| 【発明の名称】 |
集合住宅インターホンシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】清水 研
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| 【要約】 |
【課題】来訪者に代わって管理人が管理室親機を使用して来訪者が通話したい居住者を呼び出し、集合玄関機とその居室親機との通話路を接続できる集合住宅インターホンシステムを提供する
【構成】管理室親機のハンドセットを持ち上げる(S1)とタッチパネルに代理呼出ボタンが表示され、このボタンを選択する(S2)ことで、制御機は集合玄関機の代理呼出であることを認識する。次に集合玄関機選択操作(S3)及び居室番号入力操作をすると、管理室親機と選択された集合玄関機の双方に呼出先の居室番号が表示(S4)され、呼出ボタンを押すと呼び出しが開始され、集合玄関機は呼出確認音が鳴動(S5)する。こうして、居室親機が応答操作されたら集合玄関機と居室親機との間で通話路が接続される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、管理室に設置される管理室親機と、通話路を切替制御する制御機とを有する集合住宅インターホンシステムであって、 前記管理室親機は、前記集合玄関機から特定の居室の呼び出しと制御機が判断する代理呼出信号を生成する代理呼出信号生成手段を備え、 前記制御機は、前記代理呼出信号により呼び出された居室親機が通話操作されたら、前記集合玄関機と前記居室親機との通話路を接続する制御を行う通話路制御手段を有することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 【請求項2】 前記集合玄関機が複数の場合、前記代理呼出信号生成手段は、生成する代理呼出信号に集合玄関機を選択する選択信号を付加して前記制御機に送信し、 前記制御機の通話路制御手段は、前記代理呼出信号により呼び出された居室親機が通話操作されたら、受信した前記選択信号に基づき集合玄関機を選択して特定の集合玄関機との通話路を接続する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。 【請求項3】 前記集合玄関機は、呼出先番号等を表示する表示部と、呼出確認音の報音等を行う報音手段とを備え、 前記制御機は、前記代理呼出信号を受信したら、集合玄関機に対して居室番号表示信号と呼出確認音信号とを送信する呼出先表示制御手段を有し、 前記集合玄関機は、前記居室番号表示信号を受けて居室番号を前記表示部に表示すると共に、前記呼出確認音信号を受けて報音手段で呼出確認音を報音する呼出報知制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の集合住宅インターホンシステム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、集合住宅インターホンシステムに関し、特に来訪者が居住者を呼び出す際の集合玄関機操作を簡略化できる集合住宅インターホンシステムに関する。 【背景技術】 【0002】 集合住宅インターホンシステムでは、ロビー等の集合玄関に集合玄関機が設置され、来訪者が訪問先を呼び出す場合、集合玄関機に居室番号等を入力した後に呼出ボタンを操作して居住者の呼び出しがなされる(例えば、特許文献1参照)。 また、集合住宅インターホンシステムには管理室親機が備えられており、管理室親機からも個々の居室を呼び出して通話が可能となっている。 【特許文献1】特開2000−307742号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 このように、従来の集合住宅インターホンシステムでは、居住者を選択するために居室番号等の入力が必要なため、来訪者が荷物を持った宅配業者の場合は、荷物を一旦置いて呼出操作しなければならなかったし、目の不自由な人の場合は誰かに呼出操作を依頼しなければならず呼出操作が面倒であった。 そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、来訪者に代わって管理人が管理室親機を使用して来訪者が通話したい居住者を呼び出し、集合玄関機とその居室親機との通話路を接続できる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0004】 上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機と、呼び出しに応答するために各居室に設置される居室親機と、管理室に設置される管理室親機と、通話路を切替制御する制御機とを有する集合住宅インターホンシステムであって、管理室親機は、集合玄関機から特定の居室の呼び出しと制御機が判断する代理呼出信号を生成する代理呼出信号生成手段を備え、制御機は、代理呼出信号により呼び出された居室親機が通話操作されたら、集合玄関機と居室親機との通話路を接続する制御を行う通話路制御手段を有することを特徴とする。 この構成により、荷物を持ち手の塞がった宅配業者や目の不自由な来訪者が居住者を訪ねて来た場合、管理人が管理室親機を操作して、集合玄関機からの呼出信号を代理発生させることができるので、来訪者は呼出操作することなく集合玄関機から居住者と通話することができる。そのため、来訪者は一旦荷物を持ち替えたり他人に操作を依頼して集合玄関機を操作することなく、容易に居住者を呼び出しできる。 【0005】 請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、集合玄関機が複数の場合、代理呼出信号生成手段は、生成する代理呼出信号に集合玄関機を選択する選択信号を付加して制御機に送信し、制御機の通話路制御手段は、代理呼出信号により呼び出された居室親機が通話操作されたら、受信した選択信号に基づき集合玄関機を選択して特定の集合玄関機との通話路を接続する制御を行うことを特徴とする。 この構成により、集合玄関機が複数接続されているシステムでは、管理人により来訪者が使用したい集合玄関機を選択操作できるので、来訪者は最寄りの集合玄関機を使用して居住者と通話できる。 【0006】 請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、集合玄関機は、呼出先番号等を表示する表示部と、呼出確認音の報音等を行う報音手段とを備え、制御機は代理呼出信号を受信したら集合玄関機に対して居室番号表示信号と呼出確認音信号とを送信する呼出先表示制御手段を有し、集合玄関機は、居室番号表示信号を受けて居室番号を表示部に表示すると共に、呼出確認音信号を受けて報音手段で呼出確認音を報音する呼出報知制御手段を有することを特徴とする。 この構成により、来訪者は自分で呼出操作しなくても、居室番号が表示されるし呼出音が報知されるので、呼出状況を把握することができ、安心して応答を待つことができる。 【発明の効果】 【0007】 本発明によれば、管理人が管理室親機を操作して、集合玄関機からの呼出信号を代理発生させることができるので、来訪者は呼出操作することなく集合玄関機から居住者と通話することができる。そのため、来訪者は一旦荷物を持ち替えたり他人に操作を依頼して集合玄関機を操作することなく、容易に居住者を呼び出しできる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る集合住宅集合住宅インターホンシステムの一例を示す構成図であり、1は居住者を呼び出すために集合玄関に設置される集合玄関機、2は呼び出しに応答するために居室に設置される居室親機、3は管理人室等に設置されて居室親機等と通話を実施できる管理室親機、4は各機器間の通話路を制御するための制御機である。 【0009】 集合玄関機1は、図2の回路ブロック図に示すように構成され、居室番号表示部11、テンキー等の操作手段12、マイク13及びスピーカ14を制御する通話回路15、集合玄関機1を制御する集合玄関機CPU16、制御機4と通信するための集合玄関機IF17、来訪者を撮像するためのカメラ18、撮像信号を変調する変調回路19を備えている。 【0010】 また管理室親機3は、図3の回路ブロック図に示すように、送信されてきた映像信号を復調する復調回路21、カメラ18の撮像映像を出画する液晶表示部から成るモニタ22、マイク23及びスピーカ24更にはハンドセット25を制御する通話回路26、タッチパネル等の操作手段27、制御機4と通信するための管理室親機IF28、管理室親機3を制御する管理室親機CPU29を備えている。 【0011】 制御機4は、図4の回路ブロック図に示すように、集合玄関機1や居室親機2等の全ての接続機器のIDを記憶するID記憶部31、送信されてきたID情報を照合するためのID照合部32、集合玄関機1と通信するための第1通信IF33、居室親機2と通信するための第2通信IF34、管理室親機3と通信するための第3通信IF35、通話路及び映像路を接続するための通話/映像路形成部36、制御機4を制御する制御機CPU37を備えている。 【0012】 このように構成された集合住宅インターホンシステムの動作を次に説明する。但し、来訪者が集合玄関機1の操作手段12を操作して特定の居住者を呼び出し、呼び出された居室親機2による応答操作、更に居室親機2の操作でオートドア(図示せず)を解錠させる操作等の動作については従来と同様であるので説明を省略する。また、管理室親機3と居室親機2との通話についても従来と同様であるので説明を省略し、管理室親機3による代理呼び出し動作について説明する。 【0013】 先ず、集合玄関機1が設置された集合玄関に面して管理室親機3が設置された管理人室があり、来訪者と管理人が会話できる状態にあるものとする。通常、集合住宅の管理人室はロビー等の集合玄関に面して配置され、管理人室から来訪者を視認できる構成となっている。そのため、管理人と来訪者は無理なく会話できる状態にある。 【0014】 このように構成された集合住宅において、管理室に居る管理人等が、例えば宅配業者など荷物を持っている来訪者が集合玄関に入ったことを認識し、来訪者が呼出操作し難い状況にあるとみたら、その来訪者にどの居室を呼び出したいのかを口頭で訪ねる。そして、例えば来訪者が(「501号室です」)と応答すると、管理人は来訪者にそのまま待つように促し、代わってその居室の代理呼出操作を行う。図5は、代理呼出操作の流れを示す表図であり、この図を基に以下説明する。 【0015】 管理人により管理室親機3のハンドセット25が取り上げられると、操作手段27であるタッチパネルに、代理呼出ボタン(図示せず)を含む操作ボタンが表示される(図5のS1)。この表示から代理呼出ボタンを選択操作する(図5のS2)と、操作手段27に代理呼出の案内表示が成されると同時に、代理呼出信号生成手段としての管理室親機CPU29は、代理呼び出しであることを知らせる代理呼出信号を制御機4に伝送し、制御機4の制御機CPU37がそれを認識する。 【0016】 次に、管理室親機3に集合玄関機1を選択する集合玄関機選択ボタン(図示せず)が表示され、管理人により2台の集合玄関機1,1の何れか来訪者に近い一方の選択操作がなされる(S3)。続いてタッチパネルに表示されているテンキー等の居室選択ボタンを操作して、501号室の居室親機を特定するために「501」が入力される。この操作を受けて管理室親機CPU29は、選択信号(集合玄関機選択信号、居室選択信号)を制御機4に送信し、制御機4の制御機CPU37は、選択された集合玄関機1をID記憶部31とID照合部32とで認識し、代理される集合玄関機1に対して管理室親機3から伝送された居室番号を送信する。この信号を受けて集合玄関機1の呼出報知制御手段としての集合玄関機CPU16は、管理室親機3の表示に連動して選択された居室番号を居室番号表示部11に表示させる(図5のS4)。 【0017】 そして、最後に呼出ボタン(図示せず)が操作されたら、管理室親機CPU29は代理呼出信号を制御機4に送信し、管理室親機3の表示は消える(図5のS5)。通話路制御手段としての制御機CPU37は、管理室親機3からの代理呼出信号を受けて、集合玄関機1からの呼び出しであることを通知する集合玄関機IDを付与して選択された501号室の居室親機2に呼出信号を発する(呼出先居室親機IDを付与した呼出信号を居室親機に送信する)と共に、集合玄関機1に対して呼出確認音信号を送信する。 呼び出しを受けた「501号室」の居室親機2では呼出音が報音される。一方、制御機4から呼出確認音信号を受けた集合玄関機1の集合玄関機CPU16は、報音手段であるスピーカ14から呼出確認音を鳴動させる。こうして、呼出操作が成されたら(ハンドセットが置かれたら)、管理室親機3は待受状態に戻る。 【0018】 また、制御機CPU37は、集合玄関機1に対して、呼出音を鳴動させるのに合わせてカメラ18を起動させる。撮像を開始したカメラ18の映像信号は、集合玄関機CPU16の制御により制御機4を介して居室親機2に送信され、「501」号室の居室親機2のモニタにて出画される。 こうして、呼び出しに気づいた居住者が居室親機2を操作すると集合玄関機1との間で通話路が接続され、来訪者と居住者との間で通話が可能となる。 【0019】 このように、荷物を持ち手の塞がった宅配業者や目の不自由な来訪者が居住者を訪ねて来た場合、管理人が管理室親機を操作して、集合玄関機からの呼出信号を代理発生させることができるので、来訪者は呼出操作することなく集合玄関機で居住者と通話することができる。そのため、来訪者は一旦荷物を持ち替えたり他人に操作を依頼して集合玄関機を操作することなく、居住者を呼び出して通話することができる。 また、集合玄関機が複数接続されている場合は、管理人により来訪者が使用したい集合玄関機を選択して接続操作できるので、来訪者は最寄りの集合玄関機を使用して居住者と通話できる。 更に、来訪者は、自分で呼出操作しなくても、居室番号が表示されるし呼出音が報知されるので、呼出状況を把握することができ、安心して応答を待つことができる。 【0020】 尚、上記実施形態では、集合玄関機1が複数(2台)設置されている場合を説明しているが、集合玄関機1が1台の場合は、代理呼び出しする際に集合玄関機を選択操作する必要はなくなる。また、集合玄関機1の居室番号表示部11の表示は、管理室親機3で「501」が操作されたときに「5」「0」「1」の操作ごとに順次表示するようにしているが、呼出操作後の「501」と表示させても良い。また、集合玄関機1で報音する呼出確認音は、集合玄関機1に音声ROMを設けて、予め記憶させた音或いは音声を報音させても良い。 更に、上記実施形態では管理室親機3はタッチパネルによる操作手段であるが、それに限られるものではなく、例えば、ハンドセットをフックアップしてからテンキー操作にて居室親機3を呼び出したときには通常の管理室親機3からの呼び出しとなり、ハンドセットをフックオフした状態でテンキー操作にて居室親機2を呼び出したときには代理呼出するよう設定することも可能である。 【図面の簡単な説明】 【0021】 【図1】本発明に係る集合住宅インターホンシステムの実施形態の一例を示す構成図である。 【図2】集合玄関機の回路ブロック図である。 【図3】管理室親機の回路ブロック図である。 【図4】制御機の回路ブロック図である。 【図5】代理呼出操作の流れを示す表図である。 【符号の説明】 【0022】 1・・集合玄関機、2・・居室親機、3・・管理室親機、4・・制御機、11・・居室番号表示部、16・・集合玄関機CPU(呼出報知制御手段)、27・・操作手段、29・・管理室親機CPU(代理呼出信号生成手段)、37・・制御機CPU(通話路制御手段、呼出先表示制御手段)。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000100908 【氏名又は名称】アイホン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078721 【弁理士】 【氏名又は名称】石田 喜樹
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| 【公開番号】 |
特開2008−60962(P2008−60962A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−236071(P2006−236071) |
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