| 【発明の名称】 |
電話装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中井 英樹
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| 【要約】 |
【課題】装置の構成を複雑にすることなく迷惑電話に対応することができる電話装置を提供する。
【構成】スピーカ5は、音声を電気信号に変換する。音声符号化部4は、スピーカ5によって変換された電気信号を符号化して音声データを生成する。主制御部7は、音声データをパケット化して送信パケットを生成する。主制御部7は、生成した複数の送信パケットのうちの一部の送信パケットを破棄し、破棄した送信パケットを除く残余の送信パケットを通信制御部2に与える。通信制御部2は、主制御部7から与えられた送信パケットを、アンテナ11を介して他の電話装置に送信する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 音声を電気信号に変換して音声データを生成する音声データ生成手段と、 音声データ生成手段によって生成される音声データをパケット化して複数の送信パケットを生成し、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを断続的に出力可能なパケット処理手段と、 通信網に接続され、通信網に接続される他の電話装置との通信を確立した後、前記パケット処理手段から出力される送信パケットを通信網に送信し、かつ音声データがパケット化された受信パケットを通信網から受信する送受信手段と、 前記送受信手段によって受信した受信パケットに含まれる音声データを音声として出力する出力手段とを含むことを特徴とする電話装置。 【請求項2】 前記パケット処理手段は、音声データを時系列順にパケット化し、時系列順に連続する複数の送信パケットを除いて出力することを特徴とする請求項1記載の電話装置。 【請求項3】 前記送受信手段は、受信パケットを前記パケット処理手段に与え、 前記パケット処理手段は、前記送受信手段から与えられる受信パケットのうち、予め定める割合の受信パケットを出力し、 出力手段は、前記パケット処理手段から出力される受信パケットに含まれる音声データを音声として出力することを特徴とする請求項1または2記載の電話装置。 【請求項4】 前記送受信手段は、パケット処理手段が時系列順に断続的に送信パケットを出力し始めてから予め定める時間の経過後、他の電話装置との通信を終了することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項5】 前記パケット処理手段は、前記予め定める割合を乱数に基づいて決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項6】 前記パケット処理手段は、前記予め定める割合を通信時間の経過にともなって減少させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項7】 入力手段をさらに含み、 前記パケット処理手段は、入力手段から入力される選択指令に基づいて、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを出力するパケット破棄モードと、生成した複数の送信パケットの全てを出力するパケット全出力モードとを選択可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項8】 前記パケット処理手段は、前記入力手段から入力される前記予め定める割合を表す情報に応じて、予め定める割合を設定することを特徴とする請求項7記載の電話装置。 【請求項9】 前記パケット処理手段は、前記入力手段から入力される前記予め定める割合を減少することを表す情報に応じて、予め定める割合を減少させることを特徴とする請求項7または8記載の電話装置。 【請求項10】 時刻を計時する計時手段を備え、 パケット処理手段は、前記計時手段が計時する時刻が、入力手段から入力される時間帯情報が表す時間帯に含まれているときに前記パケット破棄モードを選択することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項11】 電話番号情報を記憶する記憶手段をさらに含み、 記憶手段に記憶される電話番号情報のうち、予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに、パケット処理手段は、パケット破棄モードを選択することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項12】 前記パケット処理手段は、通信の開始時に、パケット破棄モードを選択することを特徴とする請求項11記載の電話装置。 【請求項13】 パケット処理手段は、通信の開始から予め定める時間経過後、パケット破棄モードを選択することを特徴とする請求項11記載の電話装置。 【請求項14】 前記記憶手段は、記憶手段に記憶される電話番号のうち所定の電話番号に対応する電話装置と通信中にパケット破棄モードが選択されると、通信の開始からパケット破棄モードが選択されるまでの通信時間を電話番号に対応して記憶し、 パケット処理手段は、前記通信時間を記憶した電話番号に対応する電話装置と通信を開始するとパケット全送信モードを選択し、通信開始時から、前記通信時間が経過するとパケット破棄モードを選択することを特徴とする請求項11記載の電話装置。 【請求項15】 前記記憶手段は、記憶手段に記憶される電話番号のうち所定の電話番号に対応する電話装置と通信中に、入力手段から入力される登録指令が入力されると、前記所定の電話番号を前記予め定める電話番号に設定することを特徴とする請求項11〜14のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項16】 前記パケット処理手段は、記憶手段に記憶されている電話番号情報に対応する電話装置を除く電話装置と通信するときに、パケット破棄モードを選択することを特徴とする請求項11〜15のいずれか1つに記載の電話装置。 【請求項17】 画像情報を生成する画像情報生成手段をさらに含み、 前記パケット処理手段は、前記音声データとともに、画像情報生成手段によって生成される画像情報をパケット化して複数の送信パケットを生成し、 前記送受信手段は、音声データとともに、画像情報がパケット化された受信パケットを受信し、 前記出力手段は、前記制御手段によって受信した受信パケットに含まれる音声データおよび画像情報を音声および画像として出力することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の電話装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、パケット化された音声データを送受信する電話装置に関する。 【背景技術】 【0002】 特定の通話相手以外の通話相手からの着信を拒否することによって、迷惑電話を防ぐ方法を用いた電話装置がある(たとえば特許文献1参照)。この方法では不特定の相手と通話することができないという問題がある。また特定の相手に通話を限定したとしても、時と場合によっては特定の相手との通話が迷惑電話となりうる。 【0003】 迷惑電話に遭遇した場合、通話相手にモデムの低周波音を聞かせることによって迷惑電話を撃退するコードレス電話装置がある(たとえば特許文献2参照)。また通話相手に着信拒否理由を音声メッセージによって通知することによって、一方的に電話を切ることを防ぐ着信拒否理由メッセージ通知方法を用いた電話装置がある(たとえば特許文献3参照)。このように通話相手に低周波音または着信拒否理由を通知することによって通話を終了すると、通話相手に不愉快な思いをさせる場合がある。 【0004】 不可抗力によって通話を終了したと通話相手に思わせることによって、通話相手に不愉快な思いをさせずに通話を終了することができる無線電話機がある(たとえば特許文献4参照)。この無線電話機は、ノイズ発生回路およびノイズ挿入回路を備え、送信信号中にノイズを挿入する。送信信号中にノイズが重畳されるので、無線電話機の電波の捕捉状態が不良であると通話相手に思わせることができる。この状態において通話を終了すると、通話相手に無線電話機が原因で通話が終了したと思わせることができ、自然に通話を終了することができる。 【0005】 【特許文献1】特開2003−8735号公報 【特許文献2】特開平4−156036号公報 【特許文献3】特開平11−317982号公報 【特許文献4】特開平11−275217号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 従来の技術では、送信信号中にノイズを重畳させるために、無線電話機の通話に本質的に必要な構成に、ノイズ発生回路およびノイズ挿入回路を追加する必要があり、装置が複雑になるという問題がある。 【0007】 したがって本発明の目的は、装置の構成を複雑にすることなく迷惑電話に対応することができる電話装置を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は、音声を電気信号に変換して音声データを生成する音声データ生成手段と、 音声データ生成手段によって生成される音声データをパケット化して複数の送信パケットを生成し、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを断続的に出力可能なパケット処理手段と、 通信網に接続され、通信網に接続される他の電話装置との通信を確立した後、前記パケット処理手段から出力される送信パケットを通信網に送信し、かつ音声データがパケット化された受信パケットを通信網から受信する送受信手段と、 前記送受信手段によって受信した受信パケットに含まれる音声データを音声として出力する出力手段とを含むことを特徴とする電話装置である。 【0009】 また本発明は、前記パケット処理手段は、音声データを時系列順にパケット化し、時系列順に連続する複数の送信パケットを除いて出力することを特徴とする。 【0010】 また本発明は、前記送受信手段は、受信パケットを前記パケット処理手段に与え、 前記パケット処理手段は、前記送受信手段から与えられる受信パケットのうち、予め定める割合の受信パケットを出力し、 出力手段は、前記パケット処理手段から出力される受信パケットに含まれる音声データを音声として出力することを特徴とする。 【0011】 また本発明は、前記送受信手段は、パケット処理手段が時系列順に断続的に送信パケットを出力し始めてから予め定める時間の経過後、他の電話装置との通信を終了することを特徴とする。 【0012】 また本発明は、前記パケット処理手段は、前記予め定める割合を乱数に基づいて決定することを特徴とする。 【0013】 また本発明は、前記パケット処理手段は、前記予め定める割合を通信時間の経過にともなって減少させることを特徴とする。 【0014】 また本発明は、入力手段をさらに含み、 前記パケット処理手段は、入力手段から入力される選択指令に基づいて、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを出力するパケット破棄モードと、生成した複数の送信パケットの全てを出力するパケット全出力モードとを選択可能であることを特徴とする。 【0015】 また本発明は、前記パケット処理手段は、前記入力手段から入力される前記予め定める割合を表す情報に応じて、予め定める割合を設定することを特徴とする。 【0016】 また本発明は、前記パケット処理手段は、前記入力手段から入力される前記予め定める割合を減少することを表す情報に応じて、予め定める割合を減少させることを特徴とする。 【0017】 また本発明は、時刻を計時する計時手段を備え、 パケット処理手段は、前記計時手段が計時する時刻が、入力手段から入力される時間帯情報が表す時間帯に含まれているときに前記パケット破棄モードを選択することを特徴とする。 【0018】 また本発明は、電話番号情報を記憶する記憶手段をさらに含み、 記憶手段に記憶される電話番号情報のうち、予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに、パケット処理手段は、パケット破棄モードを選択することを特徴とする。 【0019】 また本発明は、前記パケット処理手段は、通信の開始時に、パケット破棄モードを選択することを特徴とする。 【0020】 また本発明は、パケット処理手段は、通信の開始から予め定める時間経過後、パケット破棄モードを選択することを特徴とする。 【0021】 また本発明は、前記記憶手段は、記憶手段に記憶される電話番号のうち所定の電話番号に対応する電話装置と通信中にパケット破棄モードが選択されると、通信の開始からパケット破棄モードが選択されるまでの通信時間を電話番号に対応して記憶し、 パケット処理手段は、前記通信時間を記憶した電話番号に対応する電話装置と通信を開始するとパケット全送信モードを選択し、通信開始時から、前記通信時間が経過するとパケット破棄モードを選択することを特徴とする。 【0022】 また本発明は、前記記憶手段は、記憶手段に記憶される電話番号のうち所定の電話番号に対応する電話装置と通信中に、入力手段から入力される登録指令が入力されると、前記所定の電話番号を前記予め定める電話番号に設定することを特徴とする。 【0023】 また本発明は、前記パケット処理手段は、記憶手段に記憶されている電話番号情報に対応する電話装置を除く電話装置と通信するときに、パケット破棄モードを選択することを特徴とする。 【0024】 また本発明は、画像情報を生成する画像情報生成手段をさらに含み、 前記パケット処理手段は、前記音声データとともに、画像情報生成手段によって生成される画像情報をパケット化して複数の送信パケットを生成し、 前記送受信手段は、音声データとともに、画像情報がパケット化された受信パケットを受信し、 前記出力手段は、前記制御手段によって受信した受信パケットに含まれる音声データおよび画像情報を音声および画像として出力することを特徴とする。 【発明の効果】 【0025】 本発明によれば、音声データ生成手段によって音声が電気信号に変換される。パケット処理手段は、音声データ生成手段によって生成された音声データをパケット化する。パケット処理手段は、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを出力可能である。パケット処理手段から出力される送信パケットは、送受信手段によって通信網に送信される。制御手段は、送信パケットを送信するとともに、受信パケットを受信する。この受信パケットに含まれる音声データは、出力手段から音声として出力される。これによって他の電話装置と電話通信可能となる。 【0026】 パケット処理手段は、生成した全ての送信パケットのうちの一部を断続的に出力するので、電話装置からは、生成した全ての送信パケットのうちの一部が断続的に送信される。この電話装置から送信された送信パケットを受信した他の電話装置は、一部の送信パケットが欠落しているので音声データ生成手段によって変換される前の音声を再現することができず、音声が途切れ途切れになる。 【0027】 たとえば送信パケットを送信する電話装置が基地局から遠く離れた場所に位置するなどして、基地局まで送信パケットを伝達することができない場合、およびパケットが輻輳している場合などの通信状態が悪い状況では、音声が途切れ途切れになる。このように電話装置は、生成した全ての送信パケットのうちの一部を断続的に送信することによって、通信状態が悪い状況と同じ状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0028】 また本発明の電話装置は、電話通信をするために必要なハードウェア構成を用いて生成した送信パケットのうちの一部を断続的に送信することができ、従来の技術のようにノイズ発生回路およびノイズ挿入回路などの構成を付加する必要がなくなる。これによって、装置の構成を複雑にすることなく、通信状態が悪い状況と同じ状況を作り出すことができる。 【0029】 また本発明によれば、パケット処理手段は、時系列順に音声データをパケット化するとともに、時系列順に連続する複数の送信パケットを除いて出力する。送信パケットを受信する他の電話装置は、欠落したパケットを補完するために、時系列的に欠落したパケットの直前のパケットのデータを複製して音声として出力する場合がある。このように他の電話装置は、欠落したパケットを補完することによって、音声が途切れ途切れに聞こえないようにするが、時系列的に連続した送信パケットを受信しないと、欠落したパケットを補完しきれずに音声が途切れ途切れに出力されるようになる。これによって通信状態が非常に悪い状況と同じ状況を作り出すことができ、電話装置の利用者は、通信状態が非常に悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0030】 また本発明によれば、送受信手段は、受信パケットをパケット処理手段に与える。パケット処理手段は、与えられた受信パケットのうちの全ての受信パケットを出力することなく、予め定める割合の受信パケットを出力する。出力手段は、パケット処理手段から出力される受信パケットを音声として出力する。出力手段からは、送受信手段が受信した全ての受信パケットのうちの一部が音声として出力されるので、通信相手の途切れ途切れの音声が出力される。これによって、電話装置の利用者は、通信相手がどの程度の途切れ途切れの音声を聞いているかを確認することができる。 【0031】 生成した送信パケットの一部を断続的に送信しているといえども、通信相手がどの程度の途切れ途切れの音声を聞いているかを確認する方法がなければ、電話装置の利用者は、確信をもって通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができない。本発明では、電話装置の利用者は、通信相手の途切れ途切れの音声を聞くことによって、自身の音声がどのように通信相手に届いているかを確認することができるので、確信をもって通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0032】 また本発明によれば、パケット処理手段が時系列順に断続的に送信パケットを出力し始めてから、予め定める時間の経過後、自動的に他の電話装置との通信が終了する。すなわち通信状態が非常に悪い状況と同じ状況を作り出した後、予め定める時間が経過すると、電話装置の利用者が特別な操作をしなくても、他の電話装置との通信が終了する。これによって電話装置の利用者が他の電話装置との通信を終了するための操作が不必要となり、電話装置の利用者の利便性が向上する。 【0033】 また本発明によれば、パケット処理手段は、予め定める割合を乱数に基づいて決定するので、生成される送信パケットのうちの電話装置から送信される送信パケットの割合がランダムに変化する。これによって、他の電話装置から出力される音声の途切れる頻度がランダムに変化する。実際の通信状態は時間とともに変化するので、実際の通信においては音声の途切れる頻度も時間とともに変化する。本発明の電話装置は、実際の通信と同様に他の電話装置から出力される音声の途切れる頻度をランダムに変化させることによって、実際の通信状態に近い状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0034】 また本発明によれば、パケット処理手段は、予め定める割合を通信時間の経過にともなって減少させるので、生成される送信パケットのうちの電話装置から送信される送信パケットの割合が減少する。これによって他の電話装置から出力される音声の途切れる頻度が時間の経過とともに増加する。実際の通信においては、通信状態が悪化していくと、時間とともに音声の途切れる頻度が増加する。本発明の電話装置は、他の電話装置から出力される音声の途切れる頻度を時間の経過とともに増加することによって、通信状態が悪化している状況に近い状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪化していると相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0035】 また本発明によれば、パケット処理手段は、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを出力するパケット破棄モードと、生成した複数の送信パケットの全てを出力するパケット全出力モードとを、入力手段から入力される選択指令に基づいて選択可能である。これによって利用者の入力手段の操作に応じてパケット破棄モードとパケット全出力モードとが切換わり、利用者の利便性が向上する。 【0036】 また本発明によれば、パケット処理手段は、入力手段から入力される予め定める割合を表す情報に応じて予め定める割合を設定するので、利用者の入力手段の操作に応じて、生成される送信パケットのうちの電話装置から送信される送信パケットの割合が設定される。したがって利用者は、入力手段を操作することによって電話装置の通信状態を擬似的に自由に設定することができ、利用者の利便性が向上する。 【0037】 また本発明によれば、パケット処理手段は、入力手段から入力される予め定める割合を減少することを表す情報に応じて予め定める割合を設定するので、利用者の入力手段の操作に応じて、生成させる送信パケットのうちの電話装置から送信される送信パケットの割合が減少する。したがって利用者は、入力手段を操作することによって電話装置の通信状態を擬似的に悪化させることができ、利用者の利便性が向上する。 【0038】 また本発明によれば、パケット処理手段は、入力手段から入力される時間帯情報が表す時間帯において予め定める割合の送信パケットを出力するので、利用者の入力手段の操作に応じた時間帯において、電話装置の通信状態を擬似的に悪化させることができる。たとえば利用者が通話したくない時間帯があれば、この時間帯を入力することによってこの時間帯の通信状態を擬似的に悪化させることができ、通話したくない時間帯において通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0039】 また本発明によれば、パケット処理手段は、予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに、パケット破棄モードを選択する。したがって予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときには、必ず通信状態を擬似的に悪化させることができ、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0040】 また本発明によれば、パケット処理手段は、予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに、通信の開始時からパケット破棄モードを選択する。したがって予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときには、通信の開始時から必ず通信状態を擬似的に悪化させることができ、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0041】 また本発明によれば、パケット処理手段は、予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに、通信の途中からパケット破棄モードを選択する。したがって予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときには、通信の途中から必ず通信状態を擬似的に悪化させることができ、通信状態が悪化したと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0042】 また本発明によれば、記憶手段は、記憶手段に記憶される電話番号のうち所定の電話番号に対応する電話装置と通信中にパケット破棄モードが選択されると、通信の開始からパケット破棄モードが選択されるまでの通信時間を電話番号に対応して記憶する。パケット処理手段は、通信時間を記憶した電話番号に対応する電話装置と通信するときに、この電話装置に対応して記憶された通信時間が経過すると、パケット破棄モードを選択する。つまり通信中に前回パケット破棄モードが選択された通信時間が経過すると、パケット破棄モードが選択される。これによって利用者の特別な操作を必要とすることなく、前回の通信においてパケット破棄モードが選択された通信時間が、パケット破棄モードを開始する通信時間に自動的に反映されるので、利用者の利便性が向上する。 【0043】 また本発明によれば、記憶手段は、記憶手段に記憶される電話番号のうち所定の電話番号に対応する電話装置と通信中に、入力手段から入力される登録指令が入力されると、前記所定の電話番号を前記予め定める電話番号に設定する。これによって、登録指令が入力された通信相手と次に通信するときには、パケット破棄モードが選択され、次回からの通信において通信状態が悪化したと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0044】 また本発明によれば、記憶手段に記憶されている電話番号情報に対応する電話装置を除く電話装置と通信するときに、パケット破棄モードを選択する。これによってたとえば知らない人などによる電話装置との通信において、通信状態が悪化したと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0045】 また本発明によれば、画像情報生成手段は、画像情報を生成する。前記パケット処理手段は、前記音声データとともに、画像情報生成手段によって生成される画像情報をパケット化して複数の送信パケットを生成する。このパケット処理手段は、前述したように生成した送信パケットの一部を出力する。前記送受信手段は、音声データとともに、画像情報がパケット化された受信パケットを受信する。前記出力手段は、前記制御手段によって受信した受信パケットに含まれる音声データおよび画像情報を音声および画像として出力する。つまり電話装置は、音声とともに画像を送受信するテレビ電話装置として機能する。 【0046】 電話装置は、生成した送信パケットの一部を断続的に送信するので、この送信パケットを受信した他の電話装置では、出力される音声および画像が途切れ途切れになる。このように電話装置は、生成した全ての送信パケットのうちの一部を断続的に送信することによって、通信状態が悪い状況と同じ状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0047】 図1は、本発明の実施の一形態の携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、電話装置として携帯端末装置1について説明する。携帯端末装置1は、無線電波を介して複数の電話装置および複数の基地局などによって構築される通信網から音声データ、文字データおよび画像データなどのコンテンツデータを受信するとともに、コンテンツデータを通信網に送信する。携帯端末装置1は、音声データを送受信することによって他の電話装置と電話通信を行う。 【0048】 携帯端末装置1は、通信制御部2と、マイクロフォン3と、音声符号化部4と、スピーカ5と、音声復号化部6と、主制御部7と、表示部8と、操作ボタン部9と、メモリ10と、アンテナ11と、計時部16と、撮像部17とを含んで構成される。 【0049】 主制御部7は、メモリ10に記憶されたプログラムを読込んで実行することによって演算処理を行い、携帯端末装置1を構成する各部を制御する。主制御部7は、たとえば中央処理装置(Central Processing Unit:略称CPU)によって実現される。主制御部7は、パケット処理手段に相当する。 【0050】 マイクロフォン3は、音声をアナログ値で表される電気信号に変換して音声符号化部4に与える。音声符号化部4は、マイクロフォン3から与えられる電気信号を符号化し、デジタル値で表される音声データを生成する。具体的には音声符号化部4は、マイクロフォン3から与えられる電気信号を所定の時間間隔でサンプリングし、デジタル値で表される電気信号に変換する。本実施の形態では、音声符号化部4は、PCM(Pulse Code Modulation)方式に基づいて符号化を行い、音声データを生成する。音声符号化部4は、生成した音声データを主制御部7に与える。マイクロフォン3と音声符号化部4とは、音声データ生成部に相当する。 【0051】 音声復号化部6は、主制御部7から与えられる音声データを復号化して、アナログ値で表される電気信号に変換する。音声復号化部6は、変換した電気信号をスピーカ5に与える。スピーカ5は、音声復号化部6から与えられえる電気信号を音声として出力する。スピーカ5と音声復号化部6とは、出力手段に相当する。 【0052】 通信制御部2は、通信網を構成する電話装置との通信の確立および通信の終了などの通信の制御、およびアンテナ11を介したコンテンツデータの送受信を行う。通信制御部2は、送受信手段に相当する。表示部8は、主制御部7の制御に基づいて、携帯端末装置1の利用者への指示および画像情報などを可視表示する。表示部8は、たとえば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:略称LCD)によって実現される。アンテナ11は、電波を捕捉して電気信号に変換し、変換した電気信号を通信制御部2に与える。またアンテナ11は、通信制御部2から与えられる電気信号を電波に変換して放射する。 【0053】 操作ボタン部9は、入力手段に相当し、テンキー、通話開始ボタンおよび通話終了ボタンなどを含んで実現される。携帯端末装置1の利用者が、表示部8に表示された画像情報に基づいてテンキーなどを操作すると、この操作に対応する指令が主制御部7に与えられる。メモリ10は、主制御部7が読込むプログラム、画像データ、電話番号情報を含み、複数の通信相手を表す電話帳データおよび主制御部7の演算結果などを記憶する。 【0054】 計時部16は、時刻を計時するとともに、主制御部7の指令に基づいて経過時間を計測する。計時部16は、リアルタイムクロックおよびタイマなどによって実現される。撮像部17は、レンズおよびCCD(Charge Coupled Device)などを有し、たとえばデジタルカメラによって実現される。撮像部17は、被写体からの光をレンズによってCCDに照射し、照射された光を電気信号に変換して画像データを生成する。撮像部17は、生成した画像データを主制御部7に与える。 【0055】 図2は、主制御部7が生成した送信パケット群12aと、間引いた送信パケット群12bとの関係を説明するための図である。 【0056】 主制御部7は、音声符号化部4から与えられる音声データにヘッダを付加して、予め定める時間毎に音声データをパケット化する。本実施の形態では、主制御部7は、RTP(Real-time Transport Protocol)に基づいて音声データから音声パケットを時系列順に生成する。以後、主制御部7によって生成され、通信制御部2によって送信されるべきパケットを送信パケットといい、通信制御部2によって受信されるパケットを受信パケットという。送信パケットのヘッダには、通信相手の端末のIPアドレスなどが含まれる。図2では、音声データに基づいて生成した5個の送信パケットから成る送信パケット群12aを示している。図2では、5個の送信パケットに対して生成した時系列順に1〜5の番号を付している。 【0057】 主制御部7は、生成した送信パケットを通信制御部2に与える。主制御部7は、後述する所定の条件に合致するときに、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを出力し、通信制御部2に与える。予め定める割合は、出力する送信パケットの数を生成した全ての送信パケットの数で除した値である。主制御部7は、生成した送信パケットのうちの数値1から前記予め定める割合を減算した割合の送信パケットを破棄することによって送信パケットを間引き、間引いた送信パケットを除く残余の送信パケットを通信制御部2に与える。以後数値1から前記予め定める割合を減算した割合に100を乗算した値を間引き率という。図2では、生成した送信パケットを時系列順にひとつ置きに破棄して間引いた送信パケット群12bを示している。この場合前記予め定める割合は、2分の1であって、間引き率は50%である。 【0058】 通信制御部2は、主制御部7から与えられる送信パケットをアンテナ11を介して電波として送信するので、間引かれた後の送信パケットが通信相手に送信される。間引かれた後の送信パケットを通信相手の端末が受信し、復号化すると、音声データに欠損があるので途切れ途切れの音声となる。これを通信相手が聞くと、通信相手の端末の通信状態が不良であると感じる。 【0059】 図3は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。呼出元端末から着信があり、コネクション確立処理を行ってスピーカ5から着信中であることを表す呼出音を鳴動させると、ステップa0からステップa1に移行する。 【0060】 ステップa1では、主制御部7は操作ボタン部9の通話開始ボタンが押下げられたか否かを判断し、押下げられたと判断するとステップa2に移行する。ステップa1において主制御部7は、操作ボタン部9の通話開始ボタンが押下げられていないと判断すると、通話開始ボタンが押下げられるまで押下げられたか否かの判断を繰返す。 【0061】 ステップa2では、主制御部7はメモリ10に記憶される通話時間および間引き処理などに関係する情報を初期化する。具体的には、通話時間をゼロ秒に設定する。また本実施の形態では破棄する送信パケットの間引き率を50%に設定する。初期化が終了するとステップa3に移行する。ステップa3では、主制御部7は、通信処理を行い、通話ループを開始し、ステップa4に移行する。 【0062】 ステップa4では、主制御部7は、マイクロフォン3に入力された音声に基づいて送信パケットを生成する。まずマイクロフォン3は、入力される音声をアナログ値で表される電気信号に変換して音声符号化部4に与える。次に音声符号化部4は、マイクロフォン3から与えられるアナログ値で表される電気信号を符号化し、デジタル値で表される音声データを生成する。次に主制御部7は、音声データにヘッダを付加して、送信パケットを生成する。次にステップa5に移行する。 【0063】 ステップa5では、主制御部7は後述する間引き判定処理を行う。主制御部7が間引き判定処理を行うと、メモリ10に記憶される間引きフラグがON(オン)かOFF(オフ)かのいずれかに設定される。間引きフラグがONの場合には、送信パケットを間引くことを表し、間引きフラグがOFFの場合には、送信パケットを間引かないことを表す。本実施の形態では、間引き率が50%であって、時系列順に偶数番目に生成された送信パケットを破棄するので、ステップa4において生成した送信パケットが、偶数番目の送信パケットであれば間引きフラグはONになり、奇数番目の送信パケットであれば間引きフラグはOFFになる。次にステップa6に移行する。 【0064】 ステップa6では、主制御部7は、間引きフラグに基づいて送信パケットを破棄するタイミングか否かを判断する。具体的には、主制御部7は、間引きフラグがOFFであれば送信パケットを破棄すべきタイミングでないと判断してステップa7に移行する。また主制御部7は、間引きフラグがONであれば送信パケットを破棄すべきタイミングであると判断してステップa8に移行する。ステップa7では、間引くタイミングではないので、主制御部7は、ステップa4において生成した送信パケットを通信制御部2に与えることによって送信パケットをアンテナ11から送信させ、ステップa9に移行する。ステップa8では、間引くタイミングなので、主制御部7は、ステップa4において生成した送信パケットを通信制御部2に与えずに破棄し、ステップa9に移行する。 【0065】 ステップa9では、スピーカ5は、受信した受信パケットに基づいて音声を出力する。まず主制御部7は、受信した受信パケットからヘッダなどを取除いて音声データを生成し、生成した音声データを音声復号化部6に与える。次に音声復号化部6は、音声データを復号化し、アナログ値で表される電気信号に変換してスピーカ5に与える。次にスピーカ5は、与えられた電気信号を音声として出力する。次にステップa10に移行する。主制御部7は、通話終了ボタンが押下げられるまでステップa3〜ステップa10までの通話ループを繰り返す。主制御部7は、通話ループ中に通話終了ボタンが押下げられると通話ループを抜け出し、通話を終了する処理を行ってステップa11に移行し、通信処理を終了する。 【0066】 図4は、図3に示すステップa5の間引き判定処理を表すフローチャートである。間引き判定処理を開始すると、ステップb0からステップb1に移行する。ステップb1では、主制御部7は、生成した送信パケットが、通話を開始してから偶数番目に生成した送信パケットか否かを判断する。主制御部7は、偶数番目に生成した送信パケットであると判断するとステップb2に移行し、偶数番目でない、すなわち奇数番目に生成した送信パケットであると判断すると、ステップb3に移行する。本実施の形態では図2に示すように偶数番目に生成した送信パケットを破棄するので、ステップb2では、主制御部7は、間引きフラグをONに設定し、ステップb4に移行する。また本実施の形態では奇数番目に生成した送信パケットは破棄せずに送信するので、ステップb3では、間引きフラグをOFFに設定しステップb4に移行する。ステップb4では、メインルーチンに戻る。 【0067】 以上説明した携帯端末装置1によれば、携帯端末装置1は、生成した全ての送信パケットのうちの一部を断続的に送信する。この携帯端末装置1から送信された送信パケットを受信した他の電話装置は、一部の送信パケットが欠落しているのでマイクロフォン3および音声符号化部4によって変換される前の音声を再現することができず、音声が途切れ途切れになる。 【0068】 たとえば携帯端末装置1が基地局から遠く離れた場所に位置するなどして、基地局まで送信パケットを伝達することができない場合、およびパケットが輻輳している場合などの通信状態が悪い状況では、音声が途切れ途切れになる。このように携帯端末装置1は、生成した全ての送信パケットのうちの一部を断続的に送信することによって、通信状態が悪い状況と同じ状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0069】 通信相手の電話装置から途切れ途切れの音声を出力させた状態で通信を終了すると、通信相手は、意図的に通信が終了されたと思わずに、通信状態が悪化したことに起因して通信が終了したと思う可能性が高くなる。通信中に通信を終了したいと思ったときに、一方的に通信を終了すると通話相手の感情を害する可能性があるので、通信を終了し難いが、意図的に通信を終了させたと通信相手に思わせずに通信を終了することができるので、利用者は、安心して通信を終了することができる。特に迷惑電話の場合には、通信相手の感情を害してしまうと執拗に迷惑電話をかけてくる場合がありうるが、通信状態が悪化して通信が終了したと思わせることができれば、通信不能な状態であると思い、迷惑電話をかけ直さない可能性が高くなる。 【0070】 また本発明の携帯端末装置1は、ソフトウェアを変更するだけで、電話通信をするために必要なハードウェア構成を用いて生成した送信パケットのうちの一部を断続的に送信することができ、従来の技術のようにノイズ発生回路およびノイズ挿入回路などの構成を付加する必要がなくなる。これによって、装置の構成を複雑にすることなく、通信状態が悪い状況と同じ状況を作り出すことができる。 【0071】 本実施の形態の携帯端末装置1では、間引き率を50%として偶数番目の送信パケットを破棄するとしたけれども、間引き率は50%に限られない。 【0072】 図5は、間引き率を75%としたときの、主制御部7が生成した送信パケット群12aと、間引いた送信パケット群12bと、さらに間引いた送信パケット群12cとの関係を説明するための図である。ステップb1において主制御部7は、間引き率に応じてステップb2およびステップb3のいずれに移行するかを判断する。間引き率が75%の場合、主制御部7は、4×n−2番目、4×n−1番目および4×n番目に生成した送信パケットを破棄する。ここで記号「n」は、自然数を表す。具体的には、図4に示すステップb1において、主制御部7は、生成した送信パケットが、通話を開始してから4×n−2番目、4×n−1番目または4×n番目に生成した送信パケットか否かを判断する。主制御部7は、4×n−2番目、4×n−1番目または4×n番目に生成した送信パケットであると判断するとステップb2に移行し、4×n−2番目、4×n−1番目または4×n番目でない、すなわち4×n−3番目に生成した送信パケットであると判断すると、ステップb3に移行する。このように間引き率を変えることによって、図5に示すように間引き率50%よりもさらに送信パケットを間引くことができる。間引き率を上げた場合には、通信相手の端末から出力される音声がより途切れ途切れになるので、通信相手に利用者の携帯端末装置1の通信状態がより悪い状況であると感じさせることができる。 【0073】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、予め定める割合を乱数に基づいてランダムに変更する。すなわち間引き率を乱数に基づいてランダムに変更する。本実施の形態の携帯端末装置1は、前述の携帯端末装置1と間引き判定処理のみが異なるので、重複する処理の説明を省略して間引き判定処理についてのみ説明する。 【0074】 図6は、間引き判定処理を表すフローチャートである。間引き判定処理を開始すると、ステップc0からステップc1に移行する。ステップc1では、主制御部7は、間引き率Pの変更のタイミングか否かを判断する。具体的には主制御部7は、前回間引き率Pを変更した時刻から予め定める時間が経過している場合には間引き率Pの変更のタイミングと判断してステップc2に移行する。予め定める時間は、計時部16によって計測される。前記予め定める時間は、携帯端末装置1を使用する状況において通信制御部2が電波を送受信することができる状況が変化する時間程度に設定され、たとえば3秒〜5秒に選ばれる。 【0075】 ステップc2では、主制御部7は、0以上かつ100以下の乱数を生成し、生成した乱数を間引き率Pに設定し、ステップc3に移行する。ステップc1において、主制御部7が、前回間引き率Pを変更した時刻から予め定める時間が経過していない場合には、間引き率Pの変更のタイミングではないと判断して、ステップc3に移行する。ステップc3では、主制御部7は、1以上かつ100以下の乱数Rを生成し、ステップc4に移行する。 【0076】 ステップc4では、主制御部7は、ステップc2において設定した間引き率Pが、ステップc3において生成した乱数R以上か否かを判断する。間引き率Pが乱数R以上の場合には、ステップc5に移行し、間引き率Pが乱数R未満であればステップc6に移行する。ステップc5では、主制御部7は、間引きフラグをONに設定し、ステップc7に移行する。またステップc6では、間引きフラグをOFFに設定しステップc7に移行する。ステップc7では、メインルーチンに戻る。 【0077】 以上説明したように間引き率Pが時間とともに変化するので、通信相手の電話装置から出力される音声の途切れる頻度がランダムに変化する。実際の通信状態は時間とともに変化するので、実際の通信においては音声の途切れる頻度も時間とともに変化する。携帯端末装置1は、実際の通信と同様に他の電話装置から出力される音声の途切れる頻度をランダムに変化させることによって、実際の通信状態に近い状況を作り出すことができる。特に前述した予め定める時間が携帯端末装置1を使用する状況において通信制御部2が電波を送受信することができる状況が変化する時間程度に設定されるので、実際の通信状態の悪化の時間変化に近い状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0078】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、時間が経過するに連れて予め定める割合を減少する。すなわち時間が経過するに連れて間引き率を増加する。本実施の形態の携帯端末装置1は、前述の携帯端末装置1と間引き判定処理のみが異なるので、重複する処理の説明を省略して間引き判定処理についてのみ説明する。 【0079】 図7は、間引き判定処理を表すフローチャートである。間引き判定処理を開始すると、ステップd0からステップd1に移行する。ステップd1では、主制御部7は、間引き率Pの変更のタイミングか否かを判断する。具体的には主制御部7は、前回間引き率Pを変更した時刻から予め定める時間が経過している場合には間引き率Pの変更のタイミングと判断してステップd2に移行する。前記予め定める時間は、前述したように携帯端末装置1を使用する状況において通信制御部2が電波を送受信することができる状況が変化する時間程度に設定され、3秒〜5秒に選ばれる。 【0080】 ステップd2では、主制御部7は、間引き率Pに、予め定める値を加算した値を間引き率Pとして設定し、ステップd3に移行する。ステップd1において、主制御部7が、前回間引き率Pを変更した時刻から予め定める時間が経過していない場合には、間引き率Pの変更のタイミングではないと判断して、ステップd3に移行する。ステップd3では、主制御部7は、1以上かつ100以下の乱数Rを生成し、ステップd4に移行する。 【0081】 ステップd4では、主制御部7は、ステップd2において設定した間引き率Pが、ステップd3において生成した乱数R以上か否かを判断する。間引き率Pが乱数R以上の場合には、ステップd5に移行し、間引き率Pが乱数R未満であればステップd6に移行する。ステップd5では、主制御部7は、間引きフラグをONに設定し、ステップd7に移行する。またステップd6では、間引きフラグをOFFに設定しステップd7に移行する。ステップd7では、メインルーチンに戻る。 【0082】 以上説明したように間引き率Pが時間の経過とともに増加するので、通信相手の電話装置から出力される音声の途切れる頻度が時間の経過とともに増加する。実際の通信においては、通信状態が悪化していくと、時間とともに音声の途切れる頻度が増加する。携帯端末装置1は、他の電話装置から出力される音声の途切れる頻度を時間の経過とともに増加することによって、通信状態が悪化している状況に近い状況を作り出すことができる。特に前述した予め定める時間が携帯端末装置1を使用する状況において通信制御部2が電波を送受信することができる状況が変化する時間程度に設定されるので、実際の通信状態の悪化の時間変化に近い状況を作り出すことができる。これによって電話装置の利用者は、通信状態が悪化していると相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0083】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、操作ボタン部9から入力される選択指令に基づいて、送信パケットの破棄を許可するか否かを判断する。携帯端末装置1は、利用者によって操作ボタン部9の特定のボタンが押下げられると、間引き動作状態を許可状態に設定し、前記特定のボタンと異なるボタンが押下げられると、間引き動作状態を禁止状態に設定する。たとえばテンキーの数字「1」のボタンが押下げられて選択指令が入力されると、間引き動作状態を許可状態に設定し、テンキーの数字「2」のボタンが押下げられて選択指令が入力されると、間引き動作状態を禁止状態に設定する。間引き動作状態を許可状態に設定すると、主制御部7が生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを通信制御部2に出力するパケット破棄モードになる。また間引き動作状態を禁止状態に設定すると、主制御部7が生成した複数の送信パケットの全てを通信制御部2に出力するパケット全出力モードになる。 【0084】 図8は、主制御部7が間引き動作状態を設定する処理を表すフローチャートである。通話ループ中にテンキーの数字「1」または「2」のボタンが押下げられて選択指令が入力されると、割込み処理が発生し、ステップe0からステップe1に移行する。ステップe1では、主制御部7は、動作許可状態を表す情報が入力されたか否かを判断し、動作許可状態を表す情報が入力されたと判断すると、ステップe2に移行し、動作許可状態ではなく、禁止状態が入力されたと判断すると、ステップe3に移行する。具体的には、テンキーの数字「1」が押下げられたと判断すると、ステップe2に移行し、テンキーの数字「2」が押下げられたと判断するとステップe3に移行する。 【0085】 ステップe2では、主制御部7は、間引き動作状態を許可状態に設定し、ステップe4に移行する。ステップe3では、主制御部7は、間引き動作状態を禁止状態に設定し、ステップe4に移行する。ステップe4では、割込み処理を終了する。 【0086】 以上説明したように図8のフローが表す処理を主制御部7が実行することによって、利用者の操作ボタン部9の操作に基づいて間引き動作状態が許可状態か禁止状態かに設定される。 【0087】 図9は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。呼出元端末から着信があり、コネクション確立処理を行ってスピーカ5から着信中であることを表す呼出音を鳴動させると、ステップf0からステップf1に移行する。 【0088】 ステップf1では、主制御部7は操作ボタン部9の通話開始ボタンが押下げられたか否かを判断し、押下げられたと判断するとステップf2に移行する。ステップf1において主制御部7は、操作ボタン部9の通話開始ボタンが押下げられていないと判断すると、通話開始ボタンが押下げられるまで押下げられたか否かの判断を繰返す。 【0089】 ステップf2では、主制御部7はメモリ10に記憶される通話時間および間引き処理などに関係する情報を初期化する。具体的には、通話時間をゼロ秒に設定する。また本実施の形態では間引き率を50%に設定する。また間引き動作を、メモリ10に記憶された初期設定に基づいて許可状態か禁止状態のいずれか一方に設定する。初期化が終了するとステップf3に移行する。ステップf3では、主制御部7は、通信処理を行い、通話ループを開始し、ステップf4に移行する。 【0090】 ステップf4では、主制御部7は、マイクロフォン3に入力された音声に基づいて送信パケットを生成する。まずマイクロフォン3は、入力される音声をアナログ値で表される電気信号に変換して音声符号化部4に与える。次に音声符号化部4は、マイクロフォン3から与えられるアナログ値で表される電気信号を符号化し、デジタル値で表される音声データを生成する。次に主制御部7は、音声データにヘッダを付加して送信パケットを生成する。次にステップf5に移行する。 【0091】 ステップf5では、主制御部7は間引き動作が許可状態か否かを判断する。通話ループが開始してから、一度も操作ボタン部9の数字「1」または「2」のボタンが押下げられていなければ、間引き動作は、初期設定のままである。通話ループが開始してから、図8のフローが示す処理が行われると、間引き動作は、利用者の操作に基づいて設定される。主制御部7は、間引き動作が許可状態と判断するとステップf6に移行する。ステップf6では、主制御部7は、図4のフローに示す間引きの判定処理を行い、ステップf7に移行する。ステップf7では、主制御部7は、間引きフラグに基づいて送信パケットを破棄するタイミングか否かを判断する。具体的には、主制御部7は、間引きフラグがOFFであれば送信パケットを破棄すべきタイミングでないと判断してステップf8に移行する。また主制御部7は、間引きフラグがONであれば送信パケットを破棄すべきタイミングであると判断してステップf9に移行する。またステップf5において主制御部7が間引き動作が禁止状態であると判断するとステップf8に移行する。 【0092】 ステップf8では、主制御部7は、ステップf4において生成した送信パケットを通信制御部2に与えることによって送信パケットをアンテナ11から送信させ、ステップf10に移行する。ステップf9では、主制御部7は、ステップf4において生成した送信パケットを通信制御部2に与えずに破棄し、ステップf10に移行する。 【0093】 ステップf10では、スピーカ5は、受信した受信パケットに基づいて音声を出力する。まず主制御部7は、受信した受信パケットからヘッダなどを取除いて音声データを生成し、生成した音声データを音声復号化部6に与える。次に音声復号化部6は、音声データを復号化し、アナログ値で表される電気信号に変換してスピーカ5に与える。次にスピーカ5は、与えられた電気信号を音声にして出力する。次にステップf11に移行する。主制御部7は、通話終了ボタンが押下げられるまでステップf3〜ステップf11までの通話ループを繰り返す。主制御部7は、通話ループ中に通話終了ボタンが押下げられると通話ループを抜け出し、通話を終了する処理を行ってステップf12に移行し、通信処理を終了する。 【0094】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、生成した複数の送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを出力するパケット破棄モードと、生成した複数の送信パケットの全てを出力するパケット全出力モードとが、操作ボタン部9から入力される選択指令に基づいて選択される。これによって利用者の操作ボタン部9の操作に応じて生成した送信パケットの一部を断続的に送信するか、全ての送信パケットを送信するかが選択され、利用者の利便性が向上する。 【0095】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、前述の図8および図9のフローの処理を行う携帯端末装置1のステップf6の間引きの判定処理が異なり、かつ利用者の操作ボタン部9の操作に応じて間引き率Pを増加させる。本実施の形態の携帯端末装置1の通信処理は、前述の図9のフローの処理と同様であるので、重複する処理の説明を省略する。 【0096】 図10は、間引き率Pを増加させる処理を表すフローチャートである。携帯端末装置1は、利用者によって操作ボタン部9の特定のボタンが押下げられると、間引き率Pを増加させる。本実施の形態では、テンキーの数字「3」のボタンが押下げられると、間引き率Pが増加する。テンキーの数字「3」のボタンが押下げられると、割込み処理が発生し、ステップg0からステップg1に移行する。ステップg1では、主制御部7は、間引き率Pに予め定める値を加算した値を新たに間引き率Pとして設定し、間引き率Pを増加させる。次にステップg2に移行し、割込み処理を終了する。 【0097】 主制御部7は、テンキーの数字「3」が押下げられる毎に図10のフローが示す処理を行うので、テンキーの数字「3」が押下げられる毎に間引き率Pが増加する。 【0098】 図11は、図9のステップf6の間引きの判定処理を表すフローチャートである。間引き判定処理を開始するとステップh0からステップh1に移行する。ステップh1では、主制御部7は、1以上かつ100以下の乱数Rを生成し、ステップh2に移行する。 【0099】 ステップh2では、主制御部7は、間引き率Pが、ステップh2において生成した乱数R以上か否かを判断する。間引き率Pが乱数R以上の場合には、ステップh3に移行し、間引き率Pが乱数R未満であればステップh4に移行する。ステップh3では、主制御部7は、間引きフラグをONに設定し、ステップh5に移行する。またステップh4では、間引きフラグをOFFに設定しステップh5に移行する。ステップh5では、メインルーチンに戻る。 【0100】 図11のフローに示す処理を行うことによって、間引きフラグがONかOFFかのいずれかに設定され、送信パケットを破棄するか否かを間引き率Pに応じて設定することができる。 【0101】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、利用者の操作ボタン部9の操作に応じて、生成させる送信パケットのうちの電話装置から送信される送信パケットの割合が減少する。したがって利用者は、操作ボタン部9を操作することによって電話装置の通信状態を擬似的に悪化させることができ、通信相手に通信状態が悪化していると思わせることができる。このときに利用者が通信を終了すれば、通信状態が悪化したことに起因して通信が終了したと通信相手に思わせることができる。 【0102】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、前述の図8〜図10のフローの処理を行う携帯端末装置1に加えて、利用者の操作ボタン部9の操作に応じて間引き率Pを設定する。本実施の形態の携帯端末装置1の通信処理は、前述の図9のフローの処理と同様であり、携帯端末装置1の間引きの判定処理は、前述の図11のフローの処理と同様であるので、重複する処理の説明を省略する。 【0103】 図12は、間引き率Pを変更する処理を表すフローチャートである。携帯端末装置1は、利用者によって操作ボタン部9の特定のボタンが押下げられると、間引き率Pを変更させる。たとえば表示部8に表示される画像情報に基づいて利用者が操作ボタン部9を操作し、間引き率Pが入力されると、割込み処理が発生し、ステップj0からステップj1に移行する。ステップj1では、主制御部7は、間引き率Pを操作ボタン部9の操作に応じた値に設定する。次にステップj2に移行し、割込み処理を終了する。 【0104】 主制御部7は、図12のフローに示す処理を行うことによって設定される間引き率Pに基づいて、図11に示す間引きの処理判定を行う。これによって携帯端末装置1からは、利用者の操作ボタン部9の操作に応じた間引き率Pで送信パケットを間引いた後の送信パケット群が送信される。 【0105】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、利用者の操作ボタン部9の操作に応じて、生成される送信パケットのうちの携帯端末装置1から送信される送信パケットの割合が設定される。したがって利用者は、操作ボタン部9を操作することによって携帯端末装置1の通信状態を擬似的に自由に設定することができ、利用者の利便性が向上する。 【0106】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、主制御部7が時系列順に連続する複数の送信パケットを除いて通信制御部2に送信パケットを出力する。つまり主制御部7は、時系列順に連続する複数の送信パケットを破棄する。本実施の形態の携帯端末装置1は、前述の各実施の形態の携帯端末装置1の間引きの判定処理が異なり、通信処理は同じなので、重複する処理の説明を省略して間引きの判定処理についてのみ説明する。 【0107】 図13は、間引きの判定処理を表すフローチャートである。間引きの判定処理を開始すると、ステップk0からステップk1に移行する。ステップk1では、主制御部7は、送信パケットを間引くタイミングか否かを判断する。具体的には、主制御部7は、図6に示すステップc3とステップc4とを実行し、乱数Rが間引き率P以下であれば、間引きのタイミングと判断してステップk2に移行する。ステップk2では、主制御部7は連続間引きカウンタを初期化する。この連続間引きカウンタの初期値は、少なくとも連続して破棄すべき送信パケットの数を表す。次にステップk3に移行する。ステップk1において、乱数Rが間引き率Pよりも大きければ、間引きのタイミングでないと判断してステップk3に移行する。 【0108】 ステップk3では、主制御部7は、連続間引きカウンタが0よりも大きいか否かを判断する。連続間引きカウンタが0よりも大きければ、送信パケットを破棄すべきと判断してステップk4に移行する。ステップk4では、主制御部7は、間引きフラグをONに設定してステップk5に移行する。ステップk5では、主制御部7は、連続間引きカウンタから1を減算した値を連続間引きカウンタとして設定し、ステップk7に移行する。 【0109】 ステップk3において主制御部7が連続間引きカウンタが0よりも大きくない、具体的には連続間引きカウンタが0と判断した場合には、送信パケットを破棄せずに送信すべきと判断してステップk6に移行する。ステップk6では、主制御部7は、間引きフラグをOFFに設定してステップk7に移行する。ステップk7では、メインルーチンに戻る。 【0110】 ステップk2において、一度連続間引きカウンタが初期化されると、ステップk5において連続間引きカウンタが減算されて0にいたるまでは、間引きフラグが連続してONになる。これによって、送信パケットが破棄され始めると、少なくとも連続間引きカウンタの初期値の数だけ時系列順に連続する送信パケットが破棄される。 【0111】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、時系列順に連続する送信パケットが間引かれた後の送信パケットが通信相手の電話装置に送信される。送信パケットを受信する通信相手の電話装置は、欠落したパケットを補完するために、時系列的に欠落したパケットの直前のパケットのデータを複製して音声として出力する場合がある。このように通信相手の電話装置は、欠落したパケットを補完することによって、音声が途切れ途切れに聞こえないようにするが、時系列的に連続した送信パケットを受信しないと、欠落したパケットを補完しきれずに音声が途切れ途切れに出力されるようになる。本実施の形態の携帯端末装置1は、時系列順に連続する送信パケットが間引かれた後の送信パケットを送信するので、通信相手の電話装置からは途切れ途切れの音声が出力されるようになる。これによって通信状態が非常に悪い状況と同じ状況を作り出すことができ、電話装置の利用者は、通信状態が非常に悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0112】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、生成した送信パケットのうちの予め定める割合の送信パケットを送信するとともに、受信した受信パケットのうちの予め定める割合の受信パケットに基づいて音声を出力する。本実施の形態の携帯端末装置1の通話処理は、前述の図3のフローに示す処理のステップa8の処理を終えた後に移行する移行先のステップが異なり、他の処理は同じである。 【0113】 図14は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。ステップm0〜ステップm7の処理は、ステップa0〜ステップa7の処理とそれぞれ同じであり、ステップm9〜ステップm11の処理は、ステップa9〜ステップa11の処理とそれぞれ同じであるので、重複する処理については説明を省略する。 【0114】 ステップm8では、間引くタイミングなので、主制御部7は、ステップm4において生成した送信パケットを通信制御部2に与えずに破棄し、ステップm10に移行する。このようにステップm8の処理を終えると、ステップm9に移行せずにステップm10に移行するので、送信パケットを間引くタイミングのときには、受信パケットを複合化してスピーカ5から出力するステップm9の処理を行わない。 【0115】 以上説明した本発明の携帯端末装置1によれば、送信パケットを間引いているときには、同じ間引き率で受信パケットを間引き、間引いた後の受信パケットに基づいて音声が出力される。生成した送信パケットの一部を断続的に送信しているといえども、通信相手がどの程度の途切れ途切れの音声を聞いているかを確認する方法がなければ、携帯端末装置1の利用者は、確信をもって通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができない。本発明では、利用者は、通信相手の途切れ途切れの音声を聞くことによって、自身の音声がどのように通信相手に届いているかを確認することができるので、確信をもって通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0116】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、送信パケットの破棄を開始してから予め定める時間が経過すると、自動的に通信を終了する。本実施の形態の携帯端末装置1の通信処理は、前述の図3のフローに示す処理に、予め定める時間が経過したか否かを判断する処理が加わるとともに、前述の各実施の形態の携帯端末装置1とは間引きの判定処理が異なる。 【0117】 図15は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。図16は、間引きの判定処理を表すフローチャートである。 【0118】 図16に示す間引き判定処理のステップp1〜ステップp3の処理は、それぞれ図4に示すステップb1〜ステップb3の処理と同じなので、重複する処理の説明を省略する。ステップp2において主制御部7が間引きフラグをONに設定してステップp4に移行すると、主制御部7は、通話開始後、最初の間引きか否かを判断する。具体的には主制御部7は、通話を開始してから初めて間引きフラグをONに設定したと判断すると、ステップp5に移行し、既に間引き判定フラグをONに設定したことがあればステップp6に移行する。ステップp5では、主制御部7は計時部16の通話終了タイマをスタートする。通話終了タイマの初期値は、予め利用者が操作ボタン部9を操作することによって設定され、メモリ10に記憶されている。次にステップp6に移行して、メインルーチンに戻る。図16に示す処理を行うことによって、間引きを開始すると通話終了タイマがスタートし、送信パケットを破棄し始めてからの時間を計測する。 【0119】 図15に示す通信処理には、図3に示す処理のステップa9とステップa10との間に通話終了タイマがタイムアウトか否かを判断する処理が加わる。ステップn0〜ステップn9の処理は、ステップa0〜ステップa9の処理とそれぞれ同じであり、ステップn11およびステップn12の処理は、ステップa10およびステップa11の処理とそれぞれ同じなので、重複する処理の説明を省略する。 【0120】 ステップn9において復号化した受信パケットを音声としてスピーカ5から出力すると、ステップn10に移行する。ステップn10では、主制御部7は、通話終了タイマがタイムアウトになったか否かを判断し、通話終了タイマをスタートしてから予め定める時間が経過したと判断すると、通話を終了する処理を行ってステップn12に移行し、通信処理を終了する。ステップn10において、通話終了タイマがタイムアウトになっていなければステップn11に移行して通話ループを続行する。 【0121】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、主制御部7が時系列順に断続的に送信パケットを出力し始めてから、予め定める時間の経過後、自動的に他の電話装置との通信が終了する。すなわち通信状態が非常に悪い状況と同じ状況を作り出した後、予め定める時間が経過すると、電話装置の利用者が特別な操作をしなくても、他の電話装置との通信が終了する。これによって携帯端末装置1の利用者が他の電話装置との通信を終了するための操作が不必要となり、携帯端末装置1の利用者の利便性が向上する。 【0122】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、送信パケットを破棄する間引き対象として電話帳データに登録されているか否かに基づいて、送信パケットを破棄するか否かを判断する。 【0123】 図17は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。図18は、主制御部7が間引き対象となる通信相手を電話帳に登録する処理を表すフローチャートである。携帯端末装置1の利用者が操作ボタン部9を操作し、特定の通信相手の端末を間引き対象として登録することを表す情報が入力されると、ステップr0からステップr1に移行する。ステップr1では、主制御部7は、メモリ10に記憶された電話帳データを更新し、入力された特定の通信相手の端末を間引き対象として登録する。次にステップr2に移行し、間引き対象を電話帳に登録する処理を終了する。 【0124】 図17に示す通信処理のステップq0〜ステップq4までの処理は、図3のステップa0〜ステップa4までの処理とそれぞれ同じなので、重複する処理の説明を省略する。ステップq4において送信パケットを生成すると、ステップq5に移行する。ステップq5では、主制御部7は、通信相手の端末が、電話帳データにおいて間引き対象に登録されているか否かを判断する。間引き対象に登録されていればステップq6に移行する。ステップq6では、主制御部7は、前述した間引きの判定処理を行い、ステップq7に移行する。ステップq7では、主制御部7は、送信パケットを間引くタイミングか否かを判断し、間引きフラグがOFFであればステップq8に移行し、間引きフラグがONであればステップq9に移行する。ステップq8〜ステップq12までの処理は、図3のステップa7〜ステップa11までの処理とそれぞれ同じなので、重複する処理の説明を省略する。 【0125】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、電話帳データに間引き対象として登録された予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに、通信の開始からパケット破棄モードを選択して、間引き率Pで送信パケットを破棄する。また間引き対象として登録していない電話番号情報に対応する電話装置と通信するときには、パケット全出力モードを選択して生成した全ての送信パケットを送信する。したがって予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときにのみ、通信の開始時から必ず通信状態を擬似的に悪化させることができ、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0126】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、送信パケットを破棄する間引き対象として電話帳データに登録されている通信相手に対して、通信の開始から予め定める時間が経過するとパケット破棄モードを選択する。 【0127】 図19は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。本実施の形態の携帯端末装置1の通信処理は、図17に示す通信処理のステップq5の処理とステップq6の処理との間に、予め定める時間が経過したか否かを判断するステップs6の処理を追加したものである。ステップs0〜ステップs5までの処理は、ステップq0〜ステップq5までの処理とそれぞれ同じであり、ステップs7〜ステップs13までの処理は、ステップq6〜ステップq12までの処理と同じなので、重複する処理については説明を省略する。 【0128】 ステップs5において、主制御部7が通信相手の端末が電話帳データにおいて間引き対象に登録されていると判断すると、ステップs6に移行する。ステップs6では、主制御部7は、通信を開始してから予め定める時間が経過したかを判断し、予め定める時間が経過しているとステップs7に移行し、予め定める時間が経過していないと、ステップs9に移行する。ステップs5において主制御部7が通信相手の端末が電話帳データにおいて間引き対象に登録されていないと判断すると、ステップs9に移行する。 【0129】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、電話帳データに間引き対象として登録された予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときに通信の途中からパケット破棄モードが選択される。したがって予め定める電話番号情報に対応する電話装置と通信するときには、通信の途中から必ず通信状態を擬似的に悪化させることができ、通信状態が悪化したと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0130】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、他の端末と通話中に間引き対象を登録するための登録指令が入力されると、通話中の他の端末を間引き対象として登録する。たとえば通話中にテンキーの数字「4」のボタンが押下げられて登録指令が入力されると、通話中の他の端末を間引き対象として登録する。本実施の形態の携帯端末装置1の通信処理は、前述の図17のフローに示す処理と同じなので、重複する処理の説明を省略する。 【0131】 図20は、電話帳の登録内容を間引き対象に変更する処理を表すフローチャートである。通話ループ中にテンキーの数字「4」のボタンが押下げられると、割込み処理が発生し、ステップt0からステップt1に移行する。ステップt1では、主制御部7は、通信相手の電話帳データに登録された間引き対象か否かの内容を、間引き対象に変更してステップt2に移行し、割込み処理を終了する。 【0132】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、通信中に利用者が操作ボタン部9を操作すると、通信相手が間引き対象として電話帳データに登録される。これによって間引き対象として登録された通信相手と次に通信するときには、パケット破棄モードが選択され、次回からの通信において通信状態が悪化したと相手に思わせながら通話を終了することができる。このように利用者が特別な操作をすることなく特定の通信相手を間引き対象として登録することができるので、利用者の利便性が向上する。 【0133】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、電話帳データに登録されており、かつ非通知設定でない通信相手に対してパケット全出力モードを選択し、電話帳データに登録されていない通信相手、または非通知設定の通信相手に対してパケット破棄モードを選択する。 【0134】 図21は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。図22は、主制御部7が通信相手の電話番号を電話帳データに登録する処理を表すフローチャートである。 【0135】 携帯端末装置1の利用者が操作ボタン部9を操作し、特定の通信相手の端末に対応する電話番号を表す情報が入力されると、ステップv0からステップv1に移行する。ステップv1では、主制御部7は、メモリ10に記憶された電話帳データを更新し、入力された特定の通信相手の端末に対応する電話番号を電話帳データに登録する。次にステップv2に移行し、処理を終了する。 【0136】 図21に示す通信処理は、前述の図17の通信処理においてステップq5の処理をステップu5とステップu6との処理に置換したものである。ステップu0〜ステップu4の処理は、ステップq0〜ステップq4の処理とそれぞれ同じであり、ステップu7〜ステップu13の処理は、ステップq6〜ステップq12の処理とそれぞれ同じなので、重複する処理の説明を省略する。 【0137】 ステップu4において主制御部7が送信パケットを生成するとステップu5に移行する。ステップu5では、主制御部7は受信パケットに基づいて、通信相手の電話番号が、電話番号を通知しない非通知設定か否かを判断し、非通知設定でない場合にはステップu6に移行し、非通知設定の場合には、ステップu7に移行する。 【0138】 ステップu6では、主制御部7は、受信パケットから通信相手の電話番号を特定し、この電話番号が電話帳データに登録されていないか否かを判断する。特定した電話番号が電話帳データに登録されていなければステップu7に移行し、特定した電話番号が登録されていれば、ステップu9に移行する。 【0139】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、電話帳データに登録されていない通信相手、または非通知設定の通信相手に対してパケット破棄モードを選択する。これによってたとえば知らない人などによる電話装置との通信において、通信状態が悪化したと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0140】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、通話中に間引き動作状態を設定する選択指令が入力されると、通話の開始から選択指令が入力するまでに経過した時間を記憶し、次回の通話において通話の開始から記憶した時間経過すると、送信パケットの破棄を開始する。 【0141】 図23は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。図24は、選択指令が入力されたときの経過時間を電話帳データに登録する処理を表すフローチャートである。 【0142】 通話ループ中にテンキーの数字「1」または「2」のボタンが押下げられて選択指令が入力されると、割込み処理が発生し、ステップx0からステップx1に移行する。ステップx1では、主制御部7は、動作許可状態を表す情報が入力されたか否かを判断し、動作許可状態を表す情報が入力されたと判断すると、ステップx2に移行し、動作許可状態ではなく、禁止状態が入力されたと判断すると、ステップx3に移行する。具体的には、テンキーの数字「1」が押下げられたと判断すると、ステップx2に移行し、テンキーの数字「2」が押下げられたと判断するとステップx3に移行する。 【0143】 ステップx2では、主制御部7は、間引き動作状態を許可状態に設定し、ステップx4に移行する。ステップx4では、主制御部7は、通信開始から動作状態を許可状態に設定するまでに経過した時間を、通信相手に対応させて電話帳データに登録し、ステップx5に移行する。ステップx3では、主制御部7は、間引き動作状態を禁止状態に設定し、ステップx5に移行する。ステップx5では、割込み処理を終了し、割込み処理を終了する。 【0144】 図23に示す通信処理は、前述の図9の通信処理にステップw6の処理を追加したものである。ステップw0〜ステップw5の処理は、ステップf0〜ステップf5の処理とそれぞれ同じであり、ステップw7〜ステップw13の処理は、ステップf6〜ステップf12の処理とそれぞれ同じなので、重複する処理については説明を省略する。 【0145】 ステップw5では、主制御部7は間引き動作が許可状態か否かを判断し、間引き動作が禁止状態であればステップw6に移行し、間引き動作が許可状態であればステップw7に移行する。ステップw6では、主制御部7は、電話帳データおよび計時部16から与えられる通話時間を表す情報に基づいて、現在通信をしている端末に対して、前回間引き処理を開始した通話時間を経過しているか否かを判断する。前回間引き処理を開始した通話時間を経過している場合にはステップw7に移行し、経過していない場合にはステップw9に移行する。 【0146】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、通信中に前回パケット破棄モードが選択された通信時間が経過すると、パケット破棄モードが選択される。これによって利用者の特別な操作を必要とすることなく、前回の通信においてパケット破棄モードが選択された通信時間が、パケット破棄モードを開始する通信時間に自動的に反映されるので、利用者の利便性が向上する。 【0147】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、予め定める時間帯において、送信パケットの間引き処理を行う。 【0148】 図25は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。図26は、間引き動作許可時間帯を設定する処理を表すフローチャートである。 【0149】 携帯端末装置1の利用者が操作ボタン部9を操作し、間引き動作を許可する時間帯を指定する情報である時間帯情報が入力されると、ステップz0からステップz1に移行する。ステップz1では、主制御部7は、入力された時間帯を、間引き動作許可時間帯として設定する。次にステップz2に移行し、間引き動作許可時間帯を設定する処理を終了する。 【0150】 図25に示す携帯端末装置1の通信処理は、図9のステップf5の処理を、間引き動作許可時間帯か否かを判断するステップy5の処理に置換したものである。ステップy0〜ステップy4までの処理は、ステップf0〜ステップf4までの処理とそれぞれ同じであり、ステップy6〜ステップy12までの処理は、ステップf6〜ステップf12までの処理と同じなので、重複する処理については説明を省略する。 【0151】 ステップy4において送信パケットを生成すると、ステップy5に移行する。ステップy5では、主制御部7は、計時部16によって計時される時刻に基づいて、現時刻が間引き動作許可時間帯に含まれるか否かを判断する。現時刻が間引き動作許可時間帯に含まれればステップy6に移行し、現時刻が間引き動作許可時間帯に含まれなければ、ステップy8に移行する。 【0152】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、現時刻が間引き動作許可時間帯に含まれればパケット破棄モードが選択され、現時刻が間引き動作許可時間帯に含まれなければ、パケット全出力モードが選択される。携帯端末装置1は、時間帯情報が表す時間帯において予め定める割合の送信パケットを出力するので、利用者の操作ボタン部9の操作に応じた時間帯において、携帯端末装置1の通信状態を擬似的に悪化させることができる。たとえば利用者が通話したくない時間帯があれば、この時間帯を入力することによってこの時間帯の通信状態を擬似的に悪化させることができ、通話したくない時間帯において通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0153】 本発明の他の実施の形態の携帯端末装置1は、テレビ電話装置として機能する。主制御部7は、音声データに基づいて送信パケットを生成するとともに、撮像部17から与えられる画像データに基づいて送信パケットを生成する。主制御部7は、生成した送信パケットの一部を通信制御部2に与える。また主制御部7は、通信制御部2が受信した受信データに基づいて画像データを生成し、表示部8に与えて可視表示させる。 【0154】 図27は、携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。図27に示す通信処理は、図3に示す通信処理のステップa4とステップa5との間に画像データに基づいて送信パケットを生成するステップaa5の処理を追加するとともに、ステップa9とステップa10との間に画像データを表示部から表示するステップaa11の処理を追加したものである。ステップaa0〜ステップaa4までの処理は、ステップa0〜ステップa4までの処理にそれぞれ対応し、ステップaa6〜ステップaa10までの処理は、ステップa5〜ステップa9までの処理にそれぞれ対応し、ステップaa12およびステップaa13の処理は、ステップa10およびステップa11の処理にそれぞれ対応するので、重複する処理については説明を省略する。 【0155】 ステップaa5では、主制御部7は、撮像部17によって生成された画像データに基づいて送信パケットを生成し、ステップaa6に移行する。 【0156】 ステップaa11では、主制御部7は、受信パケットに基づいて画像データを生成し、生成した画像データを表示部8に与えて画像データを表示させる。 【0157】 以上説明した本実施の形態の携帯端末装置1によれば、携帯端末装置1はテレビ電話装置として機能する。この携帯端末装置1は、音声データおよび画像データに基づいて生成した送信パケットの一部を断続的に送信するので、この送信パケットを受信した他の電話装置では、出力される音声および画像が途切れ途切れになる。このように携帯端末装置1は、生成した全ての送信パケットのうちの一部を断続的に送信することによって、通信状態が悪い状況と同じ状況を作り出すことができる。これによって携帯端末装置1の利用者は、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【0158】 本発明の電話装置として携帯端末装置について説明したが、本発明の電話装置は、携帯端末装置に限らずに、固定されたIP電話装置およびこのIP電話装置と無線通信可能であって、IP電話装置を介して電話通信可能なコードレス子機にも好適に適用される。固定されたIP電話装置であってもパケットが輻輳するなどして通信状態が悪くなるので、擬似的に通信状態が悪い状態を作り出すことによって、通信状態が悪いと相手に思わせながら通話を終了することができる。 【図面の簡単な説明】 【0159】 【図1】本発明の実施の一形態の携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。 【図2】主制御部7が生成した送信パケット群12aと、間引いた送信パケット群12bとの関係を説明するための図である。 【図3】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図4】間引き判定処理を表すフローチャートである。 【図5】間引き率を75%としたときの、主制御部7が生成した送信パケット群12aと、間引いた送信パケット群12bと、さらに間引いた送信パケット群12cとの関係を説明するための図である。 【図6】間引き判定処理を表すフローチャートである。 【図7】間引き判定処理を表すフローチャートである。 【図8】主制御部7が間引き動作状態を設定する処理を表すフローチャートである。 【図9】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図10】間引き率Pを増加させる処理を表すフローチャートである。 【図11】間引きの判定処理を表すフローチャートである。 【図12】間引き率Pを変更する処理を表すフローチャートである。 【図13】間引きの判定処理を表すフローチャートである。 【図14】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図15】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図16】間引きの判定処理を表すフローチャートである。 【図17】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図18】主制御部7が間引き対象となる通信相手を電話帳に登録する処理を表すフローチャートである。 【図19】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図20】電話帳の登録内容を間引き対象に変更する処理を表すフローチャートである。 【0160】 【図21】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図22】主制御部7が通信相手の電話番号を電話帳データに登録する処理を表すフローチャートである。 【図23】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図24】選択指令が入力されたときの経過時間を電話帳データに登録する処理を表すフローチャートである。 【図25】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【図26】間引き動作許可時間帯を設定する処理を表すフローチャートである。 【図27】携帯端末装置1の通信処理を表すフローチャートである。 【符号の説明】 【0161】 1 携帯端末装置 2 通信制御部 3 マイクロフォン 4 音声符号化部 5 スピーカ 6 音声復号化部 7 主制御部 8 表示部 9 操作ボタン部 10 メモリ 11 アンテナ 12 受信パケット群 16 計時部 17 撮像部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月27日(2006.6.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075557 【弁理士】 【氏名又は名称】西教 圭一郎
【識別番号】100072235 【弁理士】 【氏名又は名称】杉山 毅至
【識別番号】100135220 【弁理士】 【氏名又は名称】石田 祥二
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| 【公開番号】 |
特開2008−10983(P2008−10983A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−177218(P2006−177218) |
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