| 【発明の名称】 |
撮影装置及びプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】木▲崎▼ 雅治
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| 【要約】 |
【課題】専用のキーを設けることなく画像方向を簡便に設定する。
【構成】撮影装置は、画像を撮像して画像データを出力する撮像部と、撮像部から出力される画像データを表示する表示部と、撮像部にて画像が撮像される際に操作可能な位置に配設され、表示部における表示又は入力を制御するポインティングデバイスと、撮像部が画像データを出力する際のポインティングデバイスの操作結果を検出する検出部と、撮像部から出力される画像データを、検出部で検出された操作結果に基づいた方向に回転させてメモリに記録する記録部と、を備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像を撮像して画像データを出力する撮像部と、 前記撮像部から出力される前記画像データを表示する表示部と、 前記撮像部にて画像が撮像される際に操作可能な位置に配設され、前記表示部における表示又は入力を制御するポインティングデバイスと、 前記撮像部が前記画像データを出力する際の前記ポインティングデバイスの操作結果を検出する検出部と、 前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させてメモリに記録する記録部と、 を備えることを特徴とする撮影装置。 【請求項2】 請求項1に記載の撮影装置であって、 前記検出部は、前記ポインティングデバイスに接触する指の移動方向を検出し、 前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記移動方向に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録すること、 を特徴とする撮影装置。 【請求項3】 請求項1に記載の撮影装置であって、 前記検出部は、前記ポインティングデバイスに接触する指の接触方向を検出し、 前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記接触方向に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録すること、 を特徴とする撮影装置。 【請求項4】 請求項1に記載の撮影装置であって、 前記検出部は、前記ポインティングデバイスに対する指の接触回数を検出し、 前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記接触回数に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録すること、 を特徴とする撮影装置。 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の撮影装置であって、 前記表示部を有する第1筐体と、 前記撮像部から出力される前記画像データの記録を指示する第1操作部を有する第2筐体と、 前記第1及び第2筐体を接続する接続部と、 前記第1又は第2筐体に配設され、前記撮像部から出力される前記画像データの記録を指示する第2操作部と、 を備え、 前記表示部を視認可能であり、前記第1及び第2操作部を操作可能な第1形態と、前記表示部を視認可能であり、前記第1操作部を操作不可能及び前記第2操作部を操作可能な第2形態とに形態変更可能であり、 前記撮像部は、前記第1及び第2形態において撮像可能な位置に配設され、 前記ポインティングデバイスは、前記第1及び第2形態において操作可能な位置に配設され、 前記記録部は、前記第1又は第2操作部の操作に応じて、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録すること、 を特徴とする撮影装置。 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項に記載の撮影装置であって、 前記ポインティングデバイスは、スウィープ型指紋認証デバイスであること、 を特徴とする撮影装置。 【請求項7】 請求項1〜6の何れか一項に記載の撮影装置であって、 前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させ、所定位置に日付情報を付与して前記メモリに記録すること、 を特徴とする撮影装置。 【請求項8】 画像を撮像して画像データを出力する撮像部と、前記撮像部から出力される前記画像データを表示する表示部と、前記撮像部にて画像が撮像される際に操作可能な位置に配設され、前記表示部における表示又は入力を制御するポインティングデバイスと、を有するコンピュータに、 前記撮像部が前記画像データを出力する際の前記ポインティングデバイスの操作結果を検出する機能と、 前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させてメモリに記録する機能と、 を実現させるためのプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、撮影装置及びプログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 近年、携帯電話装置には、通話機能に加えて、カメラ撮影機能やメール機能、インターネット接続機能等、様々な機能が搭載されている。そして、これら様々な機能に応じた使いやすい形態に変化させることが可能な携帯電話装置が一般的なものとなってきている。例えば、特許文献1には、表示部を有する表示部筐体と、操作部を有する操作部筐体とが回転型二軸ヒンジにより結合された携帯電話装置が開示されている。このような携帯電話装置では、表示部を視認可能な形態として、表示部筐体を操作部筐体に対して開いた形態(「オープンスタイル」と称する。)と、表示部筐体を操作部筐体に対して閉じた形態(「ビュースタイル」と称する。)の二形態をとることができる。 【0003】 このように二形態に変化させることが可能な携帯電話装置でカメラ撮影機能を用いる場合、形態に応じた操作によって画像の撮影が行われる。オープンスタイルの場合、例えば、操作部に設けられた決定キーまたは操作部筐体の側面に設けられたシャッターキーを押下することにより、画像の撮影が行われる。そして、例えば、決定キーが押下された場合は、撮像された画像を縦長方向の画像として記録し、シャッターキーが押下された場合は、撮像された画像を横長方向の画像として記録することができる。一方、ビュースタイルの場合は操作部を操作することができないため、画像の撮影はシャッターキーの押下のみによることとなる。 【特許文献1】特開2005−286610号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 このように、ビュースタイルの場合は操作部を操作することができず、シャッターキーによる撮影しかできないため、使用者が実際に撮影している方向にかかわらず、所定方向の画像として記録されることとなる。また、ビュースタイルで撮像された画像を縦長方向の画像とするか横長方向の画像とするかを設定画面等で設定することが可能な場合もあるが、このような設定は、撮影の前に、オープンスタイルに変更した上で、操作部を操作して行う必要がある。そのため、ビュースタイルでは、撮影の都度、画像方向を簡便に設定することができない。また、ビュースタイルで画像方向を選択可能とするために、例えば、シャッター機能を備えるキーを、画像方向に応じて複数設けることも考えられるが、オートフォーカス機能等を備えるキーは高価であり、携帯電話装置のコストが嵩むこととなる。 【0005】 本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、専用のキーを設けることなく画像方向を簡便に設定することが可能な撮影装置及びプログラムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記目的を達成するため、本発明の撮影装置は、画像を撮像して画像データを出力する撮像部と、前記撮像部から出力される前記画像データを表示する表示部と、前記撮像部にて画像が撮像される際に操作可能な位置に配設され、前記表示部における表示又は入力を制御するポインティングデバイスと、前記撮像部が前記画像データを出力する際の前記ポインティングデバイスの操作結果を検出する検出部と、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させてメモリに記録する記録部と、を備える。 【0007】 そして、前記検出部は、前記ポインティングデバイスに接触する指の移動方向を検出し、前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記移動方向に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録することとすることができる。 【0008】 また、前記検出部は、前記ポインティングデバイスに接触する指の接触方向を検出し、前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記接触方向に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録することとすることもできる。 【0009】 また、前記検出部は、前記ポインティングデバイスに対する指の接触回数を検出し、前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記接触回数に基づいた方向に回転させて前記メモリに記録することとすることもできる。 【0010】 さらに、前記撮影装置は、前記表示部を有する第1筐体と、前記撮像部から出力される前記画像データの記録を指示する第1操作部を有する第2筐体と、前記第1及び第2筐体を接続する接続部と、前記第1又は第2筐体に配設され、前記撮像部から出力される前記画像データの記録を指示する第2操作部と、を備え、前記表示部を視認可能であり、前記第1及び第2操作部を操作可能な第1形態と、前記表示部を視認可能であり、前記第1操作部を操作不可能及び前記第2操作部を操作可能な第2形態とに形態変更可能であり、前記撮像部は、前記第1及び第2形態において撮像可能な位置に配設され、前記ポインティングデバイスは、前記第1及び第2形態において操作可能な位置に配設され、前記記録部は、前記第1又は第2操作部の操作に応じて、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させてメモリに記録することとすることができる。 【0011】 また、前記ポインティングデバイスは、スウィープ型指紋認証デバイスであることとすることができる。 【0012】 また、前記記録部は、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出部で検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させ、所定位置に日付情報を付与して前記メモリに記録することとすることもできる。 【0013】 また、本発明のプログラムは、画像を撮像して画像データを出力する撮像部と、前記撮像部から出力される前記画像データを表示する表示部と、前記撮像部にて画像が撮像される際に操作可能な位置に配設され、前記表示部における表示又は入力を制御するポインティングデバイスと、を有するコンピュータに、前記撮像部が前記画像データを出力する際の前記ポインティングデバイスの操作結果を検出する機能と、前記撮像部から出力される前記画像データを、前記検出された前記操作結果に基づいた方向に回転させてメモリに記録する機能と、を実現させるためのものとする。 【発明の効果】 【0014】 本発明によれば、専用のキーを設けることなく画像方向を簡便に設定することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 まず、第1実施形態について説明する。 (1)装置構成 図1は、第1実施形態である携帯電話装置(撮影装置)の構成例を示すブロック図である。携帯電話装置10は、制御部20、記憶部25、無線通信部30、アンテナ31、操作部35、表示部40、音声処理部45、マイク46、スピーカ47、カメラ部50、指紋入力部55、及びスタイル検出部60を含んで構成されている。 【0016】 制御部20は、携帯電話装置10を統括制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)等により構成されている。そして、制御部20が、記憶部25に格納されたプログラムを実行することにより様々な機能が実現される。例えば、制御部20において実現される機能部として、指紋検出部(方向検出部)70及び記録部75がある。指紋検出部70は、指紋入力部55から出力される情報に基づいて、指紋認証用の指紋画像データを生成する。また、指紋検出部70は、ポインティングデバイスとしても機能する指紋入力部55における指の移動方向を検出する。記録部75は、カメラ部50において撮像された画像データを、指紋検出部70での検出結果に基づいた方向に回転させて記憶部25に記録する。 【0017】 記憶部25は、携帯電話装置10で実行されるプログラムや各種データを格納する記憶領域であり、例えば、不揮発性の記憶媒体であるフラッシュメモリ等により実現される。記憶部25には、撮影画像格納領域80、照合指紋情報格納領域81、入力指紋情報格納領域82、設定情報格納領域83、プログラム格納領域84、及び一時記憶格納領域85を含む様々な格納領域が設けられている。撮影画像格納領域80には、操作部35に設けられたシャッターキーの押下等により、カメラ部50で撮像された画像データが記録される。照合指紋情報格納領域81には、携帯電話装置10の利用者の指の指紋画像データが予め格納される。照合指紋情報格納領域81に格納された指紋画像データは、利用者の指紋認証の他、指紋検出部70における撮影方向検出にも用いることができる。入力指紋情報格納領域82には、指紋入力部55で検出された指紋画像データが格納される。設定情報格納領域83には、携帯電話装置10における各種の設定情報が格納される。設定情報格納領域83に格納される設定情報としては、例えば、指紋検出部70によって検出された撮影方向に関する情報等がある。プログラム格納領域84には、制御部20により実行されるプログラムが格納される。一時記憶格納領域85には、制御部20の処理により生成される一時的なデータ等が格納される。なお、記憶部25は、全てを1つのフラッシュメモリ等により実現する必要はなく、複数のメモリを用いて実現することができる。例えば、撮影画像格納領域80には、メモリカード等の着脱自在な可搬型メモリを用いることも可能である。また、一時記憶格納領域85には、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリを用いることも可能である。 【0018】 無線通信部30は、アンテナ31を介して受信する無線信号を受信ベースバンド信号に復調して出力する。出力された受信ベースバンド信号は、音声処理部45を介してスピーカ47から音声として出力される。また、無線通信部30は、マイク46から入力され、音声処理部45から出力される音声データを取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したうえでアンテナ31を介して送出する。また、無線通信部30は、電子メール等の携帯パケット通信網を介したデータの送受信も行う。 【0019】 操作部35は、ダイヤル入力や文字入力、各種コマンド入力を行うものである。例えば、携帯電話装置10をカメラとして用いる場合であれば、操作部35においてシャッター機能を割り当てられたキーを押下することにより、カメラ部50で撮像された画像データが撮影画像格納領域80に格納される。 【0020】 表示部40は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを含んで構成され、操作部35での操作結果や無線通信部30を介して受信されたデータ、カメラ部50により撮像された画像データ等が表示される。 【0021】 音声処理部45は、マイク46から出力されるアナログの音声信号に対してノイズ除去処理や増幅処理を施した上でデジタル信号に変換し、制御部20に出力する。また、音声処理部45は、制御部20から出力されるデジタルの音声信号をアナログ信号に変換し、ノイズ除去処理や増幅処理を施した上でスピーカ47に出力する。 【0022】 カメラ部50は、撮影レンズや撮像素子、駆動回路、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を含んで構成される。カメラ部50は、制御部20からの指示に応じて光学ズームの調整やフォーカス制御、シャッター駆動制御、露出制御等を行い、撮像素子で撮像される画像データを制御部20に出力する。 【0023】 指紋入力部55は、例えば、半導体方式によって指紋を読み取るセンサであり、接触する指の指紋の凹凸に応じて変化する電界強度を測定し、測定結果をセンシングデータとして制御部20に出力する。制御部20における指紋検出部70は、指紋入力部55から出力されるセンシングデータに基づいて指紋画像データを生成して入力指紋情報格納領域82に格納するとともに、照合指紋情報格納領域81に格納された指紋画像データと比較することにより、利用者の認証処理を実行する。例えば、指紋検出部70は、照合指紋情報格納領域81及び入力指紋情報格納領域82に格納された指紋画像データの中から指紋の特徴部分となる基準点のデータを抽出し、抽出された基準点のデータの一致/不一致を判定し、一致する割合が所定の値を超えている場合は利用者を認証する。なお、利用者の認証処理の手法はこれに限られず、指紋画像データをパターン・マッチングにより直接比較する手法を用いることもできる。また、指紋模様パターンをスライスした断面を波形とみなし、波形のスペクトルの系列を特徴情報として捉え、波形スペクトル系列の最大相関を求めることにより照合を行う周波数解析法を用いて認証処理を行うこともできる。 【0024】 また、認証完了後においては、指紋入力部55はポインティングデバイスとしても機能する。例えば、電子メールの閲覧や編集、インターネットサイトの閲覧等が行われている場合、指紋検出部70は、指紋入力部55から出力されるセンシングデータに基づいてスクロールやカーソルの移動方向及び移動量を判定し、表示部40に表示される情報のスクロール制御やカーソル制御を行う。指紋入力部55から出力されるセンシングデータに基づいた移動方向及び移動量の判定は、例えば、最新のセンシングデータと、そのセンシングデータより前の時間に得られたセンシングデータとの間において、センシングデータに含まれる基準点の移動方向及び移動量を測定することにより行うことができる。 【0025】 スタイル検出部60は、携帯電話装置10の開閉状態等に応じた形態を検出するものである。携帯電話装置10は表示部40を有する表示部筐体(第1筐体)と、操作部35を有する操作部筐体(第2筐体)とが回転型二軸ヒンジにより結合されている。そして、携帯電話装置10は、表示部40を視認不可能で表示部筐体を操作部筐体に重ね合わせた形態(「クローズスタイル」と称する。)、表示部40を視認可能で表示部筐体を操作部筐体に対して開いた形態(「オープンスタイル」と称する。)、及び表示部40を視認可能で表示部筐体を操作部筐体に対して閉じた形態(「ビュースタイル」と称する。)をとることができる。スタイル検出部60は、例えば、回転型二軸ヒンジの状態を検出可能な磁気センサやマイクロスイッチにより実現することができる。そして、制御部20は、スタイル検出部60からの検出信号に基づいて、携帯電話装置10がクローズスタイル、オープンスタイル、及びビュースタイルの何れの形態(スタイル)となっているかを判定することができる。 【0026】 図2は、携帯電話装置10の外観を示す図である。図2(a),(b)は、携帯電話装置10の形態がクローズスタイルの場合の外観を示している。表示部筐体90と操作部筐体91とは、回転型二軸ヒンジ(接続部)92を介して接続されている。そして、クローズスタイルでは、表示部筐体90が操作部筐体91に重ね合わせられており、表示部40は視認不可能となっている。また、操作部筐体91の外側の面には、カメラ部50の撮影レンズ93が配設されている。さらに、操作部筐体91の側面には、カメラのシャッターとして機能するシャッターキー94(第2操作部)が配設されている。図2(c)は、携帯電話装置10の形態がオープンスタイルの場合の外観を示している。オープンスタイルでは、表示部40を視認可能であり、操作部筐体91の内側の面に配設されたダイヤルキー95や決定キー96(第1操作部)等を操作可能となっている。また、オープンスタイルでは、表示部40に隣接して配設された指紋入力部55を操作可能となっている。なお、本実施形態の指紋入力部55は、指を移動させて指紋を読み取るスウィープ型センサとなっており、ポインティングデバイスとして機能する際には、縦方向(A方向)及び横方向(B方向)の移動量を検出することができる。また、オープンスタイルでは、操作部筐体91の側面に設けられているシャッターキー94も操作可能である。そして、オープンスタイルでカメラ撮影を行う場合、決定キー96又はシャッターキー94を押下することにより、カメラ部50から出力される画像データを記録することができる。オープンスタイルで決定キー96がシャッターとして用いられた場合、制御部20は、撮影方向が縦方向であると判定し、画像データを縦長画像として記録する。また、オープンスタイルでシャッターキー94がシャッターして用いられた場合、制御部20は、撮影方向が横方向であると判定し、画像データを横長画像として記録する。図2(d)は、携帯電話装置10の形態がビュースタイルの場合の外観を示している。ビュースタイルでは、表示部40は視認可能であるが、操作部筐体91の内側の面に配設されたダイヤルキー95や決定キー96等は操作不可能な状態となっている。また、ビュースタイルでは、表示部40に隣接して配設された指紋入力部55、及び、操作部筐体91の側面に配設されたシャッターキー94を操作可能となっている。そして、ビュースタイルでカメラ撮影を行う場合、シャッターキー94を押下することにより、カメラ部50から出力される画像データを記録することができる。なお、記録される画像データを縦長画像とするか横長画像とするかは、ビュースタイルでのカメラ撮影時に操作可能な指紋入力部55の操作結果に基づいて決定される。 【0027】 図3は、設定情報格納領域83に格納される情報の一例を示す図である。設定情報格納領域83には、動作モード、スタイル情報、撮影方向設定情報、日付記録設定情報等が格納される。動作モードは、携帯電話装置10がどのような動作状態にあるかを示すものであり、例えば、電源投入後の「起動モード」、認証完了後の「処理待ちモード」、音声通話処理を実行中の「通話モード」、パケット通信処理を実行中の「データ通信モード」、カメラ撮影処理を実行中の「撮影モード」等がある。スタイル情報は、携帯電話装置10の形態が、クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルの何れであるかを示すものである。撮影方向設定情報は、カメラ撮影の撮影方向を設定するものであり、この情報に基づいて、画像データが縦長画像あるいは横長画像として記録されることとなる。日付記録設定情報は、撮影画像に日付情報を入れるかどうかを示すものであり、カメラ撮影の前に予め設定登録される。 【0028】 (2)処理説明 図4は、携帯電話装置10における撮影処理の一例を示すフローチャートである。この撮影処理は、携帯電話装置10の動作モードが「撮影モード」に変更された場合に実行される。まず、撮影モードになるとカメラスルーの状態となる(S401)。カメラスルーの状態においては、カメラ部50は、所定の位置に撮影レンズを移動させ、移動させたレンズ位置においてレンズを介して入力される画像を撮像素子で撮像して画像データを生成し、生成される画像データを制御部20に出力する。そして、制御部20に出力された画像データは、リアルタイムに表示部40に表示される。続いて、指紋検出部70により、指紋検出処理が実行される(S402)。この指紋検出処理では、ポインティングデバイスとして機能する指紋入力部55の操作結果が検出され、検出結果に基づいて撮影方向の設定が行われる。撮影方向の設定が行われると、制御部20は、設定情報格納領域83に格納されているスタイル情報を参照し、携帯電話装置10のスタイルを検出する(S403)。そして、制御部20は、操作部35からのキー入力を検出する状態となり(S404)、キー入力が行われない間は(S405:NO)、前述の処理(S401〜S404)が繰り返し実行されることとなる。 【0029】 制御部20は、操作部35における何れかのキー入力を検出すると(S405:YES)、携帯電話装置10のスタイルがオープンスタイルであるかどうかを判定する(S406)。そして、オープンスタイルの場合(S406:YES)は、オープンスタイル撮影処理が実行され(S407)、オープンスタイルでない場合、すなわちビュースタイル(S406:NO)の場合は、ビュースタイル撮影処理が実行される(S408)。オープンスタイル撮影処理(S407)またはビュースタイル撮影処理(S408)の実行後、制御部20は、撮影処理を終了するかどうかを、操作部35からの入力等に基づいて判定する(S409)。撮影終了でない間は(S409:NO)、前述の処理(S401〜S408)が繰り返し実行され、撮影終了になると(S409:YES)、制御部20は撮影処理を終了し、動作モードを例えば「処理待ちモード」に移行させる。 【0030】 図5は、指紋検出処理(S402)の一例を示すフローチャートである。まず、指紋検出部70は、指紋照合を行うかどうかを判定する(S501)。具体的には、指紋検出部70は、設定情報格納領域83に格納されている動作モードを参照し、指紋認証を行う「起動モード」であるかどうかを判定する。動作モードが起動モードの場合(S501:YES)、指紋検出部70は、指紋入力部55から出力されるセンシングデータから指紋画像データを生成し、入力指紋情報格納領域82に格納する(S502)。そして、指紋検出部70は、照合指紋情報格納領域81にあらかじめ格納されている指紋画像データと、入力指紋情報格納領域82に格納された指紋画像データとの照合を行い(S503)、照合用の指紋画像データの登録者と指紋入力部55からの指紋入力者とが同一であるかどうかを判定することにより、認証を行う(S504)。 【0031】 動作モードが起動モードでない場合、すなわち撮影モードの場合(S501:NO)、指紋検出部70は、指紋入力部55から出力されるセンシングデータを取得し(S505)、センシングデータの変化に基づいて指紋入力部55のセンサ上を移動する指の移動方向を検出する(S506)。移動方向の検出は、例えば、縦方向の移動量と横方向の移動量とを比較し、移動量の多い方向に移動しているものと判定することにより行うことができる。そして、指紋検出部70は、指の移動方向が縦方向であるかどうかを判定し(S507)、指の移動方向が縦方向である場合は(S507:YES)、撮影方向を縦方向(縦長撮影)に設定し(S508)、指の移動方向が横方向である場合は(S507:NO)、撮影方向を横方向(横長撮影)に設定する(S509)。このようにして設定された撮影方向は、設定情報格納領域83に撮影方向設定情報として格納される。 【0032】 図6は、オープンスタイル撮影処理(S407)の一例を示すフローチャートである。記録部75は、決定キー96の押下による縦長撮影であるかどうかを判定し(S601)、縦長撮影である場合は(S601:YES)、カメラ部50から出力される画像データを取得する(S602)。また、押下されたキーが決定キー96ではない場合(S601:NO)、記録部75は、シャッターキー94の押下による横長撮影であるかどうかを判定する(S603)。押下されたキーがシャッターキー94でもない場合は(S603:NO)、記録部75は画像データの記録を行わずにオープンスタイル撮影処理を終了する。シャッターキー94の押下による横長撮影である場合は(S603:YES)、記録部75は、カメラ部50から出力される画像データを取得し(S604)、取得した画像データを例えば反時計回りに90度回転させて横長画像とする(S605)。 【0033】 縦長画像の取得(S602)または横長画像の取得(S605)が行われた後、記録部75は、設定情報格納領域83に格納された日付記録設定情報を参照し、撮影画像に日付情報を付与するかどうかを判定する(S606)。日付情報を入れる場合(S606:YES)、記録部75は、縦長画像または横長画像の所定位置(例えば右下隅)に日付情報を入れ(S607)、日付情報が入った画像データを撮影画像格納領域80に保存する(S608)。また、日付情報を入れない場合(S606:NO)、記録部75は、日付情報を入れずに、縦長または横長の画像データを撮影画像格納領域80に保存する(S608)。 【0034】 図7は、ビュースタイル撮影処理(S408)の一例を示すフローチャートである。記録部75は、シャッターキー94の押下により撮影が指示されたかどうかを判定する(S701)。押下されたキーがシャッターキー94でない場合は(S701:NO)、記録部75は画像データの記録を行わずにビュースタイル撮影処理を終了する。シャッターキー94の押下による撮影の指示である場合は(S701:YES)、記録部75は、カメラ部50から出力される画像データを取得する(S702)。そして、記録部75は、設定情報格納領域83に格納されている撮影方向設定情報を参照し、横長撮影であるかどうかを判定し(S703)、横長撮影である場合は(S703:YES)、取得した画像データを例えば反時計回りに90度回転させて横長画像とする(S704)。 【0035】 縦長画像の生成(S702)または横長画像の生成(S704)が行われた後、記録部75は、設定情報格納領域83に格納された日付記録設定情報を参照し、撮影画像に日付情報を付与するかどうかを判定する(S705)。日付情報を入れる場合(S705:YES)、記録部75は、縦長画像または横長画像の所定位置(例えば右下隅)に日付情報を入れ(S706)、日付情報が入った画像データを撮影画像格納領域80に保存する(S707)。また、日付情報を入れない場合(S705:NO)、記録部75は、日付情報を入れずに、縦長または横長の画像データを撮影画像格納領域80に保存する(S707)。 【0036】 図8は、撮影画像の一例を示す図である。図8(a)は、縦長画像として撮影され(S602,S702)、縦長画像の右下隅に日付情報が付与された撮影画像の一例である。また、図8(b)は、図8(a)の画像を反時計回り方向に90度回転させて横長画像に変換され(S605,S704)、横長画像の右下隅に日付情報が付与された撮影画像の一例である。このように、携帯電話装置10では、撮影される画像を図8(a)に例示する縦長画像、または、図8(b)に例示する横長画像の何れかとして撮影画像格納領域80に記録することができる。そして、ビュースタイルの場合にあっては、指紋入力部55における指の移動方向に基づいて、縦長画像とするか横長画像とするかを決定することができる。 【0037】 以上、第1実施形態である携帯電話装置10について説明した。前述したように、携帯電話装置10では、ポインティングデバイスとして機能する指紋入力部55が、カメラ撮影時に操作可能な位置に配設されており、指紋入力部55の操作結果に基づいた方向に画像データを回転させて撮影画像格納領域80に格納することができる。したがって、撮影画像の方向を制御するために専用のキーを設けることなく、ポインティングデバイスによる簡便な操作により、撮影画像の方向を決定することが可能となる。 【0038】 そして、指紋入力部55の操作結果に基づいた撮影画像の方向制御は、指紋入力部55に接触する指の移動方向に基づいて行うことができる。例えば、携帯電話装置10では、指紋入力部55のセンサ上で指を縦方向(A方向)又は横方向(B方向)に移動させることにより、撮影画像の方向を決定することができる。すなわち、携帯電話装置10では、撮影画像の方向が指を移動させた方向に決定されるため、利用者の感覚的にもわかりやすいものとなる。 【0039】 また、携帯電話装置10では、ビュースタイルの場合は決定キー96を押下することができないが、指紋入力部55の操作結果に基づいて撮影画像の方向を制御することができる。したがって、ビュースタイルにおいて撮影画像の方向を制御可能とする専用のキーを設けることなく、ポインティングデバイスによる簡便な操作により、撮影画像の方向を決定することが可能となる。なお、携帯電話装置10では、オープンスタイルの場合には決定キー96またはシャッターキー94の何れのキーが押下されるかにより撮影画像の方向を決定することとしたが、オープンスタイルの場合においても、指紋入力部55の操作結果に基づいて撮影画像の方向を決定することとしてもよい。また、本実施形態の携帯電話装置10では、指紋入力部55が表示部40に隣接して配設されていることとしたが、指紋入力部の配設位置はこれに限られず、少なくともビュースタイルにおいて操作可能な位置であればよい。例えば、表示部筐体90の側面や操作部筐体91の裏面、回転型二軸ヒンジ92上等であってもよい。また、本実施形態の携帯電話装置10は、表示部筐体90と操作部筐体91とが回転型二軸ヒンジ92により接続されたものとしたが、携帯電話装置の形態はこれに限られるものではない。例えば、表示部筐体が操作部筐体上を上下にスライド動作するような携帯電話装置においても、操作部筐体を表示部筐体が覆っている状態でカメラ撮影を行う場合に、ポインティングデバイスの操作結果に基づいて撮影画像の方向を制御可能とすることにより、携帯電話装置10と同様の効果を得ることができる。 【0040】 また、携帯電話装置10では、ポインティングデバイスとして機能する指紋入力部55に、スウィープ型指紋認証デバイスを用いている。スウィープ型指紋認証デバイスは、認証機能を実現とするとともに非常に小型であり、セキュリティ強化及び小型化の要求される携帯電話装置において普及しはじめている。携帯電話装置10では、このようなスウィープ型指紋認証デバイスの操作結果に基づいて撮影画像の方向を制御可能とすることにより、撮影画像の方向制御を行うための専用キーを設けることなく、撮影画像の方向を簡便に決定可能としている。 【0041】 また、携帯電話装置10では、指紋入力部55の操作結果に基づいた方向に画像データを回転させた後に、所定位置に日付情報を付与している。そのため、図8に例示したように、撮影画像の方向に応じた適切な位置に日付が表示されることとなる。 【0042】 また、携帯電話装置10における、撮影画像の方向を制御する機能は、プログラムを実行することにより実現することができる。したがって、プログラムを実行可能な様々な携帯電話装置において、本実施形態に示した携帯電話装置10と同様の効果を得ることができる。 【0043】 次に、第2実施形態について説明する。 (1)装置構成 図9は、第2実施形態である携帯情報端末(撮影装置)の構成例を示すブロック図である。携帯情報端末110は、制御部120、記憶部125、操作部135、表示部140、カメラ部150、及び指紋入力部155を含んで構成されている。 【0044】 制御部120は、携帯情報端末110を統括制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)等により構成されている。そして、制御部120が、記憶部125に格納されたプログラムを実行することにより様々な機能が実現される。例えば、制御部120において実現される機能部として、指紋検出部(方向検出部)170及び記録部175がある。指紋検出部170は、指紋入力部155から出力される情報に基づいて、指紋認証用の指紋画像データを生成する。そして、カメラ撮影時においては、指紋検出部170は、指紋入力部155における指の接触を検出し、指の接触回数に基づいて撮影方向を設定する。記録部175は、カメラ部150において撮像された画像データを、指紋検出部170により設定された撮影方向の画像として記憶部125に記録する。なお、各部120,125,135,140,150,155の構成及び機能は、第1実施形態の携帯電話装置10における各部20,25,35,40,50,55と同等である。また、記憶部125には、撮影画像格納領域180、照合指紋情報格納領域181、入力指紋情報格納領域182、設定情報格納領域183、プログラム格納領域184、及び一時記憶格納領域185を含む様々な格納領域が設けられている。そして、これらの領域180〜185に格納される情報は、第1実施形態の記憶部25に設けられた領域80〜85に格納される情報と同等である。 【0045】 図10は、携帯情報端末110の外観を示す図である。図10(a)に示すように、携帯情報端末110の表面側には、表示部140が視認可能に配設されるとともに、ポインティングデバイスとしても機能する指紋入力部155が配設されている。そして、携帯情報端末110の側面には、シャッターとして機能するシャッターキー194が配設されている。また、図10(b)に示すように、携帯情報端末110の背面側には、カメラ部150の撮影レンズ193が配設されている。 【0046】 (2)処理説明 図11は、携帯情報端末110における撮影処理の一例を示すフローチャートである。この撮影処理は、携帯情報端末110の動作モードが「撮影モード」に変更された場合に実行される。まず、撮影モードになるとカメラスルーの状態となる(S1101)。カメラスルーの状態においては、カメラ部150は、所定の位置に撮影レンズを移動させ、移動させたレンズ位置においてレンズを介して入力される画像を撮像素子で撮像して画像データを生成し、生成される画像データを制御部120に出力する。そして、制御部120に出力された画像データは、リアルタイムに表示部140に表示される。続いて、指紋検出部170により、指接触検出処理が実行される(S1102)。この指接触検出処理では、ポインティングデバイスとして機能する指紋入力部155に対する指の接触が検出され、指紋入力部155に指が接触する度に、縦長/横長撮影の切り替えが行われる。撮影方向の設定が行われると、制御部120は、操作部135からのキー入力を検出する状態となり(S1103)、キー入力が行われない間は(S1104:NO)、前述の処理(S1101〜S1103)が繰り返し実行されることとなる。 【0047】 制御部120は、操作部135における何れかのキー入力を検出すると(S1104:YES)、カメラ撮影処理を実行する(S1105)。そして、カメラ撮影処理(S1105)の実行後、制御部120は、撮影処理を終了するかどうかを、操作部135からの入力等に基づいて判定する(S1106)。撮影終了でない間は(S1106:NO)、前述の処理(S1101〜S1105)が繰り返し実行され、撮影終了になると(S1106:YES)、制御部120は撮影処理を終了し、動作モードを例えば「処理待ちモード」に移行させる。 【0048】 図12は、指接触検出処理(S1102)の一例を示すフローチャートである。まず、指紋検出部170は、設定情報格納領域183に格納されている動作モードを参照し、「撮影モード」であるかどうかを判定する(S1201)。動作モードが撮影モードでない場合(S1201:NO)、指紋検出部170は指接触検出処理を終了する。 【0049】 動作モードが撮影モードの場合(S1201:YES)、指紋検出部170は、指紋入力部155から出力されるセンシングデータを取得し(S1202)、センシングデータの変化に基づいて指紋入力部155のセンサに対する指の接触を検出する(S1203)。そして、指紋検出部170は、指の接触が検出された場合は(S1203:YES)、設定情報格納領域183に格納されている撮影方向を切り替える(S1204)。また、指の接触が検出されない場合は(S1203:NO)、指紋検出部170は、撮影方向を切り替えずに、指接触検出処理を終了する。 【0050】 図13は、カメラ撮影処理(S1105)の一例を示すフローチャートである。記録部175は、シャッターキー194の押下により撮影が指示されたかどうかを判定する(S1301)。押下されたキーがシャッターキー194でない場合は(S1301:NO)、記録部175は画像データの記録を行わずにカメラ撮影処理を終了する。シャッターキー194の押下による撮影の指示である場合は(S1301:YES)、記録部175は、カメラ部150から出力される画像データを取得する(S1302)。そして、記録部175は、設定情報格納領域183に格納されている撮影方向設定情報を参照し、横長撮影であるかどうかを判定し(S1303)、横長撮影である場合は(S1303:YES)、取得した画像データを例えば反時計回りに90度回転させて横長画像とする(S1304)。 【0051】 縦長画像の生成(S1302)または横長画像の生成(S1304)が行われた後、記録部75は、設定情報格納領域183に格納された日付記録設定情報を参照し、撮影画像に日付情報を付与するかどうかを判定する(S1305)。日付情報を入れる場合(S1305:YES)、記録部175は、縦長画像または横長画像の所定位置(例えば右下隅)に日付情報を入れ(S1306)、日付情報が入った画像データを撮影画像格納領域180に保存する(S1307)。また、日付情報を入れない場合(S1305:NO)、記録部175は、日付情報を入れずに、縦長または横長の画像データを撮影画像格納領域180に保存する(S1307)。 【0052】 以上、第2実施形態である携帯情報端末110について説明した。前述したように、携帯情報端末110では、ポインティングデバイスとして機能する指紋入力部155が、カメラ撮影時に操作可能な位置に配設されており、指紋入力部155の操作結果に基づいた方向に画像データを回転させて撮影画像格納領域180に格納することができる。したがって、撮影画像の方向を制御するために専用のキーを設けることなく、ポインティングデバイスによる簡便な操作により、撮影画像の方向を決定することが可能となる。 【0053】 そして、指紋入力部155の操作結果に基づいた撮影画像の方向制御は、指紋入力部155に対する指の接触回数に基づいて行うことができる。すなわち、携帯情報端末110では、撮影画像の方向が指紋入力部155に指を接触させる度に切り替えられるため、利用者の感覚的にもわかりやすいものとなる。 【0054】 また、携帯情報端末110では、ポインティングデバイスとして機能する指紋入力部155に、スウィープ型指紋認証デバイスを用いている。スウィープ型指紋認証デバイスは、認証機能を実現とするとともに非常に小型である。携帯情報端末110では、このようなスウィープ型指紋認証デバイスの操作結果に基づいて撮影画像の方向を制御可能とすることにより、撮影画像の方向制御を行うための専用キーを設けることなく、撮影画像の方向を簡便に決定可能としている。 【0055】 また、携帯情報端末110では、指紋入力部155の操作結果に基づいた方向に画像データを回転させた後に、所定位置に日付情報を付与している。そのため、撮影画像の方向に応じた適切な位置に日付が表示されることとなる。 【0056】 また、携帯情報端末110における、撮影画像の方向を制御する機能は、プログラムを実行することにより実現することができる。したがって、プログラムを実行可能な様々な携帯情報端末において、本実施形態に示した携帯情報端末110と同様の効果を得ることができる。 【0057】 なお、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。 【0058】 例えば、第1及び第2実施形態ではポインティングデバイスとしてスウィープ型指紋認証デバイスを用いることとしたが、ポインティングデバイスはこれに限られるものではない。例えば、ポインティングデバイスとしても機能するタッチ型の指紋認証デバイスを用いることもできる。そして、タッチ型の指紋認証デバイスを用いる場合であれば、例えば、タッチ型の指紋認証デバイスに対する指の接触方向に基づいて撮影方向を決定することとしてもよい。この場合においても、専用のキーを設けることなく画像方向を簡便に設定することができる。また、例えば、タッチパッドやトラックボール、カーソルキー等のポインティングデバイスを用いることもできる。また、LCD等の表面に設けられたタッチパネル等のポインティングデバイスを用いることも可能である。 【図面の簡単な説明】 【0059】 【図1】第1実施形態である携帯電話装置の構成例を示すブロック図である。 【図2】携帯電話装置の外観を示す図である。 【図3】設定情報格納領域に格納される情報の一例を示す図である。 【図4】携帯電話装置における撮影処理の一例を示すフローチャートである。 【図5】指紋検出処理の一例を示すフローチャートである。 【図6】オープンスタイル撮影処理の一例を示すフローチャートである。 【図7】ビュースタイル撮影処理の一例を示すフローチャートである。 【図8】撮影画像の一例を示す図である。 【図9】第2実施形態である携帯情報端末の構成例を示すブロック図である。 【図10】携帯情報端末の外観を示す図である。 【図11】携帯情報端末における撮影処理の一例を示すフローチャートである。 【図12】指接触検出処理の一例を示すフローチャートである。 【図13】カメラ撮影処理の一例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0060】 10 携帯電話装置 20,120 制御部 25,125 記憶部 30 無線通信部 31 アンテナ 35,135 操作部 40,140 表示部 45 音声処理部 46 マイク 47 スピーカ 50,150 カメラ部 55,155 指紋入力部 60 スタイル検出部 70,170 指紋検出部 75,175 記録部 80,180 撮影画像格納領域 81,181 照合指紋情報格納領域 82,182 入力指紋情報格納領域 83,183 設定情報格納領域 84,184 プログラム格納領域 85,185 一時記憶格納領域 90 表示部筐体 91 操作部筐体 92 回転型二軸ヒンジ 93,193 撮影レンズ 94,194 シャッターキー 95 ダイヤルキー 96 決定キー 110 携帯情報端末
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| 【出願人】 |
【識別番号】504149100 【氏名又は名称】株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000176 【氏名又は名称】一色国際特許業務法人
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| 【公開番号】 |
特開2008−60929(P2008−60929A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−235686(P2006−235686) |
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