| 【発明の名称】 |
放送受信装置および放送受信方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】木村 琢二
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| 【要約】 |
【課題】放送受信装置を移動したときのチャンネルテーブルデータの設定に要する時間を短くする。
【構成】ユーザに任意の場所でチャンネルテーブルデータを設定させる。複数の前記任意の場所で前記ユーザに設定された、複数のチャンネルテーブルデータをメモリに記憶する。このメモリにより記憶されている前記複数のチャンネルテーブルデータの中から1つをユーザに選択させる。この選択されたチャンネルテーブルデータを前記記憶手段から読出してテレビジョン放送を選局する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ユーザに任意の場所でチャンネルテーブルデータを設定させるチャンネルテーブルデータ設定手段と、 複数の前記任意の場所で前記ユーザに設定された、複数のチャンネルテーブルデータを記憶する記憶手段と、 この記憶手段により記憶されている前記複数のチャンネルテーブルデータの中から1つをユーザに選択させるチャンネルテーブルデータ選択手段と、 このチャンネルテーブルデータ選択手段により選択されたチャンネルテーブルデータを前記記憶手段から読出すチャンネルテーブルデータ読出手段と、 このチャンネルテーブルデータ読出手段により読み出されたチャンネルテーブルデータを用いてテレビジョン放送を選局する選局手段とを備えたことを特徴とする放送受信装置。 【請求項2】 前記チャンネルテーブルデータ設定手段は、前記チャンネルテーブルデータを識別のための識別子を設定するチャンネルテーブル識別子設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。 【請求項3】 前記チャンネルテーブルデータ選択手段は、前回の選択されたチャンネルテーブルデータを次回のチャンネルテーブルデータ選択の際に優先的にユーザに提示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放送受信装置。 【請求項4】 前記チャンネルテーブルデータ選択手段によって選択されたチャンネルテーブルデータの履歴情報を記録するためのチャンネルテーブル選択履歴情報記録手段を備え、 前記チャンネルテーブルデータ選択手段は、選択可能なチャンネルテーブルデータをユーザに提示する際に、前記チャンネルテーブル選択履歴情報記録手段の情報を基に、選択頻度の高いチャンネルテーブルを優先的に提示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放送受信装置。 【請求項5】 予め地域毎に受信可能なチャンネルを示すチャンネルテーブルデータを記憶する不揮発性メモリを備え、 前記チャンネルテーブルデータ設定手段は、ユーザに任意の場所でチャンネルテーブルデータを設定させ、このチャンネルテーブルデータを前記不揮発性メモリが記憶するチャンネルテーブルデータとの差分データの形で求め、 前記選局手段は、前記差分データの形のチャンネルテーブルデータと前記不揮発性メモリが記憶するチャンネルテーブルデータとの両方を用いてテレビジョン放送を選局することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。 【請求項6】 チャンネルテーブルデータ設定手段により、ユーザに任意の場所でチャンネルテーブルデータを設定させ、 複数の前記任意の場所で前記ユーザに設定された、複数のチャンネルテーブルデータを記憶手段に記憶し、 チャンネルテーブルデータ選択手段により、前記記憶手段により記憶されている前記複数のチャンネルテーブルデータの1つをユーザに選択させ、 チャンネルテーブルデータ読出手段により、前記チャンネルテーブルデータ選択手段により選択されたチャンネルテーブルデータを前記記憶手段から読出し、 選局手段により、このチャンネルテーブルデータ読出手段により読み出されたチャンネルテーブルデータを用いてテレビジョン放送を選局することを特徴とする放送受信方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、放送受信装置に関し、特に複数のチャンネルテーブルデータを持つ放送受信装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の放送受信装置として、自動的にチャンネルサーチを行い受信可能なチャンネルを設定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 また、予め地域毎に受信可能なチャンネルを示すチャンネルテーブルデータをROM等にメモリしておき、ユーザに設定された地域コードや電波搭から受信した電波により指定された地域コードによって、受信するのに用いるチャンネルテーブルデータ(チャンネルマップデータとも呼ぶ)を切り替える放送受信装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。 【特許文献1】特開2006−108737公報 【特許文献2】特開2006−115404公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 チャンネルサーチには時間を要すため、放送受信装置を移動する度に自動的にチャンネルサーチを行っていたのでは多くの時間を要してしまう。 また、1つの地域で複数の放送局がカバーされているような状況では、例えばある放送局については隣接地域のチャンネルテーブルデータにあるデータを用いた方が、より受信状況が良いという場合もある。このような場合、地域毎に受信可能なチャンネルを示すチャンネルテーブルデータをROM等にメモリする方法では、放送受信装置を移動する度に地域コードで大まかに設定する他、一部の放送局についてはユーザがマニュアルでチャンネルテーブルデータを設定する必要がある。 【0004】 このように従来の放送受信装置においては、チャンネルテーブルデータの設定に、多くの時間を要してしまうという問題があった。 この発明は、放送受信装置を移動したときのチャンネルテーブルデータの設定に要する時間を短くすることを目的とする。 また、この発明は、チャンネルテーブルデータを記憶するデータの容量を少なくする放送受信装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記の目的を達成するために、この発明においては、ユーザに任意の場所でチャンネルテーブルデータを設定させるチャンネルテーブルデータ設定手段と、複数の前記任意の場所で前記ユーザに設定された、複数のチャンネルテーブルデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段により記憶されている前記複数のチャンネルテーブルデータの中から1つをユーザに選択させるチャンネルテーブルデータ選択手段と、このチャンネルテーブルデータ選択手段により選択されたチャンネルテーブルデータを前記記憶手段から読出すチャンネルテーブルデータ読出手段と、このチャンネルテーブルデータ読出手段により読み出されたチャンネルテーブルデータを用いてテレビジョン放送を選局する選局手段とを備えたことを特徴とする放送受信装置を提供する。 【0006】 上記の目的を達成するために、この発明においては、チャンネルテーブルデータ設定手段により、ユーザに任意の場所でチャンネルテーブルデータを設定させ、複数の前記任意の場所で前記ユーザに設定された、複数のチャンネルテーブルデータを記憶手段に記憶し、チャンネルテーブルデータ選択手段により、前記記憶手段により記憶されている前記複数のチャンネルテーブルデータの1つをユーザに選択させ、チャンネルテーブルデータ読出手段により、前記チャンネルテーブルデータ選択手段により選択されたチャンネルテーブルデータを前記記憶手段から読出し、選局手段により、このチャンネルテーブルデータ読出手段により読み出されたチャンネルテーブルデータを用いてテレビジョン放送を選局することを特徴とする放送受信方法を提供する。 【0007】 なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。 また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。 【発明の効果】 【0008】 この発明によれば、ユーザによって複数の前記任意の場所で設定された複数のチャンネルテーブルデータの中から任意のチャンネルテーブルデータを用いてテレビジョン放送を選局することができるので、放送受信装置を移動したときのチャンネルテーブルデータの設定に要する時間を短くすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 なお、放送受信装置としては以下デジタルテレビジョン放送受信装置を例として説明するが、本発明はアナログ放送受信装置にも適用することができるし、ラジオ放送受信装置にも適用することができる。また、本発明は携帯型の他、据え置き型の放送受信装置にも適用するこができる。 【0010】 (第1の実施の形態) 図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の例を概略的に示している。 デジタルテレビジョン放送受信装置111には、液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器114、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作情報を受ける受光部118等が備えられている。 【0011】 また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。 【0012】 さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメモリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。 【0013】 また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area Network)端子120、USB(Universal Serial Bus)端子121を備えている。 【0014】 アンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。 チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。 【0015】 PSK復調器245bは、制御部261からの制御信号により、チューナ245aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器245cに出力する。 【0016】 TS復号器245cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。 【0017】 また、TS復号器245cは、デジタル放送により送られているセクション情報をセクション処理部247hへ出力する。 また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。 【0018】 チューナ250aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器250bに出力する。 【0019】 OFDM復調器250bは、制御部261からの制御信号により、チューナ250aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器250cに出力する。 【0020】 TS復号器250cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部247内のSTDバッファ247fへ出力する。 【0021】 また、TS復号器250cは、デジタル放送により送られているセクション情報をセクション処理部247hへ出力する。 ここで、上記信号処理部247は、テレビ視聴時には、TS復号器245cおよびTS復号器250cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。また、信号処理部247は、コンテンツ再生時には、制御部261から入力されたコンテンツの再生信号を選択し、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。 【0022】 制御部261には、信号処理部247から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。 【0023】 制御部261は、これら入力された情報からEPG,字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部254へ出力する。 セクション処理部247hは、TS復号器245c(250c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部261へ出力する。 【0024】 グラフィック処理部254は、(1)信号処理部247内のAVデコーダ247gから供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部261により生成されたEPG,字幕信号とを合成して映像処理部258へ出力する機能を有する。 【0025】 また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部254は、制御部261からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。 【0026】 グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。 【0027】 また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力して音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。 【0028】 ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を、前記受光部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。 【0029】 この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。 【0030】 また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、前記メモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、制御部261は、カードホルダ266に装着されたメモリカード119と、カードI/F265を介して情報伝送することができる。 【0031】 また、上記制御部261は、USB I/F268を介して前記USB端子121に接続されている。これにより、制御部261は、USB端子121に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F268を介して情報伝送することができる。 【0032】 次に、チャンネル設定時の動作について図2を用いて説明する。 放送受信装置を移動させたとき、ユーザがリモートコントローラ117もしくは操作部116の「チャンネル設定開始」ボタンを押すとチャンネル設定動作が開始する。 【0033】 ステップS301:制御部261は、チューナ245aに対して最小のチャンネル周波数へ切り替える。 ステップS302:制御部261は、チューナ245aからの出力信号から放送が行われているか否かを判断し、放送が行われていればステップS304へ進み、放送が行われていなければステップS303へ進む。 【0034】 ステップS303:制御部261は、チューナ245aに対して次のチャンネル周波数へ切り替える。 ステップS304:制御部261は、放送が行われていたチャンネルテーブルデータにそのチャンネルのデータを追加し、ステップS305へ進む。 ステップS305:制御部261は、放送が行われる最大のチャンネル周波数か否かを判断し、最大のチャンネル周波数であればステップS306へ進み、まだ最大でなければステップS303へ進み、更にチャンネルサーチを続ける。 【0035】 ステップS306:ステップS305でチャンネルテーブルデータが完成する。本実施形態では、例えば保存位置1〜保存位置10までの10箇所についてチャンネルテーブルデータを記憶できるものとする。完成したチャンネルテーブルデータを、保存位置1〜10の内、どの保存位置とするかをユーザに問い合わせ、例えばリモートコントローラ117の数字ボタンを押させて、保存位置nを決定させる。 【0036】 ステップS307:制御部261は、ユーザが入力した番号nに応じた保存位置nの完成したチャンネルテーブルデータとして、不揮発性メモリ261cへチャンネルテーブルデータ記憶する。 【0037】 このようなチャンネルサーチを、例えば地域A内にある自宅で実行して保存位置1として記憶した場合、不揮発性メモリ261cには図3(a)に示すチャンネルテーブルデータ1が記憶される。同様にチャンネルサーチを、例えば地域B内にある会社で実行して保存位置2として記憶した場合、不揮発性メモリ261cには図3(b)に示すチャンネルテーブルデータ2が記憶される。 【0038】 図10は、映像表示器114での画面表示の例を示す図である。 次に、チャンネル選局時の動作について図4を用いて説明する。ここでは予め図2のチャンネル設定が自宅および会社の各場所において完了した後、放送受信装置を例えば自宅から会社へ移動させたときの例で説明する。 【0039】 放送受信装置を移動させたとき、ユーザがリモートコントローラ117の「選局サーチ」ボタンを押下すると選局動サーチ作が開始する。 ステップS501:制御部261は、チャンネル選局に使用するチャンネルテーブルデータ決定のため、ユーザに保存位置nを指定させる。 例えばリモートコントローラ117の数字ボタンを押させて、チャンネル選局に使用するチャンネルテーブルデータの保存位置nを決定させる。ここで決定された「保存位置n」という内容は、不揮発性メモリ261cに記憶され、以後のチャンネル選局時のチャンネルテーブルデータとして活用される。 【0040】 ステップS502:制御部261は、ステップS501で指定されたチャンネルテーブルデータの保存位置nを用いて、チャンネルを選局する。 以上説明したとおり、本発明によれば、地域毎に受信可能なチャンネルを示すチャンネルテーブルデータをメモリしておけるので、放送受信装置を移動した場合に、以前に選局サーチしてチャンネルテーブルデータを保存した地域であれば、改めて選局サーチの処理をする必要がなく、この保存されたチャンネルテーブルデータを用いることで、その地域で番組受信するためのチャンネルテーブルデータの設定に要する時間を短くすることができる。 【0041】 (第2の実施の形態) この第2の実施の形態の構成については第1の実施の形態と基本的に同じであるので異なる部分についてのみ説明する。 第1の実施の形態においてはチャンネルサーチの結果により設定したが、この第2の実施の形態では予め工場出荷時等に地域毎に割り付けられたデフォルトのチャンネルテーブルデータを用い、これを元にしてユーザがチャンネル設定する点で異なる。 【0042】 図5(a)は、工場出荷時にROM261aに記憶されているチャンネルテーブルデータ(地域A用)を示す図である。 図5(b)は、工場出荷時にROM261aに記憶されているチャンネルテーブルデータ(地域B用)を示す図である。 ユーザは、まず図6(a)に示す工場出荷時にROM261aに記憶されたチャンネルテーブルデータを用いてチャンネル設定をする。 図8は、映像表示器114での画面表示の例を示す図である。 この設定時、まずユーザは実際に自宅が属している地域Aを選択することにより、図5(a)に示す工場出荷時にROM261aに記憶されたチャンネルテーブルデータが設定されるのであるが、実際には自宅においては放送局11については、工場出荷時にROM261aに記憶されていた送信周波数「40」ではなく、図3(a)に示すように送信周波数「52」である。このためユーザはマニュアル操作にて、放送局11の送信周波数を「52」とする。 【0043】 このとき制御部261は、図6(a)に示すような差分データを生成する。この差分データは、不揮発性メモリ261cに記憶される。 差分データは図6(a)に示すように、工場出荷時にROM261aに記憶されていたどの地域のデフォルト値を用いているかを示す“地域A”という情報と、放送局11について置き換えたことを示す“replace,放送局11,52”という情報から構成される。 【0044】 また、差分データは図7(b)に示すように、工場出荷時にROM261aに記憶されていたどの地域のデフォルト値を用いているかを示す“地域B”という情報と、放送局17について追加したことを示す“add,放送局17,37”という情報から構成される。 【0045】 また、ここには無いが削除した場合、例えば地域Bに属する会社では、放送局12が受信できない場合、例えば“delete,放送局12”という情報が追加される。 【0046】 この動作を図7のフローチャートで示す。図7は、図3と比較してステップ801およびステップ802が追加されている点で異なる。説明の便宜上、この異なる部分についてのみ説明する。 【0047】 まず、ステップS801にてチャンネルサーチ開始時点でユーザに地域を入力させる。例えば、図5(a)に示す自宅で設定するならば地域Aを入力させる。そして図2と同様にフローが流れ、ステップS306の次に、ステップS801で入力された地域Aのデータとの差分が演算され、図6(a)に示す差分データが求められる。そしてステップS307ではこの差分データをチャンネルテーブルデータnとして不揮発性メモリに記憶する。 【0048】 このようにユーザが任意にチャンネルテーブルデータを登録するために、工場出荷時にROM261aに記憶されたチャンネルテーブルデータを有効活用し、不揮発性メモリ261cには工場出荷時にROM261aに記憶されたチャンネルテーブルデータとの差分データのみ記憶しているので、図3に示すチャンネルテーブルデータを全てメモリするよりも、必要とするメモリ容量を小さくすることができる。 【0049】 次に、チャンネルテーブルデータ選択の動作について説明する。ここでは予め図2のチャンネル設定が自宅および会社の各場所において完了した後、放送受信装置を例えば自宅から会社へ移動させたときの例で説明する。 【0050】 放送受信装置を移動させたとき、ユーザがリモートコントローラ117もしくは操作部116の「チャンネルテーブルデータ選択」ボタンを押下するとチャンネルテーブルデータ選択が開始する。 【0051】 ROM261aおよび不揮発性メモリ261cに記録された、複数のチャンネルテーブルデータを読み出し、これをもとにチャンネルテーブル選択メニューを生成して、例えば、図10(a)に示すように映像表示器114上にユーザに掲示する。 【0052】 ここで例えばユーザが、会社がある地域に対応するチャンネルテーブルデータとしてチャンネルテーブル3を選択すると、この選択履歴を不揮発性メモリ261cに記録し、次回のチャンネルテーブル選択の際に、チャンネルテーブルの表示優先順を更新し、チャンネルテーブル3が優先的に掲示されるようにする。例えば、図10(b)に示すように映像表示器114上のメニューで最上段に掲示する。 【0053】 このようにユーザの最新の使用状況に合わせてチャンネルテーブル選択の際のチャンネルテーブルデータの選択肢の掲示の優先度を更新することで、ユーザが選局にかかる手間や時間を削減し、利便性を高めることができる。尚、チャンネルテーブルデータの選択肢の掲示の優先度の更新方法として、それまでに選択された履歴情報も不揮発性メモリ261cに記録しておき、最も多く選択されているテーブルデータから順に優先的に掲示してもよい。 【0054】 また、チャンネルテーブルデータの選択肢の掲示の際にユーザに分かりやすいように、チャンネルデータ保存時に各チャンネルテーブルデータの識別名をユーザがリモートコントローラ117もしくは操作部116を用いて入力できるようにし、不揮発性メモリ261cに保存し、この識別名を選択肢の表示に用いてもよい。 【0055】 なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、チャンネルテーブルデータの選択肢の掲示の優先度の更新方法として、曜日や時刻といった情報も加味した過去の選択履歴をもとに行っても良い。実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。 【0056】 また、第1の実施形態と第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせ、所望の番組属性として、ジャンル、チャンネルを組みとしたものとしてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0057】 【図1】本発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の信号処理系を示す図。 【図2】デジタルテレビジョン放送受信装置111のチャンネル設定時の動作を示すフローチャート。 【図3】デジタルテレビジョン放送受信装置111内の不揮発性メモリ261cに記憶されるチャンネルテーブルデータを示す図。 【図4】デジタルテレビジョン放送受信装置111のチャンネル選局時の動作を示すフローチャート。 【図5】工場出荷時にROM261aに記憶されているチャンネルテーブルデータ(地域A用)および(地域B用)を示す図。 【図6】チャンネルテーブルデータとして記憶される差分データを説明するための図。 【図7】デジタルテレビジョン放送受信装置111のチャンネル設定時の動作を示すフローチャート。 【図8】映像表示器114での地域選択の画面表示の例を示す図である。 【図9】映像表示器114でのチャンネルテーブル選択と優先掲示の画面表示の例を示す図である。 【図10】映像表示器114でのチャンネルテーブル設定の表示例を示す図である。 【符号の説明】 【0058】 111…デジタルテレビジョン放送受信装置、114…映像表示器、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントローラ、118…受光部、119…第1のメモリカード、120…LAN端子、121…USB端子、122…バッテリ充電用端子。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝
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| 【出願日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100109900 【弁理士】 【氏名又は名称】堀口 浩
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| 【公開番号】 |
特開2008−11208(P2008−11208A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−179918(P2006−179918) |
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