| 【発明の名称】 |
コールセンタシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】今泉 洋明
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| 【要約】 |
【課題】
【構成】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のオペレータ端末と、電話網を介して到来する複数の着信呼を受け付けると共に、前記着信呼の各々を前記複数のオペレータ端末の何れかに割り当てる端末割当をなすコールセンタサーバと、を含むコールセンタシステムであって、 前記コールセンタサーバは、 前記着信呼の1に対して端末割当が不可能な場合に、前記1の着信呼を待機呼として、これに待機順位を付与して保持する待機呼保持手段と、 前記複数のオペレータ端末のうちの何れか1の空きオペレータ端末を検知したとき、前記待機呼のうちでその待機順位が優先する1の待機呼に当該1の空きオペレータ端末を割り当てる待機呼割当手段と、 前記待機呼のうちの少なくとも1つを指定して前記オペレータ端末から供給される変更要求に応じて、指定された待機呼の待機順位を変更する待機順位変更手段と、 を含むことを特徴とするコールセンタシステム。 【請求項2】 前記コールセンタサーバは、前記オペレータ端末からの通知要求に応じて、前記待機順位を前記前記オペレータ端末に通知する待機順位通知手段を含むことを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。 【請求項3】 前記待機呼保持手段は、前記待機呼毎に当該待機呼に関連する優先度情報を保持し、前記待機順位通知手段は、前記待機順位と共に前記優先度情報を前記オペレータ端末に通知することを特徴とする請求項2記載のコールセンタシステム。 【請求項4】 前記待機順位変更手段は、特定オペレータ端末を指定する変更要求に応じて、指定された待機呼が前記特定オペレータ端末に割り当てられるように予約する手段を含むことを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。 【請求項5】 前記待機順位変更手段は、外線電話グループを指定する変更要求に応じて、前記外線電話グループに属する少なくとも1つの待機呼の待機順位を変更することを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、公衆加入者電話網やインターネット等の公衆網を介して到来する外線電話からの着信を受け付けるコールセンタシステムに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、外線電話からコールセンタシステムに着信が入った際に、かかる着信はコールセンタにおいて電話受付業務に従事する何れかのオペレータに通知されて、当該オペレータがこの着信に応対するように促す制御が行われる。この場合、各オペレータへの着信通知順は、通常、コールセンタシステムによって自動的に決定されている。また、全てのオペレータが、通話状態または通話不可能状態になっている場合は、着信を示す着信情報が待ち行列における1つのキューに保持され、この間、着信した外線電話は保留状態となる。そして、オペレータが空き次第、着信情報がキューから取り出されて適切なオペレータに割り当てる制御が行われている。例えば、「コールセンタサーバ、オペレータ端末およびコンピュータプログラム」と題する特許文献1に開示される技術が参照される。かかる技術におけるオペレータ端末は、着信待ちの呼を通話予約先として選択し、着信可能となった際に選択された外線からの呼を着信させる構成を含んでいる。 【特許文献1】特開2005−260418号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、従来技術において外線電話からの着信はその到達順序により決まってしまう。そのため、例えば、営業活動を行うコールセンタにとって重要度の高い顧客の着信があってもこれを待たせてしまうという不都合が発生してしまう。外線電話からの着信の着信順位を容易に参照しつつ、これを柔軟に変更可能とする如き柔軟な運用を可能とするコールセンタシステムが望まれている。 【0004】 本発明の目的は、外線電話からの着信の着信順を変更する如き柔軟な運用を可能とするコールセンタシステムを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明によるコールセンタシステムは、複数のオペレータ端末と、電話網を介して到来する複数の着信呼を受け付けると共に、該着信呼の各々を該複数のオペレータ端末の何れかに割り当てる端末割当をなすコールセンタサーバと、を含むコールセンタシステムであり、該コールセンタサーバは、該着信呼の1に対して端末割当が不可能な場合に、該1の着信呼を待機呼として、これに待機順位を付与して保持する待機呼保持手段と、該複数のオペレータ端末のうちの何れか1の空きオペレータ端末を検知したとき、該待機呼のうちでその待機順位が優先する1の待機呼に当該1の空きオペレータ端末を割り当てる待機呼割当手段と、該待機呼のうちの少なくとも1つを指定して該オペレータ端末から供給される変更要求に応じて、指定された待機呼の待機順位を変更する待機順位変更手段とを含むことを特徴とする。 【0006】 以下の説明において「着信順」の用語は、待機呼となった着信呼の待機順位に従った順番を意味するものとして用いる。 【発明の効果】 【0007】 本発明によるコールセンタシステムによれば、オペレータ端末から外線電話の着信順を容易に変更する構成が与えられる。これによりコールセンタにおける柔軟な運用が可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 本発明の実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。 <実施例> 図1は、本発明の実施例を示し、コールセンタシステムを含む全体の構成を示している。ここで、コールセンタ100は、公衆加入者電話網20と接続され、公衆加入者電話網20に接続されている外線電話10よりコールセンタ100への発信、あるいはコールセンタ100から公衆加入者電話網20への発信が可能となっている。本図の例では、例として1つの外線電話10が示されているが、本発明は複数の外線電話を想定している。 【0009】 コールセンタ100は、コールセンタサーバ30と、電話応対業務に従事するオペレータが使用するパーソナルコンピュータであるn個(nは正数)のオペレータPC71〜7nと、同様に他のオペレータが使用するIP電話機であるm個(mは正数)のオペレータ電話機91〜9mと、データベース40とを含み、これらがLAN50を介して相互に接続されている。オペレータPC71〜7nの各々にはPC接続電話機が接続され電話通話を可能とする。例として、オペレータPC7nにPC接続電話機8nが図示されている。データベース40は、コールセンタサーバ30に電話番号の各々に関連付けられた付加情報を提供するデータベースである。オペレータPC71〜7n及びオペレータ電話機91〜9mの各々は、本発明の構成要素であるオペレータ端末を構成する。以下の説明においてオペレータ端末の呼称は、オペレータPC71〜7n及びオペレータ電話機91〜9mの何れかを意味するものとして用いる。 【0010】 コールセンタサーバ30は、外線ポート31と、着信処理部32と、着信情報キュー制御部33と、着信情報キュー34とを含む。外線電話10は、コールセンタサーバ30に向けて電話をかける際に外線ポート31の電話番号を指定して発呼する。コールセンタサーバ30の着信処理部32は、かかる発呼による着信呼を外線ポート31を介して認識する。着信処理部32は、次いで、該着信呼に対応する着信情報を生成し、これを着信情報キュー制御部33を介して着信情報キュー34に書き込む。着信情報キュー制御部33は、着信情報キュー34に実際にアクセスして、着信処理部32からの指令に応じて着信情報の書き込みや着信情報の取り出しを行う機能と共に、オペレータ端末から要求に応じて着信情報の順序及び内容の参照や着信情報の順序の変更を行う機能を備える。 【0011】 着信情報キュー34は、1つの着信情報を1つのキューとして保持する待ち行列機能を提供する。着信処理部32は、新たな着信呼があれば、当該新たな着信情報が着信情報キュー34の末尾に繋げ、通話状態または通話不可能状態ではない空き状態のオペレータ端末があれば、着信情報キュー34の先頭、すなわち最も古い着信情報を着信情報キュー34から取り出して、これを空き状態のオペレータ端末に割り振って着信を通知する。 【0012】 以上のように、着信処理部32は、着信情報キュー34を用いて、公衆加入者電話網20を介して到来する複数の着信呼を受け付けると共に、該着信呼の各々をオペレータPC71〜7n及びオペレータ電話機91〜9mに割り当てる端末割当をなす。空きオペレータ端末が無いことで着信呼に対して端末割当が不可能な場合に、当該着信呼は、着信順に待機順位が付与され待機呼として着信情報キュー34に保持される。着信処理部32は、複数のオペレータ端末のうちの何れかの空きオペレータ端末を検知したとき、保持している待機呼のうちでその待機順位が優先する1の待機呼に空きオペレータ端末を割り当てる。着信情報キュー34における各着信情報の順番、すなわち着信順は待機順位に従う。着信情報は、公衆加入者電話網31から取得される発信番号と、該発信番号に関連付けられた付加情報とからなる。付加情報は、予めからデータベース40の発信者情報テーブルに保持されていて、電話番号をキーとして該テーブルから検索される。 【0013】 図2は、図1に示したデータベースに含まれる発信者情報テーブルの設定例を示している。データベース40に含まれる発信者情報テーブル41は、外線電話の発信番号である電話番号の各々に関連付けられて、その属するグループと付加情報とが予めから保持される。例えば、電話番号「03-1111-xxxx」は、当該外線電話が属する「第1グループ」が関連付けられ、さらに付加情報として顧客の優先度を示す指標として「重要度A」が関連付けられている。付加情報の内容は、優先度を示す指標に限られず、着信順序の変更を判断するに資する多様な情報を格納し得る。また、発信者情報テーブル41に保持されていない発信番号が検索された場合には標準内容(ディフォルト)の付加情報を出力するようにしても良い。 【0014】 着信処理部32は、また、オペレータ端末からの予約要求に応じて、指定された着信情報を自身を含む特定のオペレータ端末に割り振る機能を備えても良い。 【0015】 図3は、コールセンタシステムにおいて用いられるオペレータPCの画面表示例を示している。ここでは、オペレータPC71〜7nのうちで例としてオペレータPC71が示されている。 【0016】 オペレータPC71のディスプレイには、電話機能操作ウィンドウ711が表示されている。電話機能操作ウィンドウ711には、着信順管理開始ボタン712のクリック操作に応じて着信順管理ウィンドウ713が開かれ、着信順管理ウィンドウ713には着信情報の順序・内容が表示される。この例では、着信順の表示(1、2・・)と発信番号である電話番号と付加情報がそのまま表示されている。該付加情報の表示によりオペレータは当該着信の重要度を認識することができる。また、図示されるように、着信情報を表示するセル単位にこれをドラッグ&ドロップすることにより、着信順を変えることができる。着信順管理ウィンドウ713には、各発信番号の外線電話が属するグループの識別が表示され、グループ単位に着信順を変更できるようにしても良い。 【0017】 オペレータPC71は、通常の電話機能部(図示せず)と共に、着信順管理ウィンドウ713の処理を行う着信順管理制御部716を含んでいる。着信順管理制御部716は、オペレータのボタン操作に応じて、着信情報の参照及び変更の処理をコールセンタサーバ30との間で行う機能を備える。 【0018】 図4は、着信順序参照要求に応じた実行される処理手順を示している。図示されるシーケンス図において、着信順序参照要求をなすオペレータ端末としてオペレータPC71が示されているが、該オペレータ端末はオペレータPC71〜7n及びオペレータ電話機91〜9mのうちの何れであっても良い。以下の説明において、適宜、図3に示されるオペレータPC71の表示画面例を参照して説明する。 【0019】 先ず、オペレータPC71は、着信順参照要求を受け付ける(ステップS101)。ここで、オペレータPC71の電話機能操作ウィンドウ711の着信順管理開始ボタン712がクリック操作されることで、着信順管理ウィンドウ713が開かれ、着信順参照要求が受け付けられる(図3参照)。 【0020】 次に、この着信順参照要求の受け付けに応じて、オペレータPC71は、コールセンタサーバ30に向けて参照要求を送信する(ステップS102)。該参照要求に応じて、コールセンタサーバ30は、着信情報キュー制御部を介して着信情報キューにアクセスする(ステップS103)。次いで、着信情報キューから着信情報を取得し(ステップS104)、該着信情報の順序・内容を参照要求元であるオペレータPC71に送信する(ステップS105)。 【0021】 着信情報の順序・内容を受信したオペレータPC71は、該着信情報の順序・内容を着信順管理ウィンドウに表示する(ステップS106)。ここで、オペレータPC71の着信順管理ウィンドウ713には、着信順の表示、発信番号及び付加情報が表示され、オペレータは着信の状況を認識することができる(図3参照)。 【0022】 図5は、着信順序変更要求に応じた実行される処理手順を示している。ここでも、図示されるシーケンス図において、着信順序変更要求をなすオペレータ端末としてオペレータPC71が示されているが、該オペレータ端末はオペレータPC71〜7n及びオペレータ電話機91〜9mのうちの何れであっても良い。以下の説明において、適宜、図3に示されるオペレータPC71の表示画面例を参照して説明する。 【0023】 オペレータPC71は、着信情報の順序・内容を着信順管理ウィンドウに表示しているものとする(ステップS201)。ここで、オペレータPC71は、着信順を変えたい着信情報を指定して、表示されている着信順を変更する(ステップS202)。例えば、着信順管理ウィンドウにおいて着信順を変えたいセルをドラッグし選択しドラッグした着信情報の移動先にドロップする(図3参照)。これに応じて、オペレータPC71は、コールセンタサーバ30に向けて変更要求を送信する(ステップS203)。ここで、順位が変更される着信をオペレータPC71自身に割り当てられるように着信予約を行うようにしても良い。また、着信順序の変更は、グループ単位にできるようにしても良い。 【0024】 コールセンタサーバ30は、着信情報キュー制御部を介して着信情報キューにおける着信順を変更する(ステップS204)。この変更は、着信順管理ウィンドウにおいてドラッグ&ドラッグ操作により移動された順序に従ってなされる。次いで、コールセンタサーバ30は、変更された着信情報の順序・内容を全て端末に向けて送信する(ステップS205)。ここで、全て端末とはオペレータPC71〜7n及びオペレータ電話機91〜9mである。 【0025】 変更された着信情報の順序・内容を受信したオペレータPC71は、変更された着信情報の順序・内容を表示する(ステップS206)。該着信情報の順序の表示によりオペレータは要求した変更が反映されたことを認識することができる。 <変形例> 図6は、コールセンタシステムにおいて用いられるオペレータ電話機の外観及び画面表示例を示している。ここで、コールセンタシステムに含まれる多数のオペレータ電話機のうちで、例として1つのオペレータ電話機91の外観が示されている。オペレータ電話機91の内部には、通常の電話機能部(図示せず)に加えて、着信順の表示及び変更を管理する為の制御ロジックを備えた着信順管理制御部916を含んでいる。着信順管理制御部916は、オペレータのボタン操作に応じて、着信情報の参照及び変更の処理をコールセンタサーバ30との間で行う機能を備える。 【0026】 オペレータ電話機91の表示ディスプレイ911には、オペレータが着信順取得機能実行ボタン914を押すことにより、着信順管理ウィンドウ912が開かれ、コールセンタサーバに着信した着信情報の順序・内容が表示される。オペレータが着信順取得機能実行ボタン914を押す度に、改めて着信情報がコールセンタサーバから取得されて再表示される。 【0027】 オペレータが表示切替ボタン913を押すことにより、着信順管理ウィンドウ912で表示される着信情報の内容が切り替えられる。すなわち、着信順管理ウィンドウ912には、1着信情報ずつ表示され、冒頭に表示されるのは最初に着信した着信情報である。さらに、表示切り替えボタン913を押下することで、次の着信情報が着信順管理ウィンドウ912に表示される。 【0028】 オペレータが着信順の変更機能実行ボタン915を押すことにより着信順の変更ができる。すなわち、表示切り替えボタン913を押下することで着信順を変えたい着信情報を表示し、着信順の変更機能実行ボタン915を押下することより、着信順管理制御部916は着信情報の変更要求をコールセンタサーバ30に送信する。コールセンタサーバ30において着信変更処理が完了すれば、オペレータが着信順取得機能実行ボタン914を押すことにより、変更された着信情報がコールセンタサーバから取得されて再表示される。 【0029】 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明を適用することにより、コールセンタのオペレータは、通話中または着信不可能な状態おいても、重要度の高い顧客の着信が保留されていてもこれをオペレータ端末を介して知ることができ、さらに着信順を変更することで優先的に着信を受け付けることができる。これにより、コールセンタサーバにより画一的に制御されていた着信通知順を、外線電話の付加情報に基づいて柔軟に変更することができる。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本発明の実施例を示し、コールセンタシステムを含む全体の構成を示すブロック図である。 【図2】図1に示したデータベースに含まれる発信者情報テーブルの設定例を示すブロック図である。 【図3】コールセンタシステムにおいて用いられるオペレータPCの画面表示例を示す図である。 【図4】着信順序参照要求に応じた実行される処理手順を示すシーケンス図である。 【図5】着信順序変更要求に応じた実行される処理手順を示すシーケンス図である。 【図6】コールセンタシステムにおいて用いられるオペレータ電話機の外観及び画面表示例を示す図である。 【符号の説明】 【0031】 10 外線電話 20 公衆加入者電話網 30 コールセンタサーバ 31 外線ポート 32 着信処理部 33 着信情報キュー制御部 34 着信情報キュー 40 データベース 41 発信者情報テーブル 50 LAN 71〜7n オペレータPC 8n PC接続電話機 91〜9m オペレータ電話機 100 コールセンタシステム 716、916 着信順管理制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000295 【氏名又は名称】沖電気工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月14日(2006.8.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079119 【弁理士】 【氏名又は名称】藤村 元彦
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| 【公開番号】 |
特開2008−48089(P2008−48089A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−220972(P2006−220972) |
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