| 【発明の名称】 |
電子機器及びプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】孫 正義
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| 【要約】 |
【課題】画面に表示する表示対象のテキスト情報の全体把握を犠牲にすることなく、その画面に表示されているテキスト情報のうち利用者が指定した指定文字列部分については内容確認が容易になる電子機器を提供する。
【構成】表示部125の画面に表示されているテキスト情報のうちキー操作部126で指定されてフォーカスされている指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示する。前記フォーカスされている指定文字列部分と、その指定文字列部分に隣接する通常表示の文字列部分とが重ならないように、画面における通常表示の文字列部分をレイアウト変更して表示してもよい。また、前記画面は、テキスト情報の全体を表示する全体表示領域と、前記指定文字列部分を拡大表示する補助表示領域とを有してもよい。この場合、文字列部分が指定されてフォーカスされたとき、その指定された指定文字列部分を補助表示領域に表示する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画面にテキスト情報を表示可能な表示手段と、前記画面に表示されているテキスト情報における文字列部分の指定に用いられる文字列指定手段とを備えた電子機器であって、 前記画面に表示されているテキスト情報のうち前記文字列指定手段で指定された指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示するように前記表示手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする電子機器。 【請求項2】 請求項1の電子機器において、 前記制御手段は、前記拡大表示している指定文字列部分と、その指定文字列部分に隣接する通常表示の文字列部分とが重ならないように、前記画面における前記通常表示の文字列部分をレイアウト変更して表示することを特徴とする電子機器。 【請求項3】 請求項1の電子機器において、 前記画面は、前記テキスト情報の全体を表示する全体表示領域と、前記指定文字列部分を拡大表示する補助表示領域とを有し、 前記制御手段は、前記文字列指定手段で文字列部分が指定されたとき、その指定された指定文字列部分を前記補助表示領域に表示することを特徴とする電子機器。 【請求項4】 画面にテキスト情報を表示可能な表示手段と、前記画面に表示されているテキスト情報における文字列部分の指定に用いられる文字列指定手段とを備えた電子機器に、前記表示手段への画像表示の処理を実行させるためのプログラムであって、 前記画像表示の処理は、前記画面に表示されているテキスト情報のうち前記文字列指定手段で指定された指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示する手順を含むことを特徴とするプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、テキスト情報を表示可能な表示手段を備えた携帯電話機等の電子機器及びプログラムに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、この種の電子機器として、テキスト情報を表示可能な液晶パネル等からなるディスプレイ(表示手段)を備えた携帯電話機が知られている。この携帯電話機では、例えばWEBブラウザを起動してWEBサイトにアクセスすることにより所望のWEBページのテキスト情報をディスプレイの画面に表示することができる。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 近年、上記携帯電話機等の小型の電子機器において、ディスプレイの解像度が高くなるにつれ、ディスプレイに表示するテキスト情報のフォントサイズの多様化が進み、小さなフォントサイズで多くのテキスト情報を一画面に表示できるようになってきている。しかしながら、高齢者を中心に、小さいフォントサイズでは、例えばWEBページ等の閲覧の際に非常に見づらいとの声があがっている。特に、ディスプレイに表示されているテキスト情報の中から、他のWEBページなどへリンクが設定されたハイパーテキストリンクの文字列を指定して選択するような操作を行うとき、その指定文字列部分が見えにくいと、自分が閲覧したいWEBページへリンクされた文字列か否かを確認しにくい。そのため、自分が希望していないWEBページを無駄に取得してしまう場合もある。 一方、ディスプレイの解像度が高くなって小さいフォントサイズで表示できるようになると、WEBページ等の表示したいテキスト情報の全体を把握しやすくなるというメリットがある。 【0004】 本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、画面に表示する表示対象のテキスト情報の全体把握を犠牲にすることなく、その画面に表示されているテキスト情報のうち利用者が指定した指定文字列部分については内容確認が容易になる電子機器及びプログラムを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画面にテキスト情報を表示可能な表示手段と、前記画面に表示されているテキスト情報における文字列部分の指定に用いられる文字列指定手段とを備えた電子機器であって、前記画面に表示されているテキスト情報のうち前記文字列指定手段で指定された指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示するように前記表示手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。 また、請求項2の発明は、請求項1の電子機器において、前記制御手段は、前記拡大表示している指定文字列部分と、その指定文字列部分に隣接する通常表示の文字列部分とが重ならないように、前記画面における前記通常表示の文字列部分をレイアウト変更して表示することを特徴とするものである。 また、請求項3の発明は、請求項1の電子機器において、前記画面は、前記テキスト情報の全体を表示する全体表示領域と、前記指定文字列部分を拡大表示する補助表示領域とを有し、前記制御手段は、前記文字列指定手段で文字列部分が指定されたとき、その指定された指定文字列部分を前記補助表示領域に表示することを特徴とするものである。 また、請求項4の発明は、画面にテキスト情報を表示可能な表示手段と、前記画面に表示されているテキスト情報における文字列部分の指定に用いられる文字列指定手段とを備えた電子機器に、前記表示手段への画像表示の処理を実行させるためのプログラムであって、前記画像表示の処理は、前記画面に表示されているテキスト情報のうち前記文字列指定手段で指定された指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示する手順を含むことを特徴とするものである。 【0006】 なお、上記電子機器及びプログラムにおいて、前記文字列指定手段で、前記画面に表示されているテキスト情報の一部の文字列部分が指定されたとき、その指定された指定文字列部分を音声として出力するように音出力手段を制御してもよい。 また、上記電子機器及びプログラムにおいて、前記文字列部分は、前記画面に表示されているテキスト情報の一部が前記文字列指定手段で選択されることによって指定されるものであってもよい。 また、上記電子機器及びプログラムにおいて、前記文字列部分は、前記画面に表示されているテキスト情報がスクロールされるときに前記画面の所定の表示位置に位置させることによって指定されるものであってもよい。 【発明の効果】 【0007】 本発明によれば、表示対象のテキスト情報の全体については全体把握ができるように画面に小さなフォントサイズで表示しつつ、利用者が指定した文字列部分については、部分的に拡大して表示することにより、指定文字列部分の内容を利用者が容易に確認できる。従って、画面に表示する表示対象のテキスト情報の全体把握を犠牲にすることなく、その画面に表示されているテキスト情報のうち利用者が指定した指定文字列部分については内容の確認が容易になるという効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。 図1は本実施形態に係る電子機器である携帯電話機の概略構成の一例を示すブロック図である。図2は同携帯電話機の外観構成の一例を示す正面図である。この携帯電話機10は、移動体通信ネットワークとしての携帯電話通信網を介して、他の携帯電話機との間でメールを送受信したり、インターネット等の通信ネットワーク上に設けられたWEBサーバ等の各種サーバにアクセスしたりすることができる。 【0009】 本実施形態の携帯電話機10は、制御手段としての主制御部120と、情報記憶手段としての内部メモリ121と、携帯電話通信網20を介して通信を行う通信手段としての無線通信部122及びアンテナ112と、表示手段としての表示部125と、文字列指定手段として使用可能なキー操作部(操作手段)126とを備えている。 【0010】 上記主制御部120は、例えばCPU、キャッシュメモリ、ROM、システムバス等で構成されたコンピュータを有する。この主制御部120内のコンピュータは、内部メモリ121に保存されている所定のプログラムを読み込んで起動して実行することにより、内部メモリ121、無線通信部122等の各部との間でデータの送受信を行ったり、各部を制御したりする。主制御部120で起動・実行されるプログラムとしては、基本ソフトウェア(OS)、各部との通信や制御を行うインターフェース用制御プログラム、ブラウザなどのアプリケーションプログラム等がある。 【0011】 また、主制御部120には、音信号処理部123を介して、音入力手段としてのマイク108と音出力手段としてのスピーカ109とが接続されている。更に、主制御部120には、表示制御部124を介して表示部125が接続されているとともに、キー操作部126も接続されている。 【0012】 上記内部メモリ121は、例えばRAMやROMなどの半導体メモリで構成され、主制御部120で実行する上記各種プログラムや各種データを記憶する記憶手段として機能する。なお、記憶手段としては、上記内部メモリ121ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。 【0013】 上記表示制御部124は、主制御部120から送られてきた描画データに基づいて表示部125に画像を表示するように制御する。この表示制御部124は、例えば主制御部120から送られてきた描画データを表示制御内のグラフィックスメモリに一旦保存し、このグラフィックスメモリの描画データに基づいて表示駆動信号を生成して表示部125に供給する。この表示制御部124は、例えば表示部125が液晶表示パネルの場合、LCDドライバとして機能する。表示部125は、液晶表示パネル等からなるディスプレイ110を用いて構成され、内部メモリ121に保存している画像が表示される。特に、本実施形態の携帯電話機10では、QVGA(240×320ドット)やVGA(480×640ドット)などの高解像度で表示可能なディスプレイ110が用いられ、一画面に多くのテキスト情報が表示できるようになっている。 【0014】 上記スピーカ109は、音信号処理部123でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。このスピーカ109及び音信号処理部123からなる音発生手段は、受信したメールに含まれる絵文字に対応する効果音や音楽(楽曲、メロディ)を再生して出力するように、主制御部120で制御することができる。 【0015】 なお、上記スピーカ109は、図2に示すように通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)109aと、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカ109bとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。 【0016】 上記キー操作部126は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)103、通話開始キー104、終話キー105、スクロールキー106、多機能キー107等で構成され、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、画面切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられる。このキー操作部126が操作されると、そのキー操作情報がキー操作部126から主制御部120に出力される。主制御部120は、キー操作部126から受けたキー操作情報に基づいて各部を制御したり、アプリケーションプログラで使用されるキーイベントを生成したりする。 【0017】 また、上記キー操作部126は、文字列指定手段としても機能し、表示部125の画面に表示されているテキスト情報における文字列部分の指定に用いられる。例えば、画面に表示されているテキスト情報の一部に、所定のURI(Uniform Resource Identifier)のWEBページへのリンクが設定されている場合がある。この場合には、WEBページへアクセスする操作の対象として、上記リンク設定された文字列部分を選択するときに、利用者によってキー操作部126が操作される。また、ブラウザを起動して表示部125の画面にWEBページを表示したり、メーラを起動してメールを表示したりする場合がある。この場合には、画面に表示したWEBページやメールをスクロールするときに、利用者によってキー操作部126が操作される。 【0018】 上記マイク108は、利用者の音声を電気信号(アナログ信号)に変換する。マイク108から出力される音声の電気信号(アナログ信号)は、音信号処理部123に入力され、デジタル信号に変換される。 【0019】 上記構成の携帯電話機10において、テキスト情報の表示を伴うブラウザなどのアプリケーションプログラムが起動されたとき、利用者が部分文字列拡大表示モードを選択できるようになっている。そして、主制御部120で起動されたブラウザなどのアプリケーションプログラムは、部分文字列拡大表示モードが選択された場合、表示部125の画面に表示されているテキスト情報のうちキー操作部(文字列指定手段)126で指定された指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示する表示制御を行う。ここで、拡大表示している指定文字列部分と、その指定文字列部分に隣接する通常表示の文字列部分とが重ならないように、画面における通常表示の文字列部分をレイアウト変更して表示してもよい。また、表示部125の画面に、テキスト情報の全体を表示する全体表示領域と、上記指定文字列部分を拡大表示する補助表示領域とを設定し、上記キー操作部(文字列指定手段)126で文字列部分が指定されたとき、その指定された指定文字列部分を補助表示領域に表示してもよい。 【0020】 また、主制御部120でテキスト情報の表示を伴うブラウザなどのアプリケーションプログラムが起動されたとき、利用者が文字列読み上げモードを選択できるようにしてもよい。この文字列読み上げモードが選択された場合、ブラウザなどのアプリケーションプログラムは、キー操作部(文字列指定手段)126で、表示部125の画面に表示されているテキスト情報の一部の文字列部分が指定されたとき、その指定された指定文字列部分を音声として出力するように、音信号処理部123を介してスピーカ109を制御する。 【0021】 図3は、上記構成の携帯電話機の通常表示モードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面の一例を示す説明図である。本実施形態の携帯電話機では、QVGA(240×320ドット)やVGA(480×640ドット)等の高解像度のディスプレイ110が用いられているため、一画面に多くのテキスト情報を一度に表示できる。しかしながら、図3に示すように、通常表示モードで表示されるメインメニュー画面のテキストは、フォントのサイズが小さく、高齢者等の視力が悪い利用者にとっては文字が見にくい。特に、メインメニュー画面から選ぶWEBアクセスのリンク文字からなるメニューが見にくいと、誤操作の原因となり、希望しないWEBサイトにアクセスしてしまい、無駄な通信が発生してしまう。そこで、本実施形態の携帯電話機10では、利用者のキー操作でフォーカスされた指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示する拡大表示モードを選択できるようになっている。 【0022】 図4は、上記構成の携帯電話機の拡大表示モードにおけるWEBブラウザの処理の一例を示すフローチャートである。図5(a)及び(b)は、拡大表示モードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面の一例を示す説明図である。拡大表示モードのメインメニュー画面では、利用者のキー操作でフォーカスされた指定文字列部分(リンク文字)が拡大されて表示される。 【0023】 まず、携帯電話機10でWEBブラウザを起動する(S101)と、WEBブラウザは、メインメニューのHTMLファイルを読み出し、図6に示すメインメニューのHTML記述内容を解釈する(S102)。ここで、メインメニューのHTML記述にあるフォーカス・拡大表示対象の文字列すなわち<a>と</a>で囲まれた文字列のうち、予め設定されている初期設定のフォーカス・拡大表示対象の文字列である符号901bで示す行の文字列を、通常表示モード時よりも大きなサイズのフォントで表示するように、メインメニュー画面のレイアウト処理を行う(S103)。次に、WEBブラウザは、上記レイアウト処理後の画面レイアウト情報に基づいて、図5(a)の初期画面901の描画データを生成し、メモリのワークエリアに保存する(S104)。このワークエリアに保存された描画データは前述の表示制御部124に転送される。これにより、表示部125に初期画面901が表示される(S105)。 【0024】 次に、WEBブラウザは、図5(a)の画面901が表示されている状態で、上記フォーカスされている文字列にリンクされている他のWEBページを選択する選択・リンク操作の有無を判断する(S106)。ここで、WEBブラウザは、所定のキーイベントを受けて選択・リンク操作があったと判断した場合(S106でYES)、リンク先である他のWEBページのHTMLファイルを読み出し、そのHTML記述内容を解釈した(S111)後、前述のS103〜S106を繰り返す。 【0025】 一方、WEBブラウザは、上記選択・リンク操作がない場合、図5(a)の画面901が表示されている状態で、キー操作部126の下キーを押下してフォーカスを移動するフォーカス移動操作の有無を判断する(S107)。ここで、WEBブラウザは、「マイメニュー」の1つ下の「3Gコンテンツ特集」という文字列部分902aにフォーカスが移動する操作があったと判断した場合(S107でYES)、上記「マイメニュー」の部分を通常の表示に戻し、フォーカスされた「3Gコンテンツ特集」の文字列部分902aを拡大表示するように画面レイアウトの変更処理を実行する(S108)。次に、WEBブラウザは、上記レイアウト変更処理後の画面レイアウト情報に基づいて、「3Gコンテンツ特集」という文字列部分902aにフォーカスが移動するとともに、その文字列部分902aが拡大表示された図5(b)の画面902の描画データを生成し、メモリのワークエリアに保存する(S109)。このワークエリアに保存された描画データは前述の表示制御部124に転送される。これにより、表示部125にレイアウト変更後の画面902が表示される(S110)。 【0026】 上記WEBブラウザを終了するときは、画面に予め設定されたブラウザ終了のソフトキーに対応するキーを押下したり終話キーを押下したりする。 【0027】 なお、図5(a)及び(b)の拡大表示モードの例では、拡大表示している指定文字列部分と、その指定文字列部分に隣接する通常表示の文字列部分とが重ならないように、画面における通常表示の文字列部分をレイアウト変更して表示している。これにより、上記拡大表示された文字列に隣接する通常表示の文字列部分が拡大文字列で隠されてしまうのを回避できる。 【0028】 以上、本実施形態によれば、表示対象のテキスト情報の全体については全体把握ができるように画面に小さなフォントサイズで表示しつつ、利用者が指定した文字列部分を部分的に拡大して表示することにより、指定文字列部分の内容を利用者が容易に確認できる。従って、表示部125の画面に表示する表示対象のテキスト情報の全体把握を犠牲にすることなく、その画面に表示されているテキスト情報のうち利用者が指定した指定文字列部分については内容の確認が容易になる。 【0029】 図7(a)及び(b)は、他の実施形態に係る携帯電話機の拡大表示モードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面の一例を示す説明図である。このメインメニュー画面903は、テキスト情報の全体を表示する全体表示領域の下側に、利用者が選択してフォーカスされた指定文字列部分を拡大表示する補助表示領域903aが設定されている。利用者がキー操作部(文字列指定手段)126を操作することにより、メインメニューからいずれか1つのメニューが指定されたとき、その指定されてフォーカスされた指定文字列部分(図示の例では「マイメニュー」)903bが、上記補助表示領域903aに拡大表示される。 【0030】 次に、図7(a)の画面903が表示されている状態で、キー操作部126の下キーを押下すると、図7(b)の画面904に示すように、「マイメニュー」の1つ下の「3Gコンテンツ特集」という文字列部分904bにフォーカスが移動する。すると、「マイメニュー」の部分は通常の表示に戻り、フォーカスされた「3Gコンテンツ特集」の文字列部分902aが、補助表示領域904aに拡大表示される。 【0031】 図8(a)及び(b)は、更に他の実施形態に係る携帯電話機の拡大表示モードにおけるWEBブラウザのWEBページ画面の一例を示す説明図である。このWEBページ画面905は、図7の場合と同様に、テキスト情報の全体を表示する全体表示領域の下側に拡大表示用の補助表示領域905aが設定されている。そして、この補助表示領域905aには、全体表示領域の一番上に予め設定されている拡大表示対象の文字列指定領域905bに位置する一行分の文字列部分が拡大表示される。そして。図8(a)の表示状態から画面中のテキスト情報のより下側を表示するように画面をスクロールすると、画面906の文字列指定領域906bに次の行の文字列部分が位置する。この文字列指定領域906bに移動してきた文字列部分が、画面下側の補助表示領域906aに拡大表示される。 【0032】 なお、上記全体表示領域の上部に設定されている拡大表示対象の文字列指定領域905b,906bは、図8(a)及び(b)に示すように、文字指定領域がわかりやすいように一点鎖線等の適当な線で囲んだり背景色(グレー表示を含む)を設定したりしてもいいし、かかる装飾を施さなくてもよい。 【0033】 また、図9(a)に示すように、上記拡大表示対象の文字列指定領域907bは、全体表示領域の中央に設定してもよい。また、図9(b)に示すように、全体表示領域に表示されるテキスト表示の複数行(図示の例では2行)の文字列について、上記拡大表示対象の文字列指定領域908bを設定してもよい。この設定は、全体表示領域に表示されるテキストのフォントがより小さい場合に有効である。 【0034】 図10は、更に他の実施形態に係る携帯電話機の文字列読み上げモードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面の一例を示す説明図である。このメインメニュー画面909は、一画面に多くのテキスト情報を一度に表示できる通常表示モードで表示されている。そして、利用者のキー操作でフォーカスされた指定文字列部分が音声として出力される。図10の画面909の例では、利用者によってフォーカスされた「マイメニュー」の文字列部分が自動で読み上げられ、音声として出力される。 この場合は、表示対象のテキスト情報の全体については全体把握ができるように画面に小さなフォントサイズで表示しつつ、利用者が指定した文字列部分については、音声として出力することにより、指定文字列部分の内容を利用者が容易に確認できる。従って、この場合も、画面に表示する表示対象のテキスト情報の全体把握を犠牲にすることなく、その画面に表示されているテキスト情報のうち利用者が指定した指定文字列部分については内容の確認が容易になる。 特に、上記指定文字列部分を音声で出力する文字列読み上げモードの場合は、表示部125の画面全体を、高解像度の小さなフォントによるコンテンツ(テキスト)表示に使用することができる。 【0035】 以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、開示した実施形態に種々の変更を加えることができる。 【0036】 例えば、上記実施形態において、上記拡大表示モードや文字列読み上げモードは、上記メニュー画面のリンク文字やWEBページの文字を表示する場合だけでなく、利用者がフォーカスしたデータ入力欄に入力される文字列やメールのメッセージ本文などの、他のテキスト情報を表示する場合に、選択・実行できるようにしてもよい。 【0037】 なお、上記実施形態では、画面中のリンク文字などの文字列部分にフォーカスしたときに拡大表示したり音声で読み上げたりしているが、画面中のリンク情報が設定されたアイコンなどのリンク画像部分にフォーカスしたときに、そのアイコンなどのリンク画像部分を拡大表示したり、そのリンク画像部分に予め設定されているテキスト情報(例えばリンク先の情報)を音声で読み上げたりしてもよい。 【0038】 また、上記実施形態では、電子機器が携帯電話機の場合について説明したが、本発明は、PHS、自動車電話機、通信機能を有する携帯情報端末(PDA)等、表示手段を備えている他の電子機器の場合についても適用でき、同様な効果が得られるものである。 【0039】 また、上記携帯電話機(電子機器)における所定の画像表示制御は、その携帯電話機に設けられた主制御部120のコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することができる。例えば、前述の表示部125の画面に表示されているテキスト情報のうちキー操作部126で指定された指定文字列部分のみを部分的に拡大して表示するように表示手段(表示部125及び表示制御部124)を制御するブラウザのアプリケーションプログラムは、主制御部120のコンピュータで実行される。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。 【図面の簡単な説明】 【0040】 【図1】本実施形態に係る携帯電話機の概略構成の一例を示すブロック図。 【図2】同携帯電話機の外観構成の一例を示す正面図。 【図3】同携帯電話機の通常表示モードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面の一例を示す説明図。 【図4】拡大表示モードにおけるWEBブラウザの処理の一例を示すフローチャート。 【図5】(a)及び(b)は、拡大表示モードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面の一例を示す説明図。 【図6】図5のメインメニューを表示するためのHTML記述を示す説明図。 【図7】(a)及び(b)は、他の実施形態に係る携帯電話機の拡大表示モードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面を示す説明図。 【図8】(a)及び(b)は、更に他の実施形態に係る携帯電話機の拡大表示モードにおけるWEBブラウザのWEBページ画面を示す説明図。 【図9】(a)及び(b)はそれぞれ、更に他の実施形態に係る携帯電話機の拡大表示モードにおけるWEBブラウザのWEBページ画面を示す説明図。 【図10】更に他の実施形態に係る携帯電話機の文字列読み上げモードにおけるWEBブラウザのメインメニュー画面を示す説明図。 【符号の説明】 【0041】 10 携帯電話機 109 スピーカ 120 主制御部 124 表示制御部 125 表示部 126 キー操作部 900〜909 表示部の画面
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| 【出願人】 |
【識別番号】501440684 【氏名又は名称】ソフトバンクモバイル株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098626 【弁理士】 【氏名又は名称】黒田 壽
【識別番号】100128691 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 弘通
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| 【公開番号】 |
特開2008−11478(P2008−11478A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−182639(P2006−182639) |
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