| 【発明の名称】 |
インターホン装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】保田 直人
【氏名】坂口 茂樹
【氏名】立川 賢二
|
| 【要約】 |
【課題】ドアホン子機とインターホン親機の間で送受信されるアナログの音声圧縮信号のS/N比を大きく設定し、周囲環境の雑音等の影響を抑えて良好な通話品質を確保する。
【構成】ドアホン子機1の子機マイク101に入力されたアナログの音声信号を圧縮する子機音声圧縮回路104、及びインターホン親機2の親機マイク201に入力されたアナログの音声信号を圧縮する親機音声圧縮回路204ではそれぞれ、逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性を利用して圧縮を行う。一方、ドアホン子機の子機音声圧縮回路を経由して圧縮された音声圧縮信号を伸張するインターホン親機の親機音声伸張回路205、及びインターホン親機の親機音声圧縮回路を経由して圧縮された音声圧縮信号を伸張するドアホン子機の子機音声伸張回路105ではそれぞれ、逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性を利用して伸張を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 玄関に設置され親機呼び出しのための呼出操作を行う呼出ボタン(100)、子機マイク(101)、子機スピーカ(102)を有するドアホン子機(1)と、住戸内に設置され伝送路(L)を経由して接続された前記ドアホン子機からの呼び出しに応答して通話を成立させるための親機マイク(201)、親機スピーカ(202)を有するインターホン親機(2)とを設け、 前記ドアホン子機は、前記子機マイクに入力された音声信号を圧縮して音声圧縮信号を生成するための子機音声圧縮回路(104)と、前記インターホン親機から前記伝送路を経由して伝送されてくる音声圧縮信号を伸張するための子機音声伸張回路(105)とを備え、 前記インターホン親機は、前記親機マイクに入力された音声信号を圧縮して音声圧縮信号を生成するための親機音声圧縮回路(204)と、前記ドアホン子機から前記伝送路を経由して伝送されてくる音声圧縮信号を伸張するための親機音声伸張回路(205)とを備え、 前記子機音声圧縮回路、前記親機音声圧縮回路はそれぞれ、前記音声信号が入力される入力抵抗(R104a、R204a)及び出力信号を帰還させるための第1の帰還抵抗(R104b、R204b)が接続されたオペアンプ(OP104、OP204)と、前記第1の帰還抵抗に並列接続され、前記音声信号を一対のダイオード(D104a、D104b、D204a、D204b)が有する順方向電圧までは前記入力抵抗と前記第1の帰還抵抗との比によって得られるゲインで前記オペアンプより出力し、前記順方向電圧を超えた領域ではダイオード電圧特性によって圧縮され前記オペアンプより出力するための逆並列接続された前記一対のダイオード及び第2の帰還抵抗(R104c、R204c)の直列回路とから構成され、 前記子機音声伸張回路、前記親機音声伸張回路はそれぞれ、前記音声圧縮信号が入力される第1の入力抵抗(R105a、R205a)及び出力信号を帰還させるための帰還抵抗(R105c、R205c)が接続されたオペアンプ(OP105、OP205)と、前記第1の入力抵抗に並列接続され、前記音声信号を一対のダイオード(D105a、D105b、D205a、D205b)が有する順方向電圧までは前記第1の入力抵抗と前記帰還抵抗との比によって得られるゲインで前記オペアンプより出力し、前記順方向電圧を超えた領域ではダイオード電圧特性によって伸張され前記オペアンプより出力するための逆並列接続された前記一対のダイオード及び第2の入力抵抗(R105b、R205b)の直列回路とから構成されることを特徴とするインターホン装置。 【請求項2】 前記インターホン親機は、前記親機音声圧縮回路又は前記子機音声圧縮回路を経由して圧縮された音声圧縮信号を録音するためのメモリ(206)と、前記メモリに録音された音声圧縮信号を読み出し、前記親機伸張回路を経由して伸張し前記親機スピーカより再生させるための親機制御回路(209)とを備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はインターホン装置に係り、特に、伝送路を経由して接続されたドアホン子機及びインターホン親機の間で通話を成立させるにあたり送受信される音声信号の圧縮/伸張手段を備えたインターホン装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、移動通信等の分野で使用され、携帯電話等におけるノイズリアクションで使用されるアナログコンパンダ回路が開示されている。このアナログコンパンダ回路には、通話を成立させるにあたり音声信号を送受信する機器に設けられる入力信号の圧縮を行うコンプレッサ回路及び入力信号の伸張を行うエキスパンダ回路が備えられている(例えば、特許文献1を参照。)。 【0003】 このコンプレッサ回路及びエキスパンダ回路によれば、アナログ処理によって入力信号の圧縮及び伸張をそれぞれ行っているため、入出力信号間の遅延が大幅に減少しエコー歪みが発生しなくなり、良好な音質をえることができる。また、回路規模を小さくすることができるため、消費電流も少なくなり低消費電流化が実現できる。 【0004】 【特許文献1】特開平6−232785号公報(段落番号「0024」、「0031」、第1図乃至第4図) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 背景技術に記載した特許文献1のコンプレッサ回路及びエキスパンダ回路には、通常、フェージングによるノイズ低減機能を備えたコンパンダ素子が適用されている。この機能によれば、送信側で音声信号の信号レベルを大きくし、受信側では、大きくされた分のレベルを小さくして元の信号レベルに戻すことができる。さらに、信号レベルを下げるときには、周囲環境の雑音(ノイズと同意。)等も信号レベルに伴って小さくなる性質を有している。 【0006】 しかしながら、前述のコンパンダ素子を適用するにあたっては、コストが大きくなり音声信号に対する応答特性が遅いだけでなく、アナログの音声圧縮信号のS/N比が小さいため、周囲環境の雑音等の影響を受け易く良好な通話品質を確保することができなかった。 【0007】 本発明は、この難点を解消するためになされたもので、伝送路を経由して接続されたドアホン子機及びインターホン親機の間で通話を成立させるにあたり送受信されるアナログの音声圧縮信号のS/N比を大きく設定し、周囲環境の雑音等の影響を抑えて良好な通話品質を確保することができるインターホン装置を提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0008】 前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホン装置は、玄関に設置され親機呼び出しを行い通話を成立するための呼出ボタン、子機マイク、子機スピーカを有するドアホン子機と、住戸内に設置され伝送路を経由して接続されたドアホン子機からの呼び出しに応答して通話を成立するための親機マイク、親機スピーカを有するインターホン親機とを設けたものである。ドアホン子機は、子機マイクに入力された音声信号を圧縮して音声圧縮信号を生成するための子機音声圧縮回路と、インターホン親機から伝送路を経由して伝送されてくる音声圧縮信号を伸張するための子機音声伸張回路とを備えたものである。インターホン親機は、親機マイクに入力された音声信号を圧縮して音声圧縮信号を生成するための親機音声圧縮回路と、ドアホン子機から伝送路を経由して伝送されてくる音声圧縮信号を伸張するための親機音声伸張回路とを備えたものである。子機音声圧縮回路、親機音声圧縮回路はそれぞれ、音声信号が入力される入力抵抗及び出力信号を帰還させるための第1の帰還抵抗が接続されたオペアンプと、第1の帰還抵抗に並列接続され、音声信号を1対のダイオードが有する順方向電圧までは入力抵抗と第1の帰還抵抗との比によって得られるゲインでオペアンプより出力し、順方向電圧を超えた領域ではダイオード電圧特性によって圧縮されオペアンプより出力するための逆並列接続された1対のダイオード及び第2の帰還抵抗の直列回路とから構成されるものである。子機音声伸張回路、親機音声伸張回路はそれぞれ、音声圧縮信号が入力される第1の入力抵抗及び出力信号を帰還させるための帰還抵抗が接続されたオペアンプと、第1の入力抵抗に並列接続され、音声信号を1対のダイオードが有する順方向電圧までは第1の入力抵抗と帰還抵抗との比によって得られるゲインでオペアンプより出力し、順方向電圧を超えた領域ではダイオード電圧特性によって伸張されオペアンプより出力するための逆並列接続された1対のダイオード及び第2の入力抵抗の直列回路とから構成されるものである。 【0009】 また、本発明の第2の態様であるインターホン装置は、本発明の第1の態様において、インターホン親機は、親機音声圧縮回路又は子機音声圧縮回路を経由して圧縮された音声圧縮信号を録音するためのメモリと、メモリに録音された音声圧縮信号を読み出し、親機伸張回路を経由して伸張し親機スピーカより再生させるための親機制御回路とを備えたものである。 【発明の効果】 【0010】 本発明のインターホン装置によれば、ドアホン子機の子機マイクに入力されたアナログの音声信号を圧縮する子機音声圧縮回路では、逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性を利用して圧縮を行い、この圧縮された音声圧縮信号を伸張するインターホン親機の親機音声伸張回路では、逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性を利用して伸張を行い親機スピーカから出力させることができる。また、インターホン親機の親機マイクに入力されたアナログの音声信号を圧縮する親機音声圧縮回路では、逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性を利用して圧縮を行い、この圧縮された音声圧縮信号を伸張するドアホン子機の子機音声伸張回路では、逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性を利用して伸張を行い子機スピーカから出力させることができる。このような音声信号の圧縮/伸張手段により、S/N比を大きく設定でき周囲環境の雑音等の影響を受け難く、良好な通話品質の確保が可能となる。 【0011】 また、本発明のインターホン装置によれば、インターホン親機の親機音声圧縮回路又はドアホン子機の子機音声圧縮回路を経由して圧縮された音声圧縮信号はメモリに録音することができ、親機制御回路の制御によりメモリから読み出される音声圧縮信号は、親機音声伸張回路を経由して伸張され親機スピーカから再生させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明のインターホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。 【0013】 図1は、本発明の実施例によるインターホン装置の全体構成を示すブロック図である。このインターホン装置には、玄関(住戸玄関)に設置されたドアホン子機1と、住戸内に設置され伝送路Lを経由して接続されたドアホン子機1からの呼び出し(親機呼び出し)に応答して通話を成立させるためのインターホン親機2とが設けられている。 【0014】 また、ドアホン子機1は、呼出ボタン100、子機マイク101、子機スピーカ102、子機通話回路103、子機音声圧縮回路104、子機音声伸張回路105、子機制御回路106、及び子機送受信回路(以下、子機I/Fという。)107を有している。このドアホン子機1において、呼出ボタン100は、玄関に居る人物、例えば、来訪者が、インターホン親機2が設置された住戸内に在室中の人物、例えば、居住者を呼び出す、すなわち、親機呼び出しのために呼出操作を行うものである。 【0015】 子機マイク101及び子機スピーカ102は、呼出操作を行った来訪者が居住者との間で通話を成立させるために音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、子機通話回路103は、子機マイク101に入力された音声(送話音声)であるアナログの音声信号(以下、アナログ音声信号という。)を子機音声圧縮回路104に送出するとともに、子機音声伸張回路105を経由して伸張されたアナログ音声信号を子機スピーカ102に送出するためのものである。 【0016】 子機音声圧縮回路104は、子機通話回路103を経由して伝送されてくるアナログ音声信号を圧縮して音声圧縮信号を生成するためのものであり、子機音声伸張回路105は、インターホン親機2から伝送路Lを経由して伝送されてくる音声圧縮信号を伸張するためのものである。 【0017】 子機制御回路106は、当該ドアホン子機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものである。具体的な制御として、子機制御回路106は、呼出ボタン100の使用による呼出操作を検出して呼出信号を生成することができる。また、子機制御回路106は、インターホン親機2の後述する通話ボタン200の使用による応答操作を検出して子機通話回路103、子機音声圧縮回路104及び子機音声伸張回路105がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御することができる。 【0018】 子機I/F107は、子機音声圧縮回路104から伝送路Lへの信号伝送ライン(通話ライン)、伝送路Lから子機音声伸張回路105への信号伝送ライン(通話ライン)、子機制御回路106及び伝送路Lの間の信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのものである。 【0019】 さらに、インターホン親機2は、通話ボタン200、親機マイク201、親機スピーカ202、親機通話回路203、親機音声圧縮回路204、親機音声伸張回路205、メモリ206、録音/再生ボタン207、表示部208、親機制御回路209、及び親機送受信回路(以下、親機I/Fという。)210を有している。このインターホン親機2において、通話ボタン200は、来訪者からの呼び出し(親機呼び出し)に居住者が応答するために応答操作を行うとともに、成立されていた通話を終了させるために終話操作(詳述せず。)を行うものである。 【0020】 親機マイク201及び親機スピーカ202は、応答操作を行った居住者が来訪者との間で通話を成立させるために音声(送話音声、受話音声)を入出力するものであり、親機通話回路203は、親機マイク201に入力された音声(送話音声)であるアナログ音声信号を親機音声圧縮回路204に送出するとともに、親機音声伸張回路205を経由して伸張されたアナログ音声信号を親機スピーカ202に送出するためのものである。なお、親機スピーカ202は、前述の通話機能の他に、ドアホン子機1の呼出ボタン100の使用により呼出操作を行った来訪者からの呼び出し(親機呼び出し)がある旨の呼出報知として、所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等を放音することができる。 【0021】 親機音声圧縮回路204は、親機通話回路203を経由して伝送されてくるアナログ音声信号を圧縮して音声圧縮信号を生成するためのものであり、親機音声伸張回路205は、ドアホン子機1から伝送路Lを経由して伝送されてくる音声圧縮信号及び親機制御回路209の制御によりメモリ206から読み出される音声圧縮信号をそれぞれ伸張するためのものである。 【0022】 メモリ206は、親機音声圧縮回路204を経由して圧縮された音声圧縮信号又はドアホン子機1から伝送路Lを経由して伝送されてくる音声圧縮信号を記憶、すなわち、録音するためのものである。また、録音/再生ボタン207は、親機音声圧縮回路204を経由して圧縮された音声圧縮信号をメモリ206に録音するために居住者が録音操作を行うとともに、メモリ206に(予め)録音されている音声圧縮信号を読み出すために居住者が再生操作を行うものである。なお、メモリ206としては、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。 【0023】 表示部208は、ドアホン子機1の呼出ボタン100の使用による呼出操作を行った来訪者からの呼び出し(親機呼び出し)がある旨を表示して呼出報知するためのものである。なお、表示部208としては、所定の文字メッセージや絵データ等を表示させて呼出報知を行う例えば、LCD、有機ELディスプレイや、所定のパターンで点滅又は点灯されて呼出報知を行う例えば、LED等の各種の表示媒体が好適とされる。 【0024】 親機制御回路209は、当該インターホン親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものである。具体的な制御として、親機制御回路209は、通話ボタン200の使用による応答操作を検出して応答信号を生成するとともに、親機通話回路203、親機音声圧縮回路204及び親機音声伸張回路205がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御することができる。また、親機制御回路209は、親機音声圧縮回路204を経由して圧縮された音声圧縮信号をメモリ206に録音させるとともに、再生ボタン207の使用による再生操作を検出してメモリ206に(予め)録音されている音声圧縮信号を読み出し、親機音声伸張回路205を経由して伸張し親機スピーカ202から再生させることができる。さらに、親機制御回路209には、親機スピーカ202及び表示部208への呼出報知制御機能が備えられている。 【0025】 親機I/F210は、親機音声圧縮回路204から伝送路Lへの信号伝送ライン(通話ライン)、伝送路Lから親機音声伸張回路205及びメモリ206への信号伝送ライン(通話ライン)、親機制御回路209及び伝送路Lの間の信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのものである。 【0026】 次に、ドアホン子機1の子機音声圧縮回路104及び子機音声伸張回路105、インターホン親機2の親機音声圧縮回路204及び親機音声伸張回路205の具体的な構成について、それぞれの図面を参照して説明する。 【0027】 図2(a)は、ドアホン子機1の子機音声圧縮回路104の具体的な構成を示す電気回路図であり、入力抵抗R104aと、第1、第2の各帰還抵抗R104b、R104cと、逆並列接続された1対のダイオードD104a、D104bと、オペアンプOP104とから構成されている。この子機音声圧縮回路104において、入力抵抗R104aは、子機通話回路103を経由して伝送されてくるアナログ音声信号を、オペアンプOP104の反転入力端子に入力するためのものである。また、第1の帰還抵抗R104bは、オペアンプOP104の反転入力端子及び出力端子の間に並列接続されており、出力信号を帰還させるためのものである。さらに、逆並列接続された1対のダイオードD104a、D104b及び第2の帰還抵抗R104cは直列回路を構成し、第1の帰還抵抗R104bに並列接続されており、子機通話回路103を経由して伝送されてくるアナログ音声信号を、図4(a)に示す1対のダイオードD104a、D104bが有する順方向電圧VFまでは入力抵抗R104aと第1の帰還抵抗R104bとの比によって得られるゲインでオペアンプOP104(の出力端子)より出力し、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、後述するダイオード電圧特性によって圧縮されオペアンプOP104(の出力端子)より出力するためのものである。このオペアンプOP104において、非反転入力端子は基準電位点に、出力端子は子機I/F107にそれぞれ接続されている。 【0028】 なお、図4(a)は、ドアホン子機1の子機音声圧縮回路104及び子機音声伸張回路105、インターホン親機2の親機音声圧縮回路204及び親機音声伸張回路205をそれぞれ構成する逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性図である。 【0029】 図2(b)は、ドアホン子機1の子機音声伸張回路105の具体的な構成を示す電気回路図であり、第1、第2の各入力抵抗R105a、R105bと、帰還抵抗R105cと、逆並列接続された1対のダイオードD105a、D105bと、オペアンプOP105とから構成されている。この子機音声伸張回路105において、第1の入力抵抗R105aは、子機I/F107を経由して伝送されてくる(インターホン親機2からの)音声圧縮信号をオペアンプOP105の反転入力端子に入力するためのものである。また、帰還抵抗R105cは、オペアンプOP105の反転入力端子及び出力端子の間に並列接続されており、出力信号を帰還させるためのものである。さらに、逆並列接続された1対のダイオードD105a、D105b及び第2の入力抵抗R105bは直列回路を構成し、第1の入力抵抗R105aに並列接続されており、子機I/F107を経由して伝送されてくる(インターホン親機2からの)音声圧縮信号を、図4(a)に示す1対のダイオードD105a、D105bが有する順方向電圧VFまでは第1の入力抵抗R105aと帰還抵抗R105cとの比によって得られるゲインでオペアンプOP105(の出力端子)より出力し、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、後述するダイオード電圧特性によって伸張されオペアンプOP105(の出力端子)より出力するためのものである。このオペアンプOP105において、非反転入力端子は基準電位点に、出力端子は子機通話回路103にそれぞれ接続されている。 【0030】 図3(a)は、インターホン親機2の親機音声圧縮回路204の具体的な構成を示す電気回路図であり、入力抵抗R204aと、第1、第2の各帰還抵抗R204b、R204cと、逆並列接続された1対のダイオードD204a、D204bと、オペアンプOP204とから構成されている。この親機音声圧縮回路204において、入力抵抗R204aは、親機通話回路203を経由して伝送されてくるアナログ音声信号を、オペアンプOP204の反転入力端子に入力するためのものである。また、第1の帰還抵抗R204bは、オペアンプOP204の反転入力端子及び出力端子の間に並列接続されており、出力信号を帰還させるためのものである。さらに、逆並列接続された1対のダイオードD204a、D204b及び第2の帰還抵抗R204cは直列回路を構成し、第1の帰還抵抗R204bに並列接続されており、親機通話回路203を経由して伝送されてくるアナログ音声信号を、図4(a)に示す1対のダイオードD204a、D204bが有する順方向電圧VFまでは入力抵抗R204aと第1の帰還抵抗R204bとの比によって得られるゲインでオペアンプOP204(の出力端子)より出力し、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、後述するダイオード電圧特性によって圧縮されオペアンプOP204(の出力端子)より出力するためのものである。このオペアンプOP204において、非反転入力端子は基準電位点に、出力端子はメモリ206及び親機I/F210にそれぞれ接続されている。 【0031】 図3(b)は、インターホン親機2の親機音声伸張回路205の具体的な構成を示す電気回路図であり、第1、第2の各入力抵抗R205a、R205bと、帰還抵抗R205cと、逆並列接続された1対のダイオードD205a、D205bと、オペアンプOP205とから構成されている。この親機音声伸張回路205において、第1の入力抵抗R205aは、親機I/F210を経由して伝送されてくる(ドアホン子機1からの)音声圧縮信号又はメモリ206から読み出された音声圧縮信号をオペアンプOP205の反転入力端子に入力するためのものである。また、帰還抵抗R205cは、オペアンプOP205の反転入力端子及び出力端子の間に並列接続されており、出力信号を帰還させるためのものである。さらに、逆並列接続された1対のダイオードD205a、D205b及び第2の入力抵抗R205bは直列回路を構成し、第1の入力抵抗R205aに並列接続されており、親機I/F210を経由して伝送されてくる(ドアホン子機1からの)音声圧縮信号又はメモリ206から読み出された音声圧縮信号を、図4(a)に示す1対のダイオードD205a、D205bが有する順方向電圧VFまでは第1の入力抵抗R205aと帰還抵抗R205cとの比によって得られるゲインでオペアンプOP205(の出力端子)より出力し、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって伸張されオペアンプOP205(の出力端子)より出力するためのものである。このオペアンプOP205において、非反転入力端子は基準電位点に、出力端子は親機通話回路203にそれぞれ接続されている。 【0032】 このように構成された本発明の実施例によるインターホン装置において、以下、具体的な動作について、図1、図2、図3及び図4をそれぞれ参照して説明する。なお、図4(b)は、図4(a)の各回路にて行われるアナログ音声信号の圧縮方法の一例及び音声圧縮信号の伸張方法の一例をそれぞれ示す波形図である。 【0033】 図1に示すドアホン子機1及びインターホン親機2aがそれぞれ待受状態、すなわち、玄関に居る来訪者から住戸内に在室中の居住者への呼び出し(親機呼び出し)がなく、来訪者及び居住者の間で通話も成立されていない待受時において、来訪者が居住者を呼び出すためにドアホン子機1の呼出ボタン100を使用して呼出操作を行うと、この呼出操作を検出した子機制御回路106にて呼出信号S1が生成される。また、子機制御回路106にて生成された呼出信号S1は、子機I/F107、伝送路L、インターホン親機2の親機I/F210を順次経由して親機制御回路209に伝送される。 【0034】 インターホン親機2の親機制御回路209は、受信した呼出信号S1をもとに、ドアホン子機1の呼出ボタン100を使用して呼出操作を行った来訪者からの呼び出し(親機呼び出し)があることを検出する。この親機制御回路209は、親機スピーカ202から所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等を放音させるとともに、表示部208を制御して所定の表示、例えば、文字メッセージや絵データ等の表示、或いは、点滅表示又は点灯表示を行い、居住者に対して呼出報知する。なお、親機スピーカ202から放音させる所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等、及び/又は表示部208に表示させる文字メッセージや絵データ等は、メモリ206に(予め)記憶しておき、親機制御回路209の制御(図中に破線で示す。)により読み出すこともできる。 【0035】 次に、前述の呼出報知を確認した居住者が、来訪者との間で通話を成立させるにあたりインターホン親機2の通話ボタン200を使用して応答操作を行うと、この応答操作を検出した親機制御回路209にて応答信号S2が生成されるとともに、親機通話回路203、親機音声圧縮回路204及び親機音声伸張回路205がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御され、さらには、メモリ206が録音可能な状態に制御される。これらの制御によって、居住者が使用する親機マイク201から親機通話回路203、親機音声圧縮回路204を順次経由して親機I/F210への信号伝送ライン(通話ライン)と、親機I/F210から親機音声伸張回路205、親機通話回路203を順次経由して居住者が使用する親機スピーカ202までの信号伝送ライン(通話ライン)及び親機I/F210からメモリ206への信号伝送ライン(通話/録音ライン)とがそれぞれ形成される。また、親機制御回路209にて生成された応答信号S2は、前述の呼出信号S1の信号伝送ラインと逆の経路でドアホン子機1の子機制御回路106に伝送される。 【0036】 ドアホン子機1の子機制御回路106は、受信した応答信号S2をもとに、インターホン親機2の通話ボタン200を使用して応答操作を行った居住者により応答があったことを検出する。この子機制御回路106は、子機通話回路103、子機音声圧縮回路104及び子機音声伸張回路105がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御する。この制御によって、来訪者が使用する子機マイク101から子機通話回路103、子機音声圧縮回路104を順次経由して子機I/F107への信号伝送ライン(通話ライン)と、子機I/F107から子機音声伸張回路105、子機通話回路103を順次経由して来訪者が使用する子機スピーカ102までの信号伝送ライン(通話ライン)とがそれぞれ形成される。 【0037】 次に、前述までの5種の信号伝送ラインがそれぞれ形成されている通話状態において、ドアホン子機1の子機マイク101に入力された来訪者の音声(送話音声)であるアナログ音声信号S10は、子機通話回路103、図2(a)に示す子機音声圧縮回路104を構成する入力抵抗R104aを順次経由して、オペアンプOP104の反転入力端子に入力されるとともに逆並列接続された1対のダイオードD104a(のアノード)、D104b(のカソード)にそれぞれ印加される。 【0038】 ドアホン子機1の子機音声圧縮回路104を構成するオペアンプOP104は、反転入力端子に入力されたアナログ音声信号S10を、逆並列接続された1対のダイオードD104a、D104bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは入力抵抗R104aと第1の帰還抵抗R104bとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって圧縮した音声圧縮信号(以下、子機音声圧縮信号という。)S11を生成する。この子機音声圧縮信号S11は、オペアンプOP104の出力端子から子機I/F107、伝送路L、インターホン親機2の親機I/F210、図3(b)に示す親機音声伸張回路205を構成する第1の入力抵抗R205aを順次経由して、オペアンプOP205の反転入力端子に入力されるとともに逆並列接続された1対のダイオードD205a(のアノード)、D205b(のカソード)にそれぞれ印加される。また、子機音声圧縮信号S11は、オペアンプOP104の出力端子から子機I/F107、伝送路L、インターホン親機2の親機I/F210を順次経由してメモリ206に伝送され、当該メモリに録音することができる。 【0039】 インターホン親機2の親機音声伸張回路205を構成するオペアンプOP205は、反転入力端子に入力された子機音声圧縮信号S11を、逆並列接続された1対のダイオードD205a、D205bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは第1の入力抵抗R205aと帰還抵抗R205cとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって伸張したアナログ音声信号S10を生成する。このアナログ音声信号S10は、オペアンプOP205の出力端子から親機通話回路203に送出される。 【0040】 インターホン親機2の親機通話回路203は、親機音声伸張回路205を経由して伸張されたアナログ音声信号S10を親機スピーカ202に送出することにより、ドアホン子機1の子機マイク101に入力された来訪者の音声(送話音声)を受話音声として、親機スピーカ202から出力させることができる。 【0041】 前述までの説明から明らかなように、ドアホン子機1の子機マイク101に入力された来訪者の音声(送話音声)を、このドアホン子機1に伝送路Lを経由して接続されたインターホン親機2の親機スピーカ202から受話音声として出力させるにあたり、伝送路Lを経由して伝送される子機音声圧縮信号S11のS/N比を大きく設定して周囲環境の雑音等の影響を抑えることにより、親機スピーカ202から出力される受話音声の音質を良好な通話品質で確保することができる。 【0042】 一方、前述までの5種の信号伝送ラインがそれぞれ形成されている通話状態において、インターホン親機2の親機マイク201に入力された居住者の音声(送話音声)であるアナログ音声信号S20は、親機通話回路203、図3(a)に示す親機音声圧縮回路204を構成する入力抵抗R204aを順次経由して、オペアンプOP204の反転入力端子に入力されるとともに逆並列接続された1対のダイオードD204a(のアノード)、D204b(のカソード)にそれぞれ印加される。 【0043】 インターホン親機2の親機音声圧縮回路204を構成するオペアンプOP204は、反転入力端子に入力されたアナログ音声信号S20を、逆並列接続された1対のダイオードD204a、D204bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは入力抵抗R204aと第1の帰還抵抗R204bとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって圧縮した音声圧縮信号(以下、親機音声圧縮信号という。)S21を生成する。この親機音声圧縮信号S21は、オペアンプOP105の出力端子から親機I/F210、伝送路L、ドアホン子機1の子機I/F107、図2(b)に示す子機音声伸張回路105を構成する第1の入力抵抗R105aを順次経由して、オペアンプOP105の反転入力端子に入力されるとともに逆並列接続された1対のダイオードD105a(のアノード)、D105b(のカソード)にそれぞれ印加される。 【0044】 ドアホン子機1の子機音声伸張回路105を構成するオペアンプOP105は、反転入力端子に入力された親機音声圧縮信号S21を、逆並列接続された1対のダイオードD105a、D105bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは第1の入力抵抗R105aと帰還抵抗R105cとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって伸張したアナログ音声信号S20を生成する。このアナログ音声信号S20は、オペアンプOP105の出力端子から子機通話回路103に送出される。 【0045】 ドアホン子機1の子機通話回路103は、子機音声伸張回路105を経由して伸張されたアナログ音声信号S20を子機スピーカ102に送出することにより、インターホン親機2の親機マイク201に入力された居住者の音声(送話音声)を受話音声として、子機スピーカ102から出力させることができる。 【0046】 前述までの説明から明らかなように、インターホン親機2の親機マイク201に入力された居住者の音声(送話音声)を、このインターホン親機2に伝送路Lを経由して接続されたドアホン子機1の子機スピーカ102から受話音声として出力させるにあたり、伝送路Lを経由して伝送される親機音声圧縮信号S21のS/N比を大きく設定して周囲環境の雑音等の影響を抑えることにより、子機スピーカ102から出力される受話音声の音質を良好な通話品質で確保することができる。 【0047】 また、前述の通話成立時に録音された子機音声圧縮信号S11をインターホン親機2のメモリ206から読み出し、親機音声伸張回路205を経由して伸張し親機スピーカ202から再生させるにあたり、居住者が録音/再生ボタン207を使用して再生操作を行うと、この再生操作を検出した親機制御回路209は、メモリ206から読み出した子機音声圧縮信号S11を、図3(b)に示す親機音声伸張回路205を構成する第1の入力抵抗R205aを経由して、オペアンプOP205の反転入力端子に入力するとともに逆並列接続された1対のダイオードD205a(のアノード)、D205b(のカソード)にそれぞれ印加する。 【0048】 インターホン親機2の親機音声伸張回路205を構成するオペアンプOP205は、反転入力端子に入力された子機音声圧縮信号S11を、前述の通話成立時と同様、逆並列接続された1対のダイオードD205a、D205bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは第1の入力抵抗R205aと帰還抵抗R205cとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって伸張したアナログ音声信号S10を生成する。このアナログ音声信号S10は、オペアンプOP205の出力端子から親機通話回路203に送出される。 【0049】 インターホン親機2の親機通話回路203は、親機音声伸張回路205を経由して伸張されたアナログ音声信号S10を親機スピーカ202に送出することにより、メモリ206から読み出した来訪者の音声(送話音声)を、親機スピーカ202から出力させて再生することができる。 【0050】 なお、前述までの説明によれば、インターホン親機2のメモリ206に録音される当該音声圧縮信号として、ドアホン子機1から伝送路Lを経由して伝送されてくる子機音声圧縮信号S11を適用したが、この信号に限定されるものではない。例えば、特定の居住者が他の居住者に対する音声メッセージをメモリ206に録音するにあたり、インターホン親機2の親機マイク201に入力された居住者の音声メッセージであるアナログ音声信号S30は、親機通話回路203、図3(a)に示す親機音声圧縮回路204を構成する入力抵抗R204aを順次経由して、オペアンプOP204の反転入力端子に入力されるとともに逆並列接続された1対のダイオードD204a(のアノード)、D204b(のカソード)にそれぞれ印加される。 【0051】 インターホン親機2の親機音声圧縮回路204を構成するオペアンプOP204は、反転入力端子に入力されたアナログ音声信号S30を、逆並列接続された1対のダイオードD204a、D204bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは入力抵抗R204aと第1の帰還抵抗R204bとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって圧縮した親機音声圧縮信号S31を生成する。この親機音声圧縮信号S31は、オペアンプOP105の出力端子からメモリ206に送出され、当該メモリに録音することができる。 【0052】 また、前述の音声メッセージの録音時に録音された親機音声圧縮信号S31をインターホン親機2のメモリ206から読み出し、親機音声伸張回路205を経由して伸張し親機スピーカ202から再生させるにあたり、居住者が録音/再生ボタン207を使用して再生操作を行うと、この再生操作を検出した親機制御回路209は、メモリ206から読み出した親機音声圧縮信号S31を、図3(b)に示す親機音声伸張回路205を構成する第1の入力抵抗R205aを経由して、オペアンプOP205の反転入力端子に入力するとともに逆並列接続された1対のダイオードD205a(のアノード)、D205b(のカソード)にそれぞれ印加する。 【0053】 インターホン親機2の親機音声伸張回路205を構成するオペアンプOP205は、反転入力端子に入力された親機音声圧縮信号S31を、逆並列接続された1対のダイオードD205a、D205bが有する図4(a)に示す順方向電圧VFまでは第1の入力抵抗R205aと帰還抵抗R205cとの比によって得られるゲインで増幅する一方、同図に示す順方向電圧VFを超えた領域では、図4(b)に示すダイオード電圧特性によって伸張したアナログ音声信号S30を生成する。このアナログ音声信号S30は、オペアンプOP205の出力端子から親機通話回路203に送出される。 【0054】 インターホン親機2の親機通話回路203は、親機音声伸張回路205を経由して伸張されたアナログ音声信号S30を親機スピーカ202に送出することにより、メモリ206から読み出した居住者の音声メッセージを、親機スピーカ202から出力させて再生することができる。 【0055】 本発明のインターホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のインターホンシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。 【図面の簡単な説明】 【0056】 【図1】図1は、本発明の実施例によるインターホン装置の全体構成を示すブロック図である。 【図2】図2(a)は、ドアホン子機の子機音声圧縮回路の具体的な構成を示す電気回路図である。また、図2(b)は、ドアホン子機の子機音声伸張回路の具体的な構成を示す電気回路図である。 【図3】図3(a)は、インターホン親機の親機音声圧縮回路の具体的な構成を示す電気回路図である。また、図3(b)は、インターホン親機の親機音声伸張回路の具体的な構成を示す電気回路図である。 【図4】図4(a)は、ドアホン子機の子機音声圧縮回路及び子機音声伸張回路、インターホン親機の親機音声圧縮回路及び親機音声伸張回路がそれぞれ構成する逆並列接続された1対のダイオードが有するダイオード電圧特性図である。また、図4(b)は、図4(a)の各回路にて行われるアナログ音声信号の圧縮方法の一例及び音声圧縮信号の伸張方法の一例をそれぞれ示す波形図である。 【符号の説明】 【0057】 1……ドアホン子機 100……呼出ボタン 101……子機マイク 102……子機スピーカ 104……子機音声圧縮回路 R104a……入力抵抗 R104b、R104c……第1、第2の各帰還抵抗 D104a、D104b……逆並列接続された1対のダイオード OP104……オペアンプ 105……子機音声伸張回路 R105a、R105b……第1、第2の各入力抵抗 R105c……帰還抵抗 D105a、D105b……逆並列接続された1対のダイオード OP105……オペアンプ 2……インターホン親機 201……親機マイク 202……親機スピーカ 204……親機音声圧縮回路 R204a……入力抵抗 R204b、R204c……第1、第2の各帰還抵抗 D204a、D204b……逆並列接続された1対のダイオード OP204……オペアンプ 205……親機音声伸張回路 R205a、R205b……第1、第2の各入力抵抗 R205c……帰還抵抗 D205a、D205b……逆並列接続された1対のダイオード OP205……オペアンプ 206……メモリ 209……親機制御回路 L……伝送路
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000100908 【氏名又は名称】アイホン株式会社
|
| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077584 【弁理士】 【氏名又は名称】守谷 一雄
【識別番号】100106699 【弁理士】 【氏名又は名称】渡部 弘道
|
| 【公開番号】 |
特開2008−61006(P2008−61006A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−236782(P2006−236782) |
|