| 【発明の名称】 |
インターホン装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】加藤 勇夫
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| 【要約】 |
【課題】伝送路を経由して有線接続若しくは無線接続された端末の間で映像信号及び/又は音声信号を送受信させるに必要とされるエラー訂正符号の計算を簡素化することにより、計算処理の高速化を図る。
【構成】第1端末伝送路L1を経由して有線接続された第1端末1及び制御端末3の間、第2端末伝送路L2を経由して有線接続された第2端末2及び制御端末の間でそれぞれ、映像信号及び/又は音声信号を送受信させるにあたり、当該信号を構成する伝送フレームが分割されたスロットに容易に嵌め込み可能なデータにのみエラー訂正符号の計算を行う。また、第1端末伝送路及び第2端末伝送路の各伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合において、エラーの訂正能力を高める。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1端末マイク(101)、第1端末スピーカ(102)及び/又はカメラ(104)を有する第1端末(1)と、前記第1端末からの呼び出しが報知され、前記呼び出しに応答して通話を成立させるための音声信号を入出力する第2端末マイク(200)、第2端末スピーカ(201)及び/又は前記第1端末のカメラにて撮像された映像信号を出画するためのモニタ(204)を有する第2端末(2)と、有線若しくは無線の第1端末伝送路(L1)及び第2端末伝送路(L2)を経由してそれぞれ接続された前記第1端末及び前記第2端末を制御するための制御端末(3)とを設け、 前記第1端末は、前記第1端末伝送路を経由して前記制御端末に伝送される前記映像信号及び/又は前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号を付与するエラー訂正符号化回路(107)と、前記第1端末伝送路を経由して前記制御端末から伝送されてくる前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するためのエラー訂正復号化回路(108)とを備え、 前記制御端末は、前記第1端末伝送路を経由して前記第1端末に伝送される前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号、前記第2端末伝送路を経由して前記第2端末に伝送される前記映像信号及び/又は前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号をそれぞれ付与するエラー訂正符号化回路(302)と、前記第1端末伝送路を経由して前記第1端末から伝送されてくる前記映像信号及び/又は前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤り、前記第2端末伝送路を経由して前記第2端末から伝送されてくる前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りをそれぞれ訂正するためのエラー訂正復号化回路(303)とを備え、 前記第2端末は、前記第2端末伝送路を経由して前記制御端末に伝送される前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号を付与するエラー訂正符号化回路(207)と、前記第2端末伝送路を経由して前記制御端末から伝送されてくる前記映像信号及び/又は前記音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するためのエラー訂正復号化回路(208)とを備え、 前記エラー訂正符号化回路及び前記エラー訂正復号化回路はそれぞれ、前記符号誤りの訂正の計算対象を、前記各伝送路のフレーム全体から前記映像信号及び/又は前記音声信号が割り当てられるスロットに分割したことを特徴とするインターホン装置。 【請求項2】 前記各伝送路は、前記映像信号及び/又は前記音声信号が割り当てられるスロットがフレーム分割されたことを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。 【請求項3】 前記第1端末は、前記第1端末伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合に、前記連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするための符号化器(109a)及び復号化器(109b)を備え、 前記制御端末は、前記第1端末伝送路及び/又は前記第2端末伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合に、前記連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするための符号化器(304a)及び復号化器(304b)を備え、 前記第2端末は、前記第2端末伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合に、前記連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするための符号化器(209a)及び復号化器(209b)を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインターホン装置。 【請求項4】 前記符号化器は、4ビットの入力を前記4ビットの独立したシリアル信号に割り当てる4B5B符号化器、5ビットの入力を前記5ビットの独立したシリアル信号に割り当てる5B6B符号化器、及び8ビットの入力を前記8ビットの独立したシリアル信号に割り当てる8B10B符号化器のうち何れか1の当該符号化器であることを特徴とする請求項3記載のインターホン装置。 【請求項5】 前記独立したシリアル信号に割り当てることにより、前記符号化器、前記復号化器は擬似ランダム化によってバースト誤りをランダム誤りに変換し、エラーの訂正能力を高めるためのインターリーバ機能を有することを特徴とする請求項4記載のインターホン装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はインターホン装置に係り、特に、伝送路を経由して有線接続若しくは無線接続された端末の間で映像信号及び/又は音声信号を送受信させるにあたり、当該信号を構成する伝送フレームにエラー訂正符号を付与したインターホン装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、この種のインターホン装置として、伝送信号のフレーム内に同期信号を格納する領域を設けて、同期信号をデータとして伝送することにより、複数のデータ同期信号を同時に伝送し得る同期式データ伝送方式が開示されている(例えば、特許文献1を参照。) この同期式データ伝送方式によれば、周期の一定したフレームに、映像、音声等の同期信号を上り、下りフレーム内の同期情報というデータに置換して伝送し、再生側においては、受信した同期情報から必要な同期データを取り出して映像、音声等の同期信号とできることから、複数のデータ同期信号を一度に同時伝送することができる。 【0003】 【特許文献1】特開2001−285235号公報(段落番号「0021」乃至「0037」、第1図乃至第4図) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 背景技術に記載した特許文献1の同期式データ伝送方式において、伝送路を経由して接続された端末の間で信号を送受信させるにあたり、当該信号を構成する伝送フレームのスロットに映像、音声等のデータの嵌め込みを行うためには、データを嵌め込む毎にフレーム全体のECC(Error Correcting Code)を再計算する必要があり、信号処理に煩雑さを有していた。 【0005】 本発明は、この難点を解消するためになされたもので、伝送路を経由して有線接続若しくは無線接続された端末の間で映像信号及び/又は音声信号を送受信させるに必要とされるエラー訂正符号の計算を簡素化することにより、計算処理の高速化が図られたインターホン装置を提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホン装置は、第1端末マイク、第1端末スピーカ及び/又はカメラを有する第1端末と、第1端末からの呼び出しが報知され、呼び出しに応答して通話を成立させるための音声信号を入出力する第2端末マイク、第2端末スピーカ及び/又は第1端末のカメラにて撮像された映像信号を出画するためのモニタを有する第2端末と、有線若しくは無線の第1端末伝送路及び第2端末伝送路を経由してそれぞれ接続された第1端末及び第2端末を制御するための制御端末とを設けたものである。第1端末は、第1端末伝送路を経由して制御端末に伝送される映像信号及び/又は音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号を付与するエラー訂正符号化回路と、第1端末伝送路を経由して制御端末から伝送されてくる音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するためのエラー訂正復号化回路とを備えたものである。制御端末は、第1端末伝送路を経由して第1端末に伝送される音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号、第2端末伝送路を経由して第2端末に伝送される映像信号及び/又は音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号をそれぞれ付与するエラー訂正符号化回路と、第1端末伝送路を経由して第1端末から伝送されてくる映像信号及び/又は音声信号に混入されるノイズ等の符号誤り、第2端末伝送路を経由して第2端末から伝送されてくる音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りをそれぞれ訂正するためのエラー訂正復号化回路とを備えたものである。第2端末は、第2端末伝送路を経由して制御端末に伝送される音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号を付与するエラー訂正符号化回路と、第2端末伝送路を経由して制御端末から伝送されてくる映像信号及び/又は音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するためのエラー訂正復号化回路とを備えたものである。エラー訂正符号化回路及びエラー訂正復号化回路はそれぞれ、符号誤りの訂正の計算対象を、各伝送路のフレーム全体から映像信号及び/又は音声信号が割り当てられるスロットに分割したものである。 【0007】 また、本発明の第2の態様であるインターホン装置は、本発明の第1の態様において、各伝送路は、映像信号及び/又は音声信号が割り当てられるスロットがフレーム分割されたものである。 【0008】 また、本発明の第3の態様であるインターホン装置は、本発明の第1の態様又は第2の態様において、第1端末は、第1端末伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合に、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするための符号化器及び復号化器を備えたものである。制御端末は、第1端末伝送路及び/又は第2端末伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合に、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするための符号化器及び復号化器を備えたものである。第2端末は、第2端末伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合に、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするための符号化器及び復号化器を備えたものである。 【0009】 また、本発明の第4の態様であるインターホン装置は、第3の態様において、符号化器は、4ビットの入力を4ビットの独立したシリアル信号に割り当てる4B5B符号化器、5ビットの入力を5ビットの独立したシリアル信号に割り当てる5B6B符号化器、及び8ビットの入力を8ビットの独立したシリアル信号に割り当てる8B10B符号化器のうち何れか1の当該符号化器である。 【0010】 また、本発明の第5の態様であるインターホン装置は、本発明の第4の態様において、独立したシリアル信号に割り当てることにより、符号化器、復号化器は擬似ランダム化によってバースト誤りをランダム誤りに変換し、エラーの訂正能力を高めるためのインターリーバ機能を有するものである。 【発明の効果】 【0011】 本発明のインターホン装置によれば、第1端末伝送路を経由して有線接続若しくは無線接続された第1端末及び制御端末の間、第2端末伝送路を経由して有線接続若しくは無線接続された第2端末及び制御端末の間でそれぞれ、映像信号及び/又は音声信号を送受信させるにあたり、当該信号を構成する伝送フレームが分割されたスロットに容易に嵌め込み可能なデータにのみエラー訂正符号の計算を行うことにより、フレーム全体のエラー訂正符号の再計算が不要となり、エラー訂正符号の計算を減らすことができ、計算処理の高速化が図られる。また、第1端末伝送路及び第2端末伝送路の各伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合において、エラーの訂正能力を高めることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明のインターホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。 【0013】 図1は、本発明の実施例によるインターホン装置の具体的な構成を示すブロック図である。このインターホン装置には、例えば、住戸玄関に設置された玄関子機等の第1端末1と、住戸内に設置された居室親機等の第2端末2と、第1端末伝送路L1を経由して有線接続された第1端末1及び第2端末伝送路L2を経由して有線接続された第2端末2をそれぞれ制御するための制御端末3とが設けられている。 【0014】 また、第1端末1には、呼出ボタン100、マイク(以下、第1端末マイクという。)101、スピーカ(以下、第1端末スピーカという。)102、音声コーデック(以下、第1端末音声コーデックという。)103、カメラ104、映像エンコーダ105、フレーム組立/分解回路(以下、第1端末フレーム組立/分解回路という。)106、エラー訂正符号化回路(以下、第1端末エラー訂正符号化回路という。)107、エラー訂正復号化回路(以下、第1端末エラー訂正復号化回路という。)108、送受信回路(以下、第1端末送受信回路という。)109、及びCPU(以下、第1端末CPUという。)110が備えられている。 【0015】 この第1端末1において、呼出ボタン100は、当該第1端末の使用者、例えば、住戸玄関に居る来訪者が、第2端末2の使用者、例えば、住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作するものである。 【0016】 第1端末マイク101は、呼出操作を行った来訪者が居住者との間で通話を成立させるにあたり、通話音声(送話音声)を入力するためのものである。この第1端末マイク101は、前述の通話機能のみならず、例えば、住戸玄関の様子を監視するための周囲環境音を集音することができる。 【0017】 第1端末マイク101及び第1端末スピーカ102は、呼出操作を行った来訪者が居住者との間で通話を成立させるための通話音声(送話音声)を入出力するものであり、第1端末音声コーデック103は、第1端末マイク101に入力された通話音声(送話音声)のアナログ音声信号をアナログ/デジタル変換して第1端末フレーム組立/分解回路106に送出するとともに、第1端末フレーム組立/分解回路106を経由して伝送されてくる第1端末スピーカ102から出力させる通話音声(受話音声)のデジタル音声信号をデジタル/アナログ変換するためのものである。なお、第1端末マイク101は、前述の通話機能のみならず、例えば、住戸外(住戸玄関)の様子を監視するための周囲環境音を集音することができる。 【0018】 カメラ104は、呼出操作を行った来訪者の映像や住戸外(住戸玄関)の周囲近傍の映像(監視映像)を撮像するためのものであり、映像エンコーダ105は、カメラ104にて撮像された映像のアナログ映像信号をアナログ/デジタル変換して、第1端末フレーム組立/分解回路106に送出するためのものである。なお、カメラ104としては、CCD、CMOS等の各種の撮像素子が好適とされる。 【0019】 第1端末フレーム組立/分解回路106は、呼出ボタン100の操作を検出した第1端末CPU110にて生成される呼出信号、第1端末音声コーデック103を経由してアナログ/デジタル変換されたデジタル音声信号、映像エンコーダ105を経由してアナログ/デジタル変換されたデジタル映像信号をそれぞれ、第1端末伝送路L1の線路上を伝送させる所定のフレームとなるように構成して第1端末エラー訂正符号化回路107に送出するとともに、第1端末エラー訂正復号化回路108を経由して伝送されてくる所定のフレーム構成の後述する応答信号、デジタル音声信号をそれぞれ分離して、応答信号は第1端末CPU110に、デジタル音声信号は第1端末音声コーデック103に送出するためのものである。 【0020】 第1端末エラー訂正符号化回路107は、第1端末伝送路L1を経由して制御端末3に伝送されるデジタル映像信号及びデジタル音声信号にそれぞれ混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号(以下、エラー訂正符号という。)を付与するものであり、第1端末エラー訂正復号化回路108は、第1端末伝送路L1を経由して制御端末3から伝送されてくるデジタル音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するためのものである。 【0021】 第1端末送受信回路109は、第1端末エラー訂正符号化回路107から第1端末伝送路L1への信号伝送ライン、第1端末伝送路L1から第1端末エラー訂正復号化回路108への信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのものであり、符号化器(以下、第1端末符号化器という。)109a及び復号化器(以下、第1端末復号化器という。)109bが備えられている。また、第1端末符号化器109a及び第1端末復号化器109bはそれぞれ、第1端末伝送路L1の線路上に同一のデータが連続した場合に、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするためのものであり、後述するインターリーバ機能を有している。さらに、第1端末符号化器109aは、4ビットの入力を4ビットの独立したシリアル信号に割り当てる4B5B符号化器、5ビットの入力を5ビットの独立したシリアル信号に割り当てる5B6B符号化器、及び8ビットの入力を8ビットの独立したシリアル信号に割り当てる8B10B符号化器のうち何れか1の当該符号化器を適用することができる。 【0022】 第1端末CPU110は、来訪者による呼出操作を検出して、カメラ104及び映像エンコーダ105がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御するとともに、制御端末3を経由して第2端末2から伝送されてくる応答信号を受信して、第1端末音声コーデック103が能動(動作開始)となるように制御するためのものである。 【0023】 また、第2端末2には、マイク(以下、第2端末マイクという。)200、スピーカ(以下、第2端末スピーカという。)201、音声コーデック(以下、第2端末音声コーデックという。)202、通話ボタン203、モニタ204、映像デコーダ205、フレーム組立/分解回路(以下、第2端末フレーム組立/分解回路という。)206、エラー訂正符号化回路(以下、第2端末エラー訂正符号化回路という。)207、エラー訂正復号化回路(以下、第2端末エラー訂正復号化回路という。)208、送受信回路(以下、第2端末送受信回路という。)209、及びCPU(以下、第2端末CPUという。)210が備えられている。 【0024】 この第2端末2において、第2端末マイク200及び第2端末スピーカ201は、後述する応答操作を行った居住者が来訪者との間で通話を成立させるための通話音声(送話音声)を入出力するものであり、第2端末音声コーデック202は、第2端末マイク200に入力された通話音声(送話音声)のアナログ音声信号をアナログ/デジタル変換して第2端末フレーム組立/分解回路206に送出するとともに、第2端末フレーム組立/分解回路206を経由して伝送されてくる第2端末スピーカ201から出力させる通話音声(受話音声)のデジタル音声信号をデジタル/アナログ変換するためのものである。なお、第2端末スピーカ201は、前述の通話機能のみならず、例えば、来訪者による第1端末1からの呼び出しがある旨の内容を、所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等を放音させて呼出報知することができる。 【0025】 通話ボタン203は、第2端末マイク200及び第2端末スピーカ201をそれぞれ使用した通話を成立させるにあたり、居住者が応答操作を行うためのものである。なお、通話ボタン203には、前述の応答機能の他に、通常、成立されていた通話を終了させるための終話機能(詳述せず。)が備えられている。 【0026】 モニタ204は、第1端末1のカメラ104にて撮像された映像を出画するためのものであり、映像デコーダ205は、制御端末3を経由して第1端末1から伝送されてくるデジタル映像信号をデジタル/アナログ変換して、モニタ204に送出するためのものである。 【0027】 第2端末フレーム組立/分解回路206は、第2端末音声コーデック202を経由してアナログ/デジタル変換されたデジタル音声信号、通話ボタン203の応答操作を検出した第2端末CPU210にて生成される応答信号をそれぞれ、第2端末伝送路L2の線路上を伝送させる所定のフレームとなるように構成して第2端末送受信回路209に送出するとともに、第2端末送受信回路209を経由して伝送されてくる所定のフレーム構成の呼出信号、デジタル映像信号及びデジタル音声信号をそれぞれ分離して、呼出信号は第2端末CPU210に、デジタル映像信号は映像デコーダ205に、デジタル音声信号は第2端末音声コーデック202に送出するためのものである。 【0028】 第2端末エラー訂正符号化回路207は、第2端末伝送路L2を経由して制御端末3に伝送されるデジタル音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号、すなわち、エラー訂正符号を付与するものであり、第2端末エラー訂正復号化回路208は、第2端末伝送路L2を経由して制御端末3から伝送されてくるデジタル映像信号及びデジタル音声信号にそれぞれ混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するためのものである。 【0029】 第2端末送受信回路209は、第2端末エラー訂正符号化回路207から第2端末伝送路L2への信号伝送ライン、第2端末伝送路L2から第2端末エラー訂正復号化回路208への信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのものであり、符号化器(以下、第2端末符号化器という。)209a及び復号化器(以下、第2端末復号化器という。)209bが備えられている。また、第2端末符号化器209a及び第2端末復号化器209bはそれぞれ、第2端末伝送路L2の線路上に同一のデータが連続した場合に、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするためのものであり、後述するインターリーバ機能を有している。さらに、第2端末符号化器209aは、4ビットの入力を4ビットの独立したシリアル信号に割り当てる4B5B符号化器、5ビットの入力を5ビットの独立したシリアル信号に割り当てる5B6B符号化器、及び8ビットの入力を8ビットの独立したシリアル信号に割り当てる8B10B符号化器のうち何れか1の当該符号化器を適用することができる。 【0030】 第2端末CPU210は、制御端末3を経由して第1端末1から伝送されてくる呼出信号を受信して、モニタ204、映像デコーダ205がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御するとともに、居住者による通話ボタン203の応答操作を検出して、第2端末音声コーデック202が能動(動作開始)となるように制御するためのものである。 【0031】 さらに、制御端末3には、マルチプレクサ300、フレーム組立/分解回路(以下、制御端末フレーム組立/分解回路という。)301、エラー訂正符号化回路(以下、制御端末エラー訂正符号化回路という。)302、エラー訂正復号化回路(以下、制御端末エラー訂正復号化回路という。)303、送受信回路(以下、制御端末送受信回路という。)304、及びCPU(以下、制御端末CPUという。)305が備えられている。 【0032】 この制御端末3において、マルチプレクサ300は、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1から伝送されてくる所定のフレームに嵌め込まれた呼出信号、デジタル映像信号及びデジタル音声信号をそれぞれ抜き出し、第2端末伝送路L2を経由して第2端末2に送信する伝送フレームに嵌め込むとともに、第2端末伝送路L2を経由して第2端末2から伝送されてくる所定のフレームに嵌め込まれた応答信号及びデジタル音声信号をそれぞれ抜き出し、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1に送信する伝送フレームに嵌め込むためのものである。 【0033】 制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末CPU305を経由して送受信される呼出信号、及びマルチプレクサ300を経由して伝送されてくるデジタル映像信号、デジタル音声信号をそれぞれ、第2端末伝送路L2の線路上を伝送させる所定のフレームに嵌め込み制御端末エラー訂正符号化回路302に送出するとともに、制御端末CPU305を経由して送受信される応答信号、及びマルチプレクサ300を経由して伝送されてくるデジタル音声信号をそれぞれ、第1端末伝送路L1の線路上を伝送させる所定のフレームに嵌め込み制御端末エラー訂正符号化回路302に送出し、さらには、制御端末エラー訂正復号化回路303を経由して伝送されてくる第1端末1からの所定のフレームに嵌め込まれた呼出信号、デジタル映像信号及びデジタル音声信号と、同様に制御端末エラー訂正復号化回路303を経由して伝送されてくる第2端末2からの所定のフレームに嵌め込まれた応答信号及びデジタル音声信号をそれぞれ分離して、呼出信号、応答信号は制御端末CPU305に、デジタル映像信号、デジタル音声信号はマルチプレクサ300に送出するためのものである。 【0034】 制御端末エラー訂正符号化回路302は、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1に伝送されるデジタル音声信号及び第2端末伝送路L2を経由して第2端末2に伝送されるデジタル映像信号、デジタル音声信号にそれぞれ混入されるノイズ等の符号誤りを訂正するための符号、すなわち、エラー訂正符号を付与するものであり、制御端末エラー訂正復号化回路303は、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1から伝送されてくるデジタル映像信号及びデジタル音声信号にそれぞれ混入されるノイズ等の符号誤りと、第2端末伝送路L2を経由して第2端末2から伝送されてくるデジタル音声信号に混入されるノイズ等の符号誤りとをそれぞれ訂正するためのものである。 【0035】 制御端末送受信回路304は、制御端末エラー訂正符号化回路303から第1端末伝送路L1又は第2端末伝送路L2への信号伝送ライン、第1端末伝送路L1又は第2端末伝送路L2から制御端末エラー訂正復号化回路303への信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのものであり、符号化器(以下、制御端末符号化器という。)304a及び復号化器(以下、制御端末復号化器という。)304bが備えられている。また、制御端末符号化器304a及び制御端末復号化器304bはそれぞれ、第1端末伝送路L1又は第2端末伝送路L2の線路上に同一のデータが連続した場合に、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にするためのものであり、後述するインターリーバ機能を有している。さらに、制御端末符号化器304aは、4ビットの入力を4ビットの独立したシリアル信号に割り当てる4B5B符号化器、5ビットの入力を5ビットの独立したシリアル信号に割り当てる5B6B符号化器、及び8ビットの入力を8ビットの独立したシリアル信号に割り当てる8B10B符号化器のうち何れか1の当該符号化器を適用することができる。 【0036】 制御端末CPU305は、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1から伝送されてくる所定のフレームに嵌め込まれた呼出信号、及び第2端末伝送路L2を経由して第2端末2から伝送されてくる所定のフレームに嵌め込まれた応答信号をそれぞれ送受信して、マルチプレクサ300を制御するためのものである。 【0037】 このように構成された本発明の実施例によるインターホン装置において、以下、具体的な動作について、図1及び図2をそれぞれ参照して説明する。なお、図2は、第1端末伝送路L1、第2端末伝送路L2の各伝送路をそれぞれ経由して送受信される信号のフレーム構成図である。 【0038】 図1において、住戸玄関に居る人物、例えば、来訪者が、住戸内に在室中の居住者を呼び出すにあたり、第1端末1の呼出ボタン100を操作すると、この呼出操作を検出した第1端末CPU110にて、呼出コマンド、送信元である第1端末1を示す送信元アドレス、及び送信先である第2端末2を示す送信先アドレス等を付与した呼出信号S1が生成されるとともに、カメラ104、映像エンコーダ105がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御される。また、カメラ104にて撮像された来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像(監視映像)は、映像エンコーダ105を経由してデジタル映像信号S2にアナログ/デジタル変換された後、第1端末フレーム組立/分解回路106に送出される。 【0039】 第1端末1の第1端末フレーム組立/分解回路106は、第1端末CPU110からの呼出信号S1、及び映像エンコーダ105からのデジタル映像信号S2をそれぞれ、第1端末伝送路L1の線路上を伝送させる所定のフレームに組み立てた後、第1端末エラー訂正符号化回路107を経由して符号化信号(以下、第1端末符号化信号という。)S3を生成させる。具体的には、図2に示すように分割された8つのスロットを構成する制御データスロットSL1と、映像データスロットSL2と、2つの音声データスロットSL3、SL4と、CRC(Cyclic Redundancy Check)スロットSL5と、3つのECCスロットSL6、SL7、SL8とのうち、制御データスロットSL1には、呼出信号S1を嵌め込む。また、映像データスロットSL2には、デジタル映像信号S2を嵌め込む。また、制御データスロットSL1、映像データスロットSL2及び音声データスロットSL3、SL4にそれぞれ対応したCRCスロットSL5には、CRCのパリティを嵌め込む。さらに、映像データスロットSL2に対応したECCスロットSL6には、エラー訂正符号のパリティを嵌め込む。この第1端末符号化信号S3は、第1端末エラー訂正符号化回路107から第1端末送受信回路109、第1端末伝送路L1、制御端末3の制御端末送受信回路304を経由して制御端末エラー訂正復号化回路303に伝送される。 【0040】 制御端末3の制御端末エラー訂正復号化回路303は、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1から伝送されてきた第1端末符号化信号S3を構成する制御データスロットSL1に嵌め込まれている呼出信号S1を、CRCスロットSL5に嵌め込まれているCRCのパリティで復号化するとともに、同様に第1端末符号化信号S3を構成する映像データスロットSL2に嵌め込まれているデジタル映像信号S2を、ECCスロットSL6に嵌め込まれているエラー訂正符号で復号化することにより、デジタル映像信号S2にノイズ等の符号誤りが混入されている場合であっても、その符号誤りを容易に訂正することができる。また、制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末エラー訂正復号化回路303を経由して復号化された第1端末符号化信号S3を、呼出信号S1及びデジタル映像信号S2にそれぞれ分離して、呼出信号S1は制御端末CPU305に、デジタル映像信号S2はマルチプレクサ300に送出するとともに、第1端末符号化信号S3を構成するECCスロットSL6に嵌め込まれているエラー訂正符号を抜き出す。 【0041】 制御端末3の制御端末CPU305は、制御端末フレーム組立/分解回路301を経由して分離された呼出信号S1をもとに、来訪者による第1端末1からの呼び出しがあることを検出して、受信した呼出信号S1を制御端末フレーム組立/分解回路301に送出するとともに、マルチプレクサ300を制御して、制御端末フレーム組立/分解回路301を経由して分離されたデジタル映像信号S2を当該制御端末フレーム組立/分解回路に送出する。 【0042】 制御端末3の制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末CPU305からの呼出信号S1、及びマルチプレクサ300からのデジタル映像信号S2をそれぞれ、第2端末伝送路L2の線路上を伝送させる所定のフレームに組み立てた後、制御端末エラー訂正符号化回路302を経由して符号化信号(以下、制御端末上り符号化信号という。)S4を生成させる。具体的には、図2に示すように分割された8つのスロットを構成する制御データスロットSL1と、映像データスロットSL2と、2つの音声データスロットSL3、SL4と、CRCスロットSL5と、3つのECCスロットSL6、SL7、SL8とのうち、制御データスロットSL1には、呼出信号S1を嵌め込む。また、映像データスロットSL2には、デジタル映像信号S2を嵌め込む。また、CRCスロットSL5には、CRCのパリティを嵌め込む。さらに、映像データスロットSL2に対応したECCスロットSL6には、前述の第1端末符号化信号S3を構成するECCスロットSL6から抜き出したエラー訂正符号を嵌め込むことにより、フレーム全体のエラー訂正符号の再計算が不要となり、ECCスロットSL6のみの計算で済むことから、エラー訂正符号の計算を減らすことができ、計算処理の高速化が図られる。この制御端末上り符号化信号S4は、制御端末エラー訂正符号化回路302から制御端末送受信回路304、第2端末伝送路L2、第2端末2の第2端末送受信回路209を経由して第2端末エラー訂正復号化回路208に伝送される。 【0043】 第2端末2の第2端末エラー訂正復号化回路208は、第2端末伝送路L2を経由して制御端末3から伝送されてきた制御端末上り符号化信号S4を構成する制御データスロットSL1に嵌め込まれている呼出信号S1を、CRCスロットSL5に嵌め込まれているCRCのパリティで復号化するとともに、同様に制御端末上り符号化信号S4を構成する映像データスロットSL2に嵌め込まれているデジタル映像信号S2を、ECCスロットSL6に嵌め込まれているエラー訂正符号で復号化することにより、デジタル映像信号S2にノイズ等の符号誤りが混入されている場合であっても、その符号誤りを容易に訂正することができる。また、第2端末フレーム組立/分解回路206は、第2端末エラー訂正復号化回路208を経由して復号化された制御端末上り符号化信号S4を、呼出信号S1及びデジタル映像信号S2にそれぞれ分離して、呼出信号S1は第2端末CPU210に、デジタル映像信号S2は映像デコーダ205に送出する。 【0044】 第2端末2の第2端末CPU210は、第2端末フレーム組立/分解回路206を経由して分離された呼出信号S1をもとに、来訪者による第1端末1からの呼び出しがあることを検出して、所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等を第2端末スピーカ201から放音させて呼出報知を行うとともに、モニタ204及び映像デコーダ205がそれぞれ能動(動作開始)となるように制御することにより、デジタル映像信号S2が映像デコーダ205を経由してデジタル/アナログ変換されたアナログ映像信号、すなわち、第1端末1のカメラ104にて撮像された来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像(監視映像)を、フレーム毎にモニタ204に出画開始させることができる。なお、第2端末CPU210は、来訪者による第1端末1からの呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等をモニタ204に表示させることもできる。 【0045】 また、前述までの説明では、制御端末3を経由して第1端末1から第2端末2に呼出信号S1及びデジタル映像信号S2をそれぞれ伝送させるにあたり、同一フレームの符号化信号S3、S4を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、呼出信号S1について符号化させた符号化信号を最初に生成した後、次フレームの符号化信号として、デジタル映像信号S2について符号化させた符号化信号を生成し、フレーム毎に伝送させることもできる。 【0046】 次に、第2端末2の第2端末スピーカ201から放音された所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等、モニタ204に出画された映像をもとに、来訪者からの呼び出しがあることを当該来訪者の識別と併せて確認できた居住者が通話ボタン203を操作すると、この応答操作を検出した第2端末CPU210にて、応答コマンド、送信元である第2端末2を示す送信元アドレス、及び送信先である第1端末1を示す送信先アドレス等を付与した応答信号S5が生成されるとともに、第2端末マイク200に入力された居住者の通話音声(送話音声)が、第2端末CPU210の制御により能動(動作開始)にされた第2端末音声コーデック202を経由してデジタル音声信号S6にアナログ/デジタル変換される。 【0047】 第2端末2の第2端末フレーム組立/分解回路206は、第2端末CPU210からの応答信号S5、及び第2端末音声コーデック202からのデジタル音声信号S6をそれぞれ、第2端末伝送路L2の線路上を伝送させる所定のフレームに組み立てた後、第2端末エラー訂正符号化回路207を経由して符号化信号(以下、第2端末符号化信号という。)S7を生成させる。具体的には、図2に示すように分割された8つのスロットを構成する制御データスロットSL1と、映像データスロットSL2と、2つの音声データスロットSL3、SL4と、CRCスロットSL5と、3つのECCスロットSL6、SL7、SL8とのうち、制御データスロットSL1には、応答信号S5を嵌め込む。また、下り方向の音声データスロットSL4には、デジタル音声信号S6を嵌め込む。また、CRCスロットSL5には、CRCのパリティを嵌め込む。さらに、音声データスロットSL4に対応したECCスロットSL8には、エラー訂正符号のパリティを嵌め込む。この第2端末符号化信号S7は、第2端末エラー訂正符号化回路207から第2端末送受信回路209、第2端末伝送路L2、制御端末3の制御端末送受信回路304を経由して制御端末エラー訂正復号化回路303に伝送される。 【0048】 制御端末3の制御端末エラー訂正復号化回路303は、第2端末伝送路L2を経由して第2端末2から伝送されてきた第2端末符号化信号S7を構成する制御データスロットSL1に嵌め込まれている応答信号S5を、CRCスロットSL5に嵌め込まれているCRCのパリティで復号化するとともに、同様に第2端末符号化信号S7を構成する音声データスロットSL4に嵌め込まれているデジタル音声信号S6を、ECCスロットSL8に嵌め込まれているエラー訂正符号で復号化することにより、デジタル音声信号S6にノイズ等の符号誤りが混入されている場合であっても、その符号誤りを容易に訂正することができる。また、制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末エラー訂正復号化回路303を経由して復号化された第2端末符号化信号S7を、応答信号S5及びデジタル音声信号S6にそれぞれ分離して、応答信号S5は制御端末CPU305に、デジタル音声信号S6はマルチプレクサ300に送出するとともに、第2端末符号化信号S7を構成するECCスロットSL8に嵌め込まれているエラー訂正符号を抜き出す。 【0049】 制御端末3の制御端末CPU305は、制御端末フレーム組立/分解回路301を経由して分離された応答信号S5をもとに、居住者による第2端末2からの応答があることを検出して、受信した応答信号S5を制御端末フレーム組立/分解回路301に送出するとともに、マルチプレクサ300を制御して、制御端末フレーム組立/分解回路301を経由して分離されたデジタル音声信号S6を当該制御端末フレーム組立/分解回路に送出する。 【0050】 制御端末3の制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末CPU305からの応答信号S5、及びマルチプレクサ300からのデジタル音声信号S6をそれぞれ、第1端末伝送路L1の線路上を伝送させる所定のフレームに組み立てた後、制御端末エラー訂正符号化回路302を経由して符号化信号(以下、制御端末下り符号化信号という。)S8を生成させる。具体的には、図2に示すように分割された8つのスロットを構成する制御データスロットSL1と、映像データスロットSL2と、2つの音声データスロットSL3、SL4と、CRCスロットSL5と、3つのECCスロットSL6、SL7、SL8とのうち、制御データスロットSL1には、応答信号S5を嵌め込む。また、下り方向の音声データスロットSL4には、デジタル音声信号S6を嵌め込む。また、CRCスロットSL5には、CRCのパリティを嵌め込む。さらに、音声データスロットSL4に対応したECCスロットSL8には、前述の第2端末符号化信号S7を構成するECCスロットSL8から抜き出したエラー訂正符号を嵌め込むことにより、フレーム全体のエラー訂正符号の再計算が不要となり、ECCスロットSL8のみの計算で済むことから、エラー訂正符号の計算を減らすことができ、計算処理の高速化が図られる。この制御端末下り符号化信号S8は、制御端末エラー訂正符号化回路302から制御端末送受信回路304、第1端末伝送路L1、第1端末1の第1端末送受信回路109を経由して第1端末エラー訂正復号化回路108に伝送される。 【0051】 第1端末1の第1端末エラー訂正復号化回路108は、第1端末伝送路L1を経由して制御端末3から伝送されてきた制御端末下り符号化信号S8を構成する制御データスロットSL1に嵌め込まれている応答信号S5を、CRCスロットSL5に嵌め込まれているCRCのパリティで復号化するとともに、同様に制御端末下り符号化信号S8を構成する音声データスロットSL4に嵌め込まれているデジタル音声信号S6を、ECCスロットSL8に嵌め込まれているエラー訂正符号で復号化することにより、デジタル音声信号S6にノイズ等の符号誤りが混入されている場合であっても、その符号誤りを容易に訂正することができる。また、第1端末フレーム組立/分解回路106は、第1端末エラー訂正復号化回路108を経由して復号化された制御端末下り符号化信号S8を、応答信号S5及びデジタル音声信号S6にそれぞれ分離して、応答信号S5は第1端末CPU110に、デジタル音声信号S6は第1端末音声コーデック103に送出する。 【0052】 第1端末1の第1端末CPU110は、第1端末フレーム組立/分解回路106を経由して分離された応答信号S5をもとに、居住者による第2端末2からの応答があることを検出して、第1端末音声コーデック103が能動(動作開始)となるように制御することにより、デジタル音声信号S6が第1端末音声コーデック103を経由してデジタル/アナログ変換されたアナログ音声信号、すなわち、第2端末2の第2端末マイク200に入力された居住者の通話音声(受話音声)を第1端末スピーカ102から出力させることができる。また、第1端末CPU110は、第1端末マイク101に入力された通話音声(送話音声)を、制御端末3を経由して第2端末2に伝送するに必要とされる制御信号として、通話コマンド、送信元である第1端末110を示す送信元アドレス、及び送信先である第2端末2を示す送信先アドレス等を付与した制御信号S9を生成して、第1端末フレーム組立/分解回路106に送出する。 【0053】 また、前述までの説明では、制御端末3を経由して第2端末2から第1端末1に応答信号S5及びデジタル映像信号S6をそれぞれ伝送させるにあたり、同一フレームの符号化信号S7、S8を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、応答信号S5について符号化させた符号化信号を最初に生成した後、次フレームの符号化信号として、デジタル音声信号S6について符号化させた符号化信号を生成し、フレーム毎に伝送させることもできる。 【0054】 一方、来訪者が居住者との間で通話を成立させるにあたり、第1端末1の第1端末マイク101に入力した通話音声(送話音声)は、第1端末音声コーデック103を経由してデジタル音声信号S10にアナログ/デジタル変換された後、第1端末フレーム組立/分解回路106に送出される。 【0055】 第1端末1の第1端末フレーム組立/分解回路106は、第1端末CPU110からの制御信号S9、第1端末音声コーデック103からのデジタル音声信号S10、及び前述の呼出操作時から継続して伝送されてくる映像エンコーダ105からのデジタル映像信号S2をそれぞれ、第1端末伝送路L1の線路上を伝送させる所定のフレームに組み立てた後、第1端末エラー訂正符号化回路107を経由して第1端末符号化信号S11を生成させる。具体的には、図2に示すように分割された8つのスロットを構成する制御データスロットSL1と、映像データスロットSL2と、2つの音声データスロットSL3、SL4と、CRCスロットSL5と、3つのECCスロットSL6、SL7、SL8とのうち、制御データスロットSL1には、制御信号S9を嵌め込む。また、映像データスロットSL2には、デジタル映像信号S2を嵌め込む。また、上り方向の音声データスロットSL3には、デジタル音声信号S10を嵌め込む。また、CRCスロットSL5には、CRCのパリティを嵌め込む。さらに、映像データスロットSL2に対応したECCスロットSL6、及び音声データスロットSL3に対応したECCスロットSL7にはそれぞれ、エラー訂正符号のパリティを嵌め込む。この第1端末符号化信号S11は、前述の第1端末符号化信号S3と同一の信号伝送ラインを経由して制御端末3の制御端末エラー訂正復号化回路303に伝送される。 【0056】 制御端末3の制御端末エラー訂正復号化回路303は、第1端末伝送路L1を経由して第1端末1から伝送されてきた第1端末符号化信号S11を構成する制御データスロットSL1に嵌め込まれている制御信号S9を、CRCスロットSL5に嵌め込まれているCRCのパリティで復号化するとともに、同様に第1端末符号化信号S11を構成する映像データスロットSL2に嵌め込まれているデジタル映像信号S2を、ECCスロットSL6に嵌め込まれているエラー訂正符号で符号化し、さらには、同様に第1端末符号化信号S11を構成する音声データスロットSL3に嵌め込まれているデジタル映像信号S10を、ECCスロットSL7に嵌め込まれているエラー訂正符号で符号化することにより、デジタル映像信号S2及びデジタル音声信号S10にそれぞれノイズ等の符号誤りが混入されている場合であっても、その符号誤りを容易に訂正することができる。また、制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末エラー訂正復号化回路303を経由して復号化された第1端末符号化信号S11を、制御信号S9、デジタル映像信号S2及びデジタル音声信号S10にそれぞれ分離して、制御信号S9は制御端末CPU305に、デジタル映像信号S2及びデジタル音声信号S10はマルチプレクサ300に送出するとともに、ECCスロットSL6、SL7にそれぞれ嵌め込まれているエラー訂正符号を抜き出す。 【0057】 制御端末3の制御端末CPU305は、制御端末フレーム組立/分解回路301を経由して分離された制御信号S9を制御端末フレーム組立/分解回路301に送出するとともに、マルチプレクサ300を制御して、制御端末フレーム組立/分解回路301を経由して分離されたデジタル映像信号S2及びデジタル音声信号S10をそれぞれ、当該制御端末フレーム組立/分解回路に送出する。 【0058】 制御端末3の制御端末フレーム組立/分解回路301は、制御端末CPU305からの制御信号S9、及びマルチプレクサ300からのデジタル映像信号S2、デジタル音声信号S10をそれぞれ、第2端末伝送路L2の線路上を伝送させる所定のフレームに組み立てた後、制御端末エラー訂正符号化回路302を経由して制御端末上り符号化信号S12を生成させる。具体的には、図2に示すように分割された8つのスロットを構成する制御データスロットSL1と、映像データスロットSL2と、2つの音声データスロットSL3、SL4と、CRCスロットSL5と、3つのECCスロットSL6、SL7、SL8とのうち、制御データスロットSL1には、制御信号S9を嵌め込む。また、映像データスロットSL2には、デジタル映像信号S2を嵌め込む。また、上り方向の音声データスロットSL3には、デジタル音声信号S10を嵌め込む。また、CRCスロットSL5には、CRCのパリティを嵌め込む。また、映像データスロットSL2に対応したECCスロットSL6には、前述の第1端末符号化信号S11を構成するECCスロットSL6から抜き出したエラー訂正符号を嵌め込む。さらに、音声データスロットSL3に対応したECCスロットSL7には、前述の第1端末符号化信号S11を構成するECCスロットSL7から抜き出したエラー訂正符号を嵌め込むことにより、フレーム全体のエラー訂正符号の再計算が不要となり、ECCスロットSL6、SL7のみの計算で済むことから、エラー訂正符号の計算を減らすことができ、計算処理の高速化が図られる。この制御端末上り符号化信号S12は、前述の制御端末上り符号化信号S4と同一の信号伝送ラインを経由して第2端末2の第2端末エラー訂正復号化回路208に伝送される。 【0059】 第2端末2の第2端末エラー訂正復号化回路208は、第2端末伝送路L2を経由して制御端末3から伝送されてきた制御端末上り符号化信号S12を構成する制御データスロットSL1に嵌め込まれている制御信号S9を、CRCスロットSL5に嵌め込まれているCRCのパリティで復号化するとともに、同様に制御端末上り符号化信号S12を構成する映像データスロットSL2に嵌め込まれているデジタル映像信号S2を、ECCスロットSL6に嵌め込まれているエラー訂正符号で復号化し、さらには、同様に制御端末上り符号化信号S12を構成する音声データスロットSL3に嵌め込まれているデジタル音声信号S10を、ECCスロットSL7に嵌め込まれているエラー訂正符号で復号化することにより、デジタル映像信号S2及びデジタル音声信号S10にそれぞれノイズ等の符号誤りが混入されている場合であっても、その符号誤りを容易に訂正することができる。また、第2端末フレーム組立/分解回路206は、第2端末エラー訂正復号化回路208を経由して復号化された制御端末上り符号化信号S12を、制御信号S9、デジタル映像信号S2及びデジタル音声信号S10にそれぞれ分離して、制御信号S9は第2端末CPU210に、デジタル映像信号S2は映像デコーダ205に、デジタル音声信号S10は第2端末音声コーデック202に送出する。 【0060】 第2端末2の第2端末CPU210は、第2端末フレーム組立/分解回路206を経由して分離された制御信号S9をもとに、通話状態であることを検出する。また、映像デコーダ205は、第2端末フレーム組立/分解回路206を経由して分離されたデジタル映像信号S2を、デジタル/アナログ変換してモニタ204に送出することにより、前述の呼出操作時より第1端末1のカメラ104にて撮像されている来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像(監視映像)を、フレーム毎にモニタ204に出画させることができる。また、第2端末音声コーデック202は、第2端末フレーム組立/分解回路206を経由して分離されたデジタル音声信号S10をデジタル/アナログ変換して第2端末スピーカ201に送出することにより、呼出操作を行った来訪者の通話音声(受話音声)を第2端末スピーカ201から出力させることができる。 【0061】 次に、前述までの説明から明らかなように、第1端末1から第2端末2を呼び出して呼出報知する動作、第1端末1のカメラ101にて撮像された映像を第2端末2のモニタ204に出画させる動作、第1端末1の第1端末マイク101、第1端末スピーカ102及び第2端末2の第2端末マイク200、第2端末スピーカ201をそれぞれ使用して通話を成立させる動作を、それぞれ制御端末3を経由して行うにあたって、第1端末1及び制御端末3の間を有線接続する第1端末伝送路L1、第2端末2及び制御端末3の間を優先接続する第2端末伝送路L2の各伝送路の線路上に同一のデータが連続した場合には、第1端末1を構成する第1端末送受信回路109の第1端末符号化器109a及び第1端末復号化器109b、第2端末2を構成する第2端末送受信回路209の第2端末符号化器209a及び第1端末復号化器209b、制御端末3を構成する制御端末送受信回路304の制御端末符号化器304a及び制御端末復号化器304bはそれぞれ、連続データによる直流分の発生を防止させる及びクロックの再生を可能にすることができる。 【0062】 また、第1端末1を構成する第1端末送受信回路109の第1端末符号化器109a、第2端末2を構成する第2端末送受信回路209の第2端末符号化器209a、及び制御端末3を構成する制御端末送受信回路304の制御端末符号化器304aはそれぞれ、4ビットの入力を4ビットの独立したシリアル信号、5ビットの入力を5ビットの独立したシリアル信号及び8ビットの入力を8ビットの独立したシリアル信号のうち、何れかのシリアル信号に割り当てることができ、第1端末符号化器109a及び第1端末復号化器109b、第2端末送受信回路209の第2端末符号化器209a及び第1端末復号化器209b、制御端末送受信回路304の制御端末符号化器304a及び制御端末復号化器304bは、自器が有するインターリーバ機能をもとに、擬似ランダム化によってバースト誤りをランダム誤りに変換することから、第1端末エラー訂正復号化回路108、第2端末エラー訂正復号化回路208及び制御端末エラー訂正復号化回路308にてそれぞれ行われるエラー訂正能力が高められる。 【0063】 また、本発明の実施例によるインターホン装置においては、当該第1端末が有する機能として、第1端末マイク101、第1端末スピーカ102及び第1端末音声コーデック103にて構成される通話機能、カメラ104及び映像エンコーダ105にて構成される映像撮像機能がそれぞれ備えられた第1端末1と、当該第2端末が有する機能として、第2端末スピーカ201、第2端末マイク200及び第2端末音声コーデック202にて構成される通話機能(通話ボタン203を含む。)、モニタ204及び映像デコーダ205にて構成される映像出画機能がそれぞれ備えられた第2端末2とを有するインターホン装置を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、前述の通話機能のみを第1端末1及び第2端末2にそれぞれ備えた態様や、前述の映像撮像機能のみを第1端末1に、前述の映像出画機能のみを第2端末2にそれぞれ備えた態様であってもよい。 【0064】 さらに、本発明の実施例によるインターホン装置においては、第1端末1及び制御端末3の間の接続、第2端末2及び制御端末3の間の接続をそれぞれ、第1端末伝送路L1、第2端末伝送路L2を経由して有線接続させたが、この態様に限定されるものではなく、無線接続で構成することもできる。 【0065】 なお、本発明のインターホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のインターホン装置であっても採用できるということはいうまでもないことである。 【図面の簡単な説明】 【0066】 【図1】本発明の実施例によるインターホン装置の具体的な構成を示すブロック図。 【図2】本発明の実施例によるインターホン装置の各伝送路(第1端末伝送路、第2端末伝送路)をそれぞれ経由して送受信される信号のフレーム構成図。 【符号の説明】 【0067】 1……第1端末 101……第1端末マイク 102……第1端末スピーカ 104……カメラ 107……第1端末エラー訂正符号化回路(エラー訂正符号化回路) 108……第1端末エラー訂正復号化回路(エラー訂正復号化回路) 109a……第1端末符号化器(符号化器) 109b……第1端末復号化器(復号化器) 2……第2端末 200……第2端末マイク 201……第2端末スピーカ 204……モニタ 207……第2端末エラー訂正符号化回路(エラー訂正符号化回路) 208……第2端末エラー訂正復号化回路(エラー訂正復号化回路) 209a……第2端末符号化器(符号化器) 209b……第2端末復号化器(復号化器) 3……制御端末 302……制御端末エラー訂正符号化回路(エラー訂正符号化回路) 303……制御端末エラー訂正復号化回路(エラー訂正復号化回路) 304a……制御端末符号化器(符号化器) 304b……制御端末復号化器(復号化器) L1……第1端末伝送路 L2……第2端末伝送路
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| 【出願人】 |
【識別番号】000100908 【氏名又は名称】アイホン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077584 【弁理士】 【氏名又は名称】守谷 一雄
【識別番号】100106699 【弁理士】 【氏名又は名称】渡部 弘道
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| 【公開番号】 |
特開2008−11368(P2008−11368A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−181690(P2006−181690) |
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