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【発明の名称】 携帯端末装置
【発明者】 【氏名】永瀬 一博

【氏名】小阪 友裕

【要約】 【課題】高解像度化するディスプレイを有効に活用して、より高度なコミュニケーションを可能とする携帯端末装置を提供すること。

【構成】他の携帯端末装置と映像及び音声の送受信を行うテレビ電話機能を有する携帯端末装置であって、テレビ電話利用時に他のアプリケーションを起動して2分割画面にてテレビ電話画面101とアプリケーション画面103とをディスプレイ28に表示し、且つ上記他のアプリケーションによる表示画面を通信相手先の携帯端末装置に送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
他の端末装置と少なくとも映像の送受信を行うテレビ電話機能を有する携帯端末装置であって、
前記映像を表示する表示手段と、
前記映像を前記他の端末装置に送信する送信手段と、
前記他の端末装置から受信映像を受信する受信手段と、
前記映像又は前記受信画像と、所定のアプリケーションプログラムによる表示映像であるアプリケーション映像とを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示された前記受信画像または前記アプリケーション映像を、選択する選択手段と、
前記送信手段に、前記選択手段によって選択された前記映像または前記アプリケーション映像を前記他の端末装置へ送信させる送信制御手段と、
を具備することを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
他の端末装置と少なくとも映像の送受信を行うテレビ電話機能を有する携帯端末装置であって、
前記映像を表示する表示手段と、
前記映像を前記他の端末装置に送信する送信手段と、
前記他の端末装置から受信映像を受信する受信手段と、
前記テレビ電話機能を起動中に前記受信画像を表示しているときに所定のアプリケーションを起動させる操作がなされると、所定のアプリケーションプログラムによる表示映像であるアプリケーション映像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記所定のアプリケーションを起動させる操作に応じて、前記送信手段によって送信している前記映像に代えて前記アプリケーション映像を前記他の端末装置へ送信させる送信制御手段と、
を具備することを特徴とする携帯端末装置。
【請求項3】
前記選択手段は略十字形状を呈し、該略十字形状のうち所定の箇所が複数回連続的に押圧操作される又は長押しされたことで前記表示手段に表示中の前記テレビ電話映像または前記アプリケーション映像が操作対象として選択されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項4】
複数の所定の項目から成るメニュー画面を前記表示手段に表示させる為のメニュー画面表示操作手段を更に具備し、
前記複数の所定の項目のうち、前記表示手段に表示中の前記アプリケーション映像を前記他の携帯端末装置に送信する旨の項目が選択された場合に、前記送信制御手段は、前記表示手段に表示中の前記アプリケーション映像を、前記他の端末装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項5】
前記アプリケーション映像は、前記テレビ電話機能による前記テレビ電話映像の圧縮に使用される所定の映像コーデックで圧縮された後、前記他の携帯端末装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の携帯端末装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機等の携帯端末装置に関し、特にテレビ電話機能を有する携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレビ電話機能を有する携帯電話機が増加している。このようなテレビ電話機能を有する携帯電話機に関連する技術として、例えば特許文献1に以下のような技術が開示されている。
【0003】
すなわち、特許文献1には、テレビ電話による通話を行う際に通話者自身のプライバシーを保護しつつ、通話相手先とのコミュニケーションを可能とする通信端末装置が開示されている。この通信端末装置によれば、テレビ電話による呼が確立しても、当該通信端末装置が“画像不送信状態”に設定されていれば、当該時点におけるユーザーの画像の代わりに、予め設定されている代替画像が通話相手の通信端末装置に送信される。
【特許文献1】特開2006―67436号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、携帯電話機の有するディスプレイに関しては、近年デバイス技術の進歩によって、より高解像度のLCD(Liquid Crystal Display)が搭載されるようになった。具体的には、携帯電話機に搭載されるディスプレイは、図13に示すように縦横の画素数が320×240ドットであるQVGAから、縦横の画素数が640×480ドットであるVGAに移行する傾向がある。そして今後は、このように高解像度化する傾向にあるディスプレイを、より有効に活用する携帯電話機が求められると考えられる。
【0005】
なお、上記特許文献1には、上述したような高解像度化するディスプレイを有効に活用することに関する技術に関しては、上記特許文献1には開示は勿論、示唆すらされていない。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、高解像度化するディスプレイを有効に活用して、より高度なコミュニケーションを可能とする携帯端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による携帯端末装置は、他の端末装置と少なくとも映像の送受信を行うテレビ電話機能を有する携帯端末装置であって、前記映像を表示する表示手段と、前記映像を前記他の端末装置に送信する送信手段と、前記他の端末装置から受信映像を受信する受信手段と、前記映像又は前記受信画像と、所定のアプリケーションプログラムによる表示映像であるアプリケーション映像とを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段に表示された前記受信画像または前記アプリケーション映像を、選択する選択手段と、前記送信手段に、前記選択手段によって選択された前記映像または前記アプリケーション映像を前記他の端末装置へ送信させる送信制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による携帯端末装置は、他の端末装置と少なくとも映像の送受信を行うテレビ電話機能を有する携帯端末装置であって、前記映像を表示する表示手段と、前記映像を前記他の端末装置に送信する送信手段と、前記他の端末装置から受信映像を受信する受信手段と、前記テレビ電話機能を起動中に前記受信画像を表示しているときに所定のアプリケーションを起動させる操作がなされると、所定のアプリケーションプログラムによる表示映像であるアプリケーション映像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記所定のアプリケーションを起動させる操作に応じて、前記送信手段によって送信している前記映像に代えて前記アプリケーション映像を前記他の端末装置へ送信させる送信制御手段と、を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高解像度化するディスプレイを有効に活用して、より高度なコミュニケーションを可能とする携帯端末装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る携帯電話機を説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【0012】
同図において、図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、上記受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)14から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、このダウンコンバートされた中間周波信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号の周波数は、制御ユニット23から出力される制御信号SYCによって指示される。
【0013】
上記受信ベースバンド信号はCDMA信号処理ユニット16に入力される。CDMA信号処理ユニット16はRAKE受信機を備える。RAKE受信機では、上記受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号が位相を調停されたのち合成される。かくして、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは圧縮伸長処理ユニット(以後コンパンダと称する)17に入力される。
【0014】
上記コンパンダ17は、上記CDMA信号処理ユニット16から出力された受信パケットデータを多重分離部によりメディアごとに分離する。そして、この分離されたメディアごとのデータに対しそれぞれ復号処理を行う。例えば、通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれている通話音声等のオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。
【0015】
また、本一実施形態に係る携帯電話機はいわゆるテレビ電話機能を有するが、テレビ電話のように、受信パケットデータにビデオデータが含まれていれば、このビデオデータをビデオコーデックにより復号する。
【0016】
上記復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCM符号処理ユニット(以後PCMコーデックと称する)18に供給される。PCMコーデック18は、コンパンダ17から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号してアナログオーディオ信号を出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器19にて増幅されたのちスピーカ20より出力される。
【0017】
なお、オーディオ再生モードが設定されている場合には、制御ユニット23は記憶ユニット24から該当するオーディオコンテンツを読み出し、このオーディオコンテンツを復号処理したのち上記PCMコーデック18及び受話増幅器19を介してスピーカ20から拡声出力する。
【0018】
上記コンパンダ17により復号されたディジタルビデオ信号は、制御ユニット23に入力される。制御ユニット23は、上記コンパンダ17から出力されたディジタルビデオ信号を、ビデオRAMを介してディスプレイ28に表示する。なお、制御ユニット23は、受信されたビデオデータばかりでなく、後述するカメラ33により撮像されたビデオデータについてもビデオRAMを介してディスプレイ28に表示する。
【0019】
また上記コンパンダ17は、受信パケットが電子メールの場合には、この電子メールを制御ユニット23に供給する。制御ユニット23は、上記電子メールを記憶ユニット24に保存する。そして、入力デバイス27の操作状態に応じて、記憶ユニット24から上記電子メールを読み出し、この電子メールをディスプレイ28に表示する。
【0020】
一方、通話モードにおいて、マイクロホン21に入力された話者の音声信号は、送話増幅器22により適正レベルまで増幅されたのち、PCMコーデック18によりPCM符号化処理が施されてディジタルオーディオ信号となり、コンパンダ17に入力される。また、後述するカメラ33から出力されるビデオ信号は、制御ユニット23によりディジタル化されてコンパンダ17に入力される。なお、制御ユニット23において作成された電子メールも、制御ユニット23からコンパンダ17に入力される。
【0021】
上記コンパンダ17は、PCMコーデック18から出力されたディジタルオーディオ信号より入力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて送信データレートを決定する。そして、上記ディジタルオーディオ信号を上記送信データレートに応じたフォーマットの信号に符号化し、これによりオーディオデータを生成する。また、制御ユニット23から出力されたディジタルビデオ信号を符号化してビデオデータを生成する。そして、これらのオーディオデータ及びビデオデータを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従いパケット化し、この送信パケットデータをCDMA信号処理ユニット16へ出力する。なお、制御ユニット23から電子メールが出力された場合にも、この電子メールを上記送信パケットデータに多重化する。
【0022】
CDMA信号処理ユニット16は、上記コンパンダ17から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そして、その出力信号を送信回路(TX)15へ出力する。送信回路15は、上記スペクトラム拡散された信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式等のディジタル変調方式を使用して変調する。そして、この変調により生成された送信信号を、周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換する。そして、制御ユニット23により指示される送信電力レベルとなるように上記無線信号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から図示しない基地局へ向けて送信される。
【0023】
また、本一実施形態に係る携帯電話機はテレビジョン受信機(テレビ受信機)30を備えている。テレビ受信機30は、例えば地上波テレビジョン放送信号をアンテナ31を介して受信し、受信されたテレビジョン放送信号を復調してディジタル映像信号及び音声信号に変換する。ディジタル映像信号は、制御ユニット23によりディスプレイ28に表示される。ディジタル音声信号は、制御ユニット23からPCMコーデック18に供給され、このPCMコーデック18でアナログ音声信号に変換されたのち受話増幅器19を介してスピーカ20から出力される。
【0024】
さらにテレビ受信機30はFM放送信号の受信機能も有しており、受信したFM放送信号を復調してディジタル音声信号を出力する。このディジタル音声信号は、上記テレビジョン放送信号から復調したディジタル音声信号と同様に、制御ユニット23からPCMコーデック18に供給され、このPCMコーデック18でアナログ音声信号に変換されたのち受話増幅器19を介してスピーカ20から出力される。なお、図示しないイヤホン端子にイヤホンが接続された場合には、上記PCMコーデック18から出力された音声信号は上記スピーカ20に代わってイヤホンから出力される。
電源回路26は、バッテリ25の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。バッテリ25は充電回路29により充電される。
【0025】
ところで、上記制御ユニット23は例えばマイクロコンピュータ(CPU;Central Processing Unit)を備えたものであり、本一実施形態に係る携帯電話機に特徴的な動作制御としては、主として以下のような動作制御を行う。
【0026】
まず、上記制御ユニット23は、上記ディスプレイ28における表示画面を2分割して、テレビ電話機能による表示映像であるテレビ電話映像と、所定のアプリケーションプログラムによる表示映像であるアプリケーション映像とを上記ディスプレイ28に同時に表示させる。また、上記制御ユニット23は、上記入力デバイス27の操作状態(詳細は図4、図7及び図12を参照して後述する)に基づいて、他の携帯電話機等の携帯端末装置に送信する映像を、上記テレビ電話映像から上記アプリケーション映像に切り替える。
【0027】
ところで、上記カメラ33は撮像を行う為のカメラである。本一実施形態に係る携帯電話機では、テレビ電話における表示映像としてのビデオデータは、上記カメラ33によって撮像され取得される。
【0028】
以下、本一実施形態に係る携帯電話機の外観の一例を、図2及び図3を参照して説明する。
【0029】
ここで、図2は、携帯電話機1を約180度開いた時の外観図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図である。また、図3は携帯電話機1を閉じた時の外観図であり、図3(A)は正面図、図3(B)は側面図である。ここで、携帯電話機1においては、上筐体部2Aと下筐体部2Bとが、ヒンジ部2Cを介して接続されている。
【0030】
上記上筐体部2Aは、LCD等から成る上記ディスプレイ28、受信した音声を発声するレシーバとしての上記スピーカ20、携帯電話機1の状態を検知するための磁気センサ3a,3c、上記カメラ33、LCD等から成るサブディスプレイ28a、及び静電タッチパッド4を有している。ここで、上記サブディスプレイ28aと上記静電タッチパッド4とは、上筐体部2Aの同一の面上に備えられている。同様に、上記スピーカ20と、上記ディスプレイ28と、上記カメラ33とは、上記筐体部2Aの同一の面上に備えられている。
【0031】
上記下筐体部2Bは、数字、文字、携帯電話機1の操作等を入力するためのキー5A、サイドキー5B、集音するためのマイクロホン(図2(A)においては送話口を指し示している)21、及び携帯電話機1の状態を検知するための磁気センサ3b、3dを有している。なお、図2に示す上記キー5A及び上記サイドキー5Bは、図1に示す上記入力デバイス27に対応する。
【0032】
なお、上記上筐体部2A及び上記下筐体部2Bに設けられている磁気センサ3a乃至3dは、これらセンサ同士が所定の距離内まで近接した状態となると検出信号を出力する。ここで、上記各センサ3a乃至3dのうち、磁気センサ3aと磁気センサ3bとから成る対は、上筐体部2Aと下筐体部2Bとが重なり合っているか否かを検出する為の対である。
【0033】
以下、上記ディスプレイ28の表示例、及び上記キー5Aの配置例を説明する。ここで、図4(A)は上記ディスプレイ28の表示例、図4(B)は上記キー5Aの配置例を示す図である。
【0034】
図4(A)に示すように、上記ディスプレイ28には、一番上の行(以降、上ピクト行と称する)には、現在のアンテナ11の感度のレベルを示したアンテナピクト51と、携帯電話機1の現在の電池残量を示す電池ピクト52と、現在の時刻を表示する時刻表示53と、BT(Bluetooth(登録商標))の起動中に表示されるBTアイコン54と、例えばMusic Player(以降、MPと称する)が起動されているときに表示されるミュージックアイコン55とが表示されている。
【0035】
ここで、上記BTアイコン54は、BTの接続中は青色でアイコンの背景が表示(図の楕円の中が青色)され、サーバ動作(BT接続待ち状態)の際には白色で表示(図の楕円の中が白色)される。そして、BT接続がなされていないとき(BTリンクが切断されたときも含む)は消灯するよう制御される。
【0036】
また、上記ミュージックアイコン55は、前述のとおりMPが起動されているときに表示されるが、バックグラウンドミュージック(以降、BGMと称する)として再生されている時にも表示されており、それ以外のときは消灯するよう上記制御ユニット23に制御される。
【0037】
ところで、上記ディスプレイ28の一番下の行(以降、下ピクト行と称する)には、当該時点において、ソフトキー左64、確定キー65(十字キー67の中心部)、ソフトキー右66が押圧操作された場合に実行される機能の簡単な説明が、左下ピクト56、中下ピクト57、右下ピクト58として示されている。ここで、上記ソフトキー左64については上記左下ピクト56、上記確定キー65については上記中下ピクト57、上記ソフトキー右66については上記右下ピクト58がそれぞれ対応している。
【0038】
たとえば、図4(A)に示す表示が上記ディスプレイ28に為されている場合、上記ソフトキー左64が押圧操作されると、“戻る”という機能が実行され、上記確定キー65が押圧操作されると、同図においては図示されていないが、現在フォーカスが当たっている機能が選択される。また、上記ソフトキー右66が押圧操作されると、“サブメニュー”が上記ディスプレイ28に表示される。
【0039】
ところで、図4(B)に示すように、上記下筐体部2Bは、上記キー5Aとして、数字キー61、「*」キー62、「#」キー63、ソフトキー左64、確定キー65、ソフトキー右66、十字キー67、メールキー68、ブラウザキー69、通話キー70、電源キー71、及びクリアキー72を有する。
【0040】
ここで、上記数字キー61は、数字のほかに、かな文字、記号文字、アルファベット等が割り当てられており、例えば、「1」のキーには、数字「1」、「あ」「い」「う」「え」「お」のかな文字、及び「.」「@」の記号が割り当てられており、「2」のキーには、数字「2」、「か」「き」「く」「け」「こ」のかな文字、及び「A」「B」「C」「a」「b」「c」などのアルファベットが割り当てられている。
【0041】
そして、上記「*」キー62には「*」が割り当てられている。また、この「*」キー62は、文字入力状態において記号一覧、絵文字一覧を呼び出す為のキーでもある。上記「#」キー63には「#」が割り当てられている。また、この「#」キー63は、文字入力状態において、数字キー61による文字入力のトグルを逆にする為のキーでもある。
【0042】
上記十字キー67は、上キーと、下キーと、左キーと、右キーと、確定キー65とを有する。すなわち、上記十字キー67は、カーソル等を上下左右方向に移動する為のキーである。また、上記確定キー65は、さまざまな機能を確定する為のキーである。上記メールキー68は、メールの送受信機能を呼び出す為のキーである。また、上記ブラウザキー69は、Web等に接続する為のキーである。
【0043】
上記通話キー70は、主に電話を受ける際や、通常の発信をする際に用いるキーである。上記電源キー71は、主に電源のON/OFF、終話操作、及び機能や編集等の終了操作の為のキーである。さらに、上記クリアキー72は、主として、機能や編集等をクリアする為、及び文字入力の際に文字を消去する為のキーである。また、上記ディスプレイ28が待受画面を表示している時に、上記クリアキー72が押圧操作されると、上記ディスプレイ28にはメモ帳が呼び出されて表示される。
【0044】
以下、本一実施形態に係る携帯電話機の上記制御ユニット23によるテレビ電話時の動作制御について、図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、これらのフローチャートの各ステップにおける上記ディスプレイ28の表示状態については、適宜、図7乃至図12を参照して説明する。
【0045】
まず、上記数字キー61が操作されて通信相手先の携帯電話機の電話番号が入力される等して通信相手先の携帯電話機の電話番号が入力された(図7に示す状態Aから状態Bへ遷移した)か否かを判断する(ステップS1)。このステップS1をNOに分岐する場合は、再びステップS1に戻る。すなわち、このステップS1は、当該携帯電話機に通信相手先の携帯電話機の電話番号が入力されるのを待つステップである。
【0046】
上記ステップS1をYESに分岐する場合は、テレビ電話の発呼を行う為の所定の操作が行われたか否かを判断する(ステップS2)。このステップS2をNOに分岐する場合は、通常の電話の発呼を行う為の所定の操作が行われたか否かを判断する(ステップS2A)。このステップS2AをNOに分岐する場合は、上記ステップS2へ戻る。一方、上記ステップS2AをYESに分岐する場合は、上記制御ユニット23による通常の電話時の動作制御のフローチャート(不図示)へ移行する。なお、上記制御ユニット23による通常の電話時の動作制御については、従来の携帯電話機にて用いられている動作制御の為、フローチャートの図示及び説明は省略する。
【0047】
上記ステップS2をYESに分岐する場合は、テレビ電話の発呼を行い(ステップS3)、呼が成立して通話が開始されたか否かを判断する(ステップS4)。このステップS4をNOに分岐する場合は、再びステップS4に戻る。すなわち、このステップS4は、呼が成立して通話が開始されるのを待つステップである。
【0048】
上記ステップS4をYESに分岐する場合は、上記カメラ33によって撮像されて電気信号に変換された映像を、通信相手先の携帯電話機に送信する(ステップS5)。このとき、通信相手先の携帯電話機からも同様に、通信相手先の携帯電話機のユーザーの映像が送信され、当該携帯電話機の上記ディスプレイ28に表示される(図7に示す状態C)。なお、ユーザーの映像は、通常テレビ電話にて用いられているH.263等の映像コーデックにて圧縮され、映像情報として送信される。また、例えば、図7に示す状態Cにおいて、大きい枠内は相手方から送信される映像を表示し、小さい枠内には携帯電話機にて撮影した映像が表示されるが、これに限定されない。以後、その他の状態においても大きい枠内、及び小さい枠内の表示に関しての説明は共通であるため省略する。
【0049】
その後、上記電源キー71の押圧操作が行われるか、或いは、通信相手先の携帯電話機にて呼を終了させる等の終話操作が行なわれたか否かを判断する(ステップS6)。このステップS6をYESに分岐する場合は、終話処理を行う(ステップS7)。
【0050】
一方、上記ステップS6をNOに分岐する場合は、テレビ電話以外の何らかのアプリケーションを起動させる所定の操作が行われたか否かを判断する(ステップS8)。なお、本一実施形態においては、起動させるアプリケーションとしてWEBブラウザ(以降、単にブラウザと称する)を想定する。ここで、ブラウザを起動させる方法として、例えば以下のような方法を挙げることができる。
【0051】
まず、図7に示すようにテレビ電話の呼が成立した状態Cにおいては、上記右下ピクト58は“ブラウザ”として表示され、ブラウザを起動するためのピクトとなっている。したがって、ユーザーは、上記ソフトキー右66を押圧操作することで、ブラウザを起動することができる(状態F参照)。
【0052】
また、図7に示すようにテレビ電話の呼が成立した状態Cにおいては、上記左下ピクト56は“メニュー”として表示され、所定のメニュー画面をポップアップするためのピクトとなっている。したがって、ユーザーは、上記ソフトキー左64を押圧操作することで、“ブラウザ起動”を含むメニューを表示させることができる(図7に示す状態D参照)。ここで、図7に示す状態Dにおいては、紙面のスペースの都合上メニューにおける各項目は記されていないが、メニューにおける各項目として、例えば“1、代替画像送信 2、メモ帳起動 3、ブラウザ起動、 4、メール起動”等が挙げられる。そして、このとき上記左下ピクト56は、“選択”を行うためのピクトとなっている。したがって、ユーザーは、上記十字キー67を操作して上記メニューにおける“ブラウザ起動”にカーソル等を合わせて上記ソフトキー左64を押圧操作することで、ブラウザを起動させることができる(状態F参照)。
【0053】
ここで、図10は、テレビ電話時においてブラウザを起動した場合の上記ディスプレイ28における表示を詳細に示す図である。同図に示す例では、ブラウザによって地図情報が上記ディスプレイ28に表示されている。
【0054】
上記ステップS8をNOに分岐する場合は、上記ステップS6へ戻る。一方、上記ステップS8をYESに分岐する場合は、上記ステップS8にて起動されたアプリケーション(ここではブラウザ)の画面とテレビ電話の画面とを、図7に示すように上記ディスプレイ28における表示画面を長手方向に2分割して2画面表示させ、以降は本一実施形態に係る携帯電話機の特徴の一つである2画面表示の動作制御のサブルーチンに入る(ステップS9)。なお、上記アプリケーションはブラウザに限られない。したがって、上記アプリケーションによる表示画面としては、例えばメール一覧表示、メール本文表示、または静止画像表示等でも勿論よい。また、長手方向に2分割して2画面表示させる例を示したがこれに限定されず、長手方向と垂直方向に2分割して2画面表示させてもよいし、この2画面に加えて他の画面を表示してもよい。
【0055】
以下、上記ステップS9のサブルーチンを図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本サブルーチンにおける処理の実行中において、上記電源キー71の押圧操作が行われるか、或いは、通信相手先の携帯電話機にて呼を終了させる等の終話操作が行なわれた場合は、図5に示すフローチャートにおける上記ステップS7へ移行して終話処理を行う。
【0056】
まず、上記ステップS8における操作によってアプリケーション(ここではブラウザ)が起動されると、図7に示す状態Fのように、上記ディスプレイ28に表示されている上記テレビ電話側の表示画面(以降、テレビ電話画面101と称する)及び上記アプリケーション側の表示画面(以降、ブラウザ画面103と称する)のうち、起動されたアプリケーション側の画面をアクティブな状態(キー入力可能な状態)とする(ステップS11)。換言すれば、アプリケーションが起動された当初は、起動されたアプリケーション側の画面にフォーカスが当てられた状態となる。
【0057】
つづいて、上記ディスプレイ28に表示されている上記テレビ電話画面101及び上記ブラウザ画面103のうち、アクティブな状態とする画面を切り替える操作が行われたか否かを判断する(ステップS12)。すなわち、このステップS12は、フォーカス切り替え操作が行われたか否かを判断するステップである。
【0058】
ここで、フォーカス切り替え操作について、図7及び図11を参照して説明する。なお、図11は、図7に示す状態E及び状態Fをより詳細に示す図である。
【0059】
図7及び図11に示すように、本一実施形態に係る携帯電話機では、アクティブな状態すなわちキー入力可能な状態とする画面の切り替え(フォーカス切り替え)は、上記十字キー67における上キー/下キーのダブルクリックまたはトリプルクリックによって行われる。したがって、本一実施形態に係る携帯電話機によれば、上記フォーカス切り替え操作の為の専用のキーを新たに設けなくてよい。このことは、筐体におけるキーを設けるスペース上の制約が大きい携帯電話機等の携帯端末装置にとって、非常にメリットが大きい。ただ、上記画面の切り替えの操作はこれに限定されることなく、他の操作でも良いし、キーの長押し(所定時間以上の押下)による切り替えでもよい。また、新たにキーを設けても良いし、その他ソフトキー左64、ソフトキー右66等による十字キー67以外のキーによる切り替えであってもよい。
【0060】
具体的には、図11に示す状態Eのように、テレビ電話画面101がアクティブな状態となっている場合、上記十字キー67における下キーが、ダブルクリックまたはトリプルクリックされると、ブラウザ画面103がアクティブな状態となる(状態F)。同様に、図11に示す状態Fのようにブラウザ画面103がアクティブな状態となっている場合、上記十字キーにおける上キーが、ダブルクリックまたはトリプルクリックされると、テレビ電話画面101がアクティブな状態となる(状態E)。
【0061】
なお、図7及び図11に示すように、上記ディスプレイ28における表示画面を2分割した状態の時は、上記右下ピクト58は“フォーカス切替”を示しているので、ユーザーは上記ソフトキー右66を押圧操作することでも、上記フォーカス切り替えを行うことができる。
【0062】
また、アクティブな状態であることを識別する為の表示としては、図7及び図11に示すようにアクティブな状態である当該画面を太枠110で囲っても良いし、またはアクティブな状態であることを示すアイコン(フォーカスアイコン)等をアクティブな状態である当該画面内に表示させることで識別可能としても勿論良い。
【0063】
また、図11に示すように、上記左下ピクト56、上記中下ピクト57、及び上記右下ピクト58も、アクティブな状態の画面が切り替えられる(上記フォーカス切り替えが行われる)毎に、アクティブな状態となった画面に対応するようにその表示が切り替えられる。
【0064】
このように、本一実施形態に係る携帯電話機では、新たな操作部材を設けることを要せず且つユーザーにとって直感的に把握しやすい操作で、上記フォーカス切り替えを行うことができる。
【0065】
以下、図6に示すフローチャートの説明に戻る。上記ステップS12をYESに分岐する場合には、図7及び図11に示す状態Eのようにテレビ電話画面101をアクティブな状態とする(ステップS13)。そして、メニューを表示させる為の所定の操作が行われたか否かを判断する(ステップS14)。ここで、図7及び図11に示すように、状態Eにおいては上記左下ピクト56は“メニュー”を示しているので、ユーザーは上記ソフトキー左64を押圧操作することで、上記ディスプレイ28にサブメニューを表示させることができる。
【0066】
上記ステップS14をNOに分岐する場合には、上記ディスプレイ28に表示されている上記テレビ電話画面101及び上記ブラウザ画面103のうち、上記フォーカス切り替えの操作が行われたか否かを判断する(ステップS15)。このステップS15をYESに分岐する場合には、上記ステップS11に移行する。また、このステップS15をNOに分岐する場合には、上記ステップS13に移行する。
【0067】
一方、上記ステップS14をYESに分岐する場合には、図7に示す状態E’のようにテレビ電話に対応するメニュー85を上記ディスプレイ28に表示させる(ステップS16)。ここで、図7においては紙面の都合上メニュー85における項目の詳細は記されていないが、このメニュー85における項目としては例えば“1、画面送信切替 2、代替画像送信 3、フォーカス切替 4、他アプリケーション起動”等が挙げられる。
【0068】
上記ステップS16においてメニュー85を上記ディスプレイ28に表示させた後は、メニュー85における“画面送信切替”を選択する操作が行われたか否かを判断する(ステップS17)。このステップS17をNOに分岐する場合は、再びステップS17に戻る。すなわち、このステップS17は、メニュー85における“画面送信切替”が選択する操作が行われるのを待つステップである。
【0069】
上記ステップS17をYESに分岐する場合は、図8に示す状態Gのように、当該時点において上記ブラウザ画面103に表示されている画像を通信相手先の携帯電話機に送信し、且つ上記テレビ電話画面101の隣接部に、送信している上記画像を縮小表示(縮小送信画像105)させる(ステップS18)。その後、上記ステップS13へ移行する。
【0070】
ここで、本一実施形態に係る携帯電話機においては、上記ブラウザ画面103に表示されている画像は、静止画の画像情報として通信相手先の携帯電話機に送信されるのではなく、通常テレビ電話にて用いられているH.263等の映像コーデックにて圧縮され、映像情報として送信される。
【0071】
したがって、通信相手先の携帯電話機が、本一実施形態に係る携帯電話機ではなくとも、問題無く上記ブラウザ画面103を受信することができる。さらに、通信相手先の携帯電話機のユーザーは、上記ブラウザ画面103の送信者による操作で刻々と変化する上記ブラウザ画面103の表示内容を、リアルタイムで共有することができる。
【0072】
なお、上記ステップS18において上記テレビ電話画面101の隣接部に表示させる上記縮小送信画像105は、必ずしも表示させなくとも良い。また、上記ステップS18においては、通信相手先の携帯電話機に画像を送信していることを示すアイコン等を、上記ブラウザ画面103内等に表示させても良い。
【0073】
ところで、上記ステップS12をNOに分岐する場合は、メニューを表示させる為の所定の操作が行われたか否かを判断する(ステップS19)。ここで、図7及び図11に示すように状態Fにおいては、上記左下ピクト56は“メニュー”を示しているので、ユーザーは上記ソフトキー左64を押圧操作することで、上記ディスプレイ28にメニュー85を表示させることができる。ここで、上記ステップS19をNOに分岐する場合は、上記ステップS12へ移行する。
【0074】
上記ステップS19をYESに分岐する場合には、図7に示す状態F’のように起動中のアプリケーションに対応するメニュー85を上記ディスプレイ28に表示させる(ステップS20)。ここで、図7においては紙面の都合上メニューの項目の詳細は記されていないが、このメニュー85における項目としては“1、画面送信切替 2、お気に入り 3、フォーカス切替 4、他アプリケーション起動”等が挙げられる。
【0075】
上記ステップS20においてメニュー85を上記ディスプレイ28に表示させた後は、メニュー85における“画面送信切替”が選択する操作が行われたか否かを判断する(ステップS21)。このステップS21をNOに分岐する場合は、再びステップS21に戻る。すなわち、このステップS21は、メニュー85における“画面送信切替”を選択する操作が行われるのを待つステップである。
【0076】
上記ステップS21をYESに分岐する場合は、図8に示す状態Hのように、当該時点において上記ブラウザ画面103に表示されている画像を通信相手先の携帯電話機に送信し、且つ上記テレビ電話画面101の隣接部に、送信している上記画像を縮小表示(縮小送信画像105)させる(ステップS22)。その後、上記ステップS11へ移行する。
【0077】
なお、上記ステップS22において上記テレビ電話画面101の隣接部に表示させる上記縮小送信画像105は、必ずしも表示させなくとも良い。また、上記ステップS22においては、通信相手先の携帯電話機に画像を送信していることを示すアイコン等を、上記ブラウザ画面103内等に表示させても良い。
【0078】
なお、本一実施形態においては、上記左下ピクト56、上記中下ピクト57、及び上記右下ピクト58を、図9(A)に示すように、上記テレビ電話画面101と上記ブラウザ画面103との間に表示させても良い。さらに、上記メニュー85を、図9(B)に示すように、上記テレビ電話画面101側の画面に表示させても良い。また、図9(C)に示すように、上記左下ピクト56、上記中下ピクト57、及び上記右下ピクト58を上記テレビ電話画面101と上記ブラウザ画面103との間に表示させ、且つ上記メニュー85を上記ブラウザ画面103側に表示させても勿論良い。さらには、上記テレビ電話画面101及び上記ブラウザ画面103のうちアクティブ状態である方の画面に、上記メニュー85を表示させてもよい。また逆に、上記テレビ電話画面101及び上記ブラウザ画面103のうちアクティブ状態でない方の画面に、上記メニュー85を表示させても勿論よい。上記いずれの場合においても、上記左下ピクト56、上記中下ピクト57、及び上記右下ピクト58に表示される内容はアクティブ状態である画面に関連する内容を少なくとも含むものであり、またそれに伴うメニュー85の内容もアクティブ状態である画面に関連する内容を少なくとも含むものであることが望ましい。このようにすると、当然、アクティブ状態を切り替えることで、左下ピクト56、中下ピクト57、及び右下ピクト58の内容は変わることがあり、メニュー85の内容も変わることがある。
【0079】
以下、図12を参照して、上記状態E乃至上記状態H時における通信相手先の携帯電話機の表示画面について説明する。なお、ここでは説明の便宜上、自携帯電話機において上記ブラウザ画面103がアクティブな状態となっている場合(状態F)を想定して説明するが、上記テレビ電話画面101がアクティブな状態となっている場合(状態E)に関しても同様である。
【0080】
まず、図12に示すように、自携帯電話機が状態Fの時には、通信相手先の携帯電話機におけるディスプレイ228には通常のテレビ電話画面201が表示される。この通信相手先の携帯電話機におけるテレビ電話画面201は、メインの画像として上記自携帯電話機のユーザーの画像が表示され、サブの画像として上記通信相手先の携帯電話機のユーザーの画像が表示される。
【0081】
その後、自携帯電話機が上記状態F’を経た後に上記状態Hに移行した時、すなわち上記ブラウザ画面103に表示されている映像が上記通信相手先の携帯電話機に送信された後には、上記通信相手先の携帯電話機の上記ディスプレイ228には、図12に示すようにメインの画面として上記自携帯電話機における上記ブラウザ画面103が表示され、サブの画面として上記通信相手先の携帯電話機のユーザーの画像205が表示される。
【0082】
以上説明したように、本一実施形態によれば、高解像度化するディスプレイを有効に活用して、より高度なコミュニケーションを可能とする携帯端末装置を提供することができる。
【0083】
具体的には、本一実施形態に係る携帯電話機によれば、テレビ電話利用時に他のアプリケーションを起動して2分割画面して、テレビ電話による表示画面であるテレビ電話画面101とアプリケーション(本一実施形態においてはWEBブラウザを想定)による表示画面であるブラウザ画面103とを同時にディスプレイ28に表示し、且つ上記ブラウザ画面103を通信相手先の携帯端末装置に送信することができる。
【0084】
したがって、例えばテレビ電話利用時にブラウザを起動して地図をディスプレイに表示させ、該地図を見ながら通話している場合に、上記地図を通信相手先の携帯端末装置に送信することができるので上記地図による情報を通話相手と共有することができ、通話相手と非常に効率の良いコミュニケーションをとることができる。
【0085】
このように、本一実施形態によれば、テレビ電話の通信相手と共通の映像を観察しながらコミュニケーションをとることができる携帯端末装置を提供することができる。
【0086】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。
【0087】
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
【図面の簡単な説明】
【0088】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図。
【図2】(A)は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機を約180度開いた時の外観図。(B)は、同側面図。
【図3】(A)は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機を閉じた時の正面図。(B)は、同側面図。
【図4】(A)は、ディスプレイの表示例を示す図。(B)は、キーの配置の一例を示す図。
【図5】本発明の一実施形態に係る携帯電話機の制御ユニットによる動作制御を示すフローチャート。
【図6】起動されたアプリケーションによる表示画面とテレビ電話による表示画面とを同時に2画面表示させる場合の動作制御を示すフローチャート。
【図7】本発明の一実施形態に係る携帯電話機のディスプレイにおける表示の遷移を示す図の第1の部分。
【図8】本発明の一実施形態に係る携帯電話機のディスプレイにおける表示の遷移を示す図の第2の部分。
【図9】本発明の一実施形態に係る携帯電話機のディスプレイにおける表示構成の変形例を示す図。
【図10】状態C及び状態Fにおけるディスプレイの表示を詳細に示す図。
【図11】状態E及び状態Fにおけるディスプレイの表示を詳細に示す図。
【図12】状態E乃至状態Hにおけるディスプレイの表示、及びそれぞれの状態時における通信相手先の携帯端末装置のディスプレイの表示を詳細に示す図。
【図13】縦横の画素数が320×240ドットであるQVGAと、縦横の画素数が640×480ドットであるVGAとを比較して示す図。
【符号の説明】
【0089】
1…携帯電話機、 2A…上筐体部、 2B…下筐体部、 2C…ヒンジ部、 2B…下筐体部、 3a,3b,3c,3d…磁気センサ、 4…静電タッチパッド、 5A…キー、 5B…サイドキー、 11…アンテナ、 12…アンテナ共用器、 13…受信回路、 14…周波数シンセサイザ、 15…送信回路、 16…CDMA信号処理ユニット、 17…圧縮伸長処理ユニット、 18…PCM符号処理ユニット、 19…受話増幅器、 20…スピーカ、 21…マイクロホン、 22…送話増幅器、 23…制御ユニット、 28…ディスプレイ、 33…カメラ、 56…左下ピクト、 57…中下ピクト、 58…右下ピクト、 61…数字キー、 62…「*」キー、 63…「#」キー、 64…ソフトキー左、 65…確定キー、 66…ソフトキー右、 67…十字キー、 68…メールキー、 69…ブラウザキー、 70…通話キー、 71…電源キー、 72…クリアキー、 101…テレビ電話画面、 103…ブラウザ画面、 105…縮小送信画像、 110…太枠。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年8月11日(2006.8.11)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠

【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊

【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司

【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100092196
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 良郎


【公開番号】 特開2008−48062(P2008−48062A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−220368(P2006−220368)