| 【発明の名称】 |
インターホンシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】松田 光弘
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| 【要約】 |
【課題】来訪者が不快感を受けることがなく、安全に子機側から離れることのできるインターホンシステムを提供する。
【構成】インターホンシステム1は、来訪者を照明する光源6および来訪者の周囲の明るさが所定値以下のときに光源6を点灯させる点灯制御手段7を有するインターホン子機2と、来訪者との間で応対者が通話する通話手段36、通話手段36による通話の終了から所定時間後に光源6を消灯させるように点灯制御手段7を制御する主制御手段22を有するインターホン親機3と、インターホン子機2およびインターホン親機3を電気的に接続する伝送線4とを具備している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 来訪者を撮像する撮像手段、来訪者を照明する光源および来訪者の周囲の明るさが所定値以下のときに前記光源を点灯させる点灯制御手段を有するインターホン子機と; 前記撮像手段により撮像された映像を表示するモニター手段、スピーカおよびマイクロホンを有してなり来訪者との間で応対者が通話する通話手段、この通話手段による通話の終了から所定時間後に前記光源を消灯させるように前記点灯制御手段を制御する主制御手段を有するインターホン親機と; インターホン子機およびインターホン親機を電気的に接続する伝送線と; を具備していることを特徴とするインターホンシステム。 【請求項2】 光源は、来訪者に対して上向き方向および下向き方向にそれぞれ照射する少なくとも2個を有してなり、前記通話手段による通話の終了後に調光点灯され、所定時間後に消灯されることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。 【請求項3】 インターホン親機は、インターホン子機に前記伝送線を介して電源を供給する電源供給回路を備えており、主制御手段は、前記所定時間後に前記伝送線への電源供給回路からの電源供給を停止させることを特徴とする請求項1または2記載のインターホンシステム。 【請求項4】 モニター手段は、前記所定時間内において、前記撮像手段により撮像された映像を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のインターホンシステム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、来訪者の映像がモニターに表示されるインターホンシステムに関する。 【背景技術】 【0002】 テレビインターホンシステムは、例えば玄関に設けられた子機での来訪者の呼び出し操作に応じて、来訪者の映像を住戸内の親機のモニターに表示し、来訪者と住戸内の応対者との通話を行うものである。そして、夜間の来訪者を撮影するために可視光の照明光源を具備するテレビインターホンシステムが提案されている(特許文献1参照。)。この従来技術のテレビインターホンシステムは、時間とともに徐々に光量が増加するように照明光源を点灯させるので、夜間の来訪者に照明による不快感を与えることが防止されるというものである。 【特許文献1】特開2005−73060号公報(第4−5頁、第1図) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 特許文献1のテレビインターホンシステムは、来訪者と応対者との通話が終了して通話回路が遮断されると、これに伴って照明光源が消灯されるので、来訪者の周囲が急に暗くなり、来訪者に不快感を与えることがある。また、暗くなった状態に目が慣れていない状態で、例えば玄関から住戸の敷地の外に向かって歩くと、足元が非常に見えづらく、転倒などの危険性を伴うことがあった。 【0004】 本発明は、来訪者が不快感を受けることがなく、安全に子機側から離れることのできるインターホンシステムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 請求項1に記載のインターホンシステムの発明は、来訪者を撮像する撮像手段、来訪者を照明する光源および来訪者の周囲の明るさが所定値以下のときに前記光源を点灯させる点灯制御手段を有するインターホン子機と;前記撮像手段により撮像された映像を表示するモニター手段、スピーカおよびマイクロホンを有してなり来訪者との間で応対者が通話する通話手段、この通話手段による通話の終了から所定時間後に前記光源を消灯させるように前記点灯制御手段を制御する主制御手段を有するインターホン親機と;インターホン子機およびインターホン親機を電気的に接続する伝送線と;を具備していることを特徴とする。 【0006】 本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。 【0007】 来訪者の周囲の明るさは、例えば光センサ(照度センサ)により検出することができる。そして、「来訪者の周囲の明るさが所定値以下」とは、当該明るさで撮像された来訪者をモニター手段に表示させた映像で明確に確認することができないことを意味する。来訪者の周囲の明るさが所定値以下のときに光源が点灯されることにより、モニター手段に表示された映像で、来訪者の状態を明確に確認することができる。 【0008】 「所定時間」とは、来訪者と応対者との通話の終了後、来訪者が次の動作に移れて住戸の敷地外に移動できる時間であればよく、例えば30秒である。 【0009】 所定時間後の光源の消灯は、即時消灯またはフェードアウトによる消灯のいずれであってもよい。 【0010】 「通話手段による通話の終了」は、スピーカおよびマイクロホンを有するハンドセットのリセット、応対者による通話終了のフック操作などの他、通話が所定時間に亘って途切れた場合であってもよい。 【0011】 伝送線は、撮像手段が撮像した映像信号をモニター手段に伝送し、来訪者および応対者の通話の通話信号を伝送し、主制御手段が点灯制御手段を制御する制御信号や電源電圧を伝送するものである。 【0012】 本発明によれば、来訪者と応対者との通話が終了すると、これに応じて主制御手段が点灯制御手段を制御することにより、インターホン子機の光源が所定時間に亘って点灯を継続する。当該所定時間において、来訪者がインターホン子機側から離れるときに、光源からの照明光が周囲を照らし、一部の照明光により、来訪者は足元側が見えるようになる。 【0013】 請求項2に記載のインターホンシステムの発明は、請求項1記載のインターホンシステムにおいて、光源は、来訪者に対して上向き方向および下向き方向にそれぞれ照射する少なくとも2個を有してなり、前記通話手段による通話の終了後に調光点灯され、所定時間後に消灯されることを特徴とする。 【0014】 光源は、通話の終了後に調光点灯例えば全光(100%)時の30%に減光された後、通話の終了から所定時間後に消灯される。消灯は、即時消灯またはフェードアウトのいずれであってもよい。 【0015】 本発明によれば、上向き方向に照射される光源からの照明光により来訪者の顔面側が照明され、カメラにより来訪者の顔面が明確に撮像されやすくなり、下向き方向に照射される光源からの照明光により、来訪者は、インターホン子機側から離れるときに足元側を見ることができる。そして、通話手段による通話の終了後に光源が調光点灯されることにより、来訪者に対して、通話が終了しても光源が点灯していることに対する違和感や不快感などを与えることが抑制される。 【0016】 請求項3に記載のインターホンシステムの発明は、請求項1または2記載のインターホンシステムにおいて、インターホン親機は、インターホン子機に前記伝送線を介して電源を供給する電源供給回路を備えており、主制御手段は、前記所定時間後に前記伝送線への電源供給回路からの電源供給を停止させることを特徴とする。 【0017】 本発明によれば、電源供給回路から伝送線に電源供給されなくなると、インターホン子機に電源が供給されなくなる。したがって、通話手段による通話の終了から所定時間後に伝送線への電源供給回路からの電源供給を停止させることにより、光源は消灯する。 【0018】 請求項4に記載のインターホンシステムの発明は、請求項1ないし3いずれか一記載のインターホンシステムにおいて、モニター手段は、前記所定時間内において、前記撮像手段により撮像された映像を表示するように構成されていることを特徴とする。 【0019】 本発明によれば、通話手段による通話が終了しても、所定時間内において、モニター手段で撮像手段により撮像された映像を視認することができる。 【発明の効果】 【0020】 請求項1の発明によれば、来訪者および応対者の通話の終了後、所定時間に亘ってインターホン子機の光源が点灯し、光源からの照明光が周囲を照らすので、来訪者は、足元側も見えるようになり、周囲が暗い状態であっても、転倒などをすることなく安全にインターホン子機側から離れることができる。また、通話の終了と同時に光源が消灯しないので、通話の終了時に不快感が生じることを抑制することができる。 【0021】 請求項2の発明によれば、来訪者は、上向き方向に照射される光源からの照明光により照射されてカメラにより撮像されるので、応対者がモニター手段に表示する来訪者を明確に確認することができるとともに、来訪者は、下向き方向に照射される光源からの照明光により自身の足元側を見ることができるので、転倒などすることなく安全にインターホン子機側から離れるように移動することができる。また、通話の終了後に光源が調光点灯されることにより、来訪者に対して、通話が終了しても光源が点灯していることに対する違和感や不快感などを与えることを抑制することができる。 【0022】 請求項3の発明によれば、来訪者および応対者の通話の終了から所定時間後に伝送線への電源供給回路からの電源供給を停止することにより光源を消灯させることができるので、光源を前記所定時間後に消灯させるための回路構成を簡素にすることができて、インターホンシステムを安価に形成することができる。 【0023】 請求項4の発明によれば、来訪者および応対者の通話の終了後、所定時間に亘って撮像手段により撮像された映像がモニター手段に表示されるので、通話終了後の所定期間に亘って、インターホン子機での来訪者の存在を確認することができ、来訪者に対する安全性を向上させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0024】 以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。 【0025】 図1は、本発明の第1の実施形態を示すインターホンシステムの概略構成図、図2は、同じくインターホンシステムの回路構成の概略ブロック図である。 【0026】 図1において、インターホンシステム1は、インターホン子機2、インターホン親機3および伝送線4を有して構成されている。インターホン子機2とインターホン親機3とは、2線の伝送線4を介して電気的に接続されている。 【0027】 インターホン子機2は、例えば玄関に設置され、図2に示すように、撮像手段としてのカメラ5、光源6,6、点灯回路7、光センサ8、呼出しボタン9、制御回路10、マイクロホン11およびスピーカ12などを有して形成されている。そして、カメラ5、光源6および光センサ8は、図1に示すように、表面2aのカメラ窓部13に臨むようにして設けられ、呼出しボタン9は、表面2aに露出して設けられている。また、マイクロホン11およびスピーカ12が表面2aに臨むようにして設けられている。点灯回路7および制御回路10などの残余の構成部は、インターホン子機2の内部に設けられている。 【0028】 図2において、カメラ5は、来訪者を撮像する。そして、当該撮像された映像信号は、信号重畳回路14を介して子機側端子T1から伝送線4に出力される。 【0029】 光源6,6は、それぞれ基板(図示しない。)に実装された可視光を放射する発光ダイオード(LED)からなり、2個が同時に点灯回路7によって点灯される。そして、一方の光源6Aは、来訪者に対して上向き方向に照射されるように基板に配置され、他方の光源6Bは、来訪者に対して下向き方向に照射されるように基板に配置されている。光源6A,6Bは、図示しない拡散板を介して前記カメラ窓部13に臨むようにしている。来訪者は、主として光源6Aからの照明光により顔面側が照射され、主として光源6Bからの照明光により、インターホン子機2側から離れるときの足元側を見ることができる。そして、点灯回路7は、スイッチ(SW)回路15を介して電源受電回路16に接続されている。なお、光源6は、上記光源6A,6Bに、さらに別の可視光を放射する発光ダイオード(LED)を加えて構成してもよい。 【0030】 電源受電回路16は、子機側端子T1に接続されている。そして、インターホン親機3から伝送線4を介して供給される直流電源を給電し、電圧調整した直流電圧をSW回路15に出力するように形成されている。 【0031】 SW回路15は、制御回路10に接続されており、制御回路10の制御に応じて電源受電回路16からの直流電圧を点灯回路7に供給する。これにより、点灯回路7は、光源(発光ダイオード)6を点灯させる。また、SW回路15は、カメラ電源回路17に接続され、制御回路10の制御に応じて電源受電回路16からの直流電圧をカメラ電源回路17に供給する。カメラ電源回路17は、電圧調整をして調整電圧をカメラ5に供給し、カメラ5を駆動させる。これにより、カメラ5は、来訪者などを撮像する。 【0032】 光センサ8は、インターホン子機2に対向して位置する来訪者の周囲の明るさを検出する。そして、光センサ8は、制御回路10に接続されている。制御回路10は、光センサ8が検出した明るさを演算処理し、当該明るさが所定値以下のときにSW回路15を制御し、点灯回路7によって光源6を点灯させるように形成されている。そして、当該明るさが所定値を上回るときには、カメラ5を駆動させるようにSW回路15を制御しても、光源6を点灯させないように形成されている。点灯回路7、光センサ8、制御回路10、SW回路15および電源受電回路16は、来訪者の周囲の明るさが所定値以下のときに光源6を点灯させる点灯制御手段を形成している。 【0033】 呼出しボタン9は、制御回路10に接続されている。制御回路10は、子機側端子T1に接続されて伝送線4に接続されている。来訪者により呼出しボタン9が押圧されると、制御回路10は、伝送線4を介してインターホン親機3に呼出音の呼出信号を伝送するように形成されている。 【0034】 制御回路10は、図示しない内部電源を具備しており、呼出しボタン9の押圧操作に対して動作可能となっている。すなわち、呼出しボタン9が押圧されると伝送線4に前記呼出信号を伝送する。内部電源は、電源受電回路16に伝送線4を介して直流電圧が供給されているときに、電源受電回路16により充電可能となっている。 【0035】 マイクロホン11およびスピーカ12は、通話回路18に接続されている。この通話回路18は、子機側端子T1に接続されて伝送線4に接続されている。そして、通話回路18は、マイクロホン11が集音した来訪者(訪問者)の音声を音声信号に変換して伝送線4を介してインターホン親機3に伝送する。また、通話回路18は、伝送線4を介してインターホン親機3から伝送されてくる応対者(在宅者)の音声信号を音声に変換してスピーカ12により発音させる。インターホン子機2のマイクロホン11およびスピーカ12と、インターホン親機3の後述のハンドセット20のマイクロホン35およびスピーカ34との間で来訪者および応対者の通話が行われる。 【0036】 上述したように、インターホン子機2は構成されている。そして、インターホン親機3は、例えば台所付近に設置され、モニター手段を構成するテレビモニター19、通話手段を構成するハンドセット20、ハンドセット検出回路21、主制御手段としての主制御回路22などを有して形成されている。 【0037】 インターホン親機3は、図1に示すように、親機本体23の前面23aにハンドセット20が配置され、テレビモニター19のモニター画面19aが露出して設けられ、さらにモニターボタン24および逆光補正ボタン25が設けられている。また、ハンドセット20の下側の前面23aには、図示しないフックスイッチ26およびスピーカ27が設けられている。フックスイッチ26は、ハンドセット20の親機本体23への着脱を検出させるものである。スピーカ27は、インターホン子機2からの呼出音を発音するものである。 【0038】 また、親機本体23の前面23aには、図示しない電源モニター、親機本体23の側面23bには、いずれも図示しないモニター画面19aのコントラストを調整するコントラスト調整つまみや明るさを調整するブライト調整つまみ、呼出音の音量を調整する呼出音量調整つまみが設けられている。そして、親機本体23内には、基板に配設された回路部品など、その他の構成部が収納されている。 【0039】 図2において、テレビモニター19は、信号分解回路28および映像処理回路29を介して親機側端子T2に接続されている。信号分解回路28および映像処理回路29は、インターホン子機2のカメラ5により撮像され伝送線4を介して伝送されてきた映像信号を画像処理し、モニター画面19aに表示させる映像信号に変換する。 【0040】 また、テレビモニター19は、モニター電源回路30に接続され、モニター電源回路30から駆動電源が供給される。モニター電源回路30は、リレー接点31を介して電源供給回路32に接続されている。電源供給回路32は、商用交流電源Vsの交流電圧を所定の直流電圧に変換している。 【0041】 親機本体23の前面23aに設けられているモニターボタン24は、主制御回路22に接続されている。モニターボタン24がオン操作されると、主制御回路22は、自身の内部に設けられているリレーコイル(図示しない。)を付勢する。これにより、リレー接点31が閉じて、モニター電源回路30は、電源供給回路32から直流電源が供給され、直流電圧を調整して、テレビモニター19に供給する。テレビモニター19は、駆動して、カメラ5で撮像された映像をモニター画面19aに表示する。テレビモニター19、信号分解回路28、映像処理回路29およびモニター電源回路30は、カメラ5で撮像された映像を表示するモニター手段を形成している。 【0042】 なお、モニター画面19aに表示された逆光を有する映像の補正は、親機本体23の前面23aに設けられている逆光補正ボタン25の操作に応じて、信号分解回路28および映像処理回路29により行うようにしている。 【0043】 そして、電源供給回路32は、主制御回路22など、各回路部に駆動電源を供給している。また、電源供給回路32は、電源供給回路としての子機電源供給回路33に直流電源を供給している。子機電源供給回路33は、親機側端子T2を介して伝送線4に接続されており、電源供給回路32からの直流電圧を調整して伝送線4に出力するように形成されている。また、電源供給回路32は、親機本体23の前面23aに設けられた電源モニター用の発光ダイオード(図示しない。)を接続しており、当該発光ダイオードを点灯させて、インターホン親機3が給電中であることを表示させている。 【0044】 そして、ハンドセット20は、音声を発音するスピーカ34および音声を集音するマイクロホン35を備えている。スピーカ34およびマイクロホン35は、通話回路36に接続されている。通話回路36は、マイクロホン35で集音された音声を音声信号に変換して、伝送線4を介してインターホン子機2に伝送し、インターホン子機2のマイクロホン11で集音された音声の音声信号をスピーカ34で発音される発音信号に変換してスピーカ34に送出するように構成されている。マイクロホン35は、ハンドセット20を持って通話している応対者(在宅者)の音声を集音し、スピーカ34は、来訪者(訪問者)の音声を発音する。スピーカ34、マイクロホン35および通話回路36は、来訪者との間で応対者が通話する通話手段を形成している。 【0045】 ハンドセット20は、親機本体23の前面23aに着脱される。そして、親機本体23にセット(装着)されたときにフックスイッチ26を押下し、親機本体23から取り外されたときにフックスイッチ26を開放する。そして、フックスイッチ26の押下および開放は、ハンドセット検出回路21により検知される。 【0046】 ハンドセット検出回路21は、ハンドセット20が親機本体23から取り外されてフックスイッチ26の開放を検知した後、ハンドセット20が親機本体23に装着されてフックスイッチ26の押下を検知すると、応対者と来訪者との通話が終了したと判定し、当該通話の終了の検知信号を主制御回路22に送出するように形成されている。 【0047】 主制御回路22は、タイマー回路を有してなり、ハンドセット検出回路21から前記通話の終了の検知信号が送出されると、所定時間後に例えば30秒後に子機電源供給回路33に対して親機側端子T2を介して伝送線4に直流電源を供給することを停止させるように形成されている。 【0048】 インターホン子機2の電源受電回路16は、前記所定時間(例えば30秒)が経過するまで伝送線4から直流電源が供給される。これにより、前記所定時間内において、点灯回路7は、光源(発光ダイオード)6を点灯させ、カメラ電源回路17は、カメラ5を駆動させる。そして、前記所定時間が経過すると、電源受電回路16に直流電圧が供給されなくなるので、光源6は消灯し、カメラ5は動作が停止する。主制御回路22は、ハンドセット検出回路21による前記通話の終了の検知に応じてインターホン子機2の光源6を所定時間(例えば30秒)後に消灯させるように前記点灯制御手段を制御する主制御手段を形成している。 【0049】 そして、呼出し検出回路37が親機側端子T2および主制御回路22に接続されている。呼出し検出回路37は、インターホン子機2から伝送された呼出音の呼出信号を検出して主制御回路22に送出するように形成されている。主制御回路22は、当該呼出信号を拡声アンプ38に送出してスピーカ27から呼出音(例えばピンポーン)を数回に亘って発音させる。 【0050】 そして、伝送線4は、インターホン子機2およびインターホン親機3を電気的に接続している。すなわち、インターホン親機3の子機電源供給回路33から直流電圧をインターホン子機2に伝送している。また、インターホン子機2からの呼出信号および映像信号をインターホン親機3に伝送している。また、インターホン子機2およびインターホン親機3間の通話信号を伝送している。 【0051】 次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。 【0052】 来訪者が呼出しボタン9を押圧すると、インターホン子機2からの呼出信号に応じてインターホン親機3のスピーカ27から呼出音が発音される。そして、住戸内の応対者(在宅者)がハンドセット20を親機本体23から取り外すと、フックスイッチ26が開放し、この開放をハンドセット検出回路21が検出することにより当該取り外しが検出され、検出信号が主制御回路22に入力される。 【0053】 主制御回路22は、前記検出信号が入力されると、子機電源供給回路33から親機側端子T2を介して伝送線4に直流電圧を供給させる。これにより、インターホン子機2に伝送線4を介して直流電源が供給される。 【0054】 インターホン子機2に供給された直流電源は、電源受電回路16において受電される。制御回路10は、SW回路15を制御して電源受電回路16から出力された直流電圧をカメラ電源回路17に入力させる。これにより、カメラ5が駆動して、カメラ5は、インターホン子機2の前面側に位置する来訪者を撮像する。 【0055】 また、制御回路10は、光センサ8が検出した来訪者(インターホン子機2)の周囲の明るさが所定値以下であると、SW回路15を制御して電源受電回路16から出力された直流電圧を点灯回路7に入力させる。これにより、点灯回路7によって光源6,6が点灯され、光源6,6からの照明光が来訪者に照射される。そして、特に光源6Aからの照明光が来訪者の顔面側に照射される。 【0056】 カメラ5により撮像された映像は、映像信号でインターホン親機3のテレビモニター19側に伝送される。そして、応対者が親機本体23のモニターボタン24をオンすると、モニター電源回路30からテレビモニター19に直流電圧が供給され、テレビモニター19が駆動する。そして、モニター画面19aにカメラ5により撮像された来訪者の映像が表示される。このとき、来訪者は光源6,6からの照明光により照射されているので、モニター画面19aに来訪者が明確に表示される。特に光源6Aからの照明光が来訪者の顔面側に向かって照射されているので、モニター画面19aに来訪者の顔面が明確に表示される。これにより、応対者は、モニター画面19aに表示された映像で来訪者を明確に確認することができる。 【0057】 そして、インターホン親機3のハンドセット20のマイクロホン35およびスピーカ34と、インターホン子機2のマイクロホン11およびスピーカ12との間で、来訪者と応対者の通話が行われる。そして、来訪者と応対者の通話が終了し、応対者がハンドセット20を親機本体23にセットすると、フックスイッチ26が押圧され、この押圧がハンドセット検出回路21により検出されることにより、来訪者と応対者との間での通話の終了が検知され、通話の終了の検出信号が主制御回路22に送出される。 【0058】 主制御回路22は、前記通話の終了の検知信号が入力されると、タイマー回路を動作させ、所定時間例えば30秒に亘って子機電源供給回路33から直流電圧を伝送線4に出力させる。この所定期間内において、インターホン子機2の電源受電回路16に直流電源が供給されるので、点灯回路7は光源6の点灯を継続し、カメラ5はインターホン子機2の周囲の撮像を継続する。 【0059】 そして、来訪者が門や敷地外に向かって歩きインターホン子機2側から離れるときに、光源6,6からの照明光、特に来訪者に対して下向き方向に照射するように配置されている光源6Bからの照明光の一部が来訪者の足元側(地面側)を照明する。来訪者は、周囲が暗い状態であっても、照らされている足元側に気を配りながら歩行することができる。これにより、来訪者は、転倒などすることなく安全にインターホン子機2側から離れることができる。また、来訪者は、応対者との通話が終了しても自身を照明している光源6,6が消灯しないので、不快感などを生じることなくインターホン子機2側から離れることができる。 【0060】 また、応対者は、モニター画面19aにより、通話終了後のインターホン子機2側での来訪者の存在の有無や来訪者の状態などを確認することができる。また、来訪者がインターホン子機2側から安全に離れていく状態を確認することができる。したがって、モニター画面19aを視認することによって、来訪者に対する安全性を向上させることができる。 【0061】 そして、主制御回路22は、所定時間(例えば30秒)が経過すると、子機電源供給回路33から伝送線4に直流電圧を出力させなくする。これにより、インターホン子機2の電源受電回路16に直流電源が供給されなくなり、点灯回路7およびカメラ電源回路17に直流電圧が供給されなくなって、光源6は消灯し、カメラ5による撮像が停止する。 【0062】 このように、インターホン親機3の子機電源供給回路33から伝送線4に直流電圧を出力させなくして、インターホン子機2に直流電源を供給停止することにより、所定時間後に光源6を消灯させ、カメラ5の駆動を停止させる構成となっている。インターホンシステム1は、当該構成が簡素に形成されている結果、安価に形成することができる。 【0063】 なお、応対者は、来訪者との通話の終了後に、テレビモニター19の表示画面19aに来訪者を表示させなくするには、親機本体23のモニターボタン24を再度押圧してオフする。主制御回路22は、リレー接点31を開路して、モニター電源回路30に電源供給回路32から直流電圧を供給させなくする。これにより、テレビモニター19は駆動を停止し、表示画面19aに来訪者やインターホン子機2の周囲が表示されなくなる。 【0064】 次に、本発明の第2の実施形態について説明する。 【0065】 図3は、本発明の第2の実施形態を示すインターホンシステムの回路構成の概略ブロック図である。なお、図2と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。 【0066】 図3に示すインターホンシステム39は、図2に示すインターホンシステム1において、インターホン子機2にさらに制御信号検出回路40が設けられ、インターホン親機3にさらに制御信号送出回路41がそれぞれ設けられ、インターホン子機42およびインターホン親機43が形成されている。また、インターホン子機42において、制御回路10は、点灯回路7に調光信号を送出し、点灯回路7は、当該調光信号に応じて光源6を調光点灯(例えば30%点灯)するように形成されている。 【0067】 インターホン親機43において、主制御回路22は、ハンドセット検知回路21から来訪者および応対者による通話の終了の検出信号を入力すると、通話終了の制御信号を制御信号送出回路41から伝送線4に伝送させる。 【0068】 インターホン子機42の制御信号検出回路40は、伝送線4から通話終了の制御信号を検出して、制御回路10に送出する。そして、制御回路10は、当該制御信号が入力されると、点灯回路7に調光信号を送出する。点灯回路7は、当該調光信号に応じて光源6に印加する直流電圧を低下させ、光源6を全光点灯(100%点灯)から調光点灯(例えば30%点灯)させる。 【0069】 このように、来訪者と応対者との間での通話が終了すると、光源6が調光点灯される。これにより、来訪者は、前記通話が終了しても自身を照明している光源6が継続して点灯していることに対する違和感や不快感などが抑制される。 【0070】 そして、光源6が調光点灯されている照明光であっても、周囲が暗いので、来訪者は、当該照明光によって照らされている足元側に気を配りながら歩行することができる。これにより、来訪者は、転倒などすることなく安全にインターホン子機2側から離れることができる。 【0071】 そして、インターホン親機43において、前記通話の終了から所定時間(例えば30秒)が経過すると、主制御回路22は、子機電源供給回路33から伝送線4に直流電圧を出力させなくする。これにより、インターホン子機2の電源受電回路16に直流電源が供給されなくなり、点灯回路7およびカメラ電源回路17に直流電圧が供給されなくなって、光源6は消灯し、カメラ5による撮像が停止する。 【0072】 なお、主制御回路22は、ハンドセット検知回路21から通話の終了の検出信号を入力したときに、リレー接点31を開路させ、インターホン子機42の制御回路10は、前記通話終了の制御信号を入力したときに、SW回路15を制御して電源受電回路16からカメラ電源回路17に直流電圧を供給させなくしてもよい。これにより、カメラ5は、駆動が停止して撮像ができなくなり、モニターテレビ19は、駆動が停止して表示画面19aに映像が表示されなくなる。 【0073】 また、制御回路10は、通話終了の制御信号が入力された後、所定時間(例えば30秒)後にSW回路15を制御して電源受電回路16から点灯回路7に直流電圧を供給させなくしてもよい。これにより、訪問者と応対者との通話の終了から所定時間後に光源6を消灯させることができる。この場合、インターホン親機43の主制御回路22は、前記所定時間の経過後に子機電源供給回路33から伝送線4に直流電圧を供給させなくするとよい。 【図面の簡単な説明】 【0074】 【図1】本発明の第1の実施形態を示すインターホンシステムの概略構成図。 【図2】同じく、インターホンシステムの回路構成の概略ブロック図。 【図3】本発明の第2の実施形態を示すインターホンシステムの回路構成の概略ブロック図。 【符号の説明】 【0075】 1,39…インターホンシステム 2,42…インターホン子機 3,43…インターホン親機 4…伝送線 19…モニター手段を構成するテレビモニター
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100142088 【弁理士】 【氏名又は名称】野木 新治
【識別番号】100142664 【弁理士】 【氏名又は名称】熊谷 昌俊
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| 【公開番号】 |
特開2008−11338(P2008−11338A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−181295(P2006−181295) |
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