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【発明の名称】 携帯通信端末及び携帯通信端末システム
【発明者】 【氏名】網代 敦

【要約】 【課題】ユーザがメニュー構造や設定コマンドを常に憶えていなくても、手軽に端末の動作モードやネットワークサービスの設定を変更できるようにする。

【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも所定の通信網に接続するための通信部と、
所定の外部装置との間で通信を行うための外部装置接続部と、
上記所定の外部装置に設けられている操作手段と、少なくとも上記所定の通信網を通じたサービスの提供を受けるためのコマンドとを、対応付けて記憶する記憶部と、
上記外部装置接続部が上記所定の外部装置の操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて上記記憶部が記憶しているコマンドを、上記通信部を通じて所定の通信網へ送出させる制御部と、
を有することを特徴とする携帯通信端末。
【請求項2】
上記記憶部は、上記所定の外部装置の操作手段の操作に応じたコマンドの送信により上記所定の通信網にて設定されるサービスを、その設定前の状態に戻すためのコマンドを記憶しており、
上記制御部は、上記操作手段に対応付けられたコマンドを上記所定の通信網へ送出した後、上記外部装置接続部が上記所定の外部装置の操作手段の操作に応じた特定の操作信号を取得した時、若しくは、所定の外部装置が上記外部装置接続部から切り離された時、上記記憶部に記憶されている上記設定前の状態に戻すためのコマンドを上記通信部を通じて上記所定の通信網へ送出させることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
【請求項3】
上記コマンドの送出後、上記所定の通信網からの応答に基づく通知をユーザに対して行うための通知部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯通信端末。
【請求項4】
上記記憶部は、上記所定の外部装置に設けられている複数の操作手段と、上記所定の通信網を通じた複数のサービスの提供を受けるための複数のコマンドとを、各々対応付けて記憶することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
【請求項5】
上記記憶部は、上記所定の外部装置に設けられている操作手段と、自端末の動作モードとを、対応付けて記憶し、
上記制御部は、上記外部装置接続部が上記所定の外部装置の操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて上記記憶部が記憶している動作モードに、自端末の動作モードを設定することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
【請求項6】
上記記憶部は、上記所定の外部装置の操作手段の操作に応じて設定された自端末の動作モードを、その設定前の状態に戻すための設定情報を記憶しており、
上記制御部は、上記操作手段に対応付けられた動作モードの設定を行った後、上記外部装置接続部が上記所定の外部装置の操作手段の操作に応じた特定の操作信号を取得した時、若しくは、所定の外部装置が上記外部装置接続部から切り離された時、上記記憶部に記憶されている上記設定前の状態に戻すための設定情報により自端末の動作モードを上記設定前の状態に戻すことを特徴とする請求項5記載の携帯通信端末。
【請求項7】
上記動作モードの設定に応じた通知をユーザに対して行うための通知部を有することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の携帯通信端末。
【請求項8】
上記記憶部は、上記所定の外部装置に設けられている複数の操作手段と、複数の動作モードとを、各々対応付けて記憶することを特徴とする請求項5記載の携帯通信端末。
【請求項9】
所定の通信網に接続可能な携帯通信端末と、当該携帯通信端末が載設されるクレードルとからなる携帯通信端末システムにおいて、
上記携帯通信端末は、上記クレードルに設けられている操作手段と、少なくとも所定の通信網を通じたサービスの提供を受けるためのコマンドとを対応付けて記憶しており、上記クレードルに載設され、当該クレードルから上記操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて上記記憶しているコマンドを、上記所定の通信網へ送出する、
ことを特徴とする携帯通信端末システム。
【請求項10】
上記携帯通信端末は、上記クレードルに設けられている操作手段と、自端末の動作モードとを対応付けて記憶しており、上記クレードルに載設され、当該クレードルから上記操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて上記記憶している動作モードに自端末の動作モードを設定することを特徴とする請求項9記載の携帯通信端末システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話端末等の携帯通信端末と、携帯通信端末及びその端末専用のクレードル(置き台)からなる携帯通信端末システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、携帯電話端末などの携帯端末は、持ち運びが可能であり、ユーザが常に携帯していることが多いため、例えばユーザが検索したい情報の入手や、メモ帳アプリケーションを用いたメモ書きなど、即座に利用できて非常に便利なものとなっている。
【0003】
また、それらの携帯端末の中には、いわゆるクレードルと呼ばれる専用の拡張機器に接続して使用可能となされたものもある。クレードルは、例えば、携帯端末の充電機能や、携帯端末とパーソナルコンピュータ等との間の接続機能などを備えており、当該クレードルと携帯端末との間の接続は、クレードルに設けられている所定の載設部に携帯端末を置いた時に、携帯端末の筐体の所定位置に設けられている外部接続端子と、クレードルの載設部の例えば底面等に設けられた接続端子とが、電気的に接続されることで行われる。
【0004】
ここで、携帯端末とクレードルの一例として、例えば特開平6−177812号の公開特許公報(特許文献1)には、コードレス電話機の充電器にダイヤルボタン等、複数の機能選択ボタンを設けると共に、複数の機能選択ボタンから出力される信号を充電電流に重畳する重畳回路を設け、充電電流に重畳された信号は充電端子を介して子機に与えられ、子機に設けた分別回路で分別されて認識されるように構成されたコードレス電話機が開示されている。
【0005】
また、特開2003−75907号の公開特許公報(特許文献2)には、クレードルの前面に、クレードルの電源をオンオフするための電源スイッチと、モード設定手段としての押しボタン式のモード設定スイッチとが配設されており、モード設定スイッチは少なくとも充電モードスイッチ、外部機器接続モードスイッチなどを備えており、各モード設定スイッチは電源オンスイッチも兼ねているようなクレードル付き携帯機器が開示されている。
【0006】
また、特開2004−134841号の公開特許公報(特許文献3)には、自動車のシガーライターソケットから出力されるDC電圧を携帯電話機の定格直流電圧に変換するDC/DCコンバータと、携帯電話機の設定を選択する選択スイッチボタンと、選択スイッチボタンによって選択された設定にするための制御信号を出力端子へ送る制御信号出力部とを備えた車載用携帯電話充電器が開示されている。
【0007】
【特許文献1】特開平6−177812号公報(図2)
【特許文献2】特開2003−75907号公報(図1)
【特許文献3】特開2004−134841号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、多機能携帯端末である携帯電話端末では、例えばいわゆるマナーモードやドライブモード、ハンズフリーモード、着信音設定モードなどの各種の動作モードをユーザが任意に設定可能となされており、また例えば、着信転送サービスや留守番電話サービス、発着信拒否サービス、ボイスメールサービスなどのような携帯電話ネットワーク経由で提供される各種のサービスもユーザが任意に設定可能となされている。なお、上記動作モードの設定は携帯電話端末上のメニュー選択などにより行われ、上記ネットワークサービスの設定は例えば所望のサービスに対応した番号入力及び発信等により行われる。上記ネットワークサービスの一例として、着信を所望の電話番号へ無条件に転送するサービス(無条件転送サービス)の場合、このサービスの設定は、例えば「**xx*yyyy*zzz#」の番号からなる設定コマンドを携帯電話端末にて入力して、携帯電話サービスセンタへ送信することなどにより行われる。但し、上記設定コマンドのうち「xx」は無条件転送サービスの指定用として予め決められている番号であり、「yyyy」は転送先の電話番号、zzzは転送先メディア(電話かFAXかなど)を指定する番号である。
【0009】
これら動作モードやネットワークサービスの設定をユーザが手軽に変更できれば、ユーザにとって使い勝手が良く、また、電波状況やユーザの周囲環境、ユーザの都合に対して好ましい対応ができ、発着信やメッセージ等に対して迅速に対処できることになる。
【0010】
しかしながら、上述したような各種動作モードの設定を行う場合、ユーザは、所望の動作モードの設定に至るまでの複雑なメニュー構造を理解し、且つ、そのメニュー構造に沿ったメニュー選択操作を行ったり、必要に応じて適当なアプリケーションを探して起動させるような操作を行わなければならない。また、各種ネットワークサービスの設定を行う場合、ユーザは、所望のネットワークサービスの設定の際に、そのネットワークサービスに対応した設定コマンド(番号)を自ら携帯電話端末を操作して入力し、さらに、その設定コマンドを携帯電話サービスセンタへ送信させる操作を行わなければならない。
【0011】
上述のようなメニュー構造やネットワークサービスの設定コマンドなどは、一般に、取り扱い説明書などに記載されているものであるため、それらメニュー構造や設定コマンドを憶えていないユーザの場合は、その都度説明書を確認しなければならず、ユーザにとって非常に面倒な作業となっている。さらに、取り扱い説明書を全く読まないユーザも多く、そのようなユーザの場合は、それら動作モードやネットワークサービスの機能を理解することは略々不可能になり、そのため有用な動作モードの機能やネットワークサービスの機能を使用できないことになる。
【0012】
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、ユーザが、メニュー構造や設定コマンドを常に憶えていなくても、手軽に端末の動作モードやネットワークサービスの設定を変更可能な携帯通信端末、及び、携帯通信端末とその端末専用のクレードルからなる携帯通信端末システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の携帯通信端末は、少なくとも所定の通信網に接続するための通信部と、所定の外部装置との間で通信を行うための外部装置接続部と、所定の外部装置に設けられている操作手段と少なくとも所定の通信網を通じたサービスの提供を受けるためのコマンドとを対応付けて記憶する記憶部と、外部装置接続部が所定の外部装置の操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて記憶部が記憶しているコマンドを通信部を通じて所定の通信網へ送出させる制御部とを有することにより、上述した課題を解決する。
【0014】
さらに、本発明の携帯通信端末の記憶部は、所定の外部装置に設けられている操作手段と自端末の動作モードとを対応付けて記憶し、制御部は、外部装置接続部が所定の外部装置の操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて記憶部が記憶している動作モードに、自端末の動作モードを設定する。
【0015】
また、本発明の携帯通信端末システムは、所定の通信網に接続可能な携帯通信端末と、当該携帯通信端末が載設されるクレードルとからなる携帯通信端末システムであり、携帯通信端末は、クレードルに設けられている操作手段と少なくとも所定の通信網を通じたサービスの提供を受けるためのコマンドとを対応付けて記憶しており、クレードルに載設され、当該クレードルから操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて記憶しているコマンドを所定の通信網へ送出することにより、上述した課題を解決する。
【0016】
さらに、本発明の携帯通信端末システムの携帯通信端末は、クレードルに設けられている操作手段と自端末の動作モードとを対応付けて記憶しており、クレードルに載設され、当該クレードルから操作手段の操作に応じた操作信号を取得した時、当該操作手段と対応付けて記憶している動作モードに自端末の動作モードを設定する。
【0017】
すなわち、本発明によれば、所定の外部装置或いはクレードルの操作手段と、携帯通信端末が少なくとも所定通信網からサービスの提供を受けるためのコマンド或いは動作モードとが対応付けられており、所定の外部装置或いはクレードルの操作手段が操作された時、その操作に応じたコマンドを所定通信網へ自動的に送信したり、動作モードを自動的に変更設定する。これにより、ユーザは、自らコマンドを入力して送信したり、メニューを辿って動作モードを設定するような作業を行わなくても良くなる。
【発明の効果】
【0018】
本発明においては、所定の外部装置或いはクレードルの操作手段の操作に応じて、所定通信網のサービス設定や動作モードの設定変更が行われるため、ユーザは、メニュー構造や設定コマンドを常に憶えていなくても、手軽に端末の動作モードやネットワークサービスの設定を変更することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯通信端末及び携帯通信端末システムの一実施形態について説明する。
【0020】
なお、本実施形態では、本発明が適用される一例として、携帯電話端末とその携帯電話端末用のクレードル(置き台)を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
【0021】
〔システム構成及び概要〕
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末1とクレードル2からなる概略的なシステム構成例を示す。
【0022】
図1において、クレードル2は、携帯電話端末1の外部装置接続用の端子が設けられた端部側が、図中矢印A方向に挿入されて載設される載設部3を備えている。なお、図1では、図示を省略しているが、当該載設部3の底部には、携帯電話端末1の外部装置接続用端子と電気的に接続して、当該携帯電話端末1の内部バッテリの充電や、携帯電話端末1との間で各種の情報通信を行うための接続端子が設けられている。
【0023】
また、本実施形態のクレードル2の筐体側面部には、複数のボタン4,5が設けられ、さらに、当該筐体内部には、上記各ボタン4,5に何れかが押下された時にその押下されたボタンに応じた操作信号(例えばATコマンド)を発生する操作信号発生回路(図1では図示を省略)が設けられている。
【0024】
一方、本実施形態の携帯電話端末1は、例えばいわゆるマナーモードやドライブモード、ハンズフリーモード、着信音設定モードなどの各種の動作モードを任意に設定可能となされ、また例えば、着信転送サービスや留守番電話サービス、発着信拒否サービス、ボイスメールサービスなどの携帯電話網のネットワーク経由で提供される各種のサービスを任意に設定可能となっている。
【0025】
また、本実施形態の携帯電話端末1は、上記クレードル2の各ボタンに対して、それぞれユーザ所望の動作モードの設定情報、或いはユーザ所望のネットワークサービスの設定コマンドを対応付けて記憶可能となされている。なお、クレードル2の各ボタンと所望の動作モード或いはネットワークサービスの設定との対応付けとその記憶は、例えば予めユーザによる携帯電話端末1のメニュー選択などにより行われる。
【0026】
そして、例えばクレードル2の或るボタンに対して動作モードの設定情報が対応付けられている場合において、上記クレードル2の載設部3の接続端子と自端末の外部装置接続用端子とが電気的に接続されている状態で、上記クレードル2上の当該ボタンが押下操作され、クレードル2の操作信号発生回路から上記押下操作されたボタンに対応した操作信号が、上記外部装置接続用端子を通じて入力された場合、本実施形態の携帯電話端末1は、その押下ボタンに対応付けられている動作モードの設定情報に基づいて自端末の動作モードを設定する。また例えば、クレードル2の或るボタンに対してネットワークサービスの設定コマンドが対応付けられている場合において、上記外部装置接続用端子を通じてクレードル2から当該ボタンの押下操作信号が入力された場合、本実施形態の携帯電話端末1は、その押下ボタンに対応付けられているネットワークサービスの設定コマンドを、携帯電話サービスセンタへ送信する。
【0027】
より具体的な例として、クレードル2の「1」ボタンに対応付けてボイスメールサービスの設定コマンドを記憶し、「2」ボタンに対応付けて着信音量をオフにする着信音設定モードの設定情報を記憶し、「3」ボタンに対応付けて着信音量を最大にする着信音設定モードの設定情報を記憶しているような場合において、例えば「1」ボタンが押下され、その押下操作信号がクレードル2から供給されると、本実施形態の携帯電話端末1は、ボイスメールサービスの設定コマンドを携帯電話サービスセンタへ送信する。また、例えば「2」ボタンが押下されてその押下操作信号がクレードル2から供給されると、本実施形態の携帯電話端末1は、着信音をオフに設定する。同様に、例えば「3」ボタンが押下されてその押下操作信号がクレードル2から供給されると、本実施形態の携帯電話端末1は、着信音を最大に設定する。なお、上記ボイスメールサービスの設定が行われている場合において、着信開始から一定時間内にユーザが電話に出られない場合、その電話着信は自動的にボイスメールサービスへ接続されることになる。
【0028】
また、本実施形態の携帯電話端末1は、上記クレードル2の各ボタン4,5のうち特に「Def」ボタン5に対しては、上記「1」〜「3」のボタン4の押下により自端末の動作モード或いはネットワークサービスの設定が変更される以前の動作モード及びネットワークサービスの設定へ、当該携帯電話端末1の動作モード及びネットワークサービスの設定を戻すための特定のデフォルト設定情報及びデフォルト設定コマンドを対応付けて記憶可能となされている。すなわち例えば、ボタン4の何れかが押下されてその押下ボタンに対応付けられた動作モードへの設定変更されているような場合において、上記「Def」ボタン5が押下されてその押下操作信号が上記外部装置接続用端子を通じて入力された場合、本実施形態の携帯電話端末1は、自端末の動作モードの設定を、上記ボタン4の押下前の状態、つまりクレードル2の載設部3へ自端末が挿入される以前の設定状態へ戻す。同様に、ボタン4の何れかが押下されることでネットワークサービスの設定が変更されているような場合において、上記「Def」ボタン5が押下されてその押下操作信号が入力された場合、本実施形態の携帯電話端末1は、上記ボタン4の押下に応じて設定変更されたネットワークサービスを解除するための設定コマンドを携帯電話サービスセンタへ送信する。
【0029】
なお、本実施形態の携帯電話端末1は、「Def」ボタン5が押下された場合のみならず、例えばクレードル2の載設部3から自端末が取り外された場合にも、「1」〜「3」のボタン4の押下に応じて変更された動作モード或いはネットワークサービスの設定を、その変更以前の動作モード及びネットワークサービスの設定へ戻すようになされている。
【0030】
また、本実施形態の携帯電話端末1は、上記クレードル2の「1」〜「3」の何れかのボタン4の押下により動作モードやネットワークサービスの設定変更がなされた場合、或いは、それら設定変更が何らかの理由により失敗した場合には、例えばディスプレイ上への表示や音声出力、LED(発光ダイオード)の点灯等により、その旨をユーザへ通知することも行う。同様に、本実施形態の携帯電話端末1は、上記クレードル2の「Def」ボタン5の押下により動作モードやネットワークサービスの設定が元に戻された場合、或いは、何らかの理由により設定を元に戻せなかった場合には、例えばディスプレイ上への表示や音声出力、LEDの点灯等により、その旨をユーザへ通知することも行う。
【0031】
なお、本実施形態の携帯電話端末1とクレードル2は、それぞれ一対一に対応している必要はない。例えば、複数の携帯電話端末1に対して一つのクレードル2を使用すること、或いは、一つの携帯電話端末1に対して複数のクレードル2を使用すること、さらには、複数の携帯電話端末1に対して複数のクレードル2を使用することも可能となされている。例えば、複数の携帯電話端末1に対して一つのクレードル2が使用される場合、それら各携帯電話端末1は、クレードル2の各ボタン4,5に対して、それぞれ他の端末と同じ動作モードやネットワークサービスの設定を対応付けること、或いは、それぞれ他の端末とは異なる動作モードやネットワークサービスの設定を対応付けることが可能となる。また例えば、一つの携帯電話端末1に対して複数のクレードル2が使用される場合、携帯電話端末1は、各クレードル2の各ボタン4,5に対して、それぞれ同じ動作モードやネットワークサービスの設定を対応付けること、或いは、それぞれ異なる動作モードやネットワークサービスの設定を対応付けることが可能となる。さらに例えば、複数の携帯電話端末1に対して複数のクレードル2が使用される場合、各携帯電話端末1は、各クレードル2の各ボタン4,5に対して、それぞれ同じ動作モードやネットワークサービスの設定を対応付けること、或いは、それぞれ異なる動作モードやネットワークサービスの設定を対応付けることが可能となる。
【0032】
その他、本実施形態の携帯電話端末1は、例えばGPS(Global Positioning System)等を利用して自端末の位置を測定可能となされており、さらに、自宅等の所望の場所の正確なGPS座標又は位置情報を記憶可能となされている。また、本実施形態の携帯電話端末1は、上記所望の場所のGPS座標又は位置情報に対して、ユーザ所望の動作モードの設定情報或いは所望のネットワークサービスの設定コマンドとを対応付けて記憶可能となされている。そして、本実施形態の携帯電話端末1は、クレードル2の載設部3に挿入された時、それと同時に位置情報の取得を開始し、その取得した位置情報と、自端末が記憶している位置情報とを比較し、それら位置情報が一致した場合に、自端末が記憶している位置情報に対応付けられている動作モード或いはネットワークサービスへの設定変更を行う。
【0033】
また、本実施形態の携帯電話端末は、上述のように動作モード或いはネットワークサービスの設定変更が行われた後、例えば自端末が記憶している所望の場所から例えば一定距離以上離れた場合に、上記動作モード或いはネットワークサービスの設定を、変更以前の状態に戻すことも可能となされている。
【0034】
なお、自宅等の所望の場所の位置は、GPSだけでなく、例えば基地局エリアの情報から求めても良い。また、携帯電話端末1がクレードルを一意に判別可能であり、挿入されたクレードル2が所望の場所に置かれたクレードルであることを認識可能である場合、携帯電話端末1は、クレードル2への挿入により自端末が所望の場所に存在するか否かの判断を行っても良い。
【0035】
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図2には、本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
【0036】
図2において、通信アンテナ22は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路21は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。上記通信アンテナ22及び通信回路21にて受信された通話音声データは、データラインを介して音声処理部32へ送られ、それ以外の受信データは、一旦、制御部20へ送られて処理された後、必要に応じて当該制御部20から各部へ送られる。
【0037】
音声処理部32は、上記通信アンテナ22及び通信回路21から通話音声データが供給された時には、当該通話音声データを復号化し、その復号化後の通話音声データをデータラインを介してスピーカ30へ送る。
【0038】
スピーカ30は、携帯電話端末に設けられている受話用のスピーカやリンガ(着信音)、音楽再生、アラーム音,警告音出力用のスピーカであり、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音,再生音楽等のデータを、ディジタル/アナログ変換及び増幅した後に出力する。これにより、通話音声やリンガ音,警告音,再生音楽が得られることになる。
【0039】
マイクロホン31は、送話用及び外部音声集音用のマイクロホンであり、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン31を介して入力された音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して音声処理部32へ送られて符号化された後、データラインを介して通信回路21へ送られて変調、周波数変換等の各種処理を受け、通信アンテナ22から送信される。
【0040】
表示部23は、例えば液晶ディスプレイ等の表示デバイスと、そのディスプレイの表示駆動回路とを含み、上記ディスプレイ上に画像や文字、各種メッセージ等を表示する。
【0041】
画像処理部33は、内蔵メモリや図示しない外部メモリインターフェース等を介して外部メモリから読み出された圧縮符号化されている画像データが供給された時、その画像データの伸張復号化等の再生処理を行い、その伸張復号後の画像データをデータラインを介して表示部23へ送る。
【0042】
操作部24は、本実施形態の携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、終話/電源キー等の各キーや十字キー,ジョグダイヤル等の各操作子と、それら操作子が操作された時の操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。本実施形態において、上記操作部24の各操作子は、ユーザによる電源のオン/オフ操作、発信や着信の指示操作、電話番号入力操作や電子メール等の文字入力操作、ディスプレイ上に表示されたメニュー項目の選択操作、デジタルカメラ機能におけるシャッター操作等のために用いられる。
【0043】
GPSアンテナ35は、GPSにおける測地衛星の発信する電波を受信する。GPS制御部34は、GPSアンテナ35の受信電波に基づいて、自端末の現在位置の緯度及び経度を求める。このGPSアンテナ35及びGPS制御部34により得られたGPSデータ(緯度,経度を表す情報)は制御部20へ送られる。これにより、制御部20は、自端末の現在位置を知ることができる。
【0044】
設定処理部26は、本実施形態携帯電話端末1の動作モードやネットワークサービスの設定に関する処理を行う。特に、本実施形態の場合、前述したクレードル2のボタンと動作モード或いはネットワークサービスの設定との対応付けと、それに関連する一連の処理を実行する。なお、図2では、設定処理部26を独立した構成としているが、制御部20がプログラムに基づいて当該設定処理部26の機能を実行するようにしても良い。
【0045】
メモリ部25は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、OS(Operating System)、制御部20が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータや各辞書データ、設定処理部26或いは制御部10が本実施形態にかかる前述したクレードル2のボタンと動作モード或いはネットワークサービスの設定とを関連付けた一連の処理を行うためのプログラムコードや、クレードル2のボタンと動作モード或いはネットワークサービスの設定との対応付けを表す情報、その他一般の携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーションプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、いわゆるNAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)のような書き換え可能なROMをも含み、当該書き換え可能なROMには、例えば電子メールデータ、電話帳データ、スケジュールデータ、メモ帳データ、画像データや音データ、ダウンロード等されたアプリケーションプログラムコード、動作モードの設定情報或いはネットワークサービスの設定コマンドとクレードル2のボタンとの対応付けに関連する情報、その他、各種の設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部20が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
【0046】
上記制御部20は、通信回路21における通信の制御、近距離無線通信における通信の制御、GPSにおける測位の制御、ディスプレイの表示制御、メモリの書き込み/読み出し制御、音声処理や画像処理等の各制御や各種演算処理を行う。また、制御部20は、本実施形態にかかる前述のクレードル2のボタンと動作モード或いはネットワークサービスの設定とを関連付けた一連の処理を行うことも可能である。
【0047】
その他、図2には図示を省略しているが、本発明の携帯電話端末は、年月日時等の情報を発生したり時間を計測する時計部や、撮像デバイスとレンズ系を備えたカメラ部、外部メモリが接続されるメモリインターフェース部、外部ケーブルが接続されるケーブル用コネクタ部、ブルートゥース(BlueTooth:登録商標)方式やUWB(Ultra Wide Band)方式などによる近距離無線通信部、キー照明や着信ライト用などのLED(発光ダイオード)とその駆動部、バイブレータとその駆動部、各部へ電力を供給するバッテリとその電力をコントロールするパワーマネージメントIC部、非接触通信を利用していわゆる電子マネーのための情報記憶と信号の送受信を行う電子財布部など、一般的な携帯電話端末に設けられる各構成要素についても備えている。
【0048】
なお、図2には、上記外部装置接続部36に接続された状態のクレードル2も図示している。当該クレードル2には、携帯電話端末1を充電するための充電回路11と、図1のボタン4,5であるキーボタンスイッチ部13と、それらボタン4,5の押下に応じた操作信号を生成する操作信号発生回路12を備えている。
【0049】
〔動作モード・ネットワークサービスの設定変更時のフローチャート〕
図3には、本発明実施形態においてクレードル2に携帯電話端末1が接続された後、ユーザによるボタン押下により、携帯電話端末1の動作モード或いはネットワークサービスの設定変更がなされる際の処理の流れを示す。なお、この図3のフローチャートは、携帯電話端末1側の処理を示している。
【0050】
図3において、携帯電話端末1の制御部20は、ステップS1の処理として、外部装置接続部36からの信号を観ることにより、自端末がクレードル2と接続されたか否か監視しており、クレードル2に接続されたと判定した時にはステップS2へ処理を進める。
【0051】
ステップS2の処理に進むと、制御部20は、クレードル2と接続される直前の自端末における動作モードとネットワークサービスの設定内容をメモリ部25へ記憶させる。
【0052】
次に、クレードル2の何れかのボタンが押下され、当該クレードル2の操作信号発生回路12からの操作信号が外部装置接続部36を通じて入力されると、制御部20は、ステップS3の処理として、当該クレードル2から送られてきた操作信号に基づいて、上記クレードル2の何れのボタンが押下されたのかを認識する。
【0053】
次いで、制御部20は、ステップS4の処理として、上記クレードル2にて押下されたボタンに対応付けられた動作モードの設定情報或いはネットワークサービスの設定コマンドのデータがメモリ部25に保存されているか否か判定する。
【0054】
そして、ステップS4において、上記クレードルの押下ボタンに対応付けられた動作モード或いはネットワークサービスの設定データがメモリ部25に保存されていないと判定した場合、制御部20は、ステップS10へ処理を進め、例えば表示部23のディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、上記クレードル2のボタン押下で自端末の設定変更はなされない旨のエラー通知を行う。
【0055】
一方、ステップS4において、押下ボタンに対応付けられた動作モード或いはネットワークサービスの設定データがメモリ部25に保存されていると判定した場合、制御部20は、ステップS5へ処理を進める。
【0056】
ステップS5の処理に進むと、制御部20は、上記押下ボタンに対応付けられた設定データがネットワークサービスへの設定コマンドであるか否か判定する。
【0057】
そして、ステップS5において、上記設定データがネットワークサービスへの設定コマンドでないと判定した場合、つまり動作モードの設定情報である場合、制御部20は、設定処理部26を通じて、当該携帯電話端末1の動作モードを、上記押下ボタンに対応付けられている動作モードへ変更させる。その後、設定処理部26により動作モードの設定変更が完了すると、制御部20は、ステップS12の処理として、例えばディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、上記クレードル2のボタン押下に応じて自端末の動作モードの設定変更がなされた旨の設定変更通知を行う。
【0058】
一方、ステップS5において、上記設定データがネットワークサービスへの設定コマンドであると判定した場合、制御部20は、ステップS6の処理として、設定処理部26を通じて、上記クレードル2の押下ボタンに対応付けられているネットワークサービスの設定コマンドを通信回路21へ送り、さらに、当該通信回路21を通じて、上記設定コマンドを携帯電話サービスセンタへ送信させる。
【0059】
次に、制御部20は、ステップS7の処理として、上記設定コマンドの送信に応じて携帯電話サービスセンタから返信されてきた情報を解析し、設定コマンドに応じてネットワークサービスの設定変更が正常に行われた旨の応答が、上記携帯電話サービスセンタから送られてきたか否か判定する。
【0060】
そして、ステップS7において、予め定めた一定時間内に上記携帯電話サービスセンタから上記ネットワークサービスの設定変更の完了応答が無い場合、或いは、携帯電話サービスセンタからネットワークサービスの設定変更が出来なかった等の応答が得られた場合、制御部20は、ステップS13の処理として、ディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、上記クレードル2のボタン押下に応じたネットワークサービスの設定変更が失敗した旨のエラー通知を行う。
【0061】
一方、ステップS7において、予め定めた一定時間内に上記ネットワークサービスの設定変更の完了応答が得られた場合、制御部20は、必要に応じて、ステップS8の処理として、上記ネットワークサービスの設定変更に伴う自端末の動作モード等の設定変更を上記設定処理部26を通じて行った後、ステップS9へ処理を進める。
【0062】
ステップS9の処理に進むと、制御部20は、例えばディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、上記クレードル2のボタン押下に応じてネットワークサービスの設定変更がなされた旨の設定変更通知を行う。
【0063】
〔動作モード・ネットワークサービスの設定を元に戻す時のフローチャート〕
図4には、本発明実施形態において、クレードル2の「Def」ボタン5がオンされたか若しくは携帯電話端末1がクレードル2から取り外されることで、携帯電話端末1の動作モード或いはネットワークサービスの設定が元に戻される際の処理の流れを示す。なお、この図4のフローチャートは、携帯電話端末1側の処理を示している。
【0064】
図4において、携帯電話端末1の制御部20は、ステップS20の処理として、外部装置接続部36からの信号を観ることにより、自端末がクレードル2から取り外されたか否か、又は、クレードル2の「Def」ボタン5が押下されたか否か監視しており、クレードル2から取り外されたか又はクレードル2の「Def」ボタン5が押下されたと判定した時にはステップS21へ処理を進める。
【0065】
ステップS21の処理に進むと、制御部20は、自端末がクレードル2と接続される直前の自端末における動作モード及びネットワークサービスの設定内容としてメモリ部25に記憶されている設定データと、現時点での自端末の動作モード及びネットワークサービスの設定データとが異なるか否か、すなわち、クレードル2と接続された後にそのクレードル2のボタン押下等により動作モードやネットワークサービスの設定変更がなされたか否か判定する。
【0066】
そして、ステップS21において、クレードル2との接続直前の動作モード及びネットワークサービスの設定と、現在の動作モード及びネットワークサービスが同じであると判定された場合、すなわち、クレードル2との接続後にボタン押下等により動作モードやネットワークサービスの設定変更がなされていないと判定した場合、制御部20は、処理を終了する。
【0067】
一方、ステップS21において、クレードル2との接続直前の動作モード及びネットワークサービスの設定と、現在の動作モード及びネットワークサービスが異なると判定した場合、制御部20は、ステップS22へ処理を進める。
【0068】
ステップS22の処理に進むと、制御部20は、クレードル2との接続後に変更されたのはネットワークサービスの設定であるか否か判定する。
【0069】
上記ステップS22において、クレードル2との接続後に変更されたのはネットワークサービスの設定ではないと判定した場合、すなわち、変更されたのは動作モードであると判定した場合、制御部20は、ステップS27の処理として、設定処理部26を通じて、当該携帯電話端末1の動作モードを上記クレードル2に接続される直前の元の動作モードへ戻す設定変更処理を行う。その後、設定処理部26により動作モードを元に戻す設定変更が完了すると、制御部20は、ステップS28の処理として、例えばディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、自端末の動作モードが元の設定に戻された旨の設定変更通知を行う。
【0070】
また、上記ステップS22において、クレードル2との接続後に変更されたのがネットワークサービスの設定であると判定した場合、制御部20は、ステップS23の処理として、設定処理部26を通じて、上記クレードル2との接続後に変更されたネットワークサービスを元に戻すための設定コマンドを通信回路21へ送り、さらに、当該通信回路21を通じて、当該設定コマンドを携帯電話サービスセンタへ送信させる。
【0071】
次に、制御部20は、ステップS24の処理として、上記設定コマンドの送信に応じて携帯電話サービスセンタから返信されてきた情報を解析し、設定コマンドに応じてネットワークサービスの設定を元に戻す変更が正常に行われた旨の応答が、上記携帯電話サービスセンタから送られてきたか否か判定する。
【0072】
そして、ステップS24において、予め定めた一定時間内に上記携帯電話サービスセンタから上記ネットワークサービスの設定変更の完了応答が無い場合、或いは、携帯電話サービスセンタからネットワークサービスの設定変更が出来なかった等の応答が得られた場合、制御部20は、ステップS29の処理として、ディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、ネットワークサービスを元に戻す設定変更が失敗した旨のエラー通知を行う。
【0073】
一方、ステップS24において、予め定めた一定時間内に上記ネットワークサービスの設定変更の完了応答が得られた場合、制御部20は、必要に応じて、ステップS25の処理として、上記ネットワークサービスを元に戻す設定変更に伴う自端末の動作モード等の設定変更を上記設定処理部26を通じて行った後、ステップS26へ処理を進める。
【0074】
ステップS26の処理に進むと、制御部10は、例えばディスプレイ上への表示やスピーカ30からの音声出力、LEDの点灯等により、ユーザに対して、上記クレードル2のボタン押下に応じてネットワークサービスの設定が元に戻された旨の設定変更通知を行う。
【0075】
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態によれば、ユーザは、メニュー構造や設定コマンドを憶えていなくても、携帯電話端末1をクレードル2へ接続して所望のボタンを押すだけで、当該携帯電話端末1の動作モードやネットワークサービスを簡単に変更することができる。また本発明実施形態によれば、クレードル2のDefボタン5の押下やクレードル2から携帯電話端末を取り外すだけで、上記クレードル2への接続後に変更された動作モードやネットワークサービスの設定を簡単に元の設定に戻すことができ、設定の戻し忘れを無くすことができる。
【0076】
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
【0077】
例えば、本実施形態の携帯電話端末とクレードルとの間の通信は、電気的な接続を通じたものに限定されず、例えばいわゆるブルートゥース方式やUWB方式,WLAN(ワイヤレスLAN)方式など近距離無線通信や、いわゆる非接触通信を通じて行われても良い。この場合、外部装置接続部36が近距離無線通信や非接触通信を行う。この場合も操作はクレードル側で行う。
【0078】
本実施形態の携帯通信端末は、携帯電話端末に限定されず、動作モードやネットワークサービスの設定を変更可能な機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)や、カーナビゲーション装置、携帯型テレビゲーム装置、携帯型テレビジョン受像機等ようなものにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明実施形態のシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明実施形態のクレードルに携帯電話端末が接続された後、ユーザによるボタン押下により、携帯電話端末の動作モード或いはネットワークサービスの設定変更がなされる際の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明実施形態のクレードルの「Def」ボタンがオンされたか若しくは携帯電話端末がクレードルから取り外されることで、携帯電話端末の動作モード或いはネットワークサービスの設定が元に戻される際の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0080】
1 携帯電話端末、2 クレードル、3 載設部 4,5 ボタン、11 充電回路、12 操作信号発生回路、13 キーボタンスイッチ部、20 制御部、21 通信回路、22 通信アンテナ、23 表示部、24 操作部、25 メモリ、30 スピーカ、31 マイクロホン、32 音声処理部、33 画像処理部、34 GPS制御部、35 GPSアンテナ、36 外部装置接続部
【出願人】 【識別番号】501431073
【氏名又は名称】ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社
【出願日】 平成18年8月17日(2006.8.17)
【代理人】 【識別番号】100101384
【弁理士】
【氏名又は名称】的場 成夫

【識別番号】100117514
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 敦朗


【公開番号】 特開2008−48197(P2008−48197A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−222352(P2006−222352)