| 【発明の名称】 |
携帯電話 |
| 【発明者】 |
【氏名】大橋 健二
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| 【要約】 |
【課題】個人認証機能を付加してもサイズが大きくならない携帯電話を得る。
【構成】テンキー部材1にテンキーのボタンが配置され、このテンキー部材1により暗証番号が入力される。圧力センサー2は各テンキーが押下されるキーの種類及び圧力を検知し、制御部3はこの検知したキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶部4に登録する。そして制御部3は、認証の際に認識した暗証番号及び圧力と、記憶部4に登録されている登録時の暗証番号及び圧力とを比較することにより認証を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 テンキーのボタンが配置されているテンキー部材と、 該テンキー部材毎に配置され暗証番号が入力される際に押下される上記各テンキーの種類及び圧力を検知する圧力センサーと、 上記暗証番号を登録する際に、上記各圧力センサーから上記各テンキーの種類及び圧力を取得し、上記各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した上記各テンキーの圧力を記憶部に登録すると共に、認証のために上記暗証番号が入力された際に、上記各圧力センサーから上記各テンキーの種類及び圧力を取得し、上記各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した上記各テンキーの圧力と、上記記憶部に登録されている暗証番号及び各テンキーの圧力とを比較することにより認証を行う制御部とを備えた携帯電話。 【請求項2】 制御部は、認証の際の暗証番号と登録されている暗証番号が一致し、認証の際に取得した各テンキーの圧力と登録されている各テンキーの圧力の差が所定範囲内の場合に、同一人物であると認証することを特徴とする請求項1記載の携帯電話。 【請求項3】 制御部は、暗証番号が登録される際に各テンキーの押下時間を各圧力センサーから取得して記憶部に登録すると共に、認証の際に上記各圧力センサーから取得した各テンキーの押下時間と上記記憶部に登録されている各テンキーの押下時間を比較することを特徴とする請求項1記載の携帯電話。 【請求項4】 制御部は、暗証番号が登録される際に各テンキーの押下間隔を各圧力センサーから取得して記憶部に登録すると共に、認証の際に上記各圧力センサーから取得した各テンキーの押下間隔と上記記憶部に登録されている各テンキーの押下間隔を比較することを特徴とする請求項3記載の携帯電話。 【請求項5】 制御部は、暗証番号を登録する際に、暗証番号が複数回入力されたときの各テンキーの圧力の平均値を記憶部に登録することを特徴とする請求項1記載の携帯電話。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は個人認証機能を有する携帯電話に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来の個人認証機能を有する携帯電話は、特許文献1のように、圧力センサーを携帯電話の表面またはモニタ下面に設置し、使用者がセンサー面に文字を書いたりすることにより、その筆圧から識別信号を発生させるものであった。 【0003】 【特許文献1】特開2002−290506号公報(段落0009〜0026) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、従来の発明では、圧力センサーをモニタ下面に設置する場合に、文字が書ける程度の面積を持った圧力センサーの部材を設置するために携帯電話の表面を占有し、厚さ方向の寸法が大きくなり、個人認証機能を付加すると携帯電話のサイズが大きくなるという課題があった。 【0005】 この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、個人認証機能を付加してもサイズが大きくならない携帯電話を得ることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明に係る携帯電話は、テンキーのボタンが配置されているテンキー部材と、テンキー部材毎に配置され暗証番号が入力される際に押下される上記各テンキーの種類及び圧力を検知する圧力センサーと、暗証番号を登録する際に、各圧力センサーから各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶部に登録すると共に、認証のために暗証番号が入力された際に、各圧力センサーから各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力と、記憶部に登録されている暗証番号及び各テンキーの圧力とを比較することにより認証を行う制御部とを備えたことを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0007】 この発明によれば、個人認証機能を付加しても携帯電話のサイズが大きくならないという効果を奏する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、この発明の実施の形態を説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1のテンキー部材と圧力センサーの関係図であり、図2は本発明の形態1の携帯電話の構成部分の相関図である。 携帯電話はテンキーのボタンが配置されているテンキー部材1と、そのテンキー部材1毎の下面に設置され、暗証番号が入力された際にテンキー部材1が押下されたときのテンキーの種類及び圧力を検出する圧力センサー2と、暗証番号を登録する際に、各圧力センサー2から各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶部4に登録すると共に、認証のために暗証番号が入力された際に、各圧力センサー2から各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力と、記憶部4に登録されている暗証番号及び各テンキーの圧力とを比較することにより認証を行う制御部3と、暗証番号登録画面や暗証番号入力画面や個人認証の結果を表示する表示部5で構成されている。この構成により、同一の暗証番号を押下した場合であっても、個人によって圧力が異なることを利用し、携帯電話への暗証番号入力時に、圧力の一致を条件として使用者の認証を行う。 【0009】 ここで、テンキー部材1は、テンキーのボタンとしてそれぞれ用いられ、下面に圧力センサー2を配置する。また、実施の形態1では使用者が暗証番号を入力するためにテンキーを用い、テンキーを押下したときのテンキーの種類及び圧力が圧力センサー2に伝わる。 【0010】 圧力センサー2は、使用者のテンキー部材1のテンキー操作の圧力を連続的に検知することができるようにしたものである。従来テンキー押下のオンオフを検出するスイッチを配置していた場所に圧力センサー2を配置することにより、省スペースで実装することができる。また圧力センサー2は各テンキーに1つずつ割り当てられ、テンキーの種類及び圧力を個別に検知することができ、検出したテンキーの種類及び圧力を制御部3に送信する。 【0011】 制御部3は、暗証番号を登録する際に、各圧力センサー2から各テンキーの種類及び圧力を取得し、上記各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶部4に登録する。また制御部3は、認証のために暗証番号が入力された際に、各圧力センサーから各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力と、記憶部4に登録されている暗証番号及び各テンキーの圧力とを比較することにより認証を行うものである。また認証方法は、暗証番号が一致し、圧力が予め設定した所定範囲内にあるか否かを判断して行うものである。 また所定範囲とは、認証時の圧力が登録時の圧力に比べて誤差が所定範囲±10%の範囲などとすることができる。 【0012】 記憶部4は、制御部3からの暗証番号及び各テンキーの圧力を記憶するものである。 【0013】 表示部5は、使用者に対して暗証番号の入力を促す表示や認証結果を表示するものである。 【0014】 図3は登録時の圧力データの例を示した図であり、図4は認証時の圧力データの例を示した図である。図3及び図4では、縦軸を圧力pとし横軸を時間tとして、暗証番号1783を押下した場合を示している。 図3及び図4において、例えば番号1のテンキーの圧力データは、登録時が圧力p1と押下時間t1で示し、認証時が圧力p11と押下時間t11で示す。番号7のテンキーの圧力データは、登録時は圧力p2と押下時間t3で示し、認証時は圧力p12と押下時間t13で示す。また登録時の番号1のテンキーと番号7のテンキーの押下間隔をt2で示し、認証時の番号1のテンキーと番号7のテンキーの押下間隔をt12で示す。また、他のテンキーも圧力p及び時間tで示している。また、図3及び図4はあくまでも例であり、圧力データの比較についての方法を規定するものではない。 【0015】 次に、本発明の全体の動作について説明する。 図5は本発明の実施の形態1の暗証番号登録時のフローチャート図である。 本発明である個人認証機能を有する携帯電話は、認証する際に登録時の暗証番号及び各テンキーの圧力と認証時の暗証番号及び各テンキーの圧力を比較するために、予め暗証番号及び各テンキーの圧力の登録する必要がある。そのため、表示部5は暗証番号の登録画面を表示し(ST1)、使用者はこの表示画面に従って、テンキー部材1のテンキーを使って暗証番号を入力する(ST2)。テンキーを押下したときのテンキーの種類及び圧力が圧力センサー2に伝わり、圧力センサー2は使用者が押下したテンキーの種類及び圧力を検出し、この検出したテンキーの種類及び圧力を制御部3に送信する。制御部3は圧力センサー2から送られてきたテンキーの種類及び圧力を取得し(ST3)、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶部4に送信する。記憶部4はこの暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶して、登録は完了となる(ST4)。暗証番号1783と入力した場合は、図3で示す暗証番号及び各テンキーの圧力が記憶される。また制御部3は、暗証番号及び各テンキーの圧力を登録する際に、暗証番号が複数回入力されたときの圧力の平均値を登録することもできる。 【0016】 次に、使用者の認証時について説明する。図6は本発明の実施の形態1の暗証番号認証時のフローチャート図である。 使用者が暗証番号の認証を行う必要がある機能を起動した場合、表示部5は暗証番号入力画面を表示し(ST11)、使用者はテンキー部材1のテンキーを使って暗証番号を入力する(ST12)。テンキーを押下した時の圧力が圧力センサー2に伝わり、暗証番号登録時と同様に、圧力センサー2は使用者が押下したテンキーの種類及び圧力を検出し、検出したテンキーの種類及び圧力を制御部3に送信する。制御部3は、圧力センサー2からテンキーの種類及び圧力を取得し(ST13)、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力と、記憶部4から登録されている暗証番号及び各テンキーの圧力を読出し(ST14)、この認識した暗証番号と登録されている暗証番号の一致を確認し、読み出した登録時の各テンキーの圧力と、認証時の各テンキーの圧力とを比較する(ST15)。 【0017】 具体的には図3及び図4で示すように、制御部3は最初に押したテンキーが番号1のテンキーで一致するかを確認し、一致した場合は、番号1のテンキーについては登録時の圧力p1と認証時の圧力p11を比較し、認証時の圧力p11と登録時の圧力p1との差が制御部3で予め設定した所定範囲内にあるか否を判断する。また番号7のテンキーでも同様に、制御部3は2番目に押したテンキーが番号7のテンキーで一致するかを確認し、一致した場合は、認証時の圧力p12と登録時の圧力p2との差が制御部3で予め設定した所定範囲内にあるか否を判断する。また制御部3は番号8のテンキー及び番号3のテンキーについても同様に比較し判断する。暗証番号が一致し、圧力の差が所定範囲内にあると判断した場合は、登録時と認証時は同じ人物によって行われたものと判断し、表示部5は制御部3の指示に基づき、認証された旨の認証成功画面表示を行う(ST16)。また、暗証番号が一致しない、もしくは、圧力の差が所定範囲内にないと判断した場合は、登録時と認証時は異なる人物によって行われたものと判断し、表示部5は制御部3の指示に基づき、認証が拒否された旨の認証失敗画面表示を行う(ST17)。 【0018】 また図5及び図6のフローチャート図では暗証番号及び各テンキーの圧力だけで認証しているが、制御部3は暗証番号が入力される際に各テンキーが押下される押下時間を圧力センサー2から取得して記憶部4に登録すると共に、個人認証の際に圧力センサー2から取得した押下時間と記憶部4に登録されている押下時間を比較することもできる。制御部3は、図5及び図6のフローチャートで示した暗証番号及び各テンキーの圧力で認証していた場合と同様に、番号1のテンキーについて図3で示す登録時の押下時間t1と図4で示す認証時の押下時間t11との差が制御部3で予め設定していた所定範囲内にあるか否かを判断する。また番号7,8,3のテンキーについても番号1のテンキーと同様に、制御部3は登録時と認証時の押下時間の差が所定の範囲内にあるか否かを判断する。このことにより制御部3は暗証番号及び各テンキーの圧力のみではなく押下時間をも用いて個人認証することができる。 【0019】 また制御部3は暗証番号が入力される際に各テンキーが押下される押下時間だけではなく、暗証番号が入力される際に各テンキーが押下される押下間隔を圧力センサー2から取得して記憶部4に登録すると共に、個人認証の際に圧力センサー2から取得した押下間隔と記憶部4に登録されている押下間隔を比較することもできる。制御部3は、図5及び図6のフローチャートで示した暗証番号及び各テンキーの圧力で認証していた場合と同様に、番号1のテンキーと番号7のテンキーの図3で示す登録時の押下間隔t2と図4で示す認証時の押下間隔t12との差が制御部3で予め設定していた所定範囲内にあるか否かを判断する。また番号7のテンキーと番号8のテンキーの押下間隔及び番号8のテンキーと番号3のテンキーの押下間隔についても、番号1のテンキーと番号7のテンキーとの押下間隔と同様に、制御部3は登録時と認証時の押下間隔の差が所定の範囲内にあるか否かを判断する。このことにより制御部3は暗証番号と圧力と押下時間に加えて押下間隔をも用いて個人認証することができる。 【0020】 以上のように、実施の形態1によれば、テンキーのボタンが配置されているテンキー部材1と、テンキー部材1毎に配置され暗証番号が入力される際に押下される上記各テンキーの種類及び圧力を検知する圧力センサー2と、暗証番号を登録する際に、各圧力センサー2から各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力を記憶部4に登録すると共に、認証のために暗証番号が入力された際に、各圧力センサーから各テンキーの種類及び圧力を取得し、各テンキーの種類の取得順位を暗証番号として認識し、認識した暗証番号及び取得した各テンキーの圧力と、記憶部4に登録されている暗証番号及び各テンキーの圧力とを比較することにより認証を行う制御部3とを備えたことにより、個人認証機能を付加しても携帯電話のサイズが大きくならないという効果を奏する。 【0021】 また実施の形態1によれば、同一の暗証番号を押下した場合であっても、個人によって圧力変化のパターンが異なることを利用し、携帯電話への暗証番号入力時に、暗証番号及び圧力の一致を条件として使用者の認証を行うことにより、第三者に暗証番号が知られた場合であっても容易に不正利用されることを防ぐことができるという効果を奏する。 【0022】 また実施の形態1によれば、暗証番号及び各テンキーの圧力だけでなく、暗証番号及び各テンキーの圧力とともに押下時間を用いて認証することにより、より強固な認証を行えるという効果を奏する。 【0023】 また実施の形態1によれば、暗証番号及び各テンキーの圧力だけでなく、暗証番号及び各テンキーの圧力とともに押下時間及び押下間隔を用いて認証することにより、さらに強固な認証を行えるという効果を奏する。 【0024】 また実施の形態1によれば、テンキー押下を検出するスイッチの代わりとして圧力センサー2を備えることにより、設置に必要なスペースの増加を最小限に抑えられるという効果を奏し、また外見上は従来の携帯電話と変わりがないため、使用者に抵抗無く受け入れられるという効果を奏する。 【0025】 また実施の形態1によれば、従来から一般的に利用されている暗証番号による照合を組み合わせる方法も考えられるが、この場合は暗証番号の入力と圧力の入力を別々に行う必要があり、使用者が多くの操作をする必要があったが、実施の形態1の携帯電話では同時に行うことにより、使用者が多くの操作をする必要がなくなり、操作性が向上するという効果を奏する。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】本発明の実施の形態1のテンキー部材と圧力センサーの関係図である。 【図2】本発明の形態1の携帯電話の構成部分の相関図である。 【図3】登録時の圧力データの例を示した図である。 【図4】認証時の圧力データの例を示した図である。 【図5】本発明の実施の形態1の暗証番号登録時のフローチャート図である。 【図6】本発明の実施の形態1の暗証番号認証時のフローチャート図である。 【符号の説明】 【0027】 1 テンキー部材、2 圧力センサー、3 制御部、4 記憶部、5 表示部。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月6日(2006.7.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100123434 【弁理士】 【氏名又は名称】田澤 英昭
【識別番号】100088605 【弁理士】 【氏名又は名称】加藤 公延
【識別番号】100101133 【弁理士】 【氏名又は名称】濱田 初音
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| 【公開番号】 |
特開2008−17205(P2008−17205A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−186947(P2006−186947) |
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