| 【発明の名称】 |
直交復調装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大石 禎利
【氏名】室伏 信男
【氏名】加藤 雅一
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| 【要約】 |
【課題】受信信号のレベルが小さくなってもノイズの影響を極力防止でき、ノイズによる受信データの誤再生の発生を低減する。
【構成】無線IDタグが送信する特定パターン及び特定パターンの後にデータを含む信号を受信し、この受信信号とローカル信号を掛け合わせてI信号を生成するとともに受信信号と90度位相をシフトしたローカル信号を掛け合わせてQ信号を生成する受信手段と、I信号を二乗した値とQ信号を二乗した値とを加算した値に基づいて2値データを生成する第1の復調手段と、I信号及びQ信号からそれぞれ特定パターンを検出し、検出したいずれか一方の特定パターンの後のデータを復号する第2の復調手段と、I信号を二乗した値とQ信号を二乗した値とを加算した結果によって決定される利得値に応じて第1の復調手段と第2の復調手段とを選択する選択手段とを具備する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 無線IDタグが送信する特定パターン及び特定パターンの後にデータを含む信号を受信し、この受信信号とローカル信号を掛け合わせてI信号を生成するとともに前記受信信号と90度位相をシフトしたローカル信号を掛け合わせてQ信号を生成する受信手段と、 前記I信号を二乗した値と前記Q信号を二乗した値とを加算した値に基づいて2値データを生成する第1の復調手段と、 前記I信号及び前記Q信号からそれぞれ特定パターンを検出し、検出したいずれか一方の特定パターンの後のデータを復号する第2の復調手段と、 前記I信号を二乗した値と前記Q信号を二乗した値とを加算した結果により決定される利得値に応じて前記第1の復調手段と前記第2の復調手段とを選択する選択手段とを具備することを特徴とする直交復調装置。 【請求項2】 前記選択手段は、前記I信号を二乗した値と前記Q信号を二乗した値とを加算した結果により決定される利得値が所定値未満のときは前記第1の復調手段を選択することを特徴とする請求項1記載の直交復調装置。 【請求項3】 前記所定値は、前記I信号及び前記Q信号の振幅がともに雑音による振幅と同程度の振幅率であることを示す値であることを特徴とする請求項2記載の直交復調装置。 【請求項4】 第1の復調手段は、 前記I信号を二乗するI信号二乗部と、 前記Q信号を二乗するQ信号二乗部と、 前記I信号二乗部の出力とQ信号二乗部の出力を加算する加算部と、 前記加算部の値により決定される利得になるようにI信号とQ信号の増幅率を制御する自動利得制御部と、 前記加算部から出力される信号が、所定の闘値以上となる毎に信号レべルを反転させ、又は、所定の闘値未満となる毎に信号レベルを反転させ、2値データを生成するデータ生成部を備え、 第2の復調手段は、 前記I信号から特定パターンを検出するI信号特定パターン検出手段と、 前記Q信号から特定パターンを検出するQ信号特定パターン検出手段と、 前記各特定パターン検出手段の一方が検出した特定パターンの後のデータを復号する復号手段を備え、 たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の直交復調装置。 【請求項5】 無線IDタグが送信する特定パターン及びこの特定パターンの後にデータを含む信号を受信し、この受信信号とローカル信号を掛け合わせてI信号を生成するとともに前記受信信号と90度位相をシフトしたローカル信号を掛け合わせてQ信号を生成する受信手段と、第1の復調手段と、第2の復調手段を備え、 前記第1の復調手段は、 前記I信号を二乗するI信号二乗部と、 前記Q信号を二乗するQ信号二乗部と、 前記I信号二乗部の出力とQ信号二乗部の出力を加算する加算部と、 前記加算部の値により決定される利得になるようにI信号とQ信号の増幅率を制御する自動利得制御部と、 前記加算部から出力される信号が、所定の闘値以上となる毎に信号レべルを反転させ、又は、所定の闘値未満となる毎に信号レべルを反転させ、2値データを生成するデータ生成部を備え、 前記第2の復調手段は、 前記I信号から特定パターンを検出するI信号特定パターン検出手段と、 前記Q信号から特定パターンを検出するQ信号特定パターン検出手段と、 前記各特定パターン検出手段の一方が検出した特定パターンの後のデータを復号する復号手段を備え、 前記自動利得制御部の利得に応じて、前記第1の復調手段と前記第2の復調手段を選択することを特徴とした直交復調装置。 【請求項6】 前記第2の復調手段は、先に予め決めた一方の信号のデータを復号することを特徴とする請求項5記載の直交復調装置。 【請求項7】 前記第2の復調手段は、先に検出された特定パターンの後のデータを先に復号することを特徴とする請求項5記載の直交復調装置。 【請求項8】 前記I信号特定パターン検出手段は、I信号と特定パターンとの相関を算出し、その相関値が所定の闘値以上のとき特定パターンの検出を判断し、 前記Q信号特定パターン検出手段は、Q信号と特定パターンとの相関を算出し、その相関値が所定の闘値以上のとき特定パターンの検出を判断することを特徴とする請求項5記載の直交復調装置。 【請求項9】 前記第2の復調手段は、 前記I信号特定パターン検出手段が検出したI信号の特定パターンの後のデータを復号するI信号復号手段と、 前記Q信号特定パターン検出手段が検出したQ信号の特定パターンの後のデータを復号するQ信号復号手段と、 前記I信号復号手段が復号したI信号に含まれる誤り検出符号を使用してデータの誤りを検出するI信号エラー検出手段と、 前記Q信号復号手段が復号したQ信号に含まれる誤り検出符号を使用してデータの誤りを検出するQ信号エラー検出手段を備え、 誤りを検出しなかった復号データを出力することを特徴とする請求項5記載の直交復調装置。 【請求項10】 前記第2の復調手段は、前記I信号エラー検出手段及び前記Q信号エラー検出手段の両方が誤りを検出しなかったときには、予め決めた一方の復号データを出力することを特徴とする請求項9記載の直交復調装置。 【請求項11】 前記第2の復調手段は、前記I信号エラー検出手段及び前記Q信号エラー検出手段の両方が誤りを検出しなかったときには、先に誤り検出処理を行った復号データを出力することを特徴とする請求項9記載の直交復調装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、受信した信号を復調するときにベースバンドのI信号とQ信号を作成する直交復調装置に関する。 【背景技術】 【0002】 無線タグ、あるいはRFID(radio frequency identification)タグと呼ばれる応答器との間で無線通信する無線ID通信装置は、変調無線信号を使用して無線IDタグへ情報を伝送し、情報の伝送終了後は無変調信号を送信し続け、これに対し、無線IDタグは、無線ID通信装置からの無変調信号の反射量を変化させてバックスキャッタ変調を行うことにより、無線ID通信装置に対して情報を送信する。無線ID通信装置は、バックスキャッタ変調波を受信して無線IDタグの情報を読取る。 【0003】 無線ID通信装置は、送信部と受信部を備え、送信部は変調器で情報を変調し、増幅器で増幅してアンテナから送信する。受信部はアンテナで受信した信号をダイレクトコンバージョン受信機で高周波信号からベースバンド信号を取り出し、復調し情報を取り出す。 【0004】 ダイレクトコンバージョンの直交復調器は、受信信号の搬送波と同じ周波数のローカル信号と受信信号をミキサに入力してベースバンドのI(in-phase)信号を作り、ローカル信号の90度位相のずれた信号と受信信号をミキサに入力してベースバンドのQ(quadrature-phase)信号を作る。 【0005】 I信号とQ信号の振幅は、受信信号とローカル信号との位相差によって決まり、I信号の振幅が最大になるときはQ信号の振幅が最小になり、I信号の振幅が最小になるときはQ信号の振幅が最大になる。Q信号の振幅が最小の0のときは、I信号の振幅が最大であるため、このI信号を使用すれば受信データを再生することができる。逆に、I信号の振幅が最小の0のときは、Q信号の振幅が最大であるため、このQ信号を使用すれば受信データを再生することができる。また、受信信号とローカル信号の位相差によっては、I信号とQ信号の位相が反転することがある。 【0006】 このような、ダイレクトコンバージョンの直交復調器を使用して受信データを再生する方法として、I信号とQ信号の振幅を比較して大きな方の信号を選択して受信データを再生する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】USP 6,501,807 B1公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 特許文献1に記載されたものでは、I信号とQ信号の振幅を比較して大きな方の信号を選択して受信データを再生するので、I信号の振幅とQ信号の振幅が大きく異なるときは選択した信号の振幅が大きいので再生に支障が生じることはない。 しかしながら、I信号の振幅とQ信号の振幅がほぼ同じ場合は、いずれを選択してもよいが、受信信号の半分の振幅で受信データの再生を行わなければならない。このため、受信信号のレベルが小さい時にはノイズの影響を受け易くなり、ノイズによる受信データの誤再生が頻繁に生じるという問題があった。 【0008】 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、受信信号のレベルが小さくなってもノイズの影響を極力防止でき、ノイズによる受信データの誤再生の発生を低減できる直交復調装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明は、無線IDタグが送信する特定パターン及び特定パターンの後にデータを含む信号を受信し、この受信信号とローカル信号を掛け合わせてI信号を生成するとともに受信信号と90度位相をシフトしたローカル信号を掛け合わせてQ信号を生成する受信手段と、I信号を二乗した値とQ信号を二乗した値とを加算した値に基づいて2値データを生成する第1の復調手段と、I信号及びQ信号からそれぞれ特定パターンを検出し、検出したいずれか一方の特定パターンの後のデータを復号する第2の復調手段と、I信号を二乗した値とQ信号を二乗した値とを加算した結果により決定される利得値に応じて第1の復調手段と第2の復調手段とを選択する選択手段とを具備するものである。 【0010】 第1の復調手段は例えばI信号を二乗するI信号二乗部と、I信号二乗部の出力とQ信号二乗部の出力を加算する加算部と、加算部の値により決定される利得になるようにI信号とQ信号の増幅率を制御する自動利得制御部と、加算部から出力される信号が、所定の閾値以上となる毎に信号レベルを反転させ、又は、所定の閾値未満となる毎に信号レベルを反転させ、2値データを生成するデータ生成部を備え、第2の復調手段は例えば、I信号から特定パターンを検出するI信号特定パターン検出手段と、Q信号から特定パターンを検出するQ信号特定パターン検出手段と、各特定パターン検出手段の一方が検出した特定パターンの後のデータを復号する復号手段を備えている。 【発明の効果】 【0011】 本発明によると、受信信号のレベルが小さくなってもノイズの影響を極力防止でき、ノイズによる受信データの誤再生の発生を低減できる直交復調装置を提供できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。 図1は直交復調装置を含む無線IDタグ通信装置100の構成を示すブロック図で、装置100本体を構成する制御部1、送受信信号の信号処理を行うデジタル信号処理部2、 送信手段、受信手段が設けられている。 【0013】 前記制御部1は、CPU(中央処理ユニット)やメモリを含んでおり、予め記憶されたプログラムに従って動作するようになっている。制御部1は、デジタル信号処理部2と接続され、送受信データをデジタル信号処理部2に入出力し、無線IDタグとのデータ通信を行う。 【0014】 また、制御部1は、PLL部11を制御し搬送波周波数と同じ周波数のローカル周波数を出力させる。さらに、制御部1は、インタフェース1aと接続されており、パソコン等の上位機器とインタフェース1aを介して有線通信をする機能を有している。 【0015】 デジタル信号処理部2は、制御部1から出力される送信信号の符号化を行う符号化部30を備え、この符号化部30は、例えば、マンチェスタ符号あるいはFM0符号で送信信号を符号化するものである。マンチェスタ符号は、データが0のときはビットの中心で立ち上がり、データが1のときはビットの中心で立ち下がるという符号化方式によって得られる。換言すれば、データが0のときには、符号を0、1に、データが1のときには、符号を1、0にする。FM0符号は、ビットの境界では必ず反転するが、データが0のときにはビットの中心でも反転するという符号化方式によって得られる。 【0016】 前記送信手段は、送信信号をD/A変換しアナログの送信信号に変換するDAC(デジタル/アナログ・コンバータ)9とLPF(ローパスフィルタ)8、アナログの送信信号により振幅変調を行うMOD(変調器)7、この変調器7で振幅変調した送信信号を電力増幅するPA(電力増幅器)6、MOD7にローカル信号を供給するPLL(phase locked loop)部11を設けている。MOD7は、PLL部11からのローカル信号を符号化部30からの送信信号で振幅変調する。MOD7で振幅変調した送信信号をPA6で電力増幅を行ってから、サーキュレータなどの方向性結合器5に供給している。そして、方向性結合器5から送信信号をLPF4を介してアンテナ3に供給し、このアンテナ3から電波として放射する。 【0017】 方向性結合器5には、前記受信手段が接続されている。受信手段は、PLL部11、第1、第2のミキサ12,13、第1、第2の直流カットコンデンサ14,15,第1、第2のローパスフィルタ(LPF)16,17、第1、第2の可変利得増幅器18,19、及び受信したベースバンド信号をデジタル信号に変換する第1、第2のADC(アナログ/デジタル・コンバータ)20,21、90度位相シフト器10によって構成され、ダイレクトコンバージョン方式で受信処理を行うようになっている。 【0018】 無線IDタグから送信される無線信号をアンテナ3で受信し、このアンテナ3から受信信号がローパスフィルタ4を介して方向性結合器5に供給され、この方向性結合器5から受信手段に供給される。受信手段は、受信信号を方向性結合器5から第1、第2のミキサ12,13にそれぞれに入力している。 【0019】 第1のミキサ12にはPLL部11からのローカル信号が入力され、第2のミキサ13にはPLL部11からのローカル信号が90度位相シフト器10によって90度位相がシフトされたローカル信号が入力される。 【0020】 第1のミキサ12は、受信信号とローカル信号を混合し、ローカル信号と同相成分のI信号を生成し、第2のミキサ13は、受信信号と90度位相をシフトしたローカル信号を混合し、ローカル信号と直交成分のQ信号を生成する。 【0021】 そして、第1のミキサ12から出力されるI信号の直流成分を直流カットコンデンサ14で除去し、ローパスフィルタ16に入力して不要な高周波成分を除去されたI信号Icは、可変利得増幅器18により増幅され、ADC20でデジタル信号Ihに変換され、デジタル信号処理部2に入力される。 【0022】 同様に、第2のミキサ13から出力されるQ信号の直流成分を直流カットコンデンサ15で除去し、ローパスフィルタ17に入力して不要な高周波成分を除去されたQ信号Qcは、可変利得増幅器19により増幅され、ADC21でデジタル信号Qhに変換され、デジタル信号処理部2に入力される。 【0023】 ADC20,21のサンプリング時間間隔は、変調された受信信号からデータを確実に取り出すために、変調された受信信号のレベルが変化しない最短時間の2分の1より短い時間に設定する必要がある。ここでは、サンプリング時間間隔を変調された受信信号のレベルが変化しない最短時間の4分の1の時間としている。換言すれば、変調された受信信号のレベルが変化しない最小周波数の4倍のサンプリング周波数に設定している。 【0024】 ADC20でデジタル信号に変換されたI信号Ihは、FIR(finite impulse response)フィルタ等のデジタルフィルタ31で帯域制限される。 【0025】 同様に、ADC21でデジタル信号に変換されたQ信号Qhは、デジタルフィルタ32で帯域制限される。 【0026】 次にデジタル信号処理部2について説明をする。デジタル信号処理部2は、第1、第2のADCからの信号を入力するデジタルフィルタ31及びデジタルフィルタ32と、第1の復調手段と、第2の復調手段によって構成され、処理を行うようになっている。 【0027】 第1の復調手段について説明する。第1の復調手段は、信号Ihを二乗するI信号二乗部34と、信号Qhを二乗するQ信号二乗部35と、I信号二乗部34とQ信号二乗部35を加算する加算部37と、加算部37から出力される信号S4が所定の閾値以上となる期間ハイレベルとなる信号を作成するとともに、この信号の立ち上がり毎に信号レベルを反転させて2値データを生成する機能を有するデータ生成部47と、加算部37からの信号の振幅が所定の閾値より低いレベルのときは、DAC22の出力電圧を制御して各可変利得増幅器18,19の利得を高くするように制御するAGC(Auto Gain Control)46によって構成され処理を行うようになっている。 図2は、受信データ再生時における各部の出力波形を示す図で、LPF16からは図2の(a)に示す信号Icが出力され、ADC20でサンプリングされてデジタルデータに変換され、デジタルフィルタ31で帯域制限されると、図2の(c)に示す信号Ihとなる。また、LPF17からは図2の(b)に示す信号Qcが出力され、ADC21でサンプリングされてデジタルデータに変換され、デジタルフィルタ32で帯域制限されると、図2の(d)に示す信号Qhとなる。 【0028】 ADC20,21からの信号Ih,Qhは、デジタル信号処理部2に入力されてデジタル信号処理が行われる。デジタル信号処理部2は、信号IhをI信号二乗部34で二乗して図2の(e)に示す信号Ijに変換し、また、信号QhをQ信号二乗部35で二乗して図2の(f)に示す信号Qjに変換する。そして、加算部55で信号Ijと信号Qjを加算し、図2の(g)に示す信号S4を作成する。 【0029】 続いて、データ生成部47は、加算部37から出力される信号S4が所定の閾値以上となる期間ハイレベルとなる信号を作成し、さらに、この信号の立ち上がり毎に信号レベルを反転させて2値データを生成する機能を有しているため、データ生成部47で信号S4を閾値T1を基準にして2値化する。すなわち、閾値T1未満のときは“L”レベルとし、閾値T1以上のときは“H”レベルとして、図2の(h)に示す信号S5を作る。さらに、信号S5の立ち上がりで信号レベルを反転する処理を行い、図2の(i)に示す信号S6を生成する。こうして、アンテナ2で受信した受信信号の復調信号S6を得る。 【0030】 デジタル信号処理部2に備えられたAGC46は、加算部37からの信号S4の振幅が閾値T1より低いレベルのときは、DAC22の出力電圧を制御して各可変利得増幅器18,19の利得を高くするように制御する。また、信号S4の振幅が閾値T1より低いレベルになる期間が無い場合は、DAC22の出力電圧を制御して各可変利得増幅器18,19の利得を低くするように制御する。また、デジタル信号処理部2は、各可変利得増幅器18,19の増幅率と信号S4の振幅から、受信した信号のRSSI値を取得し、これにより、制御部1はキャリアセンスを行うようになっている。 【0031】 このように、二乗部34,35、加算部37及びデータ生成部47を内部に設けたデジタル信号処理部2を使用し、要部をデジタル処理するものにおいても、受信信号から受信データを再生する直交復調器を構成することができ、受信信号のレベルが小さくなってもノイズの影響を極力防止して受信データを確実に復調することができる。 【0032】 なお、この実施の形態では、デジタル信号処理部2において、信号S4から2値の信号S5を作成し、さらに、この信号S5から復調信号S6を生成する処理を行ったがこれに限定するものではなく、信号S4が閾値T1未満から閾値T1以上に遷移する立ち上がりで信号レベルを反転する処理を行って復調信号S6を生成してもよい。 【0033】 また、この実施の形態ではADC20,21のサンプリング周波数を変調された受信信号のレベルが変化しない最小周波数の4倍としたが、サンプリング周波数を高くすることにより、変調された受信信号の周波数成分とサンプリング周波数の周波数差を広げることができるため、アンチエイリアシングフィルタの構成が簡易になる利点がある。 【0034】 また、この実施の形態では予め設定した閾値T1を使用して2値化し信号S4を作成したがこれに限定するものではない。閾値T1を2値化する時間以前のデータを利用して作成してもよい。図3の(a)に示すように、信号S4に対して、2値化する時間の5サンプリング前のデータから2値化するサンプリングデータまでの連続する6サンプリングデータを平均した値から作成した閾値T2を使用して2値化してもよい。このように6サンプリングデータを平均した値、すなわち時間平均をとっているので急激な時間の変化には対応することができないが、直流レベルが変動しても対応することが可能となる。 【0035】 このようにすれば、閾値T2は、時間とともに変化する信号S4の値によって変動する。そして、信号S4は閾値T2を基準として2値化される。すなわち、信号S4が閾値T2未満のときは“L”レベルとし、閾値T2以上のときは“H”レベルとして2値化し、図3の(b)に示す信号S51を作る。そして、信号S51の立ち上がりで信号レベルを反転して、図3の(c)に示す信号S61を生成する。こうして、アンテナ2で受信したバックスキャッタ信号の復調信号S61を得ることができる。 【0036】 なお、ここにおける平均値を算出する連続するサンプリング数は、各ADC20,21でサンプリングされた値が連続して最大値を取るサンプリング数に1を加えた数以上にする必要がある。そして、平均値を算出するサンプリング数をより多くすることにより、閾値T2のレベル変動を小さくできる。 【0037】 次に、第2の復調手段について説明する。第2の復調手段はI信号を処理する部分と、Q信号を処理する部分が同様構成になっているので、I信号を処理する部分のみ説明をしてQ信号を処理する部分については説明を省略する。デジタルフィルタ31から分配された出力信号I信号のIhを2値化する2値化部33と、2値化部33で2値化したI信号を受取るI信号同期クロック生成部38、I信号プリアンブル検出部39、I信号復号部40及びI信号エラー検出部41で構成し、処理を行うようになっている。I信号プリアンブル検出部39はI信号特定パターン検出手段であり、I信号復号部40及びI信号エラー検出部45は復号手段である。また、I信号同期クロック生成部38、I信号プリアンブル検出部39、I信号復号部40及びI信号エラー検出部41は制御部1とも接続している。 【0038】 デジタル信号処理部2のデジタルフィルタ31から出力されるI信号Ihは、二乗部34と2値化部33に分配される。同様に、デジタルフィルタ32から出力されるQ信号Qhは、二乗部35と2値化部36に分配される。 【0039】 2値化部33で2値化したI信号を、I信号同期クロック生成部38、I信号プリアンブル検出部39、I信号復号部40及びI信号エラー検出部41にそれぞれ供給している。 【0040】 2値化部36で2値化したQ信号を、Q信号同期クロック生成部42、Q信号特定パターン検出手段を構成するQ信号プリアンブル検出部43、復号手段を構成するQ信号復号部44及びQ信号エラー検出部45にそれぞれ供給している。 【0041】 I信号同期クロック生成部38は、PLL部11により常時2値化部33からの2値化信号と同期したクロックを生成し、生成したクロックを制御部1、I信号プリアンブル検出部39、I信号復号部40及びI信号エラー検出部45等に供給している。Q信号同期クロック生成部42は、PLL部11により常時2値化部36からの2値化信号と同期したクロックを生成し、生成したクロックを制御部1、Q信号プリアンブル検出部43、Q信号復号部44及びQ信号エラー検出部45等に供給している。 【0042】 I信号プリアンブル検出部39は、I信号同期クロック生成部38で生成されたクロックにより、受信I信号に含まれている特定パターンであるプリアンブルを予め設定されているプリアンブルパターンと比較することでプリアンブルを検出する。Q信号プリアンブル検出部43は、Q信号同期クロック生成部42で生成されたクロックにより、受信Q信号に含まれている特定パターンであるプリアンブルを予め設定されているプリアンブルパターンと比較することでプリアンブルを検出する。各プリアンブル検出部39,43は、プリアンブルが検出されると、制御部1に信号を出力する。 【0043】 制御部1は、I信号復号部40及びQ信号復号部44に信号を送る。各復号部40,44は、例えば、マンチェスタ復号あるいはFM0復号で受信信号を復号化するもので、データを復号する。そして、各復号部40,44は復号したデータを制御部1に供給する。制御部1は、I信号エラー検出部45及びQ信号エラー検出部45に復号したデータを送る。各エラー検出部41,45は復号したデータの誤り検出を行う。 【0044】 制御部1は、各復号部40,44から予め決められたデータ数を受信すると、各エラー検出部41,45に信号を送ってこの各エラー検出部41,45から誤り検出結果を取得し、誤りの有無を確認する。 【0045】 各プリアンブル検出部39,43によるプリアンブルの検出は、図4に示すように行われる。例えば、伝送速度に対応した周期Tに対して、0.5T毎にデータが変化するプリアンブルパターンを予め設定する。時刻t=−1から0.5Tずれたものを時刻t=0、さらに、0.5Tずれたものを時刻t=1として示している。各パターンは、ハイレベルときに1、ローレベルのときに−1として、相関値を算出する。 【0046】 プリアンブルパターンをf(a)、入力信号をr(a)とし、aを1〜12の自然数とすると、相関値cは下記式で示される。 【数1】
【0047】 図4からも分かるように、パターンが一致しているときには相関値cは大きな値になる。また、一部データが誤ったとしても、相関値がある程度大きければパターン一致を検出できる。相関値cの閾値を、例えば、「10」に設定すれば、相関値cが10以上の場合にプリアンブルを検出したと判断する。 【0048】 このような構成の無線IDタグ通信装置100は、無線IDタグと通信を行うときには、先ず、無変調キャリアを無線IDタグに送信して無線IDタグに電力を供給する。すなわち、符号化部30の出力をハイレベルにし、PLL部11で生成したローカル信号を変調器7に供給し、この変調器7の振幅を最大レベルにする。そして、変調器7からの信号を電力増幅器6で電力増幅し、方向性結合器5に供給する。方向性結合器5からの信号を、ローパスフィルタ4を通過させて不要な高周波成分を除去した後、アンテナ3から無線IDタグに無変調キャリアを送信する。 【0049】 また、無線IDタグ通信装置100は、無線IDタグにデータを送信するときには、PLL部11で生成したローカル信号を変調器7に供給した状態で、制御部1から符号化部30に送信データを送信し、この符号化部30で、例えば、マンチェスタ符号あるいはFM0符号により符号化し、DAC9でアナログ信号に変換されLPF8を介して変調器7に入力され、ローカル信号を用いて振幅変調する。そして、振幅変調された信号が、電力増幅器6、方向性結合器5、ローパスフィルタ4を介してアンテナ3から無線IDタグに無線送信される。 【0050】 無線IDタグは、無線IDタグ通信装置100からデータを受信し終わると、続いて、無線IDタグ通信装置100からの無変調波の送信時にバックスキャッタにより振幅変調を行って、例えば、ビット同期やプリアンブルからなる同期部、この同期部の後に続くデータ部、エラー検出部によって構成される信号を応答信号として送信する。 【0051】 また、無線IDタグ通信装置100は、無線IDタグからの応答信号をアンテナ3で受信する。無線IDタグ通信装置100は、応答信号の受信時においては、LPF4で不要な高周波成分を除去し、方向性結合器5を介して第1のミキサ12と第2のミキサ13に信号を入力する。第1のミキサ12はPLL部11からのローカル信号を用いて、このキャリア信号と同相成分のI信号を生成し、第2のミキサ13はPLL部11からのローカル信号を90度位相シフト器10で90度位相をシフトした信号を用いて、このキャリア信号と直交成分のQ信号を生成する。 【0052】 第1のミキサ12からのI信号は、ローパスフィルタ16で不要な高周波成分が除去されて符号化されたデータ成分になった後、ADC20でデジタル信号に変換されデジタルフィルタ31を介してから2値化部33で2値化される。第2のミキサ13からのQ信号は、ローパスフィルタ17で不要な高周波成分が除去されて符号化されたデータ成分になった後、ADC21でデジタル信号に変換されデジタルフィルタ32を介してから2値化部36で2値化される。 【0053】 2値化部33で2値化されたI信号は、I信号同期クロック生成部38、I信号プリアンブル検出部39、I信号復号部40及びI信号エラー検出部45にそれぞれ入力される。また、2値化部36で2値化されたQ信号は、Q信号同期クロック生成部42、Q信号プリアンブル検出部43、Q信号復号部44及びQ信号エラー検出部45にそれぞれ入力される。そして、I信号プリアンブル検出部39は予め設定されたプリアンブルパターンとの相関を算出し、その相関値を閾値と比較することでI信号のプリアンブルを検出し、Q信号プリアンブル検出部43は予め設定されたプリアンブルパターンとの相関を算出し、その相関値を閾値と比較することでQ信号のプリアンブルを検出する。また、I信号エラー検出部45はI信号の誤り検出を行い、Q信号エラー検出部45はQ信号の誤り検出を行う。 【0054】 そして、図5の流れ図に示すように、S11にて、先ず、制御部1はI信号プリアンブル検出部39がI信号のプリアンブルを検出したか否かをチェックし、プリアンブルを検出してれば、S12にて、I信号復号部40がI信号のデータの復号を開始し、I信号エラー検出部45がI信号のデータの誤り検出を開始する。 【0055】 また、I信号プリアンブル検出部39がI信号のプリアンブルを検出できなければ、S13にて、制御部1はQ信号プリアンブル検出部43がQ信号のプリアンブルを検出したか否かをチェックし、プリアンブルを検出してれば、S14にて、Q信号復号部44がQ信号のデータの復号を開始し、Q信号エラー検出部45がQ信号のデータの誤り検出を開始する。 【0056】 これは、各プリアンブル検出部39,43がそれぞれ特定パターンであるプリアンブルを検出したとしても、予め決めた一方の信号、すなわち、I信号のデータを復号することを示している。 【0057】 S12にて、I信号復号部40がI信号のデータの復号を開始し、I信号エラー検出部45がI信号のデータの誤り検出を開始すると、続いて、制御部1は、S15にて、所定データ数について復号したか否かをチェックし、所定データ数を復号していれば、S16にて、I信号エラー検出部45がI信号のデータの誤りを検出したか否かをチェックし、誤りを検出していなければ、S17にて、制御部1に復号したデータを保持する。 【0058】 また、S14にて、Q信号復号部44がQ信号のデータの復号を開始し、Q信号エラー検出部45がQ信号のデータの誤り検出を開始すると、続いて、制御部1は、S18にて、所定データ数について復号したか否かをチェックし、所定データ数を復号していれば、S19にて、Q信号エラー検出部45がQ信号のデータの誤りを検出したか否かをチェックし、誤りを検出していなければ、S20にて、制御部1に復号したデータを保持する。 【0059】 このように、受信時には、I信号及びQ信号のいずれか一方のプリアンブル検出が行われるとデータの復号を行うので、復調効率を向上できる。さらに、データの復調を行った後に、復調したデータの誤り検出を行い、誤りが無かったときに復号データを最終的に保持するので、データの確実な復調ができる。 【0060】 なお、この実施の形態では、S11にて、I信号のプリアンブル検出をチェックすると、S13のQ信号のプリアンブル検出をチェック行わずに、S12にてI信号のデータの復号と誤り検出を開始することで、予め決めた一方の信号のデータを先に復号する構成としたがこれに限定するものではなく、I信号、Q信号のうち、先にプリアンブル検出が行われた信号のデータを先に復号する構成にしてもよい。 【0061】 なお、この実施の形態では上述のように第2の復調手段はI信号のプリアンブル検出を行ってからQ信号のプリアンブル検出を行ったが、I信号のプリアンブル検出チェックとQ信号のプリアンブル検出チェックを並行して行うようにしても良い。すなわち、図6に示すように、S21にて、制御部1はI信号プリアンブル検出部39がI信号のプリアンブルを検出したか否かをチェックするとともに、S22にて、Q信号プリアンブル検出部43がQ信号のプリアンブルを検出したか否かをチェックする。 【0062】 そして、I信号プリアンブル検出部39がI信号のプリアンブルを検出すれば、S23にて、I信号復号部40がI信号のデータの復号を開始し、I信号エラー検出部45がI信号のデータの誤り検出を開始する。また、S24にて、Q信号復号部44がQ信号のデータの復号を開始し、Q信号エラー検出部45がQ信号のデータの誤り検出を開始する。 【0063】 続いて、S25にて、制御部1はI信号、Q信号のいずれかが所定データ数を復号したかをチェックし、いずれかが所定データ数を復号していれば、S26にて、I信号エラー検出部45もQ信号エラー検出部45もデータの誤りを検出していないかをチェックし、いずれも誤りを検出していなければ、S27にて、制御部1に復号したデータを保持する。この場合、制御部に保持する復号データは、I信号及びQ信号のうち、予め決めた一方のデータとしても、また、先に誤り検出処理を行ったデータとしてもよい。 【0064】 また、データの誤りを検出したときには、S28にて、I信号エラー検出部45及びQ信号エラー検出部45のいずれかが誤りを検出していないかをチェックし、いずれかが誤りを検出していなければ、S29にて、制御部1に復号したデータを保持する。この場合、制御部に保持する復号データは、I信号及びQ信号のうち、誤りを検出していない方のデータとなる。 【0065】 このような復調制御においては、受信時には、I信号及びQ信号の両方のプリアンブル検出が行われたときにデータの復調と誤り検出が開始される。その後、I信号及びQ信号のいずれかが所定データ数分復号したことを検出した後に制御部1に復号データを保持するので、復調効率を向上できる。さらに、データの復調を行った後に、復調したデータの誤り検出を行い、誤りが無かったときに復号データを最終的に保持するので、データの確実な復調ができる。 【0066】 前述の第1の復調手段と第2の復調手段は、同時に動作するようになっている。無線IDタグ通信装置100は受信を開始すると、第1の復調手段および第2の復調手段による復調を開始する。そして、制御部1は図7のS31にてAGC46の利得を判定し、可変利得増幅器18,19の利得が所定値より小さい場合は、S32にて制御部1は第1の復調手段、すなわち前述のI信号とQ信号を二乗して加算する処理により生成される受信データを復号して採用する。なお、所定値としては、例えば、I信号及びQ信号の振幅がともに雑音による振幅と同程度の振幅であることを示す値が設定されている。一方、AGC46の利得を判定し、可変利得増幅器18,19の利得が所定値より大きい場合は、S33にて制御部1は第2の復調手段、すなわち制御部1はI信号とQ信号の各プリアンブルを判定して、正しく検出された信号に続くデータを復号する。上記S31からS33は選択手段を構成する。 【0067】 このように直交復調装置を備えた無線IDタグ通信装置100は、I信号を二乗した値とQ信号を二乗した値との加算結果によってAGC46の利得を決定し、このAGC46の利得により2種類の復調手段(第1の復調手段、第2の復調手段)を切換える。すなわちAGC46の利得が所定値より小さいときは第1の復調手段により復調されるデータを採用し、また、AGC46の利得が所定値以上であるときは第2の復調手段により復調されるデータを採用するので、例え、受信信号のレベルが小さくなってもノイズの影響を極力防止でき、ノイズによる受信データの誤再生を低減できる。 【0068】 また、AGC46の利得が所定値より小さいときは第1の復調手段を選択するようにしている。これは、AGC46利得が所定値より小さいときは、I信号及びQ信号の振幅がともに雑音による振幅と同程度の振幅であるような受信レベルが小さいときであるため、I信号、Q信号をそれぞれ二乗した値を用いてデータ生成部47でデータを生成する本来の復調手段である第1の復調手段を選択して復調処理を行なうようにしたものである。 【0069】 なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。 【図面の簡単な説明】 【0070】 【図1】本発明の実施の形態における無線IDタグ通信装置の構成を示すブロック図。 【図2】同実施の形態における受信データ再生時における各部の出力波形を示す図。 【図3】同実施の形態における受信データ再生時における他の閾値の作成方法を説明するための図。 【図4】同実施の形態におけるプリアンブル検出を説明するための図。 【図5】同実施の形態における第2の復調制御を示す流れ図。 【図6】同実施の形態における第2の復調制御の他の例を示す流れ図。 【図7】同実施の形態における第1の復調制御と第2の復調制御の選択制御を示す流れ図。 【符号の説明】 【0071】 1…制御部、2…デジタル信号処理部、6…PA、7…MOD、8…LPF、9…DAC、10…90度位相シフト器、11…PLL、12,13…ミキサ、14,15…直流カットコンデンサ、16,17…LPF、18,19…可変利得増幅回路、20,21…ADC、33,36…2値化部、34,35…二乗部、37…加算部、38…I信号同期クロック生成部、39…I信号プリアンプル検出部、40…I信号複合部、41…I信号エラー検出部、42…Q信号同期クロック生成部、43…Q信号プリアンプル検出部、44…Q信号複合部、45…Q信号エラー検出部、46…AGC(自動利得制御部)、47…データ生成部。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成19年7月31日(2007.7.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦
【識別番号】100091351 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 哲
【識別番号】100088683 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 誠
【識別番号】100108855 【弁理士】 【氏名又は名称】蔵田 昌俊
【識別番号】100075672 【弁理士】 【氏名又は名称】峰 隆司
【識別番号】100109830 【弁理士】 【氏名又は名称】福原 淑弘
【識別番号】100084618 【弁理士】 【氏名又は名称】村松 貞男
【識別番号】100092196 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 良郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−61232(P2008−61232A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2007−199864(P2007−199864) |
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