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【発明の名称】 アクセス制御装置、無線装置及びネットワーク
【発明者】 【氏名】畑中 智和

【要約】 【課題】通信規制中のアクセスポイントに接続要求がなされている場合に、当該アクセスポイント以外の他のアクセスポイントに対して接続要求をさせるようにし、無線端末の通信機会の増大を図るようにする。

【構成】本発明のアクセス制御装置は、1又は複数の無線端末と接続する無線装置を複数有して構成されるネットワークの無線装置が備えるアクセス制御装置において、無線端末と無線通信するものであり、無線端末との間のメッセージの授受により所定の接続処理を行なう無線通信手段と、通信状況に応じて通信規制を行なう通信規制制御手段と、新たな無線端末からの接続要求の受信の際、通信規制制御手段が通信規制をしているときに、当該接続要求に対する応答を返送させないように制御する応答返送制御手段とを備えることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1又は複数の無線端末と接続する無線装置を複数有して構成されるネットワークの上記無線装置が備えるアクセス制御装置において、
上記無線端末と無線通信するものであり、上記無線端末との間のメッセージの授受により所定の接続処理を行なう無線通信手段と、
通信状況に応じて通信規制を行なう通信規制制御手段と、
新たな無線端末からの接続要求の受信の際、上記通信規制制御手段が通信規制をしているときに、当該接続要求に対する応答を返送させないように制御する応答返送制御手段と
を備えることを特徴とするアクセス制御装置。
【請求項2】
上記応答返送制御手段が、プローブ要求、認証要求、アソシエーション要求、及び又は、リアソシエーション要求に対する応答を制御することを特徴とする請求項1に記載のアクセス制御装置。
【請求項3】
1又は複数の無線端末と接続する無線装置を複数有して構成されるネットワークの無線装置において、請求項1又は2に記載のアクセス制御装置を備えることを特徴とする無線装置。
【請求項4】
1又は複数の無線端末と接続する請求項3に記載の無線装置を複数有して構成されるネットワーク。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセス制御装置、無線装置及びネットワークに関し、例えば、無線IP電話システムを実現するアクセスポイントに適用し得る。
【背景技術】
【0002】
近年、無線通信技術の発展に伴い、音声パケット通信であるVoIP通信を無線で実現する無線IP電話システムがある。
【0003】
無線IP電話システムは、複数の無線IP電話端末を収容可能な無線LANアクセスポイントを複数設けて構成されるものであり、無線LANアクセスポイントと無線IP電話端末との間で音声パケットを授受することで無線IP電話端末の音声通信を実現している。
【0004】
ところで、複数の無線IP電話端末を収容している無線LANアクセスポイントが同時に行なっている複数の通話に対して一定の通信品質を確保するために、無線LANアクセスポイントが制御する同時通話数を制限するコールアドミッションコントロールがある(非特許文献1参照)。
【0005】
従来、コールアドミッションコントロールは、無線LANアクセスポイントが制御する同時通話数を制限制御する機能であり、一般に、予め定められた同時通話数を超えた後に、無線IP電話端末から通話要求フレームを受けると、その通話要求フレームに対して規制中であることを示すBUSYフレームを返信するというものである。
【0006】
【非特許文献1】小宮博美,“特集:Voice Over Wireless LANの実現 無線IP電話の音質を左右する機器の選び方”,アットマークIT,2004年11月20日,<2006年5月22日インターネット検索>,<http://atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/19vowlan/03.html>
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の無線IP電話システムにおいて、無線IP電話端末は、受信電波強度などに基づいて最適な無線LANアクセスポイントを見つけ出し、最適と判断した無線LANアクセスポイントと接続しようとする。
【0008】
従って、無線IP電話端末の近傍に、接続通話数を制限している無線LANアクセスポイントとそうでない無線LANアクセスポイントとが存在している場合であっても、規制中の無線LANアクセスポイントのほうを最適なものとみなしたときには、無線IP電話端末は、BUSYフレームを受けた後も、無線IP電話端末の利用者が他の規制中でない無線LANアクセスポイントの近傍に移動して、そのアクセスポイントに接続し直すなどしない限りは、当該規制中の無線LANアクセスポイントの規制が解除されるまで音声通話を実現できず、他の規制中でない無線LANアクセスポイントと接続することによる音声通話の機会を逃がしてしまうことがある。
【0009】
そのため、通信規制制御(コールアドミッションコントロール)がなされているアクセスポイントに接続要求がなされている場合には、当該アクセスポイント以外の他のアクセスポイントに対して接続要求をさせるようにし、無線端末の通信機会の増大を図ることができるアクセス制御装置、無線装置及びネットワークが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
かかる課題を解決するために、第1の本発明のアクセス制御装置は、1又は複数の無線端末と接続する無線装置を複数有して構成されるネットワークの無線装置が備えるアクセス制御装置において、(1)無線端末と無線通信するものであり、無線端末との間のメッセージの授受により所定の接続処理を行なう無線通信手段と、(2)通信状況に応じて通信規制を行なう通信規制制御手段と、(3)新たな無線端末からの接続要求の受信の際、通信規制制御手段が通信規制をしているときに、当該接続要求に対する応答を返送させないように制御する応答返送制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
第2の本発明の無線装置は、1又は複数の無線端末と接続する無線装置を複数有して構成されるネットワークの無線装置において、第1の本発明のアクセス制御装置を備えることを特徴とする。
【0012】
第3の本発明のネットワークは、1又は複数の無線端末と接続する請求項3に記載の無線装置を複数有して構成される。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、通信規制制御(コールアドミッションコントロール)がなされているアクセスポイントに接続要求がなされている場合には、当該アクセスポイント以外の他のアクセスポイントに対して接続要求をさせるようにし、無線端末の通信機会の増大を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の無線アクセス制御装置の第1の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0015】
第1の実施形態は、例えばIEEE802.11標準化技術である無線通信技術を採用した無線IP電話システムにおける無線LANアクセスポイントに、本発明の無線アクセス制御装置を適用した場合を説明する。
【0016】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態に係る無線IP電話システムの構成を示す構成図である。図1において、第1の実施形態に係る無線IP電話システム10は、有線LAN1に接続可能な複数の無線LANアクセスポイント100(100−1〜100−n:nは正の整数)と、無線IP端末200−1を有して構成される。
【0017】
図1において、無線IP端末200−1は、ユーザが通話を行なうことができる電話機能を有する端末であり、例えば、携帯型又は固定型の無線IP電話機や、IP電話機能をハードウェアに実行させるソフトウェアを組み込んだパーソナルコンピュータ等が該当する。また、無線IP端末200−1は、例えばIEEE802.11で標準化された無線通信機能を有しており、所定の方法により近傍に位置する無線LANアクセスポイント100の存在を認知し、認知した無線LANアクセスポイント100と所定の方法により接続処理を行なうものである。
【0018】
無線LANアクセスポイント100−1〜100−nは、所定の無線通信方式に従って自アクセスポイントの電波到達範囲内に位置する無線IP端末200−1と接続し、当該無線IP端末200−1の音声通信を実現するためのインフラストラクチャモードを採用したアクセスポイントである。
【0019】
すなわち、無線LANアクセスポイント100−1〜100−nは、無線IP端末200−1から無線信号を受信すると、所定の復調処理により無線信号を復調し、その復調信号に基づいて送信先を判断し、所定のフレーム処理を行なった後に有線LANを通じて送信先に向けて送信するものである。また、有線LAN1から無線IP端末200−1宛の信号を受信すると、無線LANアクセスポイント100−1〜100−nは、有線LAN1から受信した信号に対して所定の変調処理を施して、無線IP端末200−1宛の無線信号を送出するものである。
【0020】
図1では、無線LANアクセスポイント100の内部構成も示しており、図1を参照しながら、無線LANアクセスポイント100の内部構成を説明する。なお、図1では、無線LANアクセスポイント100−1及び100−2の内部構成を示しているが、他の無線LANアクセスポイントも同様の構成を備える。
【0021】
図1に示すように、本実施形態の無線LANアクセスポイント100は、無線LANインターフェース部101(101−1、101−2)、有線LANインターフェース部102(102−1、102−2)、コールアドミッションコントロール部103(103−1、103−2)、通信状況監視部104(104−1、104−2)、コールアドミッションコントロール判定部105(105−1、105−2)を少なくとも有する。
【0022】
無線LANインターフェース部101は、例えばIEEE802.11標準化された無線LANインターフェース部であり、無線IP端末200−1とデータの送受信を行なうものである。
【0023】
また、無線LANインターフェース部101は、無線IP端末200−1からプローブ要求フレームを受信すると、コールアドミッションコントロール判定部105に対してコールアドミッションコントロール部103による規制を行なっているか否かの問い合わせをし、規制をしている場合には受信したプローブ要求(Probe Request)に対するプローブ応答(Probe Response)フレームの返送を行なわないようにするものである。
【0024】
このように、コールアドミッションコントロール部103による規制中である場合に、無線LANインターフェース部101がプローブ応答フレームを返送しないことで、無線IP端末200−1に対して、当該規制中の無線LANアクセスポイント100との接続処理進行ができず、当該無線LANアクセスポイント100との接続を断念させ、他の無線LANアクセスポイント100を検索し、接続させることができる。
【0025】
なお、コールアドミッションコントロール判定部105から規制中でないとの通知を受けた場合、無線LANインターフェース部101は、通常のとおり、受信したプローブ要求に対するプローブ応答フレームを返信する。
【0026】
また、本実施形態では、無線LANインターフェース部101が、コールアドミッションコントロールの規制中であるか否かに応じて、プローブ要求に対するプローブ応答フレームを返送するものとするが、当該規制中の無線LANアクセスポイント100との接続処理の進行を断絶させることができれば、他のマネージメント・フレーム、例えば、認証要求(Authentication Request)に対する認証応答(Authentication Response)フレームの返送や、アソシエーション要求(Association Request)に対するアソシエーション応答(Association Response)フレームの返送や、リアソシエーション要求(Reassociation Request)に対するリアソシエーション応答(Reassociation Response)フレームの返送をしない等の応答をしないようにしてもよい。さらに、どのマネージメント・フレームに対する応答をしないようにするかは、例えば設計者などの所定操作により予め設定したり、一度設定した後に変更したりするようにしてもよい。
【0027】
有線LANインターフェース部102は、有線LAN1との間で情報を送受信するためのインターフェース部であり、既存する有線ネットワークのインターフェース部を適用し得る。
【0028】
コールアドミッションコントロール部103は、通信状況監視部104により監視された監視結果(例えば伝送帯域や通話数等)が予め定められた基準値を超えている場合に、コールアドミッションコントロール機能を開始させ、又監視結果が基準値を超えていない場合にはコールアドミッションコントロール機能を機能させないものである。ここで、本実施形態のコールアドミッションコントロール部103における判定基準値は、特に限定されるものではなく、例えば設計者などにより設定することができるものである。
【0029】
コールアドミッションコントロール判定部105は、プローブ要求受信の際、無線LANインターフェース部101からコールアドミッションコントロールによる規制中であるか否かの問い合わせを受けると、コールアドミッションコントロール部103がコールアドミッションコントロール機能を行なっているか否かを判定し、その旨を無線LANインターフェース部101に通知するものである。
【0030】
通信状況監視部104は、無線LANインターフェース部101と有線LANインターフェース部102との間の通信状況を監視するものである。通信状況監視部104が監視する対象は特に限定されないが、例えば伝送帯域や通話数などを監視する。
【0031】
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の無線IP電話システム10において、無線IP端末200−1による通話を実現するための動作を図面を参照しながら説明する。
【0032】
図2は、第1の実施形態の無線IP端末200−1と無線LANアクセスポイント100との接続処理を示すシーケンス図である。
【0033】
図2では、無線LANアクセスポイント100−1はコールアドミッション制御による規制がかかっているものであり、無線LANアクセスポイント100−2は規制がかかっていないものとする。
【0034】
まず、無線IP端末200−1は、無線LANアクセスポイント100−1が周期的に送出するビーコン信号を受信し、そのビーコン信号に基づいて無線LANアクセスポイント100−1の存在を認知する。
【0035】
このとき、無線IP端末200−1は、複数の無線LANアクセスポイント100からのビーコン信号も受信していてもよいが、この場合、例えばビーコン信号の受信強度の大きさの比較等により無線LANアクセスポイント100−1を最適なアクセスポイントと判断し、無線LANアクセスポイント100−1との接続処理を行なうものとする。
【0036】
無線IP端末200−1は、無線LANアクセスポイント100−1の無線LANインターフェース部101−1に対して、無線セルの有無を問い合わせるプローブ要求フレームを送信する(S101)。
【0037】
無線IP端末200−1からのプローブ要求フレームを受信すると、無線LANインターフェース部101−1は、コールアドミッションコントロール判定部105−1へ問い合わせによるコールアドミッションコントロールによる規制を行なっているか否かの確認処理を行なう(S202)。
【0038】
ここで、図3は、無線LANインターフェース部101とコールアドミッションコントロール判定部105との間の確認処理を示すシーケンス図である。
【0039】
図3において、無線LANインターフェース部101−1がプローブ要求を受信すると(S201)、無線LANインターフェース部101−1は、コールアドミッションコントロール判定部105−1に対して、コールアドミッションコントロールによる規制をしているか否かの問い合わせをする(S202)。
【0040】
コールアドミッションコントロール判定部105−1は、無線LANインターフェース部101からの問い合わせに応じて、現在コールアドミッションコントロール部103−1がコールアドミッションコントロールをしているか否かを確認し、コールアドミッションコントロールによる規制をしているか否かを無線LANインターフェース部101−1に通知する(S203)。
【0041】
なお、図4は、コールアドミッションコントロール部103−1によるコールアドミッションコントロールを開始するか否かの判定方法を示すフローチャートである。
【0042】
図4に示すように、コールアドミッションコントロール部103−1は、通信状況監視部104−1から通信状況の監視結果を受け取ると、その監視結果が予め設定された基準値より大きいか否かを判定する(S301)。例えば、通信状況監視部104−1が伝送帯域を監視すると、その伝送帯域が基準値を超えているか否かを判定する。
【0043】
そして、監視結果が基準値を超えている場合には、コールアドミッションコントロール部103−1はコールアドミッションコントロール機能を行ない(S302)、監視結果が基準値を超えていない場合には、コールアドミッションコントロール部103−1はコールアドミッションコントロール機能を行なわないものとする(S303)。
【0044】
このようにして、コールアドミッションコントロール判定部105−1は、現在接続している無線IP端末の通話品質を確保するために、コールアドミッションコントロールによる規制をするか否かを判定し、その判定結果を図3のS203で、無線LANインターフェース部101−1に通知する。
【0045】
図3のS204において、無線LANインターフェース部101−1は、コールアドミッションコントロール判定部105−1からの通知を受けると、コールアドミッションコントロールによる規制をしている場合にはプローブ応答フレームを返送しない(S205)。
【0046】
図2において、無線IP端末200−1は、無線LANアクセスポイント100−1からプローブ応答フレームが返信されないため、それ以後数回に亘って、無線LANアクセスポイント100−1に対してプローブ要求フレームを再送する(S103、S105)。
【0047】
無線IP端末200−1が数回に亘ってプローブ要求フレームを再送しても(S103、S105)、無線LANアクセスポイント100−1からのコールアドミッションコントロールによる規制をしておりプローブ応答フレームの返信がないため(S104、S106)、無線IP端末200−1は、再度、近傍に位置する最適な無線LANアクセスポイントの検索を行なう(S107)。これにより、無線IP端末200−1は、無線LANアクセスポイント100−2を検知する。
【0048】
そうすると、無線IP端末200−1は、無線LANアクセスポイント100−2の無線LANインタフェース101−2に対してプローブ要求フレームを送信する(S108)。
【0049】
無線IP端末200−1からのプローブ要求フレームを受信すると、無線LANアクセスポイント100−2において、プローブ要求フレームを受信した無線LANインターフェース101−2は、コールアドミッションコントロール判定部105−2へ問い合わせによる確認処理を行なう(S109)。
【0050】
この無線LANインターフェース部101−2による確認処理は図3で説明した処理と同様の処理であり、またコールアドミッションコントロール部103−2による判定処理も図4で説明した処理と同様の処理であるので、ここでの詳細な処理は省略する。
【0051】
無線LANインターフェース部101−2は、コールアドミッションコントロール判定部105−2からの通知により、コールアドミッションコントロールによる規制をしていないと分かると(図3のS206)、無線IP端末200−1ヘプローブ応答フレームを返送する(S110)。
【0052】
そして、プローブ応答フレームを受信した無線IP端末200−1は、IEEE802.11規格に従って、無線LANアクセスポイント100−2との間で、認証要求・応答、アソシエーション要求・アソシエーション応答の各フレームの送受信を行ない、接続を確立する(S111〜S114)。
【0053】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、無線LANアクセスポイントがコールアドミッションコントロールによる規制中である場合には、無線IP端末からの接続処理に応じないようにすることで、無線IP端末の他の規制中でない無線LANアクセスポイントとの接続する機会を与えることができるという効果が得られる。
【0054】
(B)他の実施形態
(B−1)上述した実施形態では、コールアドミッションコントロール規制中の無線LANアクセスポイントが、無線IP端末からのプローブ要求フレームに対する応答を返送しない場合を示したが、これに限定されず、例えば、認証要求フレーム、アソシエーショシ要求並びにリアソシエーション要求フレームを受信した場合も、プローブ要求フレームを受信した場合と同様に無視して応答を返さないようにしてもよい。
【0055】
(B−2)上述した実施形態では、IEEE802.11標準化に適用したアクセスポイント及び無線IP端末として説明したが、無線通信技術はIEEE802.11等で規定された規格や通信プロトコルに限定されず広く適用することができる。
【0056】
(B−3)上述した実施形態では、音声通話の品質を保持することを目的としたが、同様の構成を備えることによりビデオ映像の品質も保持することができる。
【0057】
(B−4)上述した実施形態において、コールアドミッションコントロール以外の手段を適用してもよい。つまり、通信品質確保のために、通信状況に応じて、通信帯域を制限したり、通信数を制限したりすることができる通信規制手段であれば広く適用できる。
【0058】
(B−5)上述した実施形態では、アクセスポイント間を有線回線を通じて接続可能として説明したが、アクセスポイント間でメッセージの授受ができれば、有線接続に限定されず、一部又は全部を無線ネットワークとしてもよい。
【0059】
この場合、無線端末との通信インターフェース部とアクセスポイント間の通信インターフェース部とが同じ構成であってもよい。これにより、アクセスポイントの構成規模を少なくすることができる。
【0060】
(B−6)上述した実施形態において、アクセスポイント100の機能について、説明便宜上、ハードウェア的な構成として説明したが、実際はソフトウェア的に実行することで実現されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】第1の実施形態の無線IP電話システムの構成を示す構成図である。
【図2】第1の実施形態の無線IP電話システムのシーケンスである。
【図3】第1の実施形態の無線LANアクセスポイントでのコールアドミッションコントロールによる規制の有無の確認処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態の無線LANアクセスポイントでのコールアドミッションコントロールの実行を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0062】
1…有線LAN、10…無線IP電話システム、100(100−1〜100−n)…無線LANアクセスポイント、101(101−1、101−2)…無線LANインターフェース部、102(102−1、102−2)…有線LANインターフェース部、103(103−1、103−2)…コールアドミッションコントロール部、104(104−1、104−2)…通信状況監視部、105(105−1、105−2)…コールアドミッションコントロール判定部、200−1…通信端末。
【出願人】 【識別番号】000000295
【氏名又は名称】沖電気工業株式会社
【出願日】 平成18年6月28日(2006.6.28)
【代理人】 【識別番号】100090620
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 宣幸


【公開番号】 特開2008−11064(P2008−11064A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−178258(P2006−178258)