| 【発明の名称】 |
カメラ付き携帯電話 |
| 【発明者】 |
【氏名】田中 雅英
【氏名】野本 徹志
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| 【要約】 |
【課題】本発明の目的は、前記画像を高画素の画像を表示できるパソコンやテレビジョンなどの横長画面に表示して鑑賞するのに適した横長形状の画像を容易に撮影することができるカメラ付き携帯電話を提供することである。
【構成】被写体の画像を撮影するカメラ部を有し、カメラモードに設定された時に前記カメラ部による撮影が可能であるカメラ付き携帯電話において、横位置の画像を撮影するように警告をする警告部を有することを特徴とするカメラ付き携帯電話とした。更に、カメラ付携帯電話の姿勢センサ、開閉センサを設け、前記各センサの信号に応じて前記警告の表示位置を変える。警告をする又はしない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被写体の画像を撮影するカメラ部と撮影モード選択部とを有するカメラ付き携帯電話において、 前記撮影モード選択部が特定の撮影モードを選択した時に、横位置の画像を撮影するように警告をする警告部を有することを特徴とするカメラ付き携帯電話。 【請求項2】 前記特定の撮影モードにおいては高画素数の画像を撮影することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項3】 前記カメラ部で撮影する画像を表示する表示部を更に有し、 前記警告として前記表示部に横長の矩形形状を表示することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項4】 前記矩形形状は枠線または画像の形状で表示することを特徴とする請求項3に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項5】 テレビに表示する画像形状を設定する設定部を更に有し、 前記矩形形状は前記設定部に設定された画像形状であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項6】 前記カメラ部で撮影した画像を外部に出力する出力部を更に備え、 前記出力部は、前記カメラ付き携帯電話への所定の操作に応じて前記矩形形状の画像を外部に出力することを特徴とする請求項3から請求項5に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項7】 前記カメラ部で撮影した画像を記録する記録部を更に備え、 前記警告をして撮影された時、前記記録部は前記矩形形状の画像を記録することを特徴とする請求項3から請求項5に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項8】 前記カメラ部で撮影した画像を記録する記録部と、前記記録された画像を再生して前記表示部に表示する再生部とを更に備え、 前記警告をして撮影し記録された画像を再生する際、前記警告と同じ表示を表示することを特徴とする請求項3から請求項5に記載のカメラ付携帯電話。 【請求項9】 前記カメラ付き携帯電話は、前記表示部が外部から見える第1の状態と前記表示部が外部から見えない第2の状態とにすることができ、 前記第1の状態と前記第2の状態で前記警告の状態が異なるようにすることを特徴とする請求項3に記載のカメラ付携帯電話。 【請求項10】 前記第1の状態であるときに前記警告を行うことを特徴とする請求項9に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項11】 前記第2の状態であるときには前記警告を行わないことを特徴とする請求項9に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項12】 前記カメラ付き携帯電話は、前記表示部を有する第1の部分と前記カメラ部を有する第2の部分とからなり、前記第1の部分と前記第2の部分とは第1の軸により開閉可能に接続され、 前記第1の部分と前記第2の部分の開閉によって前記第1の状態又は前記第2の状態となることを特徴とする請求項9に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項13】 前記第1の部分は、前記第1の軸に垂直な第2の軸を中心に、更に回転可能であり、 前記第1の部分と前記第2の部分の開閉と、前記第1の部分の回転とによって前記第1の状態又は前記第2の状態になることを特徴とする請求項12に記載のカメラ付携帯電話。 【請求項14】 前記第2の状態であるときに外部から見える位置に副表示部を更に備え、 前記第2の状態であるとき、前記副表示部に前記警告を行うことを特徴とする請求項9に記載のカメラ付携帯電話。 【請求項15】 前記カメラ付き携帯電話の姿勢を検知する姿勢センサを更に有し、 前記姿勢センサが、前記カメラ付き携帯電話の姿勢が横位置の画像を撮影するのに適した姿勢でないことを検知したとき、前記警告をすることを特徴とする請求項3に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項16】 前記カメラ付き携帯電話の姿勢を検知する姿勢センサを更に有し、前記選択部が前記特定の撮影モードを選択し、且つ、前記姿勢センサが横位置の画像を撮影するのに適した姿勢でないことを検知したとき時は、前記矩形形状の部分画像を撮影対象とすることを特徴とする請求項3に記載のカメラ付き携帯電話。 【請求項17】 前記警告は、カメラ付き携帯電話を横にして撮影するよう指示する表示であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はカメラ付携帯電話で撮影した画像を鑑賞するためのシステムに関し、特にカメラ付携帯電話で撮影した画像を外部機器のモニタに表示して鑑賞するための画像鑑賞システムに関する。 【背景技術】 【0002】 カメラ付き携帯電話で撮影した画像は、そのカメラ付き携帯電話に設けられた表示部に表示して鑑賞する他、外部のパソコンに添付メールとして送信してパソコンの表示部に表示して鑑賞することができる。また、高画素数のカメラ付き携帯電話で撮影した画像をそのカメラ付き携帯電話が備える記録媒体記録部で記録媒体に記録し、該記録媒体からその画像をパソコンに読み込んで鑑賞することができる。更に、記録媒体読み取り部を備え、前記記録媒体から画像を読み込んで表示部に表示するテレビジョンも市販されている。 【特許文献1】特開2002−10227 特許文献1は以下の技術を開示している。少なくとも1台のテレビと画像取り込み装置およびテレビと通信することが可能なドッキングステーションとを備える画像閲覧システムであって、ドッキングステーションは上記テレビの動作を制御し、また上記画像取り込み装置から1つまたは複数の電子画像を受信する。当該ドッキングステーションは、当該電子画像を表示および閲覧のために上記テレビに送信する。あるいは、上記画像取り込み装置は、上記テレビを直接制御し、また電子画像および閲覧のために上記テレビに直接送信する。 【特許文献2】特開2003−244289 特許文献2は以下の技術を開示している。携帯電話機の表示器の表示画像に対応する画像情報をテレビ受信機で再生可能にするデータに変換してテレビ受像機に送出する。テレビ受信機では、携帯電話から受信したデータをテレビ映像信号に加工して携帯電話機の表示器の表示画面に表示されている画像を同一の画像をテレビ受信機の表示画面に表示する。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 カメラ付携帯電話で撮影される画像は、通常、縦長形状の画像である。カメラ付携帯電話でその画像を鑑賞する場合には縦長形状の画像で支障はないが、高画素の画像を表示できるパソコンやテレビジョンなどの横長画面に前記画像を表示して鑑賞する時には問題が生ずる。前記公知文献1、2には画像取得装置又は携帯電話による画像取得に関しては何ら触れられていない。 【0004】 本発明の目的は、前記画像を前記パソコンやテレビジョンなどの横長画面に表示して鑑賞するのに適した横長形状の画像を容易に撮影することができるカメラ付き携帯電話を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 前記目的は下記のようにして達成することができる。 被写体の画像を撮影するカメラ部と撮影モード選択部とを有するカメラ付き携帯電話において、前記撮影モード選択部が特定の撮影モードを選択した時に、横位置の画像を撮影するように警告をする警告部を有するカメラ付き携帯電話とする。前記カメラ付き携帯電話は前記特定の撮影モードにおいて高画素数の画像を撮影する。 前記警告は以下のようにすることができる。 【0006】 前記カメラ付き携帯電話は、前記カメラ部で撮影する画像を表示する表示部を更に有し、前記警告として前記表示部に横長の矩形形状を表示する。前記矩形形状は枠線または画像の形状で表示することができる。 【0007】 前記カメラ付き携帯電話は、テレビに表示する画像形状を設定する設定部を更に有し、 前記矩形形状は前記設定部に設定された画像形状である。 前記カメラ付き携帯電話は、前記カメラ部で撮影した画像を外部に出力する出力部を更に備え、前記出力部は、前記カメラ付き携帯電話への所定の操作に応じて前記矩形形状の画像を外部に出力する。 【0008】 前記カメラ付き携帯電話は、前記カメラ部で撮影した画像を記録する記録部を更に備え、前記警告をして撮影された時、前記記録部は前記矩形形状の画像を記録する。 前記カメラ付き携帯電話は、前記カメラ部で撮影した画像を記録する記録部と、前記記録された画像を再生して前記表示部に表示する再生部とを更に備え、前記警告をして撮影し記録された画像を再生する際、前記警告と同じ表示を表示する。 前記カメラ付き携帯電話は、前記表示部が外部から見える第1の状態と前記表示部が外部から見えない第2の状態とにすることができ、前記第1の状態と前記第2の状態で前記警告の状態が異なるようにする。そして、前記第1の状態であるときに前記警告を行い、前記第2の状態であるときには前記警告を行わない。 【0009】 前記カメラ付き携帯電話は、前記表示部を有する第1の部分と前記カメラ部を有する第2の部分とからなり、前記第1の部分と前記第2の部分とは第1の軸により開閉可能に接続され、前記第1の部分と前記第2の部分の開閉によって前記第1の状態又は前記第2の状態となる。前記第1の部分は、前記第1の軸に垂直な第2の軸を中心に、更に回転可能であり、前記第1の部分と前記第2の部分の開閉と、前記第1の部分の回転とによって前記第1の状態又は前記第2の状態になる。 【0010】 前記カメラ付き携帯電話は前記第2の状態であるときに外部から見える位置に副表示部を更に備え、前記第2の状態であるとき、前記副表示部に前記警告を行う。 前記カメラ付き携帯電話は、前記カメラ付き携帯電話の姿勢を検知する姿勢センサを更に有し、前記姿勢センサが、前記カメラ付き携帯電話の姿勢が横位置の画像を撮影するのに適した姿勢でないことを検知したとき、前記警告をする。 【0011】 前記カメラ付き携帯電話は、前記カメラ付き携帯電話の姿勢を検知する姿勢センサを更に有し、前記選択部が前記特定の撮影モードを選択し、且つ、前記姿勢センサが横位置の画像を撮影するのに適した姿勢でないことを検知したとき時は、前記矩形形状の部分画像を撮影対象とする。 【0012】 前記警告は、前記カメラ付き携帯電話はカメラ付き携帯電話を横にして撮影するよう指示する表示をすることもできる。 【発明の効果】 【0013】 本発明によれば、テレビの表示画面の形状に合わせた形状の画像を容易に撮影することができる。その結果、撮影した画像全体がテレビの表示画面一杯に表示される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 図1は本発明の第1の実施の形態のシステムの概念を示す図である。 本実施の形態のシステムは、カメラ付携帯電話100とストレージ装置200とテレビジョン300とで構成される。携帯電話100は市販されているカメラ付携帯電話の一部機能を追加したものであり、基本的には市販のカメラ付携帯電話と同様の構成・機能を有する。 【0015】 カメラ付携帯電話100はブルートゥースによるブルートゥース通信機能と、赤外線による赤外通信機能とを有する。ストレージ装置200はブルートゥース通信機能を備え、これによってカメラ付携帯電話100と通信可能である。また、ストレージ装置200はテレビ300の外部信号入力部と接続されている。テレビ300はリモコン信号を受信する赤外通信機能を備えておりカメラ付携帯電話100とも通信可能である。これによって、テレビ300は入力信号をカメラ付携帯電話300から外部入力信号に切り替える入力切換信号を受信する。 【0016】 カメラ付携帯電話100は自身で撮影した画像や他のカメラ付携帯電話などから入手した画像を記録し再生表示する。再生表示した状態でカメラ付携帯電話100に所定の操作を行うと、再生表示中の画像がブルートゥース通信によってストレージ装置200に送信される。ストレージ装置200は前記画像に所定の処理を施してテレビ300に送出する。前記所定の処理は、例えば前記画像をテレビ300により美しく表示される画像とするための処理である。 テレビ300は自身を外部入力信号を表示する外部信号表示モードにすると共に前記受けた画像を表示し鑑賞に供する。テレビ300を外部入力表示モードとする表示切替信号はカメラ付携帯電話100から所定のタイミングで出力される。 【0017】 各部を詳細に説明する。 図2はカメラ付携帯電話100の概略構成を示したブロック図、図3はカメラ付携帯電話100の外観を示した図である。カメラ付携帯電話100は第1の部分101と第2の部分102とからなり、第1の部分101と第2の部分102とは回転軸103によって開閉可能な構造である。図2、図3を参照してカメラ付携帯電話100を説明する。図2、図3において同一の構成には同一の符号を付した。なお、カメラ付携帯電話100の構成のうち、本発明に関係する部分を主として説明する。 【0018】 110は200万から300万画素の撮像素子や撮影レンズなどからなる撮影ユニット111を含むカメラ部である。140は記録部であり、カメラ部110で撮影された画像を記録し保存する。120は表示部であり、カメラ部110からの画像又は記録部140に記録された画像が表示される。表示部120は第1の部分101に設けられている。カメラ部110及び操作部130は第2の部分102に設けられている。カメラユニット111の撮影レンズ112は第2の部分102の外側に、操作部130は第2の部分102の外側に設けられている。即ち、撮影レンズ112は操作部130の裏側に設けられている。なお、105は通話などを行う携帯電話機能部である。 【0019】 図4(A)は図3の状態のカメラ付携帯電話100を閉じて全体を反転させた状態の外観図である。この状態では表示部120は折り畳んだ内側となり見ることができない。代わりに表示部120の裏面に設けられた副表示部125が見える。前記第1の部分101は図3の左右方向に180度回転させることが可能である。図4(B)は前記第1の部分を左右方向に180度回転させて閉じた状態の外観図である。この状態では表示部120は外側となり見ることができる。 【0020】 表示部120はカメラ付携帯電話の各種機能を使用する際のメニューも表示する。130は操作部であり、テンキー131を含む押しボタンスイッチや十字キー132、送信ボタン133等で構成されている。150は赤外通信部、160はブルーツース通信部であり、共に外部の対応通信部と通信を行う。ブルーツース通信部160はカメラ部110で撮影した画像を送信する。赤外通信部150はテレビ300を制御する信号を送信する。この機能により、カメラ付携帯電話100でテレビ300の視聴チャンネル切換などのテレビ操作が可能である。更に、表示画像を通常のテレビ放送から外部入力信号に基づく画像に切換えることも可能である。 【0021】 180はカメラ付き携帯電話100の開閉状態を検出する開閉センサ、185は第1の部分101の回転状態即ち表示部120が内向き(図3の状態)であるか外向き図4(B)の状態であるかを検出する回転センサである。開閉センサ180及び回転センサ185の検出結果に応じた表示が表示部120に表示される。例えば、回転センサ185の検出結果により表示部120への表示方向が変化する。開閉センサ180がカメラ付き携帯電話100が閉じた状態を検出し且つ回転センサ185が表示部120が内向きであることを検出した場合には表示部120への表示はOFFとされる。190はカメラ付き携帯電話の姿勢が縦位置であるか、横位置であるかを検出する姿勢センサである。 前記各部は制御部170に接続されている。制御部170は前記各部による処理を制御する。 【0022】 図5はストレージ装置200の概略構成を示したブロック図である。ストレージ装置200は、ブルーツース通信部210、ストレージ部220、画像処理部230、信号変換処理部240、画像信号出力部250、インターネット接続部260等からなる。前記各部は制御部270に接続されている。制御部270は前記各部による処理を制御する。ストレージ装置200は、ブルーツース通信部210によりカメラ付携帯電話100からの画像を受信し、画像処理部230で所定の画像処理を加えた上で信号変換処理部240に入力すると共にストレージ部220に記録する。 【0023】 また、ストレージ部220は、記録した画像をテレビ300に出力するよう求める画像要求に応じて要求された画像を信号変換処理部240に出力する。信号変換処理部240は、入力された画像の信号をテレビ300での表示用のアナログAV信号、又はデジタルのD1信号又はD4信号に変換してAV端子、D1端子、D4端子を有する画像信号出力部250のいずれかの端子を介してテレビ300に出力する。 【0024】 図6は高精細・大画面テレビ300の概略構成を示したブロック図である。テレビ300は市販の高精細・大画面テレビ、例えばハイビジョン放送対応のHD(High Definition)テレビであり、電源スイッチ301、テレビ放送の電波を受信しテレビ信号に変換する放送受信部310、DVD装置、VTR装置などの外部装置からの信号が入力されるAV端子、D1端子、D4端子を有する外部信号入力部320、テレビ放送や外部装置からの画像を表示する表示部330、表示部330への表示をテレビ放送画像と外部装置からの画像とで切り替える入力切換部340、入力切換部340からの画像に基づいて表示部330に画像表示信号を出力する表示処理部345、赤外通信部350などを備える。前記各部は制御部370に接続されている。制御部370は前記各部による処理を制御する。 赤外通信部350はテレビに付属のリモートコントローラから視聴チャンネルの切換、音量調節、入力切換部340による表示画像の切換などのテレビ制御信号を受信する。 【0025】 外部信号入力部320とストレージ装置200の外部信号入力部250との間はAVケーブル、D1ケーブル又はD4ケーブルによって接続され、ストレージ装置200からの画像信号が入力される。そして、入力切換部340が表示画像を外部入力信号に基づく画像に切り換えたとき、ストレージ装置200からの前記画像がテレビ300に表示される。携帯電話100は赤外通信部150から入力切換部340に表示部330への表示画像をストレージ装置200からの画像に切り換えさせる入力切替信号を出力する。即ち、カメラ付携帯電話100によりストレージ装置200からの画像をテレビ300に表示させることができる。逆に、ストレージ装置200からの画像を表示した状態からテレビ放送の表示に戻すこともできる。 【0026】 図7は図1のシステムによるカメラ付携帯電話100による画像撮影から該撮影画像がテレビに表示されるまでの操作及び処理の手順の概要を示す図である。なお、同図の右側に主として処理を担当する機器を示したが、その機器のみで処理することを示すものではなく他の機器と協動して行う処理もある。 【0027】 図7のステップS1では、操作者がカメラ付携帯電話100で被写体を撮影する。撮影された画像は一時記憶メモリに記憶され、必要に応じてなされる保存操作に応じて記録部140に記録される。この操作は通常、操作者が外出先で行うものである。 【0028】 以降のステップは操作者が帰宅して後、テレビ300の前で行う操作であり、ステップS3からステップS7は、実際には一つの操作に応じて自動的に、極めて短時間(瞬時若しくは数秒以内)に行われる。なお、ステップS1からステップS2の間に数日の隔たりがある場合もある。いずれにしても、ステップS2以降は操作者が過去に撮影した画像を今すぐにテレビ画面で見たいという欲求を起こすまでは実行されることはない。 【0029】 さて、ステップS2では、記録部140に記録された画像を再生し、操作者がテレビで見たい一つの画像を表示部120に表示させる。 ステップS3では、操作者が撮影画像をストレージ装置200に送信する操作をする。この操作は所定の押しボタンを押すなどの単一の操作である。このステップS3では、カメラ付携帯電話100は、選択された画像とこれに関連する関連情報とを記録部140から読み出してブルーツース通信部160を用いてストレージ装置200に送信する。 【0030】 ステップS4では、ストレージ装置200がブルーツース通信部210で前記画像と前記関連情報を受信する。 ステップS5では、画像処理部230が前記画像に対し所定の画像処理を加える。前記所定の画像処理はカメラ付携帯電話100で撮影した画像をテレビ300に表示するのに適した画像とするための処理である。なお、画像データ以外の情報はブルートゥース通信部210から直接ストレージ部220に入力される。 【0031】 ステップS6では、前記処理画像に基づく画像信号を画像信号出力部250を介して高精細テレビ300の外部信号入力部320に入力する。 ステップS7では、カメラ付携帯電話100の赤外通信部130からの入力切換信号をテレビ300の赤外通信部350が受信する。これによって、テレビ300は通常のテレビ放送表示モードから外部信号表示モードに切り替わる。なお、カメラ付き携帯電話100はストレージ装置200から画像処理部230による画像処理が完了したことを示す信号を受けて前記入力切替信号を出力する。又は画像処理部230による画像処理が完了したと推定できる時に前記入力切替信号を出力する。 【0032】 ステップS8では、テレビ300が、外部信号入力部320に入力された画像信号に基づいて前記処理済み画像を表示部330に表示する。 以上の手順により、カメラ付携帯電話100に対する単一の操作のみで、カメラ付携帯電話100のカメラ部110で撮影した画像が、より美しい画像として高精細テレビ300に表示される。大型の高精細テレビに表示するので、カメラ部110の高画素数の効果が有効に発揮される。 【0033】 ステップS6からステップS8と平行してステップS61の処理が行われる。ステップS61では、前記画像処理を加えた処理済み画像をストレージ部220に記録する。 --撮影-- 図7のステップS1を詳細に説明する。 カメラ付携帯電話100は所定の操作をすることにより、カメラモードに入る。カメラモードに入った直後は通常、カメラ部110によってカメラ付携帯電話100の表示部120に表示したり、他のカメラ付携帯電話に送信したりするのに適したデータ量の画像サイズで被写体を撮影することが可能な状態(撮影モード)となっている。前記撮影モードで撮影した画像は低画素数で解像度が低いのでテレビのような大画面表示装置での鑑賞には適していない。 【0034】 前記撮影モードにおいて、更に所定の操作をすると、撮影に関する種々の設定や撮影した画像の取り扱いに関する種々の設定をすることができる。例えば、撮影画像の画像サイズや画質を設定したり、連写やブラケット連写を設定することができる。また、撮影してカメラ付携帯電話内部の記録部に記録した画像を表示部120に再生表示させて鑑賞することができる。前記各種設定はその設定を行う処理の実行を指示する機能が割り付けられたカメラ付携帯電話100の各操作ボタン、例えば数字キーなどを押すことによって実行される。操作方法の詳細や機能は市販されているカメラ付携帯電話で周知であるので説明を省略する。 【0035】 テレビのような大画面表示装置での鑑賞に適した解像力の高い画像を撮影するためには、前記画像サイズの設定において高画素数の画像サイズに設定すれば良い。前記高画素数の画像サイズで撮影した画像を図7のステップS2以降の対象としても良いが、高精細・大画面テレビでの鑑賞に、より好適な状態で撮影した画像を用いることが好ましい。前記各種設定の一つにこのような撮影を支援するための設定機能がある。以下、その機能を用いた場合の撮影について説明する。 【0036】 所定の操作をすると前記設定を行うためのメニュー(図8)が表示部120に表示される。前記設定を終了すると撮影可能な状態に戻る。前記テレビ鑑賞に適した画像を撮影するための設定がなされた撮影可能な状態をTV画像撮影モードという。 【0037】 図8のメニューは、テレビに表示する画像の形状を設定するためのものである。 「1.標準形状」を選択するとアスペクト比3:4の画像サイズが設定される。 「2.ハイビジョン形状」を選択するとアスペクト比9:16の画像サイズが設定される。 【0038】 前記のいずれかを選択すると図8のメニューによる設定を終了してTV画像撮影モードでの撮影が可能となる。TV画像撮影モードでは、警告部175が撮影画像を高精細・大画面テレビでの鑑賞に好適な状態で撮影するように警告を表示する。 例えば、カメラ付携帯電話100の表示部120にカメラ付携帯電話100を撮影画像が横長画像(横画像)となる姿勢とするように警告する表示を行う。横長であるテレビの表示部を有効に使用するため、及び撮像部111の撮像素子の解像度を有効に用いるためである。 【0039】 図3に示したようにカメラ付携帯電話100の外形は長方形であり、表示部120も長方形で両者の長手方向は同一方向である。カメラ部110で撮影した撮影画像も長方形であるが、その長手方向も同一方向である場合が多い。その場合、カメラ付携帯電話100を横にして横画像を撮影することが好ましい。撮像部111の撮像素子のアスペクト比は3:4かそれに近い値であるので、撮影した横画像全体がテレビの表示部一杯に表示される。 そこで、「携帯電話を横にして撮影して下さい」という警告をカメラ付き携帯電話100に表示する。開閉センサ180がカメラ付き携帯電話100が閉じた状態であることを検知し且つ回転センサ185が表示部120が内向きであることを検知した場合には表示部120が外部から見えないので副表示部125に表示する。図9にカメラ付き携帯電話100を閉じて且つ横にして撮影する場合のカメラ付き携帯電話100の保持状態を示す。 【0040】 前記警告は、開閉センサ180がカメラ付き携帯電話100が開いた状態であることを検知した場合は表示部120に表示する。しかしながら、カメラ付き携帯電話100を開いて撮影する場合には、カメラ付き携帯電話100を図3のように縦姿勢にして撮影する場合が多い。その場合には縦位置の画像が撮影される。 そこで、以下のような警告としても良い。カメラ付き携帯電話100が有している開閉センサ180がカメラ付き携帯電話100が開いた状態であることを検知した場合は、図10に示すように表示部120に図8のメニューで設定された表示画像の形状を示す枠線121をその長手方向を横方向にして表示する。前記枠線121の形状は図8のメニューにおいて選択したアスペクト比の長方形である。枠線121は表示部120に表示している画像のうち、テレビ300に表示される範囲を示している。なお、実際に撮影される画像は通常の撮影モードでの撮影画像と同じである。但し、HDテレビの解像力を十分に活用するためには撮像部111がより高画素であることが求められる。カメラ付携帯電話の高画素化のスピードから推測すれば近い将来実現されるものと思われる。 【0041】 前記警告の別の方法として、枠線121を表示することに代えて、表示部120に表示する画像を枠内121内の画像としても良い。また、いずれの場合も記録部140に記録する画像も前記枠121内の画像としても良い。なお、前記枠線121の撮影画像中における位置や形状は前記画像の関連情報の一つである。 【0042】 カメラ付携帯電話が前記第1の部分を回転することができない構造である場合には、表示部120への警告は開閉センサ180がカメラ付携帯電話が開状態であることを検出した場合にのみするようにすれば良い。 【0043】 いずれの場合にも、姿勢センサ190の出力がカメラ付携帯電話の姿勢が横位置であることを示すものである時は前記警告表示をせず、縦位置であることを示すものである時のみ前記警告表示を行うようにしても良い。 【0044】 操作者は、表示部120や副表示部125に表示されるメッセージや表示部120に表示される枠線121などの警告にしたがって被写体を撮影する。TV画像撮影モードにおいてカメラモードに入るための所定の操作がなされるとカメラ付携帯電話100はTV画像撮影モードを終了して通常の撮影モードとなる。また、カメラ付携帯電話100の他の機能を動作させるなど、カメラモードを終了させる操作がなされたときにはTV画像撮影モードを終了した上でカメラモードを終了する。 以下、図11を参照しながらTV画像撮影モードの処理の手順の一例を説明する。 TV画像撮影モードの機能を用いるための所定の操作をすることにより図11に示すが開始される。 ステップS11では、表示部120に図8のメニューを表示してテレビに表示する画像の形状を選択させる。 【0045】 ステップS12では、姿勢センサ190の出力によってカメラ付携帯電話100が横位置か縦位置かを判定する。横位置であればステップS13に、縦位置であればステップS15に進む。 【0046】 ステップS13では、開閉センサの出力によってカメラ付携帯電話100が開いた状態にあるか、閉じた状態にあるかを判定する。開いた状態であればステップS14に、閉じた状態であればステップS141に進む。 【0047】 ステップS14では、表示部120に「携帯電話を横にして撮影して下さい」と表示する。或いは表示部120にステップS1で選択された画像形状を示す枠線121を表示する。 【0048】 ステップS141では、回転センサ185の出力により表示部120が内向きか外向きかを判断し、内向きであればステップS142に進み、外向きであればステップ15に進む。 【0049】 ステップS142では、副表示部125に「携帯電話を横にして撮影して下さい」と表示してステップS15に進む。 ステップS15では、操作者の撮影操作に応じて被写体を撮影し記録部140に記録する。 【0050】 ステップS16では、TV画像撮影モードを終了させる操作がなされたかを判定し、されていればステップS17に進み、されていなければステップS15に戻り更に撮影を続ける。 【0051】 ステップS17では、TV画像撮影モードを終了して処理を終える。 なお、ステップS11の処理は適宜省略しても良い。その場合には「携帯電話を横にして撮影して下さい」のメッセージによる警告のみが行われる。または、予め決められた表示画像形状による警告が行われる。また、ステップS12、ステップS13も夫々適宜省略しても良い。その場合にはカメラ付携帯電話100の姿勢や開閉状態に関わらず警告が行われる。 【0052】 更に、ステップS12で、カメラ付携帯電話100が横位置であると判定された場合、ステップS11で選択された表示画像の形状が通常形状かハイビジョン形状かを判断し、通常形状であればステップS15に進み、ハイビジョン形状であればステップS14に進むようにしても良い。その場合、ステップS14では長手方向を横方向とするハイビジョン形状の枠線を表示部120に表示する。 【0053】 図7のステップS7において、上記のようにして撮影し記録された画像から操作者がテレビで見たいと思う画像が選択のために表示部120に再生表示される。その際、前記警告として表示された枠線が再生画像上に表示される。これによって、その画像をテレビで鑑賞した場合にテレビに表示される画像の範囲を予め確認することができる。 【図面の簡単な説明】 【0054】 【図1】第1の実施の形態のシステムの概念を示す図である。 【図2】カメラ付携帯電話の構成を示したブロック図である。 【図3】カメラ付携帯電話の外観を示した図である。 【図4】(A)カメラ付携帯電話を折り畳んだ状態の外観図である。 (B)カメラ付携帯電話を折り畳んだ別の状態の外観図である。 【図5】ストレージ装置の構成を示したブロック図である。 【図6】高精細・大画面テレビの構成を示したブロック図である。 【図7】図1のシステムによる操作及び処理の手順の概要を示す図である。 【図8】テレビに表示する画像の形状を設定するためのメニュー画面である。 【図9】カメラ付き携帯電話を閉じて且つ横にして撮影する場合の保持状態を示す図である。 【図10】テレビへの表示画像の形状を示す枠線を表示部に表示したカメラ付き携帯電話を示す図である。 【図11】TV画像撮影モードの処理の流れの一例を示す図である。 【符号の説明】 【0055】 100……カメラ付き携帯電話 110……カメラ部 120……表示部 130……操作部 140……記録部 150……赤外通信部 160……ブルートゥース通信部 170……制御部 175……警告部 180……開閉センサ 185……回転センサ 190……姿勢センサ 200……ストレージ装置 210……ブルートゥース通信部 220……ストレージ部 230……画像処理部 240……信号変換処理部 250……画像信号出力部 260……インターネット接続部 270……制御部 280……赤外通信部 300……高精細・大画面テレビジョン 310……TV放送受信部 320……外部信号入力部 330……表示部 340……入力切換部 350……赤外通信部 370……制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004112 【氏名又は名称】株式会社ニコン 【識別番号】596075462 【氏名又は名称】株式会社ニコンビジネスサービス
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| 【出願日】 |
平成17年3月3日(2005.3.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078189 【弁理士】 【氏名又は名称】渡辺 隆男
【識別番号】100119839 【弁理士】 【氏名又は名称】大澤 圭司
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| 【公開番号】 |
特開2008−10898(P2008−10898A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2005−58444(P2005−58444) |
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