| 【発明の名称】 |
公衆網接続方法および公衆網接続プログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】古橋 秀樹
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| 【要約】 |
【課題】公衆端末からの折返し着信先の通話相手を自動的に特定する。
【構成】発信元内線番号cと通知用発信元番号dとを対応付け、発信者識別番号bと、発信者に対する音声案内gとを対応付けてそれぞれ予めメモリに記憶しておく。発信者による発信操作時には、発信元内線番号cと発信先公衆網端末番号eとbとを対応付けてメモリに記憶する。そして、発信者による発信操作時の発信元内線番号cをdに変換し公衆網に向けて発信する。発信に対する折返しの着信時には、dをcに変換し、変換されたcおよびeに対応するbを検索する。そして、変換されたcの内線端末に着信し、その内線端末が応答すると検索したbに対応する音声案内gを流して着信者を指名する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発信者が発信操作を行う内線端末の内線番号である発信元内線番号と、前記発信元内線番号の公衆網向けの外線番号である通知用発信元番号とを対応付けて予め記憶する手順と、 発信者のIDである発信者識別番号と、発信者に対する音声案内とを対応付けて予め記憶する手順と、 発信者による発信操作時に、前記発信元内線番号と相手の公衆端末番号である発信先公衆網端末番号と前記発信者識別番号とを対応付けて記憶する手順と、 発信者による発信操作時の発信元内線番号を前記通知用発信元番号に変換し公衆網に向けて発信する手順と、 前記発信に対する折返しの着信時に、前記通知用発信元番号を発信元内線番号に変換する手順と、 該変換された発信元内線番号および前記発信先公衆網端末番号に対応する発信者識別番号を検索する手順と、 前記変換された発信元内線番号の内線端末に着信する手順と、 該内線端末が応答すると前記検索した発信者識別番号に対応する前記音声案内を流して着信者を指名する手順とを有することを特徴とする公衆網接続方法。 【請求項2】 発信者が発信操作を行う内線端末の内線番号である発信元内線番号と、前記発信元内線番号の公衆網向けの外線番号である通知用発信元番号とを対応付けて予め記憶する手順と、 発信者のIDである発信者識別番号と、発信者に対する音声案内とを対応付けて予め記憶する手順と、 発信者による発信操作時に、前記通知用発信元番号と相手の公衆端末番号である発信先公衆網端末番号と前記発信者識別番号とを対応付けて記憶する手順と、 発信者による発信操作時の発信元内線番号を前記通知用発信元番号に変換し公衆網に向けて発信する手順と、 前記発信に対する折返しの着信時に、前記通知用発信元番号および前記発信先公衆網端末番号に対応する発信者識別番号を検索する手順と、 前記通知用発信元番号を発信元内線番号に変換する手順と、 該変換された発信元内線番号の内線端末に着信する手順と、 該内線端末が応答すると前記検索した発信者識別番号に対応する前記音声案内を流して着信者を指名する手順とを有することを特徴とする公衆網接続方法。 【請求項3】 構内交換機を構成するコンピュータに、請求項1記載の公衆網接続方法を実行させることを特徴とする公衆網接続プログラム。 【請求項4】 構内交換機を構成するコンピュータに、請求項2記載の公衆網接続方法を実行させることを特徴とする公衆網接続プログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、内線を収容した構内交換機において、折返し発信の便宜を図った公衆網接続に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、この種の公衆網接続は、発信者識別子と着信先端末番号との関係が登録されている着信先自動ルーティングテーブルを設け、公衆網から受信した発信者識別子に基づき着信先自動ルーティングテーブルを参照して一つ以上の任意の着信先端末番号を検索して、その着信先端末番号の端末に優先的に着信させている(従来技術1。例えば、特許文献1参照)。 【0003】 また、着信時に発信者識別情報及びユーザユーザ情報を記憶しておき、発信時には、発信者識別情報及びユーザユーザ情報をリスト出力するとともに、このリスト中から選択した発信者識別情報またはユーザユーザ情報に含まれる番号のいずれかに基いて回線に自動発信する技術が知られている(従来技術2。例えば、特許文献2参照)。 【0004】 【特許文献1】特開平10−65808(第1頁ー第7頁、図5) 【特許文献2】特開平5−14509(第1頁ー第5頁、図4) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、上述した従来技術1では、発信者識別子と着信先端末番号との関係は予め登録着信先自動ルーティングテーブルに登録しておく必要があるため、その手間がかかり、融通性にも欠けるという第1の問題点がある。 【0006】 更に、例えば、内線Aが公衆網へ通知した発信元電話番号を、公衆端末がダイヤルすることにより公衆網から内線へ着信してきた際、着信番号から内線Aの番号のみに変換されるため、通常は内線Aを使用している操作者Aが内線Bより公衆網へ発信した場合には、公衆網からの折返し電話は、内線Bを呼び出すことになり、内線Aを呼び出すことができないという第2の問題点もある。 【0007】 更に、例えば、通常は内線Aを使用している操作者Aが内線Aより公衆網へ発信した場合、公衆網からの折返し電話は、着信した内線Aに応答した操作者Bに対して、内線Aの発信が操作者Aであることを通知できないという第3の問題点もある。 【0008】 また、従来技術2では、ユーザユーザ情報内に折返しを乞う端末の番号が示されていれば、この時の出力リストから当該ユーザユーザ情報を選択する操作を行うことにより、発信時とは別の端末であっても所望とする発信者と連絡をとることが可能であるとする。しかし、折返し時には操作が必要になるので、その手間がかかり、誤りも生じることがあるという第1の問題点がある。 【0009】 更に、例えば、通常は内線Aを使用している操作者Aが内線Aより公衆網へ発信した場合、公衆網からの折返し電話は、着信した内線Aに応答した操作者Bに対して、内線Aの発信が操作者Aであることを通知できないという第2の問題点もある。 【0010】 本発明の目的は、公衆端末からの折返し着信先の通話相手を自動的に特定することができる公衆網接続方法および公衆網接続プログラムを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0011】 第1の本発明では、発信者が発信操作を行う内線端末の内線番号である発信元内線番号cと、発信元内線番号cの公衆網向けの外線番号である通知用発信元番号dとを対応付け、また、発信者のIDである発信者識別番号bと、発信者に対する音声案内gとを対応付けてそれぞれ予めメモリに記憶しておく。更に、発信者による発信操作時には、発信元内線番号cと相手の公衆端末番号である発信先公衆網端末番号eと発信者識別番号bとを対応付けてメモリに記憶する。そして、発信者による発信操作時の発信元内線番号cを通知用発信元番号dに変換し公衆網に向けて発信する。 【0012】 発信に対する折返しの着信時には、通知用発信元番号dを発信元内線番号cに変換し、変換された発信元内線番号cおよび発信先公衆網端末番号eに対応する発信者識別番号bを検索する。そして、変換された発信元内線番号cの内線端末に着信し、その内線端末が応答すると検索した発信者識別番号bに対応する音声案内gを流して着信者を指名する。 【0013】 第2の本発明では、発信者が発信操作を行う内線端末の内線番号である発信元内線番号cと、発信元内線番号cの公衆網向けの外線番号である通知用発信元番号dとを対応付け、また、発信者のIDである発信者識別番号bと、発信者に対する音声案内gとを対応付けてそれぞれ予めメモリに記憶しておく。更に、発信者による発信操作時には、通知用発信元番号dと相手の公衆端末番号である発信先公衆網端末番号eと発信者識別番号bとを対応付けてメモリに記憶する。そして、発信者による発信操作時の発信元内線番号cを通知用発信元番号dに変換し公衆網に向けて発信する。 【0014】 発信に対する折返しの着信時には、通知用発信元番号dおよび発信先公衆網端末番号eに対応する発信者識別番号bを検索し、また、通知用発信元番号dを発信元内線番号cに変換する。そして、変換された発信元内線番号cの内線端末に着信し、その内線端末が応答すると検索した発信者識別番号bに対応する音声案内gを流して着信者を指名する。 【0015】 以上のように、本発明では、発信者識別番号と内線番号とを1対1対応とするか、発信者識別番号に対する音声案内を設けることとしたので、公衆端末からの折返し着信先の通話相手を自動的に特定することができる。 【発明の効果】 【0016】 本発明の効果は、発信者識別番号と内線番号とを1対1対応とするか、発信者識別番号に対する音声案内を設けることとしたので、公衆端末からの折返し着信先の通話相手を自動的に特定することができるということである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 【0018】 図1は本発明のISDN公衆網接続システムの構成を示すブロック図であり、構内交換機1の一方の側に複数の内線端末2が接続され、他方の側にISDN公衆網3を介して公衆網4が接続されている。図示を省略するが、公衆網4には、携帯電話機,PHS,ナンバーディスプレイを契約した家庭用一般電話機等や、他のISDN公衆網が接続され、他のISDN公衆網には図示したのと同様に複数の内線端末が接続された他の構内交換機が接続され得る。構内交換機1は、通話路制御装置10,中央処理装置11および記憶装置12を備えている。 【実施例1】 【0019】 記憶装置12は、発信者識別特定番号メモリ121,発信者識別情報メモリ122,通知用番号情報メモリ123,第1公衆網発信履歴情報メモリ124および内線指定情報メモリ126から成る。 【0020】 発信者識別特定番号メモリ121は、図2に示すように、以下に述べる本サービスを特定する番号たる発信者識別番号通知特番aを予め記憶している。 【0021】 発信者識別情報メモリ122は、図3に示すように、内線端末2から発信する発信者のIDである発信者識別番号bを予め記憶する。発信者であって、本サービスを受けたい者は発信者識別番号bを発信者識別情報メモリ122に登録しておく必要がある。図3には、発信者A〜Xの各発信者識別番号bが記憶されていることを示している。 【0022】 通知用番号情報メモリ123は、図4に示すように、内線端末2の内線電話番号(発信元内線番号c)と通知用発信元番号dとを関連付けした情報を予め記憶している。通知用発信元番号dとは、発信元内線番号c(通常は桁数が少ない)に対応する外線電話番号(通常は桁数が多い)を意味し、公衆網4へ通知するためのもである。 【0023】 図5に示す第1公衆網発信履歴情報メモリ124は、内線端末2から本サービスを享受するための発信がある毎に、発信者識別番号b,発信元内線番号cおよび発信先公衆端末電話番号eを関連付けた情報を記憶していく。発信元内線番号cは、内線端末2から発信があると構内交換機1が認識できる。また、発信者識別番号bおよび発信先公衆端末電話番号eは、内線端末2から発信時に発信者がダイヤルする。 【0024】 図7に示す内線指定情報メモリ126は、発信者識別番号b毎に内線番号fを記憶している。内線番号fは発信者が通常使用する内線端末2の内線番号であり、発信時に使用する内線端末2の内線番号である発信元内線番号cとは必ずしも一致しない。 【0025】 いま、公衆網4の一方の側(A側という)の内線端末2Aが、図示省略する他方の側(B側という)の内線端末2Bと通話する場合における、内線発信動作と公衆網からの着信動作について、それぞれ図9と図10に沿って説明する。 【0026】 A側の発信者はサービス内容を特定するサービス番号(第1ダイヤル番号),発信者のIDたる発信者識別番号(第2ダイヤル番号)および内線端末2Bを指定する発信先公衆端末番号(第3ダイヤル番号)を順次にダイヤルする。すると、A側の構内交換機1は図9に示すような処理を実行する。 【0027】 先ず、発信者識別特定番号メモリ121から発信者識別番号通知特番aを読み出し(図9のステップA1)、発信者識別番号通知特番aと内線端末2Aでダイヤルされた第1ダイヤル番号とを比較する(ステップA2)。その結果が等しい場合には、本サービスがコールされていることになる。 【0028】 続いて、発信者識別情報メモリ122を検索し(ステップA3)、登録されている発信者識別番号bの中に、第2ダイヤル番号と一致するものが有るかをチェックする(ステップA4)。これによって、ダイヤルしてきた者が本サービスの享受対象になっているか否かを判定する。 【0029】 第2ダイヤル番号と一致する発信者識別番号bが存在する場合には、第3ダイヤル番号(発信先公衆端末番号)はISDN公衆接続番号であるかを点検する(ステップA5)。どのような発信先公衆端末番号がISDN公衆接続番号に該当するかは周知の方法で判定できる。 【0030】 第3ダイヤル番号がISDN公衆接続番号である場合には、構内交換機1が認識した発信元内線番号(内線端末2Aの内線番号),発信先公衆端末番号(第3ダイヤル番号)および発信者識別番号(第2ダイヤル番号)を関連付けして第1公衆網発信履歴メモリ124に記憶する(ステップA6)。 【0031】 続いて、発信元内線番号(内線端末2Aの内線番号)をキーに通知用番号情報メモリ123を検索して、一致するものに対応する通知用発信元番号dを読み出す(ステップA7)。これは、発信元内線番号を通知用発信元番号dに変換するものである。 【0032】 最後に、変換された通知用発信元番号dは、発信先公衆端末番号(第3ダイヤル番号)とともにISDN公衆網3へ発信する(ステップA8)。この発信は、ISDN公衆網3および公衆網4を介してB側の構内交換機、さらに内線端末2Bへ伝えられる。 【0033】 なお、上記の説明において、ステップA1〜A3およびステップA5において、否定的である場合には、本サービス外の他の発信処理へジャンプする。このことは、図10〜図16に示す各フローチャートにおいても同様である。 【0034】 内線端末2Aからの発信を受けた内線端末2Bが直ぐに応答できる場合は、そのまま通信を行う。内線端末2Bがビジー中や応答者不在中等のため直ぐに応答できない場合、A側の構内交換機1はISDN公衆網3へ発信を停止して、以下のような処理を行う。 【0035】 内線端末2Bにおいて応答できる状態になると、発信先公衆端末番号に対応する内線端末2Bの発信者は、内線端末A5から通知されてきている通知用発信元番号dをダイヤルして発信を行う。この発信がISDN公衆網3からA側の構内交換機1へ着信すると、構内交換機1は図10に示すような処理を実行する。 【0036】 先ず、ダイヤルされてきた通知用発信元番号dをキーに通知用番号情報メモリ123を検索して一致するものに対応する発信元内線番号cを読み出す(図10のステップB1)。これは、通知用発信元番号を発信元内線番号cに変換するものであり、図9のステップA7における変換の逆変換にあたる。 【0037】 続いて、通知用番号情報メモリ123から読み出されている発信元内線番号cと、B側から通知されてきている発信先公衆端末番号とをキーに第1公衆網発信履歴情報メモリ124から発信者識別情報bを読み出す(ステップB2)。そして、読み出された発信者識別番号bをキーにして、発信者識別情報メモリ122を検索する(ステップB3)。 【0038】 その結果、第1公衆網発信履歴情報メモリ124から読み出された発信者識別番号bが発信者識別情報メモリ122に登録されていることがわかると(ステップB4)、その発信者識別番号bをキーに内線指定情報メモリ126から内線番号fを読み出す(ステップB5)。これは、発信者識別番号bを内線番号fに変換するものである。 【0039】 最後に、B側からの発信を内線番号fの内線端末へ着信させる(ステップB6)。この場合、前述のように、内線番号fは発信元内線番号cとは必ずしも一致しない。したがって、発信者は自分が通常使用する内線端末2(内線番号f)とは異なる内線端末2(発信元内線番号c)から発信しても、通常使用する内線端末2(内線番号f)で着信することができる。 【0040】 この実施例では発信者識別番号と内線番号とは1対1対応となっている。したがって、以上のように、B側では着信者を意識することなく通知用発信元番号dをダイヤルしさえすれば、A側の内線番号に着信することによりA側の着信者を特定できる。 【実施例2】 【0041】 第2実施例は、第1実施例のマイナーチェンジであり、図5に示した第1公衆網発信履歴情報メモリ124の代わりに、図6に示す第2公衆網発信履歴情報メモリ125を使用する点が異なる。したがって、記憶装置12は、発信者識別特定番号メモリ121,発信者識別情報メモリ122,通知用番号情報メモリ123,第2公衆網発信履歴情報メモリ125および内線指定情報メモリ126から成る。 【0042】 第2公衆網発信履歴情報メモリ125は、内線端末2から本サービスを享受するための発信がある毎に、発信者識別番号b,通知用発信元番号dおよび発信先公衆端末電話番号eを関連付けた情報を記憶していく。通知用発信元番号dは、内線端末2から発信があると構内交換機1が認識できる発信元内線番号cをキーに通知用番号情報メモリ123(図4)を検索して求めることができる。また、発信者識別番号bおよび発信先公衆端末電話番号eは、内線端末2から発信時に発信者がダイヤルする。 【0043】 動作上は、内線発信動作を示す図9におけるステップA6,A7の順序が逆転することと、公衆網からの着信動作を示す図10におけるステップB1の順序が下がることとが異なる。 【0044】 いま、公衆網4の一方の側(A側という)の内線端末2Aが、図示省略する他方の側(B側という)の内線端末2Bと通話する場合について説明する。 【0045】 A側の発信者はサービス内容を特定するサービス番号(第1ダイヤル番号),発信者のIDたる発信者識別番号(第2ダイヤル番号)および内線端末2Bを指定する発信先公衆端末番号(第3ダイヤル番号)を順次にダイヤルする。すると、A側の構内交換機1は図11に示すような処理を実行する。 【0046】 先ず、発信者識別特定番号メモリ121から発信者識別番号通知特番aを読み出し(図11のステップC1)、発信者識別番号通知特番aと内線端末2Aでダイヤルされた第1ダイヤル番号とを比較する(ステップC2)。その結果が等しい場合には、本サービスがコールされていることになる。 【0047】 続いて、発信者識別番号メモリ122を検索し(ステップC3)、登録されている発信者識別番号bの中に、第2ダイヤル番号と一致するものが有るかをチェックする(ステップC4)。これによって、ダイヤルしてきた者が本サービスの享受対象になっているか否かを判定する。 【0048】 第2ダイヤル番号と一致する発信者識別番号bが存在する場合には、第3ダイヤル番号(発信先公衆端末番号)はISDN公衆接続番号であるかを点検する(ステップC5)。どのような発信先公衆端末番号がISDN公衆接続番号に該当するかは周知の方法で判定できる。 【0049】 第3ダイヤル番号がISDN公衆接続番号である場合には、発信元内線番号(内線端末2Aの内線番号)をキーに通知用番号情報メモリ123を検索して、一致するものに対応する通知用発信元番号dを読み出す(ステップC6)。これは、発信元内線番号を通知用発信元番号dに変換するものである。 【0050】 続いて、変換された通知用発信元番号d,発信先公衆端末番号(第3ダイヤル番号)および発信者識別番号(第2ダイヤル番号)を関連付けして第2公衆網発信履歴メモリ125に記憶する(ステップC7)。 【0051】 最後に、変換された通知用発信元番号dは、発信先公衆端末番号(第3ダイヤル番号)とともにISDN公衆網3へ発信する(ステップC8)。この発信は、ISDN公衆網3および公衆網4を介してB側の構内交換機、さらに内線端末2Bへ伝えられる。 【0052】 内線端末2Aからの発信を受けた内線端末2Bが直ぐに応答できる場合は、そのまま通信を行う。内線端末2Bがビジー中や応答者不在中等のため直ぐに応答できない場合、A側の構内交換機1はISDN公衆網3へ発信を停止する。 【0053】 内線端末2Bにおいて応答できる状態になると、発信先公衆端末番号に対応する内線端末2Bの発信者は、内線端末A5から通知されてきている通知用発信元番号dをダイヤルして発信を行う。この発信がISDN公衆網3からA側の構内交換機1へ着信すると、構内交換機1は図12に示すような処理を実行する。 【0054】 先ず、B側からダイヤルされている通知用発信元番号と、B側から通知されてきている発信先公衆端末番号とをキーに第2公衆網発信履歴情報メモリ125から発信者識別番号bを読み出す(図12のステップD1)。そして、読み出された発信者識別番号bをキーにして、発信者識別情報メモリ122を検索する(ステップD2)。 【0055】 その結果、第2公衆網発信履歴情報メモリ125から読み出された発信者識別番号bが発信者識別情報メモリ122に登録されていることがわかると(ステップD3)、通知用発信元番号をキーに通知用番号情報メモリ123を検索して、一致するものに対応する発信元内線番号cを読み出す(ステップD4)。これは、通知用発信元番号dを発信元内線番号cに変換するものである。 【0056】 続いて、発信者識別番号bをキーにして内線指定情報メモリ126から内線番号fを読み出す(ステップD5)。これは、発信者識別番号bを内線番号fに変換するものである。 【0057】 最後に、B側からの着信をこの内線番号fの内線端末へ着信させる(ステップD6)。この場合、前述のように、内線番号fは発信元内線番号cとは必ずしも一致しない。したがって、発信者は自分が通常使用する内線端末2(内線番号f)とは異なる内線端末2(発信元内線番号c)から発信しても、通常使用する内線端末2(内線番号f)で着信することができる。 【0058】 この実施例においても発信者識別番号と内線番号とは1対1対応となっている。したがって、以上のように、B側では着信者を意識することなく通知用発信元番号dをダイヤルしさえすれば、A側の内線番号に着信することによりA側の着信者を特定できる。 【実施例3】 【0059】 第3実施例は、第1実施例の発展型であり、内線指定情報メモリ126に代わって音声案内情報メモリ127を使用する。したがって、記憶装置12は、発信者識別特定番号メモリ121,発信者識別情報メモリ122,通知用番号情報メモリ123,第1公衆網発信履歴情報メモリ124および音声案内情報メモリ1 27から成る。音声案内情報メモリ127は、図8に示すように、発信者識別番号毎の音声案内を記録している。 【0060】 内線発信動作の相違はない。したがって、図9の参照番号のみを変更したフローチャートを図13に示すが、重複を回避するためその説明は省略する。また、公衆網からの着信動作については、処理の終盤(図10のステップB5,B6)が異なる。したがって、図10に対応する図14を示して説明する。 【0061】 内線端末2Aからの発信を受けた内線端末2Bが直ぐに応答できる場合は、そのまま通信を行う。内線端末2Bがビジー中や応答者不在中等のため直ぐに応答できない場合、A側の構内交換機1はISDN公衆網3へ発信を停止する。 【0062】 内線端末2Bにおいて応答できる状態になると、発信先公衆端末番号に対応する内線端末2Bの発信者は、内線端末A5から通知されてきている通知用発信元番号dをダイヤルして発信を行う。この発信がISDN公衆網3からA側の構内交換機1へ着信すると、構内交換機1は図14に示すような処理を実行する。 【0063】 先ず、ダイヤルされてきた通知用発信元番号dをキーに通知用番号情報メモリ123を検索して一致するものに対応する発信元内線番号cを読み出す(図14のステップF1)。これは、通知用発信元番号を発信元内線番号cに変換するものであり、図13のステップE7における変換の逆変換にあたる。 【0064】 続いて、通知用番号情報メモリ123から読み出されている発信元内線番号cと、B側から通知されてきている発信先公衆端末番号とをキーに第1公衆網発信履歴情報メモリ124から発信者識別番号bを読み出す(ステップF2)。そして、読み出された発信者識別番号bをキーにして、発信者識別情報メモリ122を検索する(ステップF3)。 【0065】 その結果、第1公衆網発信履歴情報メモリ124から読み出された発信者識別番号bが発信者識別情報メモリ122に登録されていることがわかると(ステップF4)、発信元内線番号cの内線端末2Aに着信させる(ステップF5)。そして、発信元内線番号cの内線端末2Aが応答したとき、発信者識別番号bをキーに音声案内情報メモリ127から音声案内gを読み出して音声案内を流す(ステップF6)。この音声案内により指名することにより着信者を特定することができる。着信者は、フッキング操作を行い、B側の公衆端末と通話状態を形成で きる。 【0066】 この実施例によれば、発信者識別番号と内線番号とは1対1対応でなくとも、B側では着信者を意識することなく通知用発信元番号dをダイヤルしさえすれば、A側の内線端末に着信し、そこから音声案内によりA側の着信者を特定できる。 【実施例4】 【0067】 第4実施例は、第2実施例の発展型であり、内線指定情報メモリ126に代わって音声案内情報メモリ127を使用する。したがって、記憶装置12は、発信者識別特定番号メモリ121,発信者識別情報メモリ122,通知用番号情報メモリ123,第2公衆網発信履歴情報メモリ125および音声案内情報メモリ127から成る。音声案内情報メモリ127は、図8に示すように、発信者識別番号毎の音声案内を記録している。 【0068】 内線発信動作の相違はない。したがって、図11の参照番号のみを変更したフローチャートを図15に示すが、重複を回避するためその説明は省略する。また、公衆網からの着信動作については、処理の終盤(図12のステップD5,D6)が異なる。したがって、図12に対応する図16を示して説明する。 【0069】 内線端末2Aからの発信を受けた内線端末2Bが直ぐに応答できる場合は、そのまま通信を行う。内線端末2Bがビジー中や応答者不在中等のため直ぐに応答できない場合、A側の構内交換機1はISDN公衆網3へ発信を停止する。 【0070】 内線端末2Bにおいて応答できる状態になると、発信先公衆端末番号に対応する内線端末2Bの発信者は、内線端末A5から通知されてきている通知用発信元番号dをダイヤルして発信を行う。この発信がISDN公衆網3からA側の構内交換機1へ着信すると、構内交換機1は図16に示すような処理を実行する。 【0071】 先ず、B側からダイヤルされている通知用発信元番号と、B側から通知されてきている発信先公衆端末番号とをキーに第2公衆網発信履歴情報メモリ125から発信者識別番号bを読み出す(図16のステップH1)。そして、読み出された発信者識別番号bをキーにして、発信者識別情報メモリ122を検索する(ステップH2)。 【0072】 その結果、第2公衆網発信履歴情報メモリ125から読み出された発信者識別番号bが発信者識別情報メモリ122に登録されていることがわかると(ステップH3)、通知用発信元番号をキーに通知用番号情報メモリ123を検索して、一致するものに対応する発信元内線番号cを読み出す(ステップH4)。これは、通知用発信元番号dを発信元内線番号cに変換するものである。 【0073】 続いて、発信元内線番号cの内線端末2Aに着信させ(ステップH5)、内線端末2Aが応答したとき、発信者識別情報bをキーに音声案内情報メモリ127から音声案内gを読み出して音声案内を流す(ステップH6)。この音声案内により指名することにより着信者を特定することができる。着信者は、フッキング操作を行い、B側の公衆端末と通話状態を形成できる。 【0074】 この実施例によれば、発信者識別番号と内線番号とは1対1対応でなくとも、B側では着信者を意識することなく通知用発信元番号dをダイヤルしさえすれば、A側の内線端末に着信し、そこから音声案内によりA側の着信者を特定できる。 【0075】 なお、以上に説明したすべての公衆網接続方法は、構内交換機1を構成するコンピュータにおいてプログラムを実行することによっても行うことができる。それらのプログラムは、コンピュータに対して、図9と図10,図11と図12,図13と図14、または図15と図16に示したフローチャートに沿った処理を行わせる。 【図面の簡単な説明】 【0076】 【図1】本発明のISDN公衆網接続システムの構成を示すブロック図 【図2】図1における記憶装置を構成する発信者識別特定番号メモリの内容を示す図 【図3】図1における記憶装置を構成する発信者識別情報メモリの内容を示す図 【図4】図1における記憶装置を構成する通知用番号情報メモリの内容を示す図 【図5】図1における記憶装置を構成する第1公衆網発信履歴情報メモリの内容を示す図 【図6】図1における記憶装置を構成する第2公衆網発信履歴情報メモリの内容を示す図 【図7】図1における記憶装置を構成する内線指定情報メモリの内容を示す図 【図8】図1における記憶装置を構成する音声案内情報メモリの内容を示す図 【図9】本発明の第1実施例の発信処理を示すフローチャート 【図10】本発明の第1実施例の着信処理を示すフローチャート 【図11】本発明の第2実施例の発信処理を示すフローチャート 【図12】本発明の第2実施例の着信処理を示すフローチャート 【図13】本発明の第3実施例の発信処理を示すフローチャート 【図14】本発明の第3実施例の着信処理を示すフローチャート 【図15】本発明の第4実施例の発信処理を示すフローチャート 【図16】本発明の第4実施例の着信処理を示すフローチャート 【符号の説明】 【0077】 1 構内交換機 2 内線端末 3 ISDN公衆網 4 公衆網 10 通話路制御装置 11 中央処理装置 12 記憶装置 121 発信者識別特定番号メモリ 122 発信者識別情報メモリ 123 通知用番号情報メモリ 124 第1公衆網発信履歴情報メモリ 125 第2公衆網発信履歴情報メモリ 126 内線指定情報メモリ 127 音声案内情報メモリ
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| 【出願人】 |
【識別番号】303013763 【氏名又は名称】NECエンジニアリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成19年9月28日(2007.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111729 【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 勝春
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| 【公開番号】 |
特開2008−11579(P2008−11579A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2007−253125(P2007−253125) |
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