| 【発明の名称】 |
データ変換装置、データ送信装置及びデータ送信方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】平尾 英典
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| 【要約】 |
【課題】変換処理速度の高速化及びメモリ使用の効率化が図れるデータ変換装置及びその関連技術を提供する。
【構成】データ分割処理部11aは、第1のファイル記憶領域17aに記憶されている変換前のマルチTIFFファイルに含まれる各ページのイメージデータを、所定サイズのデータごとに分割し、第1のバッファ領域17cに順次上書き保存する。データ変換処理部11bは、その分割データに対してデータ様式の変換を順次施して第2のバッファ領域17dに上書き保存する。データ結合処理部11cは、第2のファイル記憶領域17bに変換済みデータファイルであるマルチTIFFファイルが存在しない場合には、第2のファイル記憶領域17b内にマルチTIFFファイルを作成し、変換済みの分割データをマルチTIFFファイル4内のデータに順次追加していく。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 変換前のマルチデータファイルを記憶する第1のファイル記憶部と、 変換済みマルチデータファイルを記憶する第2のファイル記憶部と、 第1及び第2の一時記憶部と、 前記第1のファイル記憶部に記憶されている前記変換前のマルチデータファイルのデータを分割し、前記第1の一時記憶部に順次保存するデータ分割処理部と、 前記第1の一時記憶部に分割されて保存されている分割データに対してデータ様式の変換を順次施し、前記第2の一時記憶部に順次保存するデータ変換処理部と、 前記第2の一時記憶部内の変換済みの分割データを、前記第2のファイル記憶部の変換済みマルチデータファイル内のデータに順次追加していくデータ結合処理部と、を備えることを特徴とするデータ変換装置。 【請求項2】 複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイルのデータ様式を変換して送信するデータ送信装置であって、 変換前のマルチデータファイルを記憶する第1のファイル記憶部と、 前記変換前のマルチデータファイルに対するデータ様式の変換処理によって得られた変換済みマルチデータファイルを記憶する第2のファイル記憶部と、 前記マルチデータファイルに対する前記データ様式の変換処理が行われる過程で使用される第1及び第2の一時記憶部と、 前記第1のファイル記憶部に記憶されている前記変換前のマルチデータファイルを、所定サイズのデータごとに分割し、その分割処理によって得られた分割データを、前記第1の一時記憶部に順次上書き保存するデータ分割処理部と、 前記第1の一時記憶部に保存されている前記分割データに対して前記データ様式の変換を順次施し、その変換処理によって得られた変換済み分割データを、前記第2の一時記憶部に順次上書き保存するデータ変換処理部と、 前記第2のファイル記憶部に前記変換済みマルチデータファイルが存在しない場合には前記第2のファイル記憶部内に前記変換済みマルチデータファイルを作成するとともに、前記第2の一時記憶部に保存されている前記変換済み分割データを、前記第2のファイル記憶部に記憶されている前記変換済みマルチデータファイル内のデータに順次追加していくデータ結合処理部と、 を備えることを特徴とするデータ送信装置。 【請求項3】 請求項2に記載のデータ送信装置において、 前記データ変換処理部が施す前記データ様式の変換には、解像度の変換が含まれることを特徴とするデータ送信装置。 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のデータ送信装置において、 前記データ変換処理部が施す前記データ様式の変換には、エンコード方式の変換が含まれることを特徴とするデータ送信装置。 【請求項5】 複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイルのデータ様式を変換して送信するデータ送信方法であって、 第1のファイル記憶部に記憶されている変換前のマルチデータファイルを所定サイズのデータごとに分割し、その分割処理によって得られた分割データを、第1の一時記憶部に上書き保存するデータ分割工程と、 前記第1の一時記憶部に保存されている前記分割データに対して前記データ様式の変換を順次施し、その変換処理によって得られた変換済み分割データを、第2の一時記憶部に上書き保存するデータ変換工程と、 変換済みマルチデータファイルを記憶するための第2のファイル記憶部に前記変換済みマルチデータファイルが存在しない場合には、前記第2のファイル記憶部内に前記変換済みマルチデータファイルを作成するとともに、前記第2の一時記憶部に保存されている前記変換済み分割データを、前記第2のファイル記憶部に記憶されている前記変換済みマルチデータファイル内のデータに順次追加していくデータ結合工程と、 を備えることを特徴とするデータ送信方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイルのデータ様式を変換するデータ変換装置及びその関連技術に関する。 【0002】 なお、本発明に係るデータ変換装置及びその関連技術は、例えば、インターネットファックス送信機能を有するインターネットファクシミリ装置等に適用される。 【背景技術】 【0003】 インターネットファクシミリ装置などでは、複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイルを電子メールに添付して送信できるようになっている(例えば、特許文献1)。送信されるデータファイルのデータ様式は、規格により定めされているため、送信対象のイメージデータが、その規格に適合していない場合にはデータ様式の変換が必要となる。例えば、送信対象のデータファイルが300dpi以上のマルチTFFファイルや、MMR(Modified Modified READ)でエンコードされたマルチTIFFファイルである場合には、解像度200dpiのMH(Modified Huffman)でエンコードされたマルチTIFFファイルに変換する必要がある。 【0004】 従来のデータ送信装置では、例えば図3に示すような処理によりマルチデータファイルのデータ様式の変換を行っている。なお、この図3に示す処理ではマルチTIFFファイルに対する変換を行う例について示している。 【0005】 すなわち、図3に示されるように、マルチTIFFファイル1に対するデータ様式の変換が指示されると、ステップS1にてページ番号に関するパラメータpageが1に初期化される。続くステップS2で、半導体メモリ又はハードディスク装置等によって構成される記憶部内に中間ファイルであるファイル2が作成され、マルチTIFFファイル1内のpage目のイメージパラメータとイメージデータがそのファイル2に保存される。続くステップS3で、前記記憶部内に中間ファイルであるファイル3が作成されるとともに、ファイル2のイメージデータのエンコード方式と解像度とが変換され、その変換処理によって得られたイメージデータがファイル3に保存される。 【0006】 続くステップS4では、ファイル2が削除されてステップS5に進み、変換処理後のマルチデータファイルであるマルチTIFFファイル4が前記記憶部内に存在するか否かが判断され、存在する場合にはステップS7に進む一方、存在しない場合にはステップS6にて前記記憶部内にマルチTIFFファイル4が作成されてからステップS7に進む。続くステップS7では、ファイル3のイメージデータがマルチTIFFファイル4に追加され、続くステップS8でファイル3が削除される。 【0007】 続くステップS9では、マルチTIFFファイル1にpageの次のページが存在するか否かが判断され、存在する場合にはステップS10にてページパラメータpageに1が加算されてステップS2に戻り、マルチTIFFファイル1内のすべてのページに対する変換処理が完了するまで、ステップS2〜S10の処理が繰り返される。ステップS9の判断により、マルチTIFFファイル1にpageの次のページが存在しない場合には、ステップS11に進み、マルチTIFFファイル4が閉じられて、変換処理が終了される。 【特許文献1】特開2005−311445号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 しかしながら、前述の従来技術では、マルチデータファイル中の各ページのイメージデータに対する変換処理を行う毎に、2つの中間ファイルの作成、削除を繰り返えしているため、変換処理速度が遅くなるとともに、中間ファイルを作成するための大量の記憶容量が必要になり、メモリ使用の効率が悪い等の問題がある。 【0009】 そこで、本発明の解決すべき課題は、変換処理速度の高速化及びメモリ使用の効率化が図れるデータ変換装置及びその関連技術を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0010】 上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、変換前のマルチデータファイルを記憶する第1のファイル記憶部と、変換済みマルチデータファイルを記憶する第2のファイル記憶部と、第1及び第2の一時記憶部と、前記第1のファイル記憶部に記憶されている前記変換前のマルチデータファイルのデータを分割し、前記第1の一時記憶部に順次保存するデータ分割処理部と、前記第1の一時記憶部に分割されて保存されている分割データに対してデータ様式の変換を順次施し、前記第2の一時記憶部に順次保存するデータ変換処理部と、前記第2の一時記憶部内の変換済みの分割データを、前記第2のファイル記憶部の変換済みマルチデータファイル内のデータに順次追加していくデータ結合処理部とを備える。 【0011】 また、請求項2の発明では、複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイルのデータ様式を変換して送信するデータ送信装置であって、変換前のマルチデータファイルを記憶する第1のファイル記憶部と、前記変換前のマルチデータファイルに対するデータ様式の変換処理によって得られた変換済みマルチデータファイルを記憶する第2のファイル記憶部と、前記マルチデータファイルに対する前記データ様式の変換処理が行われる過程で使用される第1及び第2の一時記憶部と、前記第1のファイル記憶部に記憶されている前記変換前のマルチデータファイルを、所定サイズのデータごとに分割し、その分割処理によって得られた分割データを、前記第1の一時記憶部に順次上書き保存するデータ分割処理部と、前記第1の一時記憶部に保存されている前記分割データに対して前記データ様式の変換を順次施し、その変換処理によって得られた変換済み分割データを、前記第2の一時記憶部に順次上書き保存するデータ変換処理部と、前記第2のファイル記憶部に前記変換済みマルチデータファイルが存在しない場合には前記第2のファイル記憶部内に前記変換済みマルチデータファイルを作成するとともに、前記第2の一時記憶部に保存されている前記変換済み分割データを、前記第2のファイル記憶部に記憶されている前記変換済みマルチデータファイル内のデータに順次追加していくデータ結合処理部とを備える。 【0012】 また、請求項3の発明では、請求項2の発明に係るデータ送信装置において、前記データ変換処理部が施す前記データ様式の変換には、解像度の変換が含まれる。 【0013】 また、請求項4の発明では、請求項2又は請求項3の発明に係るデータ送信装置において、前記データ変換処理部が施す前記データ様式の変換には、エンコード方式の変換が含まれる。 【0014】 また、請求項5の発明では、複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイルのデータ様式を変換して送信するデータ送信方法であって、第1のファイル記憶部に記憶されている変換前のマルチデータファイルを所定サイズのデータごとに分割し、その分割処理によって得られた分割データを、第1の一時記憶部に上書き保存するデータ分割工程と、前記第1の一時記憶部に保存されている前記分割データに対して前記データ様式の変換を順次施し、その変換処理によって得られた変換済み分割データを、第2の一時記憶部に上書き保存するデータ変換工程と、変換済みマルチデータファイルを記憶するための第2のファイル記憶部に前記変換済みマルチデータファイルが存在しない場合には、前記第2のファイル記憶部内に前記変換済みマルチデータファイルを作成するとともに、前記第2の一時記憶部に保存されている前記変換済み分割データを、前記第2のファイル記憶部に記憶されている前記変換済みマルチデータファイル内のデータに順次追加していくデータ結合工程とを備える。 【発明の効果】 【0015】 請求項1ないし5に記載の発明によれば、図3に示す従来の変換処理のように中間ファイルを作成することなく、マルチデータファイルのイメージデータに対する変換処理を行うため、中間ファイルの作成、削除を行うことによる処理遅延や、メモリ負担を解消できる。その結果、変換処理速度の高速化及びメモリ使用の効率化が図れる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 図1は、本発明の一実施形態に係るデータ変換装置としてのファクシミリ複合装置10の構成を示すブロック図である。このファクシミリ複合装置10は、図1に示すように、制御部11、読取部12、記録部13、表示部14、操作部15、通信部16、及び記憶部17等を備えている。また、このファクシミリ複合装置10の機能には、ファクシミリ機能、コピー機能、スキャナー機能、プリンタ機能及びインターネットファックス機能等が含まれている。 【0017】 制御部11は、このファクシミリ複合装置10の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。この制御部11には、機能要素として、データ分割処理部11a、データ変換処理部11b及びデータ結合処理部11cが備えられている。これらの処理部11a〜11cの役割等については、後に詳述する。 【0018】 読取部12は、原稿の読み取りを行うものであり、ファックス送信時の原稿の読み取りや、スキャナー機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。記録部13は、プリンター装置等を備えて構成され、イメージデータの紙等への印刷を行う。 【0019】 表示部14は液晶表示装置等によって構成され、このファクシミリ複合装置10の操作情報等の表示に用いられる。操作部15は、複数の操作ボタンやタッチパネル等により構成され、このファクシミリ複合装置10の操作に用いられる。 【0020】 通信部16は、このファクシミリ装置10の通信インターフェースとして役割を担うものである。この通信部16には、ファックス通信部21及びネットワーク通信部22等が備えられている。ファックス通信部21は、電話回線網を介したファックスの送受信を担っている。ネットワーク通信部22は、LAN(Local Area Network)及びインターネット等の通信回線としてのネットワーク18を介したデータ通信を担っている。 【0021】 より詳細には、ファックス通信部21には、NCU(Network Control Unit)及びモデム等が備えられている。また、ネットワーク通信部22は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、SMB(Server Message Block)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等を取り扱うための機能が備えられている。ネットワーク通信部22の具体的な機能としては、電子メールの送受、電子メールにイメージデータを添付して送受するインターネットファックスの送受、及び、LAN又はインターネットを介したデータの送受等が含まれている。 【0022】 記憶部17は、半導体メモリ、ハードディスク装置等の記憶装置を備えて構成されている。この記憶部17の記憶内容としては、例えば、このファクシミリ複合装置10を介して送受信されたファックスの送受信データ、インターネットファックスの送受信データ、電子メールの送受信データ、スキャナー機能使用時に読み取られたイメージデータ、及びファクシミリ複合装置10を設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。 【0023】 また、記憶部17には、第1及び第2のファイル記憶部としての第1及び第2のファイル記憶領域17a,17bと、第1及び第2の一時記憶部としての第1及び第2のバッファ領域17c,17dが含まれている。そして、後述するようにこれらの領域17a〜17dを用いて、複数ページのイメージデータが1つのファイルとして結合可能となっているマルチデータファイル(例えば、マルチTIFFファイル)のデータ様式の変換が行われるようになっている。なお、これらの領域17a〜17dは、それぞれ別個の記憶装置の記憶領域内に設けるようにしてもよいし、領域17a〜17dのうちの複数又は全部を単一の記憶装置の記憶領域内に設けるようにしてもよい。 【0024】 次に、制御部11のデータ分割処理部11a、データ変換部処理部11b及びデータ結合処理部11cと、記憶部17の第1及び第2のファイル記憶領域17a,17b、及び第1及び第2のバッファ領域17c,17dとの役割等について説明する。なお、本実施形態では、マルチデータファイルであるマルチTIFFファイルに対してデータ様式(例えば、エンコード方式、解像度等)の変換を行う場合について説明するが、本実施形態に係る技術をPDFファイル等の他のマルチデータファイルのデータ様式の変換に適用してもよい。 【0025】 まず、記憶部17の構成について説明する。第1のファイル記憶部17aには、変換前のマルチTIFFファイル(元マルチデータファイル)であるマルチTIFFファイル1(以下、識別のために符号「1」を付与する)が記憶される。第2のファイル記憶部17bには、変換前のマルチTIFFファイル1に対するデータ様式の変換処理によって得られた変換後のマルチデータファイル(変換済みマルチデータファイル)であるマルチTIFFファイル4(以下、識別のための符号「4」を付与する)が記憶される。また、第1及び第2のバッファ領域17cは、マルチTIFFファイル1に対するデータ様式の変換処理の過程で一時記憶用に使用される。 【0026】 制御部11のデータ分割処理部11aは、第1のファイル記憶領域17aに記憶されている変換前のマルチTIFFファイル1に含まれる各ページのイメージデータを、先頭ページのイメージデータから順に、所定サイズ(例えば、8kByte)のデータごとに分割し、その分割処理によって得られた分割データを、そのイメージパラメータとともに第1のバッファ領域17cに順次上書き保存するようになっている。 【0027】 データ変換処理部11bは、第1のバッファ領域17cに保存されている分割データに対してデータ様式の変換を順次施し、その変換処理によって得られた変換済み分割データを、第2のバッファ領域17dに順次上書き保存するようになっている。この変換処理により、例えば、変換前のイメージデータの解像度が300dpi以上である場合や、変換前のイメージデータがエンコード方式がMMRである場合に、解像度が200dpi、エンコード方式がMHのイメージデータに変換されるようになっている。 【0028】 データ結合処理部11cは、第2のファイル記憶領域17bに変換済みデータファイルであるマルチTIFFファイル4が存在しない場合には、第2のファイル記憶領域17b内にマルチTIFFファイル4を作成するようになっている。また、データ結合処理部11bは、第2のバッファ領域17dに一時記憶されている変換済み分割データを、第2のファイル記憶領域17bに記憶されているマルチTIFFファイル4内のデータに順次追加していくようになっている。 【0029】 次に、これらの処理部11a〜11cの処理手順について、図2のフローチャートを参照しつつ具体的に説明する。 【0030】 マルチTIFFファイル1のインターネットファックス送信指示等に連動して、マルチTIFFファイル1に対するデータ様式の変換が指示されると、図2に示すように、ステップS21にて、データ結合処理部11cによって第2のファイル記憶領域17bに変換済みのイメージデータを保存するためのマルチTIFFファイル4が作成される。 【0031】 続くステップS22では、データ分割処理部11a等によってページ番号に関するパラメータpageが1に初期化される。 【0032】 続くステップS23では、データ分割処理部11aが、第1のファイル記憶領域17aに記憶されている変換前のマルチTIFFファイル1に含まれる各ページのイメージデータを、先頭ページのイメージデータから順に、所定サイズ(例えば、8kByte)のデータごとに分割し、その分割処理によって得られた分割データを、そのイメージパラメータとともに第1のバッファ領域17cに上書き保存する。 【0033】 続くステップS24では、データ変換処理部11bが、第1のバッファ領域17cに保存されている分割データに対してデータ様式の変換を順次施し、その変換処理によって得られた変換済み分割データを、第2のバッファ領域17dに上書き保存する。 【0034】 続くステップS25では、データ結合処理部11cが、第2のバッファ領域17dに一時記憶されている変換済み分割データを、第2のファイル記憶領域17bに記憶されているマルチTIFFファイル4内のデータに追加する。 【0035】 続くステップS26では、データ分割処理部11a等により、変換処理中のそのpageのすべてのイメージデータについて変換処理が終了したか否かが判断され、終了した場合にステップS27に進む一方、終了していない場合にはステップS23に戻り、そのpageの残りのイメージデータから次の分割ファイルが取り出され、その分割ファイルに対する変換処理が行われ、そのpageのすべてのイメージデータに対する変換処理が終了するまでステップS23〜S26の処理が繰り返される。 【0036】 ステップS27では、データ分割処理部11a等により、変換前のマルチTIFFファイル1にpageの次のページ(未変換のページ)が存在するか否かが判断され、次のページが存在しない場合にはステップS29に進む一方、次のページが存在する場合には、ページパラメータpageに1が加算されてステップS23に戻り、マルチTIFFファイル1のすべてのページについて変換処理が終了するまでステップS23〜S28の処理が繰り返される。 【0037】 ステップS29では、データ結合処理部11cによって変換済みのマルチTIFFファイル4がクローズされて変換処理が終了する。 【0038】 以上のように、本実施形態によれば、図3に示す従来の変換処理のように中間ファイルを作成することなく、マルチTIFFファイルのイメージデータに対する変換処理を行うため、中間ファイルの作成、削除を行うことによる処理遅延や、メモリ負担を解消できる。その結果、変換処理速度の高速化及びメモリ使用の効率化が図れる。ファクシミリ複合装置1では、パーソナルコンピュータ等と比較してメモリ容量に関する制約を受けやすいため、本実施形態のようにメモリ使用の効率化等を図ることは特に意義がある。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】本発明の一実施形態に係るデータ変換装置としてのファクシミリ複合装置の構成を示すブロック図である。 【図2】図1のファクシミリ複合装置の制御部の処理動作を示すフローチャートである。 【図3】従来のデータ送信装置の変換処理を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0040】 10 ファクシミリ複合装置 11 制御部 11a データ分割処理部 11b データ変換処理部 11c データ結合処理部 17 記憶部 17a 第1のファイル記憶領域 17b 第2のファイル記憶領域 17c 第1のバッファ領域 17d 第2のバッファ領域
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006297 【氏名又は名称】村田機械株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月27日(2006.6.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100129621 【弁理士】 【氏名又は名称】板坂 清司
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| 【公開番号】 |
特開2008−10910(P2008−10910A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−176152(P2006−176152) |
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