トップ :: H 電気 :: H04 電気通信技術




【発明の名称】 レンズユニット、カメラ本体、カメラシステム、ならびにレンズユニットないしカメラ本体の動作の方法およびプログラム
【発明者】 【氏名】若林 覚

【要約】 【課題】レンズユニットとカメラ本体の組み合わせに応じて適切な設定を行う。

【構成】カメラ本体14は、レンズユニット12から正常に受信した場合は、設定情報をRAM222に取得し、この設定情報に基づいて設定を行う。また仮に、レンズユニット12から正常に設定情報を受信できない場合であっても、レンズIDが正常に受信でき、かつそのレンズIDに対応した設定情報がフラッシュROM206に記憶されていれば、その設定情報に基づいて設定を行うことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像レンズを介して受光した被写体像を示す画像データを取得する撮像系を有する交換自在のレンズユニットと接続する接続部と、前記接続部を介して前記撮像系からの画像データその他のデータを送受信する通信部と、前記通信部を介して前記撮像系に制御データを送信することで前記撮像系による画像データの取得その他の動作を制御する制御部と、前記制御部の制御に応じて前記通信部の受信した画像データを記録する記録部とを備えるカメラ本体であって、
前記レンズユニットの設定情報を変更する設定変更部と、
前記設定変更部が変更した設定情報を不揮発性の記憶媒体に記憶する設定情報記憶部と、
を備え、
前記通信部は、前記設定変更部が変更した設定情報を前記レンズユニットに送信するカメラ本体。
【請求項2】
前記通信部からの設定情報の送信中にエラーが発生したか否かを検出するエラー検出部をさらに備え、
前記通信部は、前記エラー検出部がエラーを検出した場合、前記設定情報を所定回数まで繰り返し送信する請求項1に記載のカメラ本体。
【請求項3】
撮像レンズを介して受光した被写体像を示す画像データを取得する撮像系を有する交換自在のレンズユニットと接続する接続部と、前記接続部を介して前記撮像系からの画像データその他のデータを送受信する通信部と、前記通信部を介して前記撮像系に制御データを送信することで前記撮像系による画像データの取得その他の動作を制御する制御部と、前記制御部の制御に応じて前記通信部の受信した画像データを記録する記録部とを備えるカメラ本体であって、
前記レンズユニットの設定情報を不揮発性の記憶媒体に記憶する設定情報記憶部と、
前記接続部に前記レンズユニットが接続したことを検出する接続検出部と、
前記通信部によるデータの送受信中にエラーが発生したか否かを検出するエラー検出部と、
を備え、
前記通信部は、前記接続検出部が前記レンズユニットの接続を検出したことに応じ、前記レンズユニットの設定情報を前記レンズユニットから受信し、
前記制御部は、前記エラー検出部が前記通信部による前記設定情報の受信中にエラーを検出したことに応じて前記設定情報記憶部に記憶された設定情報に従って前記撮像系の動作を制御し、前記エラー検出部が前記通信部による前記設定情報の受信中にエラーを検出しなかったことに応じて前記通信部が受信した設定情報に従って前記撮像系の動作を制御するカメラ本体。
【請求項4】
前記制御部は、前記エラー検出部が前記通信部による前記設定情報の受信中にエラーを検出しなかった場合、前記通信部が受信した設定情報に含まれる日時情報と前記設定情報記憶部に記憶された設定情報に含まれる日時情報とを比較し、新しい方の日時情報を含む設定情報に従って前記撮像系の動作を制御する請求項3に記載のカメラ本体。
【請求項5】
前記制御部は、前記エラー検出部が前記通信部による前記設定情報の受信中にエラーを検出しなかった場合、前記通信部が受信した設定情報に含まれる過去に接続されたカメラ本体の識別情報と前記設定情報記憶部に記憶されたカメラ本体の識別情報とを比較し、両者が一致する場合は前記通信部の受信した設定情報に従って前記撮像系の動作を制御し、両者が一致しない場合は前記設定記憶部に記憶された設定情報に従って前記撮像系の動作を制御する請求項3または4に記載のカメラ本体。
【請求項6】
カメラ本体と接続する接続部と、前記接続部を介して前記制御データその他のデータを送受信する通信部と、前記通信部の受信した制御データに応じ、撮像レンズを介して受光した被写体像を示す画像データを取得する撮像系とを備える交換自在のレンズユニットであって、
各カメラ本体の設定情報を各カメラ本体の識別情報とそれぞれ対応づけて記憶する設定情報記憶部と、
前記接続部に前記カメラ本体が接続したことを検出する接続検出部と、
を備え、
前記通信部は、前記接続検出部が前記カメラ本体の接続を検出したことに応じ、前記接続部に接続されたカメラ本体から、前記カメラ本体の識別情報を受信し、
前記制御部は、前記設定情報記憶部に記憶された設定情報のうち、前記通信部が受信したカメラ本体の識別情報に対応づけられた設定情報を読み出し、
前記通信部は、前記制御部の読み出した設定情報を前記カメラ本体に送信するレンズユニット。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれかに記載のカメラ本体と交換自在のレンズユニットを備えるカメラシステム。
【請求項8】
請求項6に記載の交換自在のレンズユニットとカメラ本体を備えるカメラシステム。
【請求項9】
請求項1〜5のいずれかに記載のカメラ本体の制御部として演算装置を動作させるためのプログラム。
【請求項10】
請求項6に記載のレンズユニットの制御部として演算装置を動作させるためのプログラム。
【請求項11】
請求項1〜5のいずれかに記載のカメラ本体の制御部として演算装置を動作させる方法。
【請求項12】
請求項6に記載のレンズユニットの制御部として演算装置を動作させる方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は交換可能なレンズユニットおよびカメラ本体を備えたカメラシステムの動作設定に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、撮像素子や画像処理系を備えたレンズユニットと、該レンズユニットを装着自在なカメラ本体を備えたカメラシステムが開発されている。例えば特許文献1によると、撮像素子と撮像光学系が一体的になったプラグインユニットがカメラ本体に装着されると、そのプラグインユニットの情報がカメラ本体側に伝達されて、そのプラグインユニットが備える撮像光学系で撮像を行うことができるようになるカメラシステムが提案されている。
【特許文献1】特開2005−278021号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のプラグインユニットがカメラ本体に装着されるだけで撮影レンズの交換が行われるカメラシステムが実現されると、カメラシステムの取り扱いが非常に簡単になり、専門的な知識を持たない利用者であっても、簡単に撮影レンズの交換を行うことが可能となる。
【0004】
ところで通常、プラグインユニットの動作に関する設定がユーザの好みにあわせてマニュアル変更された場合、その設定情報はプラグインユニットに記憶される。別の機会に再びそのプラグインユニットが本体に装着された場合、初期動作の一環としてプラグインユニットから設定情報が本体側に送信され、この情報に応じた設定が本体にもされて、常に最新の設定で動作するように設計されている。
【0005】
しかし、前回変更された設定情報が、別の機会の装着時に正しく本体側に送信されるとは限らないため、本体とユニットの通信でエラーが発生した場合、前回せっかく行った設定変更が無駄になってしまい、やり直しを強いられてしまう。
【0006】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、レンズユニットとカメラ本体の組み合わせに応じて適切な設定を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、撮像レンズを介して受光した被写体像を示す画像データを取得する撮像系を有する交換自在のレンズユニットと接続する接続部と、接続部を介して撮像系からの画像データその他のデータを送受信する通信部と、通信部を介して撮像系に制御データを送信することで撮像系による画像データの取得その他の動作を制御する制御部と、制御部の制御に応じて通信部の受信した画像データを記録する記録部とを備えるカメラ本体に関する。
【0008】
このカメラ本体は、レンズユニットの設定情報を変更する設定変更部と、設定変更部が変更した設定情報を不揮発性の記憶媒体に記憶する設定情報記憶部と、を備え、通信部は、設定変更部が変更した設定情報をレンズユニットに送信する。
【0009】
この発明によると、カメラ本体側でレンズユニットの設定情報が変更されると、その設定情報がカメラ本体側の不揮発性記憶媒体に記憶されるとともに、レンズユニットに送信される。
【0010】
カメラ本体に同じレンズユニットが再度接続されたときに、カメラ本体がレンズユニットから変更後の設定情報を受信不可能な場合であっても、カメラ本体側に記憶された変更後の設定情報を用いればよいから、そのレンズユニットの設定の変更をやりなおす必要
はない。
【0011】
このカメラ本体は、通信部からの設定情報の送信中にエラーが発生したか否かを検出するエラー検出部をさらに備え、通信部は、エラー検出部がエラーを検出した場合、設定情報を所定回数まで繰り返し送信してもよい。
【0012】
こうすると、カメラ本体とレンズユニットで同じ設定情報が記憶されることが保証される。
【0013】
また、本発明に係るカメラ本体は、レンズユニットの設定情報を不揮発性の記憶媒体に記憶する設定情報記憶部と、接続部にレンズユニットが接続したことを検出する接続検出部と、通信部によるデータの送受信中にエラーが発生したか否かを検出するエラー検出部と、を備え、通信部は、接続検出部がレンズユニットの接続を検出したことに応じ、レンズユニットの設定情報をレンズユニットから受信し、制御部は、エラー検出部が通信部による設定情報の受信中にエラーを検出したことに応じて設定情報記憶部に記憶された設定情報に従って撮像系の動作を制御し、エラー検出部が通信部による設定情報の受信中にエラーを検出しなかったことに応じて通信部が受信した設定情報に従って撮像系の動作を制御する。
【0014】
すなわち、レンズユニットからカメラ本体が設定情報を受信中にエラーが発生した場合は、カメラ本体側の設定情報を用いるから、設定情報を受信できなくてもレンズユニットを制御できる。
【0015】
制御部は、エラー検出部が通信部による設定情報の受信中にエラーを検出しなかった場合、通信部が受信した設定情報に含まれる日時情報と設定情報記憶部に記憶された設定情報に含まれる日時情報とを比較し、新しい方の日時情報を含む設定情報に従って撮像系の動作を制御してもよい。
【0016】
こうすると、新しい方の設定情報で撮像系の動作を制御できる。
【0017】
制御部は、エラー検出部が通信部による設定情報の受信中にエラーを検出しなかった場合、通信部が受信した設定情報に含まれる過去に接続されたカメラ本体の識別情報と設定情報記憶部に記憶されたカメラ本体の識別情報とを比較し、両者が一致する場合は通信部の受信した設定情報に従って撮像系の動作を制御し、両者が一致しない場合は設定記憶部に記憶された設定情報に従って撮像系の動作を制御してもよい。
【0018】
こうすると、あるレンズユニットの設定情報が他のカメラ本体で変更されても、カメラ本体に記憶しておいた、そのレンズユニットの変更前の設定情報を用いることができる。
【0019】
本発明は、カメラ本体と接続する接続部と、接続部を介して制御データその他のデータを送受信する通信部と、通信部の受信した制御データに応じ、撮像レンズを介して受光した被写体像を示す画像データを取得する撮像系とを備える交換自在のレンズユニットであって、各カメラ本体の設定情報を各カメラ本体の識別情報とそれぞれ対応づけて記憶する設定情報記憶部と、接続部にカメラ本体が接続したことを検出する接続検出部と、を備えるレンズユニットに関する。
【0020】
このレンズユニットにおいて、通信部は、接続検出部がカメラ本体の接続を検出したことに応じ、接続部に接続されたカメラ本体から、カメラ本体の識別情報を受信し、制御部は、設定情報記憶部に記憶された設定情報のうち、通信部が受信したカメラ本体の識別情報に対応づけられた設定情報を読み出し、通信部は、制御部の読み出した設定情報をカメラ本体に送信する。
【0021】
こうすると、現に接続されているカメラ本体に対応した設定情報をレンズユニットからカメラ本体に送信でき、あるカメラ本体で変更された設定情報が別のカメラ本体に送信されるようなことがないため、カメラ本体とレンズユニットの組み合わせに応じた適切な設定ができる。
【0022】
本発明は、上記のカメラ本体と交換自在のレンズユニットを備えるカメラシステム、上記のカメラ本体またはレンズユニットに備えられた制御部として演算装置(CPU、MCUその他のもの)を動作させる方法およびプログラムも含む。
【発明の効果】
【0023】
この発明によると、カメラ本体に同じレンズユニットが再度接続されたとき、カメラ本体がレンズユニットから変更後の設定情報を受信不可能な場合であっても、カメラ本体側に記憶された変更後の設定情報を用いればよいから、設定の変更をやりなおす必要がない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、添付図面に従い、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
【0025】
<第1実施形態>
図1は、カメラシステムの外観構成を示す。同図に示すように、このカメラシステム10は、レンズユニット12とカメラ本体14とで構成されている。
【0026】
レンズユニット12は、円筒状に形成されており、その基端部にレンズマウント12Aを備えている。一方、カメラ本体14は、箱状に形成されており、その正面ほぼ中央に本体マウント14Aを備えている。レンズユニット12は、レンズマウント12Aをカメラ本体14の本体マウント14Aに装着することにより、カメラ本体14に着脱自在に取り付けられる。
【0027】
なお、レンズマウント12Aと本体マウント14Aには、それぞれレンズマウント接点12aと本体マウント接点14aとが設けられており(図1では本体マウント接点14aのみ図示)、レンズマウント12Aを本体マウント14Aに装着すると、互いの接点が接触して導通する。
【0028】
また、本体マウント14Aには、図示しないレンズ検出端子が設けられており、このレンズ検出端子により、レンズマウント12Aが本体マウント14Aに装着されたことが検出できるようにされている。
【0029】
レンズユニット12は、後述するように、撮像素子などを内蔵している。
【0030】
カメラ本体14の正面には、ストロボ18やマイクロホン19等が設けられており、上面には、レリーズボタン20、電源スイッチ22、モードダイヤル24等が設けられている。
【0031】
レリーズボタン20は、撮影指示を入力するボタンとして機能し、いわゆる「半押し」と「全押し」の二段式で構成されている。カメラシステム10は、このレリーズボタン20の半押しでAE(Automatic Exposure:自動露出)、AF(Auto Focus:自動焦点合わせ)が機能し、全押しで撮影が実行される。
【0032】
電源スイッチ22は、スライド式のスイッチで構成されており、この電源スイッチ22のスライド操作でカメラシステム10の電源がON/OFFされる。
【0033】
モードダイヤル24は、回転式のダイヤルで構成されており、カメラシステム10のモードを切り換える手段として機能する。カメラシステム10は、このモードダイヤル24を回転操作することにより、「撮影モード」と「再生モード」に切り換えられる。
【0034】
図2は、カメラシステム10の電気的構成を示すブロック図である。同図に示すように、レンズユニット12は、撮影光学系100、撮影光学系駆動/撮影光学系制御部102、撮像素子(CCD)108、アナログ信号処理部110、A/D変換器112、デジタル信号処理部113、積算回路114、タイミングジェネレータ(TG)116、レンズCPU118、ROM、RAMからなるレンズシステムメモリ120、レンズ不揮発性メモリ122、レンズ通信部としてUART(低速シリアルドライバ)140および高速シリアルドライバ142、電源制御部126、DC/DC変換器128、レンズマウント接点12a等で構成されている。
【0035】
一方、カメラ本体14は、本体CPU200、操作部(モードダイヤル24等)202、ワークメモリであるRAM204、本体フラッシュROM206、本体システムメモリであるROM207、圧縮伸張処理部209、本体通信部としてUART(低速シリアルドライバ)240および高速シリアルドライバ242、カードインターフェイス(I/F)216、メモリカードスロット215、メモリカード220、LCD制御部226、LCDモニタ26、ストロボ制御部234、ストロボ18、電源制御部236、バッテリ238、DC/DC変換器239、本体マウント接点14a等で構成されている。
【0036】
デジタルカメラ全体の動作は、本体CPU200によって統括制御されており、本体CPU200は、操作部202からの入力に基づき所定の制御プログラムに従ってカメラシステム10の各部を制御する。本体システムメモリであるROM207には、この本体CPU200が、実行する制御プログラム、制御に必要な各種データが記録されている。本体CPU200は、このROM207に格納された制御プログラムに従い、RAM204を作業領域としながらデジタルカメラの各部を制御する。
【0037】
フラッシュROM206には、カメラに一意的な情報であるカメラIDが格納される。
【0038】
なお、レンズCPU118は、本体CPU200からの指令に従いレンズユニット12の動作を統括制御する。レンズシステムメモリ120のROMには、このレンズCPU118が、実行する制御プログラム、制御に必要な各種データが記録されている。レンズCPU118は、このレンズシステムメモリ120のROMに格納された制御プログラムに従い、レンズシステムメモリ120のRAMを作業領域としながらレンズユニット12の各部を制御する。
【0039】
撮像素子(CCD)108は、たとえば原色カラーCCDで構成されており、撮影光学系100によって、その受光面に結像された被写体の光学像を電気信号に変換する。
【0040】
アナログ信号処理部110は、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等を含み、CCD108から出力された画像信号に対して相関二重サンプリング(CDS)処理、色分離処理、プリホワイトバランス処理等の所要のアナログ信号処理を施す。
【0041】
A/D変換器112は、アナログ信号処理部110から出力されたアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換して出力する。
【0042】
デジタル信号処理部113は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス補正回路、圧縮・伸張処理回路等を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成され、入力された画像信号に所要の信号処理を施して、輝度信号(Y信号)と色差信号(Cr,Cb 信号)とからなるYUV信号を生成する。また、YUV信号に圧縮処理を施して、圧縮画像データを生成するとともに、圧縮画像データに伸張処理を施してYUV信号を生成する。
【0043】
積算回路114は、A/D変換後の画像信号を得て、AE/AF制御に必要な物理量を算出する。すなわち、AE制御に必要な物理量として、1フレームにおけるR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。レンズCPU118は、この積算回路114から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を算出し、所定のプログラム線図から絞り値とシャッタスピードを決定する。また、AF制御に必要な物理量として、所定のAFエリア内におけるG信号の高周波成分の積算値(焦点評価値)を算出する。レンズCPU118は、この焦点評価値が極大となる位置にフォーカスレンズを移動させる(いわゆるコントラストAF)。
【0044】
タイミングジェネレータ(TG)116は、CCD108、アナログ信号処理部110、A/D変換器112、デジタル信号処理部113、積算回路114にタイミング信号を与え、各部は、このTGから与えられるタイミング信号によって同期がとられている。
【0045】
UART140は、レンズCPU118の制御の下、レンズマウント接点12a及び本体マウント接点14aを介して接続されたカメラ本体側のUART240との間で制御信号(コマンド信号)の送受信を行う。一方、本体側のUART240は、本体CPU200の制御の下、レンズマウント接点12a及び本体マウント接点14aを介して接続されたレンズユニット側のUART140との間で制御信号(コマンド信号)の送受信を行う。
【0046】
高速シリアルドライバ142は、レンズCPU118の制御の下、レンズマウント接点12a及び本体マウント接点14aを介して接続されたカメラ本体側の高速シリアルドライバ242との間で画像ファイルの送信を行う。一方、本体側の高速シリアルドライバ242は、本体CPU200の制御の下、レンズマウント接点12a及び本体マウント接点14aを介して接続されたレンズユニット側の高速シリアルドライバ242との間で画像ファイルの受信を行う。
【0047】
電源制御部126は、レンズCPU118の制御の下、DC/DC変換器128を制御し、レンズマウント接点12a及び本体マウント接点14aを介してカメラ本体14側のDC/DC変換器239から供給される電力をレンズユニット12の各部に供給する。
【0048】
モニタ26にスルー画像を表示させる場合は、デジタル信号処理部113で連続的に生成されたYUV信号が、高速シリアルドライバ142および242を介して順次RAM222に加えられる。LCD制御部226は、このRAM222に加えられたYUV信号を表示用の信号形式に変換して順次モニタ26に出力する。これにより、モニタ26にスルー画像が表示され、モニタ26をファインダとして使用しながらの撮影が可能になる。
【0049】
OSD部224は、キャクタジェネレータを含み、本体CPU200の制御の下、モニタ26に表示するための文字、記号等をLCD制御部226に出力する。LCD制御部226は、このOSD部224から出力された文字等を画像に重ねてモニタ26に出力する。
【0050】
画像を記録する場合は、デジタル信号処理部113において、YUV信号が所定の圧縮フォーマット(たとえば、JPEG)で圧縮される。圧縮された画像データは、撮影日時や撮影条件(絞り値、シャッタースピード、感度等)等の所要の付属情報が付加された画像ファイルとされた後、カードI/F216を介してメモリカードスロット218に装着されたメモリカード220に格納される。この際、画像ファイルは、所定の規則に従ってメモリカード220の記憶領域に格納される。
【0051】
マイクロホン19は集音した音声に基づいて音声信号を出力し、マトリクス回路207に送る。マトリクス回路207では、音声信号のL(Left)信号及びR(Right)信号が作り出される。L信号とR信号はそれぞれ音声記録処理回路211でデジタル音声信号に変換されて所定のファイル形式(MP3など)で動画と同期して記録されるか、単独の音声ファイルとして記録される。
【0052】
タイマ208は、本体CPU200からの指令に基づいて時間を計測し、カレンダ時計210は、本体CPU200からの指令に基づいて現在の年月日及び時刻を計測する。
【0053】
ストロボ制御部234は、本体CPU200の制御の下、ストロボ18の発光を制御する。
【0054】
電源制御部236は、本体CPU200の制御の下、DC/DC変換器239を制御し、バッテリ238から供給される電力をカメラ本体14の各部及びレンズユニット12に供給する。
【0055】
本体CPU200はI/O231を介してスイッチ/LED232に制御信号を送り、LEDの発光パターン、発光タイミング、発光時間、発光量を制御する。
【0056】
レンズユニット12をカメラ本体14に装着し、電源スイッチ22でカメラシステム10の電源をONする。このとき、カメラのモードが撮影モードに設定されてない場合は、モードダイヤル24で撮影モードに設定する。
【0057】
この状態で被写体に撮影レンズを向け、レリーズボタン20を半押しすると、操作部202から本体CPU200にS1ON信号が出力され、AE/AF処理が実行される。すなわち、主要被写体にピントが合わせられるとともに露出が決定される。
【0058】
この後、レリーズボタン20が全押しされると、操作部202から本体CPU200にS2ON信号が出力され、撮影処理が実行される。すなわち、決定された露出でCCD108が露光され、露光により得られた画像信号が、アナログ信号処理部110、A/D変換器112を介してデジタル信号処理部113に送られる。デジタル信号処理部113では、所要の信号処理が施されてYUV信号に変換される。生成されたYUV信号は、更にデジタル信号処理部113で圧縮処理が施されて圧縮画像データとされた後、所要の付属情報が付加された画像ファイルとして高速シリアルドライバ142および242を介してメモリカード220に記録される。
【0059】
このようにしてメモリカード220に記録された画像ファイルは、モードダイヤル24にてカメラのモードを再生モードに設定することにより、メモリカード220から読み出され、モニタ26に再生表示される。
【0060】
すなわち、モードダイヤル24を再生モードに設定すると、最後に記録された画像ファイルの圧縮画像データがメモリカード220から読み出され、圧縮伸張処理部209に加えられる。圧縮伸張処理部209は、入力された圧縮画像データに所要の伸張処理を施して非圧縮のYUVデータを生成する。生成されたYUVデータは、RAM222に加えられ、LCD制御部226で表示用の信号形式に変換されて、モニタ26に出力される。これにより、撮影済み画像がモニタ26に再生表示される。
【0061】
なお、コマ送りの操作を行うと、次の画像がメモリカード220から読み出され、コマ戻しの操作を行うと、一つ前の画像がメモリカード220から読み出されて、モニタ26に再生表示される。
【0062】
撮影により得られた画像ファイルをメモリカード220に記録する際、所定の規則に従ってメモリカード220の記憶領域に格納される。上記では、デジタル信号処理部113が圧縮したJPEG形式の画像ファイルを作成したが、圧縮していないRAW形式のファイルを作成してもよい。
【0063】
次に、図3のフローチャートを参照し、カメラシステム10の実行する設定情報書込処理の流れを説明する。この処理のうちA1〜A9は、レンズユニット12の設定情報(撮影モードやホワイトバランスなどに関する情報を含む)の変更がカメラ本体14の操作部202から入力されたことに応じて本体CPU200が実行する。B1〜B4はレンズCPU118が実行する。
【0064】
A1では、装着時にレンズユニット12から通知されたレンズIDとフラッシュROM206に記録された設定情報に含まれるレンズIDとを比較することで、設定情報が登録済みのレンズユニット12が現在装着されているか否かを判断する。設定情報が登録済みのレンズユニット12が装着されていると判断した場合はA2、設定情報が未登録のレンズユニット12が装着されていると判断した場合はA3に移行する。
【0065】
A2では、フラッシュROM206の設定情報を操作部202から入力された設定情報に更新する。
【0066】
A3では、フラッシュROM206に設定情報を記憶する空き領域が存在するか否かを判断する。空き領域が存在する場合はA4、存在しない場合はA5に移行する。
【0067】
A4では、フラッシュROM206の空き領域に設定情報を書き込む。
【0068】
A5では、格納日時が古い設定情報に対して、新たに入力された設定情報を上書きする。
【0069】
A6では、高速シリアルドライバ142・242およびマウント接点12a・14aを介し、レンズユニット12に対して入力された設定情報を送信するとともに、該設定情報をレンズユニット12の不揮発性メモリ122に書き込むよう要求する書込コマンドを送信する。レンズユニット12は書込コマンドを受信したことに応じて後述するB1の処理を行う。
【0070】
A7では、設定情報および書込コマンドの送信が完了するまで、通信のエラーを監視し、エラーが検出された場合はA8に移行する。エラーが検出されなければ、この処理を終了する。なお、エラー検出の方式の一例としては、シリアル・データ伝送で慣用されるCRC(Cyclical(Cyclic) Redundancy Check:巡回冗長検査)が挙げられるが、その他の方式を用いてもよい。
【0071】
A8では、エラー検出に応じてA6に戻り、設定情報およびコマンドの再送信を行う。さらに、再送信の回数をカウントし、この回数が所定回数(例えば5回)に達しても送信が正常に完了しない場合はA9に進む。所定回数内で再送信が正常に完了した場合、この処理を終了する。
【0072】
A9では、エラー発生で設定情報がカメラ本体14からレンズユニット12に正常に送信できなかった旨の警告画面をLCD26に表示し、処理を終了する。
【0073】
B1では、書込コマンドおよび設定情報を受信したことに応じ、高速シリアルドライバ142が受信した設定情報を構成するデータを逐次システムメモリ(RAM)120に格納していく。同時に、通信中のエラーを監視し、エラーが検出されなければ、B2に移行する。エラーが検出された場合はB4に移行する。
【0074】
B2では、RAM120へ格納されている設定情報を、カメラ本体14から通知された識別情報である本体IDと対応づけて不揮発性メモリ122に書き込む。
【0075】
B3では、設定情報が正常に書き込まれた旨の通知をカメラ本体14に送信する。なお、カメラ本体14は、この通知を受信したことに応じ、レンズユニット12で設定情報が正常に書き込まれた旨のメッセージをLCD26に表示してもよい。
【0076】
B4では、設定情報が正常に書き込まれなかった旨の通知をカメラ本体14に送信する。なお、カメラ本体14は、この通知を受信したことに応じてA9に移行し、警告画面を表示する。
【0077】
以上の処理によると、カメラ本体14から変更された設定情報は、カメラ本体14のフラッシュROM206にも記憶されるとともに、通信エラーが検出されない限り、レンズユニット12の不揮発性メモリ122にも記憶される。すなわち、カメラシステムでは、設定情報がレンズユニット12だけでなくカメラ本体14にも記憶され、かつその設定情報は、通信中の誤り検出によって双方が同一となる信頼性が担保される。
【0078】
<第2実施形態>
次に、図4のフローチャートを参照し、カメラシステム10の実行する設定処理の流れを説明する。この処理のうちA11〜A20は本体CPU200が実行する。B11〜B12はレンズCPU118が実行する。
【0079】
A11では、電源スイッチ22のオン操作に応じてバッテリ238からカメラ本体14およびレンズユニット12の各部への電源供給を開始する。
【0080】
A12では、レンズユニット12の装着を検出する。
【0081】
A13では、レンズユニット12にレンズID(レンズユニット12の識別情報)の送信を要求する。図示は省略するが、レンズユニット12はレンズIDの要求に応じ、不揮発性メモリ122からレンズIDを読み出して、カメラ本体14に送信する。
【0082】
A14では、レンズユニット12から受信したレンズIDをRAM222に取得する。
【0083】
A15では、レンズユニット12に設定情報の送信を要求する。レンズユニット12は、設定情報の送信要求を受信したことに応じ、設定情報を不揮発性メモリ122から読み出してカメラ本体14に送信する。
【0084】
A16では、レンズユニット12からの設定情報の受信が完了するまで、通信のエラーを監視し、エラーが検出された場合はA17に移行する。エラーが検出されない場合はA22に移行する。
【0085】
A17では、エラー検出に応じてA15に戻り、所定回数(例えば5回)に限り設定情報の送信を再び要求する。さらに、送信の要求回数をカウントし、この回数が所定回数(例えば5回)に達しても受信が正常に完了しない場合はA18に進む。
【0086】
A18では、レンズユニット12から通知されたレンズIDとフラッシュROM206に記録されたレンズIDとを比較することで、登録済みのレンズユニット12が装着されているか否かを判断する。登録済みのレンズユニット12が装着されている場合はA19に移行する。未登録のレンズユニット12が装着されている場合はA21に移行する。
【0087】
A19では、フラッシュROM206に記憶されている設定情報のうち通知されたレンズIDに対応する設定情報をRAM204に読み出す。
【0088】
A20では、RAM204に読み出された設定情報に基づいてカメラ本体14に関する設定を行う。
【0089】
A21では、予めROM206に記憶されている初期設定情報をRAM204に読み出し、読み出された初期設定情報に基づいてカメラ本体14に関する設定を行う。
【0090】
A22では、レンズユニット12から受信した設定情報をRAM222に取得する。
【0091】
A23では、RAM222に記憶された設定情報に基づいてカメラ本体14に関する設定を行う。
【0092】
このように、カメラ本体14は、レンズユニット12から正常に受信した場合は、設定情報をRAM222に取得し、この設定情報に基づいて設定を行う。また仮に、レンズユニット12から正常に設定情報を受信できない場合であっても、レンズIDが正常に受信でき、かつそのレンズIDに対応した設定情報がフラッシュROM206に記憶されていれば、その設定情報に基づいて設定を行うことができる。従って、仮に、レンズユニット12から正常に設定情報を受信できない場合であっても、レンズユニット12とカメラ本体14の組み合わせに応じて適切な設定をカメラ本体に行うことができる。
【0093】
<第3実施形態>
レンズユニット12から受信した設定情報よりもカメラ本体14に記憶された設定情報の方が新しければ、それを優先的に使用することもできる。
【0094】
以下、図5のフローチャートを参照し、カメラシステム10の実行する設定処理の流れを説明する。この処理のうちA11〜A36は本体CPU200が実行する。
【0095】
A11〜A22は第2実施形態と同様である。ただし、A22の実行後、A32に進む。
【0096】
A32では、A18と同様の判断を行い、登録済みのレンズユニット12が装着されている場合はA33、未登録のレンズユニット12が装着されている場合はA36に移行する。
【0097】
A33では、フラッシュROM206に記憶されている設定情報のうち通知されたレンズIDに対応する設定情報をRAM204に読み出す。
【0098】
A34では、レンズユニット12から受信した設定情報に含まれる日時情報(設定情報の作成日時、登録日時、更新日時などを示す情報)とフラッシュROM206から取得した設定情報の日時情報とを比較し、いずれの設定情報が新しいかを判断する。フラッシュROM206から取得した設定情報の方が新しいと判断した場合はS35に移行する。レンズユニット12から受信した設定情報の方が新しいと判断した場合はA36に移行する。
【0099】
A35では、RAM204に記憶されたフラッシュROM206からの設定情報に基づいてカメラ本体14に関する設定を行う。
【0100】
A36では、RAM222に記憶された設定情報に基づいてカメラ本体14に関する設定を行う。
【0101】
こうすると、可及的に最新の設定情報を使って撮影を行うことができる。
【0102】
<第4実施形態>
あるユーザが保有するレンズユニット12を他人に貸し、他人の保有するカメラ本体14でそのレンズユニット12の設定情報が変更された後、そのユーザに返却されてそのユーザのカメラ本体14に再び装着されたとする。この場合、第2ないし第3実施形態の処理によると、自分のカメラ本体14が他人の変更した設定情報を正常に受信すると、それがそのまま使用されることになるから、他人の設定を用いたくないユーザにとっては不都合である。本実施形態では、かかる不都合を回避する。
【0103】
以下、図6のフローチャートを参照し、カメラシステム10の実行する設定処理の流れを説明する。この処理のうちA11〜A36は本体CPU200が実行する。
【0104】
A11〜A22は第2実施形態と同様である。ただし、A22の実行後、A50に進む。
【0105】
A50では、レンズユニット12から受信した設定情報に含まれる装着先ID(以前にレンズユニット12が装着されたカメラ本体14から受信した本体IDのこと)とフラッシュROM206から取得した本体IDとを比較し、両者が一致するか否かを判断する。一致すると判断した場合はA36に移行する。一致しないと判断した場合はA32に移行する。
【0106】
A32〜A36は第3実施形態と同様である。ただしA34は実行されない。
【0107】
以上の処理によると、装着先IDと本体IDが一致しなければ、カメラ本体14に記憶された設定情報が使用されるから、他人の変更した設定情報が自分のカメラ本体14でそのまま使用されるのを防げ、レンズユニット12とカメラ本体14の組み合わせごとに適切な設定情報を用いることができる。
【0108】
<第5実施形態>
レンズユニット12が過去に装着されたことのあるカメラ本体14に再び装着された場合、そのカメラ本体14で用いた設定情報と同じ設定情報をレンズユニット12からカメラ本体14に送信すれば、前と同じ設定で使うことができ便利である。以下の処理はこの目的を実現する一例である。
【0109】
以下、図7のフローチャートを参照し、カメラシステム10の実行する設定処理の流れを説明する。この処理のうちA1〜A9は第1実施形態と同様本体CPU200が実行する。B21〜B28はレンズCPU118が実行する。ただし、A6では、カメラ本体14は、書込コマンドとともに、フラッシュROM206に記憶されている、自身の本体IDもレンズユニット12に送信するものとする。
【0110】
B21は、本体ID、書込コマンドおよび設定情報を受信したことに応じ、高速シリアルドライバ142が受信した設定情報を構成するデータを逐次RAM120に格納していく。同時に、通信中のエラーを監視し、エラーが検出されないまま通信が完了すれば、B22に移行する。通信中にエラーが検出された場合はB28に移行する。
【0111】
B22では、不揮発性メモリ122に記憶されている、過去に装着されたカメラ本体14の本体IDと、カメラ本体14から受信した本体IDとを比較し、両者が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合は登録済みのカメラ本体14が装着されたと判断してB23に移行する。両者が一致しない場合は未登録のカメラ本体14が装着されたと判断してB24に移行する。
【0112】
B23では、受信した設定情報と受信した本体IDとを対応づけて不揮発性メモリ122に書き込む。
【0113】
B24では、フラッシュROM206に設定情報を記憶する空き領域が存在するか否かを判断する。空き領域が存在する場合はB25、存在しない場合はB26に移行する。
【0114】
B25では、フラッシュROM206の空き領域に変更後の設定情報を書き込む。
【0115】
B26では、格納日時が古い設定情報に対して、変更後の設定情報を上書きする。
【0116】
B27では、変更後の設定情報が正常に書き込まれた旨の通知をカメラ本体14に送信する。
【0117】
B28では、変更後の設定情報が正常に書き込まれなかった旨の通知をカメラ本体14に送信する。
【0118】
図8は、上記のようにしてレンズユニット12に記録された本体IDごとの設定情報のうち、実際に装着されたカメラ本体14に対応する設定情報を送信するための処理の流れを示す。B31〜B34はレンズCPU118が実行する。A11〜A23は第2実施形態と同様である。ただし、A15では、設定情報の送信要求とともに、フラッシュROM206に記憶された本体IDを通知するものとする。
【0119】
レンズユニット12は、カメラ本体14からの設定情報の要求に応じ、B31の処理を開始する。すなわちB31では、不揮発性メモリ122に記憶されている本体IDと通知された本体IDとを照合し、通知された本体IDと同一の本体IDに対応する設定情報が不揮発性メモリ122に記憶されているか否かを判断する。通知された本体IDと同一の本体IDに対応する設定情報が不揮発性メモリ122に記憶されていればB32に、記憶されていなければB33に移行する。
【0120】
B32では、通知された本体IDに対応する設定情報を不揮発性メモリ122からRAM120に読み出す。
【0121】
B33では、不揮発性メモリ122に記憶されている設定情報のうち最新の日時情報を含むものをRAM120に読み出す。
【0122】
B34では、RAM120に読み出された設定情報をカメラ本体14に送信する。
【0123】
こうすると、カメラ本体14とレンズユニット12の組み合わせが以前と同じであれば同じ設定情報を使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0124】
【図1】カメラシステムの外観を示す図
【図2】カメラシステムのブロック図
【図3】第1実施形態に係るカメラシステムの設定情報書込処理の流れを示すフローチャート
【図4】第1実施形態に係るカメラシステムの設定処理の流れを示すフローチャート
【図5】第2実施形態に係るカメラシステムの設定処理の流れを示すフローチャート
【図6】第3実施形態に係るカメラシステムの設定処理の流れを示すフローチャート
【図7】第4実施形態に係るカメラシステムの設定情報書込処理の流れを示すフローチャート
【図8】第4実施形態に係るカメラシステムの設定処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
【0125】
10…カメラシステム、12…レンズユニット、14…カメラ本体、14a…本体側マウント接点、20…レリーズボタン、26…LCD、118…レンズCPU、122…不揮発性メモリ、200…本体CPU、206…フラッシュROM
【出願人】 【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
【出願日】 平成18年6月27日(2006.6.27)
【代理人】 【識別番号】100083116
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 憲三


【公開番号】 特開2008−10939(P2008−10939A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−176581(P2006−176581)