トップ :: H 電気 :: H04 電気通信技術




【発明の名称】 携帯端末機及びその短文メッセージの伝送方法
【発明者】 【氏名】南 基龍

【要約】 【課題】一つの短文メッセージの作成により、複数の受信者に適宜な短文メッセージを提供することにある。

【構成】携帯端末機の短文メッセージの伝送方法は、住所録に、受信者別に修正前後の文字列をそれぞれ設定する第1段階と、前記受信者に送る修正前の文字列を含む一つの短文メッセージを入力する第2段階と、前記短文メッセージ中の修正前の文字列を、前記修正後の文字列に置き換え、前記受信者別に送る修正された短文メッセージを生成する第3段階と、前記修正された短文メッセージを伝送する第4段階とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末機の短文メッセージの伝送方法であり、
住所録に、受信者別に修正前後の文字列をそれぞれ設定する第1段階と、
前記受信者に送る修正前の文字列を含む一つの短文メッセージを入力する第2段階と、
前記短文メッセージ中の修正前の文字列を、前記修正後の文字列に置き換え、前記受信者別に送る修正された短文メッセージを生成する第3段階と、
前記修正された短文メッセージを前記受信者別に伝送する第4段階と、
を含むことを特徴とする携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項2】
前記第1段階において、前記修正前後の文字列が、前記各受信者の属性に応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項3】
前記第1段階は、
住所録から、受信者の属性を示す受信者アドレス情報を選択する段階と、
前記選択された受信者アドレス情報に含まれている前記受信者の属性に基づき、修正前後の文字列を設定する段階と、
前記設定された修正前後の文字列を、前記選択された受信者アドレス情報に追加する段階と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法
【請求項4】
前記受信者属性は、受信者の年齢、職業、グループ、親族関係の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項5】
前記修正前の文字列は、前記短文メッセージ中に含まれている呼称と述語の語尾とを含むことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項6】
前記修正後の文字列は、前記受信者に対応する呼称と述語の語尾とを含むことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末機のメッセージの伝送方法。
【請求項7】
前記修正前後の文字列は、修正文字列データから選択され設定されるものであることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項8】
前記修正前後の文字列は、発信者により直接入力されるものであることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項9】
前記第3段階は、
前記短文メッセージから前記修正前の文字列を検出する段階と、
前記検出された修正前の文字列を、前記修正後の文字列に置き換え、前記各受信者に修正された短文メッセージを生成する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項10】
前記第1段階は、
住所録メニューを選択する段階と、
前記住所録メニューから受信者属性が含まれている受信者アドレス情報を選択する段階と、
前記受信者アドレス情報から設定すべき修正前の文字列の項目を選択し、修正文字列データを表示する段階と、
前記修正文字列データから修正前後の文字列を選択する段階と、
前記選択された修正前後の文字列を、前記受信者アドレス情報に追加する段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項11】
短文メッセージの伝送メニューを選択する段階と、
前記受信者に送る短文メッセージを入力する段階と、
前記短文メッセージの伝送キーを入力する段階と、
前記受信者が複数であるかを判定する段階と、
前記受信者が複数である場合、前記短文メッセージ中に前記受信者の属性に応じて修正する文字列があるかを判定する段階と、
前記判定の結果、修正する文字列がある場合、各受信者用に前記短文メッセージを修正する段階と、
前記修正された短文メッセージを、前記受信者の携帯端末機に伝送する段階と、
を含むことを特徴とする携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項12】
前記受信者が一人である場合、前記短文メッセージを、前記受信者の携帯端末機に伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項13】
前記判定の結果、修正する文字列のない場合、前記短文メッセージを、前記受信者の携帯端末機に伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項14】
受信者の携帯端末機に送る一つの短文メッセージを入力する第1段階と、
前記短文メッセージから、それぞれの受信者の属性に応じて修正されるべき呼称と述語の語尾とを検出する第2段階と、
前記検出された呼称と述語の語尾とを、前記受信者の属性に従った新たな呼称と述語の語尾に置き換えることで、各受信者用の前記短文メッセージを修正する第3段階と、
前記修正された短文メッセージを、対応する前記受信者に伝送する第4段階と、
を含むことを特徴とする携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項15】
前記受信者属性は、受信者の年齢、職業、グループ、親族関係の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項14に記載の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法。
【請求項16】
受信者の属性に応じて設定された修正前後の文字列を有する住所録を格納するメモリ部と、
前記受信者に送る修正前の文字列を含む短文メッセージを入力するキー入力部と、
前記短文メッセージから、前記修正前の文字列を検出する修正文字列検出部と、
前記修正前の文字列を、前記修正後の文字列に置き換え、前記短文メッセージを修正する文字列修正部と、
前記文字列修正部から前記修正された文字メッセージの伝送を受けて、前記受信者の携帯端末機に伝送する無線通信部と、
を含むことを特徴とする携帯端末機。
【請求項17】
前記キー入力部のキー入力により、修正前後の文字列を設定して、前記格納部の住所録に追加する修正文字列設定部をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末機。
【請求項18】
前記住所録は、受信者の名前、電話番号、属性、及び修正後の文字列を含む受信者アドレス情報を示す登録を少なくとも一つ以上含むことを特徴とする請求項17に記載の携帯端末機。
【請求項19】
前記受信者属性は、受信者の年齢、職業、グループ、親族関係の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項18に記載の携帯端末機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末機及びそのメッセージ処理方法に関し、より詳細には、受信者の属性に合わせて短文メッセージを修正して伝送する携帯端末機及びその短文メッセージの伝送方法に関する。
【背景技術】
【0002】
移動通信技術の発展に伴い、携帯端末機を用いて、時間や場所にとらわれるず、音声通話が可能となった。多様な機能が携帯端末機に盛り込まれ、文字情報、画像情報、MP3,ゲーム等をユーザーに提供でき、かつユーザーは、携帯端末機の画面からこれらを確認できるようになった。
【0003】
一方、携帯端末機の使用時間が長くなるつれ、携帯端末機は音声通話の外に、相手の携帯端末機の動作状態に関係なく、いつでもメッセージを伝送可能な短文メッセージサービス(Short Message Service: SMS)の使用が、益々増える傾向にある。これにより、携帯端末機のユーザーは、受信側の携帯端末機の通信状態に関係なく低コストで自分のメッセージを相手に簡単に送信できる短文メッセージサービスが広く用いられている。
【0004】
特に、短文メッセージを一人だけではなく、複数の人に同時に伝送するグループ伝送も可能である(韓国公開公報第2001−11327号を参照)。ここで、発信者とは、短文メッセージを送る携帯端末機のユーザーを称し、受信者とは短文メッセージを受信する携帯端末機のユーザーを称する。
【0005】
このようなグループ伝送は、受信者の属性が同様である場合、短文メッセージの内容がそれほど問題とならないため、有効に利用できる反面、受信者の属性が異なる場合、受信者によっては、受信した短文メッセージの内容を不愉快に思うこともあり得る。しかも発信者が、それぞれの受信者に合った適宜な短文メッセージの作成も容易ではない。発信者の立場から、受信者に失礼にならない短文メッセージを送る場合、短文メッセージの文章がかたくなり、ある受信者には拒否感を与えることもあり得る。
【0006】
ここで、受信者の属性は、年齢、職業、グループ、又は、親族関係のような受信者の要素によって決定される。例えば、受信者のうち、発信者より年上の人に、普通体または通信体(通信用の文章)の短文メッセージを伝送した場合、その短文メッセージが受信者を不愉快にさせることも想定できる。
【0007】
そのため、従来では、発信者が受信者の属性に合った短文メッセージを送らなければならない場合、各受信者別に短文メッセージを作成して送るしかなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の目的は、発信者が一つの短文メッセージを作成しても、受信者の属性に合った修正された短文メッセージを各受信者別に伝送できることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法は、住所録に各受信者別に修正前後の文字列をそれぞれ設定する第1段階と、受信者に送る修正前の文字列を含む一つの短文メッセージを入力する第2段階と、短文メッセージ中の修正前の文字列を、修正後の文字列に置き換え、受信者別に送る修正された短文メッセージを生成する第3段階と、修正された短文メッセージを受信者別に伝送する第4段階とを含んで構成される。
【0010】
本発明の短文メッセージの伝送方法において、第1段階において、修正前後の文字列が各受信者の属性に応じて設定される。
【0011】
第1段階は、住所録から受信者の属性を含む受信者アドレス情報を選択する段階と、選択された受信者アドレス情報に含まれている受信者の属性に基づき、修正前後の文字列を設定する段階と、設定された修正前後の文字列を、選択された受信者アドレス情報に追加する段階とを含んで構成される。ここで、受信者属性は、受信者の年齢、職業、グループ、親族関係の少なくとも一つを含む。
【0012】
本発明の短文メッセージの伝送方法において、修正前の文字列は、短文メッセージ中に含まれた呼称と述語の語尾とを含む。修正後の文字列は受信者に対応する呼称と述語の語尾とを含む。
【0013】
修正前後の文字列は、修正文字列データから選択され、設定される。又は、修正前後の文字列は発信者により直接入力される。
【0014】
本発明の短文メッセージの伝送方法において、第3段階は、短文メッセージから修正前の文字列を検出する段階と、検出された修正前の文字列を、前記修正後の文字列に置き換え、各受信者に修正された短文メッセージを生成する段階とを含んで構成される。
【0015】
本発明の短文メッセージの伝送方法において、第1段階は、住所録メニューを選択する段階と、住所録メニューから受信者属性が含まれている受信者アドレス情報を選択する段階と、選択された受信者アドレス情報に含まれている修正文字列の設定項目を選択し、修正文字列データを表示する段階と、修正文字列データから修正前後の文字列を選択する段階と、選択された修正前後の文字列を受信者アドレス情報に追加する段階とを含んで構成される。
【0016】
本発明の携帯端末機は、受信者の属性に応じて設定された修正前後の文字列を有する住所録を格納する格納部と、受信者に送る修正前の文字列を含む短文メッセージを入力するキー入力部と、短文メッセージから、修正前の文字列を検出する修正文字列検出部と、修正前の文字列を、修正後の文字列に置き換え、短文メッセージを修正する文字列修正部と、文字列修正部から修正された文字メッセージ伝送を受けて、受信者の携帯端末機に伝送する無線通信部を含んで構成される。
【0017】
本発明の携帯端末機は、キー入力部のキー入力により、修正前後の文字列を設定して、格納部の住所録に追加する修正文字列設定部をさらに含んで構成される。
【0018】
本発明の携帯端末機において、住所録は受信者の名前、電話番号、属性及び修正後の文字列の少なくとも一つを含む受信者アドレス情報示す登録を少なくとも一つ以上含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施例をより詳細に説明する。
[携帯端末機]
【0020】
図1は、本発明に係る携帯端末機10を示すブロック図である。図2は、図1のメモリ部13に格納された修正文字列情報30を示す例示図である。図3は、図1のメモリ部13に格納された住所録40を示した例示図である。
【0021】
図1乃至図3によれば、本発明に係る携帯端末機10は、キー入力部11、メモリ部13、表示部17、制御部19、無線通信部21及び音声処理部23を含んで構成されている。
【0022】
キー入力部11は、携帯端末機10の操作のための複数のキーを設け、ユーザのキー選択により選択情報を制御部19に伝達する。
【0023】
メモリ部13は、プログラムメモリ部12とテータメモリ部14とを含む。プログラムメモリ部12は、携帯端末機10の動作制御の際、必要なプログラムデータを格納する。データメモリ部14は、制御部19による制御時、又は、ユーザーにより、使用中に生ずるデータを格納する。特に、プログラムメモリ部12は、ユーザーの属性に応じて修正前後の文字列を設定する修正文字列設定プログラムと、短文メッセージから修正前の文字列を検出する修正文字列検出プログラムと、検出された修正前の文字列を修正後の文字列に修正する文字列修正プログラムを格納する。データメモリ部14は、修正文字列データ30と住所録40とを格納する。
【0024】
表示部17は、携帯端末機10において実行される各種機能メニューをはじめ、メモリ部13に格納されているデータを画面にイメージとして表示する。特に、表示部17は、キー入力部11のキー選択によりイメージを表示し、修正前後の文字列設定と短文メッセージの伝送とに関するイメージを表示する。表示部17は、一般に、LCD(Liquid Crystal Display)が採用される。
【0025】
制御部19は、携帯端末機10の各部分の動作を全般的に制御する。特に、制御部19は、修正前後の文字列の設定と、当該修正後の文字列を有する修正された短文メッセージの生成及び伝送を制御する。
【0026】
無線通信部21は、携帯端末機10の無線通信のための当該データの送受信機能を行う。すなわち、無線通信部21は、制御部19から出力される短文メッセージを変調したり周波数を変えたりして、アンテナ(ANT)を介して無線信号を送信する。なお、無線通信部21は、アンテナ(ANT)を介して短文メッセージの信号を受けて、当該短文メッセージの信号を低い周波数に変換し復調した上、制御部19へ伝送する。
【0027】
また、音声処理部23は、制御部19により制御され、マイク(MIC)を通して入力された音声信号をデジタル化し、かつ無線通信部21から受け取った音声データを復調してスピーカー(SPK)を介して出力する。
【0028】
特に、データメモリ部14に格納される修正文字列データ30は、図2に図示のように、修正前後の文字列を含む。修正前後の文字列は、それぞれの受信者に対応する呼称と述語の語尾とを含む。
【0029】
修正前の文字列は、発信者のキー入力により入力された、短文メッセージ中にある文字列であり、呼称と述語の語尾とを含む。修正前の文字列としては、修正文字列検出プログラム上のエラーを減らすために、特殊文字を含んでいる文字列を使用することが好ましい。例えば、「XXさん、**、##」の特殊文字が使われる。
【0030】
修正後の文字列は、修正前の文字列と置き換えの文字列とで、修正された短文メッセージ中に含まれる。各修正後の文字列は、各受信者の属性に合った呼称と述語の語尾とを含む。
【0031】
例えば、受信者の呼称に対応する修正前の文字列が「XXさん」として設定されている場合、修正後の文字列は、「XXさん、YY様、ZZちゃん(くん)」として設定されることとなる。この場合「XX、YY、ZZ」には、受信者の名前が入力されるようになる。述語の語尾に関する修正前の文字列は、「普通体、敬語体、通信体」で表現され、呼称に関する修正後の文字列は、受信者の呼称に関する修正後文字列のタイプに従って決定される。すなわち、受信者の呼称の修正後の文字列が「XXさん」であれば、語尾の修正後の文字列は「普通体」で表現される。また、呼称の修正後の文字列が「YY様」であれば、語尾の修正後の文字列は敬語体で表現される。呼称の修正後の文字列が、「ZZちゃん(クン)」であれば、語尾の修正後の文字列は「通信体」で表現される。その他の述語の語尾の修正後の文字列としては、略語を含む多様な言葉があり得る。
【0032】
データメモリ部14に格納される住所録40は、図3に図示のように、受信者の属性を含む受信者アドレス情報を少なくとも一つ以上含む。受信者アドレス情報は、受信者の名前、電話番号、属性、修正後の文字列等を含み、例えば、受信者の名前の「キム・AA」、電話番号「010−1111−1111」、年齢「30」、呼称に対する修正後の文字列「さん」、述語の語尾に対する修正後の文字列「普通体」の言葉で表現される。図3は、受信者の属性を表すデータとして、年齢を示しており、また前記住所録40には、修正前の文字列も含まれる。
【0033】
特に、制御部19は、修正文字列設定部16と修正文字列検出部18と文字列修正部20とを含む。修正文字列設定部16は、受信者の属性に応じて修正前後の文字列を設定する。修正文字列検出部18は、キー入力により入力された短文メッセージから修正前の文字列を検出する。また、文字列修正部20は、修正文字列検出部18により検出された修正前の文字列を、修正後の文字列に置き換え、受信者の属性に応じて修正された短文メッセージを生成して、修正された短文メッセージを無線通信部21へ伝送する。
【0034】
上記のように、本発明の携帯端末機10は、発信者が一つの短文メッセージ、すなわち呼称とそれによる述語の語尾とを受信者属性に合った呼称を述語の語尾を修正することで、各受信者別に修正された短文メッセージの伝送を可能にする。
【0035】
[短文メッセージ伝送方法]
【0036】
図4は、本発明の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法に係るフローチャートである。図4を参照すると、本発明の短文メッセージの伝送方法は、修正前後の文字列設定段階(S51)、短文メッセージの入力段階(S53)、修正前の文字列検出段階(S55)、修正された短文メッセージの生成段階(S57)、及び修正された短文メッセージの伝送段階(S59)とを含む。
【0037】
より詳細には、修正前後の文字列設定段階(S51)は、住所録に各受信者に関する修正前後の文字列を設定する段階である。短文メッセージの入力段階(S53)は、受信者のための修正前の文字列を含む一つの短文メッセージを入力する段階である。修正前の文字列検出段階は(S55)は、短文メッセージから修正前の文字列を検出する段階で、修正された短文メッセージの生成段階(S57)は、短文メッセージの修正前の文字列を、修正後の文字列に置き換え、各受信者別に送る修正された短文メッセージを生成する段階である。なお、修正された短文メッセージの伝送段階(S59)は、受信者に応じて短文メッセージを伝送する段階である。
【0038】
また、修正前後の文字列設定段階(S51)は、図1乃至図5に示されているが、図5は、図4の修正前後の文字列を設定する段階(S51)を示す。
【0039】
また、修正前後の文字列設定段階(S51)は、キー入力部(11)を介して発信者キー入力により表示部17の画面上に表示されているメニューから、住所録メニューを選択することで開始する(S511)。制御部19は、表示部17に住所録を表示するようにする(S513)。
【0040】
次に、受信者属性の含まれている受信者アドレス情報が選択される(S515)。すなわち、住所録から修正前後の文字列を設定する受信者アドレス情報が選択されると、制御部19は表示部17に受信者アドレス情報を表示する(S517)。
【0041】
制御部(19)が、受信者の住所録に設定されている修正前の文字列(例えば、呼称、述語の語尾)の項目が選択されているかを決定する(S519)。修正前の文字列の項目が選択されると、制御部(19)は、修正後の文字列データ(30)を表示するように表示部(17)を制御する(S521)。修正前の文字列の項目が選択されないと、上記他の項目による機能を行う(S523)。
【0042】
次に、受信者属性に従った修正前後の文字列を選択する。すなわち、発信者のキー入力により受信者アドレス情報に含まれている受信者属性に基づき、修正文字列データから修正後の文字列を選択する(S525)。修正前の文字列として短文メッセージに含まれている呼称と述語の語尾とを選択する。修正後の文字列として、受信者用に使用される呼称と述語の語尾とを選択する。
【0043】
次に、修正文字列設定部16にて選択された修正後の文字列を、受信者アドレス情報に追加する(S527)。
【0044】
最後に、選択すべき受信者アドレス情報がさらに存在するかを確認するメッセージ窓が表示される(S529)。仮に選択すべき住所録がさらに存在する場合、キー入力により受信者アドレス情報を選択する段階(S515)に戻る。一方、選択すべき受信者アドレス情報が存在しない場合、発信者はキー入力により修正前後の文字列設定を終了する。
【0045】
一方、本実施例では、修正文字列データに基づき、修正後の文字列を設定する段階を開示したが、これに限定されず、発信者がキー入力により直接修正後の文字列を入力して設定することができる。
【0046】
続いて、発信者により生成された短文メッセージを修正し、前記修正された短文メッセージを伝送する段階については、図1、6及び図7を参照して述べる。ここで、図6は、図4の短文メッセージの入力する段階及び修正された短文メッセージを伝送する段階を示す詳細フローチャートである。図7は、本発明の携帯端末機の短文メッセージの伝送方法に係る例示図である。
【0047】
まず、発信者は、発信者の携帯端末機10(以下、「発信者端末機」という)のキー入力により、短文メッセージを、受信者の携帯端末機110(以下、「受信者端末機」という)へ伝送するための短文メッセージの伝送メニューを選択する(S61)。制御部19は、表示部17の画面に短文メッセージの入力窓を表示するようにする(S63)。
【0048】
次に、キー入力により、前記短文メッセージの入力窓中に短文メッセージが入力される(S65)。この時、短文メッセージは修正前の文字列を含むことができる。
【0049】
次に、短文メッセージを受ける受信者の電話番号を入力する(S67)。この時、受信者の電話番号は、発信者が直接入力することもでき、住所録から選択して入力することもできる。
【0050】
次に、短文メッセージの伝送キーが入力される(S69)。伝送キーが入力された後、従来の場合、該短文メッセージは、無線通信部を介して伝送されるが、本発明は、該短文メッセージが、無線通信部21を介して伝送される前に、まず修正される。
【0051】
さらに、伝送キーが入力されると、制御部19は、受信者の電話番号が複数であるかを判定することにより受信者が複数であるかを判定する(S71)。
【0052】
前記判定の結果、受信者が複数である場合、修正文字列検出部18は、短文メッセージ中に修正すべき修正前の文字列があるかを検出する(S73)。
【0053】
例えば、「KIM・AA、LEE・BB、PARK・CC」の受信者がいる場合、図7のように、短文メッセージの内容が「XXさん、今日も頑張ってね〜!!」であると、修正文字列検出部18は、修正前の文字列として、「XXさん」と「〜てね」を検出する。
【0054】
次に、修正された短文メッセージが生成される(S77)。すなわち、文字列修正部20は、検出された修正前の文字列を、修正後の文字列に置き換え、各受信者用の修正された短文メッセージを生成する。
【0055】
図7によれば、例えば、受信者が「KIM・AA」の場合、修正前の文字列「XXさん」は、修正後の文字列「AA様」に置き換えられ、修正前の文字列「〜てね」は、修正後の文字列「〜て下さい」に修正される。従って、「KIM・AA」に送る修正された短文メッセージは、「AA様、今日も頑張ってください〜!!」となる。他の例として、受信者が「LEE・BB」の場合、修正された短文メッセージは、「BBさん、今日も頑張ってね!!」と表現できる。また、さらに他の例として、「パク・CC」に送る修正された短文メッセージは「CCちゃん、今日も頑張って〜!!」となる。
【0056】
このように、各々の受信者用に修正された短文メッセージは、制御部により移動通信網80を介して受信者の端末機110へ伝送される(S79)。
【0057】
しかし、S71の段階において、前記判定の結果、受信者が一人だったり、短文メッセージ中に修正すべき文字列がない場合、制御部19は、入力された短文メッセージをそのまま移動通信網80を介してすべての受信者に伝送する(S75)。
【0058】
一方、本明細書及び図面に開示の本発明の実施例は、本発明の理解をより容易にするために、特定の例を挙げたことに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。その他、当業者ならば、本発明の趣旨を免脱しない範囲で、前記実施例に種々の変更を付加して実施可能であることは明らかである。
【0059】
[発明の効果]
本発明によると、一つの短文メッセージの作成により、受信者の属性に合った修正された短文メッセージを各受信者別に伝送することができるとともに、短文メッセージの作成回数を最小化させ、かつ受信者に適宜な短文メッセージを送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】図1は、本発明に係る携帯端末機を示したブロック図である。
【図2】図2は、図1のメモリ部に格納された修正文字列データを示した例示図である。
【図3】図3は、図1のメモリ部に格納された住所録を示した例示図である。
【図4】図4は、本発明に係る携帯端末機の短文メッセージの伝送方法を示したフローチャートである。
【図5】図5は、図4の修正前後の文字列を設定する段階を具体的に示したフローチャートである。
【図6】図6は、図4の短文メッセージの入力段階から、修正された短文メッセージの伝送段階までを具体的に示したフローチャートである。
【図7】図7は、本発明に係る携帯端末機の短文メッセージの伝送方法に係る例示図である。
【符号の説明】
【0061】
10 携帯端末機
11 キー入力部
12 プログラムメモリ部
13 メモリ部
14 データメモリ部
16 修正文字列設定部
17 表示部
18 修正文字列検出部
19 制御部
20 文字列修正部
21 無線通信部
23 音声処理部
【出願人】 【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【出願日】 平成19年6月27日(2007.6.27)
【代理人】 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武

【識別番号】100089037
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 隆

【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦

【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉


【公開番号】 特開2008−48389(P2008−48389A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2007−169757(P2007−169757)