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【発明の名称】 無線通信方法、無線通信装置及び無線通信システム
【発明者】 【氏名】菅谷 茂

【要約】 【課題】利用者(ユーザー)が意図した同じアプリケーションで動作するデバイス同士で、デバイスリンク情報を交換してセキュアーな無線ネットワークを構築する無線通信装置を提供する。

【構成】無線通信装置は、同じアプリケーションを実行する機器のデータの入出力関係を示す機器固有情報39−3を交換する情報交換部37−2と、機器固有情報39−3に基づいて、同じアプリケーションを実行する機器と接続された他の無線通信装置との間で、互いに片方向のデバイスリンク関係を設定する片方向デバイスリンク設定部37−1を備えたのでユーザーの意のままに必要となる無線リンクを構築することが可能となり、ユーザーの意図しない接続リンクを排除できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションを実行する機器に接続された無線通信装置における無線通信方法において、
一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出する登録信号検出ステップと、
定められた上記登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を他方の無線通信装置に通知する存在通知ステップと、
他方の無線通信装置が上記存在通知を受信した場合には、一方の無線通信装置に対して互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送信する登録要求交換ステップと、
を備えたことを特徴とする無線通信方法。
【請求項2】
請求項1記載の無線通信方法において、
上記登録信号検出ステップで、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出しないときは、
上記存在通知ステップで、定められた上記登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を所定回数他方の無線通信装置に通知し、
これに対して、他方の無線通信装置から応答がないときは、リンク関係の登録を行わないことを特徴とする無線通信方法。
【請求項3】
請求項1記載の無線通信方法において、
上記登録信号検出ステップで、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の複数の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる複数の登録信号を検出したときは、以後の処理を行わないことを特徴とする無線通信方法。
【請求項4】
請求項1記載の無線通信方法において、
上記リンク関係の登録に対して、互いに登録通知をする登録通知ステップを備え、上記登録通知を暗号化し、互いに暗号化情報を交換し、アプリケーションの情報を伝送する場合に、上記暗号化情報に従って暗号化されたデータを伝送することを特徴とする無線通信方法。
【請求項5】
アプリケーションを実行する機器に接続されて他の無線通信装置との間で無線通信を行う無線通信装置において、
自無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出する登録信号検出手段と、
定められた上記登録情報受信時間が経過した後に自無線通信装置の存在情報を他の無線通信装置に通知する存在通知手段と、
他の無線通信装置が上記存在通知を受信した場合には、自無線通信装置との間で互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送受信する登録要求交換手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信装置。
【請求項6】
アプリケーションを実行する機器に接続されて他の無線通信装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、
一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出し、
定められた上記登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を他方の無線通信装置に通知し、
他方の無線通信装置が上記存在通知を受信した場合には、一方の無線通信装置に対して互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送信することを特徴とする無線通信システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、複数の無線通信装置の間でネットワークを構成する無線通信装置における無線通信方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、複数のパーソナルコンピュータをローカルエリアネットワーク(LAN)として接続する方法の1つとして、パーソナルコンピュータなどに無線通信装置を接続し、複数のパーソナルコンピュータで無線LANを構築する方法が一般的に知られている。
【0003】
さらにこのLANよりも近距離の通信エリア内で、個人所有のポータブルデバイス機器を中心としてパーソナルエリアネットワーク(PAN)を構築して、相互にデータをやり取りする方法が考えられつつある。
【0004】
このPANでは、パーソナルコンピュータ以外に、カムコーダ装置やVCR(Video Cassette Recorder)装置、モニター装置などの民生機器もネットワークに取り込まれることが想定されている。
【0005】
これら無線PANでは、その無線ネットワークに接続されている無線通信装置とデバイス機器を識別するために、事前に各デバイス間での認証情報の交換が必要とされていた。
【0006】
例えば通信規格IEEE802.15.3準拠の無線PANでは、オーセンティケーション(Authentication)と呼ばれる認証動作が規定されていて、PANに参入(Association)を行なったデバイスは、他のデバイスとの間で暗号化情報などのデバイスリンク情報を交換することが想定されている。
【0007】
ここでのデバイスリンク情報の交換方法は、2つのデバイス間において双方向で1つのリンクとして情報を交換する方法が一般的に用いられている。
【0008】
なお、本出願人の先願として、特願2001−289763号がある。この先願は、送信装置と受信装置をピアツーピアで動作させるために、受信装置に送信装置の識別番号(ID)を登録しておくものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、従来からのオーセンティケーション(Authentication)と呼ばれる認証動作では、同じアプリケーションが搭載されているデバイス同士で処理を行なわなければ、これら通信に必要なデバイスリンク情報の交換が行なえず、データを交換できないという不都合があった。
【0010】
つまり、アプリケーションが異なるデバイス同士を接続してデータを送受信すると、互いに何のデータが送られてきたのか判断ができず、データ伝送そのものが無駄になるという不都合があった。
【0011】
またユーザーの意図したデバイス同士でデバイスリンク情報を交換することができなければ、悪意のあるデバイスが無線ネットワークに組込まれてしまい、個人情報を流出させてしまうおそれがあった。
【0012】
そのため、このオーセンティケーション(Authentication)と呼ばれる認証動作は、その無線ネットワークの利用者が認めたデバイスのみが無線ネットワークに参入してきたデバイスとの間でデバイスリンク情報を交換しなければならないという不都合があった。
【0013】
通信規格IEEE802.15.3準拠の無線PANにおいて規格化されたオーセンティケーション(Authentication)と呼ばれる認証動作では、どの無線通信装置とどの無線通信装置の間で認証動作を起動させなければならないかを明示するという作業が必要であった。
【0014】
さらに従来からの認証動作は、主にコンピュータシステム同士で無線ネットワークを構築することに主眼が置かれていたため、アプリケーション間で交換されるデータの入力デバイスと出力デバイスとが、互いにデータの送られる方向を意識せずに認証動作が行なわれていた。
【0015】
そのため悪意のあるデバイスとの間で認証動作が成功してネットワークに組込まれてしまうと、ユーザーが意図しないコンテンツを、容易に流出させられたり、閲覧されてしまうという不都合があった。
【0016】
あるいはコンピュータウイルスなどの悪意を持ったコンテンツを、ネットワーク内に送り込むことができてしまうという不都合があった。
【0017】
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、利用者(ユーザー)が意図した同じアプリケーションで動作するデバイス同士で、デバイスリンク情報を交換して安全な(セキュアー)な無線ネットワークを構築する無線通信装置を提供することを課題とする。
【0018】
さらに利用者(ユーザー)が意図したデバイス同士が、簡単な動作によってデバイスリンク情報を交換する無線通信方法を提供することを課題とする。
【0019】
また悪意のあるデバイスがネットワークに認証されていた場合においても、ユーザーの意図で流出させたくないコンテンツを容易に取り出せない無線通信方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
本発明の無線通信方法は、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出する登録信号検出ステップと、定められた登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を他方の無線通信装置に通知する存在通知ステップと、他方の無線通信装置が存在通知を受信した場合には、一方の無線通信装置に対して互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送信する登録要求交換ステップとを備えたものである。
【0021】
また、本発明の無線通信装置は、自無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出する登録信号検出手段と、定められた登録情報受信時間が経過した後に自無線通信装置の存在情報を他の無線通信装置に通知する存在通知手段と、他の無線通信装置が存在通知を受信した場合には、自無線通信装置との間で互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送受信する登録要求交換手段とを備えたものである。
【0022】
また、本発明の無線通信システムは、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出し、定められた登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を他方の無線通信装置に通知し、他方の無線通信装置が存在通知を受信した場合には、一方の無線通信装置に対して互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送信するものである。
【0023】
従って本発明によれば、以下の作用をする。
デバイスに接続される無線通信装置にユーザーが設定可能なリンク登録スイッチ、あるいはリンク設定機能を装備し、ユーザーがその無線通信装置に設けられた登録ボタンを入力した無線通信装置の間においてデバイスリンク情報やセキュリティーに関する情報を交換する。
【0024】
所定の時間内に登録ボタンを入力した無線通信装置間に利用者(ユーザー)が意図したリンクを設定することで、ユーザーが意図したセキュリティーに基づいたネットワークを構築する。
【発明の効果】
【0025】
この発明の無線通信方法は、アプリケーションを実行する機器に接続された無線通信装置における無線通信方法において、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出する登録信号検出ステップと、定められた登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を他方の無線通信装置に通知する存在通知ステップと、他方の無線通信装置が存在通知を受信した場合には、一方の無線通信装置に対して互いにリンク関係を登録する登録要求を交換して送信する登録要求交換ステップとを備えたので、無線通信装置に設けられた登録スイッチを操作してから、所定の時間内に他の無線通信装置の登録スイッチを操作することで、互いにリンク関係を登録する登録方法によって、ユーザーの意図したデバイスの間で容易にリンク関係を構築することができるという効果を得られる。
【0026】
また、定められた時間が経過した後に自装置の存在情報を通知し、他装置の存在情報を受信した場合には、その登録要求を交換する登録方法により、ユーザーが意図した以外のデバイスが容易に無線ネットワークに組込まれることを阻止することが可能になるという効果を奏する。
【0027】
また、この発明の無線通信方法は、上述において、登録信号検出ステップで、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出しないときは、存在通知ステップで、定められた登録情報受信時間が経過した後に一方の無線通信装置の存在情報を所定回数他方の無線通信装置に通知し、これに対して、他方の無線通信装置から応答がないときは、リンク関係の登録を行わないので、所定の回数にわたって存在通知・登録要求を送信しても、他の無線通信装置からの応答がないときは、一連のデバイスリンクの登録動作に移行しないことより、ユーザーがデバイスリンクの登録について意図した無線通信装置から登録要求を受信しない限り、無線通信装置からのデバイスリンクの登録が行なわれないようにし、ユーザーの意図しない無線通信装置のデバイスリンク登録が行なわれないために、悪意のある第3者のデバイスとリンクを結ばない動作を実現することができるという効果を奏する。また一連のシーケンスに異常が生じた場合にも、登録を中断することによって、ユーザーの意図しないデバイスが無線ネットワークに組込まれることを防ぐ効果が得られる。
【0028】
また、この発明の無線通信方法は、上述において登録信号検出ステップで、一方の無線通信装置に設けられた登録スイッチが操作されることによる登録信号を検出してから所定の登録情報受信時間内に他方の複数の無線通信装置の登録スイッチが操作されることによる複数の登録信号を検出したときは、以後の処理を行わないので、無線通信装置の存在通知・登録要求を他の無線通信装置に送信するが、それに応じて他の複数の無線通信装置から複数の登録要求の応答があって、どちらのデバイスリンクの登録動作を行なえばよいか判断がつかない場合、複数の無線通信装置のいずれかが、ユーザーの意図しないデバイスである可能性が残るため、ここでは、デバイスリンク登録の処理を中断して、ユーザーの意図がはっきりしないケースでは、無線通信装置のデバイスリンク登録を行なわないことにより、悪意のある第3者のデバイスが、ユーザーが指定した2つのデバイス間のデバイスリンクに乗じてリンクを結ぼうとしても、その動作を回避する方法を実現することができるという効果を奏する。
【0029】
また、この発明の無線通信方法は、上述において、リンク関係の登録に対して、互いに登録通知をする登録通知ステップを備え、登録通知を暗号化し、互いに暗号化情報を交換し、アプリケーションの情報を伝送する場合に、暗号化情報に従って暗号化されたデータを伝送するので、同じアプリケーションを実行する機器と接続された他の無線通信装置の間で、所定の暗号化情報を交換することによって、異なったアプリケーションを実行する他の無線通信装置の間では不要な無線通信を行なわない方法を得ることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下に、本発明の実施の形態について適宜図面を参照しながら説明する。
【0031】
図1に本実施の形態に適用される無線ネットワークの構成例を示す。
ここではパーソナルコンピュータ6に接続された無線通信装置が制御局無線通信装置10として動作して、無線ネットワーク100が形成されているものとする。
【0032】
この無線ネットワーク100には、テレビジョン受像機などのモニター装置1に接続された無線通信装置#1:11、VCR(Video CassetteRecorder)装置2に接続された無線通信装置#2:12、カメラ一体型VTR(Video tape Recorder)装置3に接続された無線通信装置#3:13、DVD(Digital Versatile disc)再生装置4に接続された無線通信装置#4:14、プリンタ出力装置5に接続された無線通信装置#5:15によって無線ネットワークが形成されている状態を示している。
【0033】
図2は、本発明の実施の形態によるアプリケーションによるデバイスリンクの登録例を示した図である。
ここでは、図1に示した無線ネットワーク100において、無線通信装置に接続される機器のアプリケーションによって、各デバイス間のリンクが構築される図を表わしている。
【0034】
モニター装置1には、VCR装置2からの入力デバイスリンク21と、カメラ一体型VTR装置3からの入力デバイスリンク22と、DVD再生装置4からの入力デバイスリンク23が入力デバイスリンクとして登録されている。
【0035】
VCR装置2には、モニター装置1への出力デバイスリンク21と、カメラ一体型VTR装置3への出力デバイスリンク24が出力デバイスリンクとして登録され、さらにカメラ一体型VTR装置3からの入力デバイスリンク25と、DVD再生装置4からの入力デバイスリンク26が入力デバイスリンクとして登録されている。
【0036】
カメラ一体型VTR装置3には、モニター装置1への出力デバイスリンク22と、VCR装置2への出力デバイスリンク25が出力デバイスリンクとして登録され、さらにVCR装置2からの入力デバイスリンク24が入力デバイスリンクとして登録されている。
【0037】
DVD再生装置4には、モニター装置1への出力デバイスリンク23と、VCR装置2への出力デバイスリンク26が出力デバイスリンクとして登録されている。
【0038】
プリンタ出力装置5には、パーソナルコンピュータ6からの入力デバイスリンク27が入力デバイスリンクとして登録されている。
【0039】
パーソナルコンピュータ6には、プリンタ出力装置5への出力デバイスリンク27が出力デバイスリンクとして登録されている。
【0040】
図3は、本発明の実施の形態による無線通信装置の構成例を示した図である。
この無線通信装置は、この無線通信装置に接続される機器からの情報を交換するためのインターフェース31と、それら機器のアプリケーションから届いた情報を蓄積する送信バッファ32が備わり、その情報を無線信号に変換して送信する無線送信部33が備わり、所定のアクセス制御に従って変換された無線信号を送信するアンテナ34が備わっている。
【0041】
さらに無線通信装置には、アンテナ34から所定のアクセス制御に従って無線信号を受信して、情報を抽出するための無線受信部35が備わり、その無線受信した情報をインターフェース31を介して、機器のアプリケーションに届ける情報を蓄積するための受信バッファ36が備わっている。
【0042】
さらに、この無線通信装置は、本発明の実施の形態に適用される無線通信装置における一連の動作を司り、所定の制御に従って各動作部を統一制御する制御部37が備わっている。
【0043】
この制御部37には、本発明の実施の形態ではユーザーの入力指示により所定の手続きを行ない、デバイスリンクを確立するための登録信号を出力するリンク登録スイッチ38が備わり、さらにそのデバイス間でのリンク接続の情報を示した情報を格納しておくための情報記憶部39が接続されている。
【0044】
この制御部37には、デバイス間での入力または出力の片方向のリンク接続の設定を行う片方向リンク設定部37−1と、デバイス間でデバイスリンク情報39−1、セキュリティー情報39−2および機器固有(入力/出力)情報39−3を交換する情報交換部37−2と、自己の存在通知の送信回数を設定する存在通知回数部37−3と、登録情報の受信時間を設定する登録情報受信時間部37−4とを有して構成される。
【0045】
また、情報記憶部39は、デバイスリンク情報39−1、セキュリティー情報39−2および機器固有(入力/出力)情報39−3を記憶する。
【0046】
図4は、通信規格IEEE802.15.3のフレーム構成例を示す図である。
図4において、フレーム周期41には、ピアツーピア接続されたネットワークにおいて、認証を行うオーセンティケーションに先立つ情報交換を行うアソシエーション時にコーディネーターとなる通信局から一定のフレーム周期41で出力されるビーコンB(Beacon)42と、各通信局がCSMA(Carrier Sence Multiple Access)で非同期通信を行うコンテンションアクセスピリオドCAP(Contention Access Period)43と、各通信局が予約帯域を確保して帯域予約通信を行うコンテンションフリーピリオドCFP(Contention Free Period)44を有して構成される。
【0047】
図5は本発明の実施の形態によるデバイスリンク登録動作の処理例を表わした図である。
この処理例では、無線通信装置(#1)11と無線通信装置(#2)12の間でリンク登録を行なう処理例を示している。
【0048】
ここでは、まず無線通信装置(#1)11の登録スイッチ38の操作による登録信号C1が無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)に入力された後、引き続いて無線通信装置(#2)12の登録スイッチ38の操作による登録信号C2が無線通信装置(#2)12の制御部37(情報交換部37−2)に入力されたことが示してある。
【0049】
このとき、情報の入力リンクと出力リンクのそれぞれが接続される機器のアプリケーションから指定されることにより、制御部37(情報交換部37−2)は、登録スイッチ38の操作による登録信号C1、C2が入力されると、制御部37(登録情報受信時間部37−4)は、所定の登録情報受信時間T1、T2、T3、T4、T5を設定して受信処理を行なう構成になっている。
【0050】
まず無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)では、登録情報受信時間T1が経過するまでになんら信号の受信がないので、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C3を無線通信装置(#2)12に送信して、再び制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T3を設定して受信処理を行なう。
【0051】
無線通信装置(#2)12の制御部37(情報交換部37−2)では、登録情報受信時間T2が経過するまでに無線通信装置(#1)11からの存在通知・登録要求C3を受信しているので、無線通信装置(#2)12の登録要求C4を無線通信装置(#1)11に送信し、再び制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T4を設定して受信処理を行なう。
【0052】
そして無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)では、登録情報受信時間T3が経過するまでに無線通信装置(#2)12からの登録要求C4を受信しているので、無線通信装置(#1)11の登録通知R1を無線通信装置(#2)12に送信し、再び制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T5を設定して受信処理を行なう。
【0053】
さらに無線通信装置(#2)12の制御部37(情報交換部37−2)では、登録情報受信時間T4が経過するまでに無線通信装置(#1)11からの存在通知・登録要求R1を受信しているので、無線通信装置(#2)12の登録通知R2を無線通信装置(#1)11に送信し、無線通信装置(#2)12の制御部37(片方向リンク設定部37−1)は、無線通信装置(#1)11との間でデバイスリンクの設定を行なう。
【0054】
また無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)でも、無線通信装置(#2)12の登録通知R2を受信した後に、無線通信装置(#1)11の制御部37(片方向リンク設定部37−1)は無線通信装置(#2)12との間でデバイスリンクの設定を行なう。
【0055】
なお、無線通信装置に図2に示した出力デバイスリンクが登録されている場合には、この登録通知の中に、このデバイスリンクの間で利用される暗号化情報を、必要に応じて交換する構成としても良い。
【0056】
図6は、本発明の実施の形態によるデバイスリンク登録回避動作の処理を示した例である。
ここでは、無線通信装置(#1)11では登録スイッチ38の操作による登録信号C11が無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)に入力されているものの、無線通信装置(#2)12の登録スイッチ38の操作による登録信号が無線通信装置(#2)12の制御部37(情報交換部37−2)に入力されない状態を表わしている。
【0057】
この場合、無線通信装置(#1)11の登録スイッチ38の操作による登録信号C11が入力された無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)では、制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T11が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C12を送信し、制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T12が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C13を送信し、制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T13が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C14を送信し、・・・制御部37(存在通知回数部37−3)による所定の回数にわたって存在通知・登録要求C1nを送信するが、他の無線通信装置からの応答がないため、上述した図5に示した一連のデバイスリンクの登録動作に移行しない様子を表わしている。
【0058】
これより、ユーザーがデバイスリンクの登録を意図した無線通信装置(#2)12から登録要求を受信しない限り、無線通信装置(#1)11からのデバイスリンクの登録が行なわれない状態を表わしている。
【0059】
つまり、ユーザーの意図しない無線通信装置のデバイスリンク登録が行なわれないために、悪意のある第3者のデバイスとリンクを結ばない動作が実現できる。
【0060】
図7は、本発明の実施の形態によるデバイスリンク登録動作の異常処理を示した例である。
ここで、無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)では登録スイッチの操作による登録信号C21が入力された後、制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T21経過後に、無線通信装置(#2)12に存在通知・登録要求C22を送信してから、無線通信装置(#2)12および無線通信装置(#3)13の双方から制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T22以内にほぼ同時に登録要求C23および登録要求C24が返信された場合を表わしている。
【0061】
この場合、無線通信装置(#1)11の登録スイッチ38の操作による登録信号C21が入力された無線通信装置(#1)11の制御部37(情報交換部37−2)では、制御部37(登録情報受信時間部37−4)による登録情報受信時間T21が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C22を無線通信装置(#2)12に送信するが、それに応じて無線通信装置(#2)12と無線通信装置(#3)13の双方から登録要求C23および登録要求C24の応答があって、どちらのデバイスリンクの登録動作を行なえばよいか判断がつかない様子を表わしている。
【0062】
この場合無線通信装置(#2)12と無線通信装置(#3)13のどちらかが、ユーザーの意図しないデバイスである可能性が残るため、ここでは、71に示すように、デバイスリンク登録の処理を中断する。
【0063】
つまり、ユーザーの意図がはっきりしないケースでは、無線通信装置のデバイスリンク登録を行なわない状態としたことを表わしている。
【0064】
これより、悪意のある第3者のデバイスが、ユーザーが指定した2つのデバイス間のデバイスリンクに乗じてリンクを結ぼうとしても、その動作を回避する方法が実現できる。
【0065】
図8は、本発明の実施の形態による存在通知コマンドの構成を表わしている。
この存在通知コマンドは、登録スイッチ38の操作による登録信号が制御部37(情報交換部37−2)に入力され、制御部37(登録情報受信時間部37−4)による所定の登録情報受信時間が経過するまでに他の無線通信装置からの存在通知コマンドを受領しない場合に送信されるものである。
【0066】
このコマンドは他の無線通信装置から送信された情報が存在通知コマンドである事を示す存在通知コマンド識別子81、このコマンドがどの無線通信装置から送信されたかを識別するために自通信装置情報を記載した送信元アドレス82、コマンドをどの無線通信装置あてに送信したのかを示す(ここでは指定しないために設定なし)受信先アドレス83、本発明の実施の形態によるデバイスリンクが入力方向なのか出力方向なのかを識別する入力/出力リンク情報区別84、このコマンドの誤りを検出、あるいは誤りを訂正するために付加される誤り検出符号85から構成される。
【0067】
図9は、本発明の実施の形態による登録要求コマンドの構成を表わしている。
この登録要求コマンドは、無線通信装置の制御部37(情報交換部37−2)が、存在通知コマンドを1つ受領した場合に、そのデバイスに対して返送されるコマンドであり、以下に示す情報を最低限用いて構成され、他に必要な情報が追加されて構成されても良い。
【0068】
このコマンドは他の無線通信装置から送信された情報が登録要求コマンドである事を示す登録要求コマンド識別子91、このコマンドがどの無線通信装置から送信されたかを識別するために自通信装置情報を記載した送信元アドレス92、存在通知コマンドを送ってきた無線通信装置に、その登録要求を返信したことを示す受信先アドレス93、本発明の実施の形態によるデバイスリンクが入力方向なのか出力方向なのかを識別する入力/出力リンク情報区別94、このコマンドの誤りを検出、あるいは誤りを訂正するために付加される誤り検出符号95から構成される。
【0069】
図10は、本発明の実施の形態による登録通知コマンドの構成を表わしている。
この登録通知コマンドは、無線通信装置の制御部37(情報交換部37−2)が、登録要求コマンドを1つ受領した場合と、自ら登録要求を行なった後に登録通知コマンドを受領した場合に、そのデバイスに対して返送されるコマンドであり、以下に示す情報を最低限用いて構成され、他に必要な情報が追加されて構成されても良い。
【0070】
このコマンドは他の無線通信装置から送信された情報が登録通知コマンドである事を示す登録要求コマンド識別子101、このコマンドがどの無線通信装置から送信されたかを識別するために自通信装置情報を記載した送信元アドレス102、デバイスリンク情報として登録する無線通信装置を指定し、さらに返信したことを示す受信先アドレス103、本発明の実施の形態によるデバイスリンクが入力方向なのか出力方向なのかを識別する入力/出力リンク情報区別104、このコマンドの誤りを検出、あるいは誤りを訂正するために付加される誤り検出符号105から構成される。
【0071】
図11は、本発明の実施の形態による登録通知および暗号情報コマンドの構成を表わしている。
この登録通知および暗号情報コマンドは、登録通知コマンドと同じ場合に用いられ、無線通信装置の接続リンクが出力デバイスリンクである場合に、無線通信装置の制御部37(情報交換部37−2)が、暗号化情報を入力側のデバイスならびに無線通信装置に対して通知するために利用されるコマンドであり、以下に示す情報を最低限用いて構成され、他に必要な情報が追加されて構成されても良い。
【0072】
このコマンドが登録通知および暗号情報コマンドであることを示す登録要求+暗号情報コマンド識別子111、このコマンドがどの無線通信装置から送信されたか識別するために自通信装置情報を記載した送信元アドレス112、デバイスリンク情報として登録する無線通信装置を指定し、さらに返信したことを示す受信先アドレス113、本発明の実施の形態によるデバイスリンクが入力方向なのか出力方向なのかを識別する入力/出力リンク情報区別114、デバイス間で暗号化処理の対象となるデータペイロードを識別するために利用される暗号化対象識別115、実際に複数のデバイス間で暗号化処理の対象となるデータペイロードに対して利用される暗号化情報116、このコマンドの誤りを検出、あるいは誤りを訂正するために付加される誤り検出符号117から構成される。
【0073】
図12に本発明の実施の形態によるデバイスリンク登録動作のフローチャートを示す。
まずステップS1で、無線通信装置の制御部37の情報交換部37−2が、図3に示した無線通信装置のインターフェース31において、そこに接続される機器の入力インターフェースあるいは、出力インターフェースが上位層からの接続状況に変化が生じたか否かを判断し、入出力インターフェースに変化が生じた場合にはステップS2へ移行する。
【0074】
ステップS2では、制御部37の情報交換部37−2が、接続される機器のアプリケーションに対して入力があるか否かを判断し、入力がある場合にはステップS3で制御部37の片方向リンク設定部37−1が入力リンクを設定する。具体的には、図2に示したように、アプリケーションによる入力デバイスリンクの設定を行う。
【0075】
さらにステップS4にて、制御部37の情報交換部37−2が、接続される機器のアプリケーションからの出力があるか否かを判断し、出力がある場合にはステップS5で制御部37の片方向リンク設定部37−1が出力リンクを設定する。具体的には、図2に示したように、アプリケーションによる出力デバイスリンクの設定を行う。
【0076】
ステップS1の判断で、入出力インターフェースに変化が生じていない場合と、上述したステップS3の入力リンク、ステップS5の出力リンクの設定を行なった後にも、ステップS6に移行する。
【0077】
ステップS6では、制御部37の情報交換部37−2が、無線通信装置においてデバイスリンクの登録スイッチ38の操作による登録信号の入力が行なわれたか否かを判断し、入力されていれば、ステップS7で図3に示した制御部37の存在通知回数設定部37−3は存在通知の送信回数の設定を行い、ステップS8で図3に示した制御部37の登録情報受信時間設定部37−4は登録情報受信時間の設定を行ない、その登録情報の受信を行なう。
【0078】
さらに、ステップS9にて他の無線通信装置から存在通知の受信の有無を判断し、受信があればステップS10でその情報を獲得する。具体的には、図5に示したように、無線通信装置(#2)12の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T2が経過するまでに無線通信装置(#1)11からの存在通知・登録要求C3を受信し、無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T3が経過するまでに無線通信装置(#2)12からの登録要求C4を受信する。
【0079】
その後、ステップS11で登録情報受信時間が経過したか否かを判断し、経過していなければステップS9に戻り受信処理を継続する。具体的には、図5に示したように、無線通信装置(#2)12の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T2の経過を判断し、無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T3の経過を判断する。
【0080】
ステップS11で登録情報受信時間が経過していれば、ステップS12で他の無線通信装置からの情報受信の有無を判断し、受信がなければ、ステップS13で存在通知送信回数の超過を判断し、超過していれば処理を終了する。具体的には、図6に示したように、無線通信装置(#1)11の登録スイッチ38の操作による登録信号C11が入力された無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T11が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C12を送信し、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T12が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C13を送信し、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T13が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C14を送信し、・・・存在通知回数部37−3による所定の回数にわたって存在通知・登録要求C1nを送信するが、他の無線通信装置からの応答がないため、図5に示した一連のデバイスリンクの登録動作に移行しない。
【0081】
ステップS13で存在通知送信回数が超過していなければ、ステップS14で存在通知を送信し、ステップS15で存在通知送信回数を減算して、シーケンスを継続するためにステップS8に戻る。具体的には、図6に示したように、無線通信装置(#1)11の登録スイッチ38の操作による登録信号C11が入力された無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T11が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C12を送信し、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T12が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C13を送信し、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T13が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C14を送信し、・・・順次存在通知回数を減算して存在通知回数部37−3により設定された存在通知回数まで存在通知・登録要求C1nを送信し、他の無線通信装置からの応答を待つ受信処理を繰り返して行う。
【0082】
ステップS12の判断で他の無線通信装置からの情報受信があれば、ステップS16で他の無線通信装置からの存在通知の受信があるかを判断し、受信があればステップS17で複数の受信の有無を判断して、複数の受信があれば処理を中断して終了する。具体的には、図7に示したように、無線通信装置(#1)11の登録スイッチ38の操作による登録信号C21が入力された無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T21が経過した後に、無線通信装置(#1)11の存在通知・登録要求C22を無線通信装置(#2)12に送信するが、それに応じて無線通信装置(#2)12と無線通信装置(#3)13の双方から登録要求C23および登録要求C24の応答があって、どちらのデバイスリンクの登録動作を行なえばよいか判断がつかない場合に、無線通信装置(#2)12と無線通信装置(#3)13のどちらかが、ユーザーの意図しないデバイスである可能性が残るため、デバイスリンク登録の処理を中断する。
【0083】
ステップS17で唯一の無線通信装置から存在通知を受信した場合に、ステップS18で自無線通信装置の登録要求をその無線通信装置あてに送信し、シーケンスを継続するためにステップS8に戻る。具体的には、図5に示したように、無線通信装置(#2)12の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T2が経過するまでに無線通信装置(#1)11からの存在通知・登録要求C3を受信しているので、無線通信装置(#2)12の登録要求C4を無線通信装置(#1)11に送信し、再び登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T4を設定して受信処理を行なう。
【0084】
ステップS16の判断で存在通知の受信がなければ、ステップS19で登録要求あるいは登録通知の受信であるか判断し、登録要求あるいは登録通知の受信であれば、ステップS20でその通信装置のデバイスリンク情報を登録すると共に、ステップS21で自らも登録通知の送信を行ない、一連のデバイスリンク登録処理を終了する。具体的には、図5に示したように、無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2は、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T3が経過するまでに無線通信装置(#2)12からの登録要求C4を受信しているので、無線通信装置(#1)11の登録通知R1を無線通信装置(#2)12に送信し、再び登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T5を設定して受信処理を行う。無線通信装置(#2)12の制御部37の情報交換部37−2では、登録情報受信時間設定部37−4による登録情報受信時間T4が経過するまでに無線通信装置(#1)11からの存在通知・登録要求R1を受信しているので、無線通信装置(#2)12の登録通知R2を無線通信装置(#1)11に送信し、無線通信装置(#2)12の制御部37の片方向デバイスリンク設定部37−1は、無線通信装置(#1)11との間でデバイスリンクの設定を行なう。また無線通信装置(#1)11の制御部37の情報交換部37−2でも、無線通信装置(#2)12の登録通知R2を受信した後に、無線通信装置(#1)11の制御部37の片方向デバイスリンク設定部37−1は、無線通信装置(#2)12との間でデバイスリンクの設定を行なう。
【0085】
なお、上述した本実施の形態に限らず、本発明の特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、他の構成をとりうることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】本発明の実施の形態に適用される無線ネットワークの構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に適用されるアプリケーションによるデバイスリンクの登録例を表わす図である。
【図3】本発明の実施の形態に適用される無線通信装置の構成例を示した図である。
【図4】通信規格IEEE802.15.3フレーム構成例を示す図である。
【図5】デバイスリンクの登録動作の処理例を示す図である。
【図6】デバイスリンクの登録回避動作の処理例を示す図である。
【図7】デバイスリンクの登録動作の異常処理例を示す図である。
【図8】存在通知コマンド構成例を示した図である。
【図9】登録要求コマンド構成例を示した図である。
【図10】登録通知コマンド構成例を示した図である。
【図11】登録通知および暗号情報コマンド構成例を示した図である。
【図12】デバイスリンク登録動作を表わしたフローチャートである。
【符号の説明】
【0087】
1…モニター装置、2…VCR装置、3…カメラ一体型VTR、4…DVD装置、5…パーソナルコンピュータ、10…制御局無線通信装置、11…無線通信装置(#1)、12…無線通信装置(#2)、13…無線通信装置(#3)、14…無線通信装置(#4)、15…無線通信装置(#5)、100…無線ネットワーク、21〜27…デバイスリンク、31…インターフェース、32…送信バッファ、33…無線送信部、34…アンテナ、35…無線受信部、36…受信バッファ、37…制御部、38…リンク登録スイッチ、39…情報記憶部、37−1…片方向リンク設定部、37−2…情報交換部、37−3…存在通知回数部、37−4…登録情報受信時間部、39−1…デバイスリンク情報、39−2…セキュリティー情報、39−3…機器固有(入力/出力)情報
【出願人】 【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
【出願日】 平成19年9月18日(2007.9.18)
【代理人】 【識別番号】100122884
【弁理士】
【氏名又は名称】角田 芳末

【識別番号】100133824
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 仁恭


【公開番号】 特開2008−61258(P2008−61258A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2007−241262(P2007−241262)