| 【発明の名称】 |
プログラムコード配信方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 幹
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| 【要約】 |
【課題】ネットワーク環境において、受信する画像のフォーマットに応じた各々のアダプタ端末ごとの用途に応じたデコーダ或いはそれに付随するアプリケーションソフトウエアを容易に取得できるようにする。
【構成】クレードル装置200にデジタルカメラ100を装着した際にデジタルカメラ100で記録された画像のフォーマットを検索して、そのデータの種類と、そのデータを扱うために必要なデコードソフト或いはアプリケーションソフトウエアの存在するアドレスをディスプレイアダプタ端末700或いはプリントアダプタ端末710に通知し、通知を受けたアダプタ端末はそのアドレスに必要なデコーダソフト及びアプリケーション取得要求を行い、ダウンロードを行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 撮像装置と、上記撮像装置に接続して、上記撮像装置で撮影したメディアデータをパケット通信網へ配信するサーバー装置と、該メディアデータを受信する受信装置とで構成されるメディアデータ配信システムにおけるプログラムコード配信方法であって、 上記撮像装置を使って撮影したメディアデータのフォーマット情報を検索するメディアフォーマット情報検索工程と、 上記メディアフォーマット情報検索工程によって検索されたメディアフォーマット情報と共に上記メディアフォーマット情報に関連する必要なプログラムコードの存在するアドレス情報を上記受信装置に通知する情報通知工程とを有し、 上記受信装置が通知を受信した上記アドレス情報より上記メディアフォーマット情報に対して必要なプログラムコードを取得することを特徴とするプログラムコード配信方法。 【請求項2】 上記受信装置には表示装置が接続され、上記受信装置は表示させるために必要なプログラムコードを上記アドレス情報より取得することを特徴とする請求項1に記載のプログラムコード配信方法。 【請求項3】 上記受信装置には印刷装置が接続され、上記受信装置は印刷させるために必要なプログラムコードを上記アドレス情報より取得することを特徴とする請求項1に記載のプログラムコード配信方法。 【請求項4】 上記受信装置は上記情報通知工程により通知を受信した上記アドレス情報に対して該受信装置の接続されている装置の属性を送り、該属性に対応したプログラムコードを取得することを特徴とする請求項1に記載のプログラムコード配信方法。 【請求項5】 上記撮像装置が上記サーバー装置に接続されているときにのみ、ネットワーク上に構成されている各受信装置が取得した該プログラムコードが起動可能となることを特徴とする請求項1に記載のプログラムコード配信方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、プログラムコード配信方法に関し、特にデジタルカメラと、デジタルカメラを装着し、撮像された静止画、動画等のメディアデータをネットワークへ配信させるクレードル装置とで構成されるメディアデータ配信システムにおいて、配信させたメディアデータを受信するディスプレイやプリンタ等のデバイスをシステムとして構成させるためのネットワークアダプタに対してプログラムコードを配信する方法等に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、デジタルカメラの普及に伴い、デジタルカメラはこれまでにない多様な利用方法が検討されている。例えば、デジタルカメラ用の雲台にパンチルト機能を持たせたものがある(特許文献1を参照)。また、デジタルカメラ用のクレードル装置にネットワーク機能を設ける等して、デジタルカメラ内部に格納されている画像データを外部から読み出すようなものがある(特許文献2を参照)。また、デジタルカメラをPHS等の無線ネットワークを用いて画像を取り込んだり、さらには、パンチルトや遠隔シャッタ等の遠隔制御ができるようにしたりするものがある(特許文献3を参照)。 【0003】 また、ネットワークには対応していないが、デジタルカメラをクレードル装置に装着したときにインターバル撮影等により監視カメラとして使うようなものもある(特許文献4を参照)。 【0004】 このように、デジタルカメラを、クレードル装置を用いることによって用途を広げようとする技術が増えつつある。 【0005】 また、現在、コンパクトタイプのほとんどのデジタルカメラは、カラー液晶パネルを備えており、撮影前に画像を連続して表示してデジタルカメラの撮影者が構図を決めることが可能である。このカラー液晶パネルに表示されているビューファインダー画像を上述のクレードル装置に装着することによってリアルタイムにネットワークに配信させることが可能となる。 【0006】 ネットワークに配信された画像は、テレビ等のディスプレイに接続されたネットワークアダプタで受信され、表示させることができる。これにより、通常、外出時にデジタルカメラを持ち出して写真を撮影し、帰宅して自宅内に置いてあるクレードル装置に装着すると監視カメラのように利用できる画像配信システムが構成できる。 【0007】 さらに外出時に撮影してきた写真もクレードル装置を介してネットワークに配信され、ディスプレイアダプタ端末で受信させることにより、アダプタに接続されたテレビ等で観賞することができるようになる。 【0008】 同様に、ネットワークに配信させる写真をプリンタに接続されたプリンタアダプタ端末で受信させることにより、デジタルカメラ内に記録されている写真を、ネットワークを介して離れたプリンタで印刷させることができるようになる。 【0009】 また、それぞれのネットワークアダプタに対してそれぞれの接続されているデバイスによってさまざまなアプリケーションソフトウエアを動作させることができる。例えば、ディスプレイアダプタ端末では、ネットワークを介してクレードル装置に装着されたデジタルカメラ内の画像を使って電子アルバムを作成し表示する、或いは動画を編集する。また、プリンタアダプタ端末では、作成された電子アルバムを印刷する等である。 【0010】 【特許文献1】特開2002−199251号公報 【特許文献2】特開2004−15388号公報 【特許文献3】特開平11−261875号公報 【特許文献4】特開2004−140589号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0011】 このように、従来のネットワーク通信機能を備えたクレードル装置にデジタルカメラを装着し、ネットワーク上のディスプレイアダプタ端末に接続されたディスプレイからデジタルカメラ内の撮影画像を表示させる、或いはネットワーク上のプリンタアダプタ端末に接続されたプリンタから撮影画像を印刷する場合に、デジタルカメラの種類によっては記録される静止画或いは動画に様々なフォーマットが存在する。そのため、配信させる画像を受信するそれぞれアダプタは受信する画像のフォーマットに応じた各々のアダプタごとに用途に応じてデコーダ或いはそれに付随するアプリケーションソフトウエアを用意しなければならない。 【0012】 本発明は、ネットワーク環境において、受信する画像のフォーマットに応じた各々のアダプタ端末ごとの用途に応じたデコーダ或いはそれに付随するアプリケーションソフトウエアを容易に取得できるようにすることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0013】 本発明のプログラムコード配信方法は、撮像装置と、上記撮像装置に接続して、上記撮像装置で撮影したメディアデータをパケット通信網へ配信するサーバー装置と、該メディアデータを受信する受信装置とで構成されるメディアデータ配信システムにおけるプログラムコード配信方法であって、上記撮像装置を使って撮影したメディアデータのフォーマット情報を検索するメディアフォーマット情報検索工程と、上記メディアフォーマット情報検索工程によって検索されたメディアフォーマット情報と共に上記メディアフォーマット情報に関連する必要なプログラムコードの存在するアドレス情報を上記受信装置に通知する情報通知工程とを有し、上記受信装置が通知を受信した上記アドレス情報より上記メディアフォーマット情報に対して必要なプログラムコードを取得する点に特徴を有する。 【発明の効果】 【0014】 本発明によれば、ネットワーク環境において、クレードル装置にデジタルカメラを装着した際にデジタルカメラで記録された画像のフォーマットを検索する。そして、そのデータの種類と、そのデータを扱うために必要なデコードソフト或いはアプリケーションソフトウエアの存在するアドレスをディスプレイアダプタ端末或いはプリントアダプタ端末に通知する。通知を受けたアダプタ端末はそのアドレスに必要なデコーダソフト及びアプリケーション取得要求を行う。そして、ダウンロードを行うことによって受信する画像のフォーマットに応じた各々のアダプタ端末ごとの用途に応じたデコーダ或いはそれに付随するアプリケーションソフトウエアを容易に取得することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。 (第1の実施形態) 図1は、メディアデータ配信システムのネットワーク接続構成図である。メディアデータ配信システムは、デジタルカメラ100、クレードル装置200を備える。また、ディスプレイアダプタ端末700、プリンタアダプタ端末710、ストレージ装置720がLAN500に接続されている。さらに、LAN500にインターネット等のWANを介して接続されているファイルサーバー800を備える。 【0016】 100はデジタルカメラであり、通常外出時に電池或いはバッテリを装着して持ち出して撮影を行い、帰宅時にクレードル装置200に装着する。 【0017】 200はクレードル装置である。クレードル装置200は、デジタルカメラ100のビューファインダー画像をMPEGの動画ストリームとして又はデジタルカメラ100で撮影したJPEG等の静止画を無線アクセスポイント600を介してディスプレイアダプタ端末700等に配信する。 【0018】 211はクレードル装置200に着脱可能なCFカード等の外部メディアストレージである。デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着した際、装着以前に撮影した画像を又は装着状態で撮影した画像を記録保存でき、それを持ち運びすることが可能となる。 【0019】 600は無線アクセスポイントであり、クレードル装置200との間で無線通信を行い、パケット通信網であるLAN500との接続を仲介する。 【0020】 701はリモートコントローラであり、ディスプレイアダプタ端末700の操作を行い、さらにLAN500、無線アクセスポイント600を介してデジタルカメラ100を装着したクレードル装置200を操作することができる。 【0021】 700はディスプレイアダプタ端末であり、デジタルカメラ100及びクレードル装置200にある各メディアが配信されたストリームを受信し、様々なフォーマットによって符号化された各メディアを復号化して接続されているディスプレイへ表示させる。 【0022】 710はプリンタアダプタ端末であり、デジタルカメラ100及びクレードル装置200にある各メディアが配信されたストリームを受信し、様々なフォーマットによって符号化された各メディアを復号化して接続されているプリンタから印刷させる。 【0023】 720はストレージ装置であり、デジタルカメラ100で撮影した画像をLAN500経由で記録し、さらに画像の管理や検索といった電子アルバムのようなアプリケーションをも備えることができる。 【0024】 800はファイルサーバーであり、インターネット等のWANを介して接続されていてディスプレイアダプタ端末700或いはプリンタアダプタ端末710で必要とされるプログラムコードモジュールがダウンロードできるように用意されている。 【0025】 このメディアデータ配信システムの構成における処理動作を説明する。例えば、デジタルカメラ100内の動画、静止画或いは音声を、クレードル装置200を介して配信してディスプレイアダプタ端末700にて受信してディスプレイに表示する。或いは、静止画、動画をプリンタアダプタ端末710にて受信してプリンタに写真として印刷する。 【0026】 図2は、デジタルカメラ100のブロック構成図である。図2において、100はデジタルカメラの本体を示す。101は焦点合わせ、さらにズーム機能を備えた撮影レンズである。102は絞り機能を備えるシャッタである。103はCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子であり、撮像レンズ101より透過し、シャッタ102により調節され、撮像面に結像された光像を光電変換により画像信号に変換する。以降CCDの例を説明する。 【0027】 104は自動利得制御部(以下、CDS/AGC)であり、CCD103の蓄積電化ノイズを低減する相関二重サンプリング部と画像信号のゲインを調節する。105はA/D変換器であり、CCD103からのアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。110はCCD103における電荷の蓄積時間を制御するための操作タイミングパルスを出力するタイミングパルス発生器(以下、TG)であり、システム制御部116により制御される。 【0028】 106は画像処理部であり、A/D変換器105からのデジタル画像信号に対して所定の画素補間や色変換処理を行う。また、画像処理部106においては撮像したデジタル画像信号を用いて所定の演算処理を行う。システム制御部116は得られた演算結果に基づいて、露出制御部111、フォーカス制御部112及びストロボ114に対してTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF、AE、EF(ストロボプリ発光)処理を行う。さらに、画像処理部106は撮影したデジタル画像信号を用いて所定の演算処理を行い、得られた結果に基づいてTTL方式のAWB処理も行う。 【0029】 107は撮影した静止画や動画を格納するためのメモリであり、所定の枚数の静止画や所定時間の動画格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画を連続して撮影する連続撮影やパノラマ撮影の場合にも高速かつ大量の画像を書き込むことが可能となる。また、メモリ107はD/A変換器108を介して画像表示・音声出力部109に画像を表示し、音声を出力するためのメモリとしての機能も有する。 【0030】 109はTFT LCD等とスピーカーから成る画像表示・音声出力部であり、メモリ107に書き込まれた表示用の画像データと音声データはD/A変換器108を介して画像表示・音声出力部109に表示・出力される。この画像表示・音声出力部109を用いて、撮像された画像を逐次表示すれば、電子ビューファインダー機能を実現することが可能である。また、画像表示・音声出力部109はシステム制御部116からの指示により任意にON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。 【0031】 117はY、Cr/Cb形式のデジタル画像信号とマイク部127より録音した音声信号とともに所定の圧縮伸長及び多重化を行う画像・音声符号化部である。画像・音声符号化部117では、メモリ107格納された画像と音声を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えた動画・静止画・音声データを再びメモリ107に書き込む。 【0032】 127はマイク部であり、音声の録音又は動画の撮影の音声入力として使われる。111はシャッタ102、TG110、CDS/AGC104の制御を行う露出制御部であり、ストロボ114と連携することにフラッシュ調光機能も有している。 【0033】 112は撮影レンズ101の測距を制御するフォーカス制御部である。113は撮影レンズ101のズーム機能を制御するズーム制御部である。114はストロボであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光も有する。露出制御部111、フォーカス制御部112はTTL方式を用いて制御されており、撮影した画像を画像処理部106によって演算した演算結果に基づき、システム制御部116が露出制御部111及びフォーカス制御部112に対して制御を行う。 【0034】 116はデジタルカメラ100全体を制御するシステム制御部である。121は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリである。フラッシュメモリ121には、画像・音声符号化部117で符号化されるフォーマットについてのデコードするプログラムコードを保存しておく。また、それに付随する電子アルバムや編集ソフト等のアプリケーションソフトウエアが置いてあるダウンロード先のファイルサーバーのアドレス情報を保存しておく。 【0035】 122はシステム制御部116でのプログラム実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等をユーザーに通知する、表示装置やスピーカー等の表示部であり、デジタルカメラ100の操作部120近辺に位置する。例えば、LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。 【0036】 118はモードスイッチで電源オフ、撮影モード、再生モード等デジタルカメラ100の備える各機能モードを切り替え設定することができる。撮影モードは、AEに関するパラメータをすべて自動で行う全自動モード、撮影状況や被写体によってAEパラメータを合わせた簡単撮影モード、すべてのAEパラメータを撮影者自ら設定を行う応用撮影モードがある。 【0037】 簡単撮影モードには、ポートレートモード、風景モード、スポーツモード等がある。ポートレートモードでは、絞りを開放側に固定し、背景をぼかして人物を際立たせるように設定する。風景モードでは、絞りを絞って被写体深度を深くする。スポーツモードでは、シャッタスピードを高速側に固定し、動いている被写体に対してぶれずに撮影できるようにする。 【0038】 応用撮影モードには、被写体の明るさに応じてシャッタスピードと絞りを自動的に設定するプログラムAE、シャッタスピードを優先して設定するシャッタ優先AE、絞り値を優先に設定する絞り優先AE等がある。撮影者がそれぞれの撮影状況に応じて、AEのモードを選択し、撮影を行う。 【0039】 119はシャッタスイッチであり、SW1でシャッタボタンを浅く押した状態でオンとなり、AF、AE、AWB、EF処理等の動作開始を指示する。さらに、SW2でシャッタボタンを深く押した状態でオンとなる。これにより、CCD103から読み出した画像信号をCDS/AGC104、A/D変換器105、画像処理部106での現像処理を介して、メモリ107に書き込む。さらに画像符号化部117で圧縮し、SD I/F125を介して記録メディアであるSDカード126に書き込むという一連の動作開始を指示する。 【0040】 120は各種ボタンやタッチパネルからなる操作部であり、メニューボタン、セットボタン、十字ボタン等を使用し、デジタルカメラ100の撮影機能に関わる設定のすべてを行う。115は電源制御部であり、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部115では、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御部116からの指示に基づいて必要な電圧を必要な期間、デジタルカメラ100の各部へ供給する。 【0041】 127はニッカド電池やリチウムイオン電池等の二次電池であるバッテリである。バッテリ127はアルカリ電池等の一次電池でも代替可能であるが、以降、バッテリでの例を説明する。 【0042】 123はDCカプラ及びバッテリ充電部であり、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着した際に電源ケーブル400を介して電力供給を受ける際にアダプタさらにその間バッテリ127に対して給電を行う。124はUSB I/F部であり、クレードル装置200との画像や制御データのやり取りを行う通信インターフェースである。本実施形態では、USBでの通信を示しているが、1394等の他の通信方法で行ってもよいが、その場合、USB I/F部124は各々の通信規格に準拠したインターフェースとなる。 【0043】 126は記録メディアであるSDカードであり、撮影した画像をSD I/F125を介してSDカード126に書き込む。SDカード126は、CFカードやマイクロドライブ等の他の記録メディアにすることもできるがその場合、SD I/F125は各々の記録メディアの規格に準拠したインターフェースとなる。 【0044】 図3は、クレードル装置200のブロック構成図である。図3において、200はクレードル装置の本体を示す。201は雲台のパン動作を行うモーターであるパン駆動部である。202は雲台のチルト動作を行うモーターであるチルト駆動部である。パン駆動部201及びチルト駆動部202は、各々、ステッピングモーターや超音波モーター等で構成される。 【0045】 203はパン制御部であり、システム制御部209からの指示によりパン駆動部201の角度や速度等の制御を行う。204はチルト制御部であり、システム制御部209からの指示によりチルト駆動部202の角度や速度等の制御を行う。 【0046】 205は電源供給部であり、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着した際に電源ケーブル400を介して電力供給を行う。電源供給部205は、デジタルカメラ100がバッテリ127の装着状態でクレードル装置200と接続された場合には、バッテリ127の充電のための電力供給を行う。 【0047】 206はデジタルカメラ100との画像や制御データのやり取りを行う通信インターフェースUSB I/Fである。212は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリである。210は各種ボタンやタッチパネルから成る操作部であり、例えば、スイッチボタン210を押すことでデジタルカメラ100のSDカード126に記録されている画像を、クレードル装置200に装着している記録メディアのCFカード211に画像をコピーする。或いは無線LAN I/F207、無線アクセスポイント600、LAN500を介して、ディスプレイアダプタ端末700へ画像を転送する等のクレードル装置200のある機能動作の開始をさせることができる。 【0048】 211は記録メディアであるCFカードであり、デジタルカメラ100で撮影した画像をUSB300による通信によりUSB I/F206、CF I/F208を介してCFカード211に書き込む。或いはCFカード211に書き込まれた画像をCF I/F208、無線LAN I/F207、無線アクセスポイント600、LAN500を介して、ディスプレイアダプタ端末へ画像の転送を行う。CFカード211は、SDカードやマイクロドライブ等の他の記録メディアにすることもできるがその場合、CF I/F208は各々の記録メディアの規格に準拠したインターフェースとなる。 【0049】 207は無線LAN I/Fであり、アンテナ部213により無線アクセスポイント600との無線通信の適応化を測る。209はクレードル装置200全体を制御するシステム制御部であり、パン制御部203、チルト制御部204に指示を出し、雲台の制御を行う。また、電源供給部205、USB I/F206、CF I/F208、無線LAN I/F207の各部に対して検知や指示を行う。 【0050】 図4は、ディスプレイアダプタ端末700のブロック構成図である。図4において、700はディスプレイアダプタ端末の本体を示す。701はディスプレイアダプタ端末の操作を行うためのリモコンである。707はリモコン701からの信号を受光するリモコン受光部である。 【0051】 702はLAN I/F部であり、LAN500を介するネットワークとのインターフェースで、クレードル装置200或いはストレージ装置720から配信されたメディアデータを受信する。 【0052】 703は画像処理復号化部であり、クレードル装置200或いはストレージ装置720から配信された画像データを圧縮された所定の方式に基づき伸張、復号化する。さらに受信した画像データが画像処理の施されていないRAWデータの場合には現像処理を行ってビデオI/F部704へ送る。 【0053】 706は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリであり、画像処理復号化部703で画像信号処理或いは復号化を行うためのマイクロコードや、その他のアプリケーションソフトウエアを記録保存しておくことができる。 【0054】 708はディスプレイアダプタ端末700全体を制御するシステム制御部であり、起動時にフラッシュメモリ706で記録保存してある画像信号処理或いは復号化のマイクロコードを画像処理復号化部703にロードさせて動作させる。さらにクレードル装置200或いはストレージ装置720から配信されたメディアデータがオーディオの圧縮データが送られてきた場合には圧縮された所定の方式に基づき伸張、復号化してオーディオI/F部705へ送る。 【0055】 また、システム制御部708はフラッシュメモリ706で記録保存してあるアプリケーションソフトウエアをロードすることにより、電子アルバムや画像編集等のアプリケーションを実行させることも行う。 【0056】 704、705はそれぞれビデオI/F部、オーディオI/F部であり、ディスプレイアダプタ端末700と接続されているテレビ等のディスプレイに映像及び音声を出力させる。 【0057】 クレードル装置200、無線アクセスポイント600、ディスプレイアダプタ端末700、プリンタアダプタ端末710、ストレージ装置720とのそれぞれネットワークに接続される装置の数は、図1で示した例に限定されるものではない。アドレス等で識別できれば多数存在してもかまわない。LAN500に関しても、カメラ制御信号、圧縮した画像を通すのに十分な帯域があるインターネットやイントラネット等のネットワークであれば何でもよい。また、ディスプレイアダプタ端末700はたとえばパーソナルコンピュータ、携帯電話やPDAのようなものや、ネットワーク対応テレビのようなものを想定している。したがって、LAN500への物理的な接続形態として有線だけでなく無線の場合もありうるが、プロトコル的に接続されていれば、物理的な形態にこだわるものではない。 【0058】 上記の構成で、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着させてからのメディアデータ配信システムの動作を説明する。図5に第1の実施形態のメディアデータ配信システムにおけるプログラムコード配信動作手順を示す。まず、デジタルカメラ100を外出先に持ち出して、静止画や動画の撮影や音声の録音を行い、帰宅後、クレードル装置200に装着する。その際、静止画はJPEG及びRAW形式、動画はMPEG4、音声はMP3、等カメラの機能や撮影者の好みに応じてさまざまなフォーマット形式のメディアデータがデジタルカメラ100内のSDカード126に記録される。 【0059】 デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着すると、クレードル装置200のシステム制御部209はUSB300を通じてデジタルカメラ100が装着されたことを検知する。検知したシステム制御部209は同様にUSB300を通じてデジタルカメラ100のシステム制御部116にデジタルカメラ100内に記録してあるメディアデータのフォーマット情報を要求する。 【0060】 要求を受けたデジタルカメラ100のシステム制御部116はSDカード126に記録したメディアデータのフォーマット情報を検索する。そして、その結果と共にフラッシュメモリ121で保存されているSDカード126に記録したメディアデータのフォーマットに対応したデコードプログラムコードとそれに付随する電子アルバムや編集ソフト等のアプリケーションソフトウエアが置いてあるダウンロード先のファイルサーバーのアドレス情報を、USB300を通じてクレードル装置200のシステム制御部209に転送する。 【0061】 システム制御部209は転送された情報を無線LAN I/F207、無線アクセスポイント600、LAN500を介して、ディスプレイアダプタ端末700へ転送する。このとき、LAN500上に他のアダプタ端末例えばプリンタアダプタ端末が存在するときにはこの情報をプリンタアダプタ端末へも転送をする。これらのアダプタ端末は予めその存在をクレードル装置200のシステム制御部209で保持しておくことで行われる。ただし、家庭内のLAN等の限られた範囲の中では予めその存在がわからなくても、上記の情報をブロードキャストすることで対応することも可能である。 【0062】 転送された情報はLAN500を介してディスプレイアダプタ端末700のシステム制御部708で受信する。受信したシステム制御部708は情報を受けたことを知らせる確認の通知をクレードル装置200のシステム制御部209へ返信する。 【0063】 システム制御部209はある一定時間内に、ディスプレイアダプタ端末700より返信がない場合にはディスプレイアダプタ端末700の電源投入がなされていないと判断し、Wake on LANの信号を送る。その後、ディスプレイアダプタ端末700より返信を受けたときに、再び上記の情報をディスプレイアダプタ端末700へ転送する。 【0064】 情報を受けたディスプレイアダプタ端末700のシステム制御部708は情報の中にあるダウンロード先のアドレスが指定してあるファイルサーバー900へプログラムコードモジュールのダウンロード要求を行う。ダウンロード要求は、自端末がディスプレイアダプタ端末であることと上記のクレードル装置200からの情報と共になされる。 【0065】 要求を受けたファイルサーバー900はディスプレイアダプタ端末700に対し要求の受けたフォーマットをデコードするプログラムコード及びそれに付随するアプリケーションプログラムコードをディスプレイアダプタ端末700へ転送する。ディスプレイアダプタ端末700はLAN I/F部702を介してシステム制御部708で転送を受けて、受信したプログラムコードはフラッシュメモリ706に保存しておく。 【0066】 そしてディスプレイアダプタ端末700を起動させるときに、受信したプログラムコードのうち画像に関わるデコードプログラムコードは画像処理復号化部703へロードして実行させる。音声に関わるデコードプログラムコード及びその他のアプリケーションプログラムコードは自らのCPUにて実行させる。これにより、デジタルカメラ100で撮影され符号化された画像をデコードしてディスプレイ装置への表示し、さらには電子アルバム、動画静止画編集等のアプリケーションソフトウエアを実行させることできる。 【0067】 (第2の実施形態) 第2の実施形態として、図6を参照して、ディスプレイアダプタ端末700へ通知するデコードプログラムコード及びそれに付随するアプリケーションションプログラムコードが置いてあるダウンロード先がデジタルカメラ100内のフラッシュメモリ121である場合を説明する。ダウンロード先の装置がファイルサーバー900ではなく、デジタルカメラ100になっていることの相違の他は、動作手順は前述の説明した手順と同じものである。 【0068】 さらに、第1の実施形態、第2の実施形態ともに転送されたアプリケーションションプログラムコードの実行可能状態をデジタルカメラ100がクレードル装置200に装着されているときだけと制限することが可能ある。この場合、転送されたアプリケーションションプログラムコードに実行キーを設けて、デジタルカメラ100がクレードル装置200から外されることによって、外されたことを前述したの要領と同様にディスプレイアダプタ端末700のシステム制御部708に通知される。そして、アプリケーションションプログラムコードの実行キーを解除することによって実行不可能状態にすることができる。 【0069】 以上のこのクレードル装置200とディスプレイアダプタ端末700との通信は、基本的にはTCP/IPによる通信を行うが、HTTP或いはSIP等によるアプリケーション通信プロトコルにしたがって通信することも可能である。 【0070】 さらに、最近、デジタルカメラ100内に無線LAN機能を搭載したものが発売されてきたが、この機種のデジタルカメラの場合は上述のようなクレードル装置200は、デジタルカメラ100を着脱するような形態をとらなくてもよい。 【0071】 このような機種のデジタルカメラは、内部に無線LAN I/Fとアンテナを搭載し、図3で示したクレードル装置200のブロック構成と同じであるサーバー装置としてアンテナ部213を介した無線LAN I/F207との通信を行う。通信はTCP/IP等のプロトコルを用いることにより、上述のUSB300を介したデータの送受信と同様に動作させることによって実現できる。この場合、デコードプログラムコード及びそれに付随するアプリケーションソフトが置いてあるダウンロード先のファイルサーバーのアドレス情報は、デジタルカメラ100とサーバー装置との通信セッションがはられた際に送るようにすればよい。 【0072】 なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。 【0073】 この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 【0074】 プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。 【0075】 また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【0076】 さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0077】 【図1】メディアデータ配信システムのネットワーク接続構成図である。 【図2】デジタルカメラのブロック構成図である。 【図3】クレードル装置のブロック構成図である。 【図4】ディスプレイアダプタ端末のブロック構成図である。 【図5】第1の実施形態のメディアデータ配信システムにおけるプログラムコード配信動作手順を示す図である。 【図6】第2の実施形態のメディアデータ配信システムにおけるプログラムコード配信動作手順を示す図である。 【符号の説明】 【0078】 100:デジタルカメラ 200:クレードル装置 211:外部メディアストレージ 500:LAN 600:無線アクセスポイント 700:ディスプレイアダプタ端末 701:リモートコントローラ 710:プリンタアダプタ端末 720:ストレージ装置 800:ファイルサーバー 201:パン駆動部 202:チルト駆動部 203:パン制御部 204:チルト制御部 205:電源供給部 206:USB I/F部 207:無線LAN I/F部 208:CFカード I/F部 209:システム制御部 210:スイッチボタン 211:CFカード 212:フラッシュメモリ 213:アンテナ部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月4日(2006.7.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090273 【弁理士】 【氏名又は名称】國分 孝悦
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| 【公開番号】 |
特開2008−17035(P2008−17035A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−184627(P2006−184627) |
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