tr、SLCT−Trを共用する2画素において、リセット信号の信号線と選択信号の信号線とがそれぞれ1本となるため、その2行についてのリセット信号を1本の信号線を用いて順に行い、同じく、その2行についての選択信号を1本の信号線を用いて順に行う点が異なるだけで、動作としては、実施例3に係る回路構成の動作と同じとなる。そのため、ここでは説明を省略する。 【0091】 以上、本実施例に係る固体撮像装置によれば、画素回路として4Tr−Tr共用型を適用したことで、例えば4Tr型の画素回路に対して、画素サイズが同じ場合には、PDの受光面積を大きくすることができるので、PDの感度と飽和電荷量を増やすことができ、S/Nを向上させることができる。また、PDの受光面積が同じ場合には、画素サイズを縮小することができることから小型化と低コスト化を実現することができる。 【0092】 以上、実施例1乃至4について説明したが、各実施例に係る固体撮像装置においては、CMOSイメージセンサの代わりに、他のMOS型イメージセンサやCMD(Charge Modulation Device)などのGS機能のない固体撮像素子を適用することも可能である。 【0093】 また、各実施例に係る固体撮像装置において4Tr型画素回路を例に用いたが、4Tr型から選択用トランジスタを省略し、その代わりにFDノードに非選択信号を記憶させる方式も、既に提案されている。このような選択用トランジスタを省いた4Tr型画素回路に対しても、本発明は同様な効果を持つことは容易に類推できる。 【0094】 また、各実施例に係る固体撮像装置において、撮像素子チップに、カラー処理、ガンマ処理、輪郭補正処理、AWB(Automatic White Balance)処理などの画像処理回路を、更に内蔵させるように構成することも可能である。 【0095】 また、各実施例に係る固体撮像装置において、GSモードでの動画撮影を行わないのであれば、液晶シャッター2の代わりにメカニカルシャッターを適用することも可能である。 【0096】 以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。 【0097】 (付記1) 複数の画素からなる画素部と、 前記複数の画素を制御する画素制御手段と、 前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す読出手段と、 前記画素部に光が入射する状態又は前記画素部を遮光する状態にするシャッター手段と、 全画素にて同時に露光を行う第1の露光モード又は所定単位分の画素毎に露光を行う第2の露光モードの何れかへ露光モードを切り替える露光モード切替手段を有し、前記露光モード切替手段により切り替えられた露光モードに応じて、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。 【0098】 (付記2) 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により前記第1の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素をリセットし、次に、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、次に、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出すように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。 【0099】 (付記3) 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により前記第2の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記所定単位分の画素毎に、リセット、露光、及び前記画素部から出力される各画素の信号の読み出しを行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。 【0100】 (付記4) 前記制御手段は、静止画撮影を行う第1の撮影モード又は動画撮影を行う第2の撮影モードの何れかへ撮影モードを切り替える撮影モード切替手段を更に有し、 前記露光モード切替手段は、前記撮影モード切替手段により前記第1の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記撮影モード切替手段により前記第2の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第2の露光モードへ切り替える、 ことを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。 【0101】 (付記5) 前記露光モード切替手段は、被写体の明るさに応じて求められた露光時間が所定時間を超える場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記露光時間が前記所定時間以下である場合には前記第2の露光モードへ切り替える、 ことを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。 【0102】 (付記6) 前記画素部は、画素が光電変換素子、増幅用素子、前記光電変換素子から前記増幅用素子の入力部に光電荷を転送する転送用素子、及び、前記増幅用素子の入力部をリセットするリセット用素子を有する画素部であり、 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により第1の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素において前記リセット用素子及び前記転送用素子を制御して前記光電変換素子をリセットし、次に、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、次に、前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素について、前記リセット用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第1の信号を読み出し、続いて前記転送用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第2の信号を読み出し、続いて前記第2の信号から前記第1の信号を差し引くという制御を行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記2記載の固体撮像装置。 【0103】 (付記7) 前記制御手段は、前記光電変換素子のリセットを前記複数の画素にて同時に行うように制御する、 ことを特徴とする付記6記載の固体撮像装置。 【0104】 (付記8) 前記画素部は、各画素が光電変換素子、増幅用素子、前記光電変換素子から前記増幅用素子の入力部に光電荷を転送する転送用素子、及び、前記増幅用素子の入力部をリセットするリセット用素子を有する画素部であり、 前記制御手段は、前記露光モード切替手段により第2の露光モードへ切り替えられた場合には、前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素の各画素について、前記所定単位分の画素毎に、前記リセット用素子及び前記転送用素子を制御して前記光電変換素子をリセットし、続いて露光を行い、続いて前記リセット用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第1の信号を読み出し、続いて前記転送用素子を制御して前記増幅用素子を経て出力させた第2の信号を読み出し、続いて前記第2の信号から前記第1の信号を差し引くという制御を行うように、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記3記載の固体撮像装置。 【0105】 (付記9) 前記画素部は、各画素が光電変換素子、リセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を有する画素部、又は、各画素が光電変換素子、転送用素子、リセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を有する画素部、或いは、各画素が光電変換素子及び転送用素子を有すると共に2画素毎にリセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を共用する画素部である、 ことを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。 【0106】 (付記10) 前記シャッター手段は液晶シャッターである、 ことを特徴とする付記1記載の固体撮像装置。 【0107】 (付記11) 複数の画素からなる画素部と、前記複数の画素を制御する画素制御手段と、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す読出手段と、前記画素部に光が入射する状態又は前記画素部を遮光する状態にするシャッター手段と、全画素にて同時に露光を行う第1の露光モード又は所定単位分の画素毎に露光を行う第2の露光モードの何れかへ露光モードを切り替える露光モード切替手段とを備える固体撮像装置の制御方法であって、 前記露光モード切替手段により切り替えられた露光モードに応じて、前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする固体撮像装置の制御方法。 【0108】 (付記12) 前記露光モード切替手段により前記第1の露光モードへ切り替えられた場合には、 前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素をリセットし、 前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、 前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記画素部から出力される各画素の信号を読み出す、 ように前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記11記載の固体撮像装置の制御方法。 【0109】 (付記13) 前記露光モード切替手段により前記第2の露光モードへ切り替えられた場合には、 前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記所定単位分の画素毎に、リセット、露光、及び前記画素部から出力される各画素の信号の読み出しを行う、 ように前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記11記載の固体撮像装置の制御方法。 【0110】 (付記14) 前記固体撮像装置は、静止画撮影を行う第1の撮影モード又は動画撮影を行う第2の撮影モードの何れかへ撮影モードを切り替える撮影モード切替手段を更に備え、 前記露光モード切替手段は、前記撮影モード切替手段により前記第1の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記撮影モード切替手段により前記第2の撮影モードへ切り替えられた場合には前記第2の露光モードへ切り替える、 ことを特徴とする付記11記載の固体撮像装置の制御方法。 【0111】 (付記15) 前記露光モード切替手段は、被写体の明るさに応じて求められた露光時間が所定時間を超える場合には前記第1の露光モードへ切り替え、前記露光時間が前記所定時間以下である場合には前記第2の露光モードへ切り替える、 ことを特徴とする付記11記載の固体撮像装置の制御方法。 【0112】 (付記16) 前記画素部は、各画素が光電変換素子、転送用素子、リセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を有する画素部であり、 前記露光モード切替手段により第1の露光モードへ切り替えられた場合には、 前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素において前記リセット用素子及び前記転送用素子を制御して前記光電変換素子をリセットし、 前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素にて同時に露光を行い、 前記シャッター手段により前記画素部を遮光する状態にして、前記複数の画素の各画素について、前記リセット用素子と前記選択用素子を制御して出力させた第1の信号を読み出し、続いて前記転送用素子と前記選択用素子を制御して出力させた第2の信号を読み出し、続いて前記第2の信号から前記第1の信号を差し引く、 ように前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記12記載の固体撮像装置の制御方法。 【0113】 (付記17) 前記光電変換素子のリセットを前記複数の画素にて同時に行うように制御する、 ことを特徴とする付記16記載の固体撮像装置の制御方法。 【0114】 (付記18) 前記画素部は、各画素が光電変換素子、転送用素子、リセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を有する画素部であり、 前記露光モード切替手段により第2の露光モードへ切り替えられた場合には、 前記シャッター手段により前記画素部に光が入射する状態にして、前記複数の画素の各画素について、前記所定単位分の画素毎に、前記リセット用素子及び前記転送用素子を制御して前記光電変換素子をリセットし、続いて露光を行い、続いて前記リセット用素子と前記選択用素子を制御して出力させた第1の信号を読み出し、続いて前記転送用素子と前記選択用素子を制御して出力させた第2の信号を読み出し、続いて前記第2の信号から前記第1の信号を差し引く、 ように前記画素制御手段、前記読出手段、及び前記シャッター手段を制御する、 ことを特徴とする付記13記載の固体撮像装置の制御方法。 【0115】 (付記19) 前記画素部は、各画素が光電変換素子、リセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を有する画素部、又は、各画素が光電変換素子、転送用素子、リセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を有する画素部、或いは、各画素が光電変換素子及び転送用素子を有すると共に2画素毎にリセット用素子、増幅用素子、及び選択用素子を共用する画素部である、 ことを特徴とする付記11記載の固体撮像装置の制御方法。 【0116】 (付記20) 前記シャッター手段は液晶シャッターである、 ことを特徴とする付記11記載の固体撮像装置の制御方法。 【図面の簡単な説明】 【0117】 【図1】実施例1に係る固体撮像装置が備える、撮像素子チップと液晶シャッターの実装構造を示す図である。 【図2】実施例1に係る、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。 【図3】実施例1に係る、シャッターモードがGSモードである場合の動作を示すタイミングチャートである。 【図4】実施例1に係る、シャッターモードがLSモードである場合の動作を示すタイミングチャートである。 【図5】実施例1の変形例に係る、シャッターモードがGSモードである場合の動作を示すタイミングチャートである。 【図6】実施例2に係る、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。 【図7】実施例3に係る、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。 【図8】実施例4に係る、液晶シャッターが実装された撮像素子チップの回路構成を示す図である。 【図9】ローリングシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの1画素分の画素回路であって3Tr型画素回路の一例を示す図である。 【図10】ローリングシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの1画素分の画素回路であって4Tr型画素回路の一例を示す図である。 【図11】ローリングシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの2画素分の画素回路であって4Tr−Tr共用型画素回路の一例を示す図である。 【図12】グローバルシャッター方式を採用したCMOSイメージセンサの1画素分の画素回路であって5Tr型画素回路の一例を示す図である。 【符号の説明】 【0118】 1 撮像素子チップ 2 液晶シャッター 3 導電性接着剤 4 画素部 5、5a 枠 6 ライン制御回路 7 読み出し回路 8 ADC 9 駆動回路 10 制御回路 10a GS/LS切り替え部 10b 静止画/動画切り替え部 10c 露光時間制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005223 【氏名又は名称】富士通株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074099 【弁理士】 【氏名又は名称】大菅 義之
【識別番号】100067987 【弁理士】 【氏名又は名称】久木元 彰
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| 【公開番号】 |
特開2008−11298(P2008−11298A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−180810(P2006−180810) |
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