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【発明の名称】 携帯電話を用いた広告システム
【発明者】 【氏名】小池 勝也

【要約】 【課題】発信者の広告画像を携帯電話画面に表示することで、顧客が発信者企業を視覚的に確認したうえで安心して電話に出るよう促す。

【構成】多くのシステム利用者の各携帯電話に、公衆回線網側から起動可能な画像表示プログラムを装備しておく。多くの広告主の識別可能な画像データがあらかじめ登録・保存される画像ファイルサーバを備える。登録された任意の広告主の電話機から任意のシステム利用者の携帯電話へのダイヤル接続要求に応じて、当該広告主の電話機と当該システム利用者の携帯電話とが公衆回線網を介して接続開始される際、公衆回線網から当該携帯電話の呼出信号を発するのに先立って当該携帯電話の画像表示プログラムを起動させる起動信号を発し、起動させた当該携帯電話の画像表示プログラムにより、画像ファイルサーバに登録・保存されている当該広告主の識別可能な画像データを表示させ、これに続いて当該携帯電話の呼出信号を発する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
公衆回線網を用いて携帯電話画面に広告を表示するシステムであって、
システム利用者の各携帯電話に、前記公衆回線網側から起動可能な画像表示プログラムを装備しておき、
多くの広告主の識別可能な画像データがあらかじめ登録・保存される画像ファイルサーバを備え、
登録された任意の広告主の電話機から任意のシステム利用者の携帯電話へのダイヤル接続要求に応じて、当該広告主の電話機と当該システム利用者の携帯電話とが前記公衆回線網を介して接続開始される際、前記公衆回線網から当該携帯電話の呼出信号を発するのに先立って当該携帯電話の前記画像表示プログラムを起動させる起動信号を発し、起動させた当該携帯電話の画像表示プログラムにより、前記画像ファイルサーバに登録・保存されている当該広告主の識別可能な画像データを表示させ、これに続いて当該携帯電話の呼出信号を発するようにしたことを特徴とする携帯電話を用いた広告システム。
【請求項2】
前記公衆回線網は着信側加入者交換機を含み、前記着信側加入者交換機から前記携帯電話へ前記画像表示プログラムの起動信号を送出し、当該携帯電話から前記公衆回線網へ一次応答信号が返されると、当該着信側加入者交換機から前記画像ファイルサーバへ信号を送り、当該画像ファイルサーバから当該携帯電話へ前記広告主の識別可能な画像データを送出して表示させることを特徴とする請求項1記載の携帯電話を用いた広告システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、携帯電話を用いた広告システム、特に、公衆回線網を用いて携帯電話画面に広告を表示するシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、携帯電話の利用者が発信者を特定するには、発信者側による電話番号通知か、または受信者自身によるアドレス帳への登録に依存している。
【0003】
そのため、見覚えの無い電話番号や、未登録の相手からの電話には出たくないという心理が働き、円滑なコミュニケーションを行う上で、発信者、受信者双方にデメリットとなっている。
【0004】
また、俗に言う「ワン切り」や「なりすまし」などの社会的な問題を引き起こす遠因ともなっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、企業の営業サイドからみると、顧客が持つ携帯電話に対して営業的アプローチを行うには、テレマーケティングの電話を掛けるか、または携帯のメールアドレスにeメールを送信するという方法しかなかった。
【0006】
この場合も、その電話番号が顧客に登録されていなければ、電話に出てもらえる可能性はかなり低く、また、顧客のメールアドレスが不明であれば当然eメールの送信は不可能である。
【0007】
したがって、それまで取り引きがない顧客相手には、携帯電話に対する営業的アプローチの道は事実上閉ざされているといっても過言ではない。
【0008】
この発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、企業側から一般の顧客が持つ携帯電話に対して電話を掛ける際、呼出音に先立ってその企業からのコールであることを示す広告画像を携帯電話画面に表示することで、顧客が発信者企業を視覚的に確認したうえで安心して電話に出るよう促すことのできる携帯電話を用いた広告システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明の請求項1に係る携帯電話を用いた広告システムは、公衆回線網を用いて携帯電話画面に広告を表示するシステムであって、システム利用者の各携帯電話に、前記公衆回線網側から起動可能な画像表示プログラムを装備しておき、多くの広告主の識別可能な画像データがあらかじめ登録・保存される画像ファイルサーバを備え、登録された任意の広告主の電話機から任意のシステム利用者の携帯電話へのダイヤル接続要求に応じて、当該広告主の電話機と当該システム利用者の携帯電話とが前記公衆回線網を介して接続開始される際、前記公衆回線網から当該携帯電話の呼出信号を発するのに先立って当該携帯電話の前記画像表示プログラムを起動させる起動信号を発し、起動させた当該携帯電話の画像表示プログラムにより、前記画像ファイルサーバに登録・保存されている当該広告主の識別可能な画像データを表示させ、これに続いて当該携帯電話の呼出信号を発するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
この発明の請求項2に係る携帯電話を用いた広告システムは、請求項1記載の携帯電話を用いた広告システムにおいて、前記公衆回線網は着信側加入者交換機を含み、前記着信側加入者交換機から前記携帯電話へ前記画像表示プログラムの起動信号を送出し、当該携帯電話から前記公衆回線網へ一次応答信号が返されると、当該着信側加入者交換機から前記画像ファイルサーバへ信号を送り、当該画像ファイルサーバから当該携帯電話へ前記広告主の識別可能な画像データを送出して表示させることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
この発明は以上のように、システム利用者の各携帯電話に、前記公衆回線網側から起動可能な画像表示プログラムを装備しておき、多くの広告主の識別可能な画像データがあらかじめ登録・保存される画像ファイルサーバを備え、登録された任意の広告主の電話機から任意のシステム利用者の携帯電話へのダイヤル接続要求に応じて、当該広告主の電話機と当該システム利用者の携帯電話とが前記公衆回線網を介して接続開始される際、前記公衆回線網から当該携帯電話の呼出信号を発するのに先立って当該携帯電話の前記画像表示プログラムを起動させる起動信号を発し、起動させた当該携帯電話の画像表示プログラムにより、前記画像ファイルサーバに登録・保存されている当該広告主の識別可能な画像データを表示させ、これに続いて当該携帯電話の呼出信号を発するようにしたので、広告主企業側から一般の顧客が持つ携帯電話に対して電話を掛ける際、呼出音に先立ってその企業からのコールであることを示す広告画像を携帯電話画面に表示することができ、これにより、顧客が発信者企業(広告主企業)を視覚的に確認したうえで安心して電話に出るよう促すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、この発明による携帯電話を用いた広告システムの一実施形態を示すブロック図であり、この携帯電話を用いた広告システム1は、公衆回線網を用いて携帯電話画面に広告を表示するシステムである。
【0014】
すなわち、この携帯電話を用いた広告システム1は、多くの広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話機11(11a,11b,…11m)と、多くのシステム利用者(顧客)20(20a,20b,…20n)の携帯電話21(21a,21b,…21n)とが繋がる公衆回線網(電話回線網)30に、画像ファイルサーバ40と、システムコントローラ50とを接続したものである。
【0015】
システム利用者(顧客)20(20a,20b,…20n)の携帯電話21(21a,21b,…21n)には、表示画面22(22a,22b,…22n)が備えられ、また、公衆回線網(電話回線網)30側から起動可能なブラウザなどの画像表示プログラム23(23a,23b,…23n)を装備しておく。
【0016】
画像ファイルサーバ40には、広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の識別可能な画像データ(広告画像データ)をあらかじめ登録し、保存しておく。
【0017】
システムコントローラ50は、広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話機11(11a,11b,…11m)と、システム利用者(顧客)20(20a,20b,…20n)の携帯電話21(21a,21b,…21n)との回線接続を公衆回線網(電話回線網)30が実行するとき、あらかじめ決められた手順にしたがって、携帯電話21(21a,21b,…21n)の画像表示プログラム23(23a,23b,…23n)を起動させて、画像ファイルサーバ40に登録・保存されている広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の識別可能な画像データ(広告画像データ)を表示画面22(22a,22b,…22n)に表示させるものである。
【0018】
図2は、図1に示す広告システム1の主要部を説明するための概略的構成図であり、公衆回線網(電話回線網)30は、広告主(広告主企業)10の電話機11が加入者線で接続された発信側の加入者交換機(LS:Local Switch局、又は市内電話局)31と、中継線交換機(TS:Toll Switch)32と、着信側の加入者交換機(LS:Local Switch局、又は市内電話局)33とを備えている。
【0019】
公衆回線網(電話回線網)30は、さらに、着信側加入者交換機(LS)33と接続された携帯電話用基地局34を備え、システム利用者(顧客)20の携帯電話21は、この携帯電話用基地局34との間の無線送受信により、公衆回線網(電話回線網)30と接続される。
【0020】
上記のように構成された携帯電話を用いた広告システム1について、図1〜図3を参照してさらに詳しく説明する。
【0021】
1.画像データの登録
広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)は、画像ファイルサーバ40に、自社のロゴマークや商品のPR画像データ(仮称:コール・ページ)を予め登録しておく。登録されたロゴマークやPR画像データは、各広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話番号(電話機11(11a,11b,…11m))で検索可能に登録される。
【0022】
2.待機状態
発信側加入者交換機(LS)31から広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話機11(11a,11b,…11m)に加入者線が引かれていて、待機状態では電流が流れておらず、代わりに48Vの直流電圧が局給電されている。
【0023】
3.発呼検出
広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)側で、電話機11(11a,11b,…11m)のハンドセットを上げ、オフフック状態にする。すると電話機11(11a,11b,…11m)のスイッチが閉じ、発信側加入者交換機(LS)31から電話機11(11a,11b,…11m)に直流電流が流れる。
【0024】
4.番号受付準備
発信側加入者交換機(LS)31から発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話機11(11a,11b,…11m)に400Hzの信号(ダイヤルトーン)が送られ、ダイヤルをして良いことを知らせる。
【0025】
5.番号受信
発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)が接続先の番号をプッシュして発呼信号を送り、公衆回線網(電話回線網)30側に接続先を指定する。すなわち、電話機11(11a,11b,…11m)側からダイヤルパルス(DP信号)を送り、発信側加入者交換機(LS)31に発呼信号を送る。
【0026】
6.回線の確保
発信側加入者交換機(LS)31は、着信側加入者交換機(LS)33までの空回線を確保するまであらゆるルートを調べ上げ、検出すると中継線交換機(TS)32を経由して、着信側加入者交換機(LS)33まで接続する。
【0027】
7.画像データの呼び出し
着信側加入者交換機(LS)33から、携帯電話用基地局34を介して、着信携帯電話21(21a,21b,…21n)の画像表示プログラム23(23a,23b,…23n)へ起動信号を送出する。着信携帯電話21(21a,21b,…21n)の画像表示プログラム23(23a,23b,…23n)は、この信号を検出すると、一次応答信号を公衆回線網(電話回線網)30側に返送する。
【0028】
8.画像データの送出、表示
着信側加入者交換機(LS)33は、着信携帯電話21(21a,21b,…21n)から一次応答信号を受信すると、発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話番号(電話機11(11a,11b,…11m))に基づいて、当該発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の画像データが登録されている画像ファイルサーバ40に信号を転送する。画像ファイルサーバ40から着信携帯電話21(21a,21b,…21n)へ、発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の画像データを送出し、表示画面22(22a,22b,…22n)に表示させる。
【0029】
9.呼出中
着信側加入者交換機(LS)33から16Hz75Vの信号を送り、着信携帯電話21(21a,21b,…21n)のベルを鳴らす。これと同時に、発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話機11(11a,11b,…11m)に400Hzの断続信号(リングバックトーン)を送り、呼出中であることを知らせる。着信者が話中の場合、着信側加入者交換機(LS)33は、ビジートーンを発信者広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)の電話機11(11a,11b,…11m)に返す。
【0030】
10.応答検出
着信携帯電話21(21a,21b,…21n)のシステム利用者(顧客)20(20a,20b,…20n)が着信ボタンを押し、オフフック状態にする。すると着信携帯電話21(21a,21b,…21n)のスイッチが閉じ、着信側加入者交換機(LS)33から着信携帯電話21(21a,21b,…21n)に直流電流が流れ、着信携帯電話21(21a,21b,…21n)から着信側加入者交換機(LS)33に応答信号を返す。
【0031】
11.課金開始
着信側加入者交換機(LS)33は、着信携帯電話21(21a,21b,…21n)から応答信号を受信すると、次に、発信側加入者交換機(LS)31に応答信号と課金信号を送信する。同時に、リングバックトーンを終了させる。実際には、着信側、発信側加入者交換機(LS)33,31間の応答信号、課金信号などの制御信号は、共通線信号網を通り、サーバー機能であるNSP(Network Service Point)に送信され、データベースであるNSSP(Network Service Support Point)に問い合わせ、NSPで計算処理等を行う。
【0032】
12.通話中
発信側加入者交換機(LS)31が応答信号、課金信号を受信すると、発信側加入者交換機(LS)31が課金をスタートさせ、通話開始となる。
【0033】
13.切断
広告主(広告主企業)10(10a,10b,…10m)側で、電話機11(11a,11b,…11m)のハンドセットを下ろし、オンフックすると、電話機11(11a,11b,…11m)のスイッチが切れて電流が流れなくなり、切断される。
【0034】
次に、図4を参照して、上記の広告システム1の作用を順を追って説明する(各部の符号は図1、図2参照)。この広告システム1の作用は、2つに大別される。1つは、広告主(広告主企業)10による画像ファイルサーバ40への画像データの登録であり、もう1つは、広告主(広告主企業)10からシステム利用者(顧客)20の携帯電話21への画像データの表示である。
【0035】
図4は、このような画像データの登録と、画像データの表示とをまとめて表現しているため、通常のフローチャートの表現とは異なっているが、以下に、フローチャートを用いた場合と同様の説明をする。
【0036】
<画像データの登録について>
まず、広告主企業10が画像データの登録操作を行う(ステップS1)。
【0037】
つぎに、システムコントローラ50が、画像データの登録審査、電話番号契約者確認、登記事業内容と画像が適切かどうか、を行う(ステップS2)。
【0038】
これらがすべて満たされている場合(ステップS2のYES)、システムコントローラ50が、画像ファイルサーバ40に画像データを登録する(ステップS3)。
【0039】
どれか1つでも満たされない場合(ステップS2のNO)、システムコントローラ50は、ステップS1に戻って広告主企業10にやり直しを促す。
【0040】
<画像データの表示について>
まず、発信者側企業(広告主企業)10が、着信者である顧客(Aさん)20の携帯電話21の電話番号をダイヤルする(ステップS11)。
【0041】
つぎに、発信者(広告主企業)10側の加入者線交換機31が、着信者である顧客(Aさん)20の携帯電話21の電話番号を受信する(ステップS12)。
【0042】
つぎに、加入者線交換機31は、回線網30に顧客(Aさん)20の携帯電話21への接続要求信号を送出する(ステップS13)。
【0043】
つぎに、信号を受け取った中継交換機32は、着信側の交換機33を識別。接続要求信号を着信側加入者線交換機33に転送する(ステップS14)。
【0044】
つぎに、接続要求信号を受信した着信側交換機33は、着信者である顧客(Aさん)20の携帯電話21が通話できるかどうかを確認する(ステップS15)。
【0045】
つぎに、信号をやり取りした各交換機31,33は各交換機間の通話パスを予約。呼び出し音の伝送や通話の準備を開始する(ステップS16)。
【0046】
つぎに、着信側交換機33は、着信者である顧客(Aさん)20の携帯電話21が空き状態であれば、顧客(Aさん)20の携帯電話21の画像表示プログラム23へ起動信号を送出する(ステップS17)。
【0047】
つぎに、顧客(Aさん)20の携帯電話21は、画像表示プログラム23を起動し一次応答信号を返送する(ステップS18)。
【0048】
つぎに、一次応答信号を受け取った着信側交換機33は、画像データが登録されている画像ファイルサーバ40に信号を転送する(ステップS19)。
【0049】
つぎに、画像ファイルサーバ40が、信号受信・検索・抽出・送出制御プログラムを実行する(ステップS20)。すなわち、発信者(広告主企業)10の電話番号(電話機11)に基づいて、その発信者(広告主企業)10の登録されている画像データを検索・抽出し、この画像データを、顧客(Aさん)20の電話番号(携帯電話21)に向けて送出する。
【0050】
つぎに、画像ファイルサーバ40から発信者(広告主企業)10が登録した画像データを、顧客(Aさん)20の携帯電話21が受信。受信した旨の二次応答信号を着信側交換機33に返送する(ステップS21)。
【0051】
つぎに、二次応答信号を受け取った着信側交換機33は、顧客(Aさん)20の携帯電話21を呼び出し、発信者側(広告主企業)10の電話機11に呼び出し音を送出する(ステップS22)。
【0052】
つぎに、呼び出された顧客(Aさん)20は、呼び出し音と共に表示画面22に表示された発信者側(広告主企業)10の画像データを確認。発信者側(広告主企業)10の企業名を確認後、通話を開始する(ステップS23)。
【0053】
以上のように、この発明によれば、広告主企業側から一般の顧客が持つ携帯電話に対して電話を掛ける際、呼出音に先立ってその企業からのコールであることを示す広告画像を携帯電話画面に表示することができ、これにより、顧客が発信者企業(広告主企業)を視覚的に確認したうえで安心して電話に出るよう促すことができる。
【0054】
また、この発明によれば、企業は、顧客が通話を開始する、しないに関わらず、企業自身の告知、商品のPRなどを画像で表示することができるようになり、完全なOne_to_OneでのPRが可能となる。
【0055】
また、最近問題の「なりすまし」などを防止するため、通信事業者、回線事業者またはプロバイダ等が電話番号の登録事業者の登記上の事業活動と画像データの整合性を審査し、企業名を必ず明記させるなど、登録ルールを厳密に管理することにより、携帯電話を利用した詐欺などの抑止効果が期待できる。
【0056】
また、衰退している固定電話会社の新たな収入源として法人需要を開拓でき、通信事業者、利用企業、そして企業の顧客にも、それぞれメリットのあるシステムとなる。
【0057】
さらに、企業や団体が慈善事業とタイアップすることにより、通話料の一部を特定の団体や事業に寄付する旨を顧客にアピールするなど、社会貢献活動などの新たな告知、募金活動の手段としても活用が見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】この発明による携帯電話を用いた広告システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す広告システムの主要部を説明するための概略的構成図である。
【図3】発信者の画像データを表示するための接続手順を示す説明図である。
【図4】この発明による広告システムの作用を示す説明図である。
【符号の説明】
【0059】
1 携帯電話を用いた広告システム
10(10a,10b,…10m) 広告主(広告主企業)
11(11a,11b,…11m) 電話機
20(20a,20b,…20n) システム利用者(顧客)
21(21a,21b,…21n) 携帯電話
22(22a,22b,…22n) 表示画面
23(23a,23b,…23n) 画像表示プログラム
30 公衆回線網(電話回線網)
31 発信側加入者交換機(LS:Local Switch局、又は市内電話局)
32 中継線交換機(TS:Toll Switch)
33 着信側加入者交換機(LS:Local Switch局、又は市内電話局)
34 携帯電話用基地局
40 画像ファイルサーバ
50 システムコントローラ
【出願人】 【識別番号】500413331
【氏名又は名称】小池 勝也
【出願日】 平成18年8月15日(2006.8.15)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和

【識別番号】100100712
【弁理士】
【氏名又は名称】岩▲崎▼ 幸邦

【識別番号】100100929
【弁理士】
【氏名又は名称】川又 澄雄

【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和

【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一

【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄


【公開番号】 特開2008−48120(P2008−48120A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−221495(P2006−221495)